JP2007034781A - 位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法 - Google Patents

位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】推定誤差や計算誤差を含まない精度の高い最適制御パラメータを決定することができる位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法を提供すること。
【解決手段】制御対象(3)を目標位置に位置決めする位置決め制御装置の制御パラメータを調整する方法であって、制御パラメータを所定の刻み幅で変化させ、その変化の度に位置決め制御装置の応答性を表す評価値を算出するステップと、各評価値に基づいて最適制御パラメータを決定するステップと、最適制御パラメータを位置決め制御装置に設定するステップと、含む。
【選択図】 図3

Description

本発明は、制御対象を目標位置に位置決めする位置決め制御装置の制御パラメータを調整する方法に関するものである。
一般的な位置決め制御装置の制御パラメータである位置ループゲインや速度ループゲインは、該位置決め制御装置の応答性を示す指標、つまり、位置指令の入力終了時から被位置決め物が目標位置に到達するまでの時間(以下、整定時間という)や被位置決め物の目標位置からの行過ぎ量(オーバーシュート)などの指標が所定の許容範囲内に収まるように決定する必要がある。
そこで、従来の位置決め制御装置では、負荷の大きさを推定し、最適な制御パラメータをその負荷の関数として決定するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−261844号公報
しかし、このようなパラメータ決定方法には、次のような問題がある。(a)駆動モータのトルクを該モータに流れる電流に基づいて検出し、この駆動モータのトルクから算出される負荷に基づいて上記制御パラメータを決定するので、モータに流れる電流に基づいて検出されるトルクに誤差が含まれている場合、このトルクに基づいて算出される負荷にも誤差が含まれることになる。この誤差を含む負荷に基づいて決定される制御パラメータでは、整定時間等の応答性を表す指標が所定の範囲内に収まらないおそれがある。
(b)たとえ、負荷が正確に算出されたとしても、この負荷に基づいて制御パラメータを決定するテーブルの内容や計算式に誤差が含まれていれば、それらから決定される制御パラメータも最適なものとはいえなくなる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、推定誤差や計算誤差を含まない精度の高い最適制御パラメータを決定することができる位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法を提供することにある。
本発明は、制御対象を目標位置に位置決めする位置決め制御装置の制御パラメータを調整する方法であって、前記制御パラメータを所定の刻み幅で変化させ、その変化の度に前記位置決め制御装置の応答性を表す評価値をそれぞれ算出するステップと、前記各評価値に基づいて、最適制御パラメータを決定するステップと、前記最適制御パラメータを前記位置決め制御装置に設定するステップと、を含むことによって前記目的を達成している。
前記制御パラメータは、例えば、位置制御ループゲインと速度制御ループゲインである。
前記評価値は、例えば、整定時間、行き過ぎ量および位置偏差の残留振動の少なくとも一つを評価指数とする評価関数の値であり、この評価関数は、前記制御パラメータの最適度が高いほどその値が小さくなる関数とすることができる。
本発明は、制御対象を目標位置に位置決めする位置決め制御装置の制御パラメータを調整する方法であって、前記制御パラメータを第1の刻み幅で変化させ、その変化の度に前記位置決め制御装置の応答性を表す第1の評価値をそれぞれ算出するステップと、前記各第1の評価値に基づいて、第1の最適制御パラメータを決定するステップと、前記第1の最適制御パラメータを初期値とする制御パラメータを、前記第1の刻み幅よりも小さい第2の刻み幅で変化させ、その変化の度に前記位置決め制御装置の応答性を表す第2の評価値をそれぞれ算出するステップと、
前記各第2の評価値に基づいて、第2の最適制御パラメータを決定するステップと、前記第2の最適制御パラメータを前記位置決め制御装置に設定するステップと、を含むことによって前記目的を達成している。
