JP2007034120A - 直下式バックライト装置および直下式バックライト装置を用いた液晶表示装置 - Google Patents

直下式バックライト装置および直下式バックライト装置を用いた液晶表示装置 Download PDF

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洋一 長谷川
Tadashi Yokota
匡史 横田
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Abstract

【課題】 蛍光管と近接導体との間に発生する浮遊容量と調光信号とによるノイズ音を抑制する直下式バックライト装置およびこの直下式バックライト装置を用いた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 液晶パネル3の背面側に複数本の蛍光管9が配置され、所定周波数の調光信号により蛍光管9の輝度を調整するようにした直下式バックライト装置2において、蛍光管9と液晶パネル3の背面側の反射シート8aとの間に、蛍光管9と反射シート8aとの間に生じる振動を防止する振動防止部材30を設けたことを特徴とするものとする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、直下式バックライト装置およびこの直下式バックライト装置を用いた液晶表示装置に係り、特に、液晶パネルの背面側より複数本の蛍光管により照射するようにした直下式バックライト装置およびこの直下式バックライト装置を用いた液晶表示装置に関する。
従来、液晶表示装置においては、液晶パネルの背面側より複数本の蛍光管により照射するようにした直下式バックライト装置が多く採用されている。
直下式バックライト装置は、一般に、液晶パネルの背面に光を拡散させる拡散板を配置し、その後方に複数本の蛍光管を平行に並設した反射板を配置するように構成されている。
前記複数本の蛍光管は、その両端部が蛍光管支持体により反射板に取付けられ、その両端部の電極から延設されたリード線は、蛍光管駆動電源回路に接続されている。
前記蛍光管駆動電源回路は、液晶表示装置の状態に応じて制御され、蛍光管点灯時には、蛍光管からの発光光を直接光と反射板による反射光として拡散板に到達し、拡散板により拡散されて、液晶パネルの背面を均一に照射することで、輝度ムラのない映像を表示するようにされている。
従来の直下式バックライト装置においては、通常、蛍光管の中間部付近と反射板又はシールドとの間で該蛍光管を保持するためのランプ支持装置(ランプクリップ)により液晶パネルの裏側に複数の蛍光管を支持するようにされている。
従来のランプクリップ10は、例えば、図6に示すように、蛍光管9を確実に保持するために、略円筒状の蛍光管9の外周に沿った方向(動径方向)をほぼ覆うように収納できる収納部12が形成され、この収納部12に蛍光管9の発光する中間部が収納保持されることにより、該蛍光管9の配置位置を固定するようになっている。
従って、液晶表示装置の衝撃時や振動時においても蛍光管9の位置がズレないようにすることが可能になる(特許文献1を参照)。
具体的には、従来の直下式バックライト装置102は、図7に示すように、主に、液晶パネル3の背面に反射偏光板4、プリズムシート5、拡散シート6、拡散板7を順次配置し、さらに後方に筐体8に一体的に構成された複数本の蛍光管9と、インバータ装置20とにより構成されている。
筐体8には、主に、同じ円筒形状を有する複数本の蛍光管9と、該蛍光管9を支持する蛍光管支持体としてのランプクリップ10と、蛍光管9からの光を反射する反射シート8a等が一体的に設けられている。
ランプクリップ10は、図7、図8(a),(b)に示すように、筐体8側に固定されるベース部11と、ベース部11上に蛍光管9をその長手方向に対しほぼ垂直な断面方向から蛍光管9を2本収納保持するための収納部12と、筐体(もしくはシールドシャーシ)8に対してベース部11を位置決め固定するための係合部14と、蛍光管9と拡散板7との距離を規制するための拡散板支持用突起部16を有している。
収納部12の蛍光管9と対応する部位は、ほぼ蛍光管9の断面の円形状の少なくとも一部とほぼ勘合するように形成されている。これによって、平行配列された互いの蛍光管の位置関係を固定することができ、例えば振動環境下や衝撃時においても、この蛍光管9同士の位置のズレなどによる輝度むら等を抑制することができる。
拡散板支持用突起部16は、蛍光管9と拡散板7の距離が必要以上に近づくこと、あるいは、拡散板7のランプ方向への反り現象に等によって生じ易い拡散板7上に映るランプ像の輝度むら等を防止している。
筐体8には、係合部14と対応する位置に取付け穴(図示省略)が形成され、これによって筐体8上におけるランプクリップ10の位置が固定され、蛍光管9の位置も固定される構成が成立する。
