JP2007022109A - 車両用乗降ステップ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 格納時には、車両床下へ格納することが可能であるとともに、展開時に可動ステップの踏み代を十分に確保しながら、格納時及び展開時の可動ステップの配設位置の地上高を高くすることが可能な車両用乗降ステップ装置を提供する。
【解決手段】 乗降を補助するための可動ステップ50が、格納状態と展開状態とに変移可能な車両用乗降ステップ装置Sに関する。
車両用乗降ステップ装置Sは、固定板30と、固定板30に第1のリンク31によって回動可能に連結されたつなぎ板40と、つなぎ板40に第2のリンク41によって回動可能に連結された可動ステップ50とを備えるとともに、さらに第1のリンク31と第2のリンク41を逆方向へ回動させる駆動手段20を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】 乗降を補助するための可動ステップ50が、格納状態と展開状態とに変移可能な車両用乗降ステップ装置Sに関する。
車両用乗降ステップ装置Sは、固定板30と、固定板30に第1のリンク31によって回動可能に連結されたつなぎ板40と、つなぎ板40に第2のリンク41によって回動可能に連結された可動ステップ50とを備えるとともに、さらに第1のリンク31と第2のリンク41を逆方向へ回動させる駆動手段20を備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車両用乗降ステップ装置に係り、特に、車両での乗員の乗降を補助するための可動式のステップ構造を備えた車両用乗降ステップ装置に関する。
一般に、ワンボックスカー等の車両においては、車室のフロアが比較的高く設定されている。このため、車両乗降口において、乗降時に可動フロアを車両床下から車両外側へ展開させて乗降を補助するように構成された車両用乗降ステップ装置が提案されている。
例えば、図9に示すように、一対の平行リンク311を使用して、ステップ板501を車両1下部から車両1外側へ展開させる装置が考えられる。
しかし、このような装置の場合、平行リンク311を構成するリンク部材311Aが車両1の床下構造物下端部Fに衝突してしまうので、ステップ板501を十分に車両1外側へ張り出させることができなかった。このため、ステップ板501の一部分しか踏み代とならず(図9のs1)、乗員の乗降性が良くなかった。なお、このときのステップ板501と地表面Gとの距離をt1とする。
例えば、図9に示すように、一対の平行リンク311を使用して、ステップ板501を車両1下部から車両1外側へ展開させる装置が考えられる。
しかし、このような装置の場合、平行リンク311を構成するリンク部材311Aが車両1の床下構造物下端部Fに衝突してしまうので、ステップ板501を十分に車両1外側へ張り出させることができなかった。このため、ステップ板501の一部分しか踏み代とならず(図9のs1)、乗員の乗降性が良くなかった。なお、このときのステップ板501と地表面Gとの距離をt1とする。
このような状況を回避し、ステップ板の展開位置での張り出し面積を大きくするために、図10に示すように、一対の平行リンク312を長くする方法が考えられる。
しかし、図10に示すように、平行リンク312を構成するリンク部材312A,312Bを長くすると、踏み代をある程度確保することができるが(s2>s1)、展開時にステップ板502が配設される位置が低くなり(地表面Gとの距離t2<t1)、地表面G上の地上物と接触する可能性がある。
なお、平行リンク312の変移角度を変更することも考えられるが、固定板300を車両内側方向へ移動させて平行リンク312の変移角度を大きくすると、平行リンク312の長さを長くする必要があり、このため移動範囲が広くなり、変移途中に地表面Gと接触する可能性がある。また、車両床下にコンパクトに格納することができなくなる。また、固定板300を下部方向へ下げて配置すると、格納時に車両外部より視認される可能性があり、意匠上好ましくない。
このような不都合を回避するため、リンク部材を屈曲させてボディー下端部との接触を出来るだけ回避しながら、ステップ板を展開させる技術が開発された(例えば、特許文献1参照)。
しかし、図10に示すように、平行リンク312を構成するリンク部材312A,312Bを長くすると、踏み代をある程度確保することができるが(s2>s1)、展開時にステップ板502が配設される位置が低くなり(地表面Gとの距離t2<t1)、地表面G上の地上物と接触する可能性がある。
なお、平行リンク312の変移角度を変更することも考えられるが、固定板300を車両内側方向へ移動させて平行リンク312の変移角度を大きくすると、平行リンク312の長さを長くする必要があり、このため移動範囲が広くなり、変移途中に地表面Gと接触する可能性がある。また、車両床下にコンパクトに格納することができなくなる。また、固定板300を下部方向へ下げて配置すると、格納時に車両外部より視認される可能性があり、意匠上好ましくない。
このような不都合を回避するため、リンク部材を屈曲させてボディー下端部との接触を出来るだけ回避しながら、ステップ板を展開させる技術が開発された(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両用格納式ステップでは、格納時には、補助ステップが車両ステップの下部に配設され、展開時には、補助ステップが格納位置より下方の車両外側に張り出すように構成されている。
このように、車両用格納式ステップを、格納位置よりも下方へ張り出すように構成すると、屈曲していないリンクを長くする従来の技術よりは、地表面から若干高い位置に補助ステップを配置することはできても、依然として展開時にステップ面が低くなるという問題が生じる。
つまり、乗客が車両用格納式ステップを使用するのは展開時であるため、この展開時にステップ面が低くなると、車両用格納式ステップが存在するにもかかわらず、乗客は乗降時に大きく脚を上げ下げする必要があり、乗降性が悪くなる。
このように、車両用格納式ステップを、格納位置よりも下方へ張り出すように構成すると、屈曲していないリンクを長くする従来の技術よりは、地表面から若干高い位置に補助ステップを配置することはできても、依然として展開時にステップ面が低くなるという問題が生じる。
つまり、乗客が車両用格納式ステップを使用するのは展開時であるため、この展開時にステップ面が低くなると、車両用格納式ステップが存在するにもかかわらず、乗客は乗降時に大きく脚を上げ下げする必要があり、乗降性が悪くなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、格納時には、車両床下へ格納することが可能であるとともに、展開時に可動ステップの踏み代を十分に確保しながら、格納時及び展開時の可動ステップの配設位置の地上高を高くすることが可能な車両用乗降ステップ装置を提供することにある。
