JP4896591B2 - 基材外周処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体ウェハや液晶パネル等の基材の外周部に設けられた有機膜等の不要物を除去する装置及び方法に関する。
半導体の製造工程において、歩留まりを低下させる一因として、ウェハの外周部に付着している有機物等の不要膜の存在がある。特許文献1;特開2006−049869号公報には、ウェハを冷却しながらウェハの外周部にスポット的にレーザを照射するとともに反応性ガスを吹き付け、ウェハの外周部の不要物を除去することが記載されている。
特開2006−049869
しかし、一概にウェハといっても、サイズ、外径較差、厚み較差、エッジ部の形状など様々なバリエーションがある。中でも外径較差は、処理時間に大きく影響するものの一つである。たとえば、現在、半導体生産の主流として用いられている300mmウェハの場合、外径較差は±0.2mmとなっている(半導体規格;SEMI M1.15−0302)。処理の確実性を確保するには、この較差分の余裕をみて処理する領域を広げなければならない。すなわち、300+0.2mmのウェハの外周の処理領域と300−0.2mmのウェハの外周の処理領域を合わせた領域をカバーするように処理しなければならない。したがって、無駄なレーザ照射やプロセスガス供給を行なう必要があり、処理時間やランニングコストが余計にかかり、レーザ照射器等の機器の短寿命化を招いていた。さらに、レーザの照射角度、照射スポットの面積などを細かく設定しても、実際のウェハ外周の位置と処理開始位置との間のずれによって十分な処理がなされない場合があり、処理の安定性、再現性といった重要な処理性能の低下の一因にもなっていた。
このような較差に対する対策として、処理に先立って個々のウェハの外径を予め計測器で測定しておき、その測定結果に基づいて処理開始位置を決めるという手段が考えられるが、別工程での作業となり、全体のスループット(処理時間)に大きな影響を与えてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ウェハ等の基材の外周を処理するに際し、基材に外径較差等の寸法較差があっても、処理媒体や処理時間のロスを省き、ランニングコストの低減等を図ることを目的とする。
上記問題点を解決するために、本発明は、基材の外周部を一定幅にわたって処理する装置であって、
前記基材を支持する支持手段と、
輻射熱又は反応性ガスからなる処理媒体を、所定の供給方向に向けて局所的に供給する供給部と、
前記供給部を、前記支持手段に支持された基材に対し該基材の周方向及び厚さ方向と直交する幅方向に相対位置調節する位置調節機構と、
前記供給部に対して固定された検知位置における基材の存否を検知するセンサと、
前記センサの検知結果に基づいて、前記供給部が前記処理媒体の供給を開始するときの前記幅方向の相対位置を決定する決定手段と、
を備え、前記センサひいては前記検知位置が、前記供給部に対して固定され、かつ前記位置調節機構によって前記供給部と一体に相対位置調節されることを第1特徴とする。
また、本発明は、基材の外周部を一定幅にわたって処理する装置であって、
前記基材を支持する支持手段と、
輻射熱又は反応性ガスからなる処理媒体を、所定の供給方向に向けて局所的に供給する供給部と、
前記供給部を、前記支持手段に支持された基材に対し該基材の周方向及び厚さ方向と直交する幅方向に相対位置調節する位置調節機構と、
前記供給部に対して固定された検知位置における基材の存否を検知するセンサと、
前記センサの検知結果に基づいて、前記供給部が前記処理媒体の供給を開始するときの前記幅方向の相対位置を決定する決定手段と、
を備え、前記検知位置が、前記供給部から前記供給方向に延びる仮想の線上に設定されていることを第2特徴とする。
これによって、個々の基材の寸法較差に拘わらず、処理媒体を、基材の外周部に確実に当たるようにして供給開始することができる。これによって、処理媒体や処理時間のロスを回避でき、ランニングコストを低減でき、機器寿命の長期化を図ることができる。また、処理の安定性、再現性を十分に確保でき、良好なスループットを確保することができる。
