JP2007024556A - 回転センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 測定すべき回転体の絶対回転角度検出の分解能を向上させた検出精度の高い回転センサを提供する。
【解決手段】 回転するシャフトに取り付けられ、周方向に沿って幅が変化する導電性のセンシング部50を有するロータと、交流励磁電流が流されることでロータのセンシング部50との間に磁気回路を形成する励磁コイルと、磁性材から成形されかつ励磁コイルを保持するコア本体とを有し、固定部材に取り付けてロータのセンシング部に対してシャフトの軸線方向に間隔をおいて対向配置される固定コア60,70とを備えた回転センサであって、センシング部50の360度あたりのセンシング幅の変化する周期を複数周期としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転体に取り付けて当該回転体の回転角度を検出するのに使用する回転センサに関する。
例えば、自動車のステアリングシャフトなどの回転シャフトに取り付けてこのシャフトと一体になったハンドルの回転角度を検出するのにいわゆる回転センサが使用される。
かかる回転センサの一例として、ロータに対して固定コアを所定間隔隔てて対向配置したものがある。(例えば、特許文献1参照)。
この回転センサは、特許文献1に示すように、回転するシャフトに取り付けられるロータと、絶縁磁性材からなるコア本体及びコア本体内に収容される少なくとも1つの励磁コイルを有する固定コアと、回転角度検出部を備えている。以下にこのような従来型の回転センサの構成について図面に基づいて説明する、このような従来型の回転センサは、図8及び図9に示すように、励磁コイルを備えた固定コアが2組の固定コア20,30からなり、それぞれロータの周方向に90度の中心角度をなして配置されている。また、固定コア20,30は、シャフトの近傍に位置する固定部材(図示せず)に取り付けられ、ここでは図示しないがそれぞれ交流磁界の遮蔽性を有する金属又は絶縁磁性材、あるいは絶縁性の樹脂材等からなるケースにロータとともに収納されている。
ロータは、絶縁磁性材あるいは絶縁性の樹脂材等からなるロータ取り付け部(図示せず)及びこれとステー10a,10bを介して連結され周方向にわたって幅が連続的に変化するセンシング部10とからなる。なお、センシング部10は導電性を有する金属からなり、図9に示すように、周方向360度において幅が最小の幅狭部11と、この幅狭部11と半径方向反対側に幅が最大の幅広部12とをそれぞれ一箇所ずつ有して周方向360度あたり1周期でセンシング幅が変化し、交流磁界によって回転に伴う幅に対応した大きさの渦電流がセンシング部表面に誘起されるようになっており、この渦電流量の変動に伴い各励磁コイルのインピーダンスも変動するようになっている。
なお、ロータの1周期は360度なので、前記固定コア20,30はこの1周期を1/4とした90度の中心角度をなして配置されている。このように各固定コア20,30を配置すると、後処理が容易となるためである。
また、ここでは詳細には示さないが、回転センサの回路ブロック図は、発振回路からなり特定周波数の発振信号を出力する発振部と、センシング部に発生する渦電流の大きさに応じて発振部から入力された発振信号の位相をシフトする位相シフト部と、位相シフト量を検出する位相シフト量検出部と、検出された位相シフト量を対応するパラメータに変換する位相シフト量コンバート部と、位相シフト量コンバート部から出力される位相シフト量を増幅する増幅部と、増幅部からの出力に基づいて回転角度を算出する回転角度検出部を有し、位相シフト部に入力される回転角度を検出するようになっている。
また、位相シフト部は、電子回路の抵抗とコンデンサ及びコイルからからなる。ロータのセンシング部10は上述したように周方向に幅が連続的に変化する形状を有しているので、シャフトの回転と連動するロータのセンシング部10が回転することにより、コイルのインピーダンスが変化する。