前記課題は、本発明によれば、乗降を補助するための可動ステップが、車両床下に格納された格納状態と、車両外側へ展開された展開状態とに変移可能な車両用乗降ステップ装置であって、該車両用乗降ステップ装置は、車両床下に取付けられる固定板と、該固定板に第1のリンクによって回動可能に連結されたつなぎ板と、該つなぎ板に第2のリンクによって回動可能に連結された前記可動ステップと、を備え、前記格納状態において、前記第1のリンク及び前記第2のリンクが折畳まれることによって、前記固定板、前記可動ステップ、前記つなぎ板は、車両上方からこの順に配置され、前記車両用乗降ステップ装置は、さらに前記第1のリンクと前記第2のリンクを逆方向へ回動させる駆動手段を備え、前記格納状態から前記展開状態へ変移するときには、前記駆動手段により前記第1のリンクが回動して前記つなぎ板が車両外側へ変移するとともに、前記駆動手段により前記第2のリンクが前記第1のリンクと逆方向へ回動して、前記可動ステップを前記つなぎ板よりも車両外側へ変移させることにより解決される。
また、このとき、前記第1のリンクの上端及び下端は、それぞれ第1の軸及び第2の軸に固定され、前記第1の軸及び前記第2の軸は、それぞれ前記固定板及び前記つなぎ板に回動可能に取付けられており、前記第2のリンクの下端は、第3の軸に固定され、該第3の軸は前記つなぎ板に回動可能に取付けられており、前記第2のリンクの上端は、第4の軸を介して前記可動ステップに回動可能に取付けられ、前記駆動手段は、前記第1の軸又は前記第2の軸と、前記第3の軸とを逆方向へ回動させると好適である。
このように本発明の車両用乗降ステップ装置は、つなぎ板を介して2個のリンクにより、可動ステップを格納状態及び展開状態へと変移させることができる。
このため、格納状態から展開状態への変移時には、第1の軸が第1のリンクを車両外側方向へ回動させる。
また、第2のリンクは、下端側が第3の軸に固定され、上端側が第4の軸により可動ステップに対して回動可能に取付けられており、この下端側の第3の軸が第1の軸と反対方向へ回動するため、第2のリンクは、第3の軸を回動中心として、車両外側へ回動する。
このように、第1のリンクにより、つなぎ板が車両外側へ押し出されるとともに、可動ステップもまた第2のリンクにより車両外側へ押し出されて展開状態となる。
この変移途中においては、第1のリンクの長さ分、つなぎ板が下部方向へ降下するため、つなぎ板が最下点にきたときに、車両床下の構造物の直下を通過するように設計すれば、車両床下の構造物との衝突を避けることができる。
また、可動ステップは、第2のリンクにより車両外側へ押し出されるので、展開状態においては、十分な踏み代を確保することができる。
更に、つなぎ板を介して固定板と可動ステップとを連結したため、変移範囲を同じとする場合には、各リンクを構成する各部材を小型化することができる。
また、つなぎ板を介することにより、可動ステップの移動量は小さくなる。
更に、つなぎ板を介して可動ステップを移動させる構成であるため、可動ステップの変移基準位置を、固定板の位置よりも展開位置へと近づけることができる(可動ステップの変移基準位置はつなぎ板の位置となる)ため、各リンクを構成する各部材の移動量を小さくすることができる。
このため、格納状態から展開状態への変移時には、第1の軸が第1のリンクを車両外側方向へ回動させる。
また、第2のリンクは、下端側が第3の軸に固定され、上端側が第4の軸により可動ステップに対して回動可能に取付けられており、この下端側の第3の軸が第1の軸と反対方向へ回動するため、第2のリンクは、第3の軸を回動中心として、車両外側へ回動する。
このように、第1のリンクにより、つなぎ板が車両外側へ押し出されるとともに、可動ステップもまた第2のリンクにより車両外側へ押し出されて展開状態となる。
この変移途中においては、第1のリンクの長さ分、つなぎ板が下部方向へ降下するため、つなぎ板が最下点にきたときに、車両床下の構造物の直下を通過するように設計すれば、車両床下の構造物との衝突を避けることができる。
また、可動ステップは、第2のリンクにより車両外側へ押し出されるので、展開状態においては、十分な踏み代を確保することができる。
更に、つなぎ板を介して固定板と可動ステップとを連結したため、変移範囲を同じとする場合には、各リンクを構成する各部材を小型化することができる。
また、つなぎ板を介することにより、可動ステップの移動量は小さくなる。
更に、つなぎ板を介して可動ステップを移動させる構成であるため、可動ステップの変移基準位置を、固定板の位置よりも展開位置へと近づけることができる(可動ステップの変移基準位置はつなぎ板の位置となる)ため、各リンクを構成する各部材の移動量を小さくすることができる。
また、このとき、前記第1のリンクは前記第2のリンクよりも長く形成され、前記格納状態においては、前記第2の軸は、前記第1の軸よりも車両内側方向へ配置されるとともに、前記第4の軸は、前記第3の軸よりも車両内側方向に配設されており、前記格納状態から前記展開状態への変移時には、前記第1のリンクの下端側が、前記第1の軸を回動中心として車両外側方向へ向かって回動するとともに、前記第2のリンクの上端側が、前記第3の軸を回動中心として車両外側方向へ向かって回動し、前記第1のリンクの下端側が車両外側方向へ向かう回動により、前記つなぎ板及び該つなぎ板に連結された前記可動ステップは一旦下降した後上昇するとともに、前記第2のリンクの上端側が車両外側方向へ向かう回動により、前記可動ステップが車両外側へ押し出されるよう構成されていると好適である。
このように、格納状態においては、第1のリンクの下端側(第2の軸側)が上端側(第1の軸側)よりも車両内側へ配置されているため、第1のリンクが第1の軸を回動中心として車両外側方向へ回動すれば、第1のリンクの下端側に取付けられたつなぎ板は、第1の軸を回動中心として車両外側方向へ回動する。なお、可動ステップは、つなぎ板に連結されているため、このつなぎ板の回動に伴い、可動ステップ自体もまた、つなぎ板を介して第1の軸を中心として回動する。このため、つなぎ板のみならず、可動ステップもまた、この回動運動により、一旦下降して最下点に達した後上昇する。
また、格納状態においては、第2リンクの上端側(第4の軸側)は、下端側(第3の軸側)よりも車両内側に配置されているので、第2のリンクは、その回動に伴い、その上端に取付けられている可動ステップを車両外側へ押し出すこととなる。
よって、可動ステップは、車両床下の構造物を避けて変移することができるとともに、展開状態では、最下点よりも高い位置に配置されるため、展開状態での乗降性がよくなる。
また、第2のリンクは、第1のリンクよりも短く構成されているため、格納時においては、可動ステップを固定板とつなぎ板との間にコンパクトに格納することができる。