前記制御パラメータは、例えば、位置制御ループゲインと速度制御ループゲインである。
前記第1と第2の評価値は、例えば、整定時間、行き過ぎ量および位置偏差の残留振動の少なくとも一つを評価指数とする評価関数の値であり、この評価関数は、前記制御パラメータの最適度が高いほどその値が小さくなる関数とすることができる。
前記第1の最適制御パラメータを決定するステップは、前記評価関数の値が極小になる前記制御パラメータを前記第1の最適制御パラメータとして全て検出するステップを含むことができる。この場合、前記第2の評価値を算出するステップは、前記評価関数の値が極小になる全ての第1の最適制御パラメータを前記初期値として用い、前記第2の最適制御パラメータを決定するステップは、前記全ての第1の最適制御パラメータを前記初期値として用いた場合に得られる全ての前記第2の評価値に基づいて前記第2の最適制御パラメータを決定することができる。
前記第2の刻み幅による前記制御パラメータの変化は、例えば、山登り法に従った変化とすることができる。
前記山登り法に従って前記制御パラメータが変化される場合には、指令再現手段を使用して、前記制御パラメータが変化される度にこの指令再現手段から前記位置決め制御装置に所定の位置指令を与えるようにしても良い。
本発明は、負荷特性と位置指令が固定された状態で実施される。本発明では、制御パラメータを所定の刻み幅で変化させ、その変化の度に算出される位置決め制御装置の応答性を表す評価値に基づいて、最適制御パラメータを決定するので、つまり、位置決め制御装置を実際に作動させながら最適制御パラメータを試行錯誤的に決定するので、推定誤差や計算誤差を含まない最適制御パラメータの決定が可能である。
また、本発明によれば、粗い刻み幅で変化される制御パラメータに基づいた位置決め制御装置の各応答性評価値から第1の制御パラメータを決定し、この第1の制御パラメータを初期値とする制御パラメータを、上記刻み幅よりも小さい刻み幅で変化させた場合の位置決め制御装置の各応答性評価値から最適制御パラメータを決定するので、つまり、上記粗いパラメータ刻み幅を用いた大局的な探索処理によって大まかな最適制御パラメータを決定した後、この大まかな最適制御パラメータと上記粗い刻み幅よりも小さいパラメータ刻み幅を用いた局所的な探索処理によって誤差の少ない最適制御パラメータを決定するので、結果的に最適制御パラメータの探索回数を低減して、その探索時間の短縮を図ることが可能になる。
第1の実施形態
図1は、本発明に係る制御パラメータ調整方法の第1の実施形態が適用される位置決め制御装置の構成を例示したブロック図である。
この位置決め制御装置は、位置指令発生部1、この位置指令発生部1から位置指令信号が入力されるサーボアンプ部2、該サーボアンプ部2の出力によって制御されるサーボモータ3、該サーボモータ3によって駆動される負荷4、サーボモータ3の速度を検出してサーボアンプ部2にフィードバックする速度検出器5、サーボモータ3の位置を検出してサーボアンプ部2にフィードバックする位置検出器6を備え、さらに、記録部7、評価部8および探索部9を有する制御パラメータ決定部10−1を備えている。
図2は、上記サーボアンプ部2からサーボモータ3に至る位置制御ループのブロック線図を例示したものである。
この位置決め制御装置において、サーボアンプ部2は、位置指令発生部1から与えられる位置指令(目標位置)と位置検出器6で検出されるサーボモータ3の実位置との偏差を演算するとともに、この偏差に対応する指令速度と速度検出器5で検出される実速度との偏差を演算し、これらの偏差が無くなるようにサーボモータ3を駆動する。
図3は、サーボアンプ部2に設定する最適制御パラメータの決定手順を例示したフローチャートである。以下、この手順について説明する。
ステップ101
「探索範囲決定、刻み幅決定」
制御パラメータ決定部10−1の探索部9において、制御パラメータを変化させる範囲(最適なパラメータを探索する範囲)と、探索時のパラメータの刻み幅とを決定する。
上記パラメータの刻み幅は、探索の繰り返し毎におけるパラメータの変化幅である。このパラメータの刻み幅を同じとするなら、探索範囲を小さくすることによって探索の繰り返し回数を削減できる。また、刻み幅を小さくすればより細かく探索ができることになるので、探索の精度が向上する。
上記探索範囲と、パラメータの刻み幅と、探索の繰り返し回数との関係をより具体例に説明する。図2のブロック線図に示すように、この実施形態に用いられる位置決め制御装置の制御パラメータは、位置ループゲインKPと速度ループゲインKVである。
