JP2007024530A - 電子体温計、電子体温計の制御方法並びに制御プログラム - Google Patents

電子体温計、電子体温計の制御方法並びに制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 より短時間の測定時間で精度の高い予測が可能な電子体温計を実現する。
【解決手段】 検温素子により検出した被測定部位における温度の実測値の経時変化に基づいて平衡温度を予測する電子体温計において、実測値から複数の予測式に従い複数の予測値を導出する予測値導出手段と、複数の予測値のそれぞれの経時変化に基づいて複数の予測式から単一の予測式を選択する選択手段と、選択された予測式に基づいて導出した予測値を結果表示する表示出力手段とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子体温計における体温予測の高速化技術に関するものである。
従来の予測式電子体温計においては、実測値が所定値以上、かつ温度上昇率が所定値以上になった時を予測演算の起点とし、予測値の変動が所定値以内になった時を予測成立点とする。予測式は一般に、予測値をY、実測値をT、上乗量をUとすると、Y=T+Uで与えられる。
この場合の上乗量Uとしては種々の計算方法が知られており、例えばtを予測起点からの経過時間とすると、U=a ×dT/dt+b 、あるいはU=(a ×t+b )×dT+(c ×t+d )などがある。
ここで、パラメータa,b,a,b,c,dは、上乗量Uの精度を被検者や検温素子の違いによらず一定に保つために選択された定数である。
また、被検者の特徴や検温素子の特性に基づいて群分けし、予測に用いる計算式のパラメータ群を割り当てることもなされている。特に、検温素子による実測値の結果を元に対応する群に決定し予測を開始することにより、精度の高い予測を可能とする技術が開示されている。また、群決定以降の予測値の経時変化に基づいて対応する群の変更を行うことにより、さらに精度の高い予測を可能とする技術が開示されている(特許文献1)。
特許第3100741号公報
しかしながら、上記従来の予測式電子体温計においては、検温素子およびその周辺部の熱容量が大きいため、検温素子が被測定部と熱平衡となるまでに長い時間(例えば90秒)が必要となっていた。一方、検温素子が被測定部と熱平衡となるまでの時間に比較して予測演算の時間は十分短い。そのため、近年の省電力かつ高速なCPUを用い予測演算の高速化を図ったとしても、結果表示までに必要となる時間の短縮には限界があった。したがって、測定終了までには長い時間が必要となり、測定者への負担が大きいものとなっていた。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、より短時間の測定時間で精度の高い予測が可能な電子体温計を実現し測定者への負担を軽減することを目的としている。
検温素子により検出した被測定部位における温度の実測値の経時変化に基づいて平衡温度を予測する電子体温計において、実測値から複数の予測式に従い複数の予測値を導出する予測値導出手段と、複数の予測値のそれぞれの経時変化に基づいて複数の予測式から単一の予測式を選択する選択手段と、選択された予測式に基づいて導出した予測値を結果表示する表示出力手段とを有する。
本発明によれば、より短時間の測定時間で精度の高い予測が可能な電子体温計を実現出来、測定者への負担を軽減することが出来る。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
<電子体温計の温度導出高速化概要>
本実施形態では、電子体温計の温度センサの部分の熱容量を小さくすることにより熱応答を向上させ、予測に用いられる実測値取得の計測時間の短縮を実現する。その際、複数の予測式を用いた演算結果に基づき選択することにより、熱応答向上に伴う実測値のばたつきによる精度低下を抑制している。
<電子体温計の内部構成>
図1は、本実施形態の電子体温計の外観を示す図で、図1(a)は、平面図、図1(b)は、側面図、図1(c)は、背面図である。2は、本体ケースで、後述する演算制御部20等の電子回路、ブザー31、電池(電源部)40等が収納されている。3は、ステンレス製の金属キャップで、体温測定に必要なサーミスタ13(図2参照)等を含む温度計測部を接着剤で固定して収納している。本体ケース2と金属キャップ3は接着剤を介して液密に接合・固定されている。こうして、金属キャップ3は、サーミスタ13は、体温(温度)を伝熱するとともにサーミスタ13を外部の衝撃等から保護している。金属キャップ3は、外径約3mm,厚さ約0.2,mm,全長約8mm,重量240〜250μmで、本体ケース2の先端部での接合部の長さは、3.5mm〜5mm程度となっている。サーミスタ13を内蔵した金属キャツプ3を含む感熱部は、熱容量が0.1J/℃程度に低減されている。