JP2007033611A - 表示制御回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、低い電源電圧が供給される場合でも半導体記憶装置を高速動作させることが可能な、表示制御回路を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る表示制御回路3は、表示装置に表示させるための画像データを一時的に格納する記憶装置36と、表示制御装置全体の動作を制御するための制御回路(38等)と、から構成され、前記記憶装置は、前記制御回路を動作させるために外部から供給される電源電圧より高い電圧が供給される。電源電圧を高くすることで記憶装置の動作速度が高速化される。
【選択図】図2
【解決手段】本発明に係る表示制御回路3は、表示装置に表示させるための画像データを一時的に格納する記憶装置36と、表示制御装置全体の動作を制御するための制御回路(38等)と、から構成され、前記記憶装置は、前記制御回路を動作させるために外部から供給される電源電圧より高い電圧が供給される。電源電圧を高くすることで記憶装置の動作速度が高速化される。
【選択図】図2
Description
本発明は、表示装置に画像を表示させるための表示制御回路に関する。より詳細には、表示制御回路に内蔵される半導体記憶装置の動作速度を向上させるための技術に関する。
液晶表示装置等の表示装置に所望の画像を表示させるために、半導体集積回路(IC:Integrated Circuit)によって構成される表示制御回路が用いられている。多くの場合、表示制御回路には表示装置の画面に表示させる画像データを一時的に格納し駆動回路に供給するための半導体記憶装置(RAM:Random Access Memory)が内蔵されている。RAMに記憶される画像データは、所定の期間内に更新され、また当該期間内に読み出される必要がある。表示装置の大画面化や高精細化に伴い表示装置の画素数が増加すると、RAMへのデータの書き込みやRAMからのデータの読み出しの頻度が増し、RAMはより高速な動作を求められる。
その一方で、半導体集積回路を製造する工程の進化に伴い、より低い電源電圧で動作可能な半導体集積回路が実現されている。半導体集積回路の高集積化に伴う消費電力の増加を抑制することが可能であるため、半導体集積回路の低電源電圧化が進んでいる。このことは、半導体集積回路により実現される表示制御回路にも当てはまる。
ところが、RAMに供給される電源電圧が低くなると、RAMの動作速度が低下する(例えば、特許文献1を参照)。
このため、先に述べたような表示装置の画素数が増加することによりRAMの高速化が求められるにも関わらず、低電源電圧化のためRAMの高速化は困難である。
特開2001−155490号公報
このため、先に述べたような表示装置の画素数が増加することによりRAMの高速化が求められるにも関わらず、低電源電圧化のためRAMの高速化は困難である。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、低い電源電圧が供給される場合でも半導体記憶装置を高速動作させることが可能な、表示制御回路を提供することを目的とする。
本発明に係る表示制御回路は、表示装置に表示させるための画像データを一時的に格納する記憶装置と、表示制御装置全体の動作を制御するための制御回路と、前記記憶装置と前記制御回路とに動作電圧を供給する電源供給回路と、から構成され、前記電源供給回路は、外部より電源電圧の供給を受け、前記制御回路に動作電圧を供給すると共に前記記憶装置に、前記制御回路に供給する動作電圧よりも高い動作電圧を供給する、ことを特徴とする。
例えば、前記電源供給回路は、前記制御回路を動作させるために外部から供給される電源電圧を昇圧して前記記憶装置に供給する昇圧回路を有してもよい。
前記電源供給回路は、外部からの命令に応じて、前記記憶装置に対して、外部から供給される電源電圧を供給し、又は、外部から供給される電源電圧よりも高い電圧を供給するようにしてもよい。
前記電源供給回路は、前記記憶装置に供給される信号の論理値に応じて、前記記憶装置に対して、外部から供給される電源電圧を供給するか外部から供給される電源電圧よりも高い電圧を供給するかを選択するように構成してもよい。
本発明に係る表示制御回路は、記憶装置に対して相対的に高い電圧を印加するため、電源電圧が低い場合等でも高速動作が可能である。
(実施形態1)
本発明の実施形態1における表示制御回路を、液晶表示装置に適用した場合を例に説明する。
図1に示すように、本実施形態の液晶表示装置1は、液晶パネル2と、表示制御回路3と、から構成される。
本発明の実施形態1における表示制御回路を、液晶表示装置に適用した場合を例に説明する。