前記決定手段にて決定された相対位置において、前記供給部から前記供給方向に延びる仮想の線上に前記基材の外縁が位置することが好ましい。
これによって、基材の外縁から処理を開始することができる。
前記第2特徴によれば、前記センサによる基材の存否検知位置が、前記供給部から前記供給方向に延びる仮想の線上に設定されていることによって、処理媒体の供給方向に基材外周部が位置するか否かを確実に検知することができる。
前記センサによる基材の存否検知位置を前記仮想の線上から離し、この離間距離を考慮して、基材外周部が前記仮想線上に位置する時の前記供給部の相対位置を算出するようにしてもよい。
前記センサは、非接触センサであることが好ましい。
これによって、基材への影響を回避することができる。非接触センサは、光学式でもよく、電磁気式でもよい。光学式非接触センサは、前記処理位置を挟んで対向配置された発光部と受光部を有する透過型センサであってもよく、発光部と受光部が前記処理位置に対し同じ側に配置された反射型センサであってもよい。
前記支持手段には、前記基材を回転させる回転機構が設けられていることが好ましい。これによって、基材の周方向に処理範囲を延ばし、ひいては基材の全周を処理することができる。
前記センサによる基材の存否検知に際し、前記処理ヘッドの相対位置調節と併行して前記回転機構による前記基材の回転がなされることが好ましい。
これによって、基材を支持手段に設置する際、アライメント誤差があった場合、ずれの方向を前記センサで検知することができる。これによって、基材のアライメント誤差にも対応することができる。
また、本発明は、基材の外周部を一定幅にわたって処理する方法であって、
輻射熱又は反応性ガスからなる処理媒体の供給部を、前記基材に対し該基材の周方向及び厚さ方向と直交する幅方向に相対位置調節する位置調節工程と、
前記位置調節工程と併行して、前記供給部に対して固定されて前記供給部と一体に相対位置調節されるセンサを用いて、前記供給部に対して固定された検知位置における基材の存否を検知する検知工程と、
この検知結果に基づいて、前記位置調節中の供給部から所定の方向に前記基材の外周部が位置するようになったとき、前記供給部から前記処理媒体を前記所定方向に局所的に供給開始する供給開始工程と、
を実行することを第3特徴とする。
また、本発明は、基材の外周部を一定幅にわたって処理する方法であって、
輻射熱又は反応性ガスからなる処理媒体の供給部を、前記基材に対し該基材の周方向及び厚さ方向と直交する幅方向に相対位置調節する位置調節工程と、
前記位置調節工程と併行して、前記供給部に対して固定された検知位置における基材の存否を検知する検知工程と、
この検知結果に基づいて、前記相対位置調節中の供給部から所定の方向に前記基材の外周部が位置するようになったとき、前記供給部から前記処理媒体を前記所定方向に局所的に供給開始する供給開始工程と、
を実行し、前記供給部から前記所定方向に延びる仮想の線上に前記検知位置を設定することを第4特徴とする。
これによって、個々の基材の寸法較差に拘わらず、処理媒体を、基材の外周部に確実に当たるようにして供給開始することができる。これによって、処理媒体や処理時間のロスを回避でき、ランニングコストを低減でき、機器寿命の長期化を図ることができる。また、処理の安定性、再現性を十分に確保でき、良好なスループットを確保することができる。
前記位置調節工程において、前記供給部から前記所定方向に延びる仮想の線が前記基材に外側から接近するようにして、前記供給部が相対位置調節されることが好ましい。前記供給開始工程において、前記仮想線上に前記基材の外縁が位置するようになったとき、前記処理媒体の供給開始がなされることが好ましい。
これによって、処理の効率化を図ることができ、スループットを一層向上させることができる。
前記検知工程と併行して、前記基材を回転させる回転工程を実行することが好ましい。
これによって、基材を支持手段に設置する際、アライメント誤差があった場合、ずれの方向を前記センサで検知することができ、基材のアライメント誤差にも対応することができる。