よって、車両用乗降ステップ装置を車両床下の限られたスペースに容易に配設することが可能となり、車種等によらず搭載性が良好となるとともに、可動ステップが格納状態にあるときには、車両用乗降ステップ装置が外部より視認しにくくなり、意匠性が向上する。
このように、格納状態においては、第1のリンクの下端側(第2の軸側)が上端側(第1の軸側)よりも車両内側へ配置されているため、第1のリンクが第1の軸を回動中心として車両外側方向へ回動すれば、第1のリンクの下端側に取付けられたつなぎ板は、第1の軸を回動中心として車両外側方向へ回動する。なお、可動ステップは、つなぎ板に連結されているため、このつなぎ板の回動に伴い、可動ステップ自体もまた、つなぎ板を介して第1の軸を中心として回動する。このため、つなぎ板のみならず、可動ステップもまた、この回動運動により、一旦下降して最下点に達した後上昇する。
また、格納状態においては、第2リンクの上端側(第4の軸側)は、下端側(第3の軸側)よりも車両内側に配置されているので、第2のリンクは、その回動に伴い、その上端に取付けられている可動ステップを車両外側へ押し出すこととなる。
よって、可動ステップは、車両床下の構造物を避けて変移することができるとともに、展開状態では、最下点よりも高い位置に配置されるため、展開状態での乗降性がよくなる。
また、第2のリンクは、第1のリンクよりも短く構成されているため、格納時においては、可動ステップを固定板とつなぎ板との間にコンパクトに格納することができる。
よって、車両用乗降ステップ装置を車両床下の限られたスペースに容易に配設することが可能となり、車種等によらず搭載性が良好となるとともに、可動ステップが格納状態にあるときには、車両用乗降ステップ装置が外部より視認しにくくなり、意匠性が向上する。
更に、このとき、前記第1のリンク及び前記第2のリンクは、共に複数のリンク部材で構成された平行リンクであると、格納状態と展開状態との変移時に、ガタツキ等がなくなりスムーズに変移動作を行うことが可能となる。
また、このとき、前記駆動手段は、複数のギア又は複数のギアとベルトの組合せによって、前記第1の軸又は前記第2の軸と、前記第3の軸との回動方向を反転させるよう構成されていると、簡易な構成で可動ステップを格納状態と展開状態とに変移させることができるため好適である。
また、このとき、前記可動ステップは、前記車両に備えられるドアの開信号に応じて前記格納状態から前記展開状態へと変移し、ドアの閉信号に応じて前記展開状態から前記格納状態へと変移するよう構成されていると、ドアを開けて乗降しようとするときには自動的に可動ステップが車両外側へ配置されるので利便性が確保される。
また、ドアを閉めると、可動ステップは車両床下に自動的に格納されるため、可動ステップを格納することを忘れることがなくなり、可動ステップを展開させたまま車両を走行させることを防止することができる。
また、ドアを閉めると、可動ステップは車両床下に自動的に格納されるため、可動ステップを格納することを忘れることがなくなり、可動ステップを展開させたまま車両を走行させることを防止することができる。
本発明によれば、格納時には、車両用乗降ステップ装置を車両床下へコンパクトに格納することが可能であり、この格納状態においては、車両用乗降ステップ装置が外部から視認できない。
よって、見栄えを良好として、意匠性を向上させることができる。
また、格納状態と展開状態との変移時には、可動ステップは一旦下降してから上昇する。
よって、車両床下の構造物を避けて変移することができるとともに、展開状態では、地表面からある程度高い位置に可動ステップを配置することができる。
更に、可動ステップを車両外側へ押出す構成であるため、展開状態では、可動ステップの踏み代を十分に確保することができる。
よって、見栄えを良好として、意匠性を向上させることができる。
また、格納状態と展開状態との変移時には、可動ステップは一旦下降してから上昇する。
よって、車両床下の構造物を避けて変移することができるとともに、展開状態では、地表面からある程度高い位置に可動ステップを配置することができる。
更に、可動ステップを車両外側へ押出す構成であるため、展開状態では、可動ステップの踏み代を十分に確保することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
図1乃至図8は、本発明の一実施形態の車両用乗降ステップ装置に係るものであり、図1は可動ステップが展開した状態を示す説明図、図2は展開状態の車両用乗降ステップ装置の斜視図、図3は格納状態の車両用乗降ステップ装置の斜視図、図4は車両用乗降ステップ装置の駆動部の一例を示す説明図、図5は車両用乗降ステップ装置の格納状態の説明図、図6は車両用乗降ステップ装置の展開作動途中の説明図、図7は車両用乗降ステップ装置の展開状態の説明図、図8は可動ステップの移動状態を示す説明図である。
図1乃至図8は、本発明の一実施形態の車両用乗降ステップ装置に係るものであり、図1は可動ステップが展開した状態を示す説明図、図2は展開状態の車両用乗降ステップ装置の斜視図、図3は格納状態の車両用乗降ステップ装置の斜視図、図4は車両用乗降ステップ装置の駆動部の一例を示す説明図、図5は車両用乗降ステップ装置の格納状態の説明図、図6は車両用乗降ステップ装置の展開作動途中の説明図、図7は車両用乗降ステップ装置の展開状態の説明図、図8は可動ステップの移動状態を示す説明図である。
図1は車両用乗降ステップ装置S(以下「装置S」という)を車両1の左側後部乗降口に適用した例を示すものである。
図1に示すように、装置Sは車両1の床下に配設され、ドア2の開閉動作に連動して可動ステップ50を展開・格納させるように構成されている。すなわち、本例では、ドア2が閉じた状態では可動ステップ50が床下の格納位置に保持され、ドア2が開くと可動ステップ50が車両1の車幅方向外側の展開位置まで展開する。
図1に示すように、装置Sは車両1の床下に配設され、ドア2の開閉動作に連動して可動ステップ50を展開・格納させるように構成されている。すなわち、本例では、ドア2が閉じた状態では可動ステップ50が床下の格納位置に保持され、ドア2が開くと可動ステップ50が車両1の車幅方向外側の展開位置まで展開する。
本例の装置Sは、ユニット化された状態で車両1に取付けることができるように構成されたものである。
通常、車両1の床下には図示しない燃料タンク等の構造物が配設されており、サイドシルと床下構造物との間には凹部空間が形成されている。この凹部空間に装置Sは取付けられる。
図2は展開状態の装置Sの斜視図であり、図3は格納状態の装置Sの斜視図である。
なお、構造の説明のため、駆動部20の図示は省略している。
図2及び図3に示すように、本実施形態に係る装置Sは、固定板30、つなぎ板40、可動ステップ50、第1のリンクとしての第1平行リンク31,31、第2のリンクとしての第2平行リンク41,41を有して構成されている。