この本体ケース2は、リン酸ジルコニウム銀化合物をほぼ1〜2.5重量%含むスチレン系樹脂(ハイインパクトスチロール,ABS樹脂)、ポリオレフィン系樹脂(ポリプロピレン,ポリエチレン)等で形成されて、表示部30を覆う透明の窓部2dとは好ましくは二色成形で形成されている。窓部2dは、透明樹脂であるポリスチレン、ブタジエン・スチレン共重合体等のスチレン系樹脂;ポリ−2−メチルペンテン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂;ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂;セルロースアセテート等のセルロースエステル;ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル等から形成される。本体ケース2の金属キャップ3の反対側には電源ON/OFFスイッチ4が設けられている。また、本体ケース2の背面には、凹部2aが設けられ、検温後の電子体温計を容易に把持し、取出しやすくしている。2b,2cは滑りどめ部で、検温時に電子体温計がずれないようになっている。2dは電池の交換をするための電池蓋フタである。破線は、電池(電源部)40の収納位置を示しており、電池40を収納した状態で重心が長手方向の前よりにくるようにされている。30aは、予測モードを表示する予測モード表示部、30bは、ブザー音の発生を行なわない、いわゆる消音モードを表示する消音モード表示部である。電子体温計は、幅が約28mm,厚さ約10mm程度,重量約20gwに形成されている。重心位置、幅、重量、滑りどめ部により、検温部に電子体温計を装着した時に安定になるようになっている。
図2は本実施例の電子体温計の構成を示す内部ブロック図である。
本電子体温計は、温度を計測しそれをデジタル値として出力する温度計測部10と、計測された温度から予測温度を演算すると共に本電子体温計を制御する演算制御部20と測定結果を表示する、バックライト用のLED30cを備えた表示部30とから構成される。
温度計測部10は、並列に接続された感温部に設置されたサーミスタ13及びコンデンサ14と、測温用CR発振回路11とから成り、サーミスタ13の温度に対応するカウンタ16のカウント量の変化に従い、温度をデジタル量として出力する。なお、本温度計測部10の構成は一例であって、これに限定するものではない。
演算制御部20は、体温測定に必要なパラメータを格納したEEPROM22a、計測温度を時系列で記憶するためのRAM23、予測式などのプログラムを格納したROM22、表示部30を制御するための表示制御部30d、測温用CR発振回路11の発振信号をカウントするカウンタ16、ROM22のプログラムに従いEEPROM22aに書かれた条件で演算を行なう演算処理部21、カウンタ16,演算処理部21,表示制御部30dを制御する制御回路50とからなる。
さらに、本実施形態に特徴的な部分として、サーミスタ13およびその周辺部の熱容量は従来の予測型電子体温計に比較し非常に小さくなっており、熱応答特性が良くなるよう構成されていることが挙げられる。ここで、周辺部の熱容量としては、サーミスタ13を覆い体の測定部位に接する金属キャップ3や、金属キャップ3とサーミスタ13との接着材などの熱容量が含まれる。
<群分けと予測式>
図3は、腋下で測定する電子体温計による実測値変化を例示的に示した図である。
図に示されるように、時間と共に実測値は平衡温度に近づいていくが、被測定者の体質や温度計測と体表面との接触状態などの測定条件に依存して変化速度が異なる。そこで、実測値の経時変化特性に従い場合分け(群分け)を行う。
以下では、サーミスタ13により検出された実測値の特徴から群分けについて説明する。ただし、本実施形態においては、前述したように検温素子の熱応答特性が良く、実測値の経時変化特性のばらつきが生じやすい。そこで、従来の群分け(たとえば7群)に比較しより多くの群分け(ここでは13群)を行って向上した熱応答特性に対応できる例を示すこととする。
図4は、実測値の経時変化特性に従う群分けの例を示した図である。
図4は15〜20秒間の温度上昇値(図4の縦軸)と20秒における温度(図4の横軸)とを用いて、全体を13の群に分割した例であり、図上の各点は計測標本における分布を示している。なお、第1群は最も熱応答の早い群であり、最初の温度は高いがすぐに上昇がおさまる部分である。逆に、第8群は最も熱応答の遅い群で、最初の温度は低いが温度上昇が遅くまで続く部分である。尚、ここでは、第9群および第10群は、通常の実測値変化から大きく外れているため、例えば予測不可としてエラー終了するよう構成してもよいし、予測を行わず実測値の表示を行うよう構成してもよい。また、第11群および第12群は、20秒時に体温が36.5度以上となっている群である。
上記のような群分けを行った場合、たとえば、実測値が30℃以上、かつ温度上昇率が0.03℃/0.5秒以上になった時を起点(t=0)として、予測値Yは、実測値Tおよび経過時間tを用いて以下の式で近似できる。
U=(a×t+b)×dT+(c×t+d)
Y=T+Uここで、a〜d:定数,dT:過去5秒間の温度上昇である。
