JP2011203774A - 印刷プログラム、印刷制御装置および画像形成装置 - Google Patents

印刷プログラム、印刷制御装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】余白詰めの設定を可能とすることを目的とする。
【解決手段】複数の異なるドキュメントを連結して印刷装置2に印刷させる印刷制御装置1であって、余白設定を行う余白印刷設定部106、ドキュメントのページにおいて、区切ることが可能な区切可能位置を検出し、ページの下部余白の高さを検出する余白レイアウト情報取得部111、余白設定に基いて、検出した余白の高さおよび区切可能位置から、ページの分割点である区切位置を検出するページ解析部107、ページにおける区切位置より前の部分を、前のページの下部に詰めるページ再構成部108、余白詰め機能による結果を印刷装置へ出力する印刷データ出力部110を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷プログラム、印刷制御装置および画像形成装置の技術に関するものである。
異なるアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと称する)で作成されたドキュメントファイル(以下、ドキュメントと称する)を1つの印刷ジョブとして印刷処理を行う情報処理装置、印刷装置、印刷処理システム、印刷処理方法、プログラムおよび記憶媒体に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−46792号公報
ところで、ワードプロセッサや、表計算アプリケーションなどの特定のアプリケーションで作成されたドキュメントでは余白を詰めたくないが、それ以外は単なるドキュメント間であっても余白を詰めたい場合がある。このような場合、特許文献1などの技術では、1つの結合されたドキュメントにおいて、元のデータの区別なくすべての余白を詰めてしまうため、所望の画像出力を得ることができないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、余白詰めの設定が可能な印刷プログラム、印刷制御装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、複数の異なるページを連結して印刷装置に印刷させるためにコンピュータを、前記ページにおける下部余白の余白詰めに関する設定を行う余白設定機能、前記ページにおいて、区切ることが可能な区切可能位置を検出する区切可能位置検出機能、前記ページの下部余白の高さを検出する余白検出機能、前記設定に基いて、前記検出した余白の高さおよび前記区切可能位置から、前記ページの分割点である区切位置を検出する区切位置検出機能、前記ページにおける前記区切位置より前のオブジェクトを、前のページの下部余白の部分へ移動する余白詰め機能、および前記余白詰め機能による結果を前記印刷装置へ出力する印刷出力機能、として実現させることを特徴とする。
その他の解決手段は、実施形態中において適宜説明する。
本発明によれば、余白詰めの設定が可能な印刷プログラム、印刷制御装置および画像形成装置を提供することができる。
第1実施形態に係る印刷システムの構成例を示す機能ブロック図である。 第1実施形態に係る印刷データ生成処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る余白印刷設定画面例を示す図である。 第1実施形態に係るアプリケーション余白設定画面例を示す図である。 第1実施形態の余白詰め実行例を示す図である。 他の例による余白詰めの結果を示す図である。 ページデータを余白処理を行う処理単位にグループ分けした例を示す図である。 グループ分けの実際を示す表である。 第1実施形態に係る余白レイアウト情報の概要を示す図である。 第1実施形態に係る区切可能位置テーブルの例を示す図である。 第1実施形態に係る余白テーブルの例を示す図である。 第1実施形態に係るページ解析処理の流れを示すフローチャートであり。 区切可能位置テーブルの修正例を示す図である(その1)。 区切可能位置テーブルの修正例を示す図である(その2)。 区切位置テーブルの例を示す図である。 第1実施形態に係るページ再構築処理を説明するための図である。 第2実施形態に係る余白印刷設定画面例を示す図である。 第2実施形態に係るアプリケーション余白設定画面例を示す図である。 第2実施形態に係るドキュメントの最後尾の余白のみを詰める例を示す図でである。 第2実施形態に係るページを、余白処理を行う処理単位にグループ分けした例である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
なお、本実施形態において、「ドキュメント」とは「ドキュメントファイル」を指すものとする。
[第1実施形態]
まず、図1〜図16を参照して、本発明に係る第1実施形態を説明する。
《システム構成》
図1は、第1実施形態に係る印刷システムの構成例を示す機能ブロック図である。
印刷システム10は、印刷制御装置1およびプリンタなどの印刷装置2がネットワーク5を介して互いに接続されている。
印刷制御装置1は、キーボードや、マウスなどの入力部3、およびディスプレイなどの表示部4を備え、内部にCPU(Central Processing Unit)などの制御部100、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶部200、RAM(Random Access Memory)などのメモリ300、およびNIC(Network Interface Card)などの通信部400を有している。制御部100、記憶部200、メモリ300、通信部400、入力部3および表示部4は、バス500を介して互いに接続している。
