JP2007026965A - X線ct装置及びct用x線制御方法 - Google Patents

X線ct装置及びct用x線制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 曝射開始時の曝射量の不安定さを軽減することにより、被曝量をさらに軽減した技術を提供する。
【解決手段】 X線管に高電圧を印加するための高電圧電源とX線管のフィラメント電流を制御信号にしたがって制御するフィラメント電源部とを含むX線発生部とを有し、予め、X線管のフィラメント及びフィラメント電源部を含むフィラメント系の応答時間τを記憶しておき、X線発生部が被検体の周囲を回転周期Tk(位相:2π/Tk×t)で回転するのに対して、X線制御部は、フィラメント電源部に、高電圧を印加する前に周期Tx(=Tk/2)で前記応答時間τだけ早く変化する(位相:2π/Tx×(t+τ))フィラメント電流を印加させ、高電圧を印加後に周期Txで変化する管電流(位相:2π/Tx×t)を流すよう制御することによって、X線の強度を変えて曝射する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、X線を被検体に曝射(照射、放射)して撮像するX線CT(Computed Tomography)装置及びそのX線制御方法に関する。特に、被検体の周囲を回転しながらX線を曝射する際に、回転に合わせて曝射強度を変えて撮像することによって、被曝量(強度)の低減を図った技術に係る。
従来、R−R型CTスキャナと呼ばれている装置があって、例えば、図6(a)のように中央部に被検体を収容できる空間を有するドーナツ状の形状を有する架台300の内部に、X線発生部1000が配置され、さらにX線発生部1000の位置に対して180°対抗する位置には被検体からの透過X線を検出するためのX線検出器200が配置されている。そして、架台300の回転(つまり、X線発生部1000とX線検出器200の回転)にあわせて曝射量をコントロールしているものがあった。図6(a)は、被検体の正面もしくは背面から撮像するときは、被検体が薄いので曝射量を少なくし(弱い曝射)、左右の横方向からは、被検体が厚くなるので曝射量を大きくし(強い曝射)、つまり、図6(b)に示すように架台300の回転中に曝射量(曝射の強度)を変えて撮影することにより(この例では、架台300の回転速度に対して曝射量の変化速度は2倍)、被曝量を少なく制御して良質の撮像画像を得ようという技術である。
一方、X線CT装置におけるX線管発生部1000は、X線管のフィラメント(カソード或いは陰極とも言われる。)に電流を流して加熱し、X線管のアノード(陽極とも言われる。)とそのフィラメントとの間に、高電圧を印加して曝射を行う。そして、X線の曝射量を調整するため管電流(アノードを流れる電流)を調整する必要があるが、その管電流は、フィラメント電流を可変することによって行える(特許文献1を参照)。つまり、管電流は、X線管のフィラメント電流の増減により熱電子放出量を増減させことによって制御される。一般に、上記の管電流の変動は、すなわち曝射時の曝射量の変動でもあるので、曝射時においては、その管電流を所望の一定の管電流になるよう安定化するための手段が設けられている。
その管電流安定化手段を、図7を基に説明する。図7は、特許文献1に公開されている一技術を、ブロック化して示したものである。
図7において、高電圧電源部1の一端がアースされ、そのアースから管電流検出手段2を通して、X線管3のアノード3aに接続され、電源部1の他端はX線管3のフィラメント3bに接続され、その他端から高絶対電圧(アースに対してマイナスであるが、絶対電圧が大きいので、以下、「高絶対電圧」という。ただし、X線間3のアノード3aとアノード3aとの間に、相対的に印加されていることを表す場合は、「高電圧」と表現することがある。)がフィラメント3bに印加されている。管電流検出手段2は、例えば、抵抗R1をアノード3aとアース間に配置し、曝射時に管電流が流れることによって、抵抗R1に発生する電圧(管電流検出信号)を検出している。
一方、フィラメント電源部7は、パルス生成部7aで幅が可変なパルスを生成し、生成したパルスを、トランス7bを介して、フィラメント3bに印加することにより、フィラメント電流を供給している。トランス7bは、上記したように、図7の例では、フィラメント3b側が高絶対電圧を印加されているため、パルス生成部7a側と絶縁を図るためのものである。そして、そのパルス生成部7aにおいて、パルス幅を可変することにより、フィラメント電流を調整することができる。このパルス幅は、例えば、パルス生成部7aに入力される電圧の変化に応じて変化するように構成されている。図7において、切替手段6は、フィラメント電源部7の入力に、曝射前はフィラメント電流制御部5の出力を、曝射後は管電流制御手段4の出力を接続する。
