JP2007032482A - パッケージ型圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧縮部全体に対して外部から温度の低い冷却風を供給し、圧縮部の冷却効率を向上させる。
【解決手段】 防音箱1の後部位置には吸気口29、排気口46を設け、排気口46には垂直ダクト40を接続する。また、防音箱1内には、圧縮部8とエアドライ33とを上,下方向の異なる位置に設け、これらの間を仕切部材35を用いて仕切る。また、仕切部材35の内部には前側開口36と後側開口37とを備えた水平ダクト38を設ける。そして、水平ダクト38は、後側開口37を通じて垂直ダクト40に接続し、垂直ダクト40と共に第1の排気ダクト41を構成する。また、排気ダクト41の途中には排気ファン42を設ける。これにより、吸気口29から吸込んだ冷却風を、圧縮部8の前側で開口する前側開口36まで導いた後に、排気ダクト41を通じて排気口46から排出することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば空気、冷媒等の流体を圧縮する圧縮機の本体部分を防音箱に収容する構成としたパッケージ型圧縮機に関する。
一般に、空気、冷媒等を圧縮する圧縮機としては、圧縮動作時の騒音を抑えるために機械の本体部分を防音箱に収容する構成としたパッケージ型圧縮機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−84648号公報
この種の従来技術によるパッケージ型圧縮機は、前面板、後面板、左側面板、右側面板、底面板および天面板によって囲まれた防音箱と、該防音箱内に設けられ流体を圧縮する圧縮部と、防音箱内に冷却風を吸込む吸気口と、防音箱内の冷却風を外部に排出する排気口とによって大略構成されている。
ここで、圧縮部は、例えばスクロール式圧縮機、往復動圧縮機等によって構成され、電動モータ等の駆動源によって駆動されるものである。この場合、圧縮機の運転時には、駆動源や圧縮部で発生する熱によって防音箱内の温度が上昇し易い。このため、従来技術では、例えば圧縮部の後側に吸気ダクト、排気ダクト等を設けることにより、冷却効率を高めるようにしている。
ところで、上述した従来技術のパッケージ型圧縮機では、吸気口と排気口から防音箱の内部の音が漏れるから、パッケージ前面における騒音を低減するために、これらの吸気口と排気口をいずれも防音箱の後部位置に配置している。一方、冷却風は防音箱内の圧縮部全体に供給したいから、防音箱の後部位置から吸込んだ冷却風を前部位置に向けて誘導し、圧縮部の冷却によって熱を帯びた冷却風を再度後方に導く構成としている。
この結果、冷却風の一部は圧縮部を冷却せずに排気口に向うことがあり、圧縮部に十分に冷却風を供給できない傾向がある。また、圧縮部を冷却した後の熱を帯びた冷却風が再度後方に導かれるから、この熱を帯びた冷却風によって吸気口から吸込んだ冷却風が加熱されてしまうことがある。このため、圧縮部に温度の低い冷却風を供給することができず、圧縮部の冷却効率が低下するという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、圧縮部全体に対して外部から温度の低い冷却風を供給し、圧縮部の冷却効率を向上できるようにしたパッケージ型圧縮機を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明は、前面板、後面板、左側面板、右側面板、底面板および天面板によって囲まれた防音箱と、該防音箱内に設けられ流体を圧縮する圧縮部と、前記防音箱内に冷却風を吸込む吸気口と、前記防音箱内の冷却風を外部に排出する排気口とを備えてなるパッケージ型圧縮機に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記吸気口を、前記左側面板および右側面板の両側面または片側面の後部位置に設け、前記排気口を、前記天面板、左側面板または右側面板の後部位置に設け、前記防音箱内には、前記吸気口から吸込んだ冷却風を前記排気口に導くため、一端が前記前面板に近い前部位置に開口した前側開口となり、他端が前記排気口に開口した排気ダクトを設け、該排気ダクトには、前記前側開口から吸込んだ冷却風を前記排気口に導く冷却ファンを設ける構成としたことにある。
また、請求項2の発明では、前記圧縮部を、前記防音箱内で前面板に近い前部位置に配置し、前記圧縮部を駆動する駆動源を、前記防音箱内で該圧縮部よりも後側に配置する構成としている。
また、請求項3の発明では、前記防音箱内には、前記圧縮部よりも天面板側に位置して前記圧縮部によって圧縮した圧縮流体を乾燥させるドライヤを設けると共に、該ドライヤと圧縮部との間を仕切る仕切部材を設け、前記排気ダクトは、該仕切部材の内部に設けられた内部ダクトを含む構成とし、前記前側開口を、前記仕切部材に開口して設ける構成としている。