図1に示すように、本実施形態の液晶表示装置1は、液晶パネル2と、表示制御回路3と、から構成される。
液晶パネル2は、対向する2枚のガラス板の対向する面に、互いに直交する透明電極のマトリクスを有する。すなわち、一方のガラス板は、表示制御回路3から走査信号が供給されるコモン電極を有し、他方のガラス板は表示制御回路3から階調信号が供給されるセグメント電極を有する。2枚のガラス板の間には液晶が封入される。そして、コモン電極とセグメント電極とが交差する位置に画素が形成さる。画素の明暗は、コモン電極とセグメント電極との電位差に応じて変化する。したがって、マトリクス状に配置されたコモン電極とセグメント電極との電位差を適宜制御することにより、所望の画像を表示することができる。
表示制御回路3は、液晶表示装置1の表示機能を制御するための制御回路である。
図2に示すように、表示制御回路3は、昇圧回路31と、RAM(Random Access Memory)動作電圧切替回路32と、入出力回路33と、レベルシフタ34と、RAMインタフェース切替回路35と、RAM36と、タイミングジェネレータ37と、命令デコーダ38と、レジスタ39と、コモンドライバ40と、セグメントドライバ41と、から構成される。
図2に示すように、表示制御回路3は、昇圧回路31と、RAM(Random Access Memory)動作電圧切替回路32と、入出力回路33と、レベルシフタ34と、RAMインタフェース切替回路35と、RAM36と、タイミングジェネレータ37と、命令デコーダ38と、レジスタ39と、コモンドライバ40と、セグメントドライバ41と、から構成される。
昇圧回路31は、表示制御回路3を動作させるために外部から供給される電源電圧VDDを昇圧して、RAM36を高速動作させるため電圧VUOを生成する。昇圧された電圧VUOは、RAM動作電圧切替回路32に供給される。
RAM動作電圧切替回路32は、RAM36に供給する電源電圧を外部から供給されるVDDとするか、昇圧して生成したVUOとするかを切り替える。RAM動作電圧切替回路32は、例えばアナログスイッチにより実現できる。
入出力回路33は、レシーバ、ドライバ、デコーダ等から構成される。入出力回路33は、表示制御回路3と外部との信号の受け渡しをする。入出力回路33は、例えば、RAM36に書き込まれるべきデータ、RAM36から読み出されたデータ、RAM36のアドレス、種々の命令を表すコード等を受け渡しする。
レベルシフタ34は、論理信号における論理値ハイ及び論理値ローを定義する電圧レベルを、電源電圧としてVUOが供給されているRAM36にアクセスするのに適した電圧レベルに変換するための回路である。
なお、以下では、RAM36に電源電圧としてVDDが供給されている場合にRAM36にアクセスするための論理信号の電圧レベル(レベルシフタ34によるレベル変換を要さない)をVDDレベルと呼ぶ。また、RAM36に電源電圧としてVUOが供給されている場合にRAM36にアクセスするための論理信号の電圧レベルをVUOレベルと呼ぶ。
なお、以下では、RAM36に電源電圧としてVDDが供給されている場合にRAM36にアクセスするための論理信号の電圧レベル(レベルシフタ34によるレベル変換を要さない)をVDDレベルと呼ぶ。また、RAM36に電源電圧としてVUOが供給されている場合にRAM36にアクセスするための論理信号の電圧レベルをVUOレベルと呼ぶ。
RAMインタフェース切替回路35は、RAM36に対しRAM動作電圧切替回路32が供給する電源電圧がVDDであるかVUOであるかに応じて、RAM36にアクセスするための論理信号の電圧レベルをVDDレベルとするか、VUOレベルとするかを切り替えるための回路である。
RAM36は、液晶パネル2に表示させるための画像データを格納するための記憶装置で、いわゆるDDRAM(Display Data Random Access Memory)とよばれる半導体記憶装置である。RAM36は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成される。
RAM36は、所定の定格電圧を限度として、動作のために供給される電源電圧が高いほど、高速動作が可能である。
RAM36は、所定の定格電圧を限度として、動作のために供給される電源電圧が高いほど、高速動作が可能である。
タイミングジェネレータ37は、表示制御回路3内の各構成要素が動作するためのタイミングを規定するタイミング信号(例えば、垂直同期信号、水平同期信号、ドットクロック等)を生成して、コモンドライバ40、セグメントドライバ41等、表示制御回路3内の各部に供給する。
命令デコーダ38は、入出力回路33を介して供給される外部からの命令をデコードして、レジスタ39に供給する。
