JP2007018413A - レイアウト装置及びレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法 - Google Patents

レイアウト装置及びレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レイアウト後のコンテンツ及びそのレイアウト領域を、各ページ毎に又は各ページ間毎に、これらに対応するレイアウト領域におけるレイアウトの均整を損なわずに自動的に指定ページ数にページ分割するのに好適なレイアウト装置およびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を提供する。
【解決手段】レイアウト装置100を、レイアウト領域及びコンテンツの幅又は高さを伸張又は圧縮する伸縮処理部12と、設定されたページ区切り位置の中から選択したページ区切り位置と判断用情報とに基づき、仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断する仮想ページ区切り位置設定判断部15と、仮想ページ区切り位置に対応するコンテンツをレイアウト全体及び各ページのコンテンツの配置関係を維持しながら選択したページ区切り位置でページ分けされるレイアウト領域に対応するサイズとなるように再レイアウトする再レイアウト部18とを含んだ構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文書や画像等の掲載情報をレイアウトする装置およびプログラム、並びに方法に係り、特に、レイアウト後のコンテンツ及びそのレイアウト領域を、各ページ毎に又は各ページ間毎に、これらに対応するレイアウト領域におけるレイアウトの均整を損なわずに指定ページ数にページ分割するのに好適なレイアウト装置およびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法に関する。
従来、文書データや画像データ等を含む複数のディジタルコンテンツをレイアウト領域にレイアウトした後に、当該レイアウト後のディジタルコンテンツ及びレイアウト領域からなるレイアウト全体のサイズを、印刷する紙面のサイズに合わせたり、レイアウト全体をページ分割したりするなどの理由から、レイアウト全体の均整が崩れないようにレイアウト全体のサイズ等を変更をしたいという場合がある。このように、一度レイアウトされたものを均整が崩れないように変更する技術として、例えば、特許文献1に開示されている弾性を有するグラフィック・オブジェクトのマルチ・パス・レイアウトがある。
特許文献1に記載された従来例においては、グラフィック・オブジェクトのレイアウトを処理するために、グラフィック・オブジェクトに対し弾性データ構造を設定して、最小且つ望ましいサイズ、伸長特性、および圧縮特性を定義している。そして、テキストブロックの望ましい幅と圧縮度は、そのテキスト・ブロックのテキスト量の関数になっている。更に、複合のグラフィック・オブジェクトは、コンポーネントの相対的弾力性に依存する加算および最大オペレーションを通して、それらのコンポーネントから計算される弾性特性を含んでいる。また、グラフィック・オブジェクトのデフォルトの幅または高さの基本設定値はオーバーライド(更新)できるようになっている。これにより、特定の表示関係を維持しながら、グラフィック・オブジェクト内の表示特性を変化させることができる。
また、従来、TeXと呼ばれるテキスト・フォーマットプログラムがある(非特許文献1参照)。TeXには、グルー(glue)と呼ばれる仕組みがあり、このグルーは、例えば単語と単語との間の空白を設定でき、そのままの(自然な)空白と、伸長度、縮小度の3つの属性をもっている。そして、そのままの空白を、設定された伸長度又は縮小度に基づき、空白を構成するユニット数を減数又は増数させることによって、空白のサイズを伸長又は縮小することができる。このグルーを用いることで、各ページの右側のマージンを揃えたり、伸長度、縮小度の設定値を変更することで文章の「右揃え」等を行うことができる。
特表2003−506769号公報 TEX(テック)ブック−コンピュータによる組版システム アスキー・電子出版シリーズ(ISBN: 4756100104 ; (1989/10) )
しかしながら、上記特許文献1及び非特許文献1の従来技術においては、複数ページにわたるレイアウトを行う場合に、連続的に複数ページにレイアウトを行なって結果としてページに分割するか、人手により予め各ページにコンテンツを分割する必要があり、レイアウト全体の均整のとれたページ分割を自動で行うことは難しかった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、レイアウト後のコンテンツ及びそのレイアウト領域を、各ページ毎に又は各ページ間毎に、これらに対応するレイアウト領域におけるレイアウトの均整を損なわずに指定ページ数に自動的にページ分割するのに好適なレイアウト装置およびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を提供することを目的としている。
〔形態1〕 上記目的を達成するために、形態1のレイアウト装置は、
レイアウト領域にレイアウトされた複数のコンテンツがそのレイアウト領域を含め、当該レイアウト領域及び前記複数のコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮可能な弾性データ構造を有してなる弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツ及び前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮して前記複数のコンテンツの再レイアウトを行うレイアウト装置であって、
前記弾性レイアウトデータを取得する弾性レイアウトデータ取得手段と、
少なくとも前記再レイアウト後のページ数及びページサイズを含むページ情報を指定するページ情報指定手段と、
前記指定されたページ情報及び前記弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方、並びに前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を、前記ページ情報に応じたサイズに伸長又は圧縮する伸縮手段と、
前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域を、前記指定されたページ数に等分するページ区切り位置を設定するページ区切り位置設定手段と、
前記設定されたページ区切り位置を、所定の順番で選択するページ区切り位置選択手段と、
前記選択したページ区切り位置と重なる位置にコンテンツがあるときに、当該選択したページ区切り位置と前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置との位置関係に基づき、当該選択したページ区切り位置が前記レイアウト領域における前記コンテンツとは重ならなくなる空白領域の位置に、仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断する仮想ページ区切り位置設定判断手段と、
前記仮想ページ区切り位置設定判断手段の判断結果に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定する仮想ページ区切り位置設定手段と、
前記設定された仮想ページ区切り位置でページ分けされるレイアウト領域に含まれるコンテンツのサイズが、前記選択したページ区切り位置でページ分けされた各レイアウト領域に対応するサイズとなるように、当該コンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮すると共に、各コンテンツ間の配置関係が維持されるように該当するコンテンツを再レイアウトする再レイアウト手段と、を備えることを特徴としている。
このような構成であれば、弾性レイアウトデータ取得手段によって、レイアウト領域にレイアウトされた複数のコンテンツがそのレイアウト領域を含め、当該レイアウト領域及び前記複数のコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮可能な弾性データ構造を有してなる弾性レイアウトデータを取得することが可能であり、ページ情報指定手段によって、少なくとも前記再レイアウト後のページ数及びページサイズを含むページ情報を指定することが可能である。
更に、伸縮手段によって、前記指定されたページ情報及び前記弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方、並びに前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を、前記ページ情報に応じたサイズに伸長又は圧縮することが可能であり、ページ区切り位置設定手段によって、前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域を、前記指定ページ数に等分するページ区切り位置を設定することが可能である。
更に、ページ区切り位置選択手段によって、前記設定されたページ区切り位置を、所定の順番で選択することが可能であり、仮想ページ区切り位置設定判断手段によって、前記選択したページ区切り位置と重なる位置にコンテンツがあるときに、当該選択したページ区切り位置と前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置との位置関係に基づき、当該選択したページ区切り位置が前記レイアウト領域における前記コンテンツとは重ならなくなる空白領域の位置に、仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することが可能であり、仮想ページ区切り位置設定手段によって、前記仮想ページ区切り位置設定判断手段の判断結果に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定することが可能である。
更に、再レイアウト手段によって、前記設定された仮想ページ区切り位置でページ分けされるレイアウト領域に含まれるコンテンツのサイズが、前記選択したページ区切り位置でページ分けされた各レイアウト領域に対応するサイズとなるように、当該コンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮すると共に、各コンテンツ間の配置関係が維持されるように該当するコンテンツを再レイアウトすることが可能である。
従って、レイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方、並びに前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方が伸長又は圧縮された後のレイアウト領域に対して、これを指定ページ数で等分するページ区切り位置が設定され、更に、前記設定されたページ区切り位置とコンテンツの位置とが重なっているときに、前記設定されたページ区切り位置と前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置との位置関係に基づいて、仮想ページ区切り位置が設定され、更に、設定された仮想ページ区切り位置でページ分けされた各レイアウト領域に含まれるコンテンツのサイズを、選択したページ区切り位置でページ分けされる各ページのレイアウト領域に対応するサイズとなるように、各コンテンツのサイズを伸張又は圧縮して、選択したページ区切り位置と重なっていたコンテンツが、当該選択したページ区切り位置でページ分けされるレイアウト領域に収まるようにでき、且つ各コンテンツ間の配置関係が維持されるように該当するコンテンツを再レイアウトするので、位置関係による判断処理をレイアウト全体及び各ページのレイアウトの均整を損なわないように適切に行うことで、予め各ページにコンテンツを分割することなく、均整のとれたレイアウトで簡易に指定したページ数にページ区切りを行うことができると共に、指定したページサイズに再レイアウトできるという効果が得られる。
ここで、上記レイアウトの言葉の意味としては、配置するといった意味の他、掲載記事の組み方・字の大きさ・図版の位置などを指定するいわゆるわりつけの意味も含む。以下、形態13のレイアウトプログラム、および形態25のレイアウト方法において同じである。
また、上記コンテンツには、文字情報(表なども含む)、画像情報その他の情報が含まれる。以下、形態13のレイアウトプログラム、および形態25のレイアウト方法において同じである。
また、上記レイアウトとは、例えば、画面上に表示することを目的としてコンテンツをレイアウトする場合にはその表示レイアウトを、紙面上に印刷することを目的としてコンテンツをレイアウトする場合にはその印刷レイアウトをいう。以下、形態13のレイアウトプログラム、および形態25のレイアウト方法において同じである。
〔形態2〕 更に、形態2のレイアウト装置は、形態1のレイアウト装置において、
前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記ページ区切り位置設定手段によって設定されたページ区切り位置と、前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置とが所定距離以内のときに、前記仮想ページ区切り位置を、前記所定距離以内にある空白領域の位置に設定すると判断することを特徴としている。
このような構成であれば、前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記ページ区切り位置設定手段によって設定されたページ区切り位置と、前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置とが所定距離以内のときに、前記仮想ページ区切り位置を、前記所定距離以内にある空白領域の位置に設定すると判断することが可能である。
従って、ページ区切り位置と空白領域との距離によって、仮想ページ区切り位置を、例えば、距離が極端に離れている空白領域の位置には設定させないようにし、そうでない場合は、空白領域の位置に設定するようにすることで、均整のとれたレイアウトで指定したページ数にページ区切りを行うことができるという効果が得られる。
〔形態3〕 更に、形態3のレイアウト装置は、形態1のレイアウト装置において、
前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記所定距離以内に複数の空白領域が位置するときに、最も近い空白領域の位置に、前記仮想ページ区切り位置を設定すると判断することを特徴としている。
このような構成であれば、例えば、ページ区切り位置から少しだけ他のページにはみ出しているようなコンテンツを、ページ内に引き込んで再レイアウトを行うこと等が可能となるので、均整のとれたレイアウトで指定したページ数にページ区切りを行うことができるという効果が得られる。
