JP2007033499A - カラーホイール装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】投写型画像表示装置のカラーホイールが非常に高速で回転するためにモーター側の軸受けの負荷が大きく、また、光源より受ける照射光による熱がカラーフィルタより回転軸を通じてモーターに伝導し、性能及び耐久性に悪影響を与えている。
【解決手段】モータ36の回転軸及びカラーホイール32のそれぞれに、各々の回転中心に関して回転対称に、かつ相互に間隙を開けて対面し合うカプラ面でN極とS極とが回転方向に交互に配列された磁気カプラユニット38,39をそれぞれ固着し、前記カプラ面相互間に生じる磁力によりモータ36の回転を非接触でカラーホイール32に伝達する。
【選択図】 図2
【解決手段】モータ36の回転軸及びカラーホイール32のそれぞれに、各々の回転中心に関して回転対称に、かつ相互に間隙を開けて対面し合うカプラ面でN極とS極とが回転方向に交互に配列された磁気カプラユニット38,39をそれぞれ固着し、前記カプラ面相互間に生じる磁力によりモータ36の回転を非接触でカラーホイール32に伝達する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、照明光学系から入力された光をDMD(DMD:Digital Micromirror Device)などの空間光変調素子(SLM:Spatial Light Modulator)によって光変調して画像光をスクリーンに投影させる投射型映像装置における複数種類のカラーフィルタを具備するカラーホイールとそれを駆動するモータで構成する光学エンジンに関するものである。
照明光学系から出力される照明光を、DMDで受光してこれを光変調することにより画像光を生成し、生成された画像光を投映光学系を介してスクリーンに投映させる投写型画像表示装置が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。DMDは、受光した照明光を投映光学系に向けて反射させるオン位置と、投映光学系から外れた方向に向けて反射させるオフ位置との間で変位する光反射角可変ミラー素子(以下、単にミラー素子という)をマトリックス状に多数個配列したものである。このDMDは、映像信号に応じて駆動され、画素を明るく表示させる場合にはミラー素子をオン位置に移動し、暗く表示させる場合にはミラー素子をオフ位置に移動する。こうして照明光の反射方向を制御することで、映像信号に応じた光変調を行う。
上記のような投写型画像表示装置には、一般的に単板式プロジェクタ方式が用いられており、時分割による混色を利用した色順次方式によりDMDの各ミラー素子に対応する画素単位で赤・青・緑のデータによりアドレス指定される。
この色順次方式実現のため少なくとも3つ以上の色領域を有するカラーフィルタを実装するカラーホイールが駆動用のモータと回転軸を介して接続されており、データに同期してそれぞれの色がDMDに入射される割合を制御する機構を有している。
特開2002−350775号公報
この色順次方式実現のため少なくとも3つ以上の色領域を有するカラーフィルタを実装するカラーホイールが駆動用のモータと回転軸を介して接続されており、データに同期してそれぞれの色がDMDに入射される割合を制御する機構を有している。
しかしながら、カラーホイールが非常に高速で回転するため、カラーホイールの重量によりモータ側の軸受けの負荷が大きく、また、光源より受ける照射光による熱がカラーフィルタより回転軸を通じてモータに伝導し、性能及び耐久性に悪影響を与えている。
モータを小型化すると前記軸受けへの悪影響が増加するため装置全体の小型化が困難である。
前記軸受けへ悪影響のため、耐久性のある高価なモータを使用した場合、装置全体のコストダウンが困難である。
モータの回転軸及びフィルタ円盤のそれぞれに、各々の回転中心に関して回転対称に、かつ相互に間隙を開けて対面し合うカプラ面でN極とS極とが回転方向に交互に配列された磁気カプラユニットをそれぞれ固着し、前記カプラ面相互間に生じる磁力によりモータの回転を非接触でフィルタ円盤に伝達する。
モータの駆動軸とフィルタ円盤の回転中心とを同軸上に配置するとともに、モータの駆動軸とフィルタ円盤のそれぞれに同軸に回転するように固着され、互いに対面し合う第一及び第二のファンと、これらのファンを共通に覆うケースとを設け、第一のファンの回転が前記ケース内の流体を介して第二のファンに伝達する。