通常、車両1の床下には図示しない燃料タンク等の構造物が配設されており、サイドシルと床下構造物との間には凹部空間が形成されている。この凹部空間に装置Sは取付けられる。
図2は展開状態の装置Sの斜視図であり、図3は格納状態の装置Sの斜視図である。
なお、構造の説明のため、駆動部20の図示は省略している。
図2及び図3に示すように、本実施形態に係る装置Sは、固定板30、つなぎ板40、可動ステップ50、第1のリンクとしての第1平行リンク31,31、第2のリンクとしての第2平行リンク41,41を有して構成されている。
本実施形態に係る固定板30は、略矩形状の板体であり、車両1の凹部空間を構成する床下構造物に固定されている。この固定板30の固定位置は、可動ステップ50に荷重がかかったときに、その荷重を支持できる強度を有する場所であればどの位置であってもよいが、装置Sが格納状態にあるときに、装置Sが外部より視認できない位置(すなわち、サイドシルの裏面に隠れる位置)となるような位置であれば好適である。
本実施形態に係るつなぎ板40は、略矩形状の板体であり、固定板30と後述する可動ステップ50とは、このつなぎ板40を介して連結される。
本実施形態に係るつなぎ板40は、略矩形状の板体であり、固定板30と後述する可動ステップ50とは、このつなぎ板40を介して連結される。
本実施形態に係る可動ステップ50は、略矩形状の板体であり、車両1外部に展開されて、乗員の乗降を補助する機能を果たす。
また、可動ステップ50の両側面(短辺側の側面)には、ストッパが形成されていると好適である。
このストッパは、可動ステップ50が展開位置にあるときに、後述する第4リンク部材41Bと当接する位置に形成される突起物として構成される。このようにストッパが形成されていると、可動ステップ50が展開状態にあるとき、第4リンク部材41Bが、このストッパに当接することによって、第4リンク部材41Bが過回動することを阻止し、この第4リンク部材41Bを確実に停止すべき位置に停止させることができるとともに、展開時に可動ステップ50にかかる荷重を一部負担することができる。
また、可動ステップ50の両側面(短辺側の側面)には、ストッパが形成されていると好適である。
このストッパは、可動ステップ50が展開位置にあるときに、後述する第4リンク部材41Bと当接する位置に形成される突起物として構成される。このようにストッパが形成されていると、可動ステップ50が展開状態にあるとき、第4リンク部材41Bが、このストッパに当接することによって、第4リンク部材41Bが過回動することを阻止し、この第4リンク部材41Bを確実に停止すべき位置に停止させることができるとともに、展開時に可動ステップ50にかかる荷重を一部負担することができる。
本実施形態にかかる第1平行リンク31は、第1リンク部材31A,31A及び第2リンク部材31B,31Bとで構成された、第1リンク部材31Aと第2リンク部材31Bとを一組とする平行リンクである。また、第1リンク部材31A,31A及び第2リンク部材31B,31Bは、固定板30とつなぎ板40とを各々連結する公知のアームであり、両端にはそれぞれ軸が貫通している。
本実施形態にかかる第1リンク部材31A,31A及び第2リンク部材31B,31Bは、長手方向に若干湾曲した形状であり、展開時に凹部側が上側へ向くように取り付けられる。これは、可動ステップ50の展開時に、車両1の床下構造物下端部Fとの衝突を避けるための構造である。
なお、2組の第1リンク部材31A及び第2リンク部材31Bは、固定板30及びつなぎ板40の対向する側面(短辺側の側面)に各々取付けられている。
本実施形態にかかる第1リンク部材31A,31A及び第2リンク部材31B,31Bは、長手方向に若干湾曲した形状であり、展開時に凹部側が上側へ向くように取り付けられる。これは、可動ステップ50の展開時に、車両1の床下構造物下端部Fとの衝突を避けるための構造である。
なお、2組の第1リンク部材31A及び第2リンク部材31Bは、固定板30及びつなぎ板40の対向する側面(短辺側の側面)に各々取付けられている。
本実施形態にかかる第2平行リンク41は、第3リンク部材41A,41A及び第4リンク部材41B,41Bとで構成された、第3リンク部材41Aと第4リンク部材41Bとを一組とする平行リンクである。また、第3リンク部材41A,41A及び第4リンク部材41B,41Bは、つなぎ板40と可動ステップ50とを各々連結する公知のアームであり、両端にはそれぞれ軸が貫通している。
なお、2組の第3リンク部材41A及び第4リンク部材41Bは、つなぎ板40及び可動ステップ50の対向する側面(短辺側の側面)に各々取付けられている。
なお、2組の第3リンク部材41A及び第4リンク部材41Bは、つなぎ板40及び可動ステップ50の対向する側面(短辺側の側面)に各々取付けられている。
なお、各リンク部材は、固定板30、つなぎ板40、可動ステップ50の両側面(短辺側の側面)に対称に配設されるため、以下、片側のみを説明する。
第1リンク部材31Aは、上部側端部が第1駆動軸31aに固定されており、この第1駆動軸31aを介して固定板30に対して回動可能に取付けられている。よって第1リンク部材31Aは、第1駆動軸31aの回動に伴って回動する。
また、第1リンク部材31Aの下部側端部は第2駆動軸31bに固定されており、この第2駆動軸31bを介してつなぎ板40に対して回動可能に取付けられている。なお、第1駆動軸31aが第1の軸に相当し、第2駆動軸31bが第2の軸に相当する。
第1駆動軸31aは、後述する駆動部20に配設される第1ギア22の出力軸に連結されており、駆動部20を駆動することにより回動する。
なお、本実施形態においては、駆動部20と接続されている軸は、第1駆動軸31aのみとし、対向側に配設される第1リンク部材31Aの上部側の軸は駆動部20と直接連結されない構成としている。しかし、第1駆動軸31aを長く形成して、固定板30の内部を貫通させることにより、第1リンク部材31A,31Aの両者共に駆動部20と連結してもよい。
第1リンク部材31Aは、上部側端部が第1駆動軸31aに固定されており、この第1駆動軸31aを介して固定板30に対して回動可能に取付けられている。よって第1リンク部材31Aは、第1駆動軸31aの回動に伴って回動する。
また、第1リンク部材31Aの下部側端部は第2駆動軸31bに固定されており、この第2駆動軸31bを介してつなぎ板40に対して回動可能に取付けられている。なお、第1駆動軸31aが第1の軸に相当し、第2駆動軸31bが第2の軸に相当する。
第1駆動軸31aは、後述する駆動部20に配設される第1ギア22の出力軸に連結されており、駆動部20を駆動することにより回動する。
なお、本実施形態においては、駆動部20と接続されている軸は、第1駆動軸31aのみとし、対向側に配設される第1リンク部材31Aの上部側の軸は駆動部20と直接連結されない構成としている。しかし、第1駆動軸31aを長く形成して、固定板30の内部を貫通させることにより、第1リンク部材31A,31Aの両者共に駆動部20と連結してもよい。