〔形態4〕 さらに、形態4のレイアウト装置は、形態2又は3のレイアウト装置において、
前記ページ情報は、再レイアウト後のページ構成情報を含み、
前記所定距離は、前記ページ構成情報に基づき、各ページ区切り位置毎に設定され、各ページ区切り位置に対するページ構成内容に応じた距離であることを特徴としている。
このような構成であれば、特別なページ構成でページ区切りを行うようなときに、無理のない再レイアウトを行わせることができるので、均整のとれたレイアウトで指定したページ数にページ区切りを行うことができるという効果が得られる。
〔形態5〕 更に、形態5のレイアウト装置は、形態4のレイアウト装置において、
前記各ページ区切り位置に対するページ構成内容として、当該ページ区切り位置がページめくりを伴うページ間に位置する第1構成内容と、前記ページ区切り位置が見開きページを構成するページ間に位置する第2構成内容とがあり、前記所定距離は、前記第1構成内容の方が前記第2構成内容よりも大きくなるように設定することを特徴としている。
このような構成であれば、ページめくりを伴うページに対応するページ区切り位置に対しては仮想ページ区切り位置を設定しやすくできるので、選択したページ区切り位置から少しだけ他のページにはみ出しているようなコンテンツをページ内に引き込みやすくでき、これによりページめくりを伴って2ページにわたってレイアウトされると見にくくなるようなコンテンツが1ページに納まりやすくなるので、内容が読みやすく均整のとれたレイアウトで指定したページ数にページ区切りを行うことができるという効果が得られる。
〔形態6〕 更に、形態6のレイアウト装置は、形態1のレイアウト装置において、
前記レイアウト領域にレイアウトされた複数のコンテンツのそれぞれに対して、これらの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮するのに要する変形力の情報が予め設定されており、
前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記位置関係情報及び前記変形力の情報に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することを特徴としている。
このような構成であれば、位置関係情報に加え、複数のコンテンツに設定された変形力を考慮して仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断できるので、例えば、変形させたくないコンテンツに対して大きな変形力を必要とする変形力情報を設定し、変形力の大きいコンテンツが変形し難くなるようにすることで、均整がとれ且つ元のレイアウト内容をなるべく維持した再レイアウト内容で指定したページ数にページ区切りを行うことができるという効果が得られる。
〔形態7〕 更に、形態7のレイアウト装置は、形態6のレイアウト装置において、
前記複数のコンテンツにおける、幅又は高さ方向の少なくとも一方に隣り合う各コンテンツ間と、前記コンテンツと幅又は高さ方向の少なくとも一方に隣り合うレイアウト領域の端部との間とに対して、これらの間をそれぞれ伸長又は圧縮するのに要する変形力の情報が予め設定されており
前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記位置関係情報及び前記変形力の情報に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することを特徴としている。
このような構成であれば、位置関係及び各コンテンツの変形力に加え、各コンテンツ間の変形力、及びレイアウト領域端部とコンテンツとの間の変形力を考慮して仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断できるので、例えば、変形させたくないコンテンツ、各コンテンツ間、コンテンツとレイアウト領域端部との間に対して大きな変形力を必要とする変形力情報を設定し、これら変形力の大きいものが変形し難くなるような判断処理を行わせることで、均整がとれ且つより元のレイアウト内容に沿ったレイアウトで指定したページ数にページ区切りを行うことができるという効果が得られる。
〔形態8〕 更に、形態8のレイアウト装置は、形態6のレイアウト装置において、
前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記変形力の情報に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定した場合に、当該仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページに対応するコンテンツのサイズが前記選択したページ区切り位置でページ分けされた各レイアウト領域に対応するサイズとなるように、前記仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページにレイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮するのに必要な合成変形力を算出し、当該算出した合成変形力に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することを特徴としている。
このような構成であれば、例えば、選択ページ区切り位置から所定距離内に、仮想ページ区切り位置を設定する2つの空白領域の候補があった場合に、一方の空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を設定した場合と、他方の空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を設定した場合とで、仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページの各コンテンツ、各コンテンツ間及びコンテンツとレイアウト領域端部との間の変形力の少なくとも一つに対して、それら全ての変形力を合成(例えば、変形力の総和を算出)した合成変形力を比較し、例えば、合成変形力の小さくなる方の空白領域の位置に優先して仮想ページ区切り位置を設定するようにすることで、均整がとれ且つより元のレイアウト内容に沿ったレイアウトで指定したページ数にページ区切りを行うことができるという効果が得られる。
〔形態9〕 更に、形態9のレイアウト装置は、形態8のレイアウト装置において、
前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記算出した合成変形力が所定力以下のときに、前記仮想ページ区切り位置を、前記所定力以下に対応する空白領域の位置に設定すると判断することを特徴としている。
このような構成であれば、仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページの各コンテンツ、各コンテンツ間及びコンテンツとレイアウト領域端部との間の変形力の少なくとも一つに対してそれら全ての変形力を合成(例えば、変形力の総和)した合成変形力が所定力以下のときに、当該所定力以下となる空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を設定することが可能であるので、所定力を適切な値に設定することで、均整がとれ且つより元のレイアウト内容に沿ったレイアウトで指定したページ数にページ区切りを行うことができるという効果が得られる。
〔形態10〕 更に、形態10のレイアウト装置は、形態9のレイアウト装置において、
前記ページ情報は、再レイアウト後のページ構成情報を含み、
前記所定力は、前記ページ構成における、各ページ構成内容の種類毎に設定された力であることを特徴としている。
このような構成であれば、特別なページ構成でページ区切りを行うようなときに、ユーザの要望に沿った無理のない再レイアウトを行わせることができるので、均整のとれ且つよりユーザの要望に沿ったレイアウトで指定したページ数にページ区切りを行うことができるという効果が得られる。
〔形態11〕 更に、形態11のレイアウト装置は、形態10のレイアウト装置において、
前記ページ構成内容の種類として、前記選択したページ区切り位置がページめくりを伴うページ間に位置する第1構成内容と、当該ページ区切り位置が見開きページを構成するページ間に位置する第2構成内容とがあり、
前記所定力を、前記第1構成内容の方が前記第2構成内容よりも大きくなるように設定したことを特徴としている。
このような構成であれば、ページめくりを伴うページに対応するページ区切り位置に対して仮想ページ区切り位置を設定しやすくできるので、選択したページ区切り位置から少しだけ他のページにはみ出しているようなコンテンツをページ内に引き込みやすくでき、これによりページめくりを伴って2ページにわたってレイアウトされると見にくくなるようなコンテンツが1ページに納まりやすくなるので、均整のとれ且つより元のレイアウト内容に沿ったレイアウトで指定したページ数にページ区切りを行うことができるという効果が得られる。
〔形態12〕 更に、形態12のレイアウト装置は、形態9乃至11のいずれか1のレイアウト装置において、
前記変形力情報はバネ定数を含み、
前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記設定されたページ区切り位置を変更する場合に、前記バネ定数と、前記選択したページ区切り位置と仮想ページ区切り位置との間の距離とに基づき、前記合成変形力を算出することを特徴としている。
このような構成であれば、各コンテンツ、各コンテンツ間及びコンテンツとレイアウト領域端部との間の変形力を、弾性体であるバネの変形力で適切に表すことができると共に、選択したページ区切り位置でページ分けされる各レイアウト領域に対するバネ定数と、当該選択したページ区切り位置とこれに対する仮想ページ区切り位置との間の距離とから、簡易に合成変形力を算出することができるという効果が得られる。
〔形態13〕 一方、上記目的を達成するために、形態13のレイアウトプログラムは、 レイアウト領域にレイアウトされた複数のコンテンツがそのレイアウト領域を含め、当該レイアウト領域及び前記複数のコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮可能な弾性データ構造を有してなる弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツ及び前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮して前記複数のコンテンツの再レイアウトを行うのに使用するレイアウトプログラムであって、
前記弾性レイアウトデータを取得する弾性レイアウトデータ取得ステップと、
少なくとも前記再レイアウト後のページ数及びページサイズを含むページ情報を指定するページ情報指定ステップと、
前記指定されたページ情報及び前記弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方、並びに前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を、前記ページ情報に応じたサイズに伸長又は圧縮する伸縮ステップと、
前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域を、前記指定されたページ数に等分するページ区切り位置を設定するページ区切り位置設定ステップと、
前記設定されたページ区切り位置を、所定の順番で選択するページ区切り位置選択ステップと、
前記選択したページ区切り位置と重なる位置にコンテンツがあるときに、当該選択したページ区切り位置と前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置との位置関係に基づき、当該選択したページ区切り位置が前記レイアウト領域における前記コンテンツとは重ならなくなる空白領域の位置に、仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断する仮想ページ区切り位置設定判断ステップと、
前記仮想ページ区切り位置設定判断手段の判断結果に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定する仮想ページ区切り位置設定ステップと、
前記設定された仮想ページ区切り位置でページ分けされるレイアウト領域に含まれるコンテンツのサイズが、前記選択したページ区切り位置でページ分けされた各レイアウト領域に対応するサイズとなるように、当該コンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮すると共に、各コンテンツ間の配置関係が維持されるように該当するコンテンツを再レイアウトする再レイアウトステップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含むことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態1のレイアウトプログラムと同等の作用効果が得られる。
〔形態14〕 更に、形態14のレイアウトプログラムは、形態13のレイアウトプログラムにおいて、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記ページ区切り位置設定ステップにおいて設定されたページ区切り位置と、前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置とが所定距離以内のときに、前記仮想ページ区切り位置を、前記所定距離以内にある空白領域の位置に設定すると判断することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態2のレイアウトプログラムと同等の作用効果が得られる。
〔形態15〕 更に、形態15のレイアウトプログラムは、形態13のレイアウトプログラムにおいて、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記所定距離以内に複数の空白領域が位置するときに、最も近い空白領域の位置に、前記仮想ページ区切り位置を設定すると判断することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態3のレイアウトプログラムと同等の作用効果が得られる。
〔形態16〕 更に、形態16のレイアウトプログラムは、形態14又は15のレイアウトプログラムにおいて、
前記ページ情報は、再レイアウト後のページ構成情報を含み、
前記所定距離は、前記ページ構成情報に基づき、各ページ区切り位置毎に設定され、各ページ区切り位置に対するページ構成内容に応じた距離であることを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態4のレイアウトプログラムと同等の作用効果が得られる。
〔形態17〕 更に、形態17のレイアウトプログラムは、形態16のレイアウトプログラムにおいて、