前記流体が空気であり、前記ケースには、第一のファンが回転したときにケース外から空気を取り入れる吸気孔と、第二のファンが回転したときにケース外に空気を排出する排気孔とが設けられ、前記排出孔から排出された空気を前記光源に吹きつけて冷却する。
モータの軸受けに与える負荷を軽減し、また、光源からの熱伝導を抑えることでモータの耐久性が向上する。
前記効果により小型のモータを装置に適用することができ、装置全体の小型化が可能となる。
前記効果により比較的に安価なモータを装置に適用することができコストダウンが可能となる。
図1は、投写型画像表示装置15の構成を概略的に示す構成図である。投写型画像表示装置15は、光源装置5、ロッドインテグレーター7、2枚のリレーレンズ8,9、反射ミラー10、全反射プリズム11、DMD12、投映光学系13から構成される。
光源装置5は、光源から発せられた白色光を時分割で色分離して3原色光(R光、G光、B光)とし、各原色光を順次ロッドインテグレーター7に照射する。光源装置5の詳細は後述する。
ロッドインテグレータ7は、入射した各原色光を内部で全反射させ、ムラのない均一な光として出射する。ロッドインテグレータ7から出射した各原色光は、リレーレンズ8,9を透過して平行光とされ、反射ミラー10により光軸LAが90°屈曲させて全反射プリズム11に入射される。
全反射プリズム11は、異なる屈折率を持つ2つの三角プリズムから構成されており、それら2つの三角プリズムの境界に反射面11aが形成され、反射ミラー10からの入射光は反射面11aで全反射してDMD12へ入射する。他方、DMD12で反射した反射光は反射面11aを透過する。
DMD12は、受光面に画素に対応する多数のミラー素子がマトリックス状に配列されている。各ミラー素子は、映像信号に基づいて、その角度が変化されることにより、受光した照明光の反射方向を変化させる。画素を明るく表示させる場合には、ミラー素子をオン位置に変位させて受光した光をon光として投映光学系13に向けて反射させる。他方、画素を暗く表示する場合には、ミラー素子をオフ位置に変位させて受光した光をoff光として投映光学系13から外れた方向に向けて反射させる。画像光は、投映光学系13に向かうon光の集合により構成される。
投映光学系13は、鏡筒内に、投映レンズ、変倍や焦点調節を行うためのレンズ移動機構、絞り機構などを組み込んだものであり、DMD12によって生成された画像光をスクリーン14上に結像する。
光源装置5は、光源部1,コンデンサレンズ4,カラーホイール16,モータ6からなる。
光源部1は、光源2とリフレクタ3とからなる。光源2としては、例えば、キセノン管や水銀灯などの白色光源が使用される。リフレクタ3は、放物線状の反射面を持ち光源2から発せられた白色光を反射して略平行光とする。
カラーホイール16は、光源部1から放射されコンデンサレンズ4によって集光された照明光束をB,G,Rの3色に時分割で分離する。カラーホイール16は、略円板形状の基板に、B光のみを透過するBフイルタ,G光のみを透過するGフイルタ,R光のみを透過するRフイルタの3色のフイルタを基板の回転中心からほぼ等距離に配置したものである。このカラーホイール16がモータ6からの動力により駆動され回転することにより、各色のフイルタが選択的に光路内に順次挿入される。これにより、照明光がB,G,Rの3色に時分割で色分離され、分離された各色の光が順次DMD12に向けて照射される。
光源部1は、光源2とリフレクタ3とからなる。光源2としては、例えば、キセノン管や水銀灯などの白色光源が使用される。リフレクタ3は、放物線状の反射面を持ち光源2から発せられた白色光を反射して略平行光とする。
カラーホイール16は、光源部1から放射されコンデンサレンズ4によって集光された照明光束をB,G,Rの3色に時分割で分離する。カラーホイール16は、略円板形状の基板に、B光のみを透過するBフイルタ,G光のみを透過するGフイルタ,R光のみを透過するRフイルタの3色のフイルタを基板の回転中心からほぼ等距離に配置したものである。このカラーホイール16がモータ6からの動力により駆動され回転することにより、各色のフイルタが選択的に光路内に順次挿入される。これにより、照明光がB,G,Rの3色に時分割で色分離され、分離された各色の光が順次DMD12に向けて照射される。