第2リンク部材31Bは、上部側端部が固定板30側面に、軸31cにより取付けられている。この第2リンク部材31Bの上部側端部は、軸31c及び固定板30に対して回動可能となるように取付けられている。
また、第2リンク部材31Bの下部側端部は、つなぎ板40の側面に、第3駆動軸31dにより取付けられている。この第2リンク部材31Bの下部側端部は、第3駆動軸31d及びつなぎ板40に対して回動可能に取付けられている。
第3駆動軸31dは、後述する駆動部20に配設される第3ギア24の出力軸である。後述するが、第3ギア24は、第2駆動軸31bに固定される第2ギア23と歯合しており、このため、第3駆動軸31dは、第2駆動軸31bを介して第1駆動軸31aと反対方向へ回動する。
なお、第1リンク部材31Aと第2リンク部材31Bとは、同形状の部材であり、第2リンク部材31Bが、固定板30側面及びつなぎ板40側面の車両1外部側へ取付けられている。
また、第2リンク部材31Bの下部側端部は、つなぎ板40の側面に、第3駆動軸31dにより取付けられている。この第2リンク部材31Bの下部側端部は、第3駆動軸31d及びつなぎ板40に対して回動可能に取付けられている。
第3駆動軸31dは、後述する駆動部20に配設される第3ギア24の出力軸である。後述するが、第3ギア24は、第2駆動軸31bに固定される第2ギア23と歯合しており、このため、第3駆動軸31dは、第2駆動軸31bを介して第1駆動軸31aと反対方向へ回動する。
なお、第1リンク部材31Aと第2リンク部材31Bとは、同形状の部材であり、第2リンク部材31Bが、固定板30側面及びつなぎ板40側面の車両1外部側へ取付けられている。
第3リンク部材41Aは、上部側端部が軸41aにより、可動ステップ50及び軸41aに対して回動可能に取付けられている。
また、第3リンク部材41Aの下部側端部は、つなぎ板40の側面に、第3駆動軸31dにより取付けられている。この第3リンク部材41Aの下部側端部は、第3駆動軸31dに固定されており、この第3駆動軸31dを介してつなぎ板40に対して回動可能に取付けられている。なお、軸41aが第4の軸に相当し、第3駆動軸31dが第3の軸に相当する。
第3リンク部材41Aの下部側端部は、第2リンク部材31Bの下部側端部と重ねられ、同一の駆動軸(第3駆動軸31d)により、つなぎ板40の側面に取付けられる。
なお、第2リンク部材31Bの下部側端部は、第3駆動軸31dに対して回動可能であるが、第3リンク部材41Aの下部側端部は、第3駆動軸31dに対して固定されている。
このため、第3駆動軸31dの駆動に起因して駆動するのは、第3リンク部材41Aのみである。
また、第3リンク部材41Aの下部側端部は、つなぎ板40の側面に、第3駆動軸31dにより取付けられている。この第3リンク部材41Aの下部側端部は、第3駆動軸31dに固定されており、この第3駆動軸31dを介してつなぎ板40に対して回動可能に取付けられている。なお、軸41aが第4の軸に相当し、第3駆動軸31dが第3の軸に相当する。
第3リンク部材41Aの下部側端部は、第2リンク部材31Bの下部側端部と重ねられ、同一の駆動軸(第3駆動軸31d)により、つなぎ板40の側面に取付けられる。
なお、第2リンク部材31Bの下部側端部は、第3駆動軸31dに対して回動可能であるが、第3リンク部材41Aの下部側端部は、第3駆動軸31dに対して固定されている。
このため、第3駆動軸31dの駆動に起因して駆動するのは、第3リンク部材41Aのみである。
第4リンク部材41Bは、軸41cにより、上部側端部が可動ステップ50側面に取付けられている。この第4リンク部材41Bの上部側端部は、軸41cに固定されており、この軸41cを介して可動ステップ50に対して回動可能に取付けられている。
また、第4リンク部材41Bの下部側端部は、つなぎ板40の側面に、軸41dにより取付けられている。この第4リンク部材41Bの下部側端部は、軸41d及びつなぎ板40に対し回動可能に取付けられている。
よって、第4リンク部材41Bは、第3リンク部材41Aの回動方向と同方向へ回動する。
なお、第3リンク部材41Aと第4リンク部材41Bとは、同形状の部材であり、第4リンク部材41Bが、つなぎ板40側面及び可動ステップ50側面の車両1外部側へ取付けられている。
また、第4リンク部材41Bの下部側端部は、つなぎ板40の側面に、軸41dにより取付けられている。この第4リンク部材41Bの下部側端部は、軸41d及びつなぎ板40に対し回動可能に取付けられている。
よって、第4リンク部材41Bは、第3リンク部材41Aの回動方向と同方向へ回動する。
なお、第3リンク部材41Aと第4リンク部材41Bとは、同形状の部材であり、第4リンク部材41Bが、つなぎ板40側面及び可動ステップ50側面の車両1外部側へ取付けられている。
図4に、駆動手段としての駆動部20の一例を示す。
駆動部20は、モータM、ウォームギア21、第1ギア(ウォームホイール)22、第2ギア23、第3ギア24を有して構成される。
駆動部20のうち、モータM、ウォームギア21、第1ギア22は、図示しない駆動部収納ケース等に収められ、装置Sに取付けられる。
第2ギア23、第3ギア24は、第2駆動軸31b、第3駆動軸31dにより、つなぎ板40の側面に、回動可能に取付けられる。
モータMの出力軸M1には、ウォームギア21が接続されており、ウォームギア21は、ウォームホイールである第1ギア22に歯合している。
第1ギア22には第1駆動軸31aが固定されており、第1駆動軸31aには第1リンク部材31Aの上端部が固定されている。このため、第1ギア22が回動すると、第1リンク部材31Aは第1駆動軸31aを介して同方向へ回動する。
駆動部20は、モータM、ウォームギア21、第1ギア(ウォームホイール)22、第2ギア23、第3ギア24を有して構成される。
駆動部20のうち、モータM、ウォームギア21、第1ギア22は、図示しない駆動部収納ケース等に収められ、装置Sに取付けられる。
第2ギア23、第3ギア24は、第2駆動軸31b、第3駆動軸31dにより、つなぎ板40の側面に、回動可能に取付けられる。
モータMの出力軸M1には、ウォームギア21が接続されており、ウォームギア21は、ウォームホイールである第1ギア22に歯合している。
第1ギア22には第1駆動軸31aが固定されており、第1駆動軸31aには第1リンク部材31Aの上端部が固定されている。このため、第1ギア22が回動すると、第1リンク部材31Aは第1駆動軸31aを介して同方向へ回動する。
第2ギア23は、第2駆動軸31bに固定されており、第2駆動軸31bには第1リンク部材31Aの下端側が固定されている。
第2ギア23は、第3ギア24と歯合しており、この第3ギア24は第3駆動軸31dに固定されている。
なお、第3リンク部材41A、第2リンク部材31B、第3ギア24は、つなぎ板40側面側から外側方向へ、この順に重ねて配置され、1本の第3駆動軸31dにより支持されている。
