JP2007019066A - 基材外周の処理方法及び処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基材の外周部に被膜された不要物に反応性ガスを接触させて除去する際、反応性ガスの利用効率及び反応効率を高め、所要ガス量を低減できる基材外周処理装置を提供する。
【解決手段】基材外周処理装置にオゾン等の反応性ガスの供給路42を形成し、この供給路42に柄杓型ノズル60の導入部62を連ね、この導入部62の先端に柄杓型ノズル60の筒部61を設ける。この筒部61を基材Wの被処理位置に被さるように配置する。筒部61の内部は、導入部62より拡開しており、反応性ガスを一時滞留させる一時滞留空間となる。好ましくは、筒部61の下端部に切欠きなどの逃がし口を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウェハや液晶表示基板などの基材の外周部に被膜された有機膜等の不要物を除去する方法及び装置に関する。
半導体ウェハや液晶表示用のガラス基板等の基材に絶縁膜、有機レジスト、ポリイミド等を被膜する手段としては、スピンコーティング法による塗布、CVD、PVDによる薄膜堆積等の方法が知られている。これら方法によれば膜が基材の外周部にも塗布されるが、この外周部の膜は、中央部とは膜質が違っていたり、運搬時等に割れてパーティクルの原因になったりするおそれがある。
このような外周部の不要な膜を除去するために種々の技術が提案されている。
例えば、特許文献1;特開2003−264168号公報には、ガス供給ノズルをウェハの外周部の表側面に垂直に向けて配置し、このガス供給ノズルからオゾンとふっ酸からなる反応性ガスをウェハの外周部に吹き付け、外周部の不要膜を除去することが記載されている。
特許文献2;特開2004−96086号公報には、ウェハの外周部をコ字状の部材の内部に挿入し、このコ字状部材の内部の天井から酸素ラジカルをウェハの外周部に向けて吹き付けるとともに、コ字状部材の内部の奥側に設けた吸引口から吸引することが記載されている。
特開2003−264168号公報 特開2004−96086号公報
一般に、従来のガス供給ノズルは、基端から先端に至るまで一様な直径でストロー状に細くなっている。このため、反応性ガスがウェハに当たってすぐに拡散し排出されてしまうため、活性種に与えられた反応時間が短く、活性種の利用効率及び反応効率が悪い。反応性ガスの所要量も多くなってしまう。
本発明は、基材の外周部に被膜された不要物を除去するための装置であって、
不要物除去のための反応性ガスを基材の外周部の在るべき被処理位置の近傍に導く導入部と、
この導入部に連なるとともに前記被処理位置に被さる筒部と、を備え、
前記筒部の内部が、前記導入部より拡開して前記反応性ガスを一時滞留させる一時滞留空間となることを特徴とする。
これによって、反応性ガスの利用効率及び反応効率を高めることができ、所要ガス量を低減することができる。
前記筒部自体、又は該筒部と前記被処理位置の基材の外縁との間に、前記一時滞留空間に続く逃がし口が形成され、この逃がし口を通して前記一時滞留空間からのガス流出が促されるようになっているのが好ましい。
これによって、反応度の低下した処理済みガスや反応副生成物が一時滞留空間内に長く留まることがないようにでき、一時滞留空間に新たな反応性ガスを随時供給でき、反応効率を一層確実に向上させることができる。
例えば、前記筒部の先端が前記被処理位置に面して開口されている。
この場合、前記筒部の先端縁における基材の半径外側に対応すべき箇所に前記逃がし口となる切欠きが形成されていることが好ましい。
これによって、処理済みガスや反応副生成物を、切欠きを通して一時滞留空間から速やかに流出させることができ、一時滞留空間に新たな反応性ガスを随時供給でき、反応効率を一層確実に向上させることができる。