レジスタ39は、命令デコーダ38によってデコードされた命令を受け取り、表示制御回路3の動作条件を定義する設定を格納する記憶素子である。レジスタ39は、例えば、RAM動作電圧切替回路32及びRAMインタフェース切替回路35に対する設定を記憶する。
レジスタ39は、命令デコーダ38によってデコードされた命令を受け取り、表示制御回路3の動作条件を定義する設定を格納する記憶素子である。レジスタ39は、例えば、RAM動作電圧切替回路32及びRAMインタフェース切替回路35に対する設定を記憶する。
コモンドライバ40は、タイミングジェネレータ37から供給される垂直同期信号及び水平同期信号に応答して、液晶パネル2が有するコモン電極に、走査信号を供給する。走査信号は、選択電圧と非選択電圧とを取り得る。選択電圧が供給されたコモン電極上の画素は、階調信号により定義される明暗を表示する。一方、非選択電圧が供給されたコモン電極上の画素は、階調信号による明暗の変化は生じない。コモンドライバ40は、例えば、図3に示すように、シフトレジスタ401、レベルシフタ402、駆動回路403等から構成される。
シフトレジスタ401は、垂直同期信号に応答して、第1画素行に対応するビットのみに論理値ハイを設定する。そして、水平同期信号に同期して、論理値ハイが設定されるビットを第2画素行、第3画素行・・・、と順次シフトさせる。論理値ハイが設定されたビットに対応する画素行には、レベルシフタ402と駆動回路403とを介して選択電圧が供給される。
セグメントドライバ41は、DA(Digital to Analog)変換器、駆動回路等から構成される。セグメントドライバ41は、RAM36から供給される階調データを、タイミングジェネレータ37により規定されるタイミングでDA変換器により階調データに応じた電圧レベルの階調信号に変換する。そして、セグメントドライバ41は、駆動回路を介して液晶パネル2の有するセグメント電極に階調信号を供給する。
このような、コモンドライバ40及びセグメントドライバ41の動作により、液晶パネル2において、選択電圧が印加されたコモン電極上の画素は、階調信号に応じた明暗を表示する。
このとき、RAM36は、画像を更新する1周期の間に、セグメントドライバ41に1フレーム分の階調データを供給する必要がある。このため、RAM36の動作速度に対して画像を更新する周期が短い場合には、RAM36の動作を高速化させる必要がある。
既に述べたように、RAM36の動作速度は、RAM36に供給される電源電圧に依存する。表示制御回路3は、外部からの命令により、RAM動作電圧をVUOにするように設定された場合には、RAM36に供給される電源電圧をVUOとしてRAM36を高速動作させる。また、RAM動作電圧をVDDにするように設定された場合には、RAM36に供給される電源電圧をVDDとしてRAM36を低速動作させる。
このような動作により、液晶表示装置1は、表示制御回路3のRAM36を高速に動作させ、所望の更新周期で画像を液晶パネル2に表示させることが可能となる。
上述のように、本実施形態の液晶表示装置1において、表示制御回路3は、外部からの命令に応じて、内蔵するRAM36を動作させるための電源電圧を外部から供給されるVDDとするか昇圧されたVUOとするかを選択する。RAM36を動作させるための電源電圧を外部から供給されるVDDとするか昇圧されたVUOとするかは、外部のマイクロコンピュータ等によって、種々の状況に応じて選択されるようにしてもよい。
例えば、表示させる画像が動画である場合には昇圧した電圧VUOを使用し、表示させる画像が静止画である場合には通常の電圧VDDを使用するようにしてもよい。これにより、動画を表示させる場合のフレームの更新頻度を高速に保ちつつ、静止画を表示させる場合の消費電力を低減することが可能となる。
また、バッテリーの残量が所定の値より多い場合には昇圧した電圧VUOを使用し、バッテリーの残量が所定の値を下回った場合に通常の電圧VDDを使用するようにしてもよい。これにより、バッテリーの残量が減少した後も表示可能な時間を伸ばすことが可能となる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、外部からの命令に応じて、RAM36を動作させるための電源電圧を外部から供給されるVDDとするか昇圧されたVUOとするかを選択する。しかし、RAM36を動作させるための電源電圧の選択は、外部からの命令によらず、表示制御回路3内部の信号によりRAM36にアクセスするタイミングを検出し、RAM36にアクセスのある期間のみVUOを使用することも可能である。