そして、シャフトが回転したとき、入力角度に対して位相シフト量検出部の出力はセンシング部10の形状によって決まり、Sin波形の如く変化させることができる。例えば、2つの固定コア20,30をロータの中心に対して図8に示すように90度の中心角度で配置すると、入力角度に対して、一方の固定コア20の励磁コイルのインピーダンス変化に基づいて信号処理した位相シフト量と、他方の固定コア30の励磁コイルのインピーダンス変化に基づいて信号処理した位相シフト量は、図10に示すように、90度の位相差をもって変化することになる。
そして、このような構成の回転センサを用いて、この渦電流の発生に伴う励磁コイルのインピーダンス変動を利用してロータの回転角度を検出するようになっている。
特開2003−202240号公報(第4−5頁、図1)
従来型の回転センサは、上述したようにセンシング部のセンシング幅が周方向360度あたり1周期で変化するようになっている。ここで、この場合のロータの回転角度の検出方法について説明する。
まず、発振回路が分周回路を介して特定周波数の発振信号を抵抗、励磁コイル及びコンデンサからなる位相シフト部に出力する。このとき、センシング部における渦電流発生の大きさに応じて各励磁コイルのインピーダンスが変化し、このインピーダンス変化によって各コンデンサ両端における電圧信号の位相も変化する。そして、コンデンサの両端の電圧信号は、位相シフト量検出部へ出力され、この検出部で各コンデンサ両端の電圧信号の位相シフト量を検出する。そして、コンバータが、検出された位相シフト量を対応する電圧値に変換する。
なお、本実施形態では、各コイルコアとセンシング部とが協働することで得られる位相シフト量出力信号の位相が90度ずれるように固定コア20,30をセンシング部10の周方向に対応させてケースに配置しているので、上述のような信号処理によって、図10に示すように、一方の固定コア20の位相シフト量出力値SAと他方の固定コア30の位相シフト量出力値SBのように互いに90度位相のずれた360度周期の位相シフト量の出力値が得られる。
このようにして得られた位相シフト量の出力値からロータの回転角度を360度周期で検出する方法は以下の通りである。
図10に示すように、各固定コア20,30から得られるロータの回転角度の出力値(SA,SB)とこれらをそれぞれ反転させた出力値(RSA,RSB)とを重畳させる。そして、各位相シフト量検出値の大小関係からロータの回転角度が0度〜90度、90度〜180度、180度〜270度、270度〜360度、のいずれの範囲にあるかを判断する。そして、これら4つの位相シフト量検出値の検出特性に優れた直線部分を用いるとともに、この直線部分同士をジョイント(結合)処理する。次いで、上述した4つの角度範囲の何れの角度範囲にあるかの判断結果に基づき、図11に示す360度ごとの周期で変化する鋸歯状波形の出力信号からロータの回転角度を360度周期で求めるようになっている。
このような構成によると、360度ごとに検出出力電圧が例えば1Vから4Vまで変化するようになる。ここで、図11の(1),(2),(3),(4)に対応する図10の太線部(1),(2),(3),(4)については、最小値が1Vであり最大値が4Vとすると、センシング部360度において1度当たりの電圧V1は、図10から、V1=(4−1)÷90=0.0333Vと求まる。このような1度あたり0.0333Vの検出出力差であっても回転角度の検出に特段支障は生じないが、更に高分解能を求められる仕様の回転センサの場合には対応できないことがあった。
本発明の目的は、測定すべき回転体の絶対回転角度検出の分解能を向上させた検出精度の高い回転センサを提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明にかかる回転センサは、
回転するシャフトに取り付けられ、周方向に沿って幅が変化する導電性のセンシング部を有するロータと、
交流励磁電流が流されることで前記ロータのセンシング部との間に磁気回路を形成する励磁コイルと、磁性材から成形されかつ前記励磁コイルを保持するコア本体とを有し、固定部材に取り付けて前記ロータのセンシング部に対して前記シャフトの軸線方向に間隔をおいて対向配置される固定コアとを備えた回転センサにおいて、
前記センシング部の周方向360度あたりのセンシング幅の変化する周期を複数周期としたことを特徴としている。