このような構成において、管電流制御手段4は、曝射をコントロールする手段(不図示)からの所望の管電流を表す管電流制御信号と、管電流検出手段2からの管電流検出信号を受けて、双方を比較し、その差を誤差電圧として増幅して、フィラメント電源部7のパルス生成部7に負帰還(フィードバック)させる。そして、パルス生成部7は、その誤差電圧に応じて、かつ誤差電圧が少なくなる方向へ、パルス幅を変化せる。その結果、管電流検出手段2からの管電流検出信号は、管電流制御信号と等しい大きさに制御される。
ところが、図7のような構成には、X線管3のフィラメント3bにフィラメント電源が印加されてから管電流が応答し、所望の値になるまでの時間、及びフィラメント電源部7の入出力の応答時間等のフィラメント系における応答特性の問題がある。例えば、図8において、曝射前に、切替手段6によって、フィラメント電流制御信号がフィラメント電源部7に入力されている状態から、曝射信号で、曝射と同時に切替手段6が切り替えられて、管電流制御信号で示される所望の管電流になるまで時間遅れがあった。
したがって、図6(b)に示すような回転に応じた管電流制御信号を、X線発生部100に入れても、そのX線発生部1000の応答の遅れ時間だけ、乱れが生じ、その間、所望の曝射量の変化が得られない、と言う問題があった。例えば、図7において、曝射前に、フィラメント電流制御信号として図6(b)の信号を印加し、切替手段6が、そのフィラメント電流制御信号側に倒れている状態から、あるとき、管電流制御信号をフィラメント電流制御信号と同じ図6(b)とし、曝射信号により切替手段6が、管電流制御部4側に倒れ、管電流制御信号よるコントロールを可能にしたとき、図8に示すように、曝射開始時間からしばらくは、X線の曝射の強度が不安定になる。
特開平2003−317997号公報
上記の従来技術には、曝射開始時間からしばらくは、X線の曝射量(強度)が不安定になる問題があるので、その間、良質の撮像が行えない、かつその不安定な時間だけ、被検体への被爆量が多くなってしまう、そして、良質の撮像結果が得られない問題があった。
本発明の目的は、曝射開始時の曝射量の不安定さを軽減することにより、被曝量をさらに軽減した技術を提供することである。
上記目的を達成するために、曝射前に、架台が回転(つまり、X線発生部とX線検出器の回転)する回転速度(位相)より、前記回転速度と所定の関係にある速度(例えば、回転速度の2倍の速度で変化する位相)でかつX線発生部の遅れ時間だけ進んだ位相の信号に沿ったフィラメント電流を流す構成とした。
具体的には、請求項1に記載の発明は、X線管と前記X線管に高電圧を印加するための高電圧電源部と前記X線管のフィラメント電流を制御信号にしたがって制御するフィラメント電源部とを含むX線発生部を有し、前記高電圧を印加後に、前記X線発生部が被検体の周囲を回転する回転速度に対して所定の速度で変化する管電流を流すよう前記フィラメント電源部を制御することによって、X線の強度を変えて曝射するX線CT装置であって、
予め、前記X線管のフィラメント及び前記フィラメント電源部を含むフィラメント系の応答時間τを記憶しておき、前記フィラメント電源に対して、前記高電圧を印加する前に、前記所定の速度と同じ速度で前記応答時間τだけ早く変化するフィラメント電流を印加させるように制御するX線制御部を備えた。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記X線制御部は、前記X線管に高電圧を印加する前に、前記X線発生部が前記回転速度として位相θk=2π/Tk×t(Tkは回転周期)で回転するのに対して、前記所定の速度で変化する管電流として前記回転周期Tk/2の周期Txで変化する位相θas=2π/Tx×tを有する管電流を流すために、前記制御信号として位相θfs=2π/Tx×(t+τ)を有するフィラメント電流制御信号を前記フィラメント電源部に送って制御させる構成とした。