20秒以後は、群分けで説明した通りそれぞれの群に応じたa〜dの係数を用いて予測演算を行う。一例として、20〜25秒の間における各群の係数a〜dの値の一例を以下に示す。なお、これらの係数a〜dは多数の計測標本から求められたものであり、あらかじめROM22に記憶されているパラメータ22bの一部である。
1群 a=0.554: b=−6.5185: c=−0.1545: d=2.8915
2群 a=1.1098: b=−15.446: c=−0.244: d=4.5294
3群 a=0.7187: b=−6.9876: c=−0.0571: d=1.0682
4群 a=0.8092: b=−7.8356: c=−0.0448: d=0.8609
5群 a=0.8555: b=−9.2469: c=−0.0697: d=1.5205
6群 a=0.4548: b=−2.1512: c=0.0083: d=0.2872
7群 a=0.378: b=−1.3724: c=0.0027: d=0.8912
<電子体温計の体温測定動作>
図5に第1実施形態の電子体温計における体温測定処理手順のフローチャートを示す。以下の動作は、例えば、電源ON/OFFスイッチ4の押下による電源投入などをトリガに開始される。なお、以下の各ステップは、演算処理部21がROM22に記憶されたプログラムを実行することにより実現されるものである。
ステップS501では、電子体温計の初期化が行われ、サーミスタ13による温度値の検出が開始される。たとえば、0.5秒おきにセンサを用いて温度値が検出される。
ステップS502では、例えば、前回実測値(つまり0.5秒前の実測値)からの上昇が所定の値(例えば1度)以上となる温度値を測定した時点を、予測式の基準点(t=0)と設定し、RAM23に特定タイミングと実測値のデータ(時系列データ)として記憶を開始する。つまり、急激な温度上昇を検出することにより、測定者により所定の測定部位に装着されたと見なすのである。
ステップS503では、計測中に測定温度低下が観測されたか否かを判断する。所定の低下が見られる場合は、ステップS511に進み、所定の温度低下が見られない場合はステップS504に進む。
ステップS504では、ステップS502で記憶されたデータを用いて、前述した予測式を用いて逐次予測値を導出(例えば0.5秒おき)する。ただし、従来と異なり、図4に示される複数の群のそれぞれに対応した予測式を基に予測演算を並列して行う。なお、全ての群について並列に(ここでは1〜8、11,12の10種類)演算を行ってもよいし、いくつかの実測値を元におおよその群を設定し周辺のいくつかの群についてのみ演算を行ってもよい。
ステップS505では、基準点(t=0)から所定時間(例えば25秒)だけ経過した後、ステップS504で導出した複数の群に対応するそれぞれの予測値の変化に基づいて群分け判定を行う。この群決定動作の詳細については後述する。
ステップS506では、ステップS505によって決定された群以外の演算を停止し、判定された群における予測演算を引き続き所定の時間導出する。
ステップS507では、基準点(t=0)から所定時間(例えば30秒)だけ経過した時点で、ステップS506の結果導出された一定区間(例えば、t=25〜30秒)における予測値があらかじめ設定された予測成立条件を満たすかどうかをチェックする。例えば、所定の範囲(例えば0.1度)に収まっているか否かについてのチェックである。予測成立条件を満たした場合はステップS508に進み、予測成立条件を満たさない場合は、ステップS513に進む。
ステップS508では、予測成立を告げるブザー31を鳴らし、ステップS509に進む。
ステップS509では、導出された予測値を表示部30に表示する。
ステップS510では、検温結果の表示終了の指示を受け付けたか否かを判定する。たとえば、電源ON/OFFスイッチ4が押下されたか否かを判定してもよいし、予測温度表示から一定時間経過すると自動的に表示終了するよう構成してもよい。
ステップS511では、測定されたデータの補正処理を行う。補正処理が正常に行われた場合はステップS502に戻る。一方、補正処理が正常に終了しない場合は、ステップS512に進む。
ステップS512では、エラーを告げるブザー31を鳴動し検温を終了する。このとき、ブザー音はステップS508とは異なるものであることが望ましい。
ステップS513では、例えばタイマーなどで測定開始から所定の時間(例えば45秒)経過した時は、強制的に予測を成立させ、ステップS507に進む。つまり、その時点で導出されている予測値をそのまま最終予測値と見なす。
以上のステップを経て、検温動作を終了する。
<予測値に基づく群の決定>
以下では、複数の予測式に基づいて導出された複数の予測値から、最終予測値に用いる予測式に対応する群の決定を行う際の処理(ステップS505に相当)について説明する。