このようにセンシング部の360度あたりのセンシング幅の変化する周期を複数周期とすることで、測定すべき回転体の絶対回転角度検出の分解能を一定の上限値と下限値を備えた検出出力がそれぞれの周期に対応して繰り返し出力されるようになり、センシング部の周方向1度あたりの出力電圧が大きくなり、その結果、測定すべき回転体の絶対回転角度検出の分解能を向上させた検出精度の高い回転センサとすることができる。
本発明によると、測定すべき回転体の絶対回転角度検出の分解能を向上させた検出精度の高い回転センサを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる回転センサを図面に基いて説明する。なお、本実施形態では、自動車のステアリング装置に関してこの回転センサをステアリングシャフトに取り付け、ハンドルの回転角度を検出するために回転センサを用いた場合について説明する。
この回転センサは、回転するシャフトに取り付けられるロータ(図示せず)と、絶縁磁性材からなるコア本体及びコア本体内に収容される少なくとも1つの励磁コイルを有する2組の固定コア60,70(図1参照)と、回転角度検出部を備えている。なお、固定コア60,70は、ロータのセンシング部周方向に30度の中心角度をなしてそれぞれ配置されている。また、固定コア60,70は、シャフトの近傍に位置する固定部材(図示せず)に取り付けられ、ここでは図示しないがそれぞれ交流磁界の遮蔽性を有する金属又は絶縁磁性材、あるいは絶縁性の樹脂材等からなるケースにロータとともに収納されている。
さらに、図1において各固定コア60,70は、それぞれ固定コア61と固定コア62がセンシング部50を挟んで対向配置されて組みをなし、固定コア71と固定コア72がセンシング部50を挟んで対向配置されて組みをなして設けられているが、対向配置せずに、例えば固定コア62,72を用いて設けても良いが、例えば本発明にかかる回転センサが、振動等が加わる場所に配置される場合は、固定コア60,70は図1のようにそれぞれ固定コア同士を組みをなすように対向配置して設ければ、振動に影響される出力の変動を相殺することができ好ましい。
ロータは、絶縁磁性材あるいは絶縁性の樹脂材等からなるロータ取り付け部(図示せず)及びこれとステー50aを介して連結され周方向にわたって幅が連続的に変化するセンシング部50とからなる。なお、センシング部50は、図2に示すように、周方向360度において幅が最小の幅狭部51と、この幅狭部51と半径方向反対側に幅が最大の幅広部52とをそれぞれ3箇所ずつ有して周方向120度あたり1周期、すなわち周方向360度あたり3周期でセンシング幅が変化するようになっている。また、センシング部50は導電性を有する金属からなり、前記固定コア60,70のそれぞれの固定コアは61,62,71,72の励磁コイルに交流励磁電流が流されると、各対向配置されている固定コア61,62間、及び固定コア71,72間にそれぞれセンシング部50を横切って磁気回路が形成され、交流磁界によって回転に伴う幅に対応した大きさの渦電流がセンシング部表面に誘起されるようになっており、この渦電流量の変動に伴い各励磁コイルのインピーダンスも変動するようになっている。
なお、センシング部50の1周期は120度なので、前記固定コア60,70はこの1周期を1/4とした30度の中心角度をなして配置されている。
図3は本実施形態の全体的な信号処理回路を示しており、信号発生部100は固定コア50,60で検出された信号をそれぞれ増幅して信号処理部150に出力する役目を果たしている。また、信号処理部150は、入力された信号をCPUで処理してECU200にそのデータを出力する役目を果たしている。また、ECU200は、入力されたデータより、回転体の回転角度を車両の様々な制御に利用する役目を果たしている。
ここで、回転センサの詳細な回路ブロック構成は図4に示すようになっている。なお、図4は、各固定コア60,70はそれぞれ、固定コアを対向配置せずに用いた例(例えば図1において固定コア62,72のみを用いた例)を示したものである。この回路ブロック図は、発振部としての役目を果たし特定周波数の発振信号を出力する発振回路101と、センシング部に発生する渦電流の大きさに応じて発振回路101から入力された発振信号の位相をシフトする位相シフト部110(111,112)と、位相シフト量を検出する位相シフト量検出部120(121,122)と、検出された位相シフト量を対応するパラメータに変換する位相シフト量コンバート部130(131,132)と、位相シフト量コンバート部130から出力される位相シフト量を増幅する増幅部140(141,142)と、増幅部140からの出力に基づいて回転角度を算出する回転角度検出部151を備えた信号処理部150を有し、位相シフト部110に入力される回転角度を検出するようになっている。
