JP2007020863A - スタッフ管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 遊技場において、予定された作業指示の作業時刻となった従業員に確実に作業指示を行う簡易なスタッフ管理システムを提供する。
【解決手段】 遊技場に配置された遊技島の島端にディスプレイ12と報知ランプ24とを設ける。また、遊技場の天井に送受信装置60、66、72を設け、RFIDタグ80、84から送信される識別情報をそれらの送受信装置60、66、72で受信して、RFIDタグ80、84を携帯する従業員の遊技場内での位置を特定し、ディスプレイ12に表示する。そして、制御部50に記憶された各従業員への作業指示をディスプレイ12に表示し、その表示した作業指示に基づいて、ある従業員の作業時刻になったときに報知ランプ24を点灯すると共に、その従業員の現在位置と作業指示とを識別可能に表示する。このようにして、作業時刻になった従業員に作業指示及び作業時刻になった旨を報知する。
【選択図】 図1
【解決手段】 遊技場に配置された遊技島の島端にディスプレイ12と報知ランプ24とを設ける。また、遊技場の天井に送受信装置60、66、72を設け、RFIDタグ80、84から送信される識別情報をそれらの送受信装置60、66、72で受信して、RFIDタグ80、84を携帯する従業員の遊技場内での位置を特定し、ディスプレイ12に表示する。そして、制御部50に記憶された各従業員への作業指示をディスプレイ12に表示し、その表示した作業指示に基づいて、ある従業員の作業時刻になったときに報知ランプ24を点灯すると共に、その従業員の現在位置と作業指示とを識別可能に表示する。このようにして、作業時刻になった従業員に作業指示及び作業時刻になった旨を報知する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、遊技場において、予定された各種作業の作業開始時刻となった従業員に作業開始の報知を行うスタッフ管理システムに関する。
従来、遊技場の作業には、例えば、ワゴンサービス、灰皿の清掃、玉貸機のお金回収等様々なものがあり、それらを時間ごとに区切って各従業員に割り当てているため、従業員1人が何役もの作業を行うようになっている。
しかし、従業員が割り当てられた作業項目や作業開始時刻を忘れてしまい、作業をし忘れたり、作業を作業開始時刻よりも遅れて開始する場合等が多くあった。
これに対し、カメラで遊技場を撮像し、撮像した画像を画像処理して従業員を追尾し、各従業員の現在位置を特定して、その現在位置から仕事をやり易い位置にいる従業員にその都度作業指示を与えるスタッフ管理システムが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2001−162012号公報
これに対し、カメラで遊技場を撮像し、撮像した画像を画像処理して従業員を追尾し、各従業員の現在位置を特定して、その現在位置から仕事をやり易い位置にいる従業員にその都度作業指示を与えるスタッフ管理システムが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
ところで、上記スタッフ管理システムは、撮像のためのカメラやカメラを上下左右に動かすための雲台等が必要であり、構造が複雑であった。また、特定の従業員を追尾するための画像処理が複雑であり、しかも、遊技場のような多くの人間が居る混雑した場所で、画像処理によって、スタッフを判別、追尾し、現在位置を特定することは難しく、従業員の作業管理が的確に行われない場合があった。
本発明は、こうした問題に鑑み為されたものであり、遊技場において、予定された作業指示の作業開始時刻となった従業員に確実に作業指示を行う簡易なスタッフ管理システムを提供することを目的とする。
かかる問題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、複数の遊技機が備えられた遊技島が複数配置された遊技場において、遊技場に従事する複数の従業員に対して複数の作業指示を与えるスタッフ管理システムであって、複数の作業指示が予め記憶された作業指示記憶手段と、複数の作業指示に対応した複数の作業開始予定時刻が予め記憶された作業開始予定時刻記憶手段と、遊技場内に配置され、作業指示記憶手段に記憶された複数の作業指示を表示するための表示手段と、作業開始予定時刻記憶手段に記憶された複数の作業開始予定時刻を現在時刻と比較して、現在時刻が複数の作業開始予定時刻のうち何れかの作業開始予定時刻と略一致する作業時刻であるか否かを監視する監視制御手段と、監視制御手段により、現在時刻が作業時刻であると判断された場合、その作業時刻に対応する作業指示を表示手段に識別可能に表示する識別表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
このように構成されたスタッフ管理システムによれば、例えば、灰皿の清掃やワゴンサービス、あるいは、駐車場の見回り等の複数の作業指示が遊技場内に配置された表示手段に表示されるようになっている。
さらに、現在時刻が複数の作業開始予定時刻のうち何れかの作業開始予定時刻と略一致する作業時刻になると、その作業時刻に対応する作業指示が表示手段に識別可能に表示される。
したがって、各従業員が表示手段を見れば、どのような作業指示があり、かつ、現在時刻がどの作業指示に対応した作業時刻になったかということが把握できるため、自主的な時間管理を行うことができるようになり、延いては、従業員の作業効率を上げることができるようになると共に、遊技場におけるサービスの向上を行うことも可能となる。
したがって、本スタッフ管理システムによれば、各従業員は、確実に作業時刻と作業指示を把握することができ、各従業員の作業忘れを防止したり、各従業員にタイムリーなサービス作業を行わせることができるようになる。つまり、本スタッフ管理システムは、従来の画像処理を用いたスタッフ管理システムに比べ、表示手段という簡易なシステム構成により、確実にスタッフ管理が実行できるようになる。
なお、ここでいう作業開始予定時刻と略一致する作業時刻とは、作業開始予定時刻に厳密一致した時間だけではなく、作業開始予定時刻として指定された時刻の前後に許容時間幅を持たせたものをいう。
ところで、各従業員にタイムリーなサービス作業を行わせるには、表示手段による作業指示や作業時刻の表示を行うだけでなく、請求項2に記載のように、
監視制御手段により、現在時刻が作業時刻であると判断された場合、複数の従業員に対して、作業時刻になった旨を報知する報知手段を備えるようにするとよい。
監視制御手段により、現在時刻が作業時刻であると判断された場合、複数の従業員に対して、作業時刻になった旨を報知する報知手段を備えるようにするとよい。
このようにすると、作業指示記憶手段に記憶された作業指示に対応した作業時刻になると報知手段が当該作業指示の作業時刻になった旨を報知するため、従業員は作業時刻となったことを確実に知ることができる。
さらに、報知手段による報知がなされると共に、作業時刻に対応した作業指示が表示手段で識別できるように表示される。したがって、各従業員は報知があったときにだけ、表示手段を見ればよく、表示手段を頻繁に確認する必要がなくなるため、各従業員の負担を軽減することもできる。
ところで、報知手段による報知は、呼出音や音声によるものであってもよいし光によるものであってもよいが、光による報知を行う場合には、請求項3に記載のように、報知手段は、表示灯を設け、表示灯の点灯状態、又は、表示灯の発光色の状態により作業時刻になった旨を報知するようにするとよい。
報知手段をこのように構成すると、表示灯の点灯・消灯、又は、表示灯の発光色の状態(例えば、表示灯の発光時の色の違い)によって作業時刻となったことを報知するので、遊技機の効果音等の騒音がある環境下でも確実に作業時刻になったことを従業員に伝えることができる。