前記筒部が、前記被処理位置を貫くように配置されるとともに、この筒部の前記被処理位置に対応する周側部には、基材の外周部が差し入れられる切り込みが形成され、この切り込みより基端側の筒部に前記導入部が接続されていてもよい。
この場合、前記切り込みより基端側の筒部の内部が前記一時滞留空間を構成し、前記筒部の前記被処理位置に対応する部位における切り込まれずに残された部分の内周面が、前記被処理位置のウェハの外縁と協動して前記逃がし口を構成することになる。
前記切り込みより先端側の筒部に排気路が直接連なっていることが好ましい。
これによって、処理済みガスや反応副生成物を排気路に確実に導くことができ、パーティクルが発生しても確実に強制排気できるとともに、反応制御を容易に行なうことができる。
前記筒部の基端部には、これを閉塞する透光性の蓋部が設けられており、
この蓋部の外側には熱光線の照射部が前記被処理位置に向けて配置されていることが好ましい。
これによって、不要膜と反応性ガスが吸熱反応する場合、反応を確実に促進させることができる。
本発明によれば、反応性ガスをウェハの外周上で一時滞留させることができる。これによって、反応性ガスの利用効率及び反応効率を高めることができ、所要ガス量を低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1〜図7は、本発明の第1実施形態を示したものである。図7の仮想線に示すように、基材外周処理装置の処理対象基材は、例えば半導体ウェハWであり、円盤状をなしている。図6に示すように、ウェハWの上面(表側面)には、例えばフォトレジスト等の有機膜fが被膜されている。有機膜fは、ウェハWの外周部にまで及んでいる。このウェハWの外周部の有機膜faが、除去すべき不要物である。
図7に示すように、上記不要物除去用の基材外周処理装置は、反応性ガス供給源41と、ステージ10と、処理ヘッド20と、輻射光源31とを備えている。
反応性ガス供給源41として、オゾナイザーが用いられている。オゾナイザー41は、フォトレジスト等の有機膜faを除去するのに好適な反応性ガスとしてオゾン(O)を生成する。反応性ガス供給源としてオゾナイザー41に代えて、大気圧プラズマ処理装置を用いることにしてもよい。大気圧プラズマ処理装置の電極間に形成されたほぼ大気圧の放電空間に例えば酸素を供給すると、酸素ラジカル等の酸素系反応性ガスが得られる。
ステージ10は、水平な円盤形状をしており、中心の垂直軸11のまわりに回転するようになっている。図7の矢印に示すように、回転方向は、平面視で時計周りであるが、逆周りでもよい。
ステージ10の上面(ウェハW支持面)に、ウェハWが中心を一致させて水平にセットされるようになっている。ステージ10にはウェハWを吸着する真空式又は静電式のチャック機構が組み込まれている。セット状態のウェハWの外周部は、ステージ10の外端縁より少し突出されるようになっている。このウェハWの外周部の突出量は、例えば3〜5mm程度である。
詳細な図示は省略するが、ステージ10にはウェハWと接する面から吸熱してウェハWを冷却する吸熱手段が組み込まれている。例えば、ステージ10の内部が、空洞になっており、そこに水や空気等の冷却用媒体が送り込まれるようになっている。吸熱手段として、ステージ10に上記空洞に代えて同心多重円状や放射状や渦巻き状の冷却用媒体流通路を形成してもよい。或いは、ステージ10にペルチェ素子を埋め込んでもよい。
ステージ10の特に上板(ウェハWが当接される側の板)の材質には、熱伝導性の良好なもの(例えばアルミ)が用いられている。
図7に示すように、ステージ10の一側部に上記処理ヘッド20が配置されている。処理ヘッド20は、ステージ10に向かって進出する処理位置(図7の実線)とステージ10から離れる退避位置(図7の仮想線)との間で進退可能な状態で、装置フレーム(図示せず)に支持されている。
処理ヘッド20は、1つに限られず、ステージ10の周方向に離して複数設置してもよい。
図1〜図4に示すように、処理ヘッド20は、ヘッド本体21と、このヘッド本体21に設けられた柄杓型ノズル60を有している。