上記実施形態1では、外部からの命令に応じて、RAM36を動作させるための電源電圧を外部から供給されるVDDとするか昇圧されたVUOとするかを選択する。しかし、RAM36を動作させるための電源電圧の選択は、外部からの命令によらず、表示制御回路3内部の信号によりRAM36にアクセスするタイミングを検出し、RAM36にアクセスのある期間のみVUOを使用することも可能である。
以下で説明する実施形態2では、このような半導体記憶装置を、液晶表示装置を制御するための表示制御回路に適用した場合を例に説明する。
本実施形態の液晶表示装置1は、実施形態1の液晶表示装置1と基本的に同一の構成で、液晶パネル2と、表示制御回路3と、から構成される。
本実施形態の液晶表示装置1は、実施形態1の液晶表示装置1と基本的に同一の構成で、液晶パネル2と、表示制御回路3と、から構成される。
ただし、図4に示すように、本実施形態における表示制御回路3は、実施形態1における表示制御回路と異なり、命令デコーダ38及びレジスタ39による、RAM動作電圧切替回路32及びRAMインタフェース切替回路35の設定は行わない。
それに代えて、本実施形態の表示制御回路3は、チップセレクト信号(以下、CS信号と呼ぶ)に応答して、RAM動作電圧切替回路32及びRAMインタフェース切替回路35の設定を切り替える。
それに代えて、本実施形態の表示制御回路3は、チップセレクト信号(以下、CS信号と呼ぶ)に応答して、RAM動作電圧切替回路32及びRAMインタフェース切替回路35の設定を切り替える。
本実施形態のRAM36は、複数の記憶領域(ブロック)から構成され、CS信号によりアクセス対象となるブロックが選択される。表示制御回路3は、CS信号を、ブロックの選択に加えて、RAM36の動作電圧の切り替えにも用いることにより、アクセス対象となるブロックを高速動作させることを可能とする。
このように構成される液晶表示装置1の動作を、図5に示すタイムチャートを参照して説明する。
図5は、RAM36のあるブロックにデータの書き込みを行う際の動作を示すタイミングチャートである。図5(a)に示すように、時刻T0以前は、RAM36中の当該ブロックはCS信号によって選択されていない。このため、図5(b)に示すように、RAM動作電圧切替回路32がRAM36中の当該ブロックに供給する電源電圧は外部から供給されるVDDである。
図5は、RAM36のあるブロックにデータの書き込みを行う際の動作を示すタイミングチャートである。図5(a)に示すように、時刻T0以前は、RAM36中の当該ブロックはCS信号によって選択されていない。このため、図5(b)に示すように、RAM動作電圧切替回路32がRAM36中の当該ブロックに供給する電源電圧は外部から供給されるVDDである。
時刻T0において、図5(a)に示すように、CS信号が論理値ローから論理値ハイに変化する。これにより、RAM36中の当該ブロックが選択され、当該ブロックはアクセスが可能な状態となる。
また、図5(b)に示すように、RAM動作電圧切替回路32は、CS信号に応答して、RAM36中の当該ブロックに供給する電源電圧をVUOに切り替える。
更に、RAMインタフェース切替回路35は、CS信号に応答して、RAM36へVUOレベルの論理信号を供給するように切り替える。
また、図5(b)に示すように、RAM動作電圧切替回路32は、CS信号に応答して、RAM36中の当該ブロックに供給する電源電圧をVUOに切り替える。
更に、RAMインタフェース切替回路35は、CS信号に応答して、RAM36へVUOレベルの論理信号を供給するように切り替える。
次に、時刻T1において、図5(c)に示すように、RAM36への書き込みを指示する信号(WDB信号)が論理値ハイから論理値ローに変化する。これに応答して、RAM36には所望のデータDATA(図5(e)ではD1とした)を所望のアドレスADRS(図5(f)ではA1とした)に書き込む。
なお、図5(b)に示すように、時刻T1に達するまでに、RAM動作電圧切替回路32がRAM36中の当該ブロックに供給する電圧がVUOに安定しているものとする。また、時刻T1に達するまでに、データDATA及びアドレスADRSも所望の値となっているものとする。
次に、時刻T2において、図5(c)に示すように、WDB信号が論理値ローから論理値ハイに戻る。
そして、時刻T3において、図5(a)に示すように、CS信号は、論理値ハイから論理値ローに戻る。これにより、RAM36中の当該ブロックはアクセスを受け付けない状態となる。
また、図5(b)に示すように、RAM動作電圧切替回路32は、CS信号に応答して、RAM36中の当該ブロックに供給する電源電圧をVDDに切り替える。
更に、RAMインタフェース切替回路35は、CS信号に応答して、RAM36へVDDレベルの論理信号を供給するように切り替える。
そして、時刻T3において、図5(a)に示すように、CS信号は、論理値ハイから論理値ローに戻る。これにより、RAM36中の当該ブロックはアクセスを受け付けない状態となる。