ところで、遊技場内に複数の従業員に対する作業指示を行うには、単に表示手段に作業指示を表示したり、作業開刻になった旨の報知を行うだけでなく、請求項4に記載のように、作業指示記憶手段に記憶された複数の作業指示に従事する従業員を各々割り当てて記憶する作業指示割当記憶手段を設け、識別表示制御手段は、監視制御手段により、現在時刻が作業時刻であると判断された場合、その作業時刻に対応する作業指示、及び、作業指示割当記憶手段により作業指示に対して割り当てられた従業員を表示手段に識別可能に表示するようにするとよい。
このようにすると、各従業員ごとに作業時刻となった作業指示を表示手段に表示したり、作業時刻となった従業員を表示手段に表示したりすることができる。
したがって、遊技場内の複数の従業員の各々に対して確実に作業指示を行うことができる。
したがって、遊技場内の複数の従業員の各々に対して確実に作業指示を行うことができる。
ところで、各従業員に対する作業指示や作業時刻を、その作業指示に従事する従業員本人だけでなく、他の従業員にもわかるようにしておくと、従業員同士がお互いに注意喚起するようなことができてよい。そこで、請求項5に記載のように、複数の従業員により携帯されて、各々の従業員の識別情報を無線にて送信する非接触式IDタグと、遊技場に配置され、非接触式IDタグから送信される識別情報を受信する受信手段と、受信手段を介して受信した識別情報に基づいて複数の従業員の現在位置を検索するための現在位置検索手段と、を設け、識別表示制御手段は、監視制御手段により、現在時刻が作業時刻であると判断された場合、作業指示割当記憶手段に基づいて、該当する作業指示に対して割り当てられた従業員を特定し、その特定された従業員を現在位置検索手段に基づいて検索し、その検索した従業員の現在位置を表示手段に表示するようにするとよい。
このようにすると、作業時刻になった従業員の位置が表示手段に表示されるので、もし、本人が作業を開始することを忘れていても、他の従業員が注意喚起しやすくなる。 従って、各従業員が作業をし忘れることがなくなり、延いては、遊技場のサービスの質の向上が可能となる。
ところで、報知手段は遊技場内の各従業員が見やすい場所に配置すればよいが、通常、遊技場には、平面形状が長方形となるように構成された遊技島が複数配置されており、従業員は、それらの遊技島の短手方向の島端部分で待機していることが多い。したがって、請求項6に記載のように、報知手段を遊技島の両端に設けるようにするとよい。
このようにすると、従業員が通常待機している場所から報知手段が最も見やすくなるので、作業効率がよくなる。
ところで、作業時刻を知らせるには、表示灯などの報知手段を用いてもよいが、作業時刻になったときに、各従業員を個別に呼び出すようにしてもよい。
ところで、作業時刻を知らせるには、表示灯などの報知手段を用いてもよいが、作業時刻になったときに、各従業員を個別に呼び出すようにしてもよい。
つまり、請求項7に記載のように、音声を発生する音声発生手段、振動を発生する振動発生手段、光を発生する発光手段、メッセージを表示するメッセージ表示手段のうちの何れかと、複数の従業員各々の識別情報を無線にて送信すると共に、複数の従業員のうち特定の従業員を呼び出すための呼出信号を受信して、その呼出信号を受信したときに、音声発生手段、振動発生手段、発光手段、メッセージ表示手段のうちの何れかを作動させる呼出信号受信手段と、を備え、複数の従業員が携帯できるように構成された非接触式IDタグと、遊技場に配置され、非接触式IDタグから送信される識別情報を受信すると共に、呼出信号を非接触式IDタグに送信する送受信手段と、作業指示記憶手段に記憶された複数の作業指示に従事する従業員を各々割り当てて記憶する作業指示割当記憶手段と、を設け、識別表示制御手段は、監視制御手段により、現在時刻が作業時刻であると判断された場合、作業指示割当記憶手段に基づいて、該当する作業指示に対して割り当てられた従業員を特定し、その特定された従業員が携帯する非接触式IDタグに送受信手段を介して呼出信号を送信すると共に、作業時刻に対応する作業指示を表示手段に識別可能に表示するようにするとよい。
このようにすると、作業時刻になった従業員は、個別に非接触式IDタグで呼び出されるため、呼び出された従業員は、自分が呼び出されていることを確実に知ることができる。さらに、呼び出された際に、行わなければならない作業が何であるかを表示手段を見ることで確認することができるため、作業指示された作業が確実に行われる。
また、表示灯を用いることなく作業時刻になった従業員を個別に呼び出すため、遊技場内に遊技の演出とは無関係な光を発光させることがなくなり、遊技場の雰囲気を壊すことがなくなる。
ところで、報知手段と同様に表示手段を請求項8に記載のように遊技島の両端に設けるようにすると、従業員が通常待機している場所から報知手段が最も見やすくなるので、作業効率がよくなる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下の、実施形態の説明では、説明を簡単にするため、各図面に示す構成品は、説明に必要となる最小限(例えば、遊技島1個分)のものを示している。
(実施形態1)
図1は本発明が適用された遊技場4に設置されたスタッフ管理システム1の構成を示す概略図である。
(実施形態1)
図1は本発明が適用された遊技場4に設置されたスタッフ管理システム1の構成を示す概略図である。
図1において、スタッフ管理システム1は、遊技場4に設置された遊技島10の端面に設置されたディスプレイ12、ディスプレイ12に組み込まれた制御部50、同様に遊技島10の端面に取り付けられた報知ランプ24、従業員が携帯するRFIDタグ80、84からの電波を受信するため遊技場4の天井に設置された送受信装置60、66、72、及び、遊技場4内の管理や遊技者に対するサービスを行う従業員A100、B100の胸の部分に取り付けられたRFIDタグ80、84から構成される。
ディスプレイ12は、液晶ディスプレイ、あるいはCRTディスプレイ(Cathode-Ray Tubeディスプレイの略)で構成されており、その画面の表面は、感圧フィルムを用いたタッチスクリーン13となっている。そして、ディスプレイ12は、遊技島10の遊技機が取り付けられていない端面(換言すれば、遊技島の10手の短手方向の面)の一方に設置されており、もう一方の端面にはディスプレイ12と同じ機能を有するディスプレイ18(図示せず)が設置されている。
そして、ディスプレイ12には、各従業員A100、B100に対する作業指示と遊技場4における遊技島10の配置や遊技島10における遊技機の配置を示す簡略化された遊技場4の平面図が表示されており、その平面図上に、従業員A100、B100の現在位置や各遊技機での従業員呼出状況が表示されるようになっている。
遊技島のディスプレイ12が設置されている方の端面には、作業時刻になったことをランプの点灯で各従業員に報知する報知ランプ24が設置されており、もう一方のディスプレイ18が設置されている端面には、報知ランプ24と同じ機能の報知ランプ26が設置されている。
送受信装置60、66、72は、遊技場4の天井にマトリクス状に配置されている。(送受信装置60、66、72の詳細は後述する。)
RFIDタグ80、84は、2.4GHz帯の電波を使用するアクティブ型のRFIDタグであり、内蔵されたリチウム電池により作動する。そして、常時又は定期的に識別情報を含む電波を送信しており、従業員A100やB100の胸部前面に名札のようにして取り付けられて使用される。
RFIDタグ80、84は、2.4GHz帯の電波を使用するアクティブ型のRFIDタグであり、内蔵されたリチウム電池により作動する。そして、常時又は定期的に識別情報を含む電波を送信しており、従業員A100やB100の胸部前面に名札のようにして取り付けられて使用される。