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記X線制御部は、前記位相θas=2π/Tx×tを有する管電流制御信号と、前記位相θfs=2π/Tx×(t+τ)を有する前記フィラメント電流制御信号とを発生し、前記X線発生部に対して、前記X線管に高電圧を印加する前に、前記フィラメント電流制御信号によって前記フィラメント電源部を制御させ、前記X線管に高電圧を印加時に前記フィラメント電流制御信号に代えて前記管電流制御信号でフィラメント電源部を制御させる構成とした。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記X線発生部は、前記X線管に高電圧を印加後の前記管電流を検出する管電流検出手段と、該管電流検出手段が検出した管電流が前記管電流制御信号と同じ大きさになるように制御する管電流制御手段とを備えた。
請求項5に記載の発明は、X線管と前記X線管に高電圧を印加するための高電圧電源部と前記X線管にフィラメント電流を印加するためのフィラメント電源部とを含むX線発生部と、前記X線発生部を被検体の周囲を周期Tkで回転させる回転制御部と、前記X線管に高電圧を印加後に、前記回転に応じて所望のフィラメント電流の周期Tx(=Tk/2)で管電流を変化させることによって、X線の強度を変えて曝射させるX線制御部とを備えたX線CT装置であって、前記X線制御部は、予め、前記X線管のフィラメント及び前記フィラメント電源部を含むフィラメント系の応答時間τを記憶する応答特性メモリと、前記回転制御部による前記周期Tkの回転に対して、位相θfsが2π/Tx×(t+τ)のフィラメント電流制御信号、及び位相θfsが2π/Tx×tの管電流制御信号を生成する波形生成部とを備え、前記X線発生部は、前記高電圧を印加前に、前記フィラメント電流制御信号にしたがってフィラメント電源を制御するフィラメント電流制御手段、管電流を検出する管電流検出手段、及び前記高電圧を印加後に前記管電流検出手段が検出する管電流が前記管電流制御信号と同じになるように前記フィラメント電源部を制御する管電流制御手段を備えた。
請求項6に記載の発明は、予め、前記X線管のフィラメント及び前記フィラメント電源部を含むフィラメント系の応答時間を記憶する準備段階と、前記X線管と前記X線管に高電圧を印加するための高電圧電源部と前記X線管にフィラメント電流を制御するためのフィラメント電源部とを含むX線発生部を所望の回転速度で回転させるとともに、前記X線発生部の回転速度の2倍の速度でかつ前記応答時間だけ早く変化するフィラメント電流を印加させる曝射前制御段階と、前記前X線管に高電圧を印加すると同時に、前記フィラメント電源部に対して前記X線発生部の回転速度の2倍の速度で変化するよう制御する管電流制御段階と、を備えた。
本発明の構成によれば、X線管のフィラメント含むX線発生部の応答に遅れ時間があっても、曝射時から所望の曝射量の変化を安定に得ることができる。強いては、余分な被曝射量を軽減できる効果がある。
本発明のX線CT装置及びそのX線制御方法に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の機能構成を含むブロック図である。図2は、図1におけるX線発生部100の機能構成を示すブロック図である。図3は、X線発生部100の他の例を示す図である。図4は、本実施形態におけるタイミングを示す図である。図5は、X線発生部100及びX線制御部700の他の実施形態を説明するための図である。
図1〜図5において、図6及び図7におけるブロックの名称及び符号が同一のものは、機能も同一である。
図1において、X線発生部100は、架台300とともに回転され、被検体に向けてX線を放射する。その詳細構成を図2に示す。図2の構成と従来技術で説明した図7の構成との大きな違いは、図2の構成では、フィラメント電流検出手段8でフィラメント電流制御手段5を有し、曝射前、切替手段6がフィラメント電流制御手段5の出力をフィラメント電源部7へ入力させている状態で、所望のフィラメント電流を表すフィラメント電流制御信号とフィラメント電流検出手段8により検出したフィラメント電流が同じになるようにフィラメント電流制御手段5がフィラメント電源部7を制御することである。その後は、図2と同様の動作を行う。つまり、曝射信号により曝射開始指示があったときは、高電圧電源部1のスイッチSpがオンになって高電圧がX線管3に印加され、かつ切替手段6が管電流制御手段4の出力をフィラメント電源部7へ入力させて、管電流が管電流制御信号と同じになるように制御される。