また、図5(b)に示すように、RAM動作電圧切替回路32は、CS信号に応答して、RAM36中の当該ブロックに供給する電源電圧をVDDに切り替える。
更に、RAMインタフェース切替回路35は、CS信号に応答して、RAM36へVDDレベルの論理信号を供給するように切り替える。
なお、図5では、RAM36へデータを書き込む場合を例に挙げたが、データの読み出しをする場合も同様にして実現できる。この場合、時刻T1及びT2において、WDB信号に代えて、RAMからのデータの読み出しを指示するRDB信号を変化させるようにすればよい。
このように、本実施形態の液晶表示装置1は、CS信号によりRAM動作電圧切替回路32及びRAMインタフェース切替回路35の設定を切り替えるので、動作させるブロックには、電源電圧としてVDDから昇圧された電圧VUOが供給される。このため、RAM36は高速動作が可能である。その結果、表示制御回路3は、所望の更新周期の間に1フレーム分のデータをセグメントドライバ41に供給できるようになり、液晶パネル2には所望の更新周期で画像が表示される。
本実施形態の表示制御回路3は、RAM36の動作させないブロックには外部から供給されるVDDがそのまま供給される。このため、全ブロックにVUOを供給する場合と比較して、RAM36を高速動作させることにともなう消費電力の増加を抑制することが可能である。
本実施形態では、CS信号に応答してRAM動作電圧切替回路32及びRAMインタフェース切替回路35を設定する場合を例に説明した。しかし、RAM動作電圧切替回路32及びRAMインタフェース切替回路35の設定は、RAM36へのアクセスを検出できる他の信号によって設定するようにしてもよい。例えば、RAMへのアクセス時に、当該アクセスが書き込みか読み出しかを指定するライト信号及びリード信号によって、設定するようにしてもよい。
上記の各実施形態では、外部から供給される電源電圧を昇圧回路31によって昇圧し、RAM36を高速動作させるための電源電圧として供給する場合を例に説明したが、RAM36を高速動作させるための高電圧は、外部から供給されてもよい。
RAM36を高速動作させるための高電圧として、例えば、液晶パネル2を駆動するためにコモンドライバ40やセグメントドライバ41に供給される高電圧を用いてもよい。また、専用の電源端子を設け、当該電源端子からRAM36を高速動作させるための電源電圧を得るようにしてもよい。
上記の各実施形態では、本発明に係る表示制御回路を液晶表示装置に適用する場合を例に説明したが、本発明に係る半導体記憶装置は、液晶表示装置に限らず、有機EL(エレクトロルミネセンス)ディスプレイ等にも適用可能である。
1・・・液晶表示装置、2・・・液晶パネル、3・・・表示制御回路。
Claims (4)
- 表示装置に表示させるための画像データを一時的に格納する記憶装置と、
表示制御装置全体の動作を制御するための制御回路と、
前記記憶装置と前記制御回路とに動作電圧を供給する電源供給回路と、
から構成され、
前記電源供給回路は、外部より電源電圧の供給を受け、前記制御回路に動作電圧を供給すると共に前記記憶装置に、前記制御回路に供給する動作電圧よりも高い動作電圧を供給する、
ことを特徴とする表示制御回路。 - 前記電源供給回路は、前記制御回路を動作させるために外部から供給される電源電圧を昇圧して前記記憶装置に供給する昇圧回路を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御回路。 - 前記電源供給回路は、外部からの命令に応じて、前記記憶装置に対して、外部から供給される電源電圧を供給し、又は、外部から供給される電源電圧よりも高い電圧を供給する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御回路。 - 前記電源供給回路は、前記記憶装置に供給される信号の論理値に応じて、前記記憶装置に対して、外部から供給される電源電圧を供給するか外部から供給される電源電圧よりも高い電圧を供給するかを選択する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御回路。
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Citations (3)
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JPH11265172A (ja) * | 1998-03-18 | 1999-09-28 | Toshiba Corp | 表示装置および液晶表示装置 |
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