制御部50は、ディスプレイ12の下部に組み込まれており、送受信装置60、66、72から従業員A100、B100の識別情報を入力して、その識別情報から各従業員の現在位置を特定し、特定した各従業員A100、B100の位置や、各従業員A100、B100への作業指示、あるいは、タッチスクリーン13、15からの入力情報に基づいてディスプレイ12、18の表示内容を制御したり、報知ランプ24、26の点灯・消灯を制御したりする。
次に、以上に説明したように遊技場4に配置されているスタッフ管理システム1の電気的な接続関係について図2により説明する。
図2は、スタッフ管理システム1の電気的な接続関係を示すブロック図である。図2に示すように、スタッフ管理システム1は、遊技島10に配置され各種の表示を行うための2つのディスプレイ12、18、ディスプレイ12、18の画面上に設けられ、従業員が各種の入力を行うためのタッチスクリーン13、15、2つの報知ランプ24、26、天井に配置され、RFIDタグ80、84との識別情報の送受信を行う送受信装置60、66、72、各従業員が携帯し識別情報を送受信するRFIDタグ80、84からなっており、それらが制御部50に接続された制御部50からの指令に基づき作動するようになっている。
図2は、スタッフ管理システム1の電気的な接続関係を示すブロック図である。図2に示すように、スタッフ管理システム1は、遊技島10に配置され各種の表示を行うための2つのディスプレイ12、18、ディスプレイ12、18の画面上に設けられ、従業員が各種の入力を行うためのタッチスクリーン13、15、2つの報知ランプ24、26、天井に配置され、RFIDタグ80、84との識別情報の送受信を行う送受信装置60、66、72、各従業員が携帯し識別情報を送受信するRFIDタグ80、84からなっており、それらが制御部50に接続された制御部50からの指令に基づき作動するようになっている。
制御部50は、図示しないCPU、メモリ、I/Oから構成されており、I/Oを介して外部のホール用コンピュータ90と接続され、データの入出力ができるようになっている。
送受信装置60、66、72は、各々アンテナ62、68、74と送受信機64、70、76とから構成されている。
アンテナ62、68、74は、図示しない複数の小型のアンテナ素子が内蔵された平面アレイ型アンテナである。
アンテナ62、68、74は、図示しない複数の小型のアンテナ素子が内蔵された平面アレイ型アンテナである。
また、送受信機64、70、76は、所定周波数帯域の信号(即ち、RFIDタグ80、84からの送信信号)を通過させる図示しないバントパスフィルタ(BPF)と、BPFを通過した信号を増幅する図示しない増幅回路と、増幅回路により増幅された信号を復調して、その信号に含まれる識別情報を復元する図示しない復調回路と、BPFを通過した信号の電界強度を検出する図示しないレベル検出回路とから構成され、RFIDタグ80、84から受信した識別情報と受信時の電界強度値と送受信機64、70、76のアンテナ番号62a、68a、74aとを制御部50に出力する。
次に、図3及び図4により、スタッフ管理システム1において各従業員の位置を特定し、制御部50のメモリ(以下、位置データベースと称する)に格納する方法を説明する。
図3は、送受信装置60、66、72のアンテナ62、68、74の配置及び各アンテナの送受信可能領域を示す平面図である。また、図4は、位置データベースの構造を示す図である。
図3は、送受信装置60、66、72のアンテナ62、68、74の配置及び各アンテナの送受信可能領域を示す平面図である。また、図4は、位置データベースの構造を示す図である。
図3に示すようにアンテナ62、68、74は、遊技場4の天井にマトリクス状に配置されている。このマトリクス状に配置されているアンテナ62、68、74の間隔は各アンテナの送受信可能領域によって決定される。すなわち、各従業員A100、B100は、RFIDタグ80、84を胸に装着しているので、通常RFIDタグからの電波は地上約1mの高さで送信される。したがって、遊技場4の床面から約1mの高さで各アンテナの送受信可能領域同士が、遊技島以外の部分で隙間無く重なり合うような間隔で各アンテナが取り付けられるのである。なお、遊技島の部分では従業員の位置を特定しないため、遊技島の部分では、各アンテナの送受信可能領域が重なり合うようにする必要はない。
そして、RFIDタグ80、84から送信される信号は、アンテナ62、68、74で受信され、次に、送受信機64、70、76のBPFで所定周波数帯域の信号が取り出された後、増幅回路により増幅され、復調回路で、その信号に含まれる識別情報が復元され、さらに、レベル検出回路により、BPFを通過した信号の電界強度値が検出され、その電界強度値と識別情報とが制御部50に送られる。
次に、制御部50では、送受信機64、70、76から送られてきた電界強度値から、最も強い電界強度値の信号を送信した送受信機のアンテナの送受信可能領域で、RFIDタグからの送信信号を受信したものと判断して、図4に示すように、そのアンテナ番号に対応する位置データベース(例えば、アンテナ62は位置データベースの座標(R2、C3))に識別情報(例えば、A100)を格納する。なお、座標(R2、C3)のR2は、マトリクス状に配置されたアンテナに対応して制御部50の位置データベースの行(Row)の2番目を表し、C3は、列(Column)の3番目を表している。
そして、例えば、マトリクス状に配置されたアンテナのうち、アンテナ62の送受信可能領域にRFIDタグを装着した従業員が入ってくると、そのアンテナ62では、RFIDタグから送信されている識別情報を最も強い電界強度で受信するようになる。よって、位置データベースの座標(R2、C3)にA100が格納される。そして、その従業員が移動して、アンテナ68の送受信可能領域に入ると、アンテナ62よりもアンテナ68での受信電界強度が強くなるため、制御部50は、アンテナ68で識別情報を受信していると判断し、位置データベースの座標(R2、C3)に格納されているA100が消去され、新たに、位置データベースの座標(R3、C3)にA100が格納されるのである。このようにして、RFIDタグを装着した従業員が遊技場4内を移動するに従って、次々とRFIDタグからの信号を最も強い電界強度で受信しているアンテナが変わる。したがって、そのRFIDタグの識別情報をどのアンテナで受信しているかを制御部50のメモリ(位置データベース)に格納し更新していけば、常にそのRFIDタグの位置(換言すれば、そのRFIDタグを装着している従業員の位置)を特定することができる。
また、1つのアンテナの送受信可能領域に複数の従業員が入ってくることが考えられるが、各従業員の装着しているRFIDタグの送受信周波数は使用周波数帯域の中で僅かにずらした状態で送受信されているので、混信することはなく、複数の従業員が同じ位置に居るものとして制御部50のメモリ(位置データベース)に記憶される。
スタッフ管理システム1では、以上のようにして各従業員の位置を特定し、制御部50の位置データベースに格納している。
なお、各従業員の位置を更に正確に特定する必要がある場合には、各アンテナの送受信可能領域を狭くして、アンテナの個数を増やすと共に、そのアンテナの個数に対応して制御部50の位置データベースの行と列を増やせばよい。つまり、より細かいアンテナの送受信可能領域で遊技場4を分割し、上記と同様に各従業員の位置を特定して、制御部50の位置データベースに格納すれば、各従業員の位置をより細かく把握することができ、各従業員の位置を更に正確に特定することができる。
なお、各従業員の位置を更に正確に特定する必要がある場合には、各アンテナの送受信可能領域を狭くして、アンテナの個数を増やすと共に、そのアンテナの個数に対応して制御部50の位置データベースの行と列を増やせばよい。つまり、より細かいアンテナの送受信可能領域で遊技場4を分割し、上記と同様に各従業員の位置を特定して、制御部50の位置データベースに格納すれば、各従業員の位置をより細かく把握することができ、各従業員の位置を更に正確に特定することができる。