本発明を実施するうえでは、図2の構成の代わりに図7の構成のものでも良いし、図7の中で、管電流検出手段2からの管電流のフィードバック及び管電流制御手段4がなく、直接にフィラメント電流制御信号がフィラメント電源部7に入力する構成であっても良い(後記)。ただ、上記からも理解できるように、フィードバックがないものより、図7の管電流のフィードバックがあるもの、さらに図2のように曝射前のフィラメント電流についてのフィードバック制御のあるもののほうが、所望の管電流、所望のフィラメント電流を安定に得るには、有利である。
図1において、二点鎖線以下に記載された操作コンソール900及び結合部800の一部は固定して配置されており、二点鎖線以上に記載されたブロックは、回転する架台300に含まれている。二点鎖線以上に記載されたブロックの全てが回転する必要はなく、一部は架台装置側に固定的に配置されていても良い。
操作コンソール900は、コンピュータで構成され、操作に応じて全体を統括して制御するものである。とりわけ、操作者の操作により、曝射開始を示す曝射信号、架台300の回転速度(角速度、回転周期、回転角の変化等で表すことができる。)及び/或いはX線発生部100におけるX線の曝射量の大小(強度の強弱)の変化の速度(又は繰り返し周波数、周期、位相の変化等で表すことができる。)、及び大小の変化幅(以下、振幅という。)の情報が出力される。ここで、図6のように架台300の1回転に対して、曝射量の強弱の繰り返しを2回行う例では、速度で表現すると架台300の回転速度に対して曝射量の変化の速度が2倍になり、周期で言えば、架台300の回転周期Tkに対して、曝射量の変化の繰り返し周期Txは1/2(Tk=2×Tx)である。
以下、周期と位相で説明する。
結合部800は、光結合で架台装置側と操作コンソール900側とを線路的な結合に代えて空間的結合により信号を相互伝達するものである。また、また架台300とともに回転する要素との関係では、回転するもの(ここでは、X線発生部100、X線検出器200及びX線制御部700は、架台300と共に回転する。)と固定側との信号の伝達を司る。
回転制御部600は、操作コンソール900から指示された回転速度で回転駆動部500に指示して架台300を回転させる。回転センサ400は、架台300の回転を例えば120度毎に回転位置(回転角度)をセンシングして出力しており、光センサ等で構成される。回転制御部600は、回転センサ400からの120毎のセンシングタイミングから求めた回転速度と操作コンソール900から指示された回転速度とが同じになるよう、回転駆動部500を制御する。回転駆動部500は、モータ及び回転伝達機構等で構成される。
データ収集部350は、X線検出器200からの撮像データを取得し、操作コンソール900へ送る。操作コンソール900は、さらに撮像データを記憶する記憶部、その記憶部から撮像データを読み出して、画像を再生する再構成処理部、その再生された画像を操作者からの指示に応じた画像に処理する画像処理部、及びその画像を表示する表示手段(以上、不図示)を備えている。
図1のX線制御部700は、架台300が操作コンソール900から指示された所望の回転速度で回転しているとき、フィラメント電流を印加するX線発生部100に対して、曝射前には(このときは、曝射信号が高電圧電源部1のスイッチSpをオンしないので曝射しない)、曝射の周期Tk(繰り返し周波数)の1/2の周期Txでかつ所望の振幅のフィラメント制御電流をX線発生部100のフィラメント電流制御手段5へ送って所望のフィラメント電流にしておき、曝射信号を受けたときは、曝射信号をX線発生部100のスイッチSp及び切替手段6に送って、曝射を開始させ、かつ切替手段6を管電流制御手段4側に倒す。さらに操作コンソール900から指示された曝射の繰り返し周波数及び振幅を表す、所望の管電流制御信号をX線発生部100の管電流制御手段4へ送って前記回転の位相(角度)に応じて前記フィラメント電流を変えてX線の曝射量を変えるよう制御する。