制御部100は、HDD内のプログラムをメモリ300に展開し、展開されたプログラムを実行することによって、文書(ドキュメント201)やイメージの作成や印刷などを行う一般的なソフトウェアプログラムの機能を有するアプリケーション101および印刷データの作成処理を行う機能を有するプリンタドライバ102を具現化している。
アプリケーション101は固有の識別情報を持っている。ここで、識別情報は、例えば、アプリケーション101自身の実行ファイルの名称であったり、その実行ファイルに含まれる特定の情報であったりする。
なお、ドキュメント201の拡張子は、オペレーティングシステムによって特定のアプリケーション101と関連付けられており、プリンタドライバ102は拡張子によってドキュメント201を表示または編集する特定のアプリケーション101の識別情報を取得することができる。アプリケーション101は、記憶部200から「ドキュメントA」や「ドキュメントB」などの各ドキュメント201を開き、印刷を指示すると、ドキュメント名および印刷ジョブをプリンタドライバ102に渡す機能も有する。ここで、ドキュメント名は、「ドキュメントA」や、「ドキュメントB」など、各ドキュメント201におけるファイル名である。
プリンタドライバ102は、ページデータ取得部103、識別情報取得部104、グループ判別部105、余白印刷設定部106、余白レイアウト情報取得部(区切可能位置検出部、余白検出部)111、ページ解析部(区切位置検出部)107、ページ再構築部(余白詰め部)108、印刷データ生成部109、印刷データ出力部(印刷出力部)110を有している。
ページデータ取得部103は、入力部3を介して指定されたドキュメント201における各ページのデータを取得するなどの機能を有する。
識別情報取得部104は、アプリケーション101からアプリケーション識別情報を取得したり、印刷を行うドキュメント201からドキュメント情報を取得したりする機能を有する。
グループ判別部105は、ページや、ドキュメント201のグループ分けを行う機能を有する。
余白印刷設定部106は、入力部3を介して入力された情報を基に、アプリケーション101毎におけるドキュメント201の余白印刷設定を行うなどの機能を有する。
ページ解析部107は、余白詰めを行うときに、前のページへ移動する部分と、残す部分の分割線を決定する機能を有する。
ページ再構築部108は、実際の余白詰めを行うことによって、ドキュメント201におけるページの再構築を行う機能を有する。
印刷データ生成部109は、ページ再構築部108による処理結果を基に印刷データの生成を行う機能を有する。
印刷データ出力部110は、印刷データ生成部109によって生成された印刷データを印刷装置2へ出力する機能を有する。
余白レイアウト情報取得部111は、ページのデータからページを分割することが可能な区切可能位置や、ページ下部の余白の高さを検出することによって区切可能位置テーブル203や、余白テーブル205を生成する機能を有する。
記憶部200には、複数のドキュメント(ドキュメントA、ドキュメントB)201、余白印刷設定情報202、区切可能位置テーブル203、区切位置テーブル204、余白テーブル205が格納されている。
各ドキュメント201には、テキストや画像などのオブジェクトが埋め込まれている。
余白印刷設定情報202は、「余白設定なし」や、何行以上で前のページの余白を詰めるかといったテキスト条件を含んだ情報が格納されている。
区切可能位置テーブル203は、ページ解析部107によって行われるページ解析処理で検出される区切可能位置が格納されるテーブルである。
区切位置テーブル204は、ページ内において、実際に余白詰めを行う際の前ページへ移動する部分と、元のページに残す部分との境界を示す位置である区切位置が格納されるテーブルである。。
余白テーブル205は、ドキュメント201における各ページの下部余白の高さを格納しているテーブルである。
区切可能位置テーブル203、区切位置テーブル204および余白テーブル205については、後記して説明する。
通信部400は、ネットワーク5を介して印刷装置2へ印刷データなどを送信する機能を有している。
《全体処理》
次に、図1を参照しつつ、図2に沿って本実施形態に係る印刷データ生成処理を説明する。
図2は、第1実施形態に係る印刷データ生成処理の流れを示すフローチャートである。
まず、印刷を実行する前に、余白印刷設定部106は、余白印刷設定画面301(図3)を表示部4に表示し、入力部3を介して入力された情報を基に、ドキュメント201の指定を行い、さらにアプリケーション101毎におけるドキュメント201の余白印刷設定処理を行い(S101)、設定結果である余白印刷設定情報202を記憶部200に格納する。ステップS101における処理の詳細は後記する。
次に、アプリケーション101を介して、プリンタドライバ102に印刷実行要求が入力される(S102)。
次に、ページデータ取得部103は、指定された(印刷対象となっている)ドキュメント201のページデータを取得するページデータ取得処理を行う(S103)。
そして、識別情報取得部104は、アプリケーション101からアプリケーション識別情報を取得し、さらに、印刷を行うドキュメント201からドキュメント識別情報などのドキュメント情報を取得する識別情報取得処理を行う(S104)。
続いて、グループ判別部105が、ページをグループ分けするグループ判別処理を行う(S105)。ステップS105の処理の詳細は後記する。