前記各ページ区切り位置に対するページ構成内容として、当該ページ区切り位置がページめくりを伴うページ間に位置する第1構成内容と、前記ページ区切り位置が見開きページを構成するページ間に位置する第2構成内容とがあり、前記所定距離は、前記第1構成内容の方が前記第2構成内容よりも大きくなるように設定されることを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態5のレイアウトプログラムと同等の作用効果が得られる。
〔形態18〕 更に、形態18のレイアウトプログラムは、形態13のレイアウトプログラムにおいて、
前記レイアウト領域にレイアウトされた複数のコンテンツのそれぞれに対して、これらの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮するのに要する変形力の情報が予め設定されており、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記位置関係情報及び前記変形力の情報に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態6のレイアウトプログラムと同等の作用効果が得られる。
〔形態19〕 更に、形態19のレイアウトプログラムは、形態18のレイアウトプログラムにおいて、
前記複数のコンテンツにおける、幅又は高さ方向の少なくとも一方に隣り合う各コンテンツ間と、前記コンテンツと幅又は高さ方向の少なくとも一方に隣り合うレイアウト領域の端部との間とに対して、これらの間をそれぞれ伸長又は圧縮するのに要する変形力の情報が予め設定されており
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記位置関係情報及び前記変形力の情報に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態7のレイアウトプログラムと同等の作用効果が得られる。
〔形態20〕 更に、形態20のレイアウトプログラムは、形態18のレイアウトプログラムにおいて、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記変形力の情報に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定した場合に、当該仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページに対応するコンテンツのサイズが前記選択したページ区切り位置でページ分けされた各レイアウト領域に対応するサイズとなるように、前記仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページにレイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮するのに必要な合成変形力を算出し、当該算出した合成変形力に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態8のレイアウトプログラムと同等の作用効果が得られる。
〔形態21〕 更に、形態21のレイアウトプログラムは、形態20のレイアウトプログラムにおいて、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記算出した合成変形力が所定力以下のときに、前記仮想ページ区切り位置を、前記所定力以下に対応する空白領域の位置に設定すると判断することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態9のレイアウトプログラムと同等の作用効果が得られる。
〔形態22〕 更に、形態22のレイアウトプログラムは、形態20のレイアウトプログラムにおいて、
前記ページ情報は、再レイアウト後のページ構成情報を含み、
前記所定力は、前記ページ構成における、各ページ構成内容の種類毎に設定された力であることを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態10のレイアウトプログラムと同等の作用効果が得られる。
〔形態23〕 更に、形態23のレイアウトプログラムは、形態22のレイアウトプログラムにおいて、
前記ページ構成内容の種類として、前記選択したページ区切り位置がページめくりを伴うページ間に位置する第1構成内容と、当該ページ区切り位置が見開きページを構成するページ間に位置する第2構成内容とがあり、
前記所定力を、前記第1構成内容の方が前記第2構成内容よりも大きくなるように設定したことを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態11のレイアウトプログラムと同等の作用効果が得られる。
〔形態24〕 更に、形態24のレイアウトプログラムは、形態21乃至23のいずれか1のレイアウトプログラムにおいて、
前記変形力情報はバネ定数を含み、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記設定されたページ区切り位置を変更する場合に、前記バネ定数と、前記選択したページ区切り位置と仮想ページ区切り位置との間の距離とに基づき、前記合成変形力を算出することを特徴としている。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態12のレイアウトプログラムと同等の作用効果が得られる。
〔形態25〕 一方、上記目的を達成するために、形態25のレイアウト方法は、
レイアウト領域にレイアウトされた複数のコンテンツがそのレイアウト領域を含め、当該レイアウト領域及び前記複数のコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮可能な弾性データ構造を有してなる弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方、並びに前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮して前記複数のコンテンツの再レイアウトを行うのに使用するレイアウト方法であって、
前記弾性レイアウトデータを取得する弾性レイアウトデータ取得ステップと、
少なくとも前記再レイアウト後のページ数及びページサイズを含むページ情報を指定するページ情報指定ステップと、
前記指定されたページ情報及び前記弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方、並びに前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を、前記ページ情報に応じたサイズに伸長又は圧縮する伸縮ステップと、
前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域を、前記指定されたページ数に等分するページ区切り位置を設定するページ区切り位置設定ステップと、
前記設定されたページ区切り位置を、所定の順番で選択するページ区切り位置選択ステップと、
前記選択したページ区切り位置と重なる位置にコンテンツがあるときに、当該選択したページ区切り位置と前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置との位置関係に基づき、当該選択したページ区切り位置が前記レイアウト領域における前記コンテンツとは重ならなくなる空白領域の位置に、仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断する仮想ページ区切り位置設定判断ステップと、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップの判断結果に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定する仮想ページ区切り位置設定ステップと、
前記設定された仮想ページ区切り位置でページ分けされるレイアウト領域に含まれるコンテンツのサイズが、前記選択したページ区切り位置でページ分けされた各レイアウト領域に対応するサイズとなるように、当該コンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮すると共に、各コンテンツ間の配置関係が維持されるように該当するコンテンツを再レイアウトする再レイアウトステップと、を含むことを特徴としている。
これにより、形態1記載のレイアウト装置と同等の効果が得られる。
〔形態26〕 更に、形態26のレイアウト方法は、形態25のレイアウト方法において、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記ページ区切り位置設定ステップにおいて設定されたページ区切り位置と、前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置とが所定距離以内のときに、前記仮想ページ区切り位置を、前記所定距離以内にある空白領域の位置に設定すると判断することを特徴としている。
これにより、形態2記載のレイアウト装置と同等の効果が得られる。
〔形態27〕 更に、形態27のレイアウト方法は、形態25のレイアウト方法において、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記所定距離以内に複数の空白領域が位置するときに、最も近い空白領域の位置に、前記仮想ページ区切り位置を設定すると判断することを特徴としている。
これにより、形態3記載のレイアウト装置と同等の効果が得られる。
〔形態28〕 更に、形態28のレイアウト方法は、形態23又は24のレイアウト方法において、
前記ページ情報は、再レイアウト後のページ構成情報を含み、
前記所定距離は、前記ページ構成情報に基づき、各ページ区切り位置毎に設定され、各ページ区切り位置に対するページ構成内容に応じた距離であることを特徴としている。
これにより、形態4記載のレイアウト装置と同等の効果が得られる。
〔形態29〕 更に、形態29のレイアウト方法は、形態28のレイアウト方法において、
前記各ページ区切り位置に対するページ構成内容として、当該ページ区切り位置がページめくりを伴うページ間に位置する第1構成内容と、前記ページ区切り位置が見開きページを構成するページ間に位置する第2構成内容とがあり、前記所定距離は、前記第1構成内容の方が前記第2構成内容よりも大きくなるように設定されることを特徴としている。
これにより、形態5記載のレイアウト装置と同等の効果が得られる。
〔形態30〕 更に、形態30のレイアウト方法は、形態25のレイアウト方法において、
前記レイアウト領域にレイアウトされた複数のコンテンツのそれぞれに対して、これらの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮するのに要する変形力の情報が予め設定されており、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記位置関係情報及び前記変形力の情報に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することを特徴としている。
これにより、形態6記載のレイアウト装置と同等の効果が得られる。
〔形態31〕 更に、形態31のレイアウト方法は、形態30のレイアウト方法において、
前記複数のコンテンツにおける、幅又は高さ方向の少なくとも一方に隣り合う各コンテンツ間と、前記コンテンツと幅又は高さ方向の少なくとも一方に隣り合うレイアウト領域の端部との間とに対して、これらの間をそれぞれ伸長又は圧縮するのに要する変形力の情報が予め設定されており
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記位置関係情報及び前記変形力の情報に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することを特徴としている。
これにより、形態7記載のレイアウト装置と同等の効果が得られる。
〔形態32〕 更に、形態32のレイアウト方法は、形態30のレイアウト方法において、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記変形力の情報に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定した場合に、当該仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページに対応するコンテンツのサイズが前記選択したページ区切り位置でページ分けされた各レイアウト領域に対応するサイズとなるように、前記仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページにレイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮するのに必要な合成変形力を算出し、当該算出した合成変形力に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することを特徴としている。
これにより、形態8記載のレイアウト装置と同等の効果が得られる。
〔形態33〕 更に、形態33のレイアウト方法は、形態32のレイアウト方法において、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記算出した合成変形力が所定力以下のときに、前記仮想ページ区切り位置を、前記所定力以下に対応する空白領域の位置に設定すると判断することを特徴とする。
これにより、形態9記載のレイアウト装置と同等の効果が得られる。
〔形態34〕 更に、形態34のレイアウト方法は、形態32のレイアウト方法において、
前記ページ情報は、再レイアウト後のページ構成情報を含み、
前記所定力は、前記ページ構成における、各ページ構成内容の種類毎に設定された力であることを特徴としている。
これにより、形態10記載のレイアウト装置と同等の効果が得られる。
〔形態35〕 更に、形態35のレイアウト方法は、形態34のレイアウト方法において、
前記ページ構成内容の種類として、前記選択したページ区切り位置がページめくりを伴うページ間に位置する第1構成内容と、当該ページ区切り位置が見開きページを構成するページ間に位置する第2構成内容とがあり、
前記所定力を、前記第1構成内容の方が前記第2構成内容よりも大きくなるように設定したことを特徴としている。
これにより、形態11記載のレイアウト装置と同等の効果が得られる。
〔形態36〕 更に、形態36のレイアウト方法は、形態33乃至35のいずれか1のレイアウト方法において、
前記変形力情報はバネ定数を含み、
前記仮想ページ区切り位置設定判断ステップにおいては、前記設定されたページ区切り位置を変更する場合に、前記バネ定数と、前記選択したページ区切り位置と仮想ページ区切り位置との間の距離とに基づき、前記合成変形力を算出することを特徴としている。