また、請求項4の発明では、前記前側開口を、前記圧縮部内に流体を吸込む吸込フィルタの近傍に配置する構成としている。
さらに、請求項5の発明では、前記圧縮部には、前記吸気口から防音箱内に吸込んだ冷却風の一部が流入し前記圧縮部の発熱部位を冷却する冷却風通路を設け、該冷却風通路の流出側には、前記圧縮部を冷却した冷却風を前記排気口から排出する他の排気ダクトを接続する構成としている。
請求項1の発明によれば、防音箱内には吸気口から吸込んだ冷却風を排気口に導く排気ダクトを設け、該排気ダクトには、前側開口と冷却ファンとを設ける構成としたから、吸気口から防音箱内に吸込まれた冷却風は、前側開口から排気ダクト内に流入すると共に、冷却ファンを用いて排気口から流出される。このとき、冷却風は後部位置の吸気口から前部位置の前側開口に向かって前,後方向に流通するから、防音箱内に設けられた圧縮部全体に冷却風を供給することができる。また、圧縮部の冷却によって加熱された冷却風は前側開口から排気ダクト内に流入するから、加熱された冷却風が吸気口から吸込まれた冷却風と接触することがない。このため、常に外部から新鮮で温度の低い冷却風を圧縮部に供給することができ、圧縮部の冷却効率を高めることができる。
また、請求項2の発明によれば、防音箱内には圧縮部よりも後側に圧縮部の駆動源を設ける構成としたから、吸気口から吸込んだ冷却風を駆動源に供給した後に圧縮部に供給することができる。これにより、駆動源が発熱し易い場合でも、これを効率よく冷却することができる。従って、例えば駆動源等の部品を防音箱内に高い密度で配置したとしても、その作動時には温度の上昇を抑えることができ、小型で高い冷却性能をもつパッケージ型圧縮機を実現することができる。
また、請求項3の発明によれば、防音箱内には、圧縮部よりも天面板側にドライヤを設けると共に、該ドライヤと圧縮部との間を仕切る仕切部材を設けたから、仕切部材によって冷却風がドライヤ側に流入するのを遮断することができ、加熱し易い圧縮部に対して集中的に冷却風を供給することができる。また、排気ダクトは仕切部材の内部に設けられた内部ダクトを含む構成としたから、冷却風が圧縮部の冷却によって加熱されたときでも、この加熱された冷却風がドライヤに供給されるのを防止しつつ、内部ダクトを通じて排気口に導くことができる。さらに、仕切部材を排気ダクトに流用することができるから、仕切部材に対して排気ダクトを別途設ける必要がなく、防音箱を小型化できると共に、製造コストを低減することができる。
また、請求項4の発明によれば、前側開口は圧縮部の吸込フィルタの近傍に配置したから、冷却風が吸気口から前側開口に向けて流通するときに、この冷却風を圧縮部の吸込フィルタに供給することができる。これにより、圧縮部内に吸込む流体を冷却することができるから、流体の圧縮効率を高めることができる。
さらに、請求項5の発明によれば、圧縮部には冷却風通路を設けたから、冷却風通路を用いて冷却風の一部を圧縮部に流入させ、圧縮部の発熱部位に対する冷却効率を高めることができる。また、冷却風通路の流出側には他の排気ダクトを接続する構成としたから、圧縮部の冷却によって加熱された冷却風は、他の排気ダクトを通じて排気口から排出される。このため、他の排気ダクトによって冷却風通路に流入した冷却風が吸気口側に戻るのを防止することができるから、圧縮部には吸気口から常に温度の低い冷却風を供給することができる。
以下、本発明の実施の形態によるパッケージ型圧縮機として、スクロール式の空気圧縮機を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
図中、1はパッケージ型圧縮機の外殻を構成する防音箱を示し、該防音箱1は、図1ないし図5に示す如く、複数の鋼板等によって囲まれた略直方体の箱体として形成されている。そして、防音箱1は、前面板1Aと、後面板1Bと、左側面板1Cと、右側面板1Dと、これら各板1A〜1Dの下端側を閉塞する底面板1Eと、これら各板1A〜1Dの上端側を閉塞する天面板1Fとによって構成されている。
これにより、防音箱1内には、後述のタンク3,4、圧縮部8、モータ19、エアドライヤ33、排気ダクト41,43、排気ファン42等を収容する収容空間Sが画成されている。また、前面板1Aの上部側には、圧縮部8を操作するためのスイッチ、表示器等を備えた操作パネル2が設けられている。
3,4は防音箱1の底面板1E上に固定して設けられた例えば2個のタンクで、該各タンク3,4は、圧縮部8から吐出される圧縮空気を貯留するものであり、各タンク3,4のうち上流側タンク3は、図1ないし図3に示す如く、上流側配管5によって後述する圧縮部8の吐出口18に接続されている。