次に、余白レイアウト情報取得部111は、ページの下部余白を検出することによって余白テーブル205を生成し、ページを区切ることが可能な区切可能位置を検出して区切可能位置テーブル203を生成する余白レイアウト情報取得処理を行う(S106)。ステップS106の処理の詳細は後記する。
そして、ページ解析部107は、区切可能位置の検出などの解析を行うページ解析処理を、ステップS105で分類されたグループ毎に行う(S107)。ステップS107の処理の詳細は後記する。
続いて、ページ解析部107は、すべてのグループについてステップS107の処理を行ったか否かを判定する(S108)。
ステップS108の結果、すべてのグループについてステップS107の処理を行っていない場合(S108→No)、ページ解析部107は、次のグループについてステップS107の処理を行う。
ステップS108の結果、すべてのグループについてステップS107の処理が完了している場合(S108→Yes)、ページ再構築部108が、ページ解析部107による解析結果をもとに余白詰めを行ってページデータを再構築するページ再構築処理を行う(S109)。ステップS109の処理の詳細は後記する。
次に、印刷データ生成部109が、ステップS109の処理結果を基に印刷データを生成する印刷データ生成処理を行い(S110)、印刷データ出力部110が、生成された印刷データを印刷装置2に出力する印刷データ出力処理を行い(S111)、終了する。
次に、図3〜図16を参照して、図2のステップS101,S105,S106,S107,S109の詳細を説明する。
《余白印刷設定処理(S101)》
まず、図3〜図6を参照して、図2のステップS101の余白印刷設定処理の詳細を説明する。
(余白印刷設定画面)
図3は、第1実施形態に係る余白印刷設定画面例を示す図である。
ドキュメント201単位で余白設定を行うための余白印刷設定画面301は、印刷するドキュメント201を指定するドキュメント指定欄302、余白に関する設定を行う余白設定欄303、追加ボタン304、削除ボタン305、アプリケーション余白設定ボタン306、確定ボタン307、閉じるボタン308から構成される。
余白印刷設定画面301は、以下の手順で表示部4に表示される。仮に、現在「ドキュメントA」を編集しているアプリケーション101を起動しているものとする。余白印刷設定画面301は、例えば、このアプリケーション101から「印刷」メニュー指定時に表示される、プリンタドライバ102のプロパティ画面に表示されている余白印刷設定ボタンなどをユーザが選択入力することで表示される。
ドキュメント指定欄302には、印刷対象となっているドキュメント201のファイル名であるドキュメント名、ドキュメント201に関連付けられているアプリケーション名、印刷するページ番号(ページ)、余白設定などが表示されている。
ドキュメントAの「印刷」メニューから余白印刷設定画面301を開いた場合、ドキュメント指定欄302には「ドキュメントA」が自動的に登録されていることが望ましい。つまり、余白印刷設定画面301を開いたときに、「印刷」メニューを開いたドキュメント201のドキュメント名が、ドキュメント指定欄302に表示されていることが望ましい。このようにすることで、ユーザは確実に印刷対象となっているドキュメント201に対し、わざわざ追加処理を行うことがなく、処理を簡便化することができる。
印刷するページ番号は、該当するドキュメント201において、印刷を行いたいページ番号であり、例えばテンキーを使って入力する。複数のページを指定する場合は、例えばカンマで区切って指定する。また、ドキュメント指定欄302に表示されているドキュメント201の順番を並べ替えることで、ドキュメント201の印刷順番を指定することができる。
余白設定欄303にはドキュメント指定欄302で指定されているドキュメント201(ドットが付されているドキュメント201)の余白設定が表示されている。ユーザは、余白設定欄に情報を入力することにより余白設定を行うことができる。ここで、「テキスト3行以上で前のページに詰める」とは、前のページに3行以上詰めることができる場合のみ余白を詰めることを意味している。つまり、前のページの下部余白が3行以上の余裕がある場合のみ、次のページのテキストや、画像を詰めることを意味している。なお、余白設定はドキュメント201単位で余白設定を行うことができる。なお、余白設定欄で設定された内容をテキスト条件と記載することする。
また、余白設定なし(テキスト条件なし:図3の余白設定欄303において「なし」が選択された状態)は、該当するドキュメント201に対して、余白設定が一切行われないことを示す。つまり、前のドキュメント201への余白詰めも、後のドキュメント201からの余白詰めも行われない。ただし、該当するドキュメント201内のページ間では余白詰めが行われる。
そして、「余白設定あり」(テキスト条件あり)では、前のドキュメント201が「余白設定あり」に設定されているときに限り、自身の先頭のページが前のドキュメントの最後のページに詰められる。ここで、前のドキュメント201が「余白設定なし」であれば、自身が「余白設定あり」でも、自身の先頭ページが前のドキュメント201に詰められることはない。
同様に、「余白設定あり」では、次のドキュメント201が「余白設定あり」に設定されているときに限り、次のドキュメント201の先頭ページが自身の最後のページに詰められる。ここで、次のドキュメント201が「余白設定なし」であれば、自身が「余白設定あり」でも、次のドキュメント201の先頭ページが自身のドキュメント201に詰められることはない。
また、「余白設定あり」では、該当するドキュメント201のページ間では余白詰めが行われる。
また、ユーザが追加ボタン304を選択入力すると、印刷するドキュメント201を追加することができる。追加するドキュメント201の指定方法は例えぱオペレーティングシステム特有の選択画面でもよいし、ドラッグアンドドロップで追加してもよい。