次に、図5〜図7により、ディスプレイ12、18及びホール用コンピュータ90で表示される表示画面について説明する。
図5は、ディスプレイ12、18で表示される各従業員A100、B100への作業指示表示であり、図6は、同じくディスプレイ12、18で表示される遊技場4内の概略平面図表示である。また、図7は、ホール用コンピュータ90で表示される各従業員A100、B100の作業状況表示である。
図5は、ディスプレイ12、18で表示される各従業員A100、B100への作業指示表示であり、図6は、同じくディスプレイ12、18で表示される遊技場4内の概略平面図表示である。また、図7は、ホール用コンピュータ90で表示される各従業員A100、B100の作業状況表示である。
図5に示すように、ディスプレイ12、18の中央部分には各従業員へ作業指示が表形式で表示され、ディスプレイ12、18の下部には、作業時刻となった従業員に、作業時刻となった旨を知らせる表示(図中、「Aさん灰皿清掃の時間です。作業終了後タッチしてください。」)と現在時刻(図中「10:00」)が表示される。なお、ディスプレイ12、18の表面はタッチスクリーン13、15になっている。
そして、従業員A100の作業時刻である10時になると、ディスプレイ12、18に表示されている従業員A100の作業である灰皿清掃の部分がハイライト表示され、従業員A100に灰皿清掃の時間となったことを知らせる。そのハイライト表示と同時に、画面下部のタッチスクリーン13、15の部分に、「Aさん灰皿清掃の時間です。作業終了後タッチしてください。」の表示がなされる。
次に、従業員A100が作業を終了して、タッチスクリーン13、15の部分に触れると、灰皿清掃のハイライト表示が通常の表示に戻り、タッチスクリーン13、15の部分の表示も消える。
このようにして、各従業員A100、B100に割り当てられている作業内容とその作業時刻が来たことを表示して知らせるようになっている。
なお、このタッチスクリーン13、15は、作業の終了を入力するのみでなく、図5に示す表示画面の右下部分の「入力切替」部分に触れることにより、表示画面が、図示しない作業指示入力画面に変わり、各従業員への作業指示をタッチスクリーン13、15で入力できる作業指示入力手段となっている。
なお、このタッチスクリーン13、15は、作業の終了を入力するのみでなく、図5に示す表示画面の右下部分の「入力切替」部分に触れることにより、表示画面が、図示しない作業指示入力画面に変わり、各従業員への作業指示をタッチスクリーン13、15で入力できる作業指示入力手段となっている。
また、この作業指示入力手段は、タッチスクリーン13、15である必要はなく、キーボードやタブレット等の入力装置であってもよい。
次に図6に示すように、ディスプレイ12、18には、遊技場4に遊技島10が概略どのように配置されているかも表示されており、その表示上に、各従業員の現在位置を表示するようになっている。そして、図5に示す作業指示のハイライト表示と同様に、作業時刻になると、当該作業を行う従業員をハイライト表示(例えば、図中で従業員A100をハイライト表示)することによって、どの従業員が作業をしなければならないのかが容易に分かるようになっている。
次に図6に示すように、ディスプレイ12、18には、遊技場4に遊技島10が概略どのように配置されているかも表示されており、その表示上に、各従業員の現在位置を表示するようになっている。そして、図5に示す作業指示のハイライト表示と同様に、作業時刻になると、当該作業を行う従業員をハイライト表示(例えば、図中で従業員A100をハイライト表示)することによって、どの従業員が作業をしなければならないのかが容易に分かるようになっている。
そして、図7に示すように、各従業員A100、B100の作業状況はホール用コンピュータ90でも表示される。
つまり、ホール用コンピュータ90には、ディスプレイ12、18に組み込まれた制御部50のメモリに格納されているのと同じ各従業員への作業指示表が記憶されており、その作業指示がディスプレイ12、18の表示と同様に表形式で表示されている。そして、各従業員の作業時刻になった場合には、その作業内容(図7では、灰皿清掃)がハイライト表示されるようになっている。そして、従業員A100が作業を終了し、タッチスクリーン13、15に触れると、その情報が制御部50からホール用コンピュータ90に送られ、ホール用コンピュータ90では、その作業が終了したとして、表示の作業確認欄に「OK」表示(図7では、駐車場見回りの「OK」表示)がされるようになってる。このようにして、ホール用コンピュータ90で、各従業員への作業指示とその実施状況がわかるようになっている。
つまり、ホール用コンピュータ90には、ディスプレイ12、18に組み込まれた制御部50のメモリに格納されているのと同じ各従業員への作業指示表が記憶されており、その作業指示がディスプレイ12、18の表示と同様に表形式で表示されている。そして、各従業員の作業時刻になった場合には、その作業内容(図7では、灰皿清掃)がハイライト表示されるようになっている。そして、従業員A100が作業を終了し、タッチスクリーン13、15に触れると、その情報が制御部50からホール用コンピュータ90に送られ、ホール用コンピュータ90では、その作業が終了したとして、表示の作業確認欄に「OK」表示(図7では、駐車場見回りの「OK」表示)がされるようになってる。このようにして、ホール用コンピュータ90で、各従業員への作業指示とその実施状況がわかるようになっている。
また、ホール用コンピュータ90では、各従業員への作業指示とその実施状況が表示されると共に、タッチスクリーン13、15と同様に、表示部分にタッチスクリーンが装着されており、各従業員への作業指示が入力できるようになっている。
なお、ホール用コンピュータ90において作業指示入力をするための作業指示入力手段は、タッチスクリーンである必要はなく、キーボードやタブレット等の入力装置であってもよい。
次に、制御部50において実行される処理について図8〜図10を用いて説明する。
図8は、制御部50において実行される処理のメインルーチンのフローチャートであり、図9〜図12はメインルーチンで呼出されるサブルーチンのフローチャートである。
図8は、制御部50において実行される処理のメインルーチンのフローチャートであり、図9〜図12はメインルーチンで呼出されるサブルーチンのフローチャートである。
図8に示すメインルーチンの処理は、遊技場の開店時等にスタッフ管理システム1の電源が投入されると開始される。
そして、処理が開始されると、先ずS100にて作業指示入力処理を実行して、各従業員への作業指示を入力し、S105のID位置特定処理に移行して、遊技場4内の従業員の位置を特定し、S110の報知表示処理に移行して各従業員への作業指示に応じて、遊技島端に設けられた報知ランプ24、26を点灯又は消灯させ、S115の現況表示処理に移行して、従業員の現在位置などをディスプレイ12、18に表示させる。そしてS120に移行して、閉店時間であるか否かを判定し、閉店時間であれば処理を終了し、閉店時間でなければS100に戻って処理を繰り返す。
そして、処理が開始されると、先ずS100にて作業指示入力処理を実行して、各従業員への作業指示を入力し、S105のID位置特定処理に移行して、遊技場4内の従業員の位置を特定し、S110の報知表示処理に移行して各従業員への作業指示に応じて、遊技島端に設けられた報知ランプ24、26を点灯又は消灯させ、S115の現況表示処理に移行して、従業員の現在位置などをディスプレイ12、18に表示させる。そしてS120に移行して、閉店時間であるか否かを判定し、閉店時間であれば処理を終了し、閉店時間でなければS100に戻って処理を繰り返す。
ここで、S100で実行される作業指示入力処理について図9に基づき詳細に説明する。