本発明における請求項1、2の実施形態の概略図を図2,図3に示す。
カラーホイール32はその回転方向にRGB3種類のカラーフィルタ31を2組ずつ中心角約60°で扇状に略円板形状の基板に埋め込む形で配置されており、その中心には円筒状で底面を備えた形状のカラーホイール側ホルダー40が中心を重ねて固着されている。カラーホイール側ホルダー40には、薄い円柱状の2極マグネットであるカラーホイール側磁気カプラユニット39と互いの中心位置を合わせてネジ等の手段で固着されている。カラーホイール32は、保持台34に対して回転するためのネジ等で固定されたカラーホイール側回転軸44を有し、カラーホイール側回転軸44は保持台34の内部に設けられた保持台内軸受け41に取り付けられて回転する構造となっている。また、カラーホイール側磁気カプラユニット39にはその側面近傍に磁気センサー33が設けられており、照射光の光路35がカラーフィルタR,G,B31のうちどれを貫通しているかを検出し、図示しないDMDの制御ユニットに個々のマイクロミラーの制御情報として伝達される。
カラーホイール32はその回転方向にRGB3種類のカラーフィルタ31を2組ずつ中心角約60°で扇状に略円板形状の基板に埋め込む形で配置されており、その中心には円筒状で底面を備えた形状のカラーホイール側ホルダー40が中心を重ねて固着されている。カラーホイール側ホルダー40には、薄い円柱状の2極マグネットであるカラーホイール側磁気カプラユニット39と互いの中心位置を合わせてネジ等の手段で固着されている。カラーホイール32は、保持台34に対して回転するためのネジ等で固定されたカラーホイール側回転軸44を有し、カラーホイール側回転軸44は保持台34の内部に設けられた保持台内軸受け41に取り付けられて回転する構造となっている。また、カラーホイール側磁気カプラユニット39にはその側面近傍に磁気センサー33が設けられており、照射光の光路35がカラーフィルタR,G,B31のうちどれを貫通しているかを検出し、図示しないDMDの制御ユニットに個々のマイクロミラーの制御情報として伝達される。
一方、モータ36のモータ側回転軸43には、カラーホール側ホルダー40と同一の形状をしたモータ側ホルダー37がネジ等の手段で固着されている。モータ側ホルダー37には、カラーホール側磁気カプラユニット39と同一の薄い円柱状で2極マグネットであるモータ側磁気カプラユニット38がネジ等の手段により固定されており、モータ36の回転によりモータ側磁気カプラユニット38が回転する構造となる。
カラーホイール側磁気カプラユニット39とモータ側磁気カプラユニット38はその中心を同軸上に配置され、その軸とは直交して互いに対面しているカプラ面にN極とS極が回転方向に2極配列されて、カプラ面相互間に生じるマグネットの磁力によりモータ36の回転を非接触でカラーホイール32に伝達することが可能となり、カラーホイール32の重量及び照射光の熱伝導によるモータ内軸受け42の負荷が軽くなる。
カラーホイール側磁気カプラユニット39とモータ側磁気カプラユニット38はその中心を同軸上に配置され、その軸とは直交して互いに対面しているカプラ面にN極とS極が回転方向に2極配列されて、カプラ面相互間に生じるマグネットの磁力によりモータ36の回転を非接触でカラーホイール32に伝達することが可能となり、カラーホイール32の重量及び照射光の熱伝導によるモータ内軸受け42の負荷が軽くなる。
本発明における請求項1,3の実施形態の概略図を図4,5に示す。
カラーホイール52はその回転方向にRGB3種類のカラーフィルタ51を2組ずつ中心角約60°で扇状に略円板形状の基板に埋め込む形で配置されており、その中心には円筒状で底面を備えた形状のカラーホイール側ホルダー60が中心を重ねて固着されている。カラーホイール側ホルダー60には、薄い円柱状の12極マグネットであるカラーホイール側磁気カプラユニット59と互いの中心位置を合わせてネジ等の手段で固着されている。カラーホイール52は、保持台54に対して回転するためのネジ等で固定されたカラーホイール側回転軸61を有し、カラーホイール側回転軸61は保持台54の内部に設けられた保持台内軸受け64に取り付けられて回転する構造となっている。また、カラーホイール側磁気カプラユニット59にはその側面近傍に磁気センサー53が設けられており、照射光の光路55がカラーフィルタR,G,B51のうちどれを貫通しているかを検出し、図示しないDMDの制御ユニットに個々のマイクロミラーの制御情報として伝達される。
