JP2007184394A - 基材外周処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基材外周部の不要物の膜厚が幅方向に異なっている場合でも、効率良く除去処理を行なう。
【解決手段】熱光線Lを、集光光学系33から基材90の外周部に向けて集光照射する。水平位置調節機構41によって集光光学系33を水平スライドさせ、集光スポットPの膜93aの幅方向に沿う位置を調節する。併せて、光軸方向位置調節機構42によって集光光学系33の高さを調節し、集光スポットPの径を、集光スポットPの前記幅方向に沿う位置に応じて調節する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ウェハや液晶パネル等の基材の外周部に設けられた有機膜等の不要物を除去する方法に関する。
半導体ウェハの製造工程においては、ウェハ表面の絶縁層の異方性エッチング時に異方性確保用に堆積させるフロロカーボンがウェハの外端面から裏側にも回り込み、ウェハの裏面外周部にも堆積することがある。
上記絶縁層がSiOの場合、次工程のドライアッシング処理時に酸素プラズマをウェハの表側面から裏面へ回り込ますことにより、上記裏面外周部のフロロカーボン膜を除去することが十分可能であった。
しかし、絶縁層がlow−k膜の場合、ドライアッシングをあまり強くすると、low−k膜がダメージを受ける。そこで、低出力でアッシング処理する試みがなされているが、そうするとウェハ裏面のフロロカーボン膜を除去しきれない。これを放置すると、基材の搬送時等にパーティクルが発生し、歩留まり低下を招くおそれがある。
半導体ウェハの外周部の不要物除去の先行文献として、例えば特許文献1に記載のものでは、活性化されたガスを基板の外周部に吹き付けて外周部の不要物をエッチングしている。
特許文献2に記載のものは、レーザをウェハの外周部に照射するようになっている。ウェハのオリフラやノッチの形状に応じてレーザを平行移動したり、角度調節したりするようになっている。
特開平10−189515号公報 特開2003−197570号公報
異方性エッチング時にウェハ裏面外周部に堆積するフロロカーボンなどの不要物の厚さは、径方向(周方向と直交する方向)の位置に応じて一定していないことが多い。膜の厚い部分と薄い部分に同じ加熱エネルギーを付与すると、加熱量が足らなかったり余分に加熱したりすることになり、ロスが大きく、処理効率が悪い。
本発明は、半導体ウェハ等の基材の周方向と直交する幅を有して前記基材の外周部に設けられた不要物を局所的に加熱して除去する方法であって、
熱光線を前記基材の外周部に向けて集光照射するとともに、この熱光線の前記基材外周部上における集光スポットの径を、該集光スポットの前記幅方向に沿う位置に応じて調節することを特徴とする。
不要物の膜厚が大きい部分については集光スポットの径を相対的に小さくする。これによって、照射エネルギー密度が高くなり、厚膜の不要物を効率的に除去することができる。不要物の膜厚が小さい部分については集光スポットの径を相対的に大きくする。これによって、照射エネルギー密度が低くなり、薄膜の不要物を適度に加熱できるとともに、加熱範囲を広くすることができる。この結果、熱光線の出力を変えることなく、不要物除去の処理効率を向上させることができる。
不要物の膜厚が基材の内側に向うにしたがって薄くなっている場合に対応して、前記集光スポット径を、前記集光スポットが前記基材外周部の外側寄りの部分に位置するときは相対的に小さくし、前記集光スポットが前記基材外周部の内側寄りの部分に位置するときは相対的に大きくすることが望ましい。
前記集光スポットの前記幅方向に沿う位置は、前記熱光線の集光光学系の前記幅方向に沿う位置によって調節可能である。
また、前記集光スポットの前記幅方向に沿う位置は、前記熱光線の前記基材外周部への照射角度によっても調節可能である。
前記集光スポット径は、前記集光光学系の光軸方向の位置(前記集光光学系と前記基材外周部との距離)によって調節可能である。
また、前記集光スポット径は、前記熱光線の前記基材外周部への照射角度によっても調節可能である。
前記熱光線の前記基材外周部への照射角度は、前記集光光学系の角度によって調節可能である。