また、下流側タンク4は、中間配管6によって上流側タンク3に接続されると共に、下流側配管7によってエアドライヤ33に接続されている。そして、圧縮部8から吐出される圧縮空気は、まず上流側タンク3に貯留され、上流側タンク3を通じて下流側タンク4にも貯留される。
8は空気圧縮機の本体部分を構成する圧縮部で、該圧縮部8は、図5、図9に示す如く、例えばスクロール式圧縮機等からなり、防音箱1内で前面板1Aに近い前部位置に配置され、タンク3,4の上側に固定されている。そして、圧縮部8は、後述のケーシング9、固定スクロール11、旋回スクロール13、回転軸15、補助クランク16等によって構成されている。
ここで、図9、図10を参照しつつ、まず圧縮部8等の構造について詳しく説明すると、9は有底筒状に形成されたケーシングで、該ケーシング9内には、旋回スクロール13の裏面側に位置して放熱フィン13C、補助クランク16等が配置された冷却風通路としての旋回側冷却風通路10が設けられている。
この場合、旋回側冷却風通路10は、ケーシング9の直径方向の両側に開口して設けられた流入口9A,流出口9Bによって外部に連通している。そして、旋回側冷却風通路10は、後述する吸気ダクト30の開口部30Aから排気ダクト41の前側開口36に向けて流通する冷却風の一部が流入し、これによって旋回スクロール13等を冷却するものである。
11はケーシング9に設けられた固定スクロールで、該固定スクロール11は、円板状の鏡板11Aと、該鏡板11Aの表面に立設された渦巻状のラップ部11Bと、鏡板11Aの裏面に冷却風の流れ方向(図9中の矢示R方向)に沿って立設された複数の放熱フィン11Cとによって構成されている。
また、固定スクロール11の裏面側には、後述する蓋板25との間に位置して放熱フィン11C等が配置された冷却風通路としての固定側冷却風通路12が設けられている。この固定側冷却風通路12は、固定スクロール11の直径方向の両側に開口して設けられた流入口11D,流出口11Eによって外部に連通している。そして、固定側冷却風通路12は、旋回側冷却風通路10とほぼ同様の機能を有し、固定スクロール11等を冷却するものである。
13はケーシング9内に収容された旋回スクロールで、該旋回スクロール13は、円板状の鏡板13Aと、該鏡板13Aの表面に立設され、固定スクロール11のラップ部11Bとの間に複数の圧縮室14を画成する渦巻状のラップ部13Bと、鏡板13Aの裏面に冷却風の流れ方向(図9中の矢示Q方向)に沿って立設された複数の放熱フィン13Cとによって大略構成されている。
15はケーシング9に回転可能に設けられた回転軸で、該回転軸15には、旋回スクロール13が偏心した状態で回転可能に連結されると共に、後述の内部冷却ファン21が連結されている。また、旋回スクロール13とケーシング9との間には、図10に示す如く、旋回スクロール13の自転を防止する例えば3個の補助クランク16が設けられている。
そして、圧縮部8は、回転軸15がモータ19によって回転駆動されると、旋回スクロール13が固定スクロール11に対して旋回運動することにより、固定スクロール11の吸込口に取付けられた吸込フィルタ17(図1参照)から空気を吸込み、中央側の吐出口18から上流側配管5に圧縮空気を吐出する。
19は後述のファンケース22を介して圧縮部8に取付けられた駆動源としての電動式のモータで、該モータ19は、防音箱1内のうち圧縮部8よりも後側に配置されている。また、モータ19は、図9に示す如く、有底筒状のモータケース19Aと、該モータケース19Aによって支持され、後述の内部冷却ファン21と圧縮部8の回転軸15とを回転駆動する出力軸19Bとによって大略構成されている。そして、モータケース19Aの底部側には、その内部に冷却風を吸込む複数のモータ側吸込口20が形成されている。
21はモータ19の出力軸19Bと回転軸15との間に連結して設けられた内部冷却ファンで、該内部冷却ファン21は、例えばモータ19によって回転駆動される遠心ファン等からなり、ケーシング9とモータケース19Aとを連結する略筒状のファンケース22内に収容されている。
この場合、ファンケース22には、モータケース19Aとの間に開口する複数の圧縮部側吸込口23と、ファンケース22内の空間とケーシング9および固定スクロール11の流入口9A,11Dとを連通する補助ダクト24とが設けられている。また、補助ダクト24は、固定スクロール11の裏面側に取付けられた蓋板25に接続されている。
そして、内部冷却ファン21は、図9中の矢示Pに示すように圧縮部側吸込口23からファンケース22内に向けて冷却風を吸込むと共に、矢示P′に示すようにモータ側吸込口20からモータケース19Aを経由してファンケース22内に冷却風を吸込み、これらの冷却風を、矢示Q,Rに示す如く補助ダクト24によって旋回側冷却風通路10と固定側冷却風通路12とにそれぞれ送風する。これにより、内部冷却ファン21は、固定スクロール11、旋回スクロール13、補助クランク16等の圧縮部8の発熱部位を冷却すると共に、モータ19をも冷却することができる。