これにより、形態12記載のレイアウト装置と同等の効果が得られる。
〔第1の実施の形態〕
以下、本発明の第1の実施の形態を図面に基づき説明する。図1〜図15は、本発明に係るレイアウト装置およびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法の第1の実施の形態を示す図である。
まず、本発明に係るレイアウト装置100の機能構成を図1に基づき説明する。図1は、本発明に係るレイアウト装置100の機能構成を示すブロック図である。
レイアウト装置100は、図1に示すように、ユーザからの再レイアウト指示に対応する弾性レイアウトデータを取得する弾性レイアウトデータ取得部10と、再レイアウト後の、ページ数、ページサイズ、ページ構成等の情報を含むページ情報を指示するページ情報指定部11と、ページ情報及び弾性レイアウトデータに基づき、当該弾性レイアウトデータの示すレイアウトされたコンテンツ及びレイアウト領域の幅又は高さの少なくとも一方を伸張又は圧縮する伸縮処理部12と、伸張又は圧縮後のレイアウト領域を指定されたページ数で等分するページ区切り位置を設定するページ区切り位置設定部13とを含んだ構成となっている。
弾性レイアウトデータ取得部10は、ユーザからの再レイアウト指示に応じて、後述する記憶装置70に記憶された弾性レイアウトデータを取得したり、図示しないネットワーク等を介して接続された外部装置からネットワークを介して弾性レイアウトデータを取得したりする。ここで、弾性レイアウトデータとは、例えば、公知のTeXにおける「グルー」のようなデータ構成を有するデータであり、レイアウト領域にレイアウトされた各コンテンツ及びレイアウト領域の幅及び高さを自在に伸張又は圧縮することができるデータ構造である。
ページ情報指定部11は、後述するマウスやキーボード等の入力デバイスである入力装置74を介してユーザから入力されたページ情報を取得して伸縮処理部12に指定したり、図示しないネットワークを介して外部装置から送られてきたページ情報を取得して伸縮処理部12に指定したりするなど、ユーザからのページ情報を指定する役割を有する。
伸縮処理部12は、ページ情報指定部11で指定されたページ情報に基づき、指定されたページ数及びページサイズに合わせて、弾性レイアウトデータの示すレイアウトされたコンテンツ及びレイアウト領域の幅又は高さの少なくとも一方を伸張又は圧縮する。ここで、弾性レイアウトデータの示すレイアウト領域は、基準となる幅及び高さの情報を有している。つまり、基準サイズが、指定されたページ数及びページサイズで再レイアウトされた結果のサイズより小さい場合に、基準サイズの幅若しくは高さの少なくとも一方を伸張し、基準サイズが、再レイアウトされた結果のサイズよりも大きい場合は、基準サイズの幅若しくは高さの少なくとも一方を圧縮する。
レイアウト装置100は、更に、ページ区切り位置設定部13で設定されたページ区切り位置の中から所定の順序で再レイアウト処理が未処理のページ区切り位置を選択するページ区切り位置選択部14と、選択したページ区切り位置と、後述する判断用情報設定部16で設定された情報とに基づき、選択したページ区切り位置に対する仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断する仮想ページ区切り位置設定判断部15と、仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断するための情報を設定する判断用情報設定部16と、仮想ページ区切り位置を設定すると判断された場合に、指定された空白位置に仮想ページ区切り位置を設定する仮想ページ区切り位置設定部17とを含んだ構成となっている。
仮想ページ区切り位置設定判断部15は、選択したページ区切り位置に対して、コンテンツが重なった位置にある場合に、ページ構成内容に応じて予め設定された所定距離に基づき、選択したページ区切り位置から所定距離内に空白領域がある場合は、その空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を設定すると判断し、所定距離内に空白領域がない場合は、選択したページ区切り位置に対して仮想ページ区切り位置を設定しないと判断する。
仮想ページ区切り位置設定部17は、選択したページ区切り位置から所定距離以内にある空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を設定する。つまり、仮想ページ区切り位置は、等分された各ページのコンテンツの内容を自動的に設定するためのもので、最終的には、この仮想ページ区切り位置で区切られた各ページのコンテンツの内容でレイアウト領域を等分にページ分割することになる。
レイアウト装置100は、更に、仮想ページ区切り位置設定部17によって設定された仮想ページ区切り位置によってページ分けされる各レイアウト領域のコンテンツを、レイアウト全体及び各ページのコンテンツの配置関係を維持しながら、選択したページ区切り位置でページ分けされるレイアウト領域に対応するサイズとなるように再レイアウトする再レイアウト部18と、再レイアウト後のレイアウトデータを記憶する再レイアウトデータ記憶部19とを含んだ構成となっている。
再レイアウト部18は、選択したページ区切り位置に対して仮想ページ区切り位置が設定された場合に、その仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページのコンテンツが、選択したページ区切り位置でページ分けされる各ページに収まるように、当該各ページのレイアウト領域に対応するサイズに、その幅又は高さの少なくとも一方を伸張又は圧縮する。更に、全体の均整を損なわないように、各ページのコンテンツ間の配置関係(例えば、相対位置)や、各ページ間のコンテンツの配置関係を維持するように、該当する他のコンテンツを伸張又は圧縮したり、他のコンテンツのレイアウト領域における位置を変更したりする。例えば、仮想ページ区切り位置に対応するコンテンツの高さが圧縮された場合は、この圧縮によって他のページのコンテンツとの間の距離が変化しないように、他のコンテンツの位置を移動したり、他のコンテンツを伸長したり、また、前記圧縮によって同じページ内の他のコンテンツとの位置関係がずれた場合に、その位置ずれを調整したりするなどして全体の均整を保つように再レイアウトする。
再レイアウトデータ記憶部19は、再レイアウトされた結果の再レイアウトデータとして、例えば、ページ区切り位置情報、ページ構成情報、再レイアウト後の各ページのコンテンツのサイズ情報、再レイアウト後のレイアウト領域のサイズ情報等を含むレイアウト情報などを含むデータを記憶する。
次に、レイアウト装置100のハードウェア構成を図2に基づき説明する。図2は、レイアウト装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
レイアウト装置100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算および装置全体を制御するCPU60と、所定領域にあらかじめCPU60の制御プログラム等を格納しているROM64と、ROM64等から読み出したデータやCPU60の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM62と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F66とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス68で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F66には、ページ情報指定部11で指定された情報や、判断用情報設定部16で設定された情報や、再レイアウトデータ等の各種データを記憶する記憶装置70と、再レイアウトされた結果を画像として表示したり、その他必要な情報を表示する表示装置72と、マウスやキーボード等のユーザが情報入力可能なヒューマンインターフェイスデバイスからなる入力装置74と、インターネット等を介して外部装置と接続するための信号線とが接続されている。
次に、CPU60で実行される処理を図3に基づき説明する。
CPU60は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、ROM64の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図3のフローチャートに示す再レイアウト処理を実行するようになっている。
図3は、第1の実施の形態の再レイアウト処理を示すフローチャートである。
第1の実施の形態における再レイアウト処理は、選択したページ区切り位置から所定距離以内に空白領域があるか否かを判断することで、仮想ページ区切り位置の設定するか否かを判断し、このようにして判断され設定された仮想ページ区切り位置に基づき再レイアウトを行う処理であって、CPU60において実行されると、まず、図3に示すように、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS100では、弾性レイアウトデータ取得部10において、入力装置74を介したユーザからの再レイアウト指示があったか否かを判定し、あったと判定された場合(Yes)は、ステップS102に移行し、そうでない場合(No)は、指示があるまで判定処理を続行する。
ステップS102に移行した場合は、弾性レイアウトデータ取得部10において、再レイアウト指示に対応した弾性レイアウトデータを、記憶装置70、信号線を介して接続された外部装置等から取得してステップS104に移行する。
ステップS104では、ページ情報指定部11において、入力装置74又は外部装置等を介してユーザからページ情報が指定されたか否かを判定し、指定されたと判定された場合(Yes)は、ステップS106に移行し、そうでない場合(No)は、指定されるまで判定処理を続行する。
ステップS106に移行した場合は、伸縮処理部12において、ステップS104で指定されたページ情報に含まれる指定ページ数及び指定ページサイズの情報に基づき、弾性レイアウトデータの示すレイアウト領域及びコンテンツの基準サイズを、指定ページ数及び指定ページサイズに応じたサイズとなるように、これらの高さ又は幅の少なくとも一方を伸張又は圧縮してステップS108に移行する。
ステップS108では、ページ区切り位置設定部13において、ステップS104で指定されたページ情報に含まれる指定ページ数情報に基づき、ステップS106で伸張又は圧縮後のレイアウト領域を、指定ページ数に等分する位置にページ区切り位置を設定してステップS110に移行する。
ステップS110では、ページ区切り位置選択部14において、ステップS108で設定された再レイアウト処理が未処理のページ区切り位置を、所定の順序に従って1つ選択してステップS112に移行する。ここで、所定の順序は、ページ構成によって異なり、本実施の形態においては、ページめくりを伴うページに対応するページ区切り位置が優先して選択されるように設定されている。
ステップS114では、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、ステップS104で指定されたページ情報に含まれるページ構成情報に基づき、ステップS112で選択されたページ区切り位置が、ページめくりを伴うページ区切りか否かを判定し、ページめくりを伴うページ区切りである場合(Yes)は、ステップS116に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS130に移行する。
ステップS116に移行した場合は、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、判断用情報設定部16において予め設定された、仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断する際の、選択したページ区切り位置と空白領域の位置との間の距離の閾値である距離閾値の基準値aを2倍にした2aを判断処理に使用する距離閾値として設定してステップS118に移行する。
ステップS118では、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、選択したページ区切り位置から前ページ方向及び後ページ方向に、ステップS116又はステップS130で設定した距離閾値以内にある空白領域を探索してステップS120に移行する。
ステップS120では、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、空白領域が見つかったか否かを判定し、空白領域が見つかったと判定された場合(Yes)は、ステップS122に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS126に移行する。
ステップS122に移行した場合は、ステップS120で見つかった空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を設定してステップS124に移行する。
ステップS124では、再レイアウト部18において、各コンテンツ間の位置関係を維持しながら、仮想ページ区切り位置でページ分けされるレイアウト領域に含まれるコンテンツを当該レイアウト領域に対応したサイズとなるように伸長又は圧縮してステップS126に移行する。
ステップS126では、再レイアウト部18において、再レイアウト処理が未処理のページ区切り位置を全て選択したか否かを判定し、選択したと判定された場合(Yes)は、ステップS128に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS110に移行する。
ステップS128では、再レイアウトデータ記憶部19において、上述した再レイアウト後のレイアウトデータである再レイアウトデータを記憶装置74に記憶してステップS100に移行する。
ステップS130に移行した場合は、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、判断用情報設定部16において予め設定された、仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断する際の、選択したページ区切り位置と空白領域の位置との間の距離の閾値である距離閾値の値aを判断処理に使用する距離閾値として設定してステップS118に移行する。
次に、図4〜図7に基づき、本実施の形態の動作を説明する。
ここで、図4(a)は、レイアウトされた基準サイズのレイアウト領域及びコンテンツの一例を示す図であり、(b)は、4ページに伸長後のレイアウト領域及びコンテンツの一例を示す図である。また、図5は、各ページ区切り位置に対する所定距離の設定例を示す図である。また、図6(a)〜(d)は、仮想ページ区切り位置の設定処理及び再レイアウト処理の過程例を示す図である。また、図7は、図6の再レイアウト処理結果に基づき印刷出力された印刷結果の例を示す図である。