また、本発明は、基材の周方向と直交する幅を有して前記基材の外周部に設けられた不要物を局所的に加熱して除去する方法であって、
熱光線を前記基材の外周部に向けて集光照射するとともに、この熱光線の前記基材外周部上の集光スポットにおける単位面積当たりの照射エネルギーを、前記集光スポットの前記幅方向に沿う位置に応じて調節することを特徴とする。
不要物の膜厚が大きい部分については単位面積当たりの照射エネルギーを相対的に大きくすることにより、厚膜の不要物を効率的に除去することができる。不要物の膜厚が小さい部分については単位面積当たりの照射エネルギーを相対的に小さくすることにより、薄膜の不要物を適度に加熱でき、照射エネルギーのロスを防止することができる。
不要物の膜厚が基材の内側に向うにしたがって薄くなっている場合に対応して、前記単位面積当たりの照射エネルギーを、前記集光スポットが前記基材外周部の外側寄りの部分に位置するときは相対的に大きくし、前記集光スポットが前記基材外周部の内側寄りの部分に位置するときは相対的に小さくすることが好ましい。
前記単位面積当たりの照射エネルギーは、集光スポットの径を変えたり、熱光線の出力を変えたりすることによって調節可能である。
また、前記単位面積当たりの照射エネルギーは、前記集光スポットを前記基材外周部に対し相対移動させるとともに、この相対移動の速度を調節することによっても調節可能である。前記集光スポットを前記基材の周方向に相対移動させ、この周方向への相対移動速度を調節してもよく、前記集光スポットを前記基材の幅方向に相対移動させ、この幅方向への相対移動速度を調節してもよい。
また、本発明は、基材上に設けられた層の一部を異方性エッチングする際のエッチングガスに混入した異方性確保用の保護材が前記基材の外周部に堆積してなる不要物を局所的に加熱して除去する方法であって、
熱光線を前記基材の外周部に向けて集光照射するとともに、この熱光線の前記基材外周部上における集光スポットの径又は単位面積当たりの照射エネルギーを、前記異方性エッチングの時間に応じて調節することを特徴とする。
通常、前記異方性エッチングの時間が短かいと不要物の膜厚は小さく、異方性エッチングの時間が長いと不要物の膜厚は大きい。したがって、異方性エッチングの時間が相対的に短かい場合には、集光スポット径を相対的に大きくし、又は単位面積当たりの照射エネルギーを相対的に小さくするとよい。異方性エッチングの時間が相対的に長い場合には、集光スポット径を相対的に小さくし、又は単位面積当たりの照射エネルギーを相対的に大きくするとよい。
前記不要物と反応する反応性ガスを、前記基材外周部における前記集光スポットに局所的に供給することが好ましい。
前記不要物は、例えばフロロカーボン等の有機物である。これに対応する反応性ガスは、例えばオゾンや酸素等の酸素系ガスを用いることができる。
本発明によれば、不要物除去の処理効率を向上させることができる。
以下、本発明の第1実施形態を図面にしたがって詳述する。図1及び図2に示すように、基材外周処理装置1の処理対象基材は、例えばシリコン製の半導体ウェハ90である。シリコンウェハ90は、円形の薄板状をなしている。図1の斜線に示すように、ウェハ90の裏面の外周部には、除去されるべき不要物としてフロロカーボンの膜93aが被膜されている。フロロカーボン膜93aは、ウェハ90の周方向の全周にわたるとともに径方向に沿う幅を有している。フロロカーボン膜93aの上記幅寸法は、例えば5mm程度である。図4に誇張して示すように、フロロカーボン膜93aの厚さは、ウェハ90の外端側の部分で厚く、ウェハ90の内側に向うにしたがって次第に薄くなっている。フロロカーボン膜93aのウェハ外端側の一番厚い部分の厚さは、例えば1μmである。
フロロカーボン膜93aが形成される過程について説明する。
図6(a)に示すように、シリコンウェハ90の表側面(上面)には、例えばlow−k材からなる絶縁層91が形成される。low−k材は、SiOより誘電率が小さい絶縁材料である。low−k材の比誘電率は、例えば15〜30程度が好ましい。low−k材を構成する物質としては、Si O CH等が挙げられる。