次に、図1ないし図8を参照しつつ、圧縮部8の周囲に配置された他の構造物について説明する。
26は防音箱1内に操作可能に設けられた機器としての圧力設定装置で、該圧力設定装置26は、例えば圧縮機の使用者等によって操作され、その操作内容に応じてタンク3,4内の空気圧を所望の圧力に設定するものである。この場合、圧力設定装置26は、図1に示す如く、例えば防音箱1の左側面板1Cの近傍で下流側タンク4に取付けられている。
また、防音箱1の左側面板1Cには、図5ないし図7に示す如く、防音箱1の後側で例えば圧力設定装置26、モータ19等に対面する位置に四角形状の点検窓27が設けられている。この点検窓27は、例えば圧力設定装置26の設定操作や他の機器の点検、修理等を含めて圧縮機のメンテナンスを行うときに、作業者が防音箱1内に手を入れるための開口部であり、常時は後述のカバー28によって閉じられている。
28は点検窓27を覆う平板状のカバーで、該カバー28は、例えば複数本の取付ねじ28Aによって点検窓27に着脱可能に取付けられ、防音箱1の外殻の一部を構成している。ここで、カバー28の一部には、左側面板1Cの後部位置で防音箱1内に外気を吸込む吸気口29が設けられ、カバー28の他の部位は、後述する吸気ダクト30の開口部30Aを外側から覆う遮音部28Bとなっている。この遮音部28Bは、防音箱1内の騒音が開口部30Aから外部に漏れるのを抑制している。
30はカバー28の内側面に設けられた吸気ダクトを示し、該吸気ダクト30は、図4、図5に示す如く、例えば断面四角形状の箱状に形成され、カバー28と対面する部位が略全面に亘って開口している。そして、吸気ダクト30は、吸気口29を覆う位置でカバー28に取付けられ、冷却風の流れ方向(図5中の矢示A方向)に対して上流側が吸気口29に接続されている。
また、吸気ダクト30の下流側には、カバー28と対面する部位に四角形状の開口部30Aが設けられている。この開口部30Aは、カバー28の吸気口29に対して側方にずれた位置に形成され、モータ19の直径方向の一側(左側面板1C側)に面した位置で開口している。これにより、吸気ダクト30内には、クランク状に屈曲した吸気通路31が設けられている。そして、吸気ダクト30は、外部からの冷却風を吸気通路31に沿って防音箱1内に導入し、この冷却風をモータ19に向けて流通させる。
このように、カバー28(吸気口29)および吸気ダクト30は、カバー一体型部品32として一体化され、この状態で点検窓27に取付けられている。従って、圧縮機のメンテナンスを行うときには、図8に示す如く、取付ねじ28Aを緩めることにより、点検窓27を容易に開けることができる。
33は防音箱1内のうち圧縮部8よりも天面板1F側(上部側)に配置されたエアドライヤで、該エアドライヤ33は、図1ないし図4等に示すように後述する仕切部材35上に載置され、下流側タンク4から下流側配管7を通じて流入する圧縮空気を乾燥させて外部に供給するものである。この場合、防音箱1の上部側には、図7に示す如く、エアドライヤ33用の通気口34A,排気口34Bが設けられている。
35は防音箱1内で高さ方向(上,下方向)の中間位置に設けられた仕切部材で、該仕切部材35は、圧縮部8、モータ19とエアドライヤ33との間に設けられ、防音箱1内の収容空間Sを圧縮部8等を収容する下側の部屋とエアドライヤ33を収容する上側の部屋との2つの部屋に仕切っている。また、仕切部材35は、防音箱1内の水平断面を略全面に亘って覆う仕切板35Aと、該仕切板35A上に略平行な状態で配置された略四角形状のベース板35Bとによって2重板構造をなしている。このとき、ベース板35Bの外周側は、仕切板35Aに向けて折曲し、全周に亘って仕切板35Aに接合されている。このため、仕切部材35の内部には、仕切板35Aとベース板35Bとの間に空間が画成されている。
また、仕切板35Aには、前面板1Aに近い前部位置でに開口した前側開口36が設けられ、該前側開口36は、圧縮部8の吸込フィルタ17と対向した位置(近傍位置)に配置されている。このとき、前側開口36は、圧縮部8の前端側に位置し、仕切板35Aの左,右方向に延びる溝状をなしている。一方、ベース板35Bには、防音箱1の後部側で後述の排気口46と対応した位置に後側開口37が設けられ、該後側開口37は、略四角形状をなしている。そして、これらの前側開口36、後側開口37は、いずれも仕切部材35内の空間に連通している。このため、仕切部材35の内部には、仕切板35Aとベース板35Bとの間に空間によって、前側開口36から後側開口37に向けて水平方向(前,後方向)に延びる内部ダクトとしての水平ダクト38が形成されている。そして、水平ダクト38は、前側開口36から後側開口37に向けて冷却風を流通させるものである。