作業指示入力処理では、先ず、S200でホール用コンピュータ90からの入力要求があるか否かを判定し、入力要求があれば、S205に移行し、入力要求がなければS215に移行する。
作業指示入力処理では、先ず、S200でホール用コンピュータ90からの入力要求があるか否かを判定し、入力要求があれば、S205に移行し、入力要求がなければS215に移行する。
S205では、ホール用コンピュータ90から各従業員への作業指示を入力し、S210に移行して、入力した作業指示を制御部50の作業指示データベースに格納して、作業指示入力処理を終了してメインルーチンに戻る。
一方、S215では、タッチスクリーン13、15からの入力要求があるか否かを判定する。そして、入力要求がなければ、そのまま処理を終了し、メインルーチンに戻る。逆に、入力要求があれば、S220に移行してタッチスクリーンから各従業員への作業指示を入力し、S225に移行して、入力した作業指示を作業指示データベースに格納し、S230に移行する。
S230では、タッチスクリーンからの終了要求があるか否かを判定し、終了要求があれば、作業指示の入力は終了したものとして作業指示入力処理を終了し、メインルーチンに戻る。逆に終了要求がなければ、S220に戻って作業指示入力を続ける。
次に、S105で実行されるID位置特定処理について図10に基づき詳細に説明する。
ID位置特定処理では、先ず、S300にて送受信装置60、66、72から識別情報を入力し、S305に移行する。S305では、各送受信装置60、66、72から入力した識別情報が既に位置データベースにあるか否かを判定する。そして、その識別情報が既に位置データベースにあればS310に移行して、その識別情報を検出した送受信装置の位置に対応する箇所に識別情報を格納するようにデータベースを更新する。逆に、その識別情報が位置データベースに無ければ、S315に移行し、データベースのその識別情報を検出した送受信装置の位置に対応する箇所にその識別情報を新たに格納する。
ID位置特定処理では、先ず、S300にて送受信装置60、66、72から識別情報を入力し、S305に移行する。S305では、各送受信装置60、66、72から入力した識別情報が既に位置データベースにあるか否かを判定する。そして、その識別情報が既に位置データベースにあればS310に移行して、その識別情報を検出した送受信装置の位置に対応する箇所に識別情報を格納するようにデータベースを更新する。逆に、その識別情報が位置データベースに無ければ、S315に移行し、データベースのその識別情報を検出した送受信装置の位置に対応する箇所にその識別情報を新たに格納する。
そして、以上の処理を実行した後、メインルーチンに戻る。
次に、S110で実行される報知表示処理について図11に基づき詳細に説明する。
報知表示処理では、先ず、S400で、作業指示データベースから各従業員への作業指示を読み込み、S405に移行する。
次に、S110で実行される報知表示処理について図11に基づき詳細に説明する。
報知表示処理では、先ず、S400で、作業指示データベースから各従業員への作業指示を読み込み、S405に移行する。
S405では、現在時刻と一致する作業指示があるか否か、換言すれば、現在時刻に何れかの従業員が行わなければならない作業が有るか否かを判定する。そして、実行すべき作業が有ればS410に移行し、実行すべき作業がなければ報知表示処理を終了してメインルーチンに戻る。
S410では、報知ランプ24、26を点灯させ、S415に移行する。
S415では、作業を行う従業員であることを示す分類コードを2に設定し、S420に移行する。この分類コードは、ある従業員がある時刻において作業を行うことになっているか否かを示すコードであり、この分類コードが1の場合は、作業を行うことになっておらず、分類コードが2の場合は、作業を行うことになっていることを示している。
S415では、作業を行う従業員であることを示す分類コードを2に設定し、S420に移行する。この分類コードは、ある従業員がある時刻において作業を行うことになっているか否かを示すコードであり、この分類コードが1の場合は、作業を行うことになっておらず、分類コードが2の場合は、作業を行うことになっていることを示している。
S420では、タッチスクリーン13、15の状態を読み込み、S425でタッチスクリーン13、15が押されたか否かを判定する。そして、タッチスクリーン13、15が押されていれば、作業が終了したものとして、S430に移行し、押されていなければ報知表示処理を終了してメインルーチンに戻る。
S430では、報知ランプ24、26が点灯している報知ランプ24、26を消灯させ、S435に移行する。
S435では、タッチスクリーンを押した従業員の分類コードを1にセットし、S440に移行する。
S435では、タッチスクリーンを押した従業員の分類コードを1にセットし、S440に移行する。
S440では、S420で読み込んだタッチスクリーンの状態からタッチスクリーン13、15が押された時刻を読み出してホール用コンピュータ90に送信する。
そして、以上の処理を実行した後、メインルーチンに戻る。
そして、以上の処理を実行した後、メインルーチンに戻る。
次に、S115で実行される現況表示処理について図12に基づき詳細に説明する。
現況表示処理では、先ず、S500にて、位置データベースからアンテナ位置及び識別情報を読込みS505に移行する。
現況表示処理では、先ず、S500にて、位置データベースからアンテナ位置及び識別情報を読込みS505に移行する。
S505では、読込んだアンテナ位置及び識別情報に、前述した報知表示処理のS415及びS435で設定した分類コードを付加し、S510に移行する。
S510では、図6に示すように、ディスプレイ12、18上の表示の各アンテナ位置に、各従業員の識別名称(図中、A100、B100、C100、D100)を表示し、さらに、分類コードに応じて、例えば、分類コードが1であれば黒、2であれば赤というように識別名称の色を変えて表示し、現況表示処理を終了しメインルーチンに戻る。
S510では、図6に示すように、ディスプレイ12、18上の表示の各アンテナ位置に、各従業員の識別名称(図中、A100、B100、C100、D100)を表示し、さらに、分類コードに応じて、例えば、分類コードが1であれば黒、2であれば赤というように識別名称の色を変えて表示し、現況表示処理を終了しメインルーチンに戻る。
以上のように、構成されたスタッフ管理システム1によれば、電波を使ったRFIDタグを用いて各従業員の位置を特定しているため、遊技場内に居る全ての従業員の位置をより確実に特定することができる。
そして、スタッフ管理システム1では、従来の画像処理による特定方法で必要となる従業員を追尾するための機械的な可動部分(ズーム機能付きのカメラやカメラを上下左右に回転させる雲台等)が必要なくなるので、システムを長寿命化できる。
また、スタッフ管理システム1では、追尾のための非常に複雑な画像処理も必要なくなるため、制御部50では画像処理のための高機能なCPUは不要となり、さらに、制御部50のメモリ容量も少なくて済むようになるため、システムの低価格化が可能となる。
また、スタッフ管理システム1によれば、各従業員に割り当てられている灰皿の清掃やワゴンサービス、あるいは、駐車場の見回り等遊技場におけるサービス作業等が遊技島端に設置されたディスプレイ12、18で表示されるようになっている。したがって、各従業員がそのディスプレイ12、18を見ることによって、自分に対する作業指示を把握することができ、自主的な時間管理を行うことができるようになるため、従業員の作業効率を上げることができるようになると共に、遊技場におけるサービスの向上を行うことも可能となる。