また、このランプクリップ10と筐体8との間には、予めこの筐体8と同じ所定位置に形成された穴(図示省略)を通して反射シート8aが配置される。この反射シート8aの素材としては、主に工業性プラスチック(例えば、ポリカーボネート等のプラスチック素材)によって構成されている。従って、その材料の性質上、液晶表示装置全体を立てかけた時に、反射シート8a自体で曲がらない状態を維持するのは困難であるため、筐体8とともに液晶表示装置101を支持するという上記構成は適していると言える。
特許第3653272号公報
しかしながら、このようなプラスチック製の素材で蛍光管を保持するだけでは、高圧高周波電圧が印加された蛍光管と近接導体(シールド等)の間に浮遊容量が発生することまでは抑制することができないという問題があった。
さらに、大画面の液晶表示装置に対応するための蛍光管の長尺化に伴い、その浮遊容量は、蛍光管印加電圧の高電圧化によって大きくなる傾向にある。これにより、浮遊容量は、スピーカーと同じような役割を果たし、空気を媒体として可聴音域(数十〜数百Hz程度)の調光デューティー信号(蛍光管の輝度を調整するための制御信号)に同調したノイズ音(音声信号)を引き起こしてしまうという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点を鑑みてなされたものであって、蛍光管と近接導体との間に発生する浮遊容量と調光信号(調光デューティー信号)とによるノイズ音を抑制する直下式バックライト装置およびこの直下式バックライト装置を用いた液晶表示装置を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決するための本発明に係る画像処理装置の各構成は、次の通りである。
請求項1に記載した発明は、液晶パネルの背面側に複数本の蛍光管が配置され、所定周波数の調光信号により前記蛍光管の輝度を調整するようにした直下式バックライト装置において、前記蛍光管と液晶パネルの背面側との間に、該蛍光管と液晶パネルの背面側との間に生じる振動を防止する振動防止部材を設けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した構成に加えて、前記振動防止部材を、前記蛍光管の外周の一部と液晶パネルの背面側とに弾性的に当接する弾性素材で形成することを特徴とするものである。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した構成に加えて、前記振動防止部材を、透明な素材で構成することを特徴とするものである。
請求項4に記載した発明は、請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記振動防止部材を、並設された蛍光管の配列方向で隣り合うそれぞれの蛍光管と液晶パネルの背面側との間に設けられた振動防止部材同士が、蛍光管長手方向の配置位置が異なるように設けることを特徴とするものである。
請求項5に記載した直下式バックライト装置は、請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記直下式バックライト装置の構成として、複数本の蛍光管を支持する蛍光管支持体を備え、前記蛍光管支持体によって液晶パネルの背面側に複数本の蛍光管を配置するように構成され、前記蛍光管支持体を、並設される蛍光管の配列方向で隣り合う蛍光管支持体同士が、蛍光管長手方向の配置位置が異なるように設け、前記蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材を、前記蛍光管支持体毎に蛍光管長手方向の配置位置が異なるように設けることを特徴とするものである。
請求項6に記載した発明は、請求項5に記載した構成に加えて、前記蛍光管支持部材に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材を、並設される蛍光管の配列方向で隣り合う蛍光管支持部材に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材の配置位置と蛍光管長手方向で同じ配置位置に設けることを特徴とするものである。
請求項7に記載した発明は、請求項5または6に記載した構成に加えて、前記蛍光管支持体と該蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材を、並設される蛍光管の配列方向で隣り合う蛍光管支持体と該蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材に対して千鳥配列で配置することを特徴とするものである。
請求項8に記載した発明は、請求項7に記載した構成に加えて、前記蛍光管支持体と該蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材の千鳥配列を、並設される蛍光管の配列方向で隣り合う蛍光管支持体と該蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材とが交互に配置することを特徴とするものである。
