JP2007033487A - 放射線画像情報読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防振系全体を有効に小型化且つ軽量化することができ、耐衝撃性能の向上を図るとともに、廉価な放射線画像情報読取装置を提供する。
【解決手段】蓄積性蛍光体パネル12を保持するカセッテ14が装填可能なカセッテ装填部16と、前記蓄積性蛍光体パネル12に蓄積記録された放射線画像情報を光電的に読み取る読取部26とを備える。読取部26は、カセッテ14と切り離して読取部26の振動を防振する防振機構36と、前記防振機構36による防振機能を一旦停止させ、カセッテ14と読取部26との間で、前記蓄積性蛍光体パネル12の受け渡しを行うためのクランプ機構40とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、カセッテに保持された蓄積性蛍光体パネルを、前記カセッテから取り出してこの蓄積性蛍光体パネルに蓄積記録された放射線画像情報を読み取る放射線画像情報読取装置に関する。
従来から、照射された放射線エネルギの一部を蓄積する一方、可視光等の励起光を照射することにより、蓄積された放射線エネルギに応じて輝尽発光する蓄積性蛍光体パネルを用いた放射線画像情報読取装置が知られている。
例えば、特許文献1に開示されている放射線画像読取装置は、図9に示すように、搬送読取部1aとカセッテ挿入排出部1bとを着脱自在に構成した装置本体1を備えている。カセッテ挿入排出部1bには、人体等の被写体の放射線画像情報が蓄積記録されたバック板(蓄積性蛍光体パネル)を保持したカセッテ2が装填されるとともに、消去処理の終了したバック板を回収したカセッテ2が、前記カセッテ挿入排出部1bから排出される。
搬送読取部1aは、カセッテ挿入排出部1bに装填されたカセッテ2を引き込む搬送手段3と、前記カセッテ2から分離されるバック板を副走査方向に搬送する副走査手段4と、前記バック板に励起光を照射して放射線画像情報を読み取る読取手段5と、放射線画像情報の読み取られたバック板に消去光を照射して残存する放射線画像情報を消去する消去手段6とを備えている。
搬送読取部1aとカセッテ挿入排出部1bとの間には、カセッテ挿入/排出時の振動が搬送読取部1aに伝わり難くするために防振ゴム7aが配設されている。搬送手段3及び副走査手段4が支持される基板8aと底板8bとの間には、カセッテ挿入排出部1bの振動が副走査手段4に伝達されることを阻止するために防振ゴム7bが配設されている。さらに、副走査手段4の上端と装置フレーム(図示せず)との間には、副走査手段4の防振を行うために防振ゴム7cが配設されている。
特開2002−156716号公報(図6)
しかしながら、上記の特許文献1では、搬送手段3及び副走査手段4が支持される基板8aは、防振ゴム7bを介装して底板8b上に載置されており、この防振ゴム7bを含む防振構造が相当に大型化してしまう。これにより、防振構造の製造費が高騰するとともに、防振系全体の重量の増大に伴って共振周波数が低域化し、外部ノイズの周波数に近似して耐衝撃性能が低下するという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、防振系全体を有効に小型化且つ軽量化することができ、耐衝撃性能の向上を図るとともに、廉価な放射線画像情報読取装置を提供することを目的とする。
本発明は、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体パネルを保持するカセッテを装填可能なカセッテ装填部と、前記カセッテ装填部に装填された前記カセッテから離脱された前記蓄積性蛍光体パネルに対して励起光を照射し、得られた輝尽発光光を光電的に読み取ることで前記放射線画像情報を取得する読取部とを備える放射線画像情報読取装置である。
そして、読取部は、カセッテと切り離して少なくとも光学系の振動を防止する防振機構と、前記防振機構による防振機能を一旦停止させるクランプ機構とを備えている。
また、防振機構は、少なくとも光学系を収容するケーシングに設けられる防振部材を備え、クランプ機構は、前記ケーシングの両側部を挟持して該ケーシングを保持するクランプ部材を備えることが好ましい。
さらに、防振機構は、少なくとも光学系を収容するケーシングに設けられ、載置部に配置されて前記ケーシングを支持する防振部材を備え、クランプ機構は、前記ケーシングを保持するとともに、前記防振部材を前記載置部から離間させる保持部材を備えることが好ましい。
