JP2007021819A - 蓄光性合成樹脂シート - Google Patents

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Abstract

【課題】
夜間や暗所でも視認性のある道路標識板や、停電などの非常時でもしばらくの間視認性を与える誘導用などの非常用表示板として好適に用いられる、残光輝度が高く、平面平滑性が良好で、しかも、シート表面の明暗ムラの少ない蓄光性合成樹脂シートを提供する。
【解決手段】
本発明の蓄光性合成樹脂シートは、可塑性樹脂からなる基材シート層と、透明な熱可塑性樹脂100重量部に対して蓄光性材料を150〜500重量部の範囲で含有させた樹脂組成物を有機溶剤に溶解させて形成してなる蓄光性薄膜層と、透明な熱可塑性樹脂からなる透明シート層が順次積層され、加圧下に加熱することによって得られる蓄光性合成樹脂シートにおいて、前記透明シート層の間に少なくとも1層の前記蓄光性薄膜層が形成されたことを特徴とする。
【選択図】
図1

Description

この発明は、夜間や暗所でも視認性のある道路標識や、停電などの非常時でもしばらくの間視認性を与える非常用表示板として、好適に用いられる蓄光性合成樹脂シートに関する。
夜間や暗所でも視認性のある道路標識板や、停電などの非常時でもしばらくの間視認性を与える誘導用などの非常用表示板として、蓄光作用のある蓄光性合成樹脂シートが使用されている。例えば、道路標識板などで使用される蓄光性合成樹脂シートとしては白色シートをベースとしたものが使われ、周囲が暗くなったときに表面が残光して、そこに描かれた文字や図形を際だたせるようになっている。一方、誘導用などで使用される蓄光性合成樹脂シートとしては透光性のある乳半色シートをベースとしたものが使われ、通常時には内部に設置された蛍光灯からの光がシートを半透過して表面に描かれた文字や図形を表示するとともに、停電などで周囲が暗くなったときには、シート内の蓄光性材料が残光して、表面に描かれた文字や図形をしばらくの間、表示できるようになっている。
これらの蓄光性合成樹脂シートを製造する方法としては、蓄光性材料を合成樹脂に所定量添加し押出成形などによってシート成形する方法、蓄光性材料を含んだ合成樹脂塗料を合成樹脂シート表面に塗布する方法、熱可塑性樹脂シート上に蓄光性材料を含んだ熱可塑性樹脂塗料を塗布した後にこの上から透明な熱可塑性樹脂シートで覆って、これらを加圧下に加熱して得られる方法(特許文献1)などが知られている。
特開2004−230689
近年、このような蓄光性を有した合成樹脂シートが道路標識板や非常用表示板に採用されるに伴い、より残光輝度が高く、視認性に優れたものが望まれるようになっている。残光輝度を向上させる方法としては、シート表面積当たりに対する蓄光性材料の含有量または塗布量を増加させることが有効である。
しかし、前記押出成形などによって得られるシートについて、蓄光性材料の含有量を増加させた場合には、蓄光性材料が一般に高硬度の無機物であることから押出機内などのスクリュウやバレルなどの金属を磨耗させ、それによって生じた磨耗物がシートを黒く変色させ、残光輝度の向上がはかれない問題があった。
また、蓄光性材料を含んだ合成樹脂塗料を合成樹脂シート表面に塗布したシートについて、塗布量を増加させた場合には、塗布の厚さムラが大きくなって、平面平滑性を低下させ、表面に描かれた文字や図形を不鮮明にするといった問題があった。
また、熱可塑性樹脂シート上に蓄光性材料を含んだ熱可塑性樹脂塗料を塗布した後にこの上から透明な熱可塑性樹脂シートで覆って、これらを加圧下に加熱して得られるシートについて、塗布量を増加させた場合には、加圧下の加熱によってシート平面平滑性は保たれるものの、塗膜の厚さムラについては発生することとなるため、残光時や光透過時に表面に明暗ムラを発生させるなど、描かれた文字や図形の一部を視にくくさせる問題があった。
本発明は、このような問題に対し、残光輝度が高く、平面平滑性が良好で、しかもシート表面の明暗ムラの少ない蓄光性合成樹脂シートを提供することにある。