レイアウト装置100は、入力装置70を介したユーザからの再レイアウト指示に応じて(ステップS100)、図4(a)に示すように、基準サイズが横(幅)210[mm]×縦(高さ)550[mm]のレイアウト領域にコンテンツA〜Dがレイアウトされた弾性レイアウトデータを記憶装置74から読み出して取得する(ステップS102)。ここで、レイアウト領域の上端の縦方向の座標を「0」とすると、コンテンツAの縦方向の領域x(A)の範囲は、70≦x(A)≦160となっており(基準サイズ縦90[mm])、コンテンツBの縦方向の領域x(B)の範囲は、110≦x(B)≦160(基準サイズ縦50[mm])となっており、コンテンツCの縦方向の領域x(C)の範囲は、250≦x(C)≦350(基準サイズ縦100[mm])となっており、コンテンツDの縦方向の領域x(D)の範囲は、390≦x(D)≦480(基準サイズ縦90[mm])となっている。なお、各座標の値は、mm、ポイント、行数などどのようなものでも良いが、ここでは、mmとする。
一方、ページ情報として、ページ数4、ページサイズA4(横210[mm]×縦297[mm])、及び1,4ページがページめくりで、2,3ページが見開きとなるページ構成(以下、ページ構成1と称す)が指定されると(ステップS104の「Yes」の分岐)、これらページ情報及び弾性レイアウトデータに基づき、図4(b)に示すように、レイアウト領域及びコンテンツA〜Dの縦方向の基準サイズを、A4サイズで4ページ分の縦方向の長さに対応したサイズとなるように、レイアウト領域及びコンテンツA〜Dを縦方向に伸長する(ステップS106)。これにより、レイアウト領域は、縦方向のサイズが550[mm]から1188[mm](297[mm]×4)へと伸長される。更に、コンテンツA〜Dも、前述したx(A)〜x(D)の範囲が、コンテンツAは、70≦x(A)≦380(伸長後の縦方向のサイズ310[mm])、コンテンツBは、240≦x(B)≦300(伸長後の縦方向のサイズ60[mm])、コンテンツCは、572≦x(C)≦776(伸長後の縦方向のサイズ204[mm])、コンテンツDは、921≦x(D)≦1118(伸長後の縦方向のサイズ197[mm])と、それぞれ伸長される。
更に、上記指定されたページ数4に基づき、図5に示すように、伸長後のレイアウト領域1188[mm]を4ページに等分する位置にそれぞれ3つのページ区切り位置50a〜50cを設定する(ステップS108)。ページ区切り位置が設定されると、次に、これら設定されたページ区切り位置50a〜50cから所定の選択順序で、再レイアウト処理が未処理のページ区切り位置を選択する(ステップS110)。本実施の形態においては、この選択順序は、指定されたページ構成の種類毎に設定されており、上記指定されたページ構成1の場合は、ページめくりを伴うページ区切り位置を優先して選択するように順序付がされる。ここでは、ページ区切り位置の選択順序が、50a→50c→50bの順で順序付がされていることとする。
従って、図6(a)に示すように、まず、ページ区切り位置50aが選択され(ステップS110)、次に、当該ページ区切り位置50aと重なるコンテンツがあるか否が判定される(ステップS112)。この判定は、ページ区切り位置50aの縦方向の座標が、上記したコンテンツA〜Dの縦方向の座標の範囲にあるか否かを調べることによって行われる。つまり、ページ区切り位置50aの縦方向の座標は、297となるので、この297を範囲に含むコンテンツがあるか否かを調べることになる。上記したように、コンテンツAの範囲は70≦x(A)≦380、コンテンツBの範囲は240≦x(B)≦300となっており、双方とも297を範囲に含むので、ページ区切り位置50aと重なるコンテンツがあると判定される(ステップS112の「Yes」の分岐)。
ページ区切り位置50aと重なるコンテンツがあると判定されると、更に、上記指定されたページ構成情報から、当該選択されたページ区切り位置50aは、ページめくりを伴うページ区切りとなっているので(ステップS114の「Yes」の分岐)、判断用情報設定部16において予め設定された基準の距離閾値aを2倍した2aをページ区切り位置50aの判断用の距離閾値として設定する(ステップS116)。距離閾値が設定されると、ページ区切り位置50aからこの設定された距離閾値2aの範囲内における空白領域を探索する(ステップS118)。ここで、空白領域の探索は、選択されたページ区切り位置50aの縦方向の座標297に対して距離閾値2aを加減してなる範囲に対して、上記コンテンツA〜Dの範囲が含まれない部分があるか否かを調べることで行う。例えば、aが52[mm]であった場合に、距離閾値2aは104[mm]となるので、ページ区切り位置50aの座標297から104を減算した193[mm]と、ページ区切り位置50aの座標297に104を加算した411[mm]との間が探索範囲となる。そして、この探索範囲104[mm]〜411[mm]の範囲における、上記コンテンツA〜Dの範囲を含まない部分、つまり、コンテンツAの範囲が70≦x(A)≦380であり、コンテンツBの範囲が240≦x(B)≦300であるので、少なくとも、381[mm]〜411[mm]までの部分が空白領域として見つかることになる(ステップS120の「Yes」の分岐)。
このようにして、所定距離2a以内に空白領域が見つかると、図6(a)に示すように、この空白領域の開始位置(381[mm])から所定距離(例えば、20[mm])の位置に、仮想ページ区切り位置50a’を設定する(ステップS122)。ここでは空白領域の開始位置から所定距離の位置に仮想ページ区切り位置を設定したが、所定距離の位置が空白領域を越える場合は、空白領域の中央位置に仮想ページ区切り位置を設定する。仮想ページ区切り位置50a’が設定されると、当該仮想ページ区切り位置50a’でページ分けされた1ページ目に全体が収まるようになったコンテンツA及びBを、ページ区切り位置50aでページ分けされる1ページ目の領域に収まるサイズとなるように、コンテンツA全体を、図6(b)に示すように、縦方向に圧縮し、コンテンツBは、サイズ変更させずに上方向に移動させる。更に、レイアウト全体の均整が崩れないようにするために、コンテンツC及びDを縦方向に伸長させ、C及びDのうち、Cは上方向への移動と共に縦方向に伸長させ、コンテンツDは、サイズ変更させずに上方向に移動させることで、コンテンツA〜Dの位置関係がほぼ維持されるように、コンテンツA〜Dを再レイアウトする(ステップS124)。そして、選択されたページ区切り位置50aは、再レイアウト処理済みとしてその位置(297[mm])が確定される。
この再レイアウトによって、コンテンツA〜Dの各範囲が、コンテンツAが40≦x(A)≦270(伸長後の縦方向のサイズ230[mm])、コンテンツBは、180≦x(B)≦240(伸長後の縦方向のサイズ60[mm])、コンテンツCは、525≦x(C)≦746(伸長後の縦方向のサイズ221[mm])、コンテンツDは、908≦x(D)≦1105(伸長後の縦方向のサイズ197[mm])と変更される
このようにして、ページ区切り位置50aに対する再レイアウト処理が完了すると、他にも再レイアウト処理が未処理のページ区切り位置があるので(ステップS126の「No」の分岐)、この再レイアウト後のレイアウト領域から、次に、上記選択順序に従ってページ区切り位置50cが選択される(ステップS110)。ページ区切り位置50cは、その縦方向の座標が891[mm]となるので、上記ページ区切り位置50aのときと同様の処理によって、この位置と重なるコンテンツがあるか否かを調べる。この場合は、重なっているコンテンツが無いため(ステップS112の「No」の分岐)、選択したページ区切り位置50cに対しては、以降の処理を実行せずに、当該ページ区切り位置50cは再レイアウト処理済みとして、図6(c)に示すように、その位置(891[mm])が確定する。
このようにして、ページ区切り位置50cに対する再レイアウト処理が完了すると、最後に、再レイアウト後のレイアウト領域からページ区切り位置50bが選択される(ステップS110)。ページ区切り位置50bは、その縦方向の座標が594[mm]となるので、上記ページ区切り位置50aのときと同様の処理によって、この位置と重なるコンテンツがあるか否かを調べる。この場合は、コンテンツCが重なっているので(ステップS112の「Yes」の分岐)、次に、上記指定されたページ構成情報から、ページ区切り位置50bが、ページめくりを伴うページ区切りか否かを判定する(ステップS114)。ページ区切り位置50bは、見開きページ間のページ区切りであるので(ステップS114の「No」の分岐)、図6(c)に示すように、判断用情報設定部16において予め設定された距離閾値aを、そのままページ区切り位置50bの判断用の距離閾値として設定する(ステップS130)。つまり、ページめくりを伴うページ区切り位置に対する距離閾値よりも小さい(この場合は1/2)距離閾値を設定する。この場合は、距離閾値aが52[mm]なので、542[mm]〜646[mm]の範囲に対して空白領域を探索することになるが、コンテンツCの範囲が525≦x(C)≦746となっているので、図6(c)に示すように、距離閾値によって設定される探索範囲542[mm]〜646[mm]は、コンテンツCの範囲に全て含まれるので、距離閾値以内に空白領域は無いと判定される(ステップS120の「No」の分岐)。従って、ページ区切り位置50bに対しては、以降の処理を実行せずに、当該ページ区切り位置50bは再レイアウト処理済みとして、図6(d)に示すように、その位置(594[mm])が確定する。
ページ区切り位置50a〜50cが全て選択され、再レイアウト処理が終了すると(ステップS126の「Yes」の分岐)、再レイアウト後の各レイアウト領域及びコンテンツA〜Dの座標情報並びに、確定したページ区切り位置の座標情報が再レイアウトデータとして記憶装置74に記憶される(ステップS128)。
なお、図7の例に示すように、上記記憶した再レイアウトデータに基づき、印刷装置によってA4用紙4ページに印刷出力した結果を見てみると、図7のページ2,3に示すように、上記再レイアウト処理によってページ分割されたコンテンツCが各ページ内において天地等分の位置にレイアウトされているのが解る。また、図7のページ4に示すように、コンテンツDに関しては、ページ全体にレイアウトされているのが解る。つまり、各コンテンツを、どのページに分割するかを上記再レイアウト処理で決定し、実際に印刷出力する際には、この再レイアウト結果に基づき、更に、ページ内においてレイアウトの均整をとるようにしても良い。
更に、図8〜図15に基づき、上記第1の実施の形態の応用例1〜4を説明する。ここで、図8は、4ページ目が全て空白ページとなる再レイアウト処理の処理過程の例を示す図であり、図9は、図8の再レイアウト処理結果に基づき印刷出力された印刷結果の例を示す図である。また、図10は、基準サイズを圧縮して再レイアウトする処理過程の例を示す図であり、図11は、図10の再レイアウト処理結果に基づき印刷出力された印刷結果の例を示す図である。また、図12は、特殊なページ構成の例(観音開き)を示す図であり、図13は、図12のページ構成に対する距離閾値の設定例を示す図である。また、図14は、ページ構成が縦書きの場合の再レイアウト処理過程の例を示す図であり、図15は、図14の再レイアウト処理結果に基づき印刷出力された印刷結果の例を示す図である。以下、細かい処理内容は、上記図4〜図7に基づき説明した内容と同様となるので割愛して説明することとする。
〔第1の実施の形態の応用例1〕
まず最初に、図8及び図9に基づき、上記第1の実施の形態の応用例1を説明する。
図8(a)に示す基準サイズのレイアウト内容が、図8(b)に示すように、A4サイズの4ページに応じたサイズに伸長された場合に、上記第1の実施の形態と同様に、ページ区切り位置50aに対して距離閾値2aが設定され、且つ仮想ページ区切り位置50a’が設定される。ここで、ページ構成は、上記第1の実施の形態と同様であり、ページ区切り位置の選択順序も同様となる。そして、この仮想ページ区切り位置50a’でページ分けされた場合に1ページ目に全て収まるようになったコンテンツAが、図8(c)に示すように、コンテンツAの全体が圧縮され、ページ区切り位置50aでページ分けされる1ページ目に全て収まるようになる。更に、本応用例では、図8(c)に示すように、この圧縮に合わせて、コンテンツC及びコンテンツDを、サイズ変更を伴わずに上方に移動する。更に、ページ区切り位置50cに対する仮想ページ区切り位置50c’が設定され、当該設定された仮想ページ区切り位置50cによってページ分けされる3ページ目にコンテンツD全体が含まれるようになると、図8(d)に示すように、ページ区切り位置50cでページ分けされる3ページ目にコンテンツD全体が収まるように、コンテンツD全体が圧縮される。この圧縮に伴い、図8(d)に示すように、コンテンツC全体が圧縮されると共に2ページ目に移動する。最後に選択されるページ区切り位置50bに対しては、重なるコンテンツが見つからないため、図8(e)に示すように、図8(d)の再レイアウト処理結果が、そのまま最終的な処理結果となる。
このような再レイアウト処理結果を、そのまま印刷装置によりA4用紙4ページに印刷出力すると、図9に示すようになる。つまり、上記第1の実施の形態の図7に示す印刷処理結果とは異なり、図8の再レイアウト処理結果がそのまま印刷出力される。
〔第1の実施の形態の応用例2〕
次に、図10及び図11に基づき、上記第1の実施の形態の応用例2を説明する。
図10(a)に示す基準サイズのレイアウト内容を、図10(b)に示すように全体を圧縮して2ページに再レイアウトする場合は、2ページであるため、ページ区切り位置は50aの一つだけとなる。また、ページ構成を、ページ1,2の見開きページとすると、距離閾値として、図10(b)に示すように、2aが設定され、コンテンツA及びCの間と、コンテテンツC及びDの間とに空白領域が見つかるので、図10(c)に示すように、これら2つの空白領域のうちページ区切り位置50aに近い方の位置にあるコンテンツC及びDの間にある空白領域の位置に仮想ページ区切り位置50a’が設定される。仮想ページ区切り位置50a’が設定されると、コンテンツCは、この仮想ページ区切り位置50a’によってページ分けされた1ページ目に全体が収まるようになるので、図10(d)に示すように、ページ区切り位置50aでページ分けされる1ページ目のレイアウト領域に、コンテンツA〜Cが全て収まるサイズとなるように、コンテンツA〜Cをそれぞれ圧縮する。
このような再レイアウト処理結果を、そのまま印刷装置によりA4用紙2ページに印刷出力すると、図11に示すようになる。
〔第1の実施の形態の応用例3〕
次に、図12及び図13に基づき、上記第1の実施の形態の応用例3を説明する。
図12に示すように、ページ構成が観音開き(ページ数8)の場合は、ページ1の裏がページ5となり、ページ2の裏がページ4となり、ページ3の裏がページ7となり、ページ6の裏がページ8となる。そして、ページ1及びページ2と、ページ3及びページ4と、ページ7及びページ8とはページめくりを伴い、ページ2及びページ3と、ページ4及びページ5と、ページ5及びページ6と、ページ6及びページ7とは見開きページとなる。