さらにまた、放射線画像情報読取装置は、蓄積性蛍光体パネルに消去光を照射して残存する放射線画像情報を消去する消去部と、前記蓄積性蛍光体パネルを保持したカセッテを排出可能なカセッテ排出部とを備えることが好ましい。
本発明では、防振機構が、カセッテと切り離して少なくとも光学系の振動を防止するため、防振系全体を有効に小型化且つ軽量化することができる。従って、防振機構は、製造費を良好に抑えるとともに、耐衝撃性能の向上を図ることが可能になる。
しかも、防振機構は、クランプ機構に保持されることにより、防振機能が一旦停止されるクランプ機構を備えている。このため、それぞれ異なる支持構造を有しているカセッテ装填部と読取部とは、例えば、装置本体に対して一体的に保持された状態に維持することができる。これにより、カセッテ装填部に装填されているカセッテと読取部との間で、蓄積性蛍光体パネルの受け渡し作業が円滑且つ確実に遂行される。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る放射線画像情報読取装置10の概略構成説明図である。
放射線画像情報読取装置10は、装置本体10aを備え、この装置本体10aの上部側には、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体パネル12が保持されたカセッテ14を装填するカセッテ装填部16と、後述する読み取り処理及び消去処理が施された蓄積性蛍光体パネル12が戻されたカセッテ14を取り出すカセッテ排出部18とが設けられる。
カセッテ14は、開閉自在な蓋部材20を備え、この蓋部材20の開閉動作によって前記カセッテ14の一端部に蓄積性蛍光体パネル12を装脱するための開口部22が形成される。
蓄積性蛍光体パネル12には、例えば、ガラス等の硬質材料からなる支持基板に柱状の蓄積性蛍光体層を蒸着して形成される硬質のパネルを用いることができる。なお、蓄積性蛍光体層は、真空容器内で蓄積性蛍光体を加熱して蒸発させ、これらを支持基板上に付着させる真空蒸着法、スパッタリング法、CVD、イオンフレーティング法を用いて形成することができる。
カセッテ装填部16の下部側には、カセッテ14から送り出される蓄積性蛍光体パネル12を挟持して下方に搬送するとともに、前記蓄積性蛍光体パネル12を前記カセッテ14内に戻すための第1搬送ローラ対24が配設される。第1搬送ローラ対24の下方には、蓄積性蛍光体パネル12に蓄積記録された放射線画像情報を読み取る読取部26が配設される。
読取部26は、蓄積性蛍光体パネル12を第1搬送ローラ対24から受け取った後、この蓄積性蛍光体パネル12を挟持して矢印A方向に副走査搬送する副走査ローラ対28a、28bと、副走査搬送される前記蓄積性蛍光体パネル12に対してレーザビームからなる励起光Lを主走査方向に照射する励起光走査部30と、励起光Lが照射されることにより、前記蓄積性蛍光体パネル12から得られる輝尽発光光Rを電気信号に変換するフォトマルチプライヤ(光電変換部)32とを備える。
読取部26は、少なくとも励起光走査部30及びフォトマルチプライヤ32と副走査ローラ対28a、28bとを収容するケーシング34を備える。このケーシング34の下部には、防振機構36を構成する複数の防振ゴム38が設けられ、前記防振ゴム38は、装置本体10aの床面10b上に載置される。
読取部26は、防振機構36による防振機能を一旦停止させるためのクランプ機構40を備える。図1及び図2に示すように、クランプ機構40は、装置本体10a内に固定されるモータ42を備え、このモータ42の駆動軸42aに軸着される駆動プーリ44は、ケーシング34の一方の側面側に配置される。ケーシング34の他方の側面側には、従動プーリ46が配置され、駆動プーリ44と従動プーリ46とにベルト48が架け渡される。従動プーリ46は、装置本体10a内で回転自在に支持される。
ベルト48には、ケーシング34を挟んで一組のクランパ50a、50bが連結される。クランパ50a、50bは、モータ42を介して駆動プーリ44が矢印B方向に回転する際に、互いに近接する方向に移動してケーシング34の両側部を挟持する一方、矢印C方向に回転する際に、互いに離間する方向に移動して前記ケーシング34から離脱する。
図1に示すように、カセッテ排出部18の下部側には、このカセッテ排出部18に配置されているカセッテ14から蓄積性蛍光体パネル12を取り出すとともに、前記カセッテ14内に前記蓄積性蛍光体パネル12を戻すための第2搬送ローラ対52が配設される。この第2搬送ローラ対52の下方には、消去搬送機構54に沿って消去部56が配設される。消去部56は、消去光Qを蓄積性蛍光体パネル12に照射することにより、この蓄積性蛍光体パネル12に残存する放射線画像情報を消去する複数の消去用光源58を有する。