39は仕切部材35のベース板35Bに設けられたカバー部材で、該カバー部材39は、略四角形の箱状に形成され、ベース板35B側と防音箱1の右側面板1D側が開口している。また、カバー部材39は、後側開口37を覆ってベース板35Bに取付けられると共に、右側面板1Dに向けて開口した開口した開口部39Aを介して垂直ダクト40に接続されている。これにより、カバー部材39は、仕切部材35の水平ダクト38と後述する垂直ダクト40との間を接続している。なお、カバー部材39と垂直ダクト40との間には、枠状のクッション材を介在させる構成としてもよい。
40は防音箱1の右側面板1Dと天面板1Fとに亘って設けられた垂直ダクトを示し、該垂直ダクト40は、図1、図6に示す如く、仕切部材35の位置から例えば上,下方向(垂直方向)に延びる細長い四角形状の箱体として形成されている。そして、垂直ダクト40は、その六面のうち右側面板1Dと天面板1Fに面した部位が開口している。
また、垂直ダクト40のうち、冷却風の流れ方向(図1中の矢示D方向)に対して上流側となる部位(下部側)には、カバー部材39に面した位置で開口する四角形状の開口部40Aが設けられている。一方、垂直ダクト40の下流側(上部側)は、防音箱1の天面板1Fの位置で後述の排気口46に接続されている。そして、垂直ダクト40は、カバー部材39を介して水平ダクト38に接続され、前側開口36から流入した冷却風を排気口46から排出する。これにより、垂直ダクト40は、水平ダクト38およびカバー部材39と一緒に第1の排気ダクト41を構成している。このため、排気ダクト41は、一端が前側開口36となると共に、他端が後述の排気口46に開口し、吸気口29から吸込んだ冷却風を前側開口36を介して排気口46に導くものである。
42は排気ダクト41の垂直ダクト40(開口部40A)に設けられた冷却ファンとしての排気ファンで、該排気ファン42は、図6に示す如く、電動式の軸流ファン等によって構成されている。そして、排気ファン42は、排気ダクト41の前側開口36から排気口46に向けて矢示C方向の冷却風を発生させる。これにより、排気ファン42は、吸気口29から防音箱1内に吸込まれた冷却風を、図5中の矢示Bに示す如く、排気ダクト41の前側開口36まで導くと共に、圧縮部8の外部、モータ19等を冷却した後の冷却風を排気ダクト41を通じて強制的に排気するものである。
43は垂直ダクト40の前側に隣接して防音箱1の右側面板1Dに設けられた第2の排気ダクトで、該第2の排気ダクト43は、図1、図5に示す如く、防音箱1の右側面板1Dと天面板1Fとに亘って設けられると共に、圧縮部8の流出口9B,11Eと対向する位置から例えば上,下方向(垂直方向)に延びる細長い四角形状の箱体として形成されている。そして、排気ダクト43は、その六面のうち右側面板1Dと天面板1Fに面した部位が開口している。
また、排気ダクト43のうち、冷却風の流れ方向(図1中の矢示D方向)に対して上流側となる部位(下部側)には、後述の接続ダクト44を取付けるために、圧縮部8の流出口9B,11Eに面した位置で開口する四角形状のダクト取付穴43Aが設けられている。一方、排気ダクト43の下流側(上部側)は、防音箱1の天面板1Fの位置で後述の排気口46に接続されている。
44は圧縮部8と第2の排気ダクト43との間に設けられた接続ダクトで、該接続ダクト44は、圧縮部8の冷却風通路10,12(ケーシング9および固定スクロール11の流出口9B,11E)と排気ダクト43とを接続している。
ここで、接続ダクト44は、図9ないし図11に示す如く、その本体部分をなす略四角形状の角筒体として形成された筒部44Aと、該筒部44Aの軸方向一側に一体形成され、筒部44Aの内側に突出した略コ字状の導風板44Bとにより構成されている。
そして、筒部44Aは、軸方向一側が流出口9B,11Eを取囲む位置でケーシング9と固定スクロール11とに当接している。また、図5に示す如く筒部44Aの軸方向他側は、ダクト取付穴43Aを通じて第2の排気ダクト43内に突出している。
また、筒部44Aの外周側には、例えばゴム、スポンジ等の弾性材料からなる枠状のクッション材45が取付けられ、筒部44Aは、このクッション材45を介して排気ダクト43のダクト取付穴43Aに嵌合されている。この場合、クッション材45は、ダクト43,44の間に介在して両者間の気密性を高めると共に、これらが振動等によって直接接触するのを防止している。
さらに、導風板44Bは、図10、図11に示す如く、細長い開口形状を有する流出口9Bの長手方向両側を塞ぐ位置に配設されている。これにより、導風板44Bは、矢示Q方向に流れる冷却風の流れを、流出口9Bの中央(図10中の左側)に配置された補助クランク16の周囲に集めることができ、この補助クランク16を効率よく冷却することができる。