ヘッド本体21は、大略直方体形状をなしている。図1及び図2に示すように、ヘッド本体21の上側部分には、輻射照射ユニット33(熱光線の照射部)が設けられている。
照射ユニット33は、光ファイバケーブル32を介して輻射光源31に連なっている。輻射光源31は、ヘッド本体21から離れたところに配置されている。輻射光源31として、レーザ光源が用いられている。レーザ光源31は、例えば発光波長808nm〜940nmのLD(半導体)レーザ光L30を出射するようになっている。レーザ光源31として、LDに限られず、YAG、エキシマ等の種々の形式のものを用いてもよい。レーザ光源31の出射部から光ファイバケーブル32が延びている。この光ファイバケーブル32の先端部が、ヘッド本体21の照射ユニット33に光学的に接続されている。照射ユニット33には光ファイバケーブル32からのレーザ光L30を収束照射するレンズ等の光学系が収容されている。照射ユニット33の照射方向は、ヘッド本体21の中心軸に沿って真下に向けられている。
輻射光線としてレーザに代えて赤外線を用いてもよい。
図1〜4に示すように、ヘッド本体21の下側部分には、ステージ10を向く開口20aが形成されている。この開口20aの天井面に照射ユニット33の下端の照射窓が臨んでいる。
ヘッド本体21の下側部分の壁には、1経路のガス供給路42と、3経路の排気路51,52,53が形成されている。
図2に示すように、ガス供給路42の基端(上流端)が、オゾナイザー41に接続されている。図2及び図3に示すように、ガス供給路42の先端(下流端)はヘッド本体21の開口20aの片側の内側面に向けて延びている。
図2及び図3に示すように、ヘッド本体21の開口20aにおける上記ガス供給路42とは反対側の内側面には、1つの排気路51の吸込み端が開口されている。この排気路51の吸込み端の高さは、ステージ10の上面より僅かに上になるように設定されている。排気路51は、ウェハWの回転方向(例えば平面視で時計周り)に沿ってガス供給路42ひいては柄杓型ノズル60の下流側に配置されている。
図2に示すように、他の1つの排気路52の吸込み端は、ヘッド本体21の開口20aの底面の中央部に開口されている。この排気路52の吸込み端は、上記照射ユニット33及び後記短筒部61の真下に配置されている。
図1及び図4に示すように、残る1つの排気路53の吸込み端は、ヘッド本体21の開口20aの奥側の内面に開口されている。この排気路53の吸込み端は、ステージ10の上面とほぼ同じ高さになるように設定されている。
これら排気路51,52,53の下流端は排気ポンプなどの排気手段(図示せず)に接続されている。
図2及び図3に示すように、ヘッド本体21の開口20aの内部に上記柄杓型ノズル60が設けられている。図5に示すように、柄杓型ノズル60は、短い筒状の短筒部61と、細い直管状の導入部62とを有している。これら短筒部61と導入部62は、石英等の耐オゾン性の透明な材料で構成されている。
図2及び図3に示すように、導入部62は、水平に延びている。導入部62の基端部は、ヘッド本体21に埋め込まれて支持されるとともに、ガス供給路42の先端部に連なっている。導入部62の内部は、オゾン(反応性ガス)を導く導入路62aを構成している。
例えば、導入部62の外直径は、1mm〜5mmであり、導入路62aの流路断面積は、約0.79mm〜19.6mmであり、長さは、20mm〜35mmである。
導入部62の先端部が、ヘッド本体21の開口20aの内部に延び出し、そこに短筒部61が接続されている。
短筒部61は、ヘッド本体21の開口20aの中央部に配置されている。短筒部61は、軸線を垂直に向けた下面開口の有蓋円筒形をしている。短筒部61の直径は、導入部62の直径より十分に大きい。短筒部61の軸線は、ヘッド本体21の中心軸に沿っており、照射ユニット33の照射軸と一致している。
例えば、短筒部61の外直径は、5mm〜20mmであり、高さは、10mm〜20mmである。