さらに、スタッフ管理システム1によれば、作業時刻になると遊技場内に備えられている報知ランプ24、26が点灯するため、各従業員は作業時刻となったことを確実に知ることができる。さらに、報知ランプ24、26が点灯すると共に、作業時刻になった従業員の現在位置とその従業員が行う作業とがディスプレイ12、18で識別できるように色を変えて表示される。したがって、各従業員は報知ランプ24、26が点灯したときに、ディスプレイ12、18を見れば、作業時刻となった作業が誰の担当作業であるのかを知ることができる。また、各従業員は、ディスプレイ12、18を見た結果、その作業が自分の担当作業であった場合には、その作業内容が何であったのかを確認することもできる。したがって、スタッフ管理システム1によれば、各従業員は、確実に作業時刻と作業内容を把握することができるようになり、遊技場側にとっては、従業員の作業忘れを防止したり、タイムリーなサービス作業を各従業員に行わせることができるようになる。
また、従業員の現在位置の特定を無線を用いたRFIDタグによって行っているため、従来の画像処理により従業員の位置を特定する方法に比べ、カメラやカメラを動かす雲台等、追尾用の画像処理ソフト、あるいは、その画像処理ソフトをリアルタイムで処理するための高速のCPUや大容量メモリといったものが不要であり、より簡単な構成で、しかも、混雑している遊技場においては、より確実に従業員の位置を特定することができる。つまり、スタッフ管理システム1によれば、作業時刻を確実に作業をすべき従業員に知らせることができ、従業員の管理を確実に行うことができる。
さらに、スタッフ管理システム1では、報知ランプ24、26の点灯やディスプレイ12、18でのハイライト表示がなされた後にタッチスクリーン13、15(報知解除指令入力手段)により従業員が報知解除指令を入力するようになっている。そして、入力された報知解除指令により、報知ランプ24、26が消灯したり、ディスプレイ12、18の識別表示が通常表示に戻ったりするようになっている。したがって、各従業員が、作業終了後に報知解除指令を入力すると、報知ランプ24、26が消灯したり、ディスプレイ12、18の識別表示が通常表示に戻ったりするので、その従業員の作業が終了したことが周囲にも分かるようになる。換言すれば、報知解除指令が入力されないと、いつまでも報知ランプ24、26が点灯し続け、ディスプレイ12、18はハイライト表示をし続ける。したがって、作業時刻になった従業員が、作業時刻となったことを気がつかないでいることを周囲に知らせることができ、それに気がついた他の従業員が注意を喚起することができるようになり、延いては作業の遅れや作業忘れを防止することができる。
また、スタッフ管理システム1は、外部のホール用コンピュータ90と接続され、ホール用コンピュータ90から各従業員への作業指示を入力して制御部50に記憶できるようになっている。したがって、ホール用コンピュータから各従業員への作業指示が入力できるようになり、各従業員への作業指示の管理を一元化することができるので、作業管理の効率化を図ることができる。
さらに、スタッフ管理システム1では、従業員がタッチスクリーン13を介して報知解除指令を入力したときに、その報知解除指令がホール用コンピュータ90に送信されるようになっているため、ある従業員に対して作業時刻の報知をしてから、どの程度の時間経過後にその従業員が作業を終了したかをホール用コンピュータ90で把握できる。したがって、ホール用コンピュータ90で各従業員への作業指示のみでなく、各従業員の作業実績を把握することができるようになる。すなわち、スタッフ管理システム1では、各従業員が作業時刻の報知に対してどの程度迅速に反応し行動したかを把握することができ、従業員の評価や指導をデータに基づいて的確に行うことができるようになる。
なお、本実施形態1では、制御部50のメモリが本発明の作業指示記憶手段、作業開始予定時刻記憶手段及び作業指示割当記憶手段に相当し、ディスプレイ12、18が本発明の表示手段に相当し、報知ランプ24、26が本発明の報知手段に相当し、送受信装置60、66、72が本発明の受信手段に相当し、図5のフローチャートに示すS100のID位置特定処理が現在位置検索手段に相当し、制御部50が本発明の監視制御手段及び識別表示制御手段に相当し、RFIDタグ80、84が本発明の非接触式IDタグに相当する。
(実施形態2)
次に、第2の実施形態について説明する。図13は本発明が適用されたスタッフ管理システム2の構成を示す電気的接続図である。
(実施形態2)
次に、第2の実施形態について説明する。図13は本発明が適用されたスタッフ管理システム2の構成を示す電気的接続図である。
このスタッフ管理システム2は、構成が実施形態1で説明したスタッフ管理システム1と類似しているため、スタッフ管理システム1と同じ箇所の説明は省略し、相違点につき説明する。
図13に示すように、スタッフ管理システム2はスタッフ管理システム1の構成品のうち遊技島10に設けられる報知ランプ24、26を無くし、各RFIDタグ80、84にバイブレータ82、86を設けた構成となっている。
RFIDタグ80、84は、2.4GHz帯の電波を使用するアクティブ型のRFタグであり、内蔵されたリチウム電池により作動する。そして、常時又は定期的に識別情報を含む電波を送信している。
また、RFIDタグ80、84に接続されているバイブレータ82、86は、小型モータの回転軸に振動子が偏心した状態で取り付けられて構成されている。
そして、RFIDタグ80、84は呼出信号を受信したときに駆動信号を小型モータに送信する。一方、小型モータは、その駆動信号を受けて回転することにより、小型モータの回転軸に偏心した状態で取付けられている振動子を振動させ、呼出があったことを従業員に知らせるようになっている。
そして、RFIDタグ80、84は呼出信号を受信したときに駆動信号を小型モータに送信する。一方、小型モータは、その駆動信号を受けて回転することにより、小型モータの回転軸に偏心した状態で取付けられている振動子を振動させ、呼出があったことを従業員に知らせるようになっている。
また、各RFIDタグ80、84と各バイブレータ82、86とは、各々一体化して従業員の胸の部分に名札のようにと装着できるように形成されている。
そして、実施形態1のスタッフ管理システム1では、制御部50は、RFIDタグ80、84の送信信号を送受信装置60、66、72を介して受信し、各従業員の識別情報を入力するのみであったが、本実施形態2のスタッフ管理システム2では、制御部50は、各従業員の識別情報を入力すると共に、送受信装置60、66、72を介して、RFIDタグ80、84を装着している各従業員に作業開始時刻が来たことを知らせるための呼出信号を送信するようになっている。
そして、実施形態1のスタッフ管理システム1では、制御部50は、RFIDタグ80、84の送信信号を送受信装置60、66、72を介して受信し、各従業員の識別情報を入力するのみであったが、本実施形態2のスタッフ管理システム2では、制御部50は、各従業員の識別情報を入力すると共に、送受信装置60、66、72を介して、RFIDタグ80、84を装着している各従業員に作業開始時刻が来たことを知らせるための呼出信号を送信するようになっている。
より詳細に説明すると、実施形態1のスタッフ管理システム1の制御部50において、図11に示すフローチャートのS415で従業員の分類コードを2(その従業員が作業開始を指示されたことを表している)とし、S410で、従業員が作業開始状態となっていることを報知ランプ24、26で報知表示を行ったり、図12のフローチャートのS510で作業開始状態となっている従業員(分類コード2)をディスプレイ12、18で識別できるように表示したりしている。それに対し、本実施形態2のスタッフ管理システム2の制御部50では、図11のS410、S430で実行している報知ランプ24、26の報知表示に代えて、図11のS415で分類コードが2となった従業員に対し、その従業員に最も近い送受信装置60、66、72から、呼出信号を送信させている。また、図12のS435で分類コードが1となった従業員に対し、送受信装置60、66、72からの呼出信号を停止するようにしている。