46は天面板1Fの後部位置に設けられた排気口で、該排気口46は、図1、図7に示す如く、例えばメッシュ状の開口部として形成され、排気ダクト41,43内に連通している。そして、排気口46は、これらの排気ダクト41,43内を流れる冷却風を防音箱1の外部に排出するものである。
本実施の形態による空気圧縮機は上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、圧縮機を始動すると、モータ19により内部冷却ファン21を介して圧縮部8の回転軸15が回転駆動され、旋回スクロール13が旋回運動する。これにより、吸込フィルタ17から吸込まれた空気が各圧縮室14内で圧縮され、圧縮空気となって吐出口18から上流側タンク3内に吐出、貯留される。
また、圧縮機の運転時には、防音箱1に搭載された電源回路(図示せず)等によって排気ファン42が駆動する。この結果、内部冷却ファン21と排気ファン42とによって防音箱1内が負圧状態となるから、防音箱1内には吸気口29から外気が吸込まれる。そして、吸気口29から吸込まれた外気は、図5中の矢示Aに示す如く、冷却風となって吸気ダクト30の開口部30Aから防音箱1内に流入する。
このとき、吸気ダクト30は防音箱1の後側に配置されると共に、排気ダクト41の前側開口36は吸気ダクト30よりも防音箱1の前側に配置されている。このため、吸気ダクト30から流入した冷却風は、図2、図3および図5中の矢示Bに示す如く、防音箱1の後側から前側に向けて流通し、モータ19の周囲を通って圧縮部8に供給される。
また、矢示B方向に流れる冷却風の一部は、内部冷却ファン21によって圧縮部側吸込口23から吸込まれ、矢示Q,Rに示す如く、固定スクロール11、旋回スクロール13等の発熱部位を冷却する。そして、この冷却風は、接続ダクト44を通って排気ダクト43内に流出し、排気ダクト43を上向きに流通した後に、排気口46から外部に排出される。
一方、矢示B方向に流れる残余の冷却風は、排気ファン42によって前側開口36から吸込まれる。このとき、前側開口36が圧縮部8の吸込フィルタ17と対向した位置に設けられているから、冷却風は吸込フィルタ17の周囲を流通する。このため、冷却風によって圧縮部8に吸込む空気を冷却することができ、圧縮部8の圧縮効率を高めることができる。
そして、圧縮部8、モータ19等を冷却して温まった冷却風は、前側開口36から仕切部材35の水平ダクト38内に流入し、図2、図3および図6中の矢示Cに示す如く、水平ダクト38内を前側から後側に向けて流通する。これにより、水平ダクト38の後側に到達した冷却風は、後側開口37を通じて水平ダクト38内から流出し、カバー部材39、垂直ダクト40を流通した後に、排気口46から外部に排出される。
このように、本実施の形態では、吸気口29から吸込んだ冷却風を防音箱1の後側から前側に向けて流通させることができる。また、この冷却風の一部を、圧縮部8内に供給して固定スクロール11および旋回スクロール13を効率よく冷却できると共に、圧縮部8等を冷却して温まった冷却風を水平ダクト38、垂直ダクト40等からなる排気ダクト41を用いて防音箱1の後側に位置する排気口46から排出することができる。
かくして、本実施の形態によれば、防音箱1内には吸気口29から吸込んだ冷却風を排気口46に導く排気ダクト41を設け、該排気ダクト41には、前側開口36と冷却ファン42とを設ける構成としたから、吸気口29から防音箱1内に吸込まれた冷却風を、前側開口36から排気ダクト41内に流入させると共に、排気ファン42を用いて排気口46から外部に排出することができる。このとき、冷却風は後部位置の吸気口29から前部位置の前側開口36に向かって流通するから、防音箱1内に設けられた圧縮部8全体に冷却風を供給することができる。また、圧縮部8の冷却によって加熱された冷却風は前側開口36から排気ダクト41内に流入し、圧縮部8の周囲を逆流することがない。このため、加熱された冷却風が吸気口29から吸込まれた冷却風と接触することがないから、常に外部から新鮮で温度の低い冷却風を吸気口29から圧縮部8に向けて供給することができ、圧縮部8の冷却効率を高めることができる。
また、防音箱1内には圧縮部8よりも後側にモータ19を配置したから、吸気口29から吸込んだ冷却風をモータ19に供給した後に圧縮部8に供給することができる。これにより、モータ19が発熱し易い場合でも、これを効率よく冷却することができる。従って、例えばモータ19等の部品を防音箱1内に高い密度で配置したとしても、その作動時には温度の上昇を抑えることができ、小型で高い冷却性能をもつパッケージ型圧縮機を実現することができる。