図6(b)に示すように、このlow−k絶縁層91の上にフォトレジストの層92を被膜したうえで、同図(c)に示すように、low−k絶縁層91をエッチングすることにより、配線パターン94(図4)用の溝91aを形成する。このとき、F、CF等のフッ素系ガスを主成分とするエッチングガスにフロロカーボンからなる保護材成分を混ぜておく。これにより、フォトレジスト層92のパターン用溝92aの側面及び該溝92aの底部から下に延びる配線パターン溝91aの側面に保護膜93を形成しながらエッチングが進行する。これによって、図6(d)に示すように、パターン用溝92aの下側のlow−k絶縁層91だけをきれいに異方性エッチングでき、配線パターン溝91aを正確に形成することができる。一方、フロロカーボンからなる膜93は、上記の溝91a,92aの側面だけでなく、フォトレジスト層92の表側面は勿論、シリコンウェハ90の外端面にも被膜され、さらに裏側にも回り込んで、シリコンウェハ90の裏面(下面)の外周部にも被膜される。
次に、図6(e)に示すように、例えば酸素プラズマを用いてアッシングを行なうことによりフォトレジスト層92を除去する。この酸素プラズマアッシングによりフォトレジスト層92の上面やシリコンウェハ90の外端面に皮膜されたフロロカーボン膜93も除去される。しかし、一般にlow−k材のアッシング耐性が小さいため、low−k層91がダメージを受けないようにアッシングの勢いを抑える必要がある。そのため、シリコンウェハ90の裏側までアッシングが及ばず、裏面の外周部にフロロカーボン膜93aが残置されることになる。
基材外周処理装置1は、上記ウェハ外周部のフロロカーボン膜93aを除去するための装置である。図1及び図2に示すように、基材外周処理装置1は、回転支持手段10と、反応性ガス給排手段20と、輻射加熱手段30を備えている。
回転支持手段10は、ステージ11と、回転駆動部12を有している。ステージ11は、水平な円盤形状になっている。ステージ11の上面(基材支持面)の直径は、ウェハ90の直径より僅かに小さい。このステージ11の上面に、ウェハ90が中心を一致させて水平にセットされるようになっている。セット状態のウェハ90の外周部は、ステージ11の外端縁より少し突出されている。これによりフロロカーボン膜93aの幅方向の全体が露出するとともに、該フロロカーボン膜93aの径方向内側の縁のすぐ近くにステージ11の外端縁が位置するようになっている。
ステージ11の中心軸13に回転駆動部12が接続されている。この回転駆動部12によって、ステージ11が中心軸13のまわりに回転されるようになっている。
ステージ11にはウェハ90を吸着する真空式又は静電式の吸着チャック機構(図示せず)が組み込まれている。吸着チャック機構は、ステージ11の上面の全域に設けてもよく、ステージ11の外周部(ウェハ90の外周突出部のすぐ内側の部分)にのみ設け、中央部には設けないことにしてもよい。吸着チャック機構をステージ11の外周部だけに設けることにすれば、吸着に起因するパーティクルを低減することができる。
図示は省略するが、ステージ11にはウェハ90と接する面から吸熱してウェハ90を冷却する吸熱手段が組み込まれている。例えば、ステージ11の内部が、空洞になっており、そこに水や空気等の冷却用媒体が送り込まれるようになっている。また、ステージ11に冷却用媒体の流通路を形成してもよい。或いは、ステージ11にペルチェ素子を埋め込んでもよい。
ステージ11の特に上板の材質には、熱伝導性の良好なもの(例えばアルミ)が用いられている。
冷却・吸熱手段は、ステージ11の少なくとも外周部(ウェハ90の外周突出部のすぐ内側の部分)から吸熱できるようになっていればよい。ステージ11の上面の中央部には凹部を設け、この凹部より外周側のステージ上面だけがウェハ90と接触するようにしてもよい。これによって、ウェハ90の外周突出部のすぐ内側の部分から確実に吸熱できる一方、ステージ11とウェハ90の接触面積を小さくしてパーティクルの発生数を低減することができる。
ステージ11には、必ずしも上記のような冷却・吸熱手段を設けなくてもよい。これによって、ステージの構成を簡素化できる。
ステージ11の側部には、反応性ガス給排手段20を構成する吹出しノズル21と吸引ノズル22が設けられている。吹出しノズル21が、ガス供給路23を介して反応性ガス源24に連なっている。反応性ガス源24と供給路23と吹出しノズル21によって、反応性ガス供給手段が構成されている。反応性ガス源24として、オゾン(O)を生成するオゾナイザーが用いられている。オゾンは、フロロカーボン膜93a等の有機膜を除去するのに好適な反応性ガスである。