請求項9に記載した発明は、請求項1乃至8のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記直下式バックライト装置の構成として、蛍光管の両端部に互いに異なる位相の電圧を供給して該蛍光管を発光させるインバータ装置を備えることを特徴とするものである。
請求項10に記載した発明は、液晶パネルの背面側に複数本の蛍光管が配置され、所定周波数の調光信号により前記蛍光管の輝度を調整するようにした直下式バックライト装置直下式バックライト装置を用いた液晶表示装置であって、前記直下式バックライト装置として、請求項1乃至9のうちの何れか一項に記載の直下式バックライト装置を備えたことを特徴とするものである。
請求項1〜9に記載した発明によれば、液晶パネルの背面側に複数本の蛍光管が配置され、所定周波数の調光信号により前記蛍光管の輝度を調整するようにした直下式バックライト装置において、前記蛍光管と液晶パネルの背面側との間に、該蛍光管と液晶パネルの背面側との間に生じる振動を防止する振動防止部材を設けたことで、蛍光管と近接導体との間に発生する浮遊容量が伝播された調光信号を増幅して音声信号として発生してしまうノイズ音を抑制することができるという優れた効果を奏し得る。
ここで、ノイズ音とは、バックライト用のインバータ回路から蛍光管を経由してバックライト装置を構成する反射板または筐体(シャーシ)へ伝達される調光信号に起因したノイズ音を含むものとする。
また、請求項1〜9に記載の発明で得られる上記共通の効果に加え、各請求項に記載の発明によれば次の効果を得ることができる。
詳しくは、請求項2に記載した発明によれば、前記振動防止部材を、前記蛍光管の外周の一部と液晶パネルの背面側とに弾性的に当接する弾性素材で形成することで、その弾性機能によって蛍光管や液晶パネルの背面側に生じる振動を緩衝してノイズ音の発生を抑制することができる。
請求項3に記載した発明によれば、前記振動防止部材を、透明な素材で構成することで、液晶パネルの画面上から該振動防止部材の存在が視認され難くできる。
請求項4に記載した発明によれば、並設された蛍光管の配列方向で隣り合うそれぞれの蛍光管と液晶パネルの背面側との間に設けられた振動防止部材同士を、蛍光管長手方向の配置位置が異なるように設けることで、振動防止部材を集中することなく分散させるができるので、液晶パネルの画面上から該振動防止部材の存在が視認され難くできる。
請求項5に記載した発明によれば、前記直下式バックライト装置の構成として、複数本の蛍光管を支持する蛍光管支持体を備え、前記蛍光管支持体によって液晶パネルの背面側に複数本の蛍光管を配置するように構成し、前記蛍光管支持体を、並設される蛍光管の配列方向で隣り合う蛍光管支持体同士が、蛍光管長手方向の配置位置が異なるように設け、前記蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材を、前記蛍光管支持体毎に蛍光管長手方向の配置位置が異なるように設けることで、前記蛍光管支持体や振動防止部材が干渉することなく取付けることができるので、平行配列された互いの蛍光管の固定作用を規制することなく、確実に各蛍光管の振動を防止することできる。
請求項6に記載した発明によれば、前記蛍光管支持部材に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材を、並設される蛍光管の配列方向で隣り合う蛍光管支持部材に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材の配置位置と蛍光管長手方向で同じ配置位置に設けることで、平行配列された互いの蛍光管の固定作用を規制することなく、また、蛍光管支持体及び振動防止部材のそれぞれに対し必要以上の取付け面積を取ることなく省スペースで取付けることができる。
請求項7に記載した発明によれば、前記蛍光管支持体と該蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材を、並設される蛍光管の配列方向で隣り合う蛍光管支持体と該蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材に対して千鳥配列で配置することで、平行配列された互いの蛍光管の固定作用を規制することなく、また、蛍光管支持体及び振動防止部材のそれぞれに対し必要以上の面積を取ることなく省スペースで取付けることができ、其々の部品の配置による輝度ムラを抑制することが可能になる。
請求項8に記載した発明によれば、前記蛍光管支持体と該蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材の千鳥配列を、並設される蛍光管の配列方向で隣り合う蛍光管支持体と該蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材とが交互に配置することで、平行配列された互いの蛍光管の固定作用を規制することなく、また、蛍光管支持体及び振動防止部材のそれぞれに対し必要以上の面積を取ることなく省スペースで取付けることができ、其々の部品の配置による輝度ムラを抑制することが可能になる。