上記課題に対して、発明者は鋭意研究を行った結果、熱可塑性樹脂シート上に蓄光性材料を含んだ熱可塑性樹脂の塗膜層を形成し、この塗膜層の上から透明な熱可塑性樹脂シートで覆って、これらを加圧下に加熱して得られるシートにおいて、前記透明な熱可塑性樹脂シート層の間に少なくとも1層の蓄光性材料を含有する塗膜層を形成させることによって、残光輝度が高く、平面平滑性が良好で、しかもシート表面の明暗ムラが少ない蓄光性合成樹脂シートとなることを見出した。
すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂からなる基材シート層と、透明な熱可塑性樹脂100重量部に対して蓄光性材料を150〜500重量部の範囲で含有させた樹脂組成物を有機溶剤に溶解させて形成してなる蓄光性薄膜層と、透明な熱可塑性樹脂からなる透明シート層が順次積層され、加圧下に加熱することによって得られる蓄光性合成樹脂シートにおいて、前記透明シート層の間に少なくとも1層の前記蓄光性薄膜層が形成されたことを特徴とする蓄光性合成樹脂シートを要旨とする。
また、本発明においては、前記基材シート層が、白色の光反射層であることが好ましい。
また、本発明においては、前記基材シート層が、全光線透過率が5〜60%の光拡散層であることが好ましい。
本発明にかかる蓄光性合成樹脂シートは、基剤シート層と蓄光性薄膜層と透明シート層が順次積層された構成において、前記透明シート層の間に少なくとも1層の前記蓄光性薄膜層が形成されたため、蓄光性薄膜層の1層当たりの薄膜厚さを厚くすることなく、すなわち塗布ムラを大きくすることなく、蓄光性材料のシート表面積当たりの含有量を上げることができ、残光輝度が高く、しかもシート表面の明暗ムラが少ないものとすることができる。
また、各層が加圧下に加熱することによって得られるため、平面平滑性が良好なものとなり、表面に描かれた文字や図形を歪ませずに表示することができる。
また本発明において、基材シート層を白色の光反射層にすれば、道路標識板などで使用される不透過タイプの表示板として、とくに好適なものとなる。
また本発明において、基材シート層を全光線透過率が5〜60%の光拡散層にすれば、内照式誘導灯などで使用される半透過タイプの表示板として、とくに好適なものとなる。
図1は本発明にかかる蓄光性合成樹脂シート1の断面構成を例示した断面図である。基材となる基材シート層2の上に、蓄光性薄膜層3a、透明シート層4a、蓄光性薄膜層3b、透明シート層4bが順次積層されている。すなわち、これは、基材シート層2と蓄光性薄膜層3aと透明シート層4が順次積層された蓄光性合成樹脂シートにおいて、この透明シート層4の間に、1層の蓄光性薄膜層3bが形成された構成を示している。このような構成にすることにより、蓄光性薄膜層3a、3bの厚さを増すことなく、蓄光性合成樹脂シート1の表面積当たりの蓄光性材料含有量を上げることができ、残光輝度を向上させることができる。
なお、図1において、透明シート層4の間に形成される蓄光性薄膜層3bは1層としたが、2層以上の複層であってもよい。複層にすることで、より残光輝度を向上させることができる。
また、蓄光性薄膜層3aと蓄光性薄膜層3b、または/および透明シート層4aと透明シート層4bをそれぞれ同じ組成、厚さのものとしてもよい。こうすることでより経済性に優れたものとなる。
つぎに、本発明にかかる各層について、さらに詳細に説明する。
本発明にかかる基材シートは熱可塑性樹脂を成形することによって得られる。この熱可塑性樹脂の種類はとくに制限を受けるものではなく、ポリ塩化ビニル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合樹脂(ABS樹脂)などが適用される。これら熱可塑性樹脂は、押出成形、カレンダー成形などの常套のシート成形法に従ってシートにされる。
そのシート厚さについては、とくに制限はなく、例えば0.5〜2.0mmが好適な範囲としてあげられる。なお、厚さを構成するに当たっては、カレンダー成形などによって、予め0.1〜0.5mmほどの薄いシート素材としたものを複数、重ね合わせて構成することもできる。また、このとき透明なシート素材と不透明なシート素材を互いに重ね合わせてもよい。