本発明によれば、個々の基材の寸法較差に拘わらず、処理媒体を、基材の外周部に確実に当たるようにして供給開始することができる。これによって、処理媒体や処理時間のロスを回避でき、ランニングコストを低減でき、機器寿命の長期化を図ることができる。また、処理の安定性、再現性を十分に確保でき、良好なスループットを確保することができる。
以下、本発明の第1実施形態を図面にしたがって説明する。図1の仮想線に示すように、この実施形態の処理対象基材は、例えばシリコン製の半導体ウェハ90である。シリコンウェハ90は、円形の薄板状をなしている。
ウェハ90の外径サイズには種々の規格があり、各サイズの個々のウェハ90には外径較差が存在する。例えば、300mmサイズの場合、外径較差は±0.2mmである。
図6に示すように、ウェハ90の表側面には、半導体装置を構成すべき所要層として例えばlow−k材からなる絶縁層91が形成されている。絶縁層91には配線パターン溝91aが形成されている。この配線パターン溝91a内にCu等からなる配線パターン94が設けられている。
シリコンウェハ90の裏面の外周部には、フロロカーボンの膜93が被膜されている。フロロカーボン膜93は、ウェハ90の周方向の全周にわたるとともに径方向(周方向と直交する方向)に沿う幅を有している。フロロカーボン膜93は、絶縁層91にフォトレジストを被膜して配線パターン溝91aをエッチングにて形成する際、エッチング用ガスに混入させておいたフロロカーボンがウェハの裏側へ回り込んで堆積したものである。フロロカーボンは、エッチングが深さ方向にだけ進行するようにし、エッチングの異方性を確保するための保護材としての機能を果たす。このフロロカーボンは、その後のアッシング工程で上記フォトレジストと一緒に大半が除去されるが、ウェハ90の裏側に回りこんだものは除去しきれず、膜93として残置されてしまう。
本実施形態に係る基材外周処理装置1は、上記ウェハ90の裏面外周部のフロロカーボン膜93を不要物として除去するものである。
図1〜図3に示すように、基材外周処理装置1は、基材支持手段としてのステージ10と、処理ヘッド20を備えている。
ステージ10は、水平な円盤形状をなしている。図2に示すように、ステージ10の垂直な中心軸11には、回転機構50が接続されている。この回転機構50によって、ステージ10が中心軸11のまわりに回転されるようになっている。ステージ10の回転数は、適宜調節可能になっている。
ステージ10の上面10aに、ウェハ90が中心を一致させて水平にセットされるようになっている。ステージ10の上面10aは、基材支持面を構成している。ステージ10の上面10aの直径は、ウェハ90の直径より僅かに小さい。したがって、ウェハ90の外周部がステージ10の外端縁より少し突出されるようになっている。これにより、ウェハ90の裏面外周部のフロロカーボン膜93の全体が露出されるようになっている。該フロロカーボン膜93の径方向内側の縁のすぐ近くにステージ10の外端縁が位置するようになっている。
図6及び図7に示すように、個々のウェハ90の外縁の位置は、外径較差分のばらつきが存在する。図6の実線に示すように、較差がプラスのウェハは、同図の一点鎖線に示す規格どおりのウェハより外縁が突出することになる。また、図7の実線に示すように、較差がマイナスのウェハは、同図の二点鎖線に示す規格どおりのウェハより外縁が引っ込むことになる。
ステージ10の内部は、冷却室となっており、この冷却室に、水や空気等の冷却用媒体が送り込まれるようになっている。これによって、ステージ10を冷却でき、ひいては、ステージ外周上面11bとウェハ90の外周突出部のすぐ内側の部分との接触面を通して、ウェハ90から吸熱できるようになっている。
ステージ10の特に上板の材質には、熱伝導性の良好なもの(例えばアルミ)が用いられている。
ステージ10にフィンを設け、ステージ10の回転によって空気流が起き、ステージ10が空冷されるようになっていてもよい。
図1に示すように、ステージ10の一側部には、処理ヘッド20が配置されている。処理ヘッド20は、容器状のヘッド本体21を有している。図2に示すように、ヘッド本体21のステージ10を向く側部には、開口21aが形成されている。この開口21aを通してステージ10上のウェハ90の外周部がヘッド本体21内に差し入れ可能になっている(図5参照)。