本実施形態における特徴は、上記の動作において、曝射前のフィラメント電流制御信号を曝射時の管電流制御信号に対して、X線管3のフィラメント3b及び前記フィラメント電源部7を含むフィラメント系の応答時間τ(遅れ時間)に相当する位相だけ進ませておく。そうすることにより、曝射時に、切替手段6をフィラメント電流制御手段側5から管電流制御手段4側に切り替えたとき、管電流制御信号の位相にスムース切り替えることができることにある。つまり、言い換えると、架台300が回転位相θk:2π/Tk×tで回転しているとき、曝射前にフィラメント電流制御信号の位相θfs:2π/Tx×(t+τ)を印加しておけば(ただし、Tk=2×Tx)、仮にそのフィラメント電流制御信号によって生成されるであろう管電流はフィラメント系の応答時間τだけ遅れた位相θaf:2π/Tx×tになるので、この状態で曝射の瞬間に、フィラメント電流制御信号に代わって位相θa:2π/Tx×tの管電流制御信号で制御する。そのとき管電流に注目してみると両管電流の位相は同じなので(θaf=θa)、曝射後にスムースに所望の管電流を得ることができる。なお、フィラメント系の応答遅れを応答時間τで説明したが位相で説明することもできる。ただし、応答時間に対応した位相は、2π/Tx×τで示されるので、周期又は繰り返し周波数で換算する必要がある。
以下、図1を基にX線制御部700の詳細動作を説明する。X線制御部700は、管電流制御信号を生成する波形生成部701、フィラメント電流制御信号を生成する波形生成部702及びそれらの各部へ、各波形を生成するためのタイミング信号を送るタイミング制御手段703を備えている。波形生成部701と波形生成部702とは、この例では同じもので構成でき、それぞれ、関数発生部701a(702a)及びD/A変換部701b(702b)を備えている。関数発生部701a(702a)は、例えばメモリにアドレス順に対応して正弦波に変化するデジタルデータをメモリ(不図示)に記憶し、かつ倍率が変更可能、つまり振幅が変更可能にされている。D/A変換部701b(702b)は、関数発生部701a(702a)から出力されるデジタルデータをアナログに変換することによりアナログの正弦波を出力する。なお、関数発生部701a(702a)で、倍率を変える代わりに、D/A変換部701b(702b)の後に、利得可変増幅器を備えてその利得を変えて、振幅を変えるようにしてもよい。また、分かりやすくするため正弦波で説明したが、周期Tk/2毎に振幅の大小がある信号が好ましいのであって、必ずしも波形が正弦波である必要はない。
タイミング制御部703には、上記したように、予め、前記フィラメント電源部7にフィラメント電流制御信号を印加してからX線管3の管電流が安定するまでの時間、つまり、X線管3のフィラメント3b及び前記フィラメント電源部7を含むフィラメント系の応答遅れ時間τを、応答特性メモリに記憶しておく。曝射前に、タイミング制御部703は、回転制御部600又は操作コンソール900から、架台300を回転させる回転速度(周期Tk)又は所望の管電流の変化速度(周期Tx=Tk/2)、及び回転開始信号を受けて、波形発生部702に、架台300の回転位相θk:2π/Tk×tに対して、位相θfs:2π/Tx×(t+τ)の正弦波信号を発生させる。つまりタイミング制御部703は、関数発生部702aに対して正弦波関数のデジタルデータを記憶したメモリ(不図示)のアドレスに対して周期Tx/N(Nは整数、例えば256)のクロックでかつ架台300の回転に対して応答時間τだけ早くアクセスして正弦波関数を読み出し、D/A変換部702bにアナログの正弦波信号に変換させる。そのとき操作コンソール900で指定された振幅の正弦波になるように利得(倍率)を制御する。このD/A変換部702bの出力が、フィラメント電流制御信号としてX線発生部100のフィラメント電流制御手段5に印加される。フィラメント電流制御手段5は、フィラメント電流検出手段8の検出結果とフィラメント電流制御信号の大きさが一致するように、フィラメント電源部7を制御する。ただし、このときは曝射前であるから、高電圧電源部1のスイッチSpはオフであり、管電流は流れていない。もし仮に流れているとしたら、フィラメント電流制御信号の位相θfs:2π/Tx×(t+τ)に対して、フィラメント系の応答時間τだけ遅れた位相:2π/Tx×tの管電流が流れていることになる。
一方、やはり曝射前に、波形発生部701に、架台300の回転位相θk:2π/Tk×tに対して、位相θfs:2π/Tx×tの正弦波信号を発生させる。つまりタイミング制御部703は、関数発生部701aにおける正弦波関数を記憶したメモリのアドレスに周期Tx/Nのクロックでかつ架台300の回転と同じ時間でアクセスして正弦波関数を読み出し、D/A変換部701bにアナログの正弦波信号に変換させる。そのとき操作コンソール900で指定された振幅の正弦波になるように利得(倍率)を制御する。このD/A変換部701bの出力が、管電流制御信号としてX線発生部100の管電流制御手段4に印加される。ただし、このときは曝射前であるから、切替手段6はフィラメント電流制御手段5側に倒れ、管電流制御信号は利用されていない。