そこで、上記位置ループゲインKPの探索範囲および刻み幅をそれぞれkP1〜kP7およびΔkP=(kP7−kP1)/6とし、上記速度ループゲインKVの探索範囲および刻み幅をそれぞれkV1〜kV7およびΔkV=(kV7−kV1)/6とすると、探索の繰り返し回数は図4に示す破線の交差点の数、つまり、7×7=49回となる。なお、図4は、横軸にKPをとり、縦軸にKVをとった2次元座標にkP1〜kP7およびkV1〜kV7をそれぞれ破線で表したものである。
最適な制御パラメータKPおよびKVを決定するための上記各探索範囲は、位置指令と負荷特性に依存する。そこで、これらの制御パラメータKPおよびKVについての各探索範囲は、実際に使用する位置指令と予め知られる負荷特性とを勘案して適宜設定される。
ステップ103
「サーボアンプ部のパラメータ変更」
探索部9がサーボアンプ部2の制御パラメータKPおよびKVを変更する。すなわち、上記49回の探索を行う場合には、図4に示す49の座標(kPi,kVj)(i=1…7,j=1…7)で規定される49種の制御パラメータKP,KVの組み合わせがある。そこで、現在サーボアンプ部2に設定されている制御パラメータKP,KVの組み合わせが別の制御パラメータKP,KVの組み合わせに変更される。ただし、探索の開始時には、所定の制御パラメータKP,KVとして、例えば、座標(kP1,kV1)で規定される制御パラメータkP1,kV1が初期設定される。
ステップ105
「位置指令発生」
位置指令発生部1が、上記実際に使用する位置指令信号、つまり、サーボモータ3を所定の目標位置まで移動させるための位置指令信号を発生する。
ステップ107
「モータ駆動」
上記位置指令信号によってサーボモータ3を駆動する。
ステップ109
「パラメータ、位置指令および検出位置の記録」
サーボモータ3が駆動されると、速度検出器5および位置検出器6でそれぞれ検出される該サーボモータ3の実速度および実位置(以下検出位置という)がサーボアンプ部2へ帰還される。そこで、記録部7は、このときの制御パラメータ、位置指令および検出位置をサーボアンプ部2から取得し、それらを記録する。
このとき、評価部8は、上記位置指令および検出位置に基づいて、該位置指令の出力終了時からサーボモータ3が目標位置に到達するまでの時間(整定時間)、位置指令の出力終了後におけるサーボモータ3の行き過ぎ量(オーバーシュート)、そして位置指令によって与えられる目標位置と検出位置との偏差の残留振動をそれぞれ計算し、その計算結果を記録部7に記録する。
ステップ111
「全パラメータの探索終了?」
例えば、図4の座標(kPi,kVj)により規定される49種の制御パラメータの組み合わせによる探索を行う場合においては、それらの探索が全て終了したか否かを探索部9が判断する。
そして、全パラメータの探索が終了していない場合には、探索部9がサーボアンプ部2の制御パラメータ(KP,KV)を別の組み合わせ、例えば座標(kP2,kV2)で規定される制御パラメータkP2,kV2に変更する。このパラメータの変更処理は、ステップ111において全制御パラメータの探索終了が判断されるまで繰り返される。
ステップ113
「評価」
評価部8は、ステップ111において全パラメータの探索終了が判断された後、記録部7の記録内容を参照して下式(1)に示す評価関数を計算する。
Figure 2007034781
ここで、Tse:制御パラメータKP(kP1〜kP7)およびKV(kV1〜kV7
に基づく整定時間
vs:サーボモータ3の行き過ぎ量
ib:位置偏差の残留振動
tse:Tseに対する重み係数
ovs:Ovsに対する重み係数
vib:Vibに対する重み係数
そして、評価部8は、上記評価関数Fevaの値(評価値)が最も小さくなる制御パラメータを最適なパラメータKP,KVとして決定する。
上記評価関数Fevaにおいて、例えば、位置偏差の残留振動Vibに対する重み係数Wvibを0とすれば、パラメータKP,KVの評価が整定時間Tseと行き過ぎ量Ovsに基づいてなされることになる。この実施形態では、パラメータKP,KVを、整定時間Tse、行き過ぎ量Ovsおよび位置偏差の残留振動Vibのうちの少なくとも一つの評価指標に基づいて評価しているが、位置決め制御装置の構成によっては、これらの評価指標とは別の評価指標を評価関数Fevaの評価指標として用いるように、あるいは加えるようにしても良い。