請求項9に記載した発明によれば、前記直下式バックライト装置の構成として、蛍光管の両端部に互いに異なる位相の電圧を供給して該蛍光管を発光させるインバータ装置を備えることで、より長い蛍光管に十分な放電電圧を供給する構成となり、浮遊容量が大きくなることから、本発明によるその抑制効果はより大なものとなる。
請求項10に記載した発明によれば、液晶パネルの背面側に複数本の蛍光管が配置され、所定周波数の調光信号により前記蛍光管の輝度を調整するようにした直下式バックライト装置直下式バックライト装置を用いた液晶表示装置であって、前記直下式バックライト装置として、請求項1乃至9のうちの何れか一項に記載の直下式バックライトを備えたことで、蛍光管と近接導体との間に発生する浮遊容量が伝播された調光信号を増幅して音声信号として発生してしまうノイズ音を抑制することができる液晶表示装置を実現できるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1〜4は本発明を実施する形態の一例であって、図1は本発明の一実施形態に係る直下式バックライト装置を適応した液晶表示装置の構成を示す平面図、図2は前記液晶表示装置の構成を示す側面断面図、図3は前記直下式バックライト装置の電気系構成を示す概略図、図4は前記直下式バックライト装置を構成する振動防止部材と蛍光管支持体の構成の一例を示す説明図である。
尚、本実施形態において、前述した従来の直下式バックライト装置の構成と同じ構成を有するものは、同一の符号を付することで説明を省略する。
本実施形態は、図1に示すように、複数本の蛍光管9を位置決め支持する蛍光管支持体としてのランプクリップ10を備え、該ランプクリップ10によって液晶パネル3の背面側に複数本の蛍光管9を支持するとともに、蛍光管9と液晶パネル3の背面側との間に振動防止部材30を設けて該蛍光管9と液晶パネル3の背面側との間に生じる振動を防止するようにした直下式バックライト装置2を採用した液晶表示装置1である。
まず、本実施形態に係る直下式バックライト装置2について概要を説明する。
直下式バックライト装置2は、図2に示すように、主に、液晶パネル3の背面に反射偏光板4、プリズムシート5、拡散シート6、拡散板7を順次配置し、さらに後方に筐体(もしくはシールドシャーシ)8に一体的に構成された複数本の蛍光管9と、インバータ装置20とにより構成されている。
筐体8には、その内側に同じ円筒形状を有する複数本の蛍光管9がランプクリップ10により保持されるとともに、該蛍光管9からの光を反射する反射シート8aが蛍光管9と筐体8との間に一体的に設けられている。
また、筐体8には、ランプクリップ10に設けられた係合部(図示省略)と対応する位置に取付け穴(図示省略)が形成され、これによって筐体8上におけるランプクリップ10の位置が固定され、蛍光管9の位置も固定される構成が成立する。
反射シート8aには、筐体8の取付け穴に対応した所定位置に取付け穴(図示省略)が形成され、これにより、反射シート8aが筐体8上に位置決めされる。また、反射シート8aには、ランプクリップ10に隣接して振動防止部材30が取付けられている。
蛍光管9は、図3に示すように、その一端部の電極9aがリード線91に接続され、他端部の電極9bがアース線92に接続されている。リード線91は、インバータ装置20のインバータ回路22に接続されている。
インバータ装置20は、図2、図4に示すように、主に、インバータトランス21、インバータ回路22を備え、マイクロコンピュータ23等の制御装置から出力される調光信号を受けてインバータ回路から蛍光管9に交流の高電圧をかけることで該蛍光管9を発光するようになっている。
尚、ここでは、インバータ装置20により蛍光管9の一端側より交流の高電圧をかけるようにしているが、本発明は、電気系構成を限定するものではなく、例えば、図5に示すように、蛍光管9の両端側より互いに異なる位相の電圧を供給して該蛍光管9を発光させるようにインバータ装置20を設けるようにしたものであっても良い。
ランプクリップ10は、図6、図8(a),(b)に示すように、筐体8側に固定されるベース部11と、該ベース部11上に蛍光管9をその長手方向に対しほぼ垂直な断面方向から収納保持するための収納部12と、筐体8に対してベース部11を位置決め固定するための係合部14,と、蛍光管9と拡散板7との距離を規制するための拡散板支持用突起部16を有している。
ベース部11は、平面視で横長の矩形状を呈し、拡散板7側に向かう上面11aの略中央部には、円錐状に形成された拡散板支持用突起部16が拡散板7側(図中上方)に向かい略垂直に突設されており、該拡散板支持用突起部16を挟んで略等間隔に収納部12,12が並設されている。
ベース部11の反射シート8aに向かう裏面11bには、上面11aに設けられた収納部12に対応する位置に係合部14が略垂直に反射シート8a及び筐体8を貫通する長さで突設されている。