上記のように波形生成部701と702で生成された管電流制御信号とフィラメント電流制御信号の波形及び位相の関係を図4の(イ)、(ロ)に示す。図4に示すように、フィラメント電流制御信号が管電流制御信号より応答時間τだけ早く位相を進めさせて、フィラメント電流を制御しているとき、図4(ハ)に示すような曝射信号により高電圧電源部1のスイッチSpをオンにし、切替手段6をフィラメント電流制御手段5側から管電流制御手段4側に倒れて切り替えられ、曝射が開始される。そして、管電流は、曝射寸前のフィラメント電流制御信号の位相θfs:2π/Tx×(t+τ)に対し、
仮に曝射していたとしたら流れる管電流の応答時間τだけ遅れた位相:2π/Tx×tから、曝射時の管電流制御信号の位相θfs:2π/Tx×tに引き継がれ(つまり同じ位相で引き継がれる。)、さらに管電流制御手段4によって管電流制御信号に一致するようにフィラメント電源部7がフィードバック制御される。このため、図4(ニ)に示すように高電圧電源部1から管電圧がX線管3に印加されると管電流は(ロ)の管電流制御信号にしたがった位相で安定して流れる。
また、図1のX線制御部700における波形発生部701の代わりに図3(a)に示すように、フィラメント電流制御信号を応答時間τだけ遅らす遅延部704を設け、この出力を管電流制御信号としても良い。遅延部704は、X線発生部100へ持っていても良い。
また、図2のX線発生部100における管電流制御手段4、フィラメント電流制御手段5、及び切替手段6に代えて、図3(b)の遅延部9、切替手段6a、6b及び管電流制御手段5を採用し、図1の波形発生部701を廃止(不図示)しても良い。この図3(b)の場合は、次のように動作する。つまり、X線制御部700からフィラメント電流制御信号を受けた遅延部9が応答時間τだけ遅らせた管電流制御信号を生成し、切替手段6aが曝射信号のタイミングでフィラメント電流制御信号に代えて管電流制御信号を管電流制御手段4へ送る。そして切替手段6bは、曝射信号のタイミングでフィラメント電流検出信号に代えて管電流検出信号を管電流制御手段4へ送る。そして、管電流制御手段4は、曝射前はフィラメント電流検出信号がフィラメント電流制御信号に一致するように、曝射後は管電流検出信号が管電流制御信号に一致するようにフィラメント電源部7を制御する。
さらに、上記説明において、図2の構成の代わりに、図7の構成を採用しても同一の作用、効果が得られる。図2の方が、曝射前のフィラメント電流を安定化できる特徴がある。
次に、X線発生部100の構成が図5のように、図2又は図7の構成と違って、管電流検出手段2及び管電流制御手段4によるフィードバック制御がない場合の例について、説明する。この場合は、図1におけるX線制御部700の波形発生部701は、不要になる。つまり、波形発生部702は、架台300を回転させる回転速度(周期Tk)又は所望の管電流の変化速度(周期Tx)、及び回転開始信号を受けて、架台300の回転位相θk:2π/Tk×tに対して、位相θfs:4π/Tk×(t+τ)=2π/Tx×(t+τ)の正弦波のフィラメント電流制御信号を発生させる。X線発生部100は、高電圧電源部1が曝射信号によりオンされる前もその後も、つまり曝射前も曝射後も同じフィラメント電流制御信号に沿ってフィラメント電源部7を制御する。図5の構成では、図2又は図6のような構成と違って、管電流を目的とした制御(フィードバック制御)ができないためである。
なお、上記図1のX線制御部700内の構成及び図2の構成は、一例であって、これに限らず、本発明の要旨の範囲内で数々のアレンジができる。
本実施形態の機能構成を含むブロック図である。図4は、本実施形態におけるタイミングを示す図である。本実施形態の機能構成を示す図である。 図1におけるX線発生部100の機能構成を示すブロック図である。 X線発生部100の他の構成例を示すブロック図である。 本実施形態におけるタイミングを模式的に示す図である。 X線発生部100及びX線制御部700の他の実施形態を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
1 電源部、2 管電流検出手段、3 X線管、4 管電流制御手段
5 フィラメント電流制御手段、6 切替手段、7 フィラメント電源部
8 フィラメント電流検出手段、100 X線発生部、200 X線検出器
300 架台、350 データ収集部、400 回転センサ、500 回転駆動部
600 回転制御部、700 X線制御部、800 結合部、900 操作コンソール