なお、図1に示した位置指令発生部1、制御パラメータ決定部10−1の記録部7、評価部8および探索部9は、図示していない上位コンピュータからの指示に基づいて上述した所定の処理を実行することができる。
この実施形態1における制御パラメータの決定手順は以上のとおりである。この実施形態1によれば、実際に負荷を繰り返し駆動しながら最適な制御パラメータKP,KVを探索するので、推定式を用いて決定される制御パラメータよりも実用に即したより正確な制御パラメータを決定することができる。
図1の位置決め制御装置は、上記のようにして決定される最適制御パラメータKP,KVが位置ループゲインKPおよび速度ループゲインKVとして最終的に設定されるので、整定時間や行き過ぎ量(オーバーシュート)が抑制された良好な応答性を示すことになる。
第2の実施形態
図5は、本発明に係る制御パラメータ調整方法の第2の実施形態が適用される位置決め制御装置の構成を例示したブロック図である。なお、この図5においては、図1に示す要素に対応する要素に同一の参照番号を付してある。
この位置決め制御装置は、制御パラメータ決定部10−2の構成においてのみ図1の位置決め制御装置と相違している。すなわち、制御パラメータ決定部10−2は、図1の制御パラメータ決定部10−1における探索部9に代わる大局的探索部11および局所的探索部12を備えている。
この実施形態では、サーボアンプ部2からサーボモータ3に至る位置制御ループが図2に示すブロック線図で表される場合、図6に例示する手順を実行して、制御パラメータである位置ループゲインKPおよび速度ゲインKVを最適化する。以下、図6に示す手順について説明する。
ステップ201〜213
「大局的探索」
この大局的探索では、記録部7、評価部8および大局的探索部11を用いて、図3に示したステップ101〜113と同様の探索手順を実行する。これにより、ステップ201において決定された探索範囲および大局的探索用の刻み幅に基づく最適な制御パラメータKP,KVが決定される。なお、この大局的探索においても、例えば図4の座標(kPi,kVj)によって規定される49の制御パラメータkPi,kVjの中から最適な制御パラメータKP,KVが決定されることになる。
ステップ215
「刻み幅決定」
局所的探索部12において、局所的探索用の制御パラメータの刻み幅ΔkP,ΔkVを決定する。この局所的探索用の刻み幅ΔkP,ΔkVは、ステップ201において指定される大局的探索用の刻み幅ΔkP,ΔkVの例えば1/10程度に設定される。
ステップ217
「山登り法に基づきサーボアンプ部のパラメータ変更」
局所的探索部12は、変更すべき複数の局所的探索用の制御パラメータKP,KVを後述の山登り法に基づいて決定し、この制御パラメータKP,KVをサーボアンプ部2に設定する。
ステップ219
「位置指令発生」
位置指令発生部1は、上記複数の局所的探索用の制御パラメータKP,KVがそれぞれサーボアンプ部2に設定される度に、実際に使用する位置指令信号、つまり、サーボモータ3を実際に所定の目標位置まで移動させるための位置指令信号を発生する。
ステップ221
「モータ駆動」
上記位置指令信号によってサーボモータ3を駆動する。
ステップ223
「パラメータ、位置指令および検出位置の記録」
記録部7は、位置指令と上記複数の制御パラメータKP,KVに基づくサーボモータ3の各実位置(検出位置)をサーボアンプ部2から取得し、それらを記録する。
このとき、評価部8は、上記複数の局所的探索用の制御パラメータKP,KVに基づくサーボモータ3の各整定時間、行き過ぎ量(オーバーシュート)、および位置偏差の残留振動をそれぞれ計算し、その計算結果を記録部7に記録する。
ステップ225
「評価」
評価部8は、記録部7の記録内容(整定時間、行き過ぎ量、および位置偏差の残留振動)と、前記式(1)とに基づいて、上記複数の制御パラメータKP,KVを設定した場合の各評価関数の値を計算する。
ステップ227
「最小値に収束?」
評価部8は、上記各評価関数の値を比較し、それらの値の中に最小の値が見出された場合には、その最小値の評価関数値をもたらす制御パラメータKP,KVを最適制御パラメータとして決定する。この最適制御パラメータは、局所的探索部12からサーボアンプ部2に送られ、その結果、このサーボアンプ部2には最適な位置ループゲインKPおよび速度ゲインKVが設定されることになる。
一方、最小値の評価関数が見出されなかった場合には、手順がステップ217に戻されてサーボアンプ部2のパラメータが変更される。
次に、上記山登り法による制御パラメータの変更手法と、この手法を用いた局所的探索について具体的に説明する。