また、位相シフト部110は、電子回路の抵抗とコンデンサ及び各固定コア内に収容されている励磁コイルからなる。ロータのセンシング部50は上述したように周方向に幅が連続的に変化する形状を有しているので、シャフトの回転と連動するロータのセンシング部50が回転することにより、励磁コイルのインピーダンスが変化する。
シャフトが回転したとき、入力角度に対して位相シフト量検出部120の出力はセンシング部の形状によって決まり、頭部と底部の出力を飽和させてそれぞれ平坦部を形成した図5に示すSin波形の如く変化させることができる。例えば、図1に示すように、2つの固定コア60,70をロータの中心に対して30度の中心角度で配置すると、図4に示すように入力角度に対して、一方の固定コア60の励磁コイルのインピーダンス変化に基づいて信号処理した位相シフト量と、他方の固定コア70の励磁コイルのインピーダンス変化に基づいて信号処理した位相シフト量は30度の位相差をもって変化することになる。
そして、このような構成の回転センサを用いて、この渦電流の発生に伴う励磁コイルのインピーダンス変動を利用してロータの回転角度を検出するようになっている。
この回転センサは、センシング部50のセンシング幅が図2に示すように周方向360度あたり3周期で変化するようになっている。この場合のロータの回転角度の検出方法について説明する。まず、発振回路101が分周回路を介して特定周波数の発振信号を抵抗、励磁コイル及びコンデンサからなる位相シフト部110に出力する。このとき、センシング部50における渦電流発生の大きさに応じて各励磁コイルのインピーダンスが変化し、このインピーダンス変化によって各コンデンサ両端における電圧信号の位相も変化する。そして、コンデンサの両端の電圧信号は、位相シフト量検出部120へ出力され、この検出部で各コンデンサ両端の電圧信号の位相シフト量を検出する。そして、コンバータが、検出された位相シフト量を対応する電圧値に変換する。
なお、本実施形態では、各固定コア60,70とセンシング部50とが協働することで得られる位相シフト量出力信号の位相が30度ずれるように固定コア60,70をセンシング部50の周方向に対応させてケースに配置しているので、上述のような信号処理によって、図5に示すように、一方の固定コア60の位相シフト量出力値SAと他方の固定コア70の位相シフト量出力値SBのように互いに30度位相のずれた120度周期の位相シフト量の出力値が得られる。
このようにして得られた位相シフト量の出力値からロータの回転角度を120度周期で検出する方法は以下の通りである。
図5に示すように、各固定コア60,70から得られるロータの回転角度の出力値(SA,SB)とこれらをそれぞれ反転させた出力値(RSA,RSB)とを重畳させる。そして、各位相シフト量検出値の大小関係からロータの回転角度が0度〜30度、30度〜60度、60度〜90度、90度〜120度、のいずれの範囲にあるかを判断する。そして、これら4つの位相シフト量検出値の検出特性に優れた直線部分を用いるとともに、この直線部分同士をジョイント(結合)処理する。なお、前記固定コア60,70を、センシング部50の1周期120度を1/4とした30度の中心角度をなすように配置したのは、このように直線部分を抽出して直線部分同士をジョイント(結合)処理し易いからである。次いで、上述した4つの角度範囲の何れの角度範囲にあるかの判断結果に基づき、図6に示す120度ごとの周期で変化する鋸歯状波形の出力信号から、ロータの回転角度を120度周期で求めるようになっている。
このような構成によると、120度ごとに検出出力電圧が例えば1Vから4Vまで変化するようになる。ここで、1周期は120度となり、2組のコイルは30度の角度ずれた位置に配置する。図6の(1),(2),(3),(4)に対応する図5の太線部(1),(2),(3),(4)については、最小値が1Vであり最大値が4Vとすると、センシング部360度において1度当たりの電圧V2は、