そして、ユーザがドキュメント指定欄302に表示されているドキュメント201のいずれかを選択した後(ドットが付されているドキュメント201)、削除ボタン305を押下すると、余白印刷設定部106は選択されているドキュメント201を印刷対象から削除することができる。
さらに、ユーザがアプリケーション余白設定ボタン306を選択入力することにより、アプリケーション余白設定画面(図4)401が表示部4に表示される。
そして、ユーザが確定ボタン307を選択入力すると、余白印刷設定部106はテキスト条件を含む余白設定の内容が余白印刷設定情報202として記憶部200に格納する。
ユーザが閉じるボタン308を選択入力すると、余白印刷設定部106は、余白印刷設定画面301を閉じる。
(アプリケーション余白設定画面例)
図4は、第1実施形態に係るアプリケーション余白設定画面例を示す図である。
アプリケーション余白設定画面401は、図3のアプリケーション余白設定ボタン306をユーザが選択入力することによって、余白印刷設定部106が表示部4に表示させる画面であり、アプリケーション101単位における余白設定を行う画面である。デフォルト値が図4の設定が図3の設定欄に反映される
アプリケーション余白設定画面401は、アプリケーション設定欄402、余白設定登録欄403、確定ボタン404、削除ボタン405、閉じるボタン406を有している。
アプリケーション設定欄401には、ドキュメント201に関連付けられているアプリケーション101毎の余白設定が表示されている。
余白設定登録欄403では、ユーザが情報を入力することで、アプリケーション設定欄402で指定されている(ドットが付されている)アプリケーション101の余白設定(テキスト条件設定)を行うことができる。余白設定の内容は、図3の内容と同様であるため説明を省略する。
そして、ユーザが確定ボタン404を選択入力すると、余白設定の内容(テキスト条件)が余白印刷設定情報202として記憶部200に格納される。
また、ユーザが、アプリケーション設定欄402に表示されているいずれかのアプリケーション101を指定した後、削除ボタン405を選択入力することによって、選択されたアプリケーション101に関する余白設定を削除できる。
ユーザが閉じるボタン406を選択入力すると、余白印刷設定部106は、アプリケーション余白設定画面401を閉じる。
なお、図3の余白印刷設定画面301で設定した条件は、図4のアプリケーション余白設定画面401で設定した条件より優先される。また、図3の余白印刷設定画面301で印刷対象のドキュメント201が追加された場合、追加されたドキュメント201の余白設定条件は、図4で設定したアプリケーション101の余白設定条件がデフォルトとして設定される。つまり、追加されたドキュメント201に対応するアプリケーション101の余白設定条件がデフォルトとして設定される。
次に、図5および図6を参照して、第1実施形態における余白詰めの例を説明する。
図5は、第1実施形態の余白詰め実行例を示す図である。図5(a)はテキスト条件なしの場合における余白詰めの例を示し、図5(b)および図5(c)はテキスト条件が「3行以上」である場合における余白詰めの例を示す。ここで、テキスト条件とは前記したように図3の余白設定欄および図4の余白設定登録欄403で設定される条件である。また、「3行以上」とは図3の余白設定欄において「テキスト3行以上で前のページに詰める」条件のことである。
なお、図5では、同じドキュメント201におけるページを示している。
図5(a)〜(c)において、左側が余白詰め実行前を示し、右側が余白詰め実行後を示している。
図5(a)では、テキスト条件として「なし」を設定した場合であり、この場合、プリンタドライバ102は余白の大小に拘わらず自ページのテキストや画像(ここではテキスト)を前のページ詰める
図5(b)は、テキスト条件として「テキスト3行以上で前のページに詰める」設定がなされているが、前ページの下部余白が2行以下しかない場合を示している。この場合、プリンタドライバ102は、次ページのテキストを詰めることを行わない。
図5(c)は、図5(b)と同様、テキスト条件として「テキスト3行以上で前のページに詰める」設定がなされており、前ページの下部余白が3行分ある場合を示している。この場合、プリンタドライバ102は図5(c)のように次ページのテキスト3行分を前ページに詰める処理を行う。
このように、テキスト3行以上で前のページに詰める設定などを行うことで、1行だけがページをまたいで詰められてしまうことによって読み難いレイアウトとなってしまうことを防ぐことができる。
図6は、他の例による余白詰めの結果を示す図である。
図2のステップS110の印刷データ生成処理の段階で、図6(a),(b)に示すように、余白を詰めたときに、元のページをわかりやすくするために、図6(a)のように分割されたページ、もしくは元の次ページに該当する箇所すべてを枠線で囲むようにしてもよい。
また、図6(b)のように、元の前ページと、次ページとの境界に区切り線を表示してもよい。
さらに、ここではテキストの条件としてまとまった行数で前のページに詰める設定としているが、これに限らず、画像と画像タイトルをまとめて処理する設定や、画像はレイアウトを変更しないなどの設定を追加してもよい。
《グループ判別処理(S105)》
次に、図7および図8を参照して、図2のステップS105のグループ判別処理の詳細を説明する。
図7は、ページデータを余白処理を行う処理単位にグループ分けした例を示す図である。図7(a)は余白詰め実行前を示し、図7(b)は余白詰め実行後を示している。