係合部14は、ベース部11から突出形成された軸部14aと、該軸部14aの先端部に形成されて筐体8から脱落防止のためのストッパ部14bとにより構成されている。ストッパ部14bは軸部14aよりも大径に形成されている。
拡散板支持用突起部16は、ランプクリップ10を筐体8に装着した状態で、その先端部が拡散板7に近接配置されるようになっている。これにより、蛍光管9と拡散板7の距離が必要以上に近づくこと、あるいは、拡散板7の蛍光管9方向への反り現象に等によって生じ易い拡散板7上に映るランプ像の輝度むら等を防止している。
収納部12は、図中上方より蛍光管9を装着可能に上部(反ベース部側)に開口部12aが形成された断面円弧形状(C字形状)に形成され、その開口部側端部12b,12bの内側部が、蛍光管9の略円柱状の動径方向の外周に沿った外周の一部と当接するとともに、該蛍光管9の動径方向の外周に沿った外周部の一部を包囲するように構成されている。この開口部12aは、蛍光管9の外径よりも狭い幅で開口されている。
また、収納部12は、弾性変形が可能な部材、例えば、プラスチック等の合成樹脂製で形成され、蛍光管9を開口部12aより収納部12内に装着する時には、開口部12aが蛍光管9を嵌装できるように拡開可能であり、蛍光管9を収納した状態では開口部12aが元に戻るようにされている。また、開口部12aが元に戻る復元力で開口部側端部12b,12bにより蛍光管9を収納部12内側に向かい押えるようになっている。
次に、本実施形態に係る振動防止部材30について図面を参照して詳細に説明する。
振動防止部材30は、図2、図4に示すように、ランプクリップ10に隣接して配置され、蛍光管9の外周の一部を包囲するとともに該蛍光管9を支持しながら、一端側が反射シート8aに取付けられ、蛍光管9と反射シート8aとの間に介在されて該蛍光管9と反射シート8aとの間に生じる振動を防止するものである。
振動防止部材30は、透明の合成ゴム等の弾性素材で形成され、蛍光管9を支持するための支持部31と反射シート8aに取付けられる取付部32とを備え、蛍光管9の外周の一部と反射シート8aとに弾性的に当接するようになっている。
支持部31には、蛍光管9を包囲支持するために、該蛍光管9の外径よりも小径の開口部31aが形成され、さらに、外周側よりその開口部31a内部と外部とを連通する切欠部31bが形成されている。
この開口部31aは、蛍光管9を支持する位置がランプクリップ10により蛍光管9を反射シート8aから離間して支持する位置と同一の位置となるように、ランプクリップ10の収納部12の高さと同じ高さの位置に形成されている。
振動防止部材30の配置位置は、図1に示すように、同一のランプクリップ10に支持された蛍光管9に対しては、蛍光管9の支持状態が同じとなるように、隣り合う振動防止部材30,30が同一のランプクリップ10から同じ距離だけ離間した位置に配置されている。
一方、当該ランプクリップ10と隣り合うランプクリップ10に支持される蛍光管9を支持する振動防止部材30の配置位置は、前述した振動防止部材30の配置位置に対して蛍光管長手方向で配置位置が異なるように設けられている。
本実施形態においては、複数のランプクリップ10が並設される蛍光管9の配列方向でいわゆる千鳥配列で配置されているので、振動防止部材30は、前記ランプクリップ10の配列と逆の千鳥配列で配置されている。
尚、本実施形態におけるランプクリップ10と振動防止部材30との配列に限定されるものではなく、例えば、ランプクリップ10と振動防止部材30とを同じ向きの千鳥配列で配置するものであっても良い。
以上のように構成したので、本実施形態の直下式バックライト装置2によれば、蛍光管9と反射シート8aとの間に振動防止部材30を配置して蛍光管9を弾性的に支持するようにしたので、蛍光管9と反射シート8aとの間に発生する浮遊容量が伝播された調光信号を増幅して音声信号として発生してしまうノイズ音を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、ランプクリップ10により蛍光管9を支持して、このランプクリップ10を並設される蛍光管9の配列方向で隣り合うランプクリップ10同士を、蛍光管長手方向の配置位置が異なる千鳥配列で設け、振動防止部材30を、ランプクリップ10毎に蛍光管長手方向の配置位置が異なるように設けたことで、ランプクリップ10や振動防止部材30が干渉することなく取付けることができる。また、平行配列された互いの蛍光管9の固定作用を規制することなく、確実に各蛍光管9の振動を防止することできる。
さらに、本実施形態によれば、振動防止部材30の蛍光管9の支持部31に、開口部31aの外周に切欠部31bを形成したので、蛍光管9の組付けやメンテナンス(交換)時の取り外しを容易にでき、作業性の向上を図ることができる。
尚、本実施形態では、振動防止部材30を透明の合成ゴムで形成しているが、本発明に係る振動防止部材は弾性機能を有する弾性素材であれば良く、例えば、振動を吸収するように弾性変形が可能な部材、例えば、弾性機能を有するプラスチック等の合成樹脂製で形成されたものであっても良い。