V2=(4−1)÷30=0.1V
となり、1度当たりの検出電圧は従来の回転センサの場合に比べて3倍となる。このように、センシング部50の360度あたりのセンシング幅が可変する周期を複数周期とすることによりセンシング部50の周方向1度当たりの測定電圧の変化量を増加させることができるので、分解能を向上させることができる。
図7は上述した実施形態の変形例を示したセンシング部80の平面図である。本変形例の回転センサは、センシング部80のセンシング幅が幅狭部81から幅広部82へと周方向360度あたり4周期で変化するようになっている。ここで、1周期は90度となり、ここでは図示しない2組の固定コアを、90度を1/4とした22.5度の角度ずれた位置に配置する。この場合、センシング部80の周方向1度当たりの電圧V3の変化量は、
V3=(4−1)÷22.5=0.13Vとなり、360度あたりセンシング幅の変化が4周期の場合は、360度あたりのセンシング幅の変化が1周期の従来型の回転センサに比べて、1度あたりの電圧変化量が4倍となる。このように、本変形例においても、センシング部の360度あたりのセンシング幅の変化の周期を複数とすることにより、1度当たりの測定電圧の変化量を増加させることができるので、上述の実施形態と同様に分解能を向上させることができる。
なお、本発明の回転センサにおけるセンシング部の1周期は120度や90度に限定されることはなく、360度を実質的に等間隔にしたものを1周期として複数周期設けるようにすれば、1周期は何度にしても良い。
本発明にかかる回転センサは、自動車のステアリング装置の回転角度検出に適している。しかしながら、本発明にかかる回転センサは、例えば、ロボットアームのように互いに回転するシャフト間の相対回転角度や回転トルクを求めるものであれば、どのようなものにも適用可能である。
本発明の一実施形態にかかる回転センサの固定コアとロータのセンシング部のみを示した平面図である。 図1のセンシング部の平面図である。 本発明の一実施形態にかかる回転センサの信号処理ブロック図である。 図3に示した信号処理ブロック図の一部をより詳細に示した回路ブロック図である。 図1に示した固定コアとセンシング部との組み合わせからロータの回転角度を検出する方法を示した説明図である。 図5に続いて、図1に示した固定コアとセンシング部との組み合わせからロータの回転角度を検出する方法を示した説明図である。 本発明の一実施形態の変形例にかかる回転センサのセンシング部の平面図である。 従来の回転センサの固定コアとロータのセンシング部のみを示した平面図である。 図8のセンシング部の平面図である。 図7に示したコイルコアとセンシング部との組み合わせからロータの回転角度を検出する方法を示した説明図である。 図10に続いて、図7に示した固定コアとセンシング部との組み合わせからロータの回転角度を検出する方法を示した説明図である。
符号の説明
10 センシング部
10a,10b ステー
11 幅狭部
12 幅広部
20(21,22) 固定コア
30(31,32) 固定コア
50 センシング部
50a ステー
51 幅狭部
52 幅広部
60(61,62) 固定コア
70(71,72) 固定コア
80 センシング部
81 幅狭部
82 幅広部
100 信号発生部
101 発振回路
110(111,112) 位相シフト部
120(121,122) 位相シフト量検出部
130(131,132) 位相シフト量コンバート部
140(141,142) 増幅部
150 信号処理部
151 回転角度検出部
200 ECU

Claims (1)

  1. 回転するシャフトに取り付けられ、周方向に沿って幅が変化する導電性のセンシング部を有するロータと、
    交流励磁電流が流されることで前記ロータのセンシング部との間に磁気回路を形成する励磁コイルと、磁性材から成形されかつ前記励磁コイルを保持するコア本体とを有し、固定部材に取り付けて前記ロータのセンシング部に対して前記シャフトの軸線方向に間隔をおいて対向配置される固定コアとを備えた回転センサにおいて、
    前記センシング部の周方向360度あたりのセンシング幅の変化する周期を複数周期としたことを特徴とする回転センサ。
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