また、第3駆動軸31dには、第2リンク部材31Bの下部側端部が回動自在に取付けられているとともに、第3リンク部材41Aの下部側端部が固定されている。
よって、第1ギア22が回動し、第1駆動軸31a及び第1リンク部材31Aが同方向へ回動すると、これに伴い、第2ギア23を介して第3ギア24が、第1ギア22の回動方向と反対方向へと回動する。
第3ギア24が回動すると、第3リンク部材41Aは、第3駆動軸31dを回動中心として第3ギア24の回動方向と同方向へ回動する。なお、第2リンク部材31Bは、第3駆動軸31d及び軸31cに対して自由に回動するように構成されている。
第2ギア23は、第3ギア24と歯合しており、この第3ギア24は第3駆動軸31dに固定されている。
なお、第3リンク部材41A、第2リンク部材31B、第3ギア24は、つなぎ板40側面側から外側方向へ、この順に重ねて配置され、1本の第3駆動軸31dにより支持されている。
また、第3駆動軸31dには、第2リンク部材31Bの下部側端部が回動自在に取付けられているとともに、第3リンク部材41Aの下部側端部が固定されている。
よって、第1ギア22が回動し、第1駆動軸31a及び第1リンク部材31Aが同方向へ回動すると、これに伴い、第2ギア23を介して第3ギア24が、第1ギア22の回動方向と反対方向へと回動する。
第3ギア24が回動すると、第3リンク部材41Aは、第3駆動軸31dを回動中心として第3ギア24の回動方向と同方向へ回動する。なお、第2リンク部材31Bは、第3駆動軸31d及び軸31cに対して自由に回動するように構成されている。
このように構成されているため、モータMが駆動され、第1ギア22が反時計回りに回動すると、第1リンク部材31Aは、第1駆動軸31aを回動中心として反時計回りに回動し、第3リンク部材41Aは、第3駆動軸31dを回動中心として時計回りに回動する。
よって、つなぎ板40及び可動ステップ50が車両1外側方向へ押し出されて展開位置へと配置される。
また、モータMが逆回転方向に駆動され、第1ギア22が時計回りに回動すると、第1リンク部材31Aは、第1駆動軸31aを回動中心として時計回りに回動し、第3リンク部材41Aは、第3駆動軸31dを回動中心として反時計回りに回動する。よって、つなぎ板40及び可動ステップ50は車両1内側方向へ戻され、格納位置へと配置される。
なお、第1リンク部材31A及び第3リンク部材41Aが回動するとき、第2リンク部材31B及び第4リンク部材41Bは、この回動運動に追随して回動する。
なお、駆動部20の構成は一例であり、これに限られるものではない。つまり、つなぎ板40及び可動ステップ50を展開位置及び格納位置に移動させることができる構成であればどのような構成であってもよい。
よって、つなぎ板40及び可動ステップ50が車両1外側方向へ押し出されて展開位置へと配置される。
また、モータMが逆回転方向に駆動され、第1ギア22が時計回りに回動すると、第1リンク部材31Aは、第1駆動軸31aを回動中心として時計回りに回動し、第3リンク部材41Aは、第3駆動軸31dを回動中心として反時計回りに回動する。よって、つなぎ板40及び可動ステップ50は車両1内側方向へ戻され、格納位置へと配置される。
なお、第1リンク部材31A及び第3リンク部材41Aが回動するとき、第2リンク部材31B及び第4リンク部材41Bは、この回動運動に追随して回動する。
なお、駆動部20の構成は一例であり、これに限られるものではない。つまり、つなぎ板40及び可動ステップ50を展開位置及び格納位置に移動させることができる構成であればどのような構成であってもよい。
例えば、第2ギア23を使用せずに、第1ギア22と第3ギア24とを、回動方向を反転させるように掛けたベルトで連結し、第1ギア22と反対方向に第3ギア24を回動させるように構成してもよい。
また、モータMを2個使用し、第1駆動軸31aと第3駆動軸31dを、双方共モータMにより駆動するように構成してもよい。
更に、モータMの出力と連結される軸(つまり、ウォームホイールである第1ギアが取付けられる軸)は、第1駆動軸31aに限られることはなく、第2駆動軸31b、第3駆動軸31d、軸31cのどの軸であってもよい。
また、モータMを2個使用し、第1駆動軸31aと第3駆動軸31dを、双方共モータMにより駆動するように構成してもよい。
更に、モータMの出力と連結される軸(つまり、ウォームホイールである第1ギアが取付けられる軸)は、第1駆動軸31aに限られることはなく、第2駆動軸31b、第3駆動軸31d、軸31cのどの軸であってもよい。
次いで、図5乃至図7により、装置Sの動作を説明する。
なお、図5乃至図7は、説明のため、駆動部20を省略してある。
図5は、格納状態にある可動ステップ50及びつなぎ板40の側面図である。
格納状態では、固定板30、つなぎ板40、可動ステップ50は、上部からこの順に積層された状態で、車両1下部に形成された凹部に格納されている。
この状態での、地表面Gから可動ステップ50上面までの距離をx1とし、地表面からつなぎ板40の下面までの距離をy1とする。
図5に示すように、格納状態においては、固定板30、可動ステップ50、つなぎ板40は積層された状態で、車両1下部に形成された凹部にコンパクトに収められているため、この状態での装置Sの最下端であるつなぎ板40下面と地表面Gとの距離y1を大きくとることができる。よって、装置Sをサイドシルに隠れる位置に配設することが可能であるとともに、格納時につなぎ板40が道路表面の突起と干渉することを防止することができる。
なお、図5乃至図7は、説明のため、駆動部20を省略してある。
図5は、格納状態にある可動ステップ50及びつなぎ板40の側面図である。
格納状態では、固定板30、つなぎ板40、可動ステップ50は、上部からこの順に積層された状態で、車両1下部に形成された凹部に格納されている。
この状態での、地表面Gから可動ステップ50上面までの距離をx1とし、地表面からつなぎ板40の下面までの距離をy1とする。
図5に示すように、格納状態においては、固定板30、可動ステップ50、つなぎ板40は積層された状態で、車両1下部に形成された凹部にコンパクトに収められているため、この状態での装置Sの最下端であるつなぎ板40下面と地表面Gとの距離y1を大きくとることができる。よって、装置Sをサイドシルに隠れる位置に配設することが可能であるとともに、格納時につなぎ板40が道路表面の突起と干渉することを防止することができる。
図6は、展開作動途中の可動ステップ50を示す説明図である。
図示しない駆動部20に配設されるモータMを駆動することにより、第1駆動軸31aが反時計回りに回動し、第3駆動軸31dが時計回りに回動する。
これらの軸の回動に追随して、各リンク部材が回動し、この各リンク部材の回動に付随してつなぎ板40及び可動ステップ50が車両1の外側方向へ押し出される。