ここで、ページA,Aは、ドキュメントAの1ページ目、2ページ目を示しており、ページC,Cは、ドキュメントCの1ページ目、2ページ目を示している。ドキュメントB,Dはそれぞれ1ページのドキュメント201である。なお、ドキュメントA,B,C,Dはそれぞれ異なるドキュメント201である。
ステップS105において、グループ判別部105は、ページのグループ分けする処理を行う。ここで、グループとは、先頭の行が前ページに詰めることのない(固定である)ページを先頭として、次に先頭の行が固定となるページの前ページまでをグループとする。グループ分けは、ドキュメント201毎、あるいはページ毎に行われる。この例では、ページA,A,C,C,Dのページは余白を詰める設定がなされており、ドキュメントBのページは余白を詰めない設定がなされている。よって、先頭の行が前のページに詰めることがないのは、ページA,B,Cである。したがって、これらのページから、次に先頭の行が前のページに詰めることがないページの前のページまでがグループとなる。つまり、余白処理を行う処理単位は、{A、A}、{B}、{C、C、D}とグループ分けされる。図2のステップS107におけるページ解析処理は、このグループ単位ごとに行われる。
図8は、グループ分けの実際を示す表である。
グループ判別部105は、図8に示すように余白設定(余白印刷設定情報202)を基にグループ判別を行う。ここで、「最後尾の余白のみ詰める」とはドキュメント201の最後尾のみを詰める設定であり、第2実施形態で後記する。
《余白レイアウト情報取得処理(S106)》
次に、図9〜図11を参照して、図2のステップS106の余白レイアウト情報取得処理の詳細を説明する。
図9は、第1実施形態に係る余白レイアウト情報の概要を示す図であり、図10は、第1実施形態に係る区切可能位置テーブルの例を示す図であり、図11は、第1実施形態に係る余白テーブルの例を示す図である。
ここで、余白レイアウト情報とは、区切可能位置テーブル203および余白テーブル205の情報である。
区切可能位置は、テキストや画像などのオプジェクトを分断することなくページを分割できる位置である。区切可能位置を調べるために、余白レイアウト情報取得部111は、ページをラスタイメージプロセッサによってラスタイメージに変換し、ページの右端から左端まで、水平方向に白画素が連続する位置を検出し、この位置を区切可能位置とする。検出された区切可能位置は、ページの先頭(上端)を「0」(基準)として、ページ上端との距離で表され、図10に示す区切可能位置テーブル203に格納される。
図10に示すように、区切可能位置テーブル203には、検出した区切可能位置と、該当するオブジェクトの種類(テキスト、画像など)とが、処理対象となっているドキュメント201のページ毎に対応付けられて格納されている。この区切可能位置テーブル203は、ドキュメント201毎に作成されるテーブルである。
また、余白レイアウト情報取得部111は、ドキュメント201を変換したラスタイメージにおいて、水平方向に白画素が連続している部分が、ページの下端からどれだけ連続しているかを検出することによって、余白の高さを検出する。つまり、余白の高さとは、ページ下端からオブジェクトが現れるまでの余白部分の高さである。検出された余白の高さは図11に示す余白テーブル205に格納される。図11に示すように、余白テーブル205には検出された余白の高さがページ毎に格納されている。
なお、区切可能位置はページ上端からの距離である。また、区切可能位置および余白の高さはcm,inch,pixelなどを単位とすることが望ましいが、行数で表現してもよい。
また、ここでは中間ファイルとしてラスタイメージを作成し、区切可能位置や余白を検出しているが、これに限らず、PDF(Portable Document Format)などのPDL(Process Design Language)を使った中間ファイルに変換し、この中間ファイルにおける属性情報からオブジェクトの領域を判断し区切可能位置や余白を検出するなどの方法でも構わない。
《ページ解析処理(S107)》
次に、図12〜14を参照して、図2のステップS107のページ解析処理の詳細を説明する。
図12は、第1実施形態に係るページ解析処理の流れを示すフローチャートであり、図13および図14は区切可能位置テーブルの修正例を示す図であり、図15は区切位置テーブルの例を示す図である。
まず、ページ解析部107は処理対象のページ番号を表す変数nを1で初期化する(S201)。なお、図12におけるページ番号は、図2のステップS105でグループ分けされたグループにおけるページ数である。
そして、ページ解析部107は、処理対象となっているグループにおいて、(n+1)枚目のページが存在するか否か判定する(S202)。つまり、ページ解析部107はグループ内において次のページが存在するか否かを判定する。
ステップS202の結果、(n+1)枚目が存在しない場合(S202→No)、ページ解析部107は図2のステップS108へ処理をリターンする。
ステップS202の結果、(n+1)枚目が存在する場合(S202→Yes)、ページ解析部107は、n枚目のページにおける余白の高さaを余白テーブル205から取得する(S203)。
次に、ページ解析部107は、余白印刷設定情報202を参照して、該当するドキュメント201においてテキスト条件が設定されているか否かを判定する(S204)。
ステップS204の結果、テキスト条件が設定されていない場合(S204→No)、つまり、図3の余白設定欄303において「なし」が設定されている場合、ページ解析部107は、ステップS206へ処理を進める。
ステップS204の結果、テキスト条件が設定されている場合(S204→Yes)、ページ解析部107は、テキスト条件に合わせて区切可能位置を修正する(S205)。