短筒部61の上端(基端)にはこれを閉塞する蓋部63が一体に設けられている。蓋部63は、照射ユニット33の照射窓の下方に正対して配置されている。上述したように蓋部63を含む短筒部61の全体が、石英ガラス等の透光性の材料で構成されているが、少なくとも蓋部63が透光性を有していればよい。透光性材料としては、石英ガラスの他、ソーダガラスその他の汎用ガラス、ポリカーボネート、アクリル等の透明度の高い樹脂を用いてもよい。
蓋部63の厚さは、0.1mm〜3mmが好ましい。
短筒部61の周側部の上側寄りの部分に導入部62が連結され、導入部62の内部の導入路62aが、短筒部61の内部空間61aに連通している。導入路62aの下流端が、短筒部61の内部空間61aとの連通口60aになっている。短筒部61の内部空間61aの流路断面積は、導入路62aひいては連通口60aの流路断面積より十分に大きい。
例えば、連通口60aの流路断面積は、約0.79mm〜19.6mmであるのに対し、短筒部61の内部空間61aの流路断面積は、19.6mm〜314mmである。
導入路62aを経たオゾン(反応性ガス)は、連通口60aから短筒部61の内部空間61aに入って膨張し、そこで一時滞留することになる。短筒部61の内部空間61aは、オゾン(反応性ガス)の一時滞留空間になっている。
図1及び図2に示すように、短筒部61の下面(先端)は開口されている。処理ヘッド20を処理位置にした状態において、短筒部61の下端縁の直ぐ下に、ステージ10上のウェハWの外周部(被処理位置)が位置し、短筒部61が被処理位置に被さるようになっている。短筒部61の下端縁とウェハWの外周部とのギャップは、極めて小さくなるように設定されており、例えば0.5mm程度である。この極小ギャップを介して短筒部61の内部の一時滞留空間61aがウェハWの外周部(被処理位置)に面している。
図3に示すように、処理位置における短筒部61は、ウェハWの外縁よりウェハWの半径外側に少しはみ出して配置されるようになっている。これにより、短筒部61のはみ出し部分の下端縁とウェハWの外周縁との間を介して短筒部61の内部の一時滞留空間61aが外部と連通している。短筒部61のはみ出し部分の下端縁とウェハWの外周縁との間が、一時滞留空間61aの滞留ガスの逃がし口64になっている。
上記構成のウェハ外周処理装置によって、ウェハWの裏面の外周部の膜faを除去する方法を説明する。
処理すべきウェハWを、搬送ロボット等によってステージ10の上面に中心が一致されるようにして置き、吸着チャックする。次に、処理ヘッド20を退避位置から前進させ、処理位置にセットする。これによって、図6に示すように、ウェハWの外周部が、ヘッド本体21の開口20a内に差し入れられ、短筒部61の直近下方に配置される。
次に、レーザ光源31をオンし、レーザ光L30を照射ユニット33から真下のウェハWの外周部に向けて収束照射する。これによって、ウェハWの外周部の膜faをスポット状(局所的)に輻射加熱することができる。光路の途中に短筒部61の蓋部63が介在されているが、この蓋部63は高透光性であるので、光量が減ることはほとんどなく、加熱効率を維持できる。
上記のレーザ加熱と併行して、オゾナイザー41からオゾンをガス供給路42に送出する。このオゾンが、柄杓型ノズル60の導入部62の導入路62aに導かれ、連通口60aから短筒部61の内部の一時滞留空間61aに導入される。一時滞留空間61aは、導入路62a及び連通口60aより大きく拡開されているので、オゾンは、一時滞留空間61aの内部で拡散し一時滞留する。これによって、オゾンが、ウェハWの外周の上記局所加熱箇所と接触する時間を延ばすことができ、十分な反応時間を確保することができる。これによって、上記局所加熱箇所の膜faを確実にエッチングして除去することができ、処理レートを向上させることができる。また、オゾンの利用度を十分に高め、無駄を省くことができ、所要ガス量を低減することができる。