この状態での、地表面Gと可動ステップ50上面との距離をx2とする。
図5及び図6に示すように、本実施形態に係る装置Sによれば、x1>x2となるため、格納状態から展開状態への移行中に、可動ステップ50の上面が車両1の床下構造物下端部Fに衝突することを防止することができる。
図示しない駆動部20に配設されるモータMを駆動することにより、第1駆動軸31aが反時計回りに回動し、第3駆動軸31dが時計回りに回動する。
これらの軸の回動に追随して、各リンク部材が回動し、この各リンク部材の回動に付随してつなぎ板40及び可動ステップ50が車両1の外側方向へ押し出される。
この状態での、地表面Gと可動ステップ50上面との距離をx2とする。
図5及び図6に示すように、本実施形態に係る装置Sによれば、x1>x2となるため、格納状態から展開状態への移行中に、可動ステップ50の上面が車両1の床下構造物下端部Fに衝突することを防止することができる。
図7は、展開状態での可動ステップ50を示す説明図である。
このように、展開状態での地表面Gと可動ステップ50上面との距離をx3とすると、x1>x3>x2となる。
つまり、可動ステップ50は展開作動途中よりも高い位置であり、格納状態よりも低い位置に展開することとなる。
よって、展開状態においては、乗員の乗降に適した位置に可動ステップ50を配置することができる。
また、上述したとおり、第2リンク部材31Bは、長手方向に若干湾曲した形状であり、展開時に凹部側が上側へ向くように取り付けられている。よって、可動ステップ50の展開時には、車両1床下の構造物の側面下端側Hとの干渉を避けることができる。
このように、展開状態での地表面Gと可動ステップ50上面との距離をx3とすると、x1>x3>x2となる。
つまり、可動ステップ50は展開作動途中よりも高い位置であり、格納状態よりも低い位置に展開することとなる。
よって、展開状態においては、乗員の乗降に適した位置に可動ステップ50を配置することができる。
また、上述したとおり、第2リンク部材31Bは、長手方向に若干湾曲した形状であり、展開時に凹部側が上側へ向くように取り付けられている。よって、可動ステップ50の展開時には、車両1床下の構造物の側面下端側Hとの干渉を避けることができる。
図8は、可動ステップ50の移動状態を示す説明図である。
図8に示すように、第2リンク部材31Bは、車両1の床下構造物下端部Fを回避して展開位置へと回動する。
また、可動ステップ50をその上端部側で直接支持する第3リンク部材41A及び第4リンク部材41Bは、展開時には車両1の床下構造物下端部Fの直下に配設されるつなぎ板40にその下端部が取付けられている。
このため、展開状態においては、このつなぎ板40を地表面G近くに配置して、車両1の床下構造物下端部Fを回避するとともに、第3リンク部材41A及び第4リンク部材41Bにより、可動ステップ50を、車両1外部側であって、つなぎ板40よりも上部の位置に支持して、可動ステップ50を車両1の床下構造物下端部Fよりも高い位置へ保持することができる。
このように、展開状態における可動ステップ50は、地表面Gからみて高い位置に配置されることとなり、乗員の乗降性が向上する。
また、可動ステップ50を車両1外側へ張り出させるため、踏み代を十分に確保することができる。
更に、格納時には、可動ステップ50及びつなぎ板40は、固定板30の配設位置へと引き上げられ、固定板30、可動ステップ50、つなぎ板40が重なった状態となる。このため、格納時には、装置Sはサイドシル裏面側に配設され、車両1外部から視認できなくなり、意匠上有利である。
図8に示すように、第2リンク部材31Bは、車両1の床下構造物下端部Fを回避して展開位置へと回動する。
また、可動ステップ50をその上端部側で直接支持する第3リンク部材41A及び第4リンク部材41Bは、展開時には車両1の床下構造物下端部Fの直下に配設されるつなぎ板40にその下端部が取付けられている。
このため、展開状態においては、このつなぎ板40を地表面G近くに配置して、車両1の床下構造物下端部Fを回避するとともに、第3リンク部材41A及び第4リンク部材41Bにより、可動ステップ50を、車両1外部側であって、つなぎ板40よりも上部の位置に支持して、可動ステップ50を車両1の床下構造物下端部Fよりも高い位置へ保持することができる。
このように、展開状態における可動ステップ50は、地表面Gからみて高い位置に配置されることとなり、乗員の乗降性が向上する。
また、可動ステップ50を車両1外側へ張り出させるため、踏み代を十分に確保することができる。
更に、格納時には、可動ステップ50及びつなぎ板40は、固定板30の配設位置へと引き上げられ、固定板30、可動ステップ50、つなぎ板40が重なった状態となる。このため、格納時には、装置Sはサイドシル裏面側に配設され、車両1外部から視認できなくなり、意匠上有利である。
なお、本実施形態に係る装置Sは、ドアの開閉動作に連動して作動するように構成されている。
例えば、ドア開閉検出部により、車両1に備えられたドア2の開閉を検出して、このドア2の開閉信号を中央制御部へ出力するように構成し、このドア開閉信号に応じて、モータMを制御するとよい。
また、ドア開閉検出部を設ける代わりに、カーテシスイッチを用いてもよいし、専用のスイッチを用いてもよい。また、ドア開閉検出部は、ドア2が完全に閉まった状態でドア閉信号を出力し、ドア2が完全に閉まった状態から僅かに開方向に移動したときにドア開信号を出力するようにしてもよいし、ドア2が完全に開いた状態でドア開信号を出力し、ドア2が完全に開いた状態から僅かに閉方向に移動したときにドア閉信号を出力するようにしてもよい。
例えば、ドア開閉検出部により、車両1に備えられたドア2の開閉を検出して、このドア2の開閉信号を中央制御部へ出力するように構成し、このドア開閉信号に応じて、モータMを制御するとよい。
また、ドア開閉検出部を設ける代わりに、カーテシスイッチを用いてもよいし、専用のスイッチを用いてもよい。また、ドア開閉検出部は、ドア2が完全に閉まった状態でドア閉信号を出力し、ドア2が完全に閉まった状態から僅かに開方向に移動したときにドア開信号を出力するようにしてもよいし、ドア2が完全に開いた状態でドア開信号を出力し、ドア2が完全に開いた状態から僅かに閉方向に移動したときにドア閉信号を出力するようにしてもよい。
更に、上記実施形態では、装置Sはドアの開閉動作に連動して作動するように構成されていたが、これに限らず、操作スイッチを設けて、乗員によるスイッチ操作によって、可動ステップ50を展開・格納させるように構成してもよい。
また、上記本実施形態では、ワンボックスカーや、いわゆるミニバンなどのように、車両フロアから乗降口へかけて一段低くなるように乗降用固定ステップが設けられた車両に設けられる例を示したが、これ以外にも、バス、トラック、福祉車両、航空機、鉄道車両等に適用することが可能である。