また、本発明にかかる基材シートの色調、光線透過率についてはとくに制限はないが、その用途によって使い分けられるのが好ましい。
とくに、本発明において、基材シート層が白色に着色され、反射層として機能するようにされたものについては、道路標識板など不透過タイプの表示板として好適なものとなる。
また、とくに、本発明において、基材シート層が全光線透過率5〜60%の光拡散層として機能するようにされたものは、内照式の誘導灯など半透過タイプの非常用表示板として好適なものとなる。ここで、全光線透過率が5%未満では透過率が低すぎとなり、半透過タイプの表示板として機能を十分に有さない。一方、60%超過では、透過率が高すぎとなり、十分な残光輝度が得られないとともに、内部の蛍光灯のランプイメージを消すことができず好ましくない。
上記基材シートを光拡散層とするには、基材シートを構成する熱可塑性樹脂の中に光拡散剤を含有させることがあげられる。光拡散剤としては、炭酸カルシウム、酸化チタン、シリカ、硫酸バリウム、ガラスビーズ、架橋アクリルビーズなどがあげられる。これらの拡散剤は1種類だけが配合されてもよいし、2種類以上が併用されて配合されてもよい。なお、より残光輝度を高めるためには、光反射作用の高い白色系の光拡散剤を配合するのが好ましく、そのような光拡散剤としては、例えば酸化チタンがあげられる。光拡散剤の粒子径、添加量は、基材シートにおける熱可塑性樹脂の種類などによって決められるが、例えば基材シートをポリ塩化ビニル樹脂製シートとした場合には、光拡散剤の粒子径としては、0.05〜20μm、より好ましくは0.1〜10μmの範囲、添加量としては、ポリ塩化ビニル樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部、より好ましくは0.5〜5重量部の範囲が適量である。
つぎに、本発明にかかる蓄光性薄膜は、透明な熱可塑性樹脂100重量部に対して蓄光性材料を150〜500重量部の範囲で含有させた樹脂組成物を有機溶剤に溶解させて形成される。
透明な熱可塑性樹脂は、とくに制限を受けるものではないが、ポリ塩化ビニル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などが好ましい。
蓄光性材料としては、燐光現象を有する物質を用いた材料であり、太陽光や電灯などの光線を吸収蓄積し、その蓄積した光を徐々に放出、発光するものであれば、とくに制限されずに使用することができる。なかでも、蓄光輝度や蓄光時間などの蓄光性に優れる点で、アルミナ、酸化ストロンチウム、酸化バリウム、酸化カルシウム、酸化セリウムなどの金属酸化物と、Eu(ユウロピウム)、Dy(ディスプロシウム)、Ru(ルテニウム)、Tb(テルビウム)などの希土類元素を焼成してなる材料、具体的には根本特殊化学社製の「N夜光」、ケミテック社製の「ピカリコ」などが好適に採用することができる。
蓄光性材料の粒子の大きさは、0.5〜50μmの範囲、好ましくは4〜30μmの範囲である。50μmを超えると、蓄光性薄膜を熱可塑性樹脂シートに形成し、それを加圧下に加熱積層した際に、薄膜の表面に亀裂が発生するおそれがある。一方0.5μmに満たないと、今度は粒子同士が凝集して、その蓄光性薄膜は蓄光性材料の分散性に劣ったものとなり、良好な残光輝度が得られない。
蓄光性材料は、透明な熱可塑性樹脂100重量部に対し150〜500重量部の範囲で配合される。好ましくは200〜400重量部の範囲である。当範囲で配合されることにより、得られた蓄光性合成樹脂シートは残光輝度が高く、かつ積層性の良好なものなる。蓄光性材料が150重量部未満であると、蓄光性材料が少なすぎとなり、十分な残光輝度は得られない。一方500重量部を超えると、蓄光性薄膜を加圧下に加熱する過程において積層性が十分でなくなり好ましくない。
また、上記透明な熱可塑性樹脂と蓄光性材料の他には、諸性質の向上を目的として、紫外線吸収剤、安定剤、酸化防止剤、無機充填材、界面活性剤などが適宜配合されてもよい。とくに、蓄光材料の分散性向上、粒子同士の再凝集防止の観点からは、界面活性剤が添加されるのが好ましい。界面活性剤としては、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤があげられる。
有機溶剤は透明な熱可塑性樹脂を溶解し得るものであれば、とくに制限を受けることはなく使用される。例えばメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、トルエン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフランなどが使用できる。これらは単独でも、2種以上の混合物でも使用できる。また有機溶剤の含有量としては、とくに制限を受けるものではないが、薄膜形成を良好にする観点からは、透明な熱可塑性樹脂100重量部に対して100〜500重量部ほどの割合で配合されるのがよい。
蓄光性薄膜層を形成するに当たっては、上述した基材シート層または/および後述する透明シート層上に、透明な熱可塑性樹脂、蓄光性材料、および有機溶剤を含有した塗料状の組成物を塗布または転写されて形成される。塗布法としては、ロールコーター法、スプレー法、グラビア印刷法、オフセット印刷法などの常套の塗布法があげられる。転写法としては、例えば、蓄光性薄膜層をポリエステルフィルムなどの担持用フィルムに一旦、形成した後、このフィルムを被着材である透明シート層または基材シート層上にラミネートして転写する方法があげられる。
このとき、形成される蓄光性薄膜層の厚さは20μm〜200μmであるのが好ましい。より好ましくは、40μm〜100μmである。20μm未満であると、残光輝度が十分でなく、200μmを超過すると、塗布の厚さムラが大きくなり、成形後、透過時または残光時にシート表面に明暗ムラが発生するため、好ましくない。
本発明にかかる透明シート層は、透明な熱可塑性樹脂を押出成形、カレンダー成形などの常套のシート成形法によって成形することができる。透明な熱可塑性樹脂の種類としては、上記に示した蓄光性薄膜を形成する透明な熱可塑性樹脂と同様のものが採用される。なお、蓄光性薄膜を形成する透明な熱可塑性樹脂と透明シート層に使用される透明な熱可塑性樹脂は必ずしも同一種類に限定されることはない。
透明シート層の厚さは、0.1〜2.0mmほどが好ましい。なお、厚さを構成するに当たっては、カレンダー成形などによって、予め0.1〜0.5mmほどの薄いシート素材としたものを複数、それぞれに重ね合わせて得ることもできる。当然ながら、2種類以上の同じ種類、厚さの透明な熱可塑性樹脂シート素材を組み合わせて得ることもできる。
上記で得られたシート基材層、蓄光性薄膜層、および透明シート層は、それぞれが各種組み合わされて本発明の構成となる。
その構成の一例を図2に基づいて説明する。図2のシート構成は、図1に示す蓄光性合成樹脂シート1を得るための重ね合わせ構成を示したものである。その方法としては、まず、上述の薄膜形成方法により、透明シート層4aの表面に蓄光性薄膜層3aを形成して積層シート5を作製するとともに、同様にして、透明シート層4bの表面に蓄光性薄膜層3bを形成して積層シート6を作製する。そして、別に用意した基材シート層2の上に、この積層シート5と積層シート6とを順次積層させる。このとき、蓄光性薄膜層3a、3bは、それぞれが基材シート層2側になるように配置する。このようにして、図1における蓄光性合成樹脂シート1を得るための層構成が形成される。
つぎにこれらの各層は、加圧下に加熱される。その方法としては、熱盤プレス、加熱ロールプレスによる方法があげられる。
熱盤プレスの場合には、各層を鏡面板下で挟圧し、一方加熱ロールプレスの場合には鏡面ロール間で挟圧する。その加圧の圧力は、樹脂の種類により異なるが、10kg/cm以上とするのが好ましい。10kg/cm未満では、各層の積層性、密着性が低下するので好ましくない。また、加熱の温度は、樹脂の種類により異なるが、例えばポリ塩化ビニル樹脂、メタクリル樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合体(ABS樹脂)などの場合は130〜200℃、ポリカーボネートの場合は150〜220℃とするのが好ましい。前記温度範囲未満では蓄光性薄膜の積層性が低下するので好ましくない。一方、前記温度範囲を超えると前記熱可塑性樹脂シートが軟化しすぎて、シート厚さの精度が低下するので好ましくない。こうして、本発明にかかる蓄光性合成樹脂シート1が得られる。