短筒部61は、ウェハWの外周縁より少しはみ出しており、このはみ出し部分とウェハWの外周縁との間が短筒部61の内部61aからの逃がし口64になっている。したがって、短筒部61の内部61aでのガス滞留は一時的であり、処理済みの活性度の落ちたガスや反応副生成物(パーティクル等)を上記の逃げ口から速やかに排出でき、常に新鮮なオゾンを一時滞留空間61aに供給して反応効率を高く維持することができる。
3経路の排気路51,52,53の吸引排気量を調節することにより、逃がし口64からのリーク制御をしたり、リーク後の開口20a内でのガス流れを制御したりすることができる。3経路の排気路51,52,53を設けることによって、パーティクルが拡散しても確実に吸引し排気することができる。
併行してステージ10が回転されることにより、ウェハWの外周部の膜faを全周にわたって除去することができる。また、ステージ10内の冷却・吸熱手段によってウェハWの外周部より内側部分を冷却することにより、レーザ照射による熱でウェハWの内側部分が温度上昇するのを防止することができ、ウェハWの内側部分の膜fにダメージが及ぶのを防止することができる。
除去処理終了後は、処理ヘッド20を退避させ、ステージ10のチャックを解除し、ウェハWをステージ10からピックアップする。
図8(a)〜(c)に示すように、処理位置における短筒部61の位置をステージ10の半径方向に調節し、短筒部61のウェハWの外周縁からのはみ出し量を調節することにより、除去する膜faの処理幅(同図の斜線部)を調節することができる。
発明者は、図9の実験装置を用い、蓋部63の光透過率の実験を行なった。石英ガラス板Gを蓋部63に模し、この石英ガラス板Gにレーザ照射ユニット33からのレーザ光L30を当て、その裏側にレーザパワー測定器Dを置いて透過レーザのパワーを測定し減衰率を算出した。レーザ照射ユニット33の出力を数段階で切り替え、各段階のレーザパワーを測定した。石英ガラス板Gは、厚さの異なる2つのものを用意し、各ガラス板Gについて同様に測定を行なった。
その結果は、以下の通りである。
Figure 2007019066
上記表の通り、照射ユニット33の出力及びガラス板厚に拘わらず、減衰率は4%未満であった。
したがって、照射ユニット33からの光路に柄杓型ノズル60の蓋部63が介在されていても96%以上のレーザ光L30が蓋部63を透過でき、ウェハWの外周部の加熱効率はほとんど落ちないことが判明した。
一方、レーザエネルギーの減衰分のすべてが蓋部63に吸収されたとしても、この吸収率は4%未満であるので、あまり発熱することがない。しかも、柄杓型ノズル60内を流通するオゾンガスによって十分に冷却することができる。したがって、蓋部63をはじめ柄杓型ノズル60が高温化することはほとんどなく、耐熱性はほとんど要求されない。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。
図10は、柄杓型ノズル60の変形例を示したものである。この変形例では、柄杓型ノズル60の短筒部61の下端縁に、逃がし口として切欠き61bが形成されている。図11に示すように、切欠き61bは、短筒部61の周方向におけるステージ10を向く側とは反対側(ウェハWの半径外側に対応する箇所)に配置されている。
切欠き61bは、半径2mm程度の半円形をしている。切欠き61bの形状及び大きさは上記に限られず適宜設定可能である。
この変形例によれば、一時滞留空間61aの処理済みガスや反応副生成物を切欠き61bから確実に逃がすことができ、新鮮なオゾンを一時滞留空間61aに確実に供給でき、高反応効率を確実に得ることができる。
柄杓型ノズル60の短筒部61自体に逃がし口61bがあるので、短筒部61をウェハWの外縁よりはみ出させて短筒部61とウェハWの外縁との間に逃がし口64を形成する必要がなく、図8(c)に示すように、短筒部61とウェハWの外縁を一致させても一時滞留空間61aから処理済みガスや反応副生成物を確実に流出させることができ、除去する膜faの処理幅の設定可能範囲を広くすることができる。