処理ヘッド20には、位置調節機構60が接続されている。この位置調節機構60によって、処理ヘッド20がステージ10の径方向(ステージ10上の基材90の周方向及び厚さ方向と直交する幅方向)に移動され位置調節されるようになっている。
図1〜図3に示すように、処理ヘッド本体21の内部には、レーザ照射ユニット33(輻射熱処理媒体の供給部)と、ガス供給ノズル43と、吸引ノズル44が設けられている。
レーザ光源31(輻射熱光源)から光ファイバケーブル32(熱光線伝送手段)が延び、この光ファイバケーブル32が処理ヘッド20内のレーザ照射ユニット33に接続されている。レーザ光源31は、輻射熱の処理媒体として例えば発光波長808nm〜940nmのLD(半導体)レーザ光を出射するようになっている。レーザ光源31として、LDに限られず、YAG、エキシマ等の種々の形式のものを用いてもよい。
図2に示すように、照射ユニット33は、開口21aより下側に配置され、光軸L33(輻射熱処理媒体の供給方向)が開口21aを向くように斜め上に向けられている。図示は省略するが、照射ユニット33には、凸レンズやシリンドリカルレンズ等の光学素子を含む集光光学系が設けられている。この集光光学系に光ファイバケーブル32の先端部が光学的に接続されている。集光光学系は、光ファイバケーブル32で伝送されて来たレーザを、光軸L33に沿って斜め上に収束照射するようになっている。このレーザ光の焦点P(処理媒体の供給スポット)は、処理ヘッド20の開口21aの略中央部に設定されている。
照射ユニット33は、焦点調節機構や角度調節機構を設けるのが好ましい。
図1に示すように、反応性ガス源41からガス供給路42が延びている。このガス供給路42の下流端が、処理ヘッド20内のガス供給ノズル43に連なっている。反応性ガス源41として、オゾン(O)を生成するオゾナイザーが用いられている。オゾンは、フロロカーボン膜93等の有機膜を除去するのに好適な反応性ガスである。反応性ガス源として、オゾナイザー24に代えて常圧プラズマ放電装置を用い、この常圧プラズマ放電装置の電極間のプラズマ放電空間に酸素を導入し、酸素ラジカル等の酸素系反応性ガスを得ることにしてもよい。
反応性ガスは、上記レーザとは別のもう1つの処理媒体を構成している。
ガス供給ノズル43は、ガラス、アクリル、透明樹脂等の透光性材料にて構成され、管状をなしている。ガス供給ノズル43の口径は、フロロカーボン膜93の幅に対応する大きさになっている。
図3に示すように、ガス供給ノズル43は、ステージ10の上面10aより下に配置されている。ガス供給ノズル43の吹き出し軸L43(反応性ガスからなる処理媒体の供給方向)は、上記照射ユニット33のレーザ供給スポットP付近へ向けて斜めに延び、該スポットP付近においてレーザ光軸L33と略交差している。ガス供給ノズル43の先端開口は、供給スポットPの直近に供給スポットPに向かうようにして配置されている。
図4に示すように、ガス供給ノズル43ひいては該ノズル43からのガス吹き出し方向は、平面視でウェハ90の周方向(接線方向)にほぼ沿うようになっている。
ガス供給ノズル43は、媒体供給部を構成している。
吸引ノズル44は、ガス供給ノズル43と同様の透光性材料にて構成され、管状をなしている。図1および図4に示すように、吸引ノズル44は、平面視でガス供給ノズル43とほぼ一直線に向き合うように配置され、ウェハ90の周方向(接線方向)にほぼ沿うように配置されている。図3に示すように、吸引ノズル44は、ステージ10の上面10aより下に配置され、吸引軸L44が供給スポットPへ向けて斜めに延びている。吸引ノズル44の先端開口は、供給スポットPにほぼ向かうようにして配置されている。
吸引ノズル44から排気路45が延び、排気ポンプ等の排気手段46に連なっている。
ステージ10ひいてはウェハ90の回転方向(例えば平面視時計周り)に沿って、ガス供給ノズル43は上記回転方向の上流側に配置され、吸引ノズル44は上記回転方向の下流側に配置されている。