カセッテ装填部16とカセッテ排出部18との間には、図示しないが、カセッテ14を前記カセッテ装填部16からカセッテ排出部18に移送するためのカセッテ移送機構が設けられる。
このように構成される放射線画像情報読取装置10の動作について、図3に示すフローチャートに従って説明する。
先ず、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体パネル12を収容するカセッテ14は、カセッテ装填部16に装填されることにより、このカセッテ装填部16に保持される(ステップS1)。カセッテ装填部16内では、図示しない開蓋機構の作用下に、カセッテ14の蓋部材20が開蓋され、このカセッテ14から蓄積性蛍光体パネル12が取り出し可能な状態になる(ステップS2)。
ここで、クランプ機構40が駆動される(ステップS3)。図2に示すように、クランプ機構40では、モータ42の作用下に、駆動軸42aに軸着される駆動プーリ44が矢印B方向に回転すると、この駆動プーリ44及び従動プーリ46に架け渡されているベルト48が、矢印B方向に周回走行される。
このため、ベルト48に固定されている一組のクランパ50a、50bは、互いに近接する方向に移動してケーシング34の両側部を強固に保持する(図4参照)。これにより、ケーシング34に設けられる防振機構36は、クランプ機構40のクランプ作用下に防振機能が一旦停止される。ケーシング34は、クランプ機構40を介して装置本体10aに対し一体的に固定保持されるからである。
この状態で、第1搬送ローラ対24が回転駆動されると、カセッテ14の開口部22から導出される蓄積性蛍光体パネル12は、前記第1搬送ローラ対24に挟持されて読取部26を構成する副走査ローラ対28aに受け渡される(ステップS4)。
次いで、蓄積性蛍光体パネル12の端部は、副走査ローラ対28aに挟持される一方、第1搬送ローラ対24による前記蓄積性蛍光体パネル12の挟持搬送機能が解除される。さらに、ステップS5に進んで、クランプ機構40によるクランプ機能が停止される。すなわち、図2に示すように、モータ42を介して駆動プーリ44が矢印C方向に回転し、この駆動プーリ44と従動プーリ46とに架け渡されているベルト48が、矢印C方向に周回走行する。従って、ベルト48に固定されているクランパ50a、50bは、互いに離間する方向に移動し、ケーシング34の固定保持機能が解除される。これにより、ケーシング34は、防振機構36に支持されて、この防振機構36による防振機能が得られる。
そこで、蓄積性蛍光体パネル12は、副走査ローラ対28a、28bの回転作用下に、矢印A方向に副走査搬送される一方、励起光走査部30からの励起光Lによって主走査され、輝尽発光光Rが得られる。この輝尽発光光Rは、フォトマルチプライヤ32によって電気信号に変換され、放射線画像情報が得られる(ステップS6)。
読取部26による蓄積性蛍光体パネル12の放射線画像情報読取処理が終了すると、クランプ機構40が駆動される(ステップS7)。従って、ケーシング34は、クランプ機構40を介して強固に保持され、このケーシング34内の副走査ローラ対28a、28bから第1搬送ローラ対24に蓄積性蛍光体パネル12を受け渡すことができる(ステップS8)。
蓄積性蛍光体パネル12が、第1搬送ローラ対24に受け渡されるとともに、副走査ローラ対28a、28bによる前記蓄積性蛍光体パネル12の挟持搬送作用が解除されると、クランプ機構40によるケーシング34の保持作用が解除される(ステップS9)。そして、蓄積性蛍光体パネル12が、カセッテ14内に戻されて蓋部材20が閉蓋されると(ステップS10)、前記カセッテ14は、図1に示すように、カセッテ装填部16からカセッテ排出部18に搬送されて保持される(ステップS11)。
カセッテ排出部18では、カセッテ14の蓋部材20が開蓋され(ステップS12)、第2搬送ローラ対52を介して放射線画像情報読取後の蓄積性蛍光体パネル12が消去部56に搬送される(ステップS13)。
消去部56では、蓄積性蛍光体パネル12が消去搬送機構54に挟持されて矢印A方向に搬送されながら、消去用光源58から出力される消去光Qが前記蓄積性蛍光体パネル12に照射される。このため、蓄積性蛍光体パネル12に残存する放射線画像情報が消去される(ステップS14)。