本実施形態2のスタッフ管理システム2では、このように、報知ランプ24、26の報知表示に代えて、RFIDタグ80、84に接続したバイブレータ82、86により、各従業員に個別に作業指示された作業の作業開始時刻になったことを知らせるようにしている。
このように構成されたスタッフ管理システム2では、作業開始時刻になった従業員は、個別にRFIDタグで呼び出されるため、呼び出された従業員は、自分が呼び出されていることを確実に知ることができ、さらに、従業員は、呼び出された際に表示手段を見ることで、自分が行わなければならない作業が何であるかを確認することができるため、作業指示された作業が確実に行われる。
また、スタッフ管理システム2によれば、報知ランプ24、26を用いることなく、無線を用いたRFIDタグ80、84で確実に作業開始時刻になった従業員を個別に呼び出すことができる。
さらに、報知ランプ24、26を用いることなく作業開始時刻になった従業員を個別に呼び出すため、遊技場内に遊技の演出とは無関係な光を発光させることがなくなり、遊技場の雰囲気を壊すことがなくなる。
なお、本実施形態2では、バイブレータ82、86が本発明の振動発生手段に相当し、RFIDタグ80、84が呼出信号受信手段に相当し、送受信装置60、66、72が送受信手段に相当する。
(実施形態3)
次に、第3の実施形態について説明する。図14は本発明が適用されたスタッフ管理システム3の構成を示す概略図である。
(実施形態3)
次に、第3の実施形態について説明する。図14は本発明が適用されたスタッフ管理システム3の構成を示す概略図である。
このスタッフ管理システム3は、構成が実施形態1で説明したスタッフ管理システム1と類似しているため、スタッフ管理システム1と同じ箇所の説明は省略し、相違点につき説明する。
図14に示すように、スタッフ管理システム2はスタッフ管理システム1の構成品のうち遊技島10に設けられる報知ランプ24、26を1つのランプではなく、各従業員ごとに予め色分け(例えば、従業員A100は青、B100は赤)された複数のランプから構成されている。そして、従業員はRFIDタグ80、84を装着しておらず、遊技場4の天井には送受信装置60、66、72は配置されていない構成となっている。
このように、本実施形態3では、RFIDタグ80、84を用いず、各従業員ごとに割り当てられた色のランプを点灯させることによって、各従業員に作業開始時刻が来たことを知らせるようになっている。
より詳細に説明すると、実施形態1のスタッフ管理システム1の制御部50において、図11に示すフローチャートのS415で従業員の分類コードを2(その従業員が作業開始を指示されたことを表している)とし、S410で、従業員が作業開始状態となっていることを報知ランプ24、26で報知表示を行ったり、図12のフローチャートのS510で作業開始状態となっている従業員(分類コード2)をディスプレイ12、18で識別できるように表示したりしている。それに対し、本実施形態3のスタッフ管理システム3の制御部50では、図11のS410、S430で実行している報知ランプ24、26の報知表示の際に、図11のS415で分類コードが2となった従業員に対し、その従業員に割り当てられた色のランプを点灯させている。また、図12のS435で分類コードが1となった従業員に対し、その従業員に割り当てられた色のランプを消灯させている。
本実施形態3のスタッフ管理システム3では、このように、RFIDタグ80、84を使用した従業員の現在位置表示や、RFIDタグ80、84に接続したバイブレータ82、86により、各従業員を個別に呼び出すようなことは行わず、遊技島10の両端にある報知ランプ24、26の各従業員に割り当てられた色のランプの点灯により各従業員に作業開始時刻が来たことを知らせている。したがって、作業開始時刻になったときに、従業員のうち誰が作業を開始しなければならないかを報知ランプの点灯のみで行えるという非常に簡潔なシステムとなり、システムの低価格化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態1〜3では、従業員の位置を特定するために、アンテナ62、68、74で受信したRFIDタグ80、84からの送信信号の電界強度を単純に比較して、最も電界強度の強い送信信号を受信しているアンテナの部分に従業員が居るものとしているが、1つのRFIDタグ80、84からの送信信号を同時に3つのアンテナで受信できるように各アンテナを配置し、その3つのアンテナで受信した送信信号の電界強度の比率から従業員の位置を特定するようにしてもよい。
このようにすると、送受信機の数を増やすことなく、正確に従業員の位置を特定することができる。
また、作業開始時刻になったことを報知するため報知ランプ24、26を点灯させているが、報知ランプ24、26の代わりに、呼出音や音声のような音を使って呼び出しを行うようにしてもよい。
また、作業開始時刻になったことを報知するため報知ランプ24、26を点灯させているが、報知ランプ24、26の代わりに、呼出音や音声のような音を使って呼び出しを行うようにしてもよい。
また、実施形態2では、バイブレータ82、86(振動発生手段に相当)を使用し、その振動で各従業員に呼出しがあったことを報知しているが、バイブレータ82、86の代わりに、スピーカ(音声発生手段に相当)から音声を発生させて報知したり、LED等(発光手段に相当)を発光させて報知したり、小型のディスプレイ(メッセージ表示手段に相当)によりメッセージを表示して報知したりしてもよい。
さらに、RFIDタグ80、84及び送受信装置60、66、72を用いるだけでなく、赤外線等で人の存在を検出できる人センサ(例えば、集電型の人センサ)を併用して、人の存在を検出するようにしてもよい。
つまり、アンテナ62、68、74の送受信可能領域と同じ検出範囲を有する人センサとアンテナ62、68、74とを組にして天井に取付けると共に、RFIDタグ80、84を従業員だけでなく遊技場の顧客にも携帯してもらうようにする。
また、スタッフ管理システム1、2、3を通常の営業時間の他に、遊技場の保守時間や閉鎖時間にも作動させる。ここで、保守時間とは、遊技場内の設備等の保守のために顧客が遊技場から居なくなる時間、換言すれば、遊技場内には従業員しか居なくなる時間をいう。また、閉鎖時間とは、遊技場が閉鎖され、遊技場を警備する従業員が見回り等のために遊技場に入る以外には人が全く居なくなる時間をいう。
そして、保守時間及び閉鎖時間に遊技場に入場することが許可される従業員の識別情報をスタッフ管理システム1、2、3の制御部50に登録しておく。
そのようにすると、保守時間及び閉鎖時間に遊技場に送受信装置60、66、72で受信された識別情報が制御部50に登録されていない識別情報であった場合に、不審者が居るものと判断して報知することができる。
そのようにすると、保守時間及び閉鎖時間に遊技場に送受信装置60、66、72で受信された識別情報が制御部50に登録されていない識別情報であった場合に、不審者が居るものと判断して報知することができる。
さらに、保守時間及び閉鎖時間に人センサにより人が検出されたにもかかわらず、制御部50に登録されている識別情報が送受信装置60、66、72によって受信されなかった場合には、不審者が居るものと判断して報知することができる。
また、スタッフ管理システム1、2、3は遊技場内の従業員等の管理のみでなく顧客サービスにも用いることができる。
すなわち、RFIDタグ80、84を顧客に配布し、遊技場に来店するときに携帯するようにしてもらう。
すなわち、RFIDタグ80、84を顧客に配布し、遊技場に来店するときに携帯するようにしてもらう。
また、遊技場の駐車場から遊技場に向かう歩道等の天井、又は歩道等の脇に設置したポール等に送受信装置60、66、72を取付ける。