また、防音箱1内には、圧縮部8よりも天面板1F側にエアドライヤ33を設けると共に、該エアドライヤ33と圧縮部8との間を仕切る仕切部材35を設けたから、仕切部材35によって冷却風がエアドライヤ33側に流入するのを遮断することができ、加熱し易い圧縮部8に集中して冷却風を供給することができる。また、排気ダクト41は仕切部材35の内部に設けられた水平ダクト38を含む構成としたから、冷却風が圧縮部8の冷却によって加熱されたときでも、この加熱された冷却風がエアドライヤ33に供給されるのを防止しつつ、水平ダクト38を通じて防音箱1の後側に位置する排気口46に導くことができる。さらに、仕切部材35を排気ダクト41に流用することができるから、仕切部材35に対して排気ダクト41を別途設ける必要がなく、防音箱1を小型化できると共に、製造コストを低減することができる。
また、前側開口36は吸込フィルタ17の近傍に配置したから、冷却風が吸気口29から前側開口36に向けて流通するときに、この冷却風を圧縮部8の吸込フィルタ17に供給することができる。これにより、圧縮部8内に吸込む空気を冷却することができるから、圧縮部8の圧縮効率を高めることができる。
さらに、圧縮部8には旋回側冷却風通路10と固定側冷却風通路12とを設けたから、これらの冷却風通路10,12を用いて冷却風の一部を圧縮部8に流入させ、圧縮部8の発熱部位となる固定スクロール11および旋回スクロール13を効率よく冷却することができる。また、冷却風通路10,12の流出側には第2の排気ダクト43を接続する構成としたから、圧縮部8の冷却によって加熱された冷却風は、排気ダクト43を通じて排気口46から排出することができる。このため、排気ダクト43によって冷却風通路10,12に流入した冷却風が吸気口29側に戻るのを防止することができるから、圧縮部8には吸気口29から常に温度の低い冷却風を供給することができる。
また、圧縮部8の外周側を流通した冷却風を排気するための第1の排気ダクト41を設けると共に、圧縮部8の内部を流通した冷却風を排気するための第2の排気ダクト43を設け、これらの排気ダクト41,43を排気口46に対して別個に接続したから、モータ19および圧縮部8の外周側を冷却した後の冷却風と圧縮部8の内部を冷却した後の冷却風とを、別々の排気ダクト41,43に分けて流通させることができる。
この場合、例えばモータ19、圧縮部8の外周側を冷却することにより温度が高くなった冷却風(排気ダクト41を流通する冷却風)が接続ダクト44に流入すると、圧縮部8側の冷却風が温められて圧縮部8の冷却効率が低下することがある。しかし、本実施の形態では、第1,第2の排気ダクト41,43を別個に設けたから、圧縮部8の外周側の冷却風と圧縮部8の内部側の冷却風とを分けて流通させることができ、圧縮部8を安定的に冷却することができる。
また、点検窓27のカバー28に吸気口29および吸気ダクト30を設けたから、これらの構造物をカバー一体型部品32として一体化することができる。これにより、点検窓27、吸気口29および吸気ダクト30の配置スペースを共通化できるので、例えば防音箱1を小型化した場合でも、これらの構造物を防音箱1に容易に配置することができる。
また、例えば圧力設定装置26の操作等を行うときには、カバー一体型部品32を取外すだけの簡単な動作によって点検窓27を開けることができるので、他の点検、修理作業等も含めてメンテナンス性を高めることができる。
さらに、接続ダクト44の筒部44Aと導風板44Bとを一体形成したので、部品点数を削減して接続ダクト44を容易に形成でき、圧縮機の組立作業を効率よく行うことができる。
なお、前記実施の形態では、第1の排気ダクト41は仕切部材35の内部に設けた水平ダクト38を含む構成としたが、第1の排気ダクトは仕切部材とは別個に構成してもよい。
また、前記実施の形態では、吸気口29は左側面板1Cに設ける構成としたが、吸気口は、左側面板1Cに代えて右側面板1Dに設ける構成としてもよく、左側面板1Cと右側面板1Dとの両面に設ける構成としてもよい。さらに、前記実施の形態では、排気口46は、天面板1Fの後部位置に設ける構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば排気口を左側面板1Cまたは右側面板1Dの後部位置に設ける構成としてもよい。
また、前記実施の形態では、第1,第2の排気ダクト41,43は別個に排気口46に接続する構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば第1,第2の排気ダクトを合流させて排気口に接続する構成としてもよい。
また、実施の形態では、吸気ダクト30、垂直ダクト40および排気ダクト41,43を箱形状に形成する場合を例に挙げて述べた。しかし、本発明は箱形形状に限らず、例えば筒状または枠状に形成されたダクトを用いる構成としてもよい。また、排気ファン42の取付位置も、垂直ダクト40の開口部40Aに限るものではなく、第1の排気ダクト41の途中位置であれば、例えば前側開口36や排気口46に取付ける構成としてもよい。