1000 X線発生部

Claims (6)

  1. X線管と前記X線管に高電圧を印加するための高電圧電源部と前記X線管のフィラメント電流を制御信号にしたがって制御するフィラメント電源部とを含むX線発生部を有し、前記高電圧を印加後に、前記X線発生部が被検体の周囲を回転する回転速度に対して所定の速度で変化する管電流を流すよう前記フィラメント電源部を制御することによって、X線の強度を変えて曝射するX線CT装置であって、
    予め、前記X線管のフィラメント及び前記フィラメント電源部を含むフィラメント系の応答時間τを記憶しておき、前記フィラメント電源に対して、前記高電圧を印加する前に、前記所定の速度と同じ速度で前記応答時間τだけ早く変化するフィラメント電流を印加させるように制御するX線制御部を備えたことを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記X線制御部は、
    前記X線管に高電圧を印加する前に、前記X線発生部が前記回転速度として位相θk=2π/Tk×t(Tkは回転周期)で回転するのに対して、前記所定の速度で変化する管電流として前記回転周期Tk/2の周期Txで変化する位相θas=2π/Tx×tを有する管電流を流すために、前記制御信号として位相θfs=2π/Tx×(t+τ)を有するフィラメント電流制御信号を前記フィラメント電源部に送って制御させることを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記X線制御部は、
    前記位相θas=2π/Tx×tを有する管電流制御信号と、前記位相θfs=2π/Tx×(t+τ)を有する前記フィラメント電流制御信号とを発生し、前記X線発生部に対して、前記X線管に高電圧を印加する前に、前記フィラメント電流制御信号によって前記フィラメント電源部を制御させ、前記X線管に高電圧を印加時に前記フィラメント電流制御信号に代えて前記管電流制御信号でフィラメント電源部を制御させることを特徴とする請求項2に記載のX線CT装置。
  4. 前記X線発生部は、前記X線管に高電圧を印加後の前記管電流を検出する管電流検出手段と、該管電流検出手段が検出した管電流が前記管電流制御信号と同じ大きさになるように制御する管電流制御手段とを備えたことを特徴とする請求項3に記載のX線CT装置。
  5. X線管と前記X線管に高電圧を印加するための高電圧電源部と前記X線管にフィラメント電流を印加するためのフィラメント電源部とを含むX線発生部と、前記X線発生部を被検体の周囲を周期Tkで回転させる回転制御部と、前記X線管に高電圧を印加後に、前記回転に応じて所望のフィラメント電流の周期Tx(=Tk/2)で管電流を変化させることによって、X線の強度を変えて曝射させるX線制御部とを備えたX線CT装置であって、
    前記X線制御部は、
    予め、前記X線管のフィラメント及び前記フィラメント電源部を含むフィラメント系の応答時間τを記憶する応答特性メモリと、
    前記回転制御部による前記周期Tkの回転に対して、位相θfsが2π/Tx×(t+τ)のフィラメント電流制御信号、及び位相θfsが2π/Tx×tの管電流制御信号を生成する波形生成部とを備え、
    前記X線発生部は、
    前記高電圧を印加前に、前記フィラメント電流制御信号にしたがってフィラメント電源を制御するフィラメント電流制御手段、管電流を検出する管電流検出手段、及び前記高電圧を印加後に前記管電流検出手段が検出する管電流が前記管電流制御信号と同じになるように前記フィラメント電源部を制御する管電流制御手段とを備えたことを特徴とするX線CT装置。
  6. 予め、前記X線管のフィラメント及び前記フィラメント電源部を含むフィラメント系の応答時間を記憶する準備段階と、
    前記X線管と前記X線管に高電圧を印加するための高電圧電源部と前記X線管にフィラメント電流を制御するためのフィラメント電源部とを含むX線発生部を所望の回転速度で回転させるとともに、前記X線発生部の回転速度の2倍の速度でかつ前記応答時間だけ早く変化するフィラメント電流を印加させる曝射前制御段階と、
    前記前X線管に高電圧を印加すると同時に、前記フィラメント電源部に対して前記X線発生部の回転速度の2倍の速度で変化するよう制御する管電流制御段階と、を備えたことを特徴とするCT用X線制御方法。

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