消去終了後の蓄積性蛍光体パネル12は、消去搬送機構54から第2搬送ローラ対52に受け渡され、カセッテ14内に戻されて蓋部材20が閉蓋される(ステップS15)。このカセッテ14は、カセッテ排出部18から取り出された後(ステップS16)、所望の放射線画像情報の記録処理が施される。
この場合、第1の実施形態では、防振機構36が設けられたケーシング34内に読取部26が収容される一方、カセッテ14は、このケーシング34とは個別に構成されるカセッテ装填部16に装填されている。従って、カセッテ14が防振系から切り離されており、防振系全体を有効に小型化且つ軽量化することができる。これにより、防振機構36は、製造費を良好に抑えるとともに、耐衝撃性能の向上を図ることが可能になる。
しかも、防振機構36は、クランプ機構40を介してケーシング34が強固に保持されることによって、防振機能が一旦停止されている。このため、それぞれ異なる支持構造を有しているカセッテ装填部16と読取部26との間で、蓄積性蛍光体パネル12の受け渡しを行う際、ケーシング34は、カセッテ装填部16と同様に装置本体10aに対して強固に保持されている。これにより、カセッテ装填部16に装填されているカセッテ14と読取部26との間で、蓄積性蛍光体パネル12の受け渡し作業が円滑且つ確実に遂行されるという効果が得られる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る放射線画像情報読取装置70の概略構成説明図である。なお、第1の実施形態に係る放射線画像情報読取装置10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は諸略する。また、以下に説明する第3の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
放射線画像情報読取装置70は、防振機構36による防振機能を一旦停止させるクランプ機構72を備える。クランプ機構72は、実質的にアウトリガーを構成しており、ケーシング34内には、アクチュエータ、例えば、モータ74が取り付けられる。図5及び図6に示すように、モータ74の駆動軸74aには、所定の外周形状を有する駆動カム76が軸着されるとともに、前記駆動カム76は、従動カム78に当接する。
従動カム78は、水平方向(矢印B方向)に延在するアーム80に設けられる。このアーム80の両端は、下方に屈曲して脚部82a、82bを構成しており、前記脚部82a、82bに支持台84a、84bが固着される。なお、アクチュエータとしては、モータ74に代替して、シリンダ等を用いてもよい。
このように構成される第2の実施形態では、カセッテ14と読取部26との間で、蓄積性蛍光体パネル12の受け渡しを行う際、クランプ機構72が駆動される。このクランプ機構72では、モータ74の作用下に、駆動カム76が回転し、この駆動カム76の最大直径側となる周面が従動カム78に摺接することにより、アーム80が下方に押圧される。このため、アーム80の脚部82a、82bに固着されている支持台84a、84bは、下方に移動して装置本体10aの床面10bに当接する。
駆動カム76がさらに回転することにより、アーム80が下方に移動し、支持台84a、84bが床面10b上を下方に押圧して、ケーシング34を持ち上げる。従って、防振機構36を構成する防振ゴム38が、床面10bから離間して、前記防振機構36による防振機能が一旦停止される(図6及び図7参照)。
これにより、カセッテ14と読取部26との間で、蓄積性蛍光体パネル12の受け渡し作業が円滑且つ確実に遂行される等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。なお、読取部26で蓄積性蛍光体パネル12の放射線画像情報読取処理を行う際には、クランプ機構72を構成する支持台84a、84bが床面10bから離間しており、ケーシング34は、防振ゴム38による防振機能を有することができる。
図8は、本発明の第3の実施形態に係る放射線画像情報読取装置90の概略構成説明図である。
放射線画像情報読取装置90は、カセッテ装填部16と読取部26との間に、蓄積性蛍光体パネル12を搬送する第1搬送機構92aを設けるとともに、カセッテ排出部18と消去部56との間に、同様に第2搬送機構92bを設ける。第1及び第2搬送機構92a、92bは、搬送ローラ対94a、94bをそれぞれ所定の組数だけ矢印A方向に配設している。
第1搬送機構92aでは、カセッテ装填部16に装填されているカセッテ14と、読取部26を構成する副走査ローラ対28aとの間に、蓄積性蛍光体パネル12の搬送方向の長さ1枚分以上の距離を有している。すなわち、カセッテ装填部16のカセッテ14から取り出された蓄積性蛍光体パネル12は、第1搬送機構92aを介して前記カセッテ14から完全に離脱した後、読取部26に送られる。