ここで、図13を参照して、ステップS205における区切可能位置の修正を説明する。
図13(a)は区切可能位置の修正前を示しており、図13(b)は区切可能位置の修正後を示す。
テキスト条件がm行以上で前のページに詰める設定であれば、区切可能位置テーブル203において、ページ内の連続するテキストの先頭(m−1)個の区切可能位置を全て削除する。ここで、ページ内の連続するテキストは、テキスト以外の種類(画像など)を含むことで複数存在することもあり、それぞれの連続するテキストの先頭(m−1)個の区切を削除するものとする。また、連続するテキストは1行であっても同様とする。さらに、連続するテキストの区切が(m−1)個未満の場合は、この連続するテキストの区切をすべて削除するものとする。
例えば、テキスト条件が「3行以上で前のページに詰める」設定であれば、1行目、2行目で前のページに詰められることはない。言い換えれば、「3行以上で前のページに詰める」設定の下では、1行目、2行目の区切可能位置は使用することがないので、ページ解析部107は、1行目、2行目(m−1)個の区切可能位置を区切可能位置テーブル203から削除する。
図13の例では、「3行以上で前のページに詰める」設定であるが、y11、y12の区切可能位置は前記した理由で使用することがないので、図13(b)において、これらの区切可能位置が区切可能位置テーブル203から削除されている。
また、図14のように、テキストの間に画像が入っている場合、画像を除いたテキスト2個(3−1個)の区切可能位置y11、y13を削除する。
図12のステップS205の後、ページ解析部107は、余白に詰めることのできる区切可能位置が(n+1)枚目のドキュメント201に存在するか否かを調べるため、a≧yn+1となる最大のyn+1が存在するか否か判定する(図12のS206)。ここで、最大のyn+1とするのは、yn+1の候補が複数あることを想定しているためである。
ステップS206の結果、このようなyn+1が存在しない場合(S206→No)、ページ解析部107はn十1枚目のページの区切位置を強制的に「0」として、区切位置テーブル204に保存し(S207)、ステップS209へ処理を進める。ここで、区切位置とは実際に前ページに詰める際に、前ページに詰める部分と、現在のページに残す部分の境界となる位置である。ステップS207において、区切位置を強制的に「0」とすることで前ページに詰める部分が存在しないことを示す。
図12のステップS206の結果、このようなyn+1が存在する場合(S206→Yes)、ページ解析部107はn十1枚目のページの区切位置yn+1を区切位置テーブル204に保存する(S208)。
図15に示すように、ステップS207,S208で設定された区切位置は、ページ(グループにおけるページ)と対応付けられて区切位置テーブル204に格納されている。
ステップS207またはステップS208の後、ページ解析部107は、n十1枚目のページにおけるの余白の高さan+1を余白テーブル205から取得する(S209)。
そして、yn+1で分割されたページの上部が前のページに詰められることにより、(n+1)枚目のページにおける残りの部分が上部にスライドするため、ページ解析部107はan+1=an十1+yn+1を算出し、これを(n+1)枚目のドキュメント201における新たな余白の高さとして余白テーブル205を更新する(S210)。
続いて、ページ解析部107は、n=n十1とし(S211)、処理をS202へ戻す。
《ページ再構築処理(S109)》
次に、図16を参照して、図2のステップS109のページ再構築処理の詳細を説明する。
図16は、第1実施形態に係るページ再構築処理を説明するための図である。図16(a)は再構築前のドキュメントを示し、図16(b)は再構築後のドキュメントを示す。
ページ再構築部108は、区切位置テーブル204の区切位置を基にページを分割し、余白を詰めるよう配置する。
図16(a)は、再構築前のページにおける区切位置を示している。区切位置は、図12のステップS207およびステップS208で検出・登録され、区切位置テーブル204に格納されている情報である。
そして、ページ再構築部108が各区切位置の上部を前ページに詰めることによって、余白詰めを行い、ドキュメント201の再構成を行った例を図16(b)に示す。
ページ再構築部108は、それぞれのページにおいて、区切位置より上部にある分割データを、前のページの下部余白領域に結合し、区切位置より下部にある分割データを、ページ上部へスライドする。なお、前のページに詰める部分がない場合は、区切位置が0となっている(図12ステップS207参照)。余白を詰めた結果、最後に1枚または複数枚の完全な空白ページができた場合、ページ再構築部108はこれらのページを削除する。
《まとめ》
第1実施形態によれば、種類の異なるアプリケーション101で作成されたドキュメント201を、あるいは同じアプリケーション101で作成されても異なるドキュメント201として保存されているドキュメント201を、アプリケーション101単位、またはドキュメント201単位で余白を詰める条件に従って余白詰めを行うことで、特定のドキュメント201は変更せずに、それ以外は異なるドキュメント201間であっても指定した条件で余白を詰めた印刷が可能になる。
[第2実施形態]
次に、図17〜図20を参照して、本発明に係る第2実施形態を説明する。
第2実施形態では、第1実施形態の条件に加えて、ドキュメント201のレイアウトを変更せずに、ドキュメント201における最後のページのみ余白を詰める設定が可能になっている点が第1実施形態と異なる点である。
なお、第2実施形態は設定条件が異なっているだけで、システム構成、処理は第1実施形態と同様であるため、これらの説明を省略する。