また、上記本実施形態では、ワンボックスカーや、いわゆるミニバンなどのように、車両フロアから乗降口へかけて一段低くなるように乗降用固定ステップが設けられた車両に設けられる例を示したが、これ以外にも、バス、トラック、福祉車両、航空機、鉄道車両等に適用することが可能である。
1‥車両、2‥ドア、
20‥駆動部、21‥ウォームギア、22‥第1ギア、23‥第2ギア、24‥第3ギア、
30‥固定板、31‥第1平行リンク、31A‥第1リンク部材、31B‥第2リンク部材、31a‥第1駆動軸、31b‥第2駆動軸、31c‥軸、31d‥第3駆動軸
40‥つなぎ板、41‥第2平行リンク、41A‥第3リンク部材、41B‥第4リンク部材、41a‥軸、41c‥軸、41d‥軸
50‥可動ステップ、
300‥固定板、311,312‥平行リンク、
311A,311B,312A,312B‥リンク部材、
501,502‥ステップ板
F‥床下構造物下端部、G‥地表面、S‥車両用乗降ステップ装置
20‥駆動部、21‥ウォームギア、22‥第1ギア、23‥第2ギア、24‥第3ギア、
30‥固定板、31‥第1平行リンク、31A‥第1リンク部材、31B‥第2リンク部材、31a‥第1駆動軸、31b‥第2駆動軸、31c‥軸、31d‥第3駆動軸
40‥つなぎ板、41‥第2平行リンク、41A‥第3リンク部材、41B‥第4リンク部材、41a‥軸、41c‥軸、41d‥軸
50‥可動ステップ、
300‥固定板、311,312‥平行リンク、
311A,311B,312A,312B‥リンク部材、
501,502‥ステップ板
F‥床下構造物下端部、G‥地表面、S‥車両用乗降ステップ装置
Claims (6)
- 乗降を補助するための可動ステップが、車両床下に格納された格納状態と、車両外側へ展開された展開状態とに変移可能な車両用乗降ステップ装置であって、
該車両用乗降ステップ装置は、車両床下に取付けられる固定板と、該固定板に第1のリンクによって回動可能に連結されたつなぎ板と、該つなぎ板に第2のリンクによって回動可能に連結された前記可動ステップと、を備え、
前記格納状態において、前記第1のリンク及び前記第2のリンクが折畳まれることによって、前記固定板、前記可動ステップ、前記つなぎ板は、車両上方からこの順に配置され、
前記車両用乗降ステップ装置は、さらに前記第1のリンクと前記第2のリンクを逆方向へ回動させる駆動手段を備え、
前記格納状態から前記展開状態へ変移するときには、前記駆動手段により前記第1のリンクが回動して前記つなぎ板が車両外側へ変移するとともに、前記駆動手段により前記第2のリンクが前記第1のリンクと逆方向へ回動して、前記可動ステップを前記つなぎ板よりも車両外側へ変移させることを特徴とする車両用乗降ステップ装置。 - 前記第1のリンクの上端及び下端は、それぞれ第1の軸及び第2の軸に固定され、前記第1の軸及び前記第2の軸は、それぞれ前記固定板及び前記つなぎ板に回動可能に取付けられており、
前記第2のリンクの下端は、第3の軸に固定され、該第3の軸は前記つなぎ板に回動可能に取付けられており、前記第2のリンクの上端は、第4の軸を介して前記可動ステップに回動可能に取付けられ、
前記駆動手段は、前記第1の軸又は前記第2の軸と、前記第3の軸とを逆方向へ回動させることを特徴とする請求項1に記載の車両用乗降ステップ装置。 - 前記第1のリンクは前記第2のリンクよりも長く形成され、
前記格納状態においては、前記第2の軸は、前記第1の軸よりも車両内側方向へ配置されるとともに、前記第4の軸は、前記第3の軸よりも車両内側方向に配設されており、
前記格納状態から前記展開状態への変移時には、前記第1のリンクの下端側が、前記第1の軸を回動中心として車両外側方向へ向かって回動するとともに、前記第2のリンクの上端側が、前記第3の軸を回動中心として車両外側方向へ向かって回動し、
前記第1のリンクの下端側が車両外側方向へ向かう回動により、前記つなぎ板及び該つなぎ板に連結された前記可動ステップは一旦下降した後上昇するとともに、前記第2のリンクの上端側が車両外側方向へ向かう回動により、前記可動ステップが車両外側へ押し出されることを特徴とする請求項2に記載の車両用乗降ステップ装置。 - 前記第1のリンク及び前記第2のリンクは、共に複数のリンク部材で構成された平行リンクであることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか一項に記載の車両用乗降ステップ装置。
- 前記駆動手段は、複数のギア又は複数のギアとベルトの組合せによって、前記第1の軸又は前記第2の軸と、前記第3の軸との回動方向を反転させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車両用乗降ステップ装置。
- 前記可動ステップは、前記車両に備えられるドアの開信号に応じて前記格納状態から前記展開状態へと変移し、ドアの閉信号に応じて前記展開状態から前記格納状態へと変移することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか一項に記載の車両用乗降ステップ装置。
Priority Applications (1)
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JP2005202588A JP2007022109A (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 車両用乗降ステップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005202588A JP2007022109A (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 車両用乗降ステップ装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180076873A (ko) * | 2016-12-28 | 2018-07-06 | 인천대학교 산학협력단 | 자동 접이식 러닝 보드 |
CN113859286A (zh) * | 2021-11-11 | 2021-12-31 | 山东交通学院 | 一种轨道交通车门系统的自动踏板装置及其使用方法 |
CN113911012A (zh) * | 2021-11-10 | 2022-01-11 | 贵州电网有限责任公司 | 多功能移动式试验仪器操作台 |
-
2005
- 2005-07-12 JP JP2005202588A patent/JP2007022109A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180076873A (ko) * | 2016-12-28 | 2018-07-06 | 인천대학교 산학협력단 | 자동 접이식 러닝 보드 |
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