ノズル21,22の向きや互いの配置関係は適宜設定可能である。
図2に示すように、処理ヘッド本体21のステージ10を向く側部には、光学式の非接触センサからなる基材検知センサ70が設けられている。センサ70は、発光器71と受光器72を有している。発光器71は、開口21aの上縁の近傍に下向きに設置されている。受光器72は、開口21aの下縁の近傍に発光器71と対向するように上向きに設置されている。
図1に示すように、発光器71と受光器72は、平面視でノズル43,44の先端部どうしの間に配置されている。これら発光器71及び受光器72の間にちょうどレーザとオゾンの供給スポットPが配置されている。
発光器71は、受光器72に向けて検知レーザL70を出力するようになっている。発光器71及び受光器72の間にウェハ90等の遮光物が存在しないときは、発光器71からの検知レーザL70が受光器72によって受光される。発光器71及び受光器72の間にウェハ90の外周部が存在するときは、発光器71からの検知レーザL70がウェハ90で遮られ、受光器72には届かなくなる。これにより、発光器71と受光器72の間のスポットP(基材存否検知位置)におけるウェハ90の外周部の存否を検知できるようになっている。
さらに、基材外周処理装置1には、装置全体の動作を統括するコントローラ80(決定手段)が設けられている。コントローラ80は、基材検知センサ70の検知結果に基づいて、照射ユニット33のレーザ出力開始時、及びガス供給ノズル43のオゾン吹き出し開始時における処理ヘッド20の位置を決定するようになっている。
上記構成の基材外周処理装置1は、次のように動作する。
図1及び図2に示すように、処理ヘッド20をステージ10の外側に退避させたうえで、処理すべきウェハ90をステージ10の上面10aに中心が一致するようにアライメントして設置する。ウェハ90はステージ10より大径であるので、ウェハ90の外周部は、ステージ10の径方向外側に突出することになる。しかも、図6及び図7に示すように、個々のウェハ90の外径較差によって外縁の位置が若干ばらつくことになる。
次に、回転機構50によってステージ10ひいてはウェハ90を中心軸11まわりに回転させるとともに、処理ヘッド20をステージ10に接近するように移動させる。このとき、照射ユニット33からのレーザ照射方向に沿う仮想の線L33、及び吹出しノズル43からのオゾン吹出し方向に沿う仮想の線L43は、ウェハ90の外周部に外側から接近する。ひいては、これら仮想線L33,L43上のスポットPがウェハ90の外周部に外側から接近する。(なお、この時点では照射ユニット33からのレーザ照射、及び吹出しノズル43からのオゾン吹出しは実行されていない。)
これと併行して、基材検知センサ70の発光器71から検知レーザL70を出力する。当初、発行器71と受光器72の間には遮光物が無いので、検知レーザL70の全量が受光器72で受光される。
やがて、図4及び図5に示すように、上記仮想の線L33,L43がウェハ90の外縁と交差し、その交差点(処理媒体供給スポットP)がフロロカーボン膜93の外周側の縁に位置するようになる。これと同時に、発光器71と受光器72の間にウェハ90の外縁が入り込み、検知レーザL70がウェハ90によって遮られ、受光器72に届かなくなる。この遮光情報がコントローラ80に入力される。コントローラ80は、この遮光時の処理ヘッド20の位置を処理媒体の出力開始位置として決定し、この位置において照射ユニット33からのレーザ出力を開始させるとともに、ノズル43からのオゾン吹き出しを開始させる。
受光器72による受光量のしきい値を設定しておき、受光量がこのしきい値を下回った時、レーザ出力及びオゾン吹き出しを開始するようにしてもよい。
処理ヘッド20をステージ10に接近・離間させながら受光器72の受光量が急変する位置を読み取った後、処理ヘッド20を当該急変位置に位置させてレーザ出力及びオゾン吹き出しを開始するようにしてもよい。
図6の実線で示すように、プラスの外径較差を有するウェハ90の場合、処理ヘッド20をウェハ90の外周部に外側から近づけていくと、検知レーザL70が、同図の二点鎖線で示す正規寸法のウェハ90より早く遮光される。これに合わせて、レーザ出力及びオゾン吹き出しが早いタイミングで開始される。