次に実施例によって本発明を具体的に説明する。
<実施例1>
透明な熱可塑性樹脂としてポリ塩化ビニル樹脂を用い、安定剤、滑剤等の添加剤とともに、ヘンシェル型ミキサーにて5分間混合し、混練用押出機にて十分溶融混練した後、カレンダー成形機を用いて、厚さ0.15mmの透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層)を作成した。
つぎに、熱可塑性樹脂としてポリ塩化ビニル樹脂を用い、安定剤、滑剤、白色顔料(酸化チタン)などの添加剤とともに、ヘンシェル型ミキサーにて5分間混合し、混練用押出機にて十分溶融混練した後、カレンダー成形機を用いて、厚さ0.6mmの白色のポリ塩化ビニル樹脂シート(基材シート層)を作成した。
つぎに、透明な熱可塑性樹脂としてポリ塩化ビニル樹脂を用い、ポリ塩化ビニル樹脂100重量部に対し蓄光性材料(根本特殊化学社製「N夜行」150メッシュ品)を300重量部配合し、さらにメチルエチルケトン300重量部を混合、攪拌し、蓄光性塗料を製作した。次いで、この蓄光性塗料をナイフコーターにより前記透明シート層上に塗布厚さ50μmとなるように塗布し、60℃のオーブンの中に入れて、5分間乾燥を行い、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)を形成し、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層)を作製した。同様にして、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層)をもう1枚作製した。
つぎに、これらの蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層)2枚と、前記白色のポリ塩化ビニル樹脂シート(基材シート層)を、層構成として透明シート層/蓄光性薄膜層/透明シート層/蓄光性薄膜層/基材シート層の順になるように重ね合わせた。
そして、これら各層の上下にクロムメッキを施した鏡面板を配置し、これらのシートを上下1対の熱盤間に挿入し、圧力20kg/cmのもと、170℃で30分間狭圧した。その後、冷却して、厚さ1mmの蓄光性合成樹脂シートを得た。
得られた蓄光性合成樹脂シートについて、以下に示すように、残光輝度、表面平滑性、シート表面の明暗ムラを評価した。それらの結果を表1に示す。
<残光輝度>
JISZ9107に準拠した方法により、残光輝度を測定した。5分後、10分後、20分後、60分後の残光輝度を測定し、それぞれ、220、100、48、14mcd/m以上であれば残光輝度は良好、それ未満は不良とした。
<表面平滑性>
蓄光性シートの表面平滑性を目視により観察した。シート表面に凹凸がみられず、光沢のある鏡面を呈している場合は、表面平滑性は良好、表面にわずかでも凹凸がみられる場合は不良とした。
<表面シートの明暗ムラ>
蓄光性シートを残光させ、その表面の明暗ムラを目視により観察した。シート表面の全面にわたり明暗がみられず、均等な明るさを呈している場合は、表面の明暗ムラは良好、表面にわずかでも明暗ムラがみられる場合は不良とした。
<実施例2>
透明シート層を構成するためのシートとして、厚さ0.125mmの透明なメタクリル樹脂シート(住友化学社製「テクノロイS001」)、および基材シート層を構成するためのシートとして厚さ2mmの半透過性のメタクリル樹脂シート(住友化学社製「スミペックス055」全光線透過率36%)をそれぞれ準備した。