従って、各ページ区切り位置に対して設定される距離閾値は、図13に示すように、距離閾値の基準値をaとすると、ページ1及びページ2と、ページ3及びページ4と、ページ7及びページ8とをそれぞれ区切るページ区切り位置に対しては、距離閾値2aが設定され、ページ2及びページ3と、ページ4及びページ5と、ページ5及びページ6と、ページ6及びページ7とをそれぞれ区切るページ区切り位置に対しては、距離閾値aが設定される。このように、ページ構成に応じて、距離閾値が、見開きページ間のページ区切り位置よりも、ページめくりを伴うページ区切り位置の方が大きくなるようにそれぞれ設定される。
〔第1の実施の形態の応用例4〕
次に、図14及び図15に基づき、上記第1の実施の形態の応用例4を説明する。
図14(a)に示すように、レイアウトする文章等のコンテンツが縦書となる場合は、横長のレイアウト領域に、コンテンツA〜Eが右端から左端に向けて配置される。そして、ページ情報が指定されると、ページ情報におけるページ数及びページサイズに応じて、図14(b)に示すように、レイアウト領域及びコンテンツが横方向(ページ数が増減する方向)に伸長され、ページ区切り位置も右から左に向けてページ数が増加するように設定される。更に、ページ構成は、上記ページ構成1と同じであり、従って、距離閾値は、図14(b)に示すように、ページめくりを伴うページ区切り位置50a及びページ区切り位置50cに対して距離閾値2aが設定され、見開きページ間を区切るページ区切り位置50bに対して距離閾値aが設定される。以降の処理は、上記第1の実施の形態と同様となり、距離閾値に基づき空白領域を探索し、見つかった空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を設定して再レイアウトを行う図14(c)、(d)の処理を経て、最終的に図14(e)に示す再レイアウト結果が得られる。
このような再レイアウト処理結果を、そのまま印刷装置によりA4用紙4ページに印刷出力すると、図15に示すようになる。
このようにして、レイアウト装置100は、レイアウト領域にレイアウトされたコンテンツと、当該レイアウト領域とが弾性データ構造を有してなる弾性レイアウトデータと、指定されたページ情報とに基づき、指定ページ数及び指定ページサイズに応じて、レイアウト領域及びコンテンツを伸長又は圧縮してサイズを変更することが可能であり、更に、サイズ変更されたレイアウト領域を指定ページ数で等分するページ区切り位置を設定してページ分けすることが可能である。
更に、レイアウト領域がページ分けされると、所定の選択順序で再レイアウト処理が未処理のページ区切り位置を選択して、このページ区切り位置にコンテンツが重なっている場合は、見開きページ間よりもページめくりを伴うページ区切り位置に対して大きな距離が設定される距離閾値に基づき、距離閾値内で選択したページ区切り位置に最も近い空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を設定することが可能である。そして、この仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページのコンテンツを、選択したページ区切り位置でページ分けされる各ページのレイアウト領域に収まるサイズとなるように、該当のコンテンツを伸長又は圧縮し、更に、各コンテンツ間の位置関係が維持されるように、該当のコンテンツを伸長若しくは圧縮、又は移動して、全体の均整を損なわずに各コンテンツを再レイアウトすることが可能である。
従って、距離閾値の設定を工夫することで、全体の均整がとれたページ分割及び再レイアウトを行うことが可能となる。
上記第1の実施の形態において、弾性レイアウトデータ取得部10は、形態1の弾性レイアウトデータ取得手段に対応し、ページ情報指定部11は、形態1のページ情報指定手段に対応し、伸縮処理部12は、形態1の伸縮手段に対応し、ページ区切り位置設定部13は、形態1又は2のページ区切り位置設定手段に対応する。
また、上記第1の実施の形態において、ページ区切り位置選択部14は、形態1のページ区切り位置選択手段に対応し、仮想ページ区切り位置設定判断部15は、形態1、2及び3のいずれか1の仮想ページ区切り位置設定判断手段に対応し、仮想ページ区切り位置設定部17は、形態1の仮想ページ区切り位置設定手段に対応し、再レイアウト部18は、形態1の再レイアウト手段に対応する。
また、上記第1の実施の形態において、ステップS100,S102は、形態13又は25の弾性レイアウトデータ取得ステップに対応し、ステップS104は、形態13又は25のページ情報指定ステップに対応し、ステップS106は、形態13又は25の伸縮ステップに対応し、ステップS108は、形態13、14、25及び26のいずれか1のページ区切り位置設定ステップに対応する。
また、上記第1の実施の形態において、ステップS110は、形態13又は25のページ区切り位置選択ステップに対応し、ステップS112〜ステップS120,ステップS130は、形態13、14、15、25、26及び27のいずれか1の仮想ページ区切り位置設定判断ステップに対応し、ステップS124は、形態13又は25の再レイアウトステップに対応する。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態を図面に基づき説明する。図16〜図17は、本発明に係るレイアウト装置およびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法の第2の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、各コンテンツ、各コンテンツ間及びレイアウト領域端部とコンテンツ間に、これらを変形させるのに必要な変形力として、所定のバネ定数を設定し、ページ区切り位置から先方及び後方にある空白領域に仮想ページ区切り位置を仮設定して、当該仮設定した仮想ページ区切り位置でページ分けされる先方及び後方ページの合成変形力を算出し、当該算出した合成変形力と予め設定された変形力閾値との比較結果に基づき仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断する点が上記第1の実施の形態と異なる。従って、上記第1の実施の形態における図3のフローチャートの処理が図16のフローチャートの処理に変わるだけで、その他の処理や各構成については上記第1の実施の形態と同様となる。以下、上記第1の実施の形態と異なる部分のみ説明する。
本実施の形態における仮想ページ区切り位置設定判断部15は、選択したページ区切り位置に対して、コンテンツが重なった位置にある場合に、選択したページ区切り位置の先方のページにある空白領域を選択し、その空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を仮設定して、当該仮想ページ区切り位置でページ分けされる先方及び後方のページを変形させるのに必要な合成変形力をそれぞれ算出する。更に、選択したページ区切り位置の後方のページにある空白領域を選択し、その空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を仮設定して、当該仮想ページ区切り位置でページ分けされる先方及び後方のページを変形させるのに必要な合成変形力をそれぞれ算出する。この合成変形力の算出処理は、弾性レイアウトデータないし判断用情報設定部16において、各コンテンツ、各コンテンツ間及びレイアウト枠端部とコンテンツ間とに予め設定されたバネ定数に基づき行われる。そして、先方の空白領域に対応する合成変形力と後方の空白領域に対応する合成変形力と、判断用情報設定部16において予め設定された変形力閾値とをそれぞれ比較して、合成変形力が変形力閾値以下の場合に、空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を設定可能と判断する。ここで、先方及び後方共に設定可能であると判断された場合は、合成変形力の小さい方を選択する。
次に、本実施の形態においてCPU60で実行される処理を図16に基づき説明する。
CPU60は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、ROM64の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図16のフローチャートに示す再レイアウト処理を実行するようになっている。
図16は、第2の実施の形態の再レイアウト処理を示すフローチャートである。
第2の実施の形態における再レイアウト処理は、選択したページ区切り位置から所定距離以内にある空白領域に対して仮想ページ区切り位置を設定したと仮定して、仮想ページ区切り位置によってページ分けされる各ページの合成変形力を算出し、当該算出した合成変形力と予め設定された変形力閾値とを比較し、当該比較結果に基づき仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断し、このようにして判断され設定された仮想ページ区切り位置に基づき再レイアウトを行う処理であって、CPU60において実行されると、まず、図16に示すように、ステップS200に移行するようになっている。
ステップS200では、弾性レイアウトデータ取得部10において、入力装置74を介したユーザからの再レイアウト指示があったか否かを判定し、あったと判定された場合(Yes)は、ステップS202に移行し、そうでない場合(No)は、指示があるまで判定処理を続行する。
ステップS202に移行した場合は、弾性レイアウトデータ取得部10において、再レイアウト指示に対応した弾性レイアウトデータを、記憶装置70、信号線を介して接続された外部装置等から取得してステップS204に移行する。
ステップS204では、ページ情報指定部11において、入力装置74又は外部装置等を介してユーザからページ情報が指定されたか否かを判定し、指定されたと判定された場合(Yes)は、ステップS206に移行し、そうでない場合(No)は、指定されるまで判定処理を続行する。
ステップS206に移行した場合は、伸縮処理部12において、ステップS204で指定されたページ情報に含まれる指定ページ数及び指定ページサイズの情報に基づき、弾性レイアウトデータの示すレイアウト領域及びコンテンツの基準サイズを、指定ページ数及び指定ページサイズに応じたサイズとなるように、これらの高さ又は幅の少なくとも一方を伸張又は圧縮してステップS208に移行する。
ステップS208では、ページ区切り位置設定部13において、ステップS204で指定されたページ情報に含まれる指定ページ数情報に基づき、ステップS206で伸張又は圧縮後のレイアウト領域を、指定ページ数に等分する位置にページ区切り位置を設定してステップS210に移行する。
ステップS210では、ページ区切り位置選択部14において、ステップS208で設定された再レイアウト処理が未処理のページ区切り位置を、所定の順序に従って1つ選択してステップS212に移行する。ここで、所定の順序は、ページ構成によって異なり、本実施の形態においては、ページめくりを伴うページに対応するページ区切り位置が優先して選択されるように設定されている。
ステップS214では、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、ステップS204で指定されたページ情報に含まれるページ構成情報に基づき、ステップS212で選択されたページ区切り位置が、ページめくりを伴うページ区切りか否かを判定し、ページめくりを伴うページ区切りである場合(Yes)は、ステップS216に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS250に移行する。
ステップS216に移行した場合は、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、判断用情報設定部16において予め設定された、仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断する際の、合成変形力の閾値である変形力閾値の基準値Fを2倍にした2Fを判断処理に使用する変形力閾値として設定してステップS218に移行する。
ステップS218では、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、ステップS210で選択したページ区切り位置から後方のページ方向にある最も近い空白領域を選択してステップS220に移行する。
ステップS220では、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、ステップS218で選択した空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を仮設定してステップS222に移行する。
ステップS222では、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、変形力情報に基づき、仮設定された仮想ページ区切り位置から先方のページの合成変形力Fud及び仮想ページ区切り位置から後方のページの合成変形力Fddを算出してステップS224に移行する。
ステップS224では、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、ステップS210で選択したページ区切り位置から先方のページ方向にある最も近い空白領域を選択してステップS226に移行する。
ステップS226では、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、ステップS224で選択した空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を仮設定してステップS228に移行する。
ステップS228では、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、変形力情報に基づき、仮設定された仮想ページ区切り位置から先方のページの合成変形力Fdu及び仮想ページ区切り位置から後方のページの合成変形力Fuuを算出してステップS230に移行する。
ステップS230では、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、合成変形力Fud及びFddは共に、ステップS216又はステップS250で設定された変形力閾値以下か否かを判定し、変形力閾値以下であると判定された場合(Yes)はステップS232に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS246に移行する。