反応性ガス源として、オゾナイザー24に代えて常圧プラズマ放電装置を用い、この常圧プラズマ放電装置の電極間のプラズマ放電空間に酸素を導入し、酸素ラジカル等の酸素系反応性ガスを得ることにしてもよい。
反応性ガスとして酸素(O)をそのまま吹出しノズル21に供給し、吹出すようにしてもよい。
反応性ガスとして、酸素系ガスに代えて、CF等のフッ素系ガスを用いてもよい。
吹出しノズル21は、管状をなし、ウェハ90の外周部の一箇所(被処理位置P)に向くようにしてウェハ90の下側に配置されている。図2に示すように、吹出しノズル21の吹き出し方向は、平面視でウェハ90の周方向(接線方向)にほぼ沿うとともに、図3に示すように、側面視でウェハ90に対し例えば45度程度傾けられている。
吹出しノズル21の口径は、フロロカーボン膜93aの幅に対応する大きさになっている。
吹出しノズル21は、透光性材料にて構成されている。透光材料としては、ガラス、アクリル、透明な樹脂等を用いることができる。ガラスは、石英、ほうけい酸ガラス、アルカリソーダガラス等を用いることができる。透明樹脂は、透明なポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、透明なテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、透明なポリカーボネート、透明な塩化ビニール等を用いることできる。
図2に示すように、吸引ノズル22から排気路25が延び、排気ポンプ等の排気手段26に連なっている。吸引ノズル22は、管状をなし、平面視で被処理位置Pを挟んでウェハ90の周方向(接線方向)に沿って吹出しノズル21と向き合うように配置されている。したがって、吸引ノズル22の吸引方向は、平面視でウェハ90の周方向(接線方向)にほぼ沿い、上記吹出しノズル21からの吹出し方向とほぼ一致している。図3に示すように、吹出しノズル22は、側面視でウェハ90の下側から被処理位置Pに向かうようにウェハ90に対し例えば45度程度傾けられている。
吸引ノズル22は、吹出しノズル21と同様の透光性材料にて構成されている。
吸引ノズル22の口径は、吹出しノズル21の口径より大きく、例えば約2〜5倍になっている。例えば、吹出しノズル21の口径は1〜3mm程度であるのに対し、吸引ノズル22の口径は2〜15mm程度である。
ステージ11ひいてはウェハ90の回転方向(例えば平面視時計周り)に沿って、吹出しノズル21は上流側に配置され、吸引ノズル22は下流側に配置されている。
ノズル21,22の向きや互いの配置関係は適宜設定することができる。例えば、ノズル21,22を平面視でウェハ90の接線より僅かにウェハ90の内側又は外側から被処理位置Pを向くように傾けてもよい。吸引ノズル22をウェハ90の半径方向に沿ってウェハ90の外側から被処理位置Pに向けたり、ウェハ90より下側に上向きで配置したりしてもよい。
上記加熱手段30としては、レーザ加熱器が用いられている。レーザ加熱器30は、熱光線源としてのレーザ光源31と、照射ユニット32を有している。
レーザ光源31は、例えば発光波長808nm〜940nmのLD(半導体)レーザ光を出射するようになっている。レーザ光源31として、LDに限られず、YAG、エキシマ等の種々の形式のものを用いてもよい。
レーザ光源31の出射部から光ファイバ34が照射ユニット32へ延びている。照射ユニット32は、ウェハ90の外周部の下方であって、平面視で吹出しノズル21と吸引ノズル22の間に配置されている。照射ユニット32には、凸レンズやシリンドリカルレンズ等の光学素子を含む集光光学系33が収容されている。この集光光学系33に光ファイバ34の先端部が光学的に接続されている。集光光学系33は、光ファイバ34で伝送されて来たレーザLを垂直な光軸L33(図3)に沿って真上方向へ収束照射するようになっている。このレーザLの焦点が、ほぼウェハ90の高さになるように調節されている。このレーザLのウェハ外周部上の集光スポットが、上記被処理位置Pとなる。集光ユニット32をウェハ90の下側かつ半径外側に配置し、レーザLがウェハ外周部に斜めに当たるようにしてもよい。