つぎに、透明な熱可塑性樹脂としてメタクリル樹脂を用い、100重量部に対し蓄光性材料(根本特殊化学社製「N夜行」150メッシュ品)を250重量部配合し、さらにメチルエチルケトン300重量部を混合、攪拌し、蓄光性塗料を製作した。次いで、この蓄光性塗料をナイフコーターにより前記透明なメタクリル樹脂シート(透明シート層)上に塗布厚さ60μmとなるように塗布し、60℃のオーブンの中に入れて、5分間乾燥を行い、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なメタクリル樹脂シート(透明シート層)を作製した。同様の方法を繰り返して、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なメタクリル樹脂シート(透明シート層)を合計3枚作製した。
つぎに、上記に得た蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明メタクリル樹脂シート(透明シート層)3枚と、前記半透過性メタクリル樹脂シート(基材シート層)1枚とを、層構成として、透明シート層/蓄光性薄膜層/透明シート層/蓄光性薄膜層/透明シート層/蓄光性薄膜層/基材シート層の順になるように重ね合わせた。
そして、これら各層の上下にクロムメッキを施した鏡面板を配置し、これを上下1対の熱盤間に挿入し、圧力20kg/cmのもと、170℃で30分間狭圧した。その後、冷却して、厚さ2.5mmの蓄光性合成樹脂シートを得た。
得られた蓄光性合成樹脂シートについて、実施例1と同様の評価を行った。それらの結果を表1に示す。
<実施例3>
透明シート層を構成するためのシートとして、実施例1に記載の厚さ0.15mmの透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層1)と、実施例2に記載の厚さ0.125mmの透明なメタクリル樹脂シート(透明シート層2)を準備した。次いで、基材シートを構成するためのシートとして、実施例1に記載の厚さ0.6mmの白色のポリ塩化ビニル樹脂シート(基材シート層)を準備した。
つぎに、透明な熱可塑性樹脂としてポリ塩化ビニル樹脂を用い、100重量部に対し蓄光性材料(根本特殊化学社製「N夜行」150メッシュ品)を350重量部配合し、さらにメチルエチルケトン300重量部を混合、攪拌し、蓄光性塗料を製作した。次いで、この蓄光性塗料をナイフコーターにより前記透明なメタクリル樹脂シート(透明シート層2)上に塗布厚さ50μmとなるように塗布し、60℃のオーブンの中に入れて、5分間乾燥を行い、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なメタクリル樹脂シート(透明シート層2)を作製した。同様の手順を繰り返し、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なメタクリル樹脂シート(透明シート層2)を合計2枚作製した。
つぎに、この蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明メタクリル樹脂シート(透明シート層2)2枚と、前記透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層1)1枚、および前記白色のポリ塩化ビニル樹脂シート(基材シート層)1枚を、層構成として、透明シート層1/透明シート層2/蓄光性薄膜層/透明シート層2/蓄光性薄膜層/基材シート層の順になるように重ね合わせた。
そして、これら各層の上下にクロムメッキを施した鏡面板を配置し、これを上下1対の熱盤間に挿入し、圧力20kg/cmのもと、170℃で30分間狭圧した。その後、冷却して、厚さ1.1mmの蓄光性合成樹脂シートを得た。
得られた蓄光性合成樹脂シートについて、実施例1と同様の評価を行った。それらの結果を表1に示す。
<実施例4>
透明シート層を構成するためのシートとして、厚さ2mmの透明なメタクリル樹脂シート(住友化学社製「スミペックス000」)(透明シート層1)と、実施例2に記載の厚さ0.125mmの透明なメタクリル樹脂シート(透明シート層2)を準備した。次いで、基材シートを構成するためのシートとして、厚さ2mmの白色のメタクリル樹脂シート(住友化学社製「スミペックス068」)(基材シート層1)と、実施例2に記載の厚さ0.125mmの透明なメタクリル樹脂シート(基材シート層2)を準備した。