例えば、前記ステップ213において大局的に決定された制御パラメータKP,KVが図7(a)に示す白丸の座標(kv4,kP4)の制御パラメータであるとする。この場合、前記ステップ217では、当初、上記座標(kv4,kP4)と、その座標(kv4,kP4)からx軸、y軸方向へ±1刻み幅ずつ座標をずらした4つの黒丸の座標とを指定して、それらの座標に対応する合計5種の制御パラメータKP,KVをサーボアンプ2に順次与える。なお、図7の座標系における各点線の配列間隔は、ステップ215で決定される局所的探索用の刻み幅に対応している。
これにより、前記ステップ225では、上記5種の制御パラメータKP,KVに基づく各評価関数の値が計算されることになる。そこで、評価部8は、図8に示すように、上記各評価関数の値を比較し(ステップ301)、中心座標(kv4,kP4)に基づく評価関数の値が他の4つの座標に基づく評価関数の値よりも小さいか否かを判断する(ステップ303)。
そして、その判断結果がYESの場合には、図7(b)に示すように、上記中心座標(kv4,kP4)と、その中心座標(kv4,kP4)から対角方向に最短距離ずらした4つの黒丸の座標とを指定し、図6のステップ227からステップ217に至るループを介して、それらの座標に対応する合計5種の制御パラメータKP,KVをサーボアンプ2に順次与える。
これにより、前記ステップ225では、上記5種の制御パラメータKP,KVに基づく各評価関数が計算されることになる。そこで、評価部8は、上記各評価関数の値を比較し(図8のステップ305)、中心座標(kv4,kP4)に基づいた評価関数の値が他の4つの座標に基づく評価関数の値よりも小さいか否かを判断する(ステップ307)。
ステップ307の判断結果がYESの場合には、上記中心座標(kv4,kP4)に対応する制御パラメータKP,KVが評価関数値を最小にする最適な制御パラメータとして決定され、この最適制御パラメータがサーボアンプ2に位置ループゲインKPおよび速度ループゲインKVとして設定される。なお、図8のステップ307の判断結果がYESになることは、図6のステップ227の判断結果がYESになることを意味する。
前記ステップ303の判断結果がNOである場合には、図7(a)の各黒丸の座標うちの評価関数値が最小となる座標に白丸の座標を移動させる。図7(c)は、白丸の移動先座標が(kv5,kP4)である場合を示している。このとき、図示のように、図7(a)の4つの黒丸も白丸に対応して移動される(ステップ309)。そして、この座標の移動後、ステップ301の比較処理が再び実行されることになる。
その際、移動前の各座標に基づく計算済みの評価指標(整定時間、行き過ぎ量および位置偏差の残留振動)は、既に記録部7に記録されているので、それらの座標に基づく評価指標を再度計算する必要はない。
次に、前記ステップ307の判断結果がNOである場合について説明する。例えば、ステップ307において、図7(b)の中心座標に基づく評価関数の値が最小でないと判断された場合には、各黒丸の座標うちの評価関数値が最小となる座標に白丸の座標を移動させる。図7(d)は、白丸の移動先座標が(kv3,kP5)である場合を示している。このとき、図示のように、図7(b)の4つの黒丸も白丸に対応して移動される(ステップ310)。上記座標の移動後には、ステップ301に手順が戻される。
このように、この第2の実施形態でよれば、大局的探索と局所的探索という二段階の探索が実行されるので、次のような効果が得られる。
一つ目の効果は、探索の繰り返し回数が低減されることである。すなわち、正確な最適パラメータを探索するためには、パラメータの刻み幅を小さくする必要がある。しかし、細かい刻み幅で全範囲を探索していたのでは膨大な繰り返し探索回数を必要とする。この第2の実施形態では、一度粗い刻み幅で評価関数が最小値となるパラメータを検出してから、そのパラメータの付近を重点的に探索することになるので、探索の総繰り返し回数を減らすことが可能である。
二つ目の効果は、評価関数が誤った極小値に収束することが防止されることである。以下にその理由を述べる。
繰り返し回数を低減させる探索方法として、前記山登り法が知られている。この山登り法は、パラメータの変化前の値と変化後の値とを比較することで極小値(極大値)を探索する手法であるので、最初から山登り法を使った場合、評価関数が最適でない極小値に収束する恐れがある。