照射ユニット32には、水平位置調節機構41が接続されている。この水平位置調節機構41によって、照射ユニット32ひいては集光光学系33が、ステージ11の径方向に微小スライドされるようになっている。これによって、ウェハ外周部上の集光スポットPが、フロロカーボン膜93aの幅方向に位置調節されるようになっている。
照射ユニット32には、光軸方向位置調節機構42(焦点調節機構)が設けられている。この光軸方向位置調節機構42によって、集光光学系33が光軸L33に沿う上下方向に微小スライドされるようになっている。これによって、集光光学系33からウェハ外周部までの距離が微調節され、ウェハ外周部上の集光スポットPの径が、拡縮されるようになっている。
上記構成の基材外周処理装置1は、次のように使用される。
ステージ11にウェハ90をアライメントして設置し、ウェハ90のフロロカーボン膜93aを含む外周部をステージ11の径方向外側へ突出させる。
次に、図4及び図5の実線で示すように、水平位置調節機構41によって照射ユニット32ひいては集光光学系33の水平方向位置を調節し、集光スポットPがフロロカーボン膜93aのウェハ外端側の端部に位置されるようにする。かつ、光軸方向位置調節機構42によって、集光光学系33の高さすなわち光軸方向の位置を調節し、集光スポット径が例えば0.5mm程度の極めて小径になるようにする。そして、レーザ光源31からのレーザ光Lを、光ファイバ34に通して集光光学系33から出射する。これにより、レーザ光Lが、フロロカーボン膜93aのウェハ外端側の端部にスポット径0.5mm程度に収束されて照射される。これにより、フロロカーボン膜93aの上記集光スポットPが局所的かつ瞬間的に高温加熱される。集光スポットPは、フロロカーボン膜93aの外周寄りの一番厚い部分に位置している。
併行して、図3及び図5に示すように、オゾナイザー24からのオゾンを、吹出しノズル21からウェハ90の裏面外周部に向けて吹出す。このオゾンは、フロロカーボン膜93aの幅方向の全体にわたるとともにウェハ90のほぼ周方向(上記集光スポットPにおける接線に略沿う方向)に流れる。このオゾンの一部が、上記局所加熱された集光スポットPに当たる。これによって、集光スポットPのフロロカーボン膜93aが、オゾンと反応して除去される。レーザ光Lが高集光されているので、フロロカーボン膜93aの厚い部分であっても確実に除去することができる。
さらに、排気手段26を駆動することにより、処理済みのオゾン及び反応副生成物を吸引ノズル22でほぼ接線方向に吸込んで排出する。吸引ノズル22は口径が大きいので、反応副生成物を漏れなく確実に吸引することができる。これにより、反応副生成物によるパーティクルの発生を防止することができる。
吹出しノズル21及び吸引ノズル22は透明であるので、レーザからの吸熱を抑制でき高温化を防止できるだけでなく、集光スポットPに可及的に接近させることができ、集光スポットPのフロロカーボン膜の局所処理を一層確実に行なうことができる。また、処理済みガスの吸引による吸引ノズル22の内周面の汚れを容易に確認でき、メンテナンスの要否確認が容易になる。
併せて、回転駆動部12にてステージ11を回転させる。これにより、フロロカーボン膜93aの外周寄りの一番厚い部分が全周にわたって除去される。
続いて、図4の2つの矢印に示すように、集光光学系33を、水平位置調節機構41によってステージ11の半径内側方向に少しずらすとともに、光軸方向位置調節機構42によって少しだけ光軸L33に沿って上へずらす。これによって、図4及び図5の二点鎖線に示すように、集光スポットPが、フロロカーボン膜93aの薄厚側に少しだけずれるとともに、集光スポット径が少し大きくなる。この実施形態では、レーザ光Lが、ウェハ90の裏面より上の高さで焦点を結ぶようになっているが、集光光学系33とウェハ90の間で焦点を結ぶようにしてもよく、この場合、集光スポット径を大きくするには集光光学系33を光軸L33に沿って下にずらすとよい。薄厚側へのずれ量は、集光スポット径(直径)の約半分程度の大きさにするのが好ましい。これによって、ずらす前の集光スポットPの周辺部であった部分にずらした後の集光スポットPが重なることによって、再度加熱でき、削り残しを確実に除去行なうことができる。また、集光スポット径が大きくなることにより、処理幅を広くすることができる。一方、照射エネルギー密度は低下するが、膜厚も小さくなるので、照射エネルギーが不足することがなく、むしろ過分な照射を防止できる。