つぎに、透明な熱可塑性樹脂としてメタクリル樹脂を用い、100重量部に対し蓄光性材料(根本特殊化学社製「N夜行」150メッシュ品)を300重量部配合し、さらにメチルエチルケトン300重量部を混合、攪拌し、蓄光性塗料を製作した。次いで、この蓄光性塗料をナイフコーターにより前記透明なメタクリル樹脂シート(透明シート層2)と前記透明なメタクリル樹脂シート(基材シート層2)の上にそれぞれ塗布厚さ40μmとなるように塗布し、60℃のオーブンの中に入れて、5分間乾燥を行い、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なメタクリル樹脂シート(透明シート層2)と、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なメタクリル樹脂シート(基材シート層2)を作製した。
つぎに、前記透明なメタクリル樹脂シート(透明シート層1)、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なメタクリル樹脂シート(透明シート層2)、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なメタクリル樹脂シート(基材シート層2)、および前記白色のメタクリル樹脂シート(基材シート層1)を、層構成として、透明シート層1/蓄光性薄膜層/透明シート層2/蓄光性薄膜層/基材シート層2/基材シート層1の順になるように重ね合わせた。
そして、これら各層の上下にクロムメッキを施した鏡面板を配置し、これを上下1対の熱盤間に挿入し、圧力20kg/cmのもと、170℃で30分間狭圧した。その後、冷却して、厚さ4.3mmの蓄光性合成樹脂シートを得た。
得られた蓄光性合成樹脂シートについて、実施例1と同様の評価を行った。それらの結果を表1に示す。
<比較例1>
蓄光性材料の重量部を120重量部に変更した以外は、実施例1と同様にして蓄光性合成樹脂シートを得た。その蓄光性合成樹脂シートについて実施例1と同様の評価を行った。それらの結果を表2に示す。
<比較例2>
蓄光性材料の重量部を530重量部に変更し、蓄光性塗料の塗布厚さを100μmに変更した以外は、実施例1と同様にして蓄光性合成樹脂シートを得た。その蓄光性合成樹脂シートについて実施例1と同様の評価を行った。それらの結果を表2に示す。
<比較例3>
透明な熱可塑性樹脂としてポリ塩化ビニル樹脂を用い、安定剤、滑剤等の添加剤とともに、ヘンシェル型ミキサーにて5分間混合し、混練用押出機にて十分溶融混練した後、カレンダー成形機を用いて、厚さ0.15mmの透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層)を作成した。
つぎに、熱可塑性樹脂としてポリ塩化ビニル樹脂を用い、安定剤、滑剤、白色顔料(酸化チタン)などの添加剤とともに、ヘンシェル型ミキサーにて5分間混合し、混練用押出機にて十分溶融混練した後、カレンダー成形機を用いて、厚さ0.6mmの白色のポリ塩化ビニル樹脂シート(基材シート層)を作成した。
つぎに、透明な熱可塑性樹脂としてポリ塩化ビニル樹脂を用い、100重量部に対し蓄光性材料(根本特殊化学社製「N夜行」150メッシュ品)を300重量部配合し、さらにメチルエチルケトン300重量部を混合、攪拌し、蓄光性塗料を製作した。次いで、この蓄光性塗料をナイフコーターにより前記透明シート層上に塗布厚さ250μmとなるように塗布し、60℃のオーブンの中に入れて、5分間乾燥を行い、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)を形成し、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層)を作製した。
つぎに、この蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層)と、前記白色のポリ塩化ビニル樹脂シート(基材シート層)を、層構成として透明シート層/蓄光性薄膜層/基材シート層の順になるように重ね合わせた。