図12及び図13は、基材外周処理装置の排気系の変形例を示したものである。
処理ヘッド20の開口20a内に、排気ノズル51A,52A,53Aを設けることにしてもよい。図13の仮想線に示すように、排気ノズル51Aは、ヘッド本体21の側部の排気路51から開口20aの中央部へ向けてステージ10上のウェハWのほぼ接線方向に延びている。排気ノズル51Aの先端開口は、ウェハWの回転方向(例えば平面視時計周り)に沿って短筒部61の下流側に僅かに離れ、短筒部61の側部を向くようにして配置されている。排気ノズル51Aは、ウェハWの僅かに上方に配置されるとともに、若干下に傾けられ、先端の開口が斜め下に向けられている。
短筒部61の直下のウェハW上で発生したパーティクル等の反応副生成物は、ウェハWの回転に伴って排気ノズル51Aの側に流れてくる。これを排気ノズル51Aで吸引し排気することによりウェハW上にパーティクルが堆積するのを確実に防止することができる。
図12及び図13の仮想線に示すように、排気ノズル52Aは、ヘッド本体21の底部の排気路52から垂直上方に延びている。排気ノズル52Aの先端(上端)の開口は、短筒部61の下端開口の真下に僅かに離れて対峙するように配置されている。短筒部61と排気ノズル52Aの間にウェハWの外周部が差し入れられるようになっている。
これによって、短筒部61の直下のウェハW上で発生したパーティクル等の反応副生成物を排気ノズル52Aで下方に吸引し排気することができ、ウェハW上にパーティクルが堆積するのを確実に防止することができる。併せて、短筒部61からのオゾン等の反応性ガスをウェハWの外周部の上側エッジから下側エッジに流れていくように制御することができ、上側エッジだけでなくウェハWの外端や下側エッジにも反応性ガスを接触させることができる。これによって、ウェハWの外周部の全体の不要膜faを確実に除去することができる。
図12の仮想線に示すように、排気ノズル53Aは、ヘッド本体21の開口20aの奥側面の排気路53から開口20aの中央部へ向けてウェハWの半径内側方向に延びている。排気ノズル53Aの先端開口は、短筒部61より僅かに奥側(ウェハWの半径外側)に離れ、短筒部61を向くように配置されている。排気ノズル53Aの上下位置は、短筒部61の下端部及びウェハWとほぼ同じ高さに配置されている。
これによって、短筒部61の直下のウェハW上で発生したパーティクルを排気ノズル53AでウェハW上から速やかに半径外側へ出し、吸引・排気することができ、ウェハW上にパーティクルが堆積するのを確実に防止することができ、パーティクルが拡散しても確実に吸引し排気することができる。
3つの排気ノズル51A,52A,53Aの1つだけを選択的に取り付けることにしてもよく、2つを選択的に取り付けることにしてもよく、3つとも取り付けることにしてもよい。2つ又は3つとも取り付けておき、そのうちの1つを選択して吸引排気を行なうようにしてもよい。2つ又は3つ同時に吸引排気を行なうようにしてもよい。
図14〜図17は、第2実施形態を示したものである。図14及び図15に示すように、第2実施形態では、上記柄杓型ノズル60に代えて長筒型ノズル70(筒部)が用いられている。また、上記柄杓型ノズル60と一体の石英製の導入部62に代えて、耐オゾン性樹脂(例えばポリオエチレンテレフタレート)からなる導入部79が用いられている。長筒型ノズル70と導入部79は、互いに別体になっている。
図16に示すように、長筒型ノズル70は、上記柄杓型ノズル60と同様に石英等の耐オゾン性の透明な材料で構成され、短筒部61より長い下面開口の有蓋円筒形をなしている。
例えば、長筒型ノズル70の長さは、40mm〜80mmであり、外直径は、5mm〜20mmであり、内部空間の流路断面積は、19.6mm〜314mmである。