このように、ステージ11が一周〜数周回転するごとに、位置調節機構41によって、集光光学系33をステージ11の半径内側方向に少しずらすとともに、少しだけ光軸方向にずらし、集光スポットPを段階的にフロロカーボン膜93aの内周側(薄厚側)にずらすとともに、スポット径を大きくしていく。勿論、膜93aの内周側(薄肉側)から外周側(厚肉側)へ順次処理していくようにしてもよい。
これによって、集光スポットPが当たる部分のフロロカーボン膜93aの膜厚に対応して適度なエネルギー密度のレーザを照射できるとともに処理幅を漸次広くすることができる。この結果、処理効率を向上でき、処理時間の短縮を図ることができる。
フロロカーボン膜93aをすっかり除去しておくことにより、その後の搬送等の工程中に欠け落ちてパーティクルの原因となるおそれを防止できる。これによって、製品の歩留まりを向上させることができる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において第1実施形態と重複する構成に関しては図面に同一符号を付して説明を適宜省略する。
図7に示すように、第2実施形態では、吹出しノズル21及び吸引ノズル22と、照射ユニット32とがハウジング50に組み込まれ、ユニットになっている。ハウジング50に水平位置調節機構41が接続されている。この水平位置調節機構41によって、ハウジング50がステージ11の径方向に微小スライドされ、ひいては、照射ユニット32とノズル21,22が、一体になってステージ11の径方向に微小スライドされるようになっている。
ノズル21,22は、第1実施形態のものより細くなっている。これらノズル21,22の先端部どうしを結ぶ線上に、集光光学系33の光軸が交差している。これにより、図8の実線に示すように、ノズル21,22の先端部どうしの中間に照射スポットPが位置するようになっている。
第2実施形態によれば、図8の二点鎖線で示すように、水平位置調節機構41によってハウジング50がステージ11の径方向にスライドされることにより、集光スポットPが膜93aの幅方向に変移するのと一緒に、吹出しノズル21からのオゾン吹付け位置も上記幅方向に変移する。これにより、集光スポットPの幅方向変移にかかわらず、オゾンを集光スポットPに確実に吹付けることができる。一方、吹出しノズル21が細いため、集光スポットPからずれた部分へのオゾン吹付けを低減することができ、オゾンが無駄に消費されるのを抑制することができる。
また、上記吹出しノズル21と一緒に吸引ノズル22も幅方向に変移することによって、反応副生成物を含む処理済みガスを確実に吸込むことができる。
吸引ノズル22の位置を固定し、集光ユニット23と吹出しノズル21だけが一体にスライドするようにしてもよい。この場合、吸引ノズル22の口径を第1実施形態と同程度の大きさにするのが好ましい。これによって、吹出しノズル21の幅方向変移にかかわらず、処理済みガスを確実に吸引できるようにすることができる。
図9に示すように、第3実施形態では、集光ユニット32(図示省略)内の集光光学系33が、被処理位置Pにおけるステージ11の径方向と直交する水平な軸線35のまわりに回転可能になっている。図示しない集光ユニット21には、上記光軸方向位置調節機構42に代えて、角度調節機構43が組み込まれている。この角度調節機構43によって、集光光学系33の軸線35まわりの回転角度が調節するようになっている。
集光光学系33の焦点は、ウェハ90より少し下側に位置し、この焦点より上に向かってレーザLが広がっていくように設定されている。
第3実施形態によれば、図9の二点鎖線に示すように、ステージ11が一周〜数周回転するごとに、角度調節機構43によって集光光学系33をステージ11の側へ傾けていく。これによって、第1実施形態と同様に、集光スポットPをフロロカーボン膜93aの幅方向に沿って内周側へずらし、かつ集光スポット径を大きくしていくことができ、処理効率を向上して処理時間の短縮を図ることができる。
上述したように、集光スポット径の拡縮によって、フロロカーボン膜93aの単位面積当たりの照射エネルギーが増減されるが、単位面積当たりの照射エネルギーは、他の手段によっても調節可能である。