そして、これら各層の上下にクロムメッキを施した鏡面板を配置し、これを上下1対の熱盤間に挿入し、圧力20kg/cmのもと、170℃で30分間狭圧した。その後、冷却して、厚さ1mmの蓄光性合成樹脂シートを得た。
得られた蓄光性合成樹脂シートについて、実施例1と同様の評価を行った。それらの結果を表2に示す。
<比較例4>
透明な熱可塑性樹脂としてポリ塩化ビニル樹脂を用い、安定剤、滑剤等の添加剤とともに、ヘンシェル型ミキサーにて5分間混合し、混練用押出機にて十分溶融混練した後、カレンダー成形機を用いて、厚さ0.15mmの透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層)を作成した。
つぎに、熱可塑性樹脂としてポリ塩化ビニル樹脂を用い、安定剤、滑剤、白色顔料(酸化チタン)などの添加剤とともに、ヘンシェル型ミキサーにて5分間混合し、混練用押出機にて十分溶融混練した後、カレンダー成形機を用いて、厚さ0.6mmの白色のポリ塩化ビニル樹脂シート(基材シート層)を作成した。
つぎに、透明な熱可塑性樹脂としてポリ塩化ビニル樹脂を用い、100重量部に対し蓄光性材料(根本特殊化学社製「N夜行」150メッシュ品)を300重量部配合し、さらにメチルエチルケトン300重量部を混合、攪拌し、蓄光性塗料を製作した。次いで、この蓄光性塗料をナイフコーターにより前記透明シート層上に塗布厚さ50μmとなるように塗布し、60℃のオーブンの中に入れて、5分間乾燥を行い、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)を形成し、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層)を作製した。同様の手順を繰り返し、蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層)を合計2枚作製した。
つぎに、この蓄光性薄膜(蓄光性薄膜層)が形成された透明なポリ塩化ビニル樹脂シート(透明シート層)2枚と、前記白色のポリ塩化ビニル樹脂シート(基材シート層)1枚を、層構成として透明シート層/蓄光性薄膜層/透明シート層/蓄光性薄膜層/基材シート層の順になるように重ね合わせた。
この各層を重ね合わせた蓄光性合成樹脂シートについて、実施例1と同様の評価を行った。それらの結果を表2に示す。
Figure 2007021819
Figure 2007021819
表1からも明らかなように、この発明にかかる蓄光性合成樹脂シートは、残光輝度が高く、平面平滑性が良好で、しかもシート表面の明暗ムラが少ないものであった。これは、夜間や暗所でも視認性の高い道路標識や、停電などの非常時でもしばらくの間視認性を与える非常用表示板として、好適に用いられるものであった。これに対し、表2で示された、発明の要旨を逸脱する比較例のものは、いずれかの評価結果に劣るものであった。
本発明にかかる蓄光性合成樹脂シートを示す断面図である。 本発明にかかる蓄光性合成樹脂シートを得るための重ね合わせ構成を示す断面図である。
符号の説明
1 蓄光性合成樹脂シート
2 基材シート層
3a、3b 蓄光性薄膜層
4、4a、4b 透明シート層
5、6 積層シート

Claims (3)

  1. 熱可塑性樹脂からなる基材シート層と、透明な熱可塑性樹脂100重量部に対して蓄光性材料を150〜500重量部の範囲で含有させた樹脂組成物を有機溶剤に溶解させて形成してなる蓄光性薄膜層と、透明な熱可塑性樹脂からなる透明シート層が順次積層され、加圧下に加熱することによって得られる蓄光性合成樹脂シートにおいて、前記透明シート層の間に少なくとも1層の前記蓄光性薄膜層が形成されたことを特徴とする蓄光性合成樹脂シート。
  2. 前記基材シート層が、白色の光反射層であることを特徴とする請求項1に記載の蓄光性合成樹脂シート。
  3. 前記基材シート層が、全光線透過率が5〜60%の光拡散層であることを特徴とする請求項1に記載の蓄光性合成樹脂シート。
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