すなわち、山登り法に従って、図9のA点から探索を始めた場合には、最小値となるP1点で収束する。しかし、B点から探索を始めた場合には、P2点で収束することになるので、P1点に到達することができない。なお、図9は、説明を簡単にするために1変数における山登り法を示した。
上記第2の実施形態では、一度目の大局的な探索で評価関数が最小値となる大まかな座標を探索し、山登り法を適用した二度目の局所的な探索でその座標付近を細かく探索するので、評価関数が誤った極小値に収束することを防止して、精度よく最適制御パラメータを探索出することができる。
第3の実施形態
図10は、本発明に係る制御パラメータ調整方法の第3の実施形態が適用される位置決め制御装置の構成を例示したブロック図である。なお、この図10においては、図5に示す要素に対応する要素に同一の参照番号を付してある。
この実施形態に係る位置決め制御装置は、制御パラメータ決定部10−3の構成においてのみ図5の位置決め制御装置と相違している。すなわち、制御パラメータ決定部10−3は、図5の制御パラメータ決定部10−2に極小値計算部13を付加した構成を有する。
この実施形態では、サーボアンプ部2からサーボモータ3に至る位置制御ループが図2に示すブロック線図で表される場合、図11に例示する手順を実行して、制御パラメータである位置ループゲインKPおよび速度ゲインKVを最適化する。以下、図11に示す手順について説明する。
ステップ401〜413
「大局的探索」
記録部7、評価部8および大局的探索部11を用いて、図6に示したステップ201〜213と同様の探索手順を実行する。
ステップ414
「極小値探索」
全ての制御パラメータの組み合わせについての大局的探索が終了した後においては、その全ての制御パラメータについての評価関数の値が記録部内7に記録されている。そこで、この全ての制御パラメータの組み合わせについての評価関数の値に基づいて、評価関数値を極小にする制御パラメータの組み合わせを全て極小値計算部13によって検出する。
極小値計算部13による極小値の探索手法を以下説明する。極小値の探索のために変化させるパラメータは、KP=kP1,kP2,…,kPmとKv=kV1,kV2,…,kVmの2種類である。この2種類のパラメータの刻み幅をそれぞれΔkP,ΔkV とし、また、評価関数をT(kVi,kPj)と表す。
まず、KPを固定としたときのKvに対する評価関数の傾きを計算する。ある点kViから次の点kVi+ΔkVまでの傾きTv(kvi,kPj)は、次式(2)で与えられる。
Figure 2007034781
同様に、KVを固定としたときのKPに対する評価関数の傾きを次式(3)によって計算する。
Figure 2007034781
制御パラメータKPまたはKvを増加させたときに、これらの傾きが両方とも負から正へ切り替わるポイントが極小値である。すなわち、評価関数の変化パターン例(ハッチチング幅が小さい部位ほど評価関数値が小さい)を示す図12において、Kvを固定したときのKpによる傾きの正負は、下記の表1に示す通りである。この表1に示すように、傾きが負から正へ切り替わるポイントは、(kV2,kP2)と(kV3,kP2)である。ここで、表1中の0は傾きがゼロの場合を表す。
Figure 2007034781
一方、KPを固定したときのKvによる傾きの正負は、下記表2に示す通りである。すなわち、傾きが負から正へ切り替わるポイントは、(kV2,kP2)と(kV2,kP3)である。
Figure 2007034781
評価関数は、上述したように、Kpによる傾きとKvによる傾きが共に負から正へ切り替わるポイントにおいて極小値になる。このポイントは上記表1、表2の記載内容から明らかなように、(kV2,kP2)である。
ステップ415〜ステップ427
「局所的探索」
図6に示したステップ215〜227と同様の山登り法に基づく探索手順を実行する。ただし、ステップ417においては、ステップ414で探索された制御パラメータの組み合わせ、つまり、前記評価関数の極小値に対応する制御パラメータの組み合わせが初期値としてサーボアンプ部2に設定される。山登り法による局所的探索部9の探索結果は、記録部7に記録される。
ステップ429
「全極小値についてのパラメータの探索終了」
ステップ414で探索された極小値が複数ある場合は、それぞれの極小値に対応する制御パラメータの組み合わせを初期値とする上記局所的探索がそれぞれ実行される。そこで、このステップ429では、その複数の極小値に対応する各制御パラメータについての局所的探索が終了したか否かが判断される。