例えば、図10に示すように、第4実施形態では、集光ユニット21に第1実施形態の光軸方向位置調節機構42や第3実施形態の角度調節機構43が設けられていない。したがって、フロロカーボン膜93a上の集光スポット径は、集光スポットPの幅方向位置にかかわらず一定である。
一方、回転駆動部12には、回転数調節機構14が搭載されている。この回転数調節機構14によってステージ11の回転数を調節できるようになっている。
第4実施形態によれば、集光スポットPがフロロカーボン膜93aの内周側(薄肉側)へ変移するにしたがって、回転数調節機構14によってステージ11の回転速度を大きくする。これによって、フロロカーボン膜93aの各ポイントのレーザ照射時間が短くなり、単位面積当たりの照射エネルギーが小さくなる。これによって、膜93aの厚さが薄い部分に過剰な照射エネルギーが付与されるのを抑制でき、エネルギーロスを防止することができる。しかも、ステージ11の回転が速くなる分、処理時間を短縮でき、処理の効率化を図ることができる。
単位面積当たりの照射エネルギーは、ステージ11の回転数に代えて、集光ユニット32のステージ径方向に沿う移動速度を調節することによっても調節可能である。この場合、ステージ11を高速回転させるとともに、集光ユニット21をステージ径方向に連続的に移動させながら、その移動速度を調節するのが好ましい。
図6(c)について上述したように、フロロカーボン膜93は、絶縁層91の異方性エッチング時に堆積、形成される。したがって、フロロカーボン不要膜93aの厚さは、異方性エッチングの時間と比例する関係にある。すなわち、図11(a)に示すように、異方性エッチング時間が短ければ、フロロカーボン不要膜93aの厚さは小さい。一方、同図(b)に示すように、異方性エッチング時間が長いと、フロロカーボン不要膜93aの厚さが大きくなる。
そこで、集光スポットPの径を異方性エッチングの時間に応じて調節するのが好ましい。すなわち、図11(a)に示すように、異方性エッチング時間が短いときは、集光スポット径が比較的大きくなるように、集光光学系33の高さを設定し、膜93aの除去を行なう。これによって、単位面積当たりの照射エネルギーが過剰になるのを防止できるとともに、加熱範囲を広くして処理時間を短縮することができる。
同図(b)に示すように、異方性エッチング時間が長いときは、集光スポット径が比較的小さくなるように、集光光学系33の高さを設定し、膜93aの除去を行なう。これによって、単位面積当たりの照射エネルギーを大きくして厚肉の膜93aを確実に除去することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、種々の改変をなすことができる。
例えば、吹出しノズル21を省略し、反応性ガス雰囲気下で熱光線をスポット照射することにより不要物除去を行なうことにしてもよい。
反応性ガスとしては、オゾンのほか、酸素ガス(O)を用いることもできる。
膜93aの幅方向に沿って厚さがほぼ同じである場合(図11)、集光スポット径を変えずに、集光スポットPを膜93aの幅方向に変移させるとよい。
除去対象の不要物は、フロロカーボンに限られず、それ以外の有機物の他、無機物であってもよい。
不要物の状態は、膜に限られず粉体等であってもよい。
基材の裏面外周部に設けられた不要物だけでなく、基材の外端面や表側の外周部に設けられた不要物の除去にも適用できる。
絶縁層91は、low−k材に代えて、SiOであってもよい。
基材は、ウェハに限られず、例えば液晶テレビやプラズマテレビ等のフラットパネルディスプレイ用の基板であってもよい。
本発明は、例えば半導体基板や液晶用基板の製造において、基板外周部の不要物を除去するのに適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る基材外周処理装置を、正面の斜め下から矢視して示す概略構成図である。 上記基材外周処理装置の平面図である。 図2のIII−III線に沿う上記装置の側面拡大図である。 上記基材外周処理装置にてシリコンウェハの外周部のフロロカーボン膜を除去処理する様子を、シリコンウェハ及び被膜の厚さを誇張して示す正面拡大断面図である。 上記基材外周処理装置にてシリコンウェハの外周部のフロロカーボン膜を除去処理する様子を拡大して示す底面図である。 