ステップS232に移行した場合は、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、合成変形力Fuu及びFduは共に、ステップS216又はステップS250で設定された変形力閾値以下か否かを判定し、変形力閾値以下であると判定された場合(Yes)はステップS234に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS244に移行する。
ステップS234に移行した場合は、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、後方の空白領域に対応する合成変形力の合計値Fud+Fddは、先方の空白領域に対応する合成変形力の合計値Fuu+Fduよりも小さいか否かを判定し、小さいと判定された場合(Yes)は、ステップS236に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS244に移行する。
ステップS236に移行した場合は、仮想ページ区切り位置設定部17において、ステップS210で選択したページ区切り位置から後方のページにある空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を設定してステップS238に移行する。
ステップS238では、再レイアウト部18において、各コンテンツ間の位置関係を維持しながら、仮想ページ区切り位置でページ分けされるレイアウト領域に含まれるコンテンツを再レイアウトしてステップS240に移行する。
ステップS240では、再レイアウト部18において、再レイアウト処理が未処理のページ区切り位置を全て選択したか否かを判定し、選択したと判定された場合(Yes)は、ステップS242に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS210に移行する。
ステップS242では、再レイアウトデータ記憶部19において、上述した再レイアウト後のレイアウトデータである再レイアウトデータを記憶装置74に記憶してステップS200に移行する。
また、ステップS230において、Fud又はFddが変形力閾値よりも大きくてステップS246に移行した場合は、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、合成変形力Fud及びFuuは共に、ステップS216又はステップS250で設定された変形力閾値以下か否かを判定し、変形力閾値以下であると判定された場合(Yes)はステップS244に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS248に移行する。
ステップS248に移行した場合は、仮想ページ区切り位置設定部17において、ステップS210で選択したページ区切り位置を確定してステップS240に移行する。
一方、ステップS234において、Fud+FddよりもFuu+Fduの方が大きくてステップS244に移行した場合、あるいはステップS246において、合成変形力Fud及びFuuは共に変形力閾値以下であると判定されてステップS244に移行した場合は、仮想ページ区切り位置設定部17において、ステップS210で選択したページ区切り位置から先方のページにある空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を設定してステップS238に移行する。
また、ステップS214において、ページめくりを伴うページ区切りではなくステップS250に移行した場合は、仮想ページ区切り位置設定判断部15において、判断用情報設定部16において予め設定された、合成変形力の閾値である変形力閾値の基準値Fを判断処理に使用する変形力閾値として設定してステップS218に移行する。
次に、図17に基づき、本実施の形態の動作を説明する。ここで図17は、第2の実施の形態における再レイアウト処理過程の一例を示す図である。
ユーザからの再レイアウト指示に応じて弾性レイアウトデータを取得してページ区切り位置の設定処理までは上記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態においては、図17(a)に示す、基準サイズのレイアウト内容を、図17(b)に示すように、A4サイズ2ページに再レイアウトする。なお、図17(b)に示すように、レイアウト領域上端とコンテンツAとの間にバネ定数KOAが、コンテンツAにバネ定数KAが、コンテンツAとコンテンツCとの間にバネ定数KACが、コンテンツCにバネ定数KCが、コンテンツCとコンテンツDとの間にバネ定数KCDが、コンテンツDとレイアウト領域下端との間にバネ定数KDOが、それぞれ設定されている。
図17(b)に示すように、まず、ページ区切り位置50aが選択され(ステップS210)、次に、当該ページ区切り位置50aと重なるコンテンツがあるか否が判定される(ステップS212)。この判定は、上記第1の実施の形態と同様に、ページ区切り位置50aの縦方向の座標が、コンテンツA〜Dの縦方向の座標の範囲にあるか否かを調べることによって行われる。この場合は、図17(b)に示すように、ページ区切り位置50aにコンテンツCが重なっているので、重なるコンテンツがあると判定される(ステップS212の「Yes」の分岐)。
ページ区切り位置50aと重なるコンテンツがあると判定されると、選択したページ区切り位置50aの後方のページにある空白領域、ここではコンテンツC及びDの間にある空白領域を選択して(ステップS218)、この空白領域の位置に、仮想ページ区切り位置50a’を仮設定する(ステップS220)。仮想ページ区切り位置50a’が仮設定されると、上記設定されたバネ定数を用いて、当該仮想ページ区切り位置50a’でページ分けされた1ページ目(先方のページ)の合成変形力と、2ページ目(後方のページ)の合成変形力とを算出する。合成変形力は、バネ定数と変形させる距離との乗算によって算出できるので、まず1ページ目の合成バネ定数と変形させる距離とから1ページ目の合成変形力を算出する。
図17(b)に示すように、1ページ目の合成変形力Fudは、ページ区切り位置50aと仮設定された仮想ページ区切り位置50a’との間の距離をl1とすると、下式(1)で求まる合成バネ定数1/Kudから下式(2)のように算出できる(ステップS222)。

1/Kud=1/KOA+1/KA+1/KAC+1/KC+1/2・KCD ・・・(1)
ud=Kud・l1 ・・・(2)

更に、2ページ目の合成変形力Fddは、下式(3)で求まる合成バネ定数1/Kddから下式(4)のように算出できる(ステップS222)。

1/Kdd=1/2・KCD+1/KD+1/KDO ・・・(3)
dd=Kdd・l1 ・・・(4)

つまり、上記Fudは、仮想ページ区切り位置50a’によってページ分けされるコンテンツA〜Cを、上記距離l1だけ圧縮するのに必要な変形力であり、上記Fddは、コンテンツA〜Cが距離l1だけ圧縮されたときに、この圧縮に合わせてコンテンツDを距離l1だけ伸長するのに必要な変形力となる。
次に、選択したページ区切り位置50aの先方のページにある空白領域、ここではコンテンツA及びCの間にある空白領域を選択して(ステップS224)、この空白領域の位置に、仮想ページ区切り位置50a’’を仮設定する(ステップS226)。仮想ページ区切り位置50a’’が仮設定されると、上記設定されたバネ定数を用いて、当該仮想ページ区切り位置50a’’でページ分けされた1ページ目(先方のページ)の合成変形力と、2ページ目(後方のページ)の合成変形力とを算出する。合成変形力は、バネ定数と変形させる距離との乗算によって算出できるので、まず1ページ目の合成バネ定数と変形させる距離とから1ページ目の合成変形力を算出する(ステップ228)。
図17(b)に示すように、1ページ目の合成変形力Fduは、ページ区切り位置50aと仮設定された仮想ページ区切り位置50a’’との間の距離をl2とすると、下式(5)で求まる合成バネ定数1/Kuuから下式(6)のように算出できる(ステップS228)。

1/Kdu=1/KOA+1/KA+1/2・KAC ・・・(5)
du=Kdu・l2 ・・・(6)

更に、2ページ目の合成変形力Fuuは、下式(7)で求まる合成バネ定数1/Kuuから下式(8)のように算出できる(ステップS228)。

1/Kuu=1/2・KAC+1/KC+1/KCD+1/KD+1/KDO ・・・(7)
uu=Kuu・l2 ・・・(8)

つまり、上記Fuuは、仮想ページ区切り位置50a’’によってページ分けされるコンテンツAを、上記距離l2だけ圧縮するのに必要な変形力であり、上記Fduは、コンテンツAが距離l2だけ圧縮されたときに、この圧縮に合わせてコンテンツC及びDを距離l2だけ伸長するのに必要な変形力となる。
このようにして、後方の空白領域及び先方の空白領域に対する合成変形力が算出されると、まず、後方の空白領域に対応する合成変形力Fud及びFddと、変形力閾値2Fとを比較する。ここでは、合成変形力Fud及びFddが共に変形力閾値2F以下であるとする(ステップS230の「Yes」の分岐)。次に、先方の空白領域に対応する合成変形力Fuu及びFduと、変形力閾値2Fとを比較する。ここでは、Fuu及びFduの少なくとも一方が変形力閾値2Fよりも大きいとする(ステップS232の「No」の分岐)。この場合は、変形力閾値2F以下という条件を満たしているFud及びFddに対応する後方の空白領域の位置に仮想ページ区切り位置50a’が設定される(ステップS236)。
そして、図17(c)及び図17(d)に示すように、上記第1の実施の形態と同様の処理を経て再レイアウトを行い(ステップS238)、再レイアウト後の再レイアウトデータを記憶装置74に記憶する(ステップS242)。
一方、合成変形力Fud及びFddが共に変形力閾値2F以下であり、且つ合成変形力Fuu及びFduが共に変形力閾値2F以下である場合は(ステップS232の「Yes」の分岐)、Fud+FddとFuu+Fduとの大きさを比較し、小さい方に対応する空白領域の位置に仮想ページ区切り位置を設定する(ステップS236又はステップS244)。
また、合成変形力Fud又はFddが変形力閾値2Fより大きく、且つ合成変形力Fuu又はFduが変形力閾値2Fより大きい場合は(ステップS246の「No」の分岐)、選択したページ区切り位置50aは再レイアウト処理済みとして、その位置が確定する。
このようにして、レイアウト装置100は、レイアウト領域にレイアウトされたコンテンツと、当該レイアウト領域とが弾性データ構造を有してなる弾性レイアウトデータと、指定されたページ情報とに基づき、指定ページ数及び指定ページサイズに応じて、レイアウト領域及びコンテンツを伸長又は圧縮してサイズを変更することが可能であり、更に、サイズ変更されたレイアウト領域を指定ページ数で等分するページ区切り位置を設定してページ分けすることが可能である。
更に、レイアウト領域がページ分けされると、所定の選択順序で再レイアウト処理が未処理のページ区切り位置を選択して、このページ区切り位置にコンテンツが重なっている場合は、選択したページ区切り位置から後方のページにある最も近い空白領域を選択して仮想ページ区切り位置を仮設定し、当該仮設定した仮想ページ区切り位置に対して先方及び先方のページの合成変形力をそれぞれ算出すると共に、選択したページ区切り位置から先方のページにある最も近い空白領域を選択して仮想ページ区切り位置を仮設定し、当該仮設定した仮想ページ区切り位置に対して先方及び後方のページの合成変形力をそれぞれ算出することが可能である。
更に、見開きページ間よりもページめくりを伴うページ区切り位置に対して大きな変形力が設定される変形力閾値と、上記算出した合計変形力とに基づき、仮想ページ区切り位置の設定値を判断することが可能である。そして、この仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページのコンテンツを、選択したページ区切り位置でページ分けされる各ページのレイアウト領域に収まるサイズとなるように、該当のコンテンツを伸長又は圧縮し、更に、各コンテンツ間の位置関係が維持されるように、該当のコンテンツを伸長若しくは圧縮、又は移動して、全体の均整を損なわずに各コンテンツを再レイアウトすることが可能である。
従って、各コンテンツ、各コンテンツ間及び各コンテンツとレイアウト領域端部とに設定する変形力情報を工夫することで、元々のレイアウトをあまり損なわせずに、全体の均整がとれたページ分割及び再レイアウトを行うことなどが可能となる。
上記第2の実施の形態において、弾性レイアウトデータ取得部10は、形態1の弾性レイアウトデータ取得手段に対応し、ページ情報指定部11は、形態1のページ情報指定手段に対応し、伸縮処理部12は、形態1の伸縮手段に対応し、ページ区切り位置設定部13は、形態1又は2のページ区切り位置設定手段に対応する。
また、上記第2の実施の形態において、ページ区切り位置選択部14は、形態1のページ区切り位置選択手段に対応し、仮想ページ区切り位置設定判断部15は、形態1、6、7、8、9及び12のいずれか1の仮想ページ区切り位置設定判断手段に対応し、仮想ページ区切り位置設定部17は、形態1の仮想ページ区切り位置設定手段に対応し、再レイアウト部18は、形態1の再レイアウト手段に対応する。
また、上記第2の実施の形態において、ステップS200,S202は、形態13又は25の弾性レイアウトデータ取得ステップに対応し、ステップS204は、形態13又は25のページ情報指定ステップに対応し、ステップS206は、形態13又は25の伸縮ステップに対応し、ステップS208は、形態13、14、25及び26のいずれか1のページ区切り位置設定ステップに対応する。
また、上記第2の実施の形態において、ステップS210は、形態13又は25のページ区切り位置選択ステップに対応し、ステップS212〜ステップS234,ステップS246〜ステップS250は、形態13、18、19、20、21、24、25、30、31、32、33及び36のいずれか1の仮想ページ区切り位置設定判断ステップに対応し、ステップS236,ステップS244は、形態13又は25の再レイアウトステップに対応する。
なお、上記第1及び第2の実施の形態において、図3ないし図16のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM64にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM62に読み込んで実行するようにすることもできる。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