図7の実線で示すように、マイナスの外径較差を有するウェハ90の場合、検知レーザL70が、同図の二点鎖線で示す正規寸法のウェハ90より遅く遮光され、レーザ出力及びオゾン吹き出しが遅いタイミングで開始される。
これによって、ウェハ90の外径較差に拘わらず、レーザLを、出力開始当初からウェハ外周のフロロカーボン膜93の外縁に局所照射されるようにすることができる。また、オゾンを、吹き出し開始当初からフロロカーボン膜93の外縁の上記レーザ照射された箇所に吹き付けることができる。この結果、レーザ及びオゾンの無駄を防止でき、ランニングコストを低減できるだけでなく、レーザ照射装置等の寿命を長くすることができる。また、処理ヘッド20をウェハ90に接近させるのと同時併行してウェハ90の外縁を検知し、検知と同時に処理媒体(レーザ及びオゾン)の出力を開始するので、処理の効率化を図ることができ、スループットを大きく向上させることができる。さらには、処理の安定性、再現性を十分に確保することができる。
また、図8に示すように、ウェハ90のステージ10に対するアライメントに誤差があっても、回転機構50にてウェハ90を回転させることによって、ウェハ外周部の最も突出した箇所95がスポットPを横切るのを基材検知センサ70で検知することができ、このタイミングでレーザ出力及びオゾン吹き出しを開始するようにすることができる。これによって、ウェハ90のアライメント誤差にも対応することができる。
フロロカーボン膜93のレーザ照射箇所は、局所的かつ瞬間的に高温加熱される。この高温化された箇所にオゾンが接触することにより、フロロカーボンの反応が起き、除去される。処理済みのオゾン及び反応副生成物は、吸引ノズル44によって吸引され排出される。
ウェハ90の回転により、フロロカーボン膜93の外縁部分を全周にわたって除去できる。
ウェハ90が1回〜複数回、回転するごとに、処理ヘッド20をステージ10の中心へ向けて少しずつ変移させる。そして、図9に示すように、レーザ及びオゾンの供給開始後の中心方向への移動距離が少なくともフロロカーボン膜93の幅に相当する大きさになるまで処理ヘッド20をスライドさせていく。これにより、フロロカーボン膜93の全体を除去することができる。
ウェハ90にアライメント誤差がある場合は、ウェハ外周部の上記最突出箇所95から180度離れた箇所(最も引っ込んだ箇所)がスポットPを横切るようになった位置からフロロカーボン膜93の幅に相当する距離だけステージ10の中心方向へスライドした位置まで処理を行なうのが好ましい。
その後、処理ヘッド20をウェハ90より半径外側に退避させ、処理済みのウェハ90を取り出す。
本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、種々の改変をなすことができる。
例えば、処理媒体として、ガス供給ノズル43を省略し、反応性ガス雰囲気下でレーザLをスポット照射することにより不要物除去を行なうことにしてもよい。
処理媒体としての輻射熱光線は、レーザに限られず、赤外線を用いてもよい。
処理媒体としての反応性ガスは、オゾンに限られず、酸素ガス(O)を用いてもよく、プラズマ放電にて生成した酸素プラズマを用いてもよい。酸素系ガスに代えて、CF等のフッ素系ガスを用いてもよく、フッ素系ガスをプラズマ放電でプラズマ化したものを用いてもよい。
除去対象の不要物93は、フロロカーボンに限られず、それ以外の有機物の他、無機物であってもよい。
不要物93の状態は、膜に限られず粉体等であってもよい。
不要物93は、ウェハ90の裏面外周部にではなくウェハ90の外端面に設けられていてもよく、或いは、ウェハ90の裏面外周部だけではなくウェハ90の外端面から裏面外周部に跨って設けられていてもよい。さらには、ウェハ90の上面(表側面)の外周部に設けられていてもよい。不要物93がウェハ上面の外周部に設けられている場合、レーザ等の輻射熱光線やオゾン等の反応性ガスは、ウェハ90の上側から供給されるようにするのが好ましい。