全ての制御パラメータの組み合わせについての局所的探索の終了が判断された時点では、その全ての制御パラメータの組み合わせについての評価関数値が記録部7に記録されている。そこで、それらの評価関数の中の最小値の評価関数に対応する制御パラメータを最適な制御パラメータKP,KVとして決定する。
ステップ431
「初期値の設定」
上記ステップ429において、全ての制御パラメータについての局所的探索が終了していないと判断された場合には、他の制御パラメータが局所的探索の初期値として設定される。この初期値の設定後には、手順がステップ417に戻され、再びこの初期値に基づく前述の局所的探索が実行される。
この第3の実施の形態では、前記ステップ414において、図2の検索範囲における全ての制御パラメータの組み合わせについての評価関数の極小値を検出し、この極小値に対応する制御パラメータの組み合わせ初期値として局所的探索を実行するので、最適制御パラメータをより精度よく決定することができる。以下、その理由について説明する。
粗い刻み幅ΔkP,ΔkVを用いる大局的探索においては、得られる評価関数の最小値が必ずしも本当の最小値にならないことがある。なぜなら、粗い刻み幅ΔkP,ΔkVの場合、評価関数の急峻な傾きが刻み幅間に埋没する可能性があるからである。
図13にその様子を示した。図13(a)から明らかなように、この例では、粗い刻み幅における刻みポイントa1とa2間における制御パラメータについての評価関数が真の最小値を持つことになるが、実際に計算される最小値は、図13(b)に示すようにポイントa5おける制御パラメータについての評価関数の値になる。
これに対して、上記第3の実施の形態における大局的探索においては、上記ポイントa2およびポイントa5おける制御パラメータについての評価関数がそれぞれ極小値として検出され、それらの極小値に係る制御パラメータを初期値とする局所的探索がそれぞれ実行される。そして、最終的には、ポイントa1とa2間における制御パラメータが最適制御パラメータとして決定されることになる。
第4の実施形態
図14は、本発明に係る制御パラメータ調整方法の第4の実施形態が適用される位置決め制御装置の構成を例示したブロック図である。なお、この図14においては、図5に示す要素に対応する要素に同一の参照番号を付してある。
この実施形態に係る位置決め制御装置は、制御パラメータ決定部10−4の構成においてのみ図10の位置決め制御装置と相違している。すなわち、制御パラメータ決定部10−4は、図10の制御パラメータ決定部10−3に指令再現部14を付加した構成を有する。
前記第2および第3の実施形態では、山登り法を用いて最適パラメータを決定する局所的探索の繰り返し回数を予め予測することが不可能である。そこで、この実施形態では、記録部7から指令再現部14に最小値収束情報(図6のステップ227および図11のステップ427のYES判断)が与えられるまでの間、記録部7に記録されている位置指令を該指令再現部14から繰り返しサーボアンプ部2に与えるようにしている。したがって、この実施形態によれば、記録部7を介して指令再現部14に最小値収束情報が与えられた段階で、サーボアンプ部2への位置指令の入力を自動的に停止することができる。
本発明に係る制御パラメータ調整方法の第1の実施形態が適用される位置決め制御装置の構成を例示したブロック図である。 サーボアンプ部からサーボモータに至る位置制御ループのブロック線図である。 本発明の第1の実施形態における制御パラメータの探索手順を例示したフローチャートである。 探索範囲と探索の刻み幅を例示した説明図である。 本発明に係る制御パラメータ調整方法の第2の実施形態が適用される位置決め制御装置の構成を例示したブロック図である。 本発明の第2の実施形態における制御パラメータの探索手順を例示したフローチャートである。 山登り法に基づく最適パラメータの探索手順を例示した説明図である。 山登り法に基づく最適パラメータの探索手順を例示したフローチャートである。 山登り法の原理を示すグラフである。 本発明に係る制御パラメータ調整方法の第3の実施形態が適用される位置決め制御装置の構成を例示したブロック図である。 本発明の第3の実施形態における制御パラメータの探索手順を例示したフローチャートである。 極小値の探索手法を説明する斜視図である。 粗い刻み幅を用いる大局的探索における評価関数の最小値の検出形態を例示したグラフである。 本発明に係る制御パラメータ調整方法の第4の実施形態が適用される位置決め制御装置の構成を例示したブロック図である。
符号の説明
1 位置指令発生部
2 サーボアンプ部