本発明の一実施形態に係る蛍光管支持体が採用された直下式バックライト装置を適応した液晶表示装置の構成を示す平面図である。 前記液晶表示装置の構成を示す側面断面図である。 前記直下式バックライト装置の電気系構成を示す概略図である。 前記直下式バックライト装置を構成する振動防止部材と蛍光管支持体の構成の一例を示す説明図である。 前記直下式バックライト装置の電気系構成のその他の例を示す概略図である。 従来の直下式バックライトを構成するランプクリップの構成を示す斜視図である。 従来の液晶表示装置の構成を示す側面断面図である。 (a)は前記ランプクリップの正面図、(b)は前記ランプクリップの平面図である。
符号の説明
1 液晶表示装置
2 直下式バックライト装置
3 液晶パネル
4 反射偏光板
5 プリズムシート
6 拡散シート
7 拡散板
8 筐体
8a 反射シート
9 蛍光管
10 ランプクリップ
20 インバータ装置
30 振動防止部材
31 支持部
31a 開口部
31b 切欠部
32 取付部

Claims (10)

  1. 液晶パネルの背面側に複数本の蛍光管が配置され、所定周波数の調光信号により前記蛍光管の輝度を調整するようにした直下式バックライト装置において、
    前記蛍光管と液晶パネルの背面側との間に、該蛍光管と液晶パネルの背面側との間に生じる振動を防止する振動防止部材を設けたことを特徴とする直下式バックライト装置。
  2. 前記振動防止部材は、前記蛍光管の外周の一部と液晶パネルの背面側とに弾性的に当接する弾性素材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の直下式バックライト装置。
  3. 前記振動防止部材は、透明な素材で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の直下式バックライト装置。
  4. 前記振動防止部材は、並設された蛍光管の配列方向で隣り合うそれぞれの蛍光管と液晶パネルの背面側との間に設けられた振動防止部材同士が、蛍光管長手方向の配置位置が異なるように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の直下式バックライト装置。
  5. 前記直下式バックライト装置は、複数本の蛍光管を支持する蛍光管支持体を備え、前記蛍光管支持体によって液晶パネルの背面側に複数本の蛍光管を配置するように構成され、
    前記蛍光管支持体は、並設される蛍光管の配列方向で隣り合う蛍光管支持体同士が、蛍光管長手方向の配置位置が異なるように設けられ、
    前記蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材は、前記蛍光管支持体毎に蛍光管長手方向の配置位置が異なるように設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の直下式バックライト装置。
  6. 前記蛍光管支持部材に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材は、並設される蛍光管の配列方向で隣り合う蛍光管支持部材に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材の配置位置と蛍光管長手方向で同じ配置位置に設けられることを特徴とする請求項5に記載の直下式バックライト装置。
  7. 前記蛍光管支持体と該蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材は、並設される蛍光管の配列方向で隣り合う蛍光管支持体と該蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材に対して千鳥配列で配置されることを特徴とする請求項5または6に記載の直下式バックライト装置。
  8. 前記蛍光管支持体と該蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材の千鳥配列は、並設される蛍光管の配列方向で隣り合う蛍光管支持体と該蛍光管支持体に支持される蛍光管に設けられる振動防止部材とが交互に配置されることを特徴とする請求項7に記載の直下式バックライト装置。
  9. 前記直下式バックライト装置は、蛍光管の両端部に互いに異なる位相の電圧を供給して該蛍光管を発光させるインバータ装置を備えることを特徴とする請求項1乃至8のうちの何れか一項に記載の直下式バックライト装置。
  10. 液晶パネルの背面側に複数本の蛍光管が配置され、所定周波数の調光信号により前記蛍光管の輝度を調整するようにした直下式バックライト装置直下式バックライト装置を用いた液晶表示装置であって、
    前記直下式バックライト装置として、請求項1乃至9のうちの何れか一項に記載のバックライト装置を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
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