カラーホイール52はその回転方向にRGB3種類のカラーフィルタ51を2組ずつ中心角約60°で扇状に略円板形状の基板に埋め込む形で配置されており、その中心には円筒状で底面を備えた形状のカラーホイール側ホルダー60が中心を重ねて固着されている。カラーホイール側ホルダー60には、薄い円柱状の12極マグネットであるカラーホイール側磁気カプラユニット59と互いの中心位置を合わせてネジ等の手段で固着されている。カラーホイール52は、保持台54に対して回転するためのネジ等で固定されたカラーホイール側回転軸61を有し、カラーホイール側回転軸61は保持台54の内部に設けられた保持台内軸受け64に取り付けられて回転する構造となっている。また、カラーホイール側磁気カプラユニット59にはその側面近傍に磁気センサー53が設けられており、照射光の光路55がカラーフィルタR,G,B51のうちどれを貫通しているかを検出し、図示しないDMDの制御ユニットに個々のマイクロミラーの制御情報として伝達される。
一方、モータ56のモータ側回転軸63には、カラーホール側ホルダー60と同一の形状をしたモータ側ホルダー57がネジ等の手段で固着されている。モータ側ホルダー57には、カラーホール側磁気カプラユニット59と同一の薄い円柱状の12極マグネットであるモータ側磁気カプラユニット58がネジ等の手段により固定されている。
カラーホイール側磁気カプラユニット59とモータ側磁気カプラユニット58は互いの回転軸が間隔を開けて平行となるように配置され、相互に間隔を開けて対面し合うカプラ面を各々の磁気カプラユニットの外周面とすることで、前記カプラ面相互間に生じるマグネットの磁力によりモータ56の回転を非接触でカラーホイール52に伝達することが可能となり、カラーホイール52の重量及び照射光の熱伝導によるモータ内軸受け62の負荷が軽くなる。ここで、各々の磁気カプラユニットについて、互いに接触しないためには前記回転軸同士の間隔未満の等しい直径をもつ円盤であることが条件となる。
カラーホイール側磁気カプラユニット59とモータ側磁気カプラユニット58は互いの回転軸が間隔を開けて平行となるように配置され、相互に間隔を開けて対面し合うカプラ面を各々の磁気カプラユニットの外周面とすることで、前記カプラ面相互間に生じるマグネットの磁力によりモータ56の回転を非接触でカラーホイール52に伝達することが可能となり、カラーホイール52の重量及び照射光の熱伝導によるモータ内軸受け62の負荷が軽くなる。ここで、各々の磁気カプラユニットについて、互いに接触しないためには前記回転軸同士の間隔未満の等しい直径をもつ円盤であることが条件となる。
本発明における請求項4の実施形態の概略図を図6に示す。
前記と同様の構造を持つカラーホイール70は、カラーホイール側ファン80と中心を合わせる形でネジ等の手段で固定されている。カラーホイール70は、保持台74に対して回転できるようにネジ等の手段で固定されたカラーホイール側回転軸72を有し、カラーホイール側回転軸72は保持台74の内部に設けられた保持台内軸受け73に取り付けられて回転する構造となっている。これにより、カラーホイール側ファン80の回転とともにカラーホイール70が回転する構造になっている。
前記と同様の構造を持つカラーホイール70は、カラーホイール側ファン80と中心を合わせる形でネジ等の手段で固定されている。カラーホイール70は、保持台74に対して回転できるようにネジ等の手段で固定されたカラーホイール側回転軸72を有し、カラーホイール側回転軸72は保持台74の内部に設けられた保持台内軸受け73に取り付けられて回転する構造となっている。これにより、カラーホイール側ファン80の回転とともにカラーホイール70が回転する構造になっている。
一方、モータ76は、モータ側回転軸78の先端にモータ側ファン75の中心部がネジなどの手段により固定されており、モータ76の回転とともにモータ側ファン75が回転する構造となっている。なお、モータ側ファン75は前記カラーホイール側ファン80とともに円柱状の密閉容器であるカップリングユニット71の内部に収納されお互いの中心を同軸上に向かい合わせて配置される。