処理ヘッド20は、ステージ10に対し相対的に位置調節されるようになっていればよく、処理ヘッド20が固定され、これに対しステージ10が接近・離間するようになっていてもよい。
基材検知センサ70は、供給部33,43からの処理媒体の供給方向L33,L43に対するウェハ90の相対位置を検知するものであればよく、必ずしも供給方向L33,L43上におけるウェハ90の存否を検知するものに限られない。例えば、供給方向L33,L43に沿う仮想の線よりステージ10の中心側にずれた位置でウェハ90を検知するようになっていてもよい。コントローラ80(タイミング決定手段)は、この検知結果に基づいて、供給方向L33,L43に沿う仮想の線がウェハ90の外縁とクロスするときの処理ヘッド20の位置を算出し、その算出位置に処理ヘッド20を位置させ(或いは処理ヘッド20がその算出位置に達した時)、レーザやオゾン等の処理媒体の供給を開始するように制御することにするとよい。
基材検知センサ70として、発光器と受光器を基材に対し同じ側に配置した反射型の光学センサを用いてもよい。
さらに基材検知センサ70として、CCDを用いてもよく、ファイバセンサを用いてもよい。
基材は、ウェハに限られず、例えば液晶テレビやプラズマテレビ等のフラットパネルディスプレイ用の基板であってもよい。
本発明は、例えば半導体基板や液晶用基板の製造において、基板外周部の不要物を除去するのに適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る基材外周処理装置の概略構成を、処理ヘッドが退避位置の状態で示す平面図である。 上記基材外周処理装置を、ウェハがセットされ、処理ヘッドが退避位置に在る状態で示す平面図である。 上記基材外周処理装置の側面図である。 上記基材外周処理装置を、レーザ及びオゾンの供給を開始する時点の状態で示す平面図である。 上記基材外周処理装置を、レーザ及びオゾンの供給開始時点の状態で示す正面図である。 上記レーザ及びオゾンの供給開始時点の供給スポットの周辺を、ウェハ及び被膜の厚さを誇張して示す正面拡大断面図であり、二点鎖線はウェハが正規の外径寸法を有する場合であり、実線はウェハがプラスの外径較差を有する場合である。 上記レーザ及びオゾンの供給開始時点の供給スポットの周辺を、ウェハ及び被膜の厚さを誇張して示す正面拡大断面図であり、二点鎖線はウェハが正規の外径寸法を有する場合であり、実線はウェハがマイナスの外径較差を有する場合である。 処理装置がアライメント誤差に対応する様子を示す平面図である。 ウェハの外周処理時の基材外周処理装置を、処理が終了する段階で示す正面図である。
符号の説明
1 基材外周処理装置
10 ステージ(基材支持手段)
10a ステージ上面(支持面)
11 中心軸
20 処理ヘッド
21 ヘッド本体
21a 開口
31 レーザ光源(輻射熱光源)
32 光ファイバケーブル(熱光線伝送手段)
33 照射ユニット(輻射熱(処理媒体)の供給部)
41 反応性ガス源
42 ガス供給路
43 ガス供給ノズル(反応性ガス(処理媒体)の供給部)
44 吸引ノズル
45 排気路
46 排気手段
50 回転機構
60 位置調節機構
70 基材検知センサ
71 発光器
72 受光器
80 コントローラ(決定手段)
90 ウェハ(基材)
91 絶縁層
91a 配線パターン溝
93 フロロカーボン膜
94 配線パターン
P スポット(センサによる基材の存否検知位置、処理媒体の供給位置)
L レーザ(輻射熱、処理媒体)
33 レーザ光軸(輻射熱処理媒体の供給方向に延びる仮想の線)
43 オゾン吹出し軸(反応性ガス(処理媒体)の供給方向に延びる仮想の線)
70 検知レーザ

Claims (9)

  1. 基材の外周部を一定幅にわたって処理する装置であって、
    前記基材を支持する支持手段と、
    輻射熱又は反応性ガスからなる処理媒体を、所定の供給方向に向けて局所的に供給する供給部と、
    前記供給部を、前記支持手段に支持された基材に対し該基材の周方向及び厚さ方向と直交する幅方向に相対位置調節する位置調節機構と、
    検知位置における基材の存否を検知するセンサと、