また、第2実施形態において第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
(余白印刷設定画面)
図17は、第2実施形態に係る余白印刷設定画面例を示す図である。なお、図17および図18は、図2のステップS101に相当する処理において表示・設定されるものである。
図17の余白印刷設定画面301aにおいて、図3と異なる点は、余白設定欄303aで、ドキュメント201における最後のページのみ余白を詰める設定である「最後尾の余白のみ詰める」設定が選択可能となっている点である。
(アプリケーション余白設定画面)
図18は、第2実施形態に係るアプリケーション余白設定画面例を示す図である。
図18のアプリケーション余白設定画面401aにおいて、図4と異なる点は、余白設定登録欄403aで、アプリケーション101におけるドキュメント201の最後のページのみ余白を詰める設定である「最後尾の余白のみ詰める」設定が選択可能となっている点である。
図19は、第2実施形態に係るドキュメントの最後尾の余白のみを詰める例を示す図でである。図19(a)が余白詰め実行前を示し、図19(b)が余白詰め実行後を示している。
図19の例では、ドキュメントA(1ページ目がページA、2ページ目がページA)およびドキュメントB(ページB)において、ドキュメントAに「ドキュメントの最後尾の余白のみを詰める」設定が行われており、ドキュメントBが余白を詰める設定となっているものとする。ページAの下部には十分な余白が存在しているにも拘わらず、この余白にはページAのテキストは詰められず、ドキュメント201の最後尾であるページAにページBのテキストが詰められている。なお、「最後尾の余白を詰める」設定をされているドキュメント201のページ間では余白詰めは行われない。言い換えれば、「最後尾の余白を詰める」設定をされているドキュメント201では、最後のページが余白詰めされる以外は、一切変更が行われない。
なお、図19の例で、ドキュメントBが「余白設定なし」であれば、ドキュメントBはドキュメントAへ詰められることがないので、余白詰め実行後でも図19(a)の状態が保持される。同様に、ドキュメントBが「最後尾の余白のみを詰める」設定であれば、ドキュメントBはドキュメントAへ詰められることがないので、余白詰め実行後でも図19(a)の状態が保持される。
なお、余白を詰めたときに、元のページをわかりやすくするために、ステップS110の印刷データ生成処理の段階で、図6(a)のように分割されたページ、もしくは元のページすべてを枠線で囲むようにしてもよい。また図6(b)のように、元のページの境界に区切り線を表示してもよい。
さらに、ここではテキストの条件としてまとまった行数で前のページに詰める設定としているが、これに限らず、画像と画像タイトルをまとめて処理する設定や、画像はレイアウトを変更しないなどの設定を行ってもよい。
《グループ判別処理(S105)》
次に、図20を参照して、図2のステップS105のグループ判別処理に相当する処理の説明を行う。
図20は、第2実施形態に係るページを、余白処理を行う処理単位にグループ分けした例である。図20(a)が余白詰め実行前を示し、図20(b)が余白詰め実行後を示している。
グループ判別部105は、余白印刷設定部106で設定された余白設定に従って、余白処理を行う必要のあるページのグループを判別する。
ここで、図20の例では、ドキュメントA,B,C,Dの4つのドキュメント201が存在している。ドキュメントAの1ページ目がページAであり、2ページ目がページAである。同様に、ドキュメントBの1ページ目がページBであり、2ページ目がページBであり、3ページ目がページBである。また、ドキュメントCの1ページ目がページCであり、2ページ目がページCである。
そして、ドキュメントBのみが「ドキュメントの最後尾の余白のみを詰める」設定が行われている。
そのため、ページB,Bは下部に十分な余白があるにも拘わらず余白詰めが行われていない。そして、ドキュメント201の最後尾であるページBにはページCが詰められている。
なお、図20において、ドキュメント201単位でグループ分けを行うのであれば{A,A}、{B,B,B,C,C,D}というグループとなり、ページ単位でグループ分けを行うのであれば{A,A}、{B},{B},{B,C,C,D}というグループとなる。
図2のステップS107のページ解析処理は、このグループ毎に行われる。
《まとめ》
第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加えて、ドキュメント201の最後尾の余白のみを詰める設定により、レイアウトの変更を望まないドキュメント201のレイアウトを維持しつつ、印刷資源の低減を図ることができる。
第1実施形態および第2実施形態では、印刷データを配置するため、PCである印刷制御装置1で各処理を行う例を示しているが、これに限らず、プリントサーバや、プリンタや、複合機などの画像形成装置で同様の処理を行ってもよい。
また、プリンタドライバ102が作成する印刷データはPostScriptなどのPDLの種類やピットマップイメージデータ、プレビュー画面など、その形式を間わない。
また、本実施形態において印刷制御装置1はPCなどで実現されるものとしたが、これに限らず、印刷制御装置1の各機能を有する複合機などの画像形成装置としてもよい。
1 印刷制御装置
2 印刷装置
3 入力部
4 表示部
10 印刷システム
100 制御部(CPU)
101 アプリケーション
102 プリンタドライバ
103 ページデータ取得部
104 識別情報取得部
105 グループ判別部
106 余白印刷設定部
107 ページ解析部(区切位置検出部)
108 ページ再構築部(余白詰め部)