そのようにすると、顧客の携帯しているRFIDタグ80、84から送信される識別情報により、駐車場から遊技場に至るまでの顧客の位置を把握することができる。
そのようにすると、顧客の携帯しているRFIDタグ80、84から送信される識別情報により、駐車場から遊技場に至るまでの顧客の位置を把握することができる。
したがって、顧客の位置に応じて、例えば、歩道の途中に設けた表示装置に駐車場の利用上の注意事項を表示したり、顧客が遊技場に入る際に入口に設けた表示装置にウエルカムメッセージを表示したりすることができる。
さらに、スタッフ管理システム2のように、RFIDタグ80、84にバイブレータ82、86が接続されていれば、駐車場で異常事態が発生した場合の注意喚起のための報知もできる。
つまり、駐車場を利用する顧客の識別情報が把握できるので、駐車場で何らかの異常があった場合に、遊技場の管理者は、把握している顧客の識別情報に基づいて、その駐車場を利用している顧客のバイブレータ82、86を鳴動させることにより駐車場で異常が発生している旨の注意喚起のための報知をすることができるのである。
1、2、3…スタッフ管理システム、4…遊技場、10…遊技島、12、18…ディスプレイ、13、15…タッチスクリーン、24、26…報知ランプ、50…制御部、60、66、72…送受信装置、62、68、74…アンテナ、62a、68a、74a…アンテナ番号、64、70、76…送受信機、80、84…RFIDタグ、82、86…バイブレータ、90…ホール用コンピュータ。
Claims (8)
- 複数の遊技機が備えられた遊技島が複数配置された遊技場において、前記遊技場に従事する複数の従業員に対して複数の作業指示を与えるスタッフ管理システムであって、
前記複数の作業指示が予め記憶された作業指示記憶手段と、
前記複数の作業指示に対応した複数の作業開始予定時刻が予め記憶された作業開始予定時刻記憶手段と、
前記遊技場内に配置され、前記作業指示記憶手段に記憶された前記複数の作業指示を表示するための表示手段と、
前記作業開始予定時刻記憶手段に記憶された前記複数の作業開始予定時刻を現在時刻と比較して、現在時刻が前記複数の作業開始予定時刻のうち何れかの作業開始予定時刻と略一致する作業時刻であるか否かを監視する監視制御手段と、
前記監視制御手段により、現在時刻が前記作業時刻であると判断された場合、該作業時刻に対応する作業指示を前記表示手段に識別可能に表示する識別表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするスタッフ管理システム。 - 前記監視制御手段により、現在時刻が前記作業時刻であると判断された場合、前記複数の従業員に対して、前記作業時刻になった旨を報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスタッフ管理システム。
- 前記報知手段は、表示灯を備え、
前記表示灯の点灯状態、又は、前記表示灯の発光色の状態により前記作業時刻になった旨を報知することを特徴とする請求項2に記載のスタッフ管理システム。 - 前記作業指示記憶手段に記憶された前記複数の作業指示に従事する従業員を各々割り当てて記憶する作業指示割当記憶手段を備え、
前記識別表示制御手段は、
前記監視制御手段により、現在時刻が前記作業時刻であると判断された場合、該作業時刻に対応する作業指示、及び、前記作業指示割当記憶手段により前記作業指示に対して割り当てられた従業員を前記表示手段に識別可能に表示することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のスタッフ管理システム。 - 前記複数の従業員により携帯されて、各々の従業員の識別情報を無線にて送信する非接触式IDタグと、
前記遊技場に配置され、前記非接触式IDタグから送信される識別情報を受信する受信手段と、
前記受信手段を介して受信した識別情報に基づいて前記複数の従業員の現在位置を検索するための現在位置検索手段と、
を備え、
前記識別表示制御手段は、
前記監視制御手段により、現在時刻が前記作業時刻であると判断された場合、前記作業指示割当記憶手段に基づいて、該当する作業指示に対して割り当てられた従業員を特定し、該特定された従業員を前記現在位置検索手段に基づいて検索し、該検索した従業員の現在位置を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項4に記載のスタッフ管理システム。 - 前記報知手段は、前記遊技島の両端に備えられていることを特徴とする請求項2〜請求項5の何れかに記載のスタッフ管理システム。
- 音声を発生する音声発生手段、振動を発生する振動発生手段、光を発生する発光手段、メッセージを表示するメッセージ表示手段のうちの何れかと、
前記複数の従業員各々の識別情報を無線にて送信すると共に、前記複数の従業員のうち特定の従業員を呼び出すための呼出信号を受信して、該呼出信号を受信したときに、前記音声発生手段、前記振動発生手段、前記発光手段、前記メッセージ表示手段のうちの何れかを作動させる呼出信号受信手段と、
を備え、前記複数の従業員が携帯できるように構成された非接触式IDタグと、
前記遊技場に配置され、前記非接触式IDタグから送信される前記識別情報を受信すると共に、前記呼出信号を前記非接触式IDタグに送信する送受信手段と、
前記作業指示記憶手段に記憶された前記複数の作業指示に従事する従業員を各々割り当てて記憶する作業指示割当記憶手段と、
を備え、
前記識別表示制御手段は、
前記監視制御手段により、現在時刻が前記作業時刻であると判断された場合、前記作業指示割当記憶手段に基づいて、該当する作業指示に対して割り当てられた従業員を特定し、該特定された従業員が携帯する前記非接触式IDタグに前記送受信手段を介して前記呼出信号を送信すると共に、前記作業時刻に対応する作業指示を前記表示手段に識別可能に表示することを特徴とする請求項1に記載のスタッフ管理システム。 - 前記表示手段は、前記遊技島の両端に備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項7の何れかに記載のスタッフ管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005207084A JP2007020863A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | スタッフ管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005207084A JP2007020863A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | スタッフ管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007020863A true JP2007020863A (ja) | 2007-02-01 |
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ID=37782405
Family Applications (1)
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JP2005207084A Pending JP2007020863A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | スタッフ管理システム |
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JP (1) | JP2007020863A (ja) |
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