本発明に係るレイアウト装置100の機能構成を示すブロック図である。 レイアウト装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態の再レイアウト処理を示すフローチャートである。 (a)は、レイアウトされた基準サイズのレイアウト領域及びコンテンツの一例を示す図であり、(b)は、4ページに伸長後のレイアウト領域及びコンテンツの一例を示す図である。 各ページ区切り位置に対する所定距離の設定例を示す図である。 (a)〜(d)は、仮想ページ区切り位置の設定処理及び再レイアウト処理の過程例を示す図である。 図6の再レイアウト処理結果に基づき印刷出力された印刷結果の例を示す図である。 4ページ目が全て空白ページとなる再レイアウト処理の処理過程の例を示す図である。 図8の再レイアウト処理結果に基づき印刷出力された印刷結果の例を示す図である。 基準サイズを圧縮して再レイアウトする処理過程の例を示す図である 図10の再レイアウト処理結果に基づき印刷出力された印刷結果の例を示す図である。 特殊なページ構成の例(観音開き)を示す図である。 図12のページ構成に対する距離閾値の設定例を示す図である。 ページ構成が縦書きの場合の再レイアウト処理過程の例を示す図である。 図14の再レイアウト処理結果に基づき印刷出力された印刷結果の例を示す図である。 第2の実施の形態の再レイアウト処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における再レイアウト処理過程の一例を示す図である。
符号の説明
10…弾性レイアウトデータ取得部,11…ページ情報指定部,12…伸縮処理部,13…ページ区切り位置設定部,14…ページ区切り位置選択部,15…仮想ページ区切り位置設定判断部,16…判断用情報設定部,17…仮想ページ区切り位置設定部,18…再レイアウト部,19…再レイアウトデータ記憶部

Claims (14)

  1. レイアウト領域にレイアウトされた複数のコンテンツがそのレイアウト領域を含め、当該レイアウト領域及び前記複数のコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮可能な弾性データ構造を有してなる弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツ及び前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮して前記複数のコンテンツの再レイアウトを行うレイアウト装置であって、
    前記弾性レイアウトデータを取得する弾性レイアウトデータ取得手段と、
    少なくとも前記再レイアウト後のページ数及びページサイズを含むページ情報を指定するページ情報指定手段と、
    前記指定されたページ情報及び前記弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方、並びに前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を、前記ページ情報に応じたサイズに伸長又は圧縮する伸縮手段と、
    前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域を、前記指定されたページ数に等分するページ区切り位置を設定するページ区切り位置設定手段と、
    前記設定されたページ区切り位置を、所定の順番で選択するページ区切り位置選択手段と、
    前記選択したページ区切り位置と重なる位置にコンテンツがあるときに、当該選択したページ区切り位置と前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置との位置関係に基づき、当該選択したページ区切り位置が前記レイアウト領域における前記コンテンツとは重ならなくなる空白領域の位置に、仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断する仮想ページ区切り位置設定判断手段と、
    前記仮想ページ区切り位置設定判断手段の判断結果に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定する仮想ページ区切り位置設定手段と、
    前記設定された仮想ページ区切り位置でページ分けされるレイアウト領域に含まれるコンテンツのサイズが、前記選択したページ区切り位置でページ分けされた各レイアウト領域に対応するサイズとなるように、当該コンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮すると共に、各コンテンツ間の配置関係が維持されるように該当するコンテンツを再レイアウトする再レイアウト手段と、を備えることを特徴とするレイアウト装置。
  2. 前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記ページ区切り位置設定手段によって設定されたページ区切り位置と、前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置とが所定距離以内のときに、前記仮想ページ区切り位置を、前記所定距離以内にある空白領域の位置に設定すると判断することを特徴とする請求項1記載のレイアウト装置。
  3. 前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記所定距離以内に複数の空白領域が位置するときに、最も近い空白領域の位置に、前記仮想ページ区切り位置を設定すると判断することを特徴とする請求項1記載のレイアウト装置。
  4. 前記ページ情報は、再レイアウト後のページ構成情報を含み、
    前記所定距離は、前記ページ構成情報に基づき、各ページ区切り位置毎に設定され、各ページ区切り位置に対するページ構成内容に応じた距離であることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のレイアウト装置。
  5. 前記各ページ区切り位置に対するページ構成内容として、当該ページ区切り位置がページめくりを伴うページ間に位置する第1構成内容と、前記ページ区切り位置が見開きページを構成するページ間に位置する第2構成内容とがあり、前記所定距離は、前記第1構成内容の方が前記第2構成内容よりも大きくなるように設定することを特徴とする請求項4記載のレイアウト装置。
  6. 前記レイアウト領域にレイアウトされた複数のコンテンツのそれぞれに対して、これらの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮するのに要する変形力の情報が予め設定されており、
    前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記位置関係情報及び前記変形力の情報に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することを特徴とする請求項1記載のレイアウト装置。
  7. 前記複数のコンテンツにおける、幅又は高さ方向の少なくとも一方に隣り合う各コンテンツ間と、前記コンテンツと幅又は高さ方向の少なくとも一方に隣り合うレイアウト領域の端部との間とに対して、これらの間をそれぞれ伸長又は圧縮するのに要する変形力の情報が予め設定されており
    前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記位置関係情報及び前記変形力の情報に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することを特徴とする請求項6記載のレイアウト装置。
  8. 前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記変形力の情報に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定した場合に、当該仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページに対応するコンテンツのサイズが前記選択したページ区切り位置でページ分けされた各レイアウト領域に対応するサイズとなるように、前記仮想ページ区切り位置でページ分けされる各ページにレイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮するのに必要な合成変形力を算出し、当該算出した合成変形力に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断することを特徴とする請求項6記載のレイアウト装置。
  9. 前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記算出した合成変形力が所定力以下のときに、前記仮想ページ区切り位置を、前記所定力以下に対応する空白領域の位置に設定すると判断することを特徴とする請求項8記載のレイアウト装置。
  10. 前記ページ情報は、再レイアウト後のページ構成情報を含み、
    前記所定力は、前記ページ構成における、各ページ構成内容の種類毎に設定された力であることを特徴とする請求項9記載のレイアウト装置。
  11. 前記ページ構成内容の種類として、前記選択したページ区切り位置がページめくりを伴うページ間に位置する第1構成内容と、当該ページ区切り位置が見開きページを構成するページ間に位置する第2構成内容とがあり、
    前記所定力を、前記第1構成内容の方が前記第2構成内容よりも大きくなるように設定したことを特徴とする請求項10記載のレイアウト装置。
  12. 前記変形力情報はバネ定数を含み、
    前記仮想ページ区切り位置設定判断手段は、前記設定されたページ区切り位置を変更する場合に、前記バネ定数と、前記選択したページ区切り位置と仮想ページ区切り位置との間の距離とに基づき、前記合成変形力を算出することを特徴とする請求項8乃至請求項11のいずれか1項に記載のレイアウト装置。
  13. レイアウト領域にレイアウトされた複数のコンテンツがそのレイアウト領域を含め、当該レイアウト領域及び前記複数のコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮可能な弾性データ構造を有してなる弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツ及び前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮して前記複数のコンテンツの再レイアウトを行うのに使用するレイアウトプログラムであって、
    前記弾性レイアウトデータを取得する弾性レイアウトデータ取得ステップと、
    少なくとも前記再レイアウト後のページ数及びページサイズを含むページ情報を指定するページ情報指定ステップと、
    前記指定されたページ情報及び前記弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方、並びに前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を、前記ページ情報に応じたサイズに伸長又は圧縮する伸縮手段と、
    前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域を、前記指定されたページ数に等分するページ区切り位置を設定するページ区切り位置設定ステップと、
    前記設定されたページ区切り位置を、所定の順番で選択するページ区切り位置選択ステップと、
    前記選択したページ区切り位置と重なる位置にコンテンツがあるときに、当該選択したページ区切り位置と前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置との位置関係に基づき、当該選択したページ区切り位置が前記レイアウト領域における前記コンテンツとは重ならなくなる空白領域の位置に、仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断する仮想ページ区切り位置設定判断ステップと、
    前記仮想ページ区切り位置設定判断手段の判断結果に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定する仮想ページ区切り位置設定ステップと、
    前記設定された仮想ページ区切り位置でページ分けされるレイアウト領域に含まれるコンテンツのサイズが、前記選択したページ区切り位置でページ分けされた各レイアウト領域に対応するサイズとなるように、当該コンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮すると共に、各コンテンツ間の配置関係が維持されるように該当するコンテンツを再レイアウトする再レイアウトステップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含むことを特徴とするレイアウトプログラム。
  14. レイアウト領域にレイアウトされた複数のコンテンツがそのレイアウト領域を含め、当該レイアウト領域及び前記複数のコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮可能な弾性データ構造を有してなる弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツ及び前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮して前記複数のコンテンツの再レイアウトを行うのに使用するレイアウト方法であって、
    前記弾性レイアウトデータを取得する弾性レイアウトデータ取得ステップと、
    少なくとも前記再レイアウト後のページ数及びページサイズを含むページ情報を指定するページ情報指定ステップと、
    前記指定されたページ情報及び前記弾性レイアウトデータに基づき、前記レイアウトされたコンテンツの幅及び高さの少なくとも一方、並びに前記レイアウト領域の幅及び高さの少なくとも一方を、前記ページ情報に応じたサイズに伸長又は圧縮する伸縮手段と、
    前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域を、前記指定されたページ数に等分するページ区切り位置を設定するページ区切り位置設定ステップと、
    前記設定されたページ区切り位置を、所定の順番で選択するページ区切り位置選択ステップと、
    前記選択したページ区切り位置と重なる位置にコンテンツがあるときに、当該選択したページ区切り位置と前記伸長又は圧縮されたレイアウト領域における空白領域の位置との位置関係に基づき、当該選択したページ区切り位置が前記レイアウト領域における前記コンテンツとは重ならなくなる空白領域の位置に、仮想ページ区切り位置を設定するか否かを判断する仮想ページ区切り位置設定判断ステップと、
    前記仮想ページ区切り位置設定判断手段の判断結果に基づき、前記仮想ページ区切り位置を設定する仮想ページ区切り位置設定ステップと、
    前記設定された仮想ページ区切り位置でページ分けされるレイアウト領域に含まれるコンテンツのサイズが、前記選択したページ区切り位置でページ分けされた各レイアウト領域に対応するサイズとなるように、当該コンテンツの幅及び高さの少なくとも一方を伸長又は圧縮すると共に、各コンテンツ間の配置関係が維持されるように該当するコンテンツを再レイアウトする再レイアウトステップと、を含むことを特徴とするレイアウト方法。
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