読取部26を構成するケーシング34には、防振機構36による防振機能を一旦停止させるためのクランプ機構40(又はクランプ機構72)が設けられている。
このように構成される第3の実施形態では、カセッテ装填部16に装填されているカセッテ14と読取部26との間で、蓄積性蛍光体パネル12の受け渡しを行う際には、防振機構36は、クランプ機構40(又はクランプ機構72)を介して防振機能が停止されている。このため、蓄積性蛍光体パネル12の受け渡し作業が円滑且つ確実に遂行される。
しかも、蓄積性蛍光体パネル12は、カセッテ14から完全に離脱した後、読取部26に受け渡されている。従って、クランプ機構40(又はクランプ機構72)によるクランプ機能が解除された後、蓄積性蛍光体パネル12の放射線画像情報読取処理を行う際には、カセッテ14と該蓄積性蛍光体パネル12との係合関係が完全に遮断されている。これにより、蓄積性蛍光体パネル12の放射線画像情報読取処理が一層良好に遂行されるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る放射線画像情報読取装置の概略構成説明図である。 前記放射線画像情報読取装置を構成するケーシング及びクランプ機構の説明図である。 前記放射線画像情報読取装置の処理を説明するフローチャートである。 前記クランプ機構の動作説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る放射線画像情報読取装置の概略構成説明図である。 前記放射線画像情報読取装置を構成するケーシング及びクランプ機構の説明図である。 前記クランプ機構の動作説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る放射線画像情報読取装置の概略構成説明図である。 特許文献1に開示されている放射線画像読取装置の概略説明図である。
符号の説明
10、70、90…放射線画像情報読取装置 10a…装置本体
12…蓄積性蛍光体パネル 14…カセッテ
16…カセッテ装填部 18…カセッテ排出部
20…蓋部材
24、52、94a、94b…搬送ローラ対 26…読取部
28a、28b…副走査ローラ対 30…励起光走査部
32…フォトマルチプライヤ 34…ケーシング
36…防振機構 38…防振ゴム
40、72…クランプ機構 42…モータ
50a、50b…クランパ 54…消去搬送機構
56…消去部 92a、92b…搬送機構

Claims (4)

  1. 放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体パネルを保持するカセッテを装填可能なカセッテ装填部と、前記カセッテ装填部に装填された前記カセッテから離脱された前記蓄積性蛍光体パネルに対して励起光を照射し、得られた輝尽発光光を光電的に読み取ることで前記放射線画像情報を取得する読取部とを備える放射線画像情報読取装置であって、
    前記読取部は、前記カセッテと切り離して少なくとも光学系の振動を防止する防振機構と、
    前記防振機構による防振機能を一旦停止させるクランプ機構と、
    を備えることを特徴とする放射線画像情報読取装置。
  2. 請求項1記載の放射線画像情報読取装置において、前記防振機構は、少なくとも前記光学系を収容するケーシングに設けられる防振部材を備え、
    前記クランプ機構は、前記ケーシングの両側部を挟持して該ケーシングを保持するクランプ部材を備えることを特徴とする放射線画像情報読取装置。
  3. 請求項1記載の放射線画像情報読取装置において、前記防振機構は、少なくとも前記光学系を収容するケーシングに設けられ、載置部に配置されて前記ケーシングを支持する防振部材を備え、
    前記クランプ機構は、前記ケーシングを保持するとともに、前記防振部材を前記載置部から離間させる保持部材を備えることを特徴とする放射線画像情報読取装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放射線画像情報読取装置において、前記蓄積性蛍光体パネルに消去光を照射して残存する放射線画像情報を消去する消去部と、
    前記蓄積性蛍光体パネルを保持した前記カセッテを排出可能なカセッテ排出部と、
    を備えることを特徴とする放射線画像情報読取装置。
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