半導体装置の製造工程を示す拡大断面図であり、(a)は、シリコンウェハにlow−k絶縁層を被膜した状態を示し、(b)は、フォトレジストを被膜した状態を示し、(c)は、異方性エッチング中の状態を示し、(d)は、異方性エッチングが完了した状態を示し、(e)は、フォトレジストをアッシングする状態を示す。 本発明の第2実施形態に係る基材外周処理装置の平面図である。 上記第2実施形態に係る基材外周処理装置にてシリコンウェハの外周部のフロロカーボン膜を除去処理する様子を拡大して示す底面図である。 本発明の第3実施形態を示す図4相当の正面拡大断面図である。 本発明の第4実施形態に係る基材外周処理装置を、正面の斜め下から矢視して示す概略構成図である。 本発明の第5実施形態を示す正面拡大断面図であり、(a)は、異方性エッチング時間が短かったシリコンウェハを処理する場合を示し、(b)は、異方性エッチング時間が長かったシリコンウェハを処理する場合を示す。
符号の説明
1 基材外周処理装置
10 回転支持手段
11 ステージ
12 回転駆動部
13 中心軸
14 回転数調節機構
20 反応性ガス給排手段
21 吹出しノズル
22 吸引ノズル
23 ガス供給路
24 オゾナイザー(反応性ガス源)
25 排気路
26 排気手段
30 レーザ加熱器(輻射加熱手段)
31 レーザ光源(熱光線源)
32 照射ユニット
33 集光光学系
34 光ファイバ
35 軸線
41 水平位置調節機構
42 光軸方向位置調節機構
43 角度調節機構
50 ハウジング
90 シリコンウェハ(基材)
91 low−k絶縁層
91a 配線パターン溝
92 フォトレジスト層
92a パターン用溝
93 フロロカーボン保護膜
93a フロロカーボン膜(不要物)
P 集光スポット、被処理位置
L レーザ(熱光線)
L33 光軸

Claims (7)

  1. 基材の周方向と直交する幅を有して前記基材の外周部に設けられた不要物を局所的に加熱して除去する方法であって、
    熱光線を前記基材の外周部に向けて集光照射するとともに、この熱光線の前記基材外周部上における集光スポットの径を、該集光スポットの前記幅方向に沿う位置に応じて調節することを特徴とする基材外周処理方法。
  2. 前記集光スポット径を、前記集光スポットが前記基材外周部の外側寄りの部分に位置するときは相対的に小さくし、前記集光スポットが前記基材外周部の内側寄りの部分に位置するときは相対的に大きくすることを特徴とする請求項1に記載の基材外周処理方法。
  3. 基材の周方向と直交する幅を有して前記基材の外周部に設けられた不要物を局所的に加熱して除去する方法であって、
    熱光線を前記基材の外周部に向けて集光照射するとともに、この熱光線の前記基材外周部上の集光スポットにおける単位面積当たりの照射エネルギーを、前記集光スポットの前記幅方向に沿う位置に応じて調節することを特徴とする基材外周処理方法。
  4. 前記単位面積当たりの照射エネルギーを、前記集光スポットが前記基材外周部の外側寄りの部分に位置するときは相対的に大きくし、前記集光スポットが前記基材外周部の内側寄りの部分に位置するときは相対的に小さくすることを特徴とする請求項3に記載の基材外周処理方法。
  5. 前記集光スポットを前記基材外周部に対し相対移動させるとともに、この相対移動の速度を調節することによって前記単位面積当たりの照射エネルギー調節を行なうことを特徴とする請求項3又は4に記載の基材外周処理方法。
  6. 基材上に設けられた層の一部を異方性エッチングする際のエッチングガスに混入した異方性確保用の保護材が前記基材の外周部に堆積してなる不要物を局所的に加熱して除去する方法であって、
    熱光線を前記基材の外周部に向けて集光照射するとともに、この熱光線の前記基材外周部上における集光スポットの径又は単位面積当たりの照射エネルギーを、前記異方性エッチングの時間に応じて調節することを特徴とする基材外周処理方法。
  7. 前記不要物と反応する反応性ガスを、前記基材外周部における前記集光スポットに局所的に供給することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の基材外周処理方法。
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