また、前記実施の形態では、吸気ダクト30の開口部30Aを吸気口29に対して側方に位置ずれさせて形成し、クランク状の吸気通路31を形成するものとした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば吸気ダクトの開口部を吸気口と対向した位置に設ける構成としてもよく、吸気ダクトを省く構成としてもよい。
さらに、実施の形態では、スクロール式圧縮機からなる圧縮部8が搭載された空気圧縮機を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば往復動圧縮機が搭載されたパッケージ型圧縮機に適用してもよく、また冷媒等を含めて空気以外の流体を圧縮する各種のパッケージ型圧縮機にも広く適用できるものである。
本発明の実施の形態によるパッケージ型の空気圧縮機を前面板を外した状態で示す正面図である。 空気圧縮機を図1中の矢示II−II方向からみた縦断面図である。 空気圧縮機を図1中の矢示III−III方向からみた縦断面図である。 空気圧縮機を図2中の矢示IV−IV方向からみた縦断面図である。 空気圧縮機を図2中の矢示V−V方向から拡大してみた横断面図である。 空気圧縮機を図2中の矢示VI−VI方向から拡大してみた横断面図である。 空気圧縮機を右側面板等を外した状態で右後方からみた分解斜視図である。 防音箱の点検窓からカバー一体型部品を外した状態を示す図5中の要部拡大断面図である。 図5中の圧縮機本体と接続ダクトとを拡大して示す断面図である。 圧縮機本体と接続ダクトとを図9中の矢示X−X方向からみた断面図である。 圧縮機本体の一部と接続ダクトとを外した状態で示す分解斜視図である。
符号の説明
1 防音箱
1A 前面板(側面板)
1B 後面板(側面板)
1C 左側面板
1D 右側面板
1E 底面板
1F 天面板
8 圧縮部
10 旋回側冷却風通路(冷却風通路)
11 固定スクロール
12 固定側冷却風通路(冷却風通路)
13 旋回スクロール
17 吸込フィルタ
19 モータ(駆動源)
20 モータ側吸込口
21 内部冷却ファン
23 圧縮部側吸込口
29 吸気口
30 吸気ダクト
33 エアドライヤ(ドライヤ)
35 仕切部材
36 前側開口
37 後側開口
38 水平ダクト(内部ダクト)
39 カバー部材
40 垂直ダクト
41 第1の排気ダクト
42 排気ファン(冷却ファン)
43 第2の排気ダクト
44 接続ダクト
46 排気口

Claims (5)

  1. 前面板、後面板、左側面板、右側面板、底面板および天面板によって囲まれた防音箱と、該防音箱内に設けられ流体を圧縮する圧縮部と、前記防音箱内に冷却風を吸込む吸気口と、前記防音箱内の冷却風を外部に排出する排気口とを備えてなるパッケージ型圧縮機において、
    前記吸気口を、前記左側面板および右側面板の両側面または片側面の後部位置に設け、
    前記排気口を、前記天面板、左側面板または右側面板の後部位置に設け、
    前記防音箱内には、前記吸気口から吸込んだ冷却風を前記排気口に導くため、一端が前記前面板に近い前部位置に開口した前側開口となり、他端が前記排気口に開口した排気ダクトを設け、
    該排気ダクトには、前記前側開口から吸込んだ冷却風を前記排気口に導く冷却ファンを設ける構成としたことを特徴とするパッケージ型圧縮機。
  2. 前記圧縮部を、前記防音箱内で前面板に近い前部位置に配置し、
    前記圧縮部を駆動する駆動源を、前記防音箱内で該圧縮部よりも後側に配置してなる請求項1に記載のパッケージ型圧縮機。
  3. 前記防音箱内には、前記圧縮部よりも天面板側に位置して前記圧縮部によって圧縮した圧縮流体を乾燥させるドライヤを設けると共に、該ドライヤと圧縮部との間を仕切る仕切部材を設け、
    前記排気ダクトは、該仕切部材の内部に設けられた内部ダクトを含む構成とし、
    前記前側開口を、前記仕切部材に開口して設けてなる請求項1または2に記載のパッケージ型圧縮機。
  4. 前記前側開口を、前記圧縮部内に流体を吸込む吸込フィルタの近傍に配置してなる請求項3に記載のパッケージ型圧縮機。
  5. 前記圧縮部には、前記吸気口から防音箱内に吸込んだ冷却風の一部が流入し前記圧縮部の発熱部位を冷却する冷却風通路を設け、
    該冷却風通路の流出側には、前記圧縮部を冷却した冷却風を前記排気口から排出する他の排気ダクトを接続してなる請求項1,2,3または4に記載のパッケージ型圧縮機。
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