カップリングユニット71の内部に媒体A79として空気を充填した場合、モータ側ファン75の回転により発生する風圧による作用でカラーホイール側ファン80も同時に回転する。これにより、モータ76の回転を非接触でカラーホイール70に伝達することが可能となり、カラーホイール70の重量及び照射光の熱伝導によるモータ内軸受け77の負荷が軽くなる。
カップリングユニット71の内部に媒体A79として作動油を充填した場合、モータ側ファン75の回転により発生する油圧による作用でカラーホイール側ファン80も同時に回転する。これにより、前記と同様にモータ内軸受け77の負荷が軽くなる。
本発明における請求項5の実施例の概略図を図7に示す。
前記の媒体A79として空気を充填した場合において、カップリングユニット71においてモータ側回転軸78が貫通している壁面に吸引ダクト81を設け、一方、カラーホイール側回転軸72が貫通している壁面に排出ダクト82を設け、カップリングユニット71の内部と外気の出入りができるようにする。さらに、排出ダクト82は、その管の先端をリフレクタ83内にある光源84に向ける形で配置する。これにより、モータ側ファン75が回転することにより吸引ダクト81より吸引された空気がカラーホイール側ファン80の回転により排出ダクト82より排出されて、光源84に風を当てることで冷却を行い、照射光の熱伝導によるモータ内軸受け77の負荷が軽くなる。
前記の媒体A79として空気を充填した場合において、カップリングユニット71においてモータ側回転軸78が貫通している壁面に吸引ダクト81を設け、一方、カラーホイール側回転軸72が貫通している壁面に排出ダクト82を設け、カップリングユニット71の内部と外気の出入りができるようにする。さらに、排出ダクト82は、その管の先端をリフレクタ83内にある光源84に向ける形で配置する。これにより、モータ側ファン75が回転することにより吸引ダクト81より吸引された空気がカラーホイール側ファン80の回転により排出ダクト82より排出されて、光源84に風を当てることで冷却を行い、照射光の熱伝導によるモータ内軸受け77の負荷が軽くなる。
以下では図1に基づき上記構成による作用について説明する。
光源2より発せられた白色の照明光は、リフレクタ3、コンデンサレンズ4を経て集光されカラーホイール16の各フィルタに順次照射する。モータ6はカラーホイール16に動力を機械的な接続なしで伝達し、これを回転させる。
光源2より発せられた白色の照明光は、リフレクタ3、コンデンサレンズ4を経て集光されカラーホイール16の各フィルタに順次照射する。モータ6はカラーホイール16に動力を機械的な接続なしで伝達し、これを回転させる。
各フィルタ上に照射した白色の照明光は、Rフィルタ、Gフィルタ、Bフィルタを順に透過し、それぞれR光、G光、B光の原色光として各フィルタから出射し、ロッドインテグレーター7、2枚のリレーレンズ8,9、反射ミラー10を経て全反射プリズム11に入射しDMD12により照射される。各原色光はDMD12で画像情報を伴った光となり、投映光学系13によりスクリーン14上でカラー映像となる。
上記の実施形態では表示デバイスとしてDMDを用いたが、この替わりに反射型液晶素子等を用いてもよい。また、上記実施形態では、カラーホイールをプロジェクタに用いたが、異なる色の光を印画紙に照射するプリンタ等に用いてもよい。
15 投写型画像表示装置
14 スクリーン
1 光源部
11 全反射プリズム
11a 反射面
12 DMD
13 投写光学系
2 光源
3 リフレクタ
4 コンデンサレンズ
5 光源装置
16 カラーホイール
7 ロッドインテグレーター
8,9 リレーレンズ
6 モータ
10 反射ミラー
32、52 カラーホイール
31、51 カラーフィルタ
39、59 カラーホイール側磁気カプラユニット
40、60 カラーホイール側ホルダー
33、53 磁気センサー
35、55 光路
36、56 モータ
38、58 モータ側磁気カプラユニット
37、57 モータ側ホルダー
34、54 保持台
44,61 カラーホイール側回転軸
43、63 モータ側回転軸
41,64 保持台内軸受け
42,62 モータ内軸受け
70 カラーホイール
75 モータ側ファン
80 カラーホイール側ファン
76 モータ
78 モータ側回転軸
72 カラーホイール側回転軸
71 カップリングユニット
74 保持台
73 保持台内軸受け
77 モータ内軸受け
79 媒体A
81 吸引ダクト
82 排出ダクト
83 リフレクタ
84 光源