長筒型ノズル70の上端(基端)にはこれを閉塞する透明な蓋部73が一体に設けられている。図14及び図15に示すように、この蓋部73が、照射ユニット33の照射窓の下方に正対して配置されている。照射ユニット33は、レーザを蓋部73を通してステージ10上のウェハWの外周部(被処理位置)に収束照射するようになっている。
蓋部73の厚さは、0.1mm〜3mmが好ましい。
長筒型ノズル70は、ヘッド本体21の開口20aの中央部に軸線を垂直に向けて配置されている。長筒型ノズル70は、ステージ10上のウェハWの外周部(被処理位置)を貫くように配置され、中間部においてウェハWの外周部と交差している。この長筒型ノズル70のウェハWの外周部との交差部(被処理位置に対応する部位)の周側部には、切り込み74が形成されている。切り込み74は、長筒型ノズル70の周方向に略半円周にわたって延びている。切り込み74の上下厚さは、ウェハWより僅かに大きくウェハWの外周部を挿入可能になっている。
例えば、切り込み74は、長筒型ノズル70の上端部から10mm〜30mm程度の位置に設けられている。切り込み74の厚さ(上下寸法)は、2mm〜5mm程度である。切り込み74の中心角は、240°〜330°が好ましい。
長筒型ノズル70の切り込み74より上側(基端側)の部分71に導入部79が接続されている。この導入部79内の導入路79aの下流端が、上側ノズル部分71の内部に連通し、連通口70aとなっている。長筒型ノズル70の上側ノズル部分71の内部が、一時滞留空間71aを構成している。
図17に示すように、切り込み74にウェハWを差し入れると、このウェハWの外縁と、長筒型ノズル70の切り込み74で残された部分75との間に、上側ノズル部分71内の一時滞留空間71aからの逃がし口75aが形成される。
長筒型ノズル70の切り込み74より下側の部分72の内部は、逃がし口75aに連なる逃がし路になっている。図15に示すように、長筒型ノズル70の下端に排気路52が直接的に連なっている。
この第2実施形態によれば、処理すべきウェハWをステージ10の上面にセットし、処理ヘッド20を処理位置へ前進させると、長筒型ノズル70の切り込み74にウェハWの外周部が差し入れられる。これによって、長筒型ノズル70の内部がウェハWを挟んで上下に仕切られるとともに、この上下のノズル部分71,72の内部空間が、逃がし口75aを介して連通することになる。
次いで、ウェハWの外周部に照射ユニット33からレーザを収束照射し、局所加熱するとともに、オゾナイザー41のオゾンを、連通口70aから上側ノズル部分71内の一時滞留空間71aに送り込む。これによって、第1実施形態と同様に、ウェハWの外周部の膜faを効率的に除去することができる。切り込み74の縁とウェハWの間は極めて狭く、しかも排気手段にて下側ノズル部分72を吸引しているため、切り込み74の縁とウェハWの間からガスが漏れるのを確実に防止できるだけでなく、反応を効率的に制御することができる。そして、処理済みガスや反応副生成物を逃がし口75aから下側ノズル部分72へ強制的に流出させ、排気路52から強制排気することができる。パーティクルが発生したとしても排気路52から強制排気することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、反応性ガスは、オゾンに限られず、除去すべき不要膜の成分に対応して種々のガスを選択することができる。
輻射加熱器として、レーザ加熱器に変えて、赤外線照射器を用いてもよい。
この発明は、例えば半導体ウェハWの製造において、外周部に付着した有機物等の不要膜を除去する工程に適用可能である。