    前記センサの検知結果に基づいて、前記供給部が前記処理媒体の供給を開始するときの前記幅方向の相対位置を決定する決定手段と、
    を備え、前記センサひいては前記検知位置が、前記供給部に対して固定され、かつ前記位置調節機構によって前記供給部と一体に相対位置調節されることを特徴とする基材外周処理装置。
  2. 基材の外周部を一定幅にわたって処理する装置であって、
    前記基材を支持する支持手段と、
    輻射熱又は反応性ガスからなる処理媒体を、所定の供給方向に向けて局所的に供給する供給部と、
    前記供給部を、前記支持手段に支持された基材に対し該基材の周方向及び厚さ方向と直交する幅方向に相対位置調節する位置調節機構と、
    前記供給部に対して固定された検知位置における基材の存否を検知するセンサと、
    前記センサの検知結果に基づいて、前記供給部が前記処理媒体の供給を開始するときの前記幅方向の相対位置を決定する決定手段と、
    を備え、前記検知位置が、前記供給部から前記供給方向に延びる仮想の線上に設定されていることを特徴とする基材外周処理装置。
  3. 前記決定手段にて決定された相対位置において、前記供給部から前記供給方向に延びる仮想の線上に前記基材の外縁が位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の基材外周処理装置。
  4. 前記センサが、非接触センサであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の基材外周処理装置。
  5. 前記支持手段には、前記基材を回転させる回転機構が設けられており、
    前記センサによる基材の存否検知に際し、前記処理ヘッドの相対位置調節と併行して前記回転機構による前記基材の回転がなされることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の基材外周処理装置。
  6. 基材の外周部を一定幅にわたって処理する方法であって、
    輻射熱又は反応性ガスからなる処理媒体の供給部を、前記基材に対し該基材の周方向及び厚さ方向と直交する幅方向に相対位置調節する位置調節工程と、
    前記位置調節工程と併行して、前記供給部に対して固定されて前記供給部と一体に相対位置調節されるセンサを用いて、前記供給部に対して固定された検知位置における基材の存否を検知する検知工程と、
    この検知結果に基づいて、前記相対位置調節中の供給部から所定の方向に前記基材の外周部が位置するようになったとき、前記供給部から前記処理媒体を前記所定方向に局所的に供給開始する供給開始工程と、
    を実行することを特徴とする基材外周処理方法。
  7. 基材の外周部を一定幅にわたって処理する方法であって、
    輻射熱又は反応性ガスからなる処理媒体の供給部を、前記基材に対し該基材の周方向及び厚さ方向と直交する幅方向に相対位置調節する位置調節工程と、
    前記位置調節工程と併行して、前記供給部に対して固定された検知位置における基材の存否を検知する検知工程と、
    この検知結果に基づいて、前記相対位置調節中の供給部から所定の方向に前記基材の外周部が位置するようになったとき、前記供給部から前記処理媒体を前記所定方向に局所的に供給開始する供給開始工程と、
    を実行し、前記供給部から前記所定方向に延びる仮想の線上に前記検知位置を設定することを特徴とする基材外周処理方法。
  8. 前記位置調節工程において、前記供給部から前記所定方向に延びる仮想の線が前記基材に外側から接近するようにして、前記供給部が相対位置調節され、
    前記供給開始工程において、前記仮想線上に前記基材の外縁が位置するようになったとき、前記処理媒体の供給開始がなされることを特徴とする請求項6又は7に記載の基材外周処理方法。
  9. 前記検知工程と併行して、前記基材を回転させる回転工程を実行することを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載の基材外周処理方法。
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