14 スクリーン
1 光源部
11 全反射プリズム
11a 反射面
12 DMD
13 投写光学系
2 光源
3 リフレクタ
4 コンデンサレンズ
5 光源装置
16 カラーホイール
7 ロッドインテグレーター
8,9 リレーレンズ
6 モータ
10 反射ミラー
32、52 カラーホイール
31、51 カラーフィルタ
39、59 カラーホイール側磁気カプラユニット
40、60 カラーホイール側ホルダー
33、53 磁気センサー
35、55 光路
36、56 モータ
38、58 モータ側磁気カプラユニット
37、57 モータ側ホルダー
34、54 保持台
44,61 カラーホイール側回転軸
43、63 モータ側回転軸
41,64 保持台内軸受け
42,62 モータ内軸受け
70 カラーホイール
75 モータ側ファン
80 カラーホイール側ファン
76 モータ
78 モータ側回転軸
72 カラーホイール側回転軸
71 カップリングユニット
74 保持台
73 保持台内軸受け
77 モータ内軸受け
79 媒体A
81 吸引ダクト
82 排出ダクト
83 リフレクタ
84 光源
Claims (5)
- 透過色光が互いに異なる複数種類のカラーフィルタを回転方向に配列したフィルタ円盤とモータを備え、モータの駆動により光源からの白色光の光路内を横切るように前記フィルタ円盤を回転して色順次式にカラー照明光を生成するカラーホイール装置において、
前記モータの回転軸及びフィルタ円盤のそれぞれに、各々の回転中心に関して回転対称に、かつ相互に間隙を開けて対面し合うカプラ面でN極とS極とが回転方向に交互に配列された磁気カプラユニットをそれぞれ固着し、前記カプラ面相互間に生じる磁力によりモータの回転を非接触でフィルタ円盤に伝達することを特徴とするカラーホイール装置。 - 前記モータの回転軸とフィルタ円盤の回転中心とが同軸上に配置され、前記カプラ面がモータの回転軸と直行して互いに対面し合うことを特徴とするカラーホイール装置。
- 前記モータの回転軸とフィルタ円盤の回転中心とが間隔を開けて互いに平行となるように配置されるとともに、各々の磁気カプラユニットが前記間隔未満の等しい直径をもつ円盤で構成され、前記カプラ面が各々の磁気カプラユニットの外周面となることを特徴とするカラーホイール装置。
- 透過色光が互いに異なる複数種類のカラーフィルタを回転方向に配列したフィルタ円盤とモータを備え、モータの駆動により光源からの白色光の光路内を横切るように前記フィルタ円盤を回転して色順次式にカラー照明光を生成するカラーホイール装置において、
前記モータの駆動軸とフィルタ円盤の回転中心とを同軸上に配置するとともに、モータの駆動軸とフィルタ円盤のそれぞれに同軸に回転するように固着され、互いに対面し合う第一及び第二のファンと、これらのファンを共通に覆うケースとを設け、第一のファンの回転が前記ケース内の流体を介して第二のファンに伝達されるようにしたことを特徴とするカラーホイール装置。 - 前記流体が空気であり、前記ケースには、第一のファンが回転したときにケース外から空気を取り入れる吸気孔と、第二のファンが回転したときにケース外に空気を排出する排気孔とが設けられ、前記排出孔から排出された空気を前記光源に吹きつけて冷却に用いるようにしたことを特徴とする請求項4記載のカラーホイール装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101315512B (zh) * | 2007-05-30 | 2010-06-09 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 色轮组件及色轮 |
US20120033189A1 (en) * | 2010-08-06 | 2012-02-09 | Yuan Ming Hsu | Projector and color wheel module thereof |
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2005
- 2005-07-22 JP JP2005212356A patent/JP2007033499A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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