本発明の第1実施形態に係るウェハ外周処理装置を図2のI−I線に沿って示す縦断面図である。 図1のII−II線に沿う上記ウェハ外周処理装置の処理ヘッドの縦断面図である。 図1のIII−III線に沿う上記ウェハ外周処理装置の平断面図である。 図1のIV−IV線に沿う上記ウェハ外周処理装置の平断面図である。 上記ウェハ外周処理装置の柄杓型ノズルの斜視図である。 上記ウェハ外周処理装置によるウェハ外周部の膜除去処理の様子を拡大して示す解説断面図である。 上記ウェハ外周処理装置の平面図である。 上記柄杓型ノズルの短筒部とウェハ外縁との配置関係の設定例を示す解説平面図である。 上記柄杓型ノズルの透光性の測定実験に用いた実験装置の解説正面図である。 上記柄杓型ノズルの変形例を示す斜視図である。 図10の変形例に係る柄杓型ノズルを用いたウェハ外周処理装置によるウェハ外周部の膜除去処理の様子を拡大して示す解説断面図である。 上記ウェハ外周処理装置の排気系の変形例を図13のXII−XII線に沿って示す縦断面図である。 図12のXIII−XIII線に沿う上記ウェハ外周処理装置の処理ヘッドの縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係るウェハ外周処理装置を図15のXIV−XIV線に沿って示す縦断面図である。 図14のXV−XV線に沿う第2実施形態に係るウェハ外周処理装置の処理ヘッドの縦断面図である。 第2実施形態に係るウェハ外周処理装置の長筒型ノズルの斜視図である。 第2実施形態に係るウェハ外周処理装置によるウェハ外周部の膜除去処理の様子を拡大して示す解説断面図である。
符号の説明
W ウェハW
f 有機膜
fa 外周部の有機膜
10 ステージ
11 垂直軸
20 処理ヘッド
20a 開口
21 ヘッド本体
31 レーザ光源(輻射加熱源)
32 光ファイバ
33 照射ユニット(照射部)
L30 レーザ光(熱光線)
41 オゾナイザー(反応性ガス供給源)
42 ガス供給路
51 側部排気路
52 下部排気路
53 奥部排気路
60 柄杓型ノズル
61 短筒部(筒部)
62 導入部
62a 導入路
63 蓋部
61a 短筒部の内部空間(一時滞留空間)
60a 連通口
61b 切欠き(逃がし口)
64 逃がし口
70 長筒型ノズル(筒部)
73 蓋部
70a 連通口
74 切り込み
71 長筒型ノズルの切り込みより上側の部分(切り込みより基端側の筒部)
71a 一時滞留空間
72 長筒型ノズルの切り込みより下側の部分(切り込みより先端側の筒部)
75 長筒型ノズルの切り込みで残された部分
75a 逃がし口
79 導入部
79a 導入路

Claims (6)

  1. 基材の外周部に被膜された不要物を除去するための装置であって、
    不要物除去のための反応性ガスを基材の外周部の在るべき被処理位置の近傍に導く導入部と、
    この導入部に連なるとともに前記被処理位置に被さる筒部と、を備え、
    前記筒部の内部が、前記導入部より拡開して前記反応性ガスを一時滞留させる一時滞留空間となっていることを特徴とする基材外周処理装置。
  2. 前記筒部の先端が前記被処理位置に面して開口されていることを特徴とする請求項1に記載の基材外周処理装置。
  3. 前記筒部の先端縁における基材の半径外側に対応すべき箇所に切欠きが形成されていることを特徴とする請求項2に記載の基材外周処理装置。
  4. 前記筒部が、前記被処理位置を貫くように配置されるとともに、この筒部の前記被処理位置に対応する周側部には、基材の外周部が差し入れられる切り込みが形成され、この切り込みより基端側の筒部に前記導入部が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の基材外周処理装置。
  5. 前記切り込みより先端側の筒部に排気路が直接連なっていることを特徴とする請求項4に記載の基材外周処理装置。
  6. 前記筒部の基端部には、これを閉塞する透光性の蓋部が設けられており、
    この蓋部の外側には熱光線の照射部が前記被処理位置に向けて配置されていることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の基材外周処理装置。
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