図6は、実測値および複数の予測式に基づく予測値の経時変化を例示的に示した図である。この図においては、サーミスタ13により検出される実測値と共に、ステップS504で導出される第1群〜第5群の5つの群に対応する予測値の変化が示されている。以下では、これらの予測値の経時変化に基づいて群の決定を行う。つまり、どの群に対応する予測式を用いた場合に最も精度の高い予測値が得られるかを判定する。
ここでは例として、以下の2点の両方が成立する群を選択する。
・10秒回帰の変化が所定の値(例えば、0.1度)未満である。
・0.5秒毎に導出される予測値に対応した上記の条件を連続5回みたす。
つまり、結果として予測値の変動が少ない時系列に対応する群が、本測定における最適な群を選択していると考えられるからである。このように、複数の群について予測演算を行い、それぞれの予測値の経時変化を比較して群の決定を行うことにより、より精度の高い予測を可能としているのである。
なお、上記では、予測の精度を高めるため、群の決定後も引き続き所定の時間だけ予測値を導出(ステップS506〜S507)し、最終的な予測値を決定した。しかし、群決定の際十分に変化が小さい(例えば、0.05度未満)場合には、決定した群に対応する予測値は十分に精度が高いと見なせるため、直ちに最終的な予測値として決定してもよい。
一方、群の決定を実測値の経時変化に基づいて行ってもよい。つまり、実測値の時系列データを、図4に示される群分け表と対応させ、最も対応する点の多い群を選択し決定してもよい。
以上説明したように、本実施形態の電子体温計により、短時間の測定時間で予測精度の高い電子体温計を実現可能とし測定者への負担を軽減することが出来る。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1実施形態に係る電子体温計の外観図である。 第1実施形態に係る電子体温計の内部ブロック図である。 検温素子による実測値の変化の例を示す。 第1実施形態に係る電子体温計の計測値に基づく群分けを説明する図である。 第1実施形態に係る電子体温計の動作フローチャートである。 複数の予測値の変化に基づく群の決定を説明する図である。

Claims (7)

  1. 検温素子により検出した被測定部位における温度の実測値の経時変化に基づいて平衡温度を予測する電子体温計であって、
    前記実測値から複数の予測式に従い複数の予測値を導出する予測値導出手段と、
    前記複数の予測値のそれぞれの経時変化に基づいて、前記複数の予測式から単一の予測式を選択する選択手段と、
    選択された前記予測式に基づいて導出した予測値を結果表示する表示出力手段と、
    を有することを特徴とする電子体温計。
  2. 前記選択手段は、予測値の経時変化が最も小さい予測式を選択することを特徴とする請求項1に記載の電子体温計。
  3. 検温素子により検出した被測定部位における温度の実測値の経時変化に基づいて平衡温度を予測する電子体温計であって、
    前記実測値から複数の予測式に従い複数の予測値を導出する予測値導出手段と、
    前記実測値の経時変化に基づいて、前記複数の予測式から単一の予測式を選択する選択手段と、
    選択された前記予測式に基づいて導出した予測値を結果表示する表示出力手段と、
    を有することを特徴とする電子体温計。
  4. 前記複数の予測式は、実測値の経時変化の特性に応じて群分けされた複数の群に対応して設定されることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項に記載の電子体温計。
  5. 前記検温素子およびその周辺部は熱容量が小さく熱応答が速いことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載の電子体温計。
  6. 検温素子により検出した被測定部位における温度の実測値の経時変化に基づいて平衡温度を予測する電子体温計の制御方法であって、
    前記実測値から複数の予測式に従い複数の予測値を導出する予測値導出工程と、
    前記複数の予測値のそれぞれの経時変化に基づいて、前記複数の予測式から単一の予測式を選択する選択工程と、
    選択された前記予測式に基づいて導出した予測値を結果表示する表示出力工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  7. 検温素子により検出した被測定部位における温度の実測値の経時変化に基づいて平衡温度を予測する電子体温計の制御プログラムであって、
    前記実測値から複数の予測式に従い複数の予測値を導出する予測値導出工程を実行するためのプログラムコードと、
    前記複数の予測値のそれぞれの経時変化に基づいて、前記複数の予測式から単一の予測式を選択する選択工程を実行するためのプログラムコードと、
    選択された前記予測式に基づいて導出した予測値を結果表示する表示出力工程を実行するためのプログラムコードと、
    を有することを特徴とする制御プログラム。
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