3 サーボモータ
4 負荷
5 速度検出器
6 位置検出器
7 記録部
8 評価部
9 探索部
10−1〜10−4 制御パラメータ決定部
11 大局的探索部
12 局所的探索部
13 極小値計算部
14 指令再現部

Claims (9)

  1. 制御対象を目標位置に位置決めする位置決め制御装置の制御パラメータを調整する方法であって、
    前記制御パラメータを所定の刻み幅で変化させ、その変化の度に前記位置決め制御装置の応答性を表す評価値をそれぞれ算出するステップと、
    前記各評価値に基づいて、最適制御パラメータを決定するステップと、
    前記最適制御パラメータを前記位置決め制御装置に設定するステップと、
    含むことを特徴とする位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法。
  2. 前記制御パラメータは、位置制御ループゲインと速度制御ループゲインである請求項1に記載の位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法。
  3. 前記評価値は、整定時間、行き過ぎ量および位置偏差の残留振動の少なくとも一つを評価指数とする評価関数の値であり、この評価関数は、前記制御パラメータの最適度が高いほどその値が小さくなる関数であることを特徴とする請求項1に記載の位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法。
  4. 制御対象を目標位置に位置決めする位置決め制御装置の制御パラメータを調整する方法であって、
    前記制御パラメータを第1の刻み幅で変化させ、その変化の度に前記位置決め制御装置の応答性を表す第1の評価値をそれぞれ算出するステップと、
    前記各第1の評価値に基づいて、第1の最適制御パラメータを決定するステップと、
    前記第1の最適制御パラメータを初期値とする制御パラメータを、前記第1の刻み幅よりも小さい第2の刻み幅で変化させ、その変化の度に前記位置決め制御装置の応答性を表す第2の評価値をそれぞれ算出するステップと、
    前記各第2の評価値に基づいて、第2の最適制御パラメータを決定するステップと、
    前記第2の最適制御パラメータを前記位置決め制御装置に設定するステップと、
    含むことを特徴とする位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法。
  5. 前記制御パラメータは、位置制御ループゲインと速度制御ループゲインである請求項4に記載の位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法。
  6. 前記第1と第2の評価値は、整定時間、行き過ぎ量および位置偏差の残留振動の少なくとも一つを評価指数とする評価関数の値であり、この評価関数は、前記制御パラメータの最適度が高いほどその値が小さくなる関数であることを特徴とする請求項4に記載の位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法。
  7. 前記第1の最適制御パラメータを決定するステップは、前記評価関数の値が極小になる前記制御パラメータを前記第1の最適制御パラメータとして全て検出するステップを含み、
    前記第2の評価値を算出するステップは、前記評価関数の値が極小になる全ての第1の最適制御パラメータを前記初期値として用い、
    前記第2の最適制御パラメータを決定するステップは、前記全ての第1の最適制御パラメータを前記初期値として用いた場合に得られる全ての前記第2の評価値に基づいて前記第2の最適制御パラメータを決定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法。
  8. 前記第2の刻み幅による前記制御パラメータの変化は、山登り法に従った変化であることを特徴とする請求項4に記載の位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法。
  9. 指令再現手段を使用し、前記山登り法に従って前記制御パラメータが変化される間、その変化の度に前記指令再現手段から前記位置決め制御装置に所定の位置指令を与えるようにしたことを特徴とする請求項8に記載の位置決め制御装置の制御パラメータ調整方法。
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