109 印刷データ生成部
110 印刷データ出力部(印刷出力部)
111 余白レイアウト情報取得部(区切可能位置検出部、余白検出部)
200 記憶部
201 ドキュメント
202 余白印刷設定情報
203 区切可能位置テーブル
204 区切位置テーブル
205 余白テーブル

Claims (10)

  1. 複数の異なるページを連結して印刷装置に印刷させるためにコンピュータを、
    前記ページにおける下部余白の余白詰めに関する設定を行う余白設定機能、
    前記ページにおいて、区切ることが可能な区切可能位置を検出する区切可能位置検出機能、
    前記ページの下部余白の高さを検出する余白検出機能、
    前記設定に基いて、前記検出した余白の高さおよび前記区切可能位置から、前記ページの分割点である区切位置を検出する区切位置検出機能、
    前記ページにおける前記区切位置より前のオブジェクトを、前のページの下部余白の部分へ移動する余白詰め機能、および
    前記余白詰め機能による結果を前記印刷装置へ出力する印刷出力機能、
    として実現させるための印刷プログラム。
  2. 前記設定には、前のページの余白の高さによって、余白詰めを行うか否かを決定する情報が、含まれ、
    前記余白設定機能は、
    前記設定を行う設定画面を表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷プログラム。
  3. 水平方向に空白が続いている箇所を前記区切可能位置とする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷プログラム。
  4. 前記設定は、ドキュメントの最後のページのみを詰める設定を含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷プログラム。
  5. 複数の異なるページを連結して印刷装置に印刷させる印刷制御装置であって、
    前記ページにおける下部余白の余白詰めに関する設定を行う余白設定部、
    前記ページにおいて、区切ることが可能な区切可能位置を検出する区切可能位置検出部、
    前記ページの下部余白の高さを検出する余白検出部、
    前記設定に基いて、前記検出した余白の高さおよび前記区切可能位置から、前記ページの分割点である区切位置を検出する区切位置検出部、
    前記ページにおける前記区切位置より前のオブジェクトを、前のページの下部余白の部分へ移動する余白詰め部、および
    前記余白詰め機能による結果を前記印刷装置へ出力する印刷出力部、
    を有することを特徴とする印刷制御装置。
  6. 前記複数のページを生成するための第1ドキュメントと、第2ドキュメントと、を記憶する記憶部を有し、
    前記余白設定部は、前記第1ドキュメントの下部余白の第1余白詰め設定値と、該第1余白詰め設定値と異なる前記第2ドキュメントの下部余白の第2余白詰め設定値と、の設定を行い、該第1余白詰め設定値と、第2余白詰め設定値と、に基づき、前記印刷出力部は、前記第1ドキュメントから生成される第1画像と、前記第2ドキュメントから生成される第2画像と、を出力する
    ことを特徴とする請求項5に記載の印刷制御装置。
  7. 第1アプリケーションで生成された第1ドキュメントと、第2アプリケーションで生成された第2ドキュメントと、を記憶する記憶部を有し、
    前記余白設定部は、前記第1アプリケーションで生成されたドキュメントの下部余白の第1余白詰め設定値と、該第1余白詰め設定値と異なる前記第2アプリケーションで生成されたドキュメントの下部余白の第2余白詰め設定値と、の設定を行い、該第1余白詰め設定値と、第2余白詰め設定値と、に基づき、前記印刷出力部は、前記第1ドキュメントから生成される第1画像と、前記第2ドキュメントから生成される第2画像と、を出力する
    ことを特徴とする請求項5に記載の印刷制御装置。
  8. 複数の異なるページを連結して印刷装置に印刷させる画像形成装置であって、
    前記ページにおける下部余白の余白詰めに関する設定を行う余白設定部、
    前記ページにおいて、区切ることが可能な区切可能位置を検出する区切可能位置検出部、
    前記ページの下部余白の高さを検出する余白検出部、
    前記設定に基いて、前記検出した余白の高さおよび前記区切可能位置から、前記ページの分割点である区切位置を検出する区切位置検出部、
    前記ページにおける前記区切位置より前のオブジェクトを、前のページの下部余白の部分へ移動する余白詰め部、および
    前記余白詰め機能による結果を前記印刷装置へ出力する印刷出力部、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記複数のページを生成するための第1ドキュメントと、第2ドキュメントと、を記憶する記憶部を有し、
    前記余白設定部は、前記第1ドキュメントの下部余白の第1余白詰め設定値と、該第1余白詰め設定値と異なる前記第2ドキュメントの下部余白の第2余白詰め設定値と、の設定を行い、該第1余白詰め設定値と、第2余白詰め設定値と、に基づき、前記印刷出力部は、前記第1ドキュメントから生成される第1画像と、前記第2ドキュメントから生成される第2画像と、を出力する
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 第1アプリケーションで生成された第1ドキュメントと、第2アプリケーションで生成された第2ドキュメントと、を記憶する記憶部を有し、
    前記余白設定部は、前記第1アプリケーションで生成されたドキュメントの下部余白の第1余白詰め設定値と、該第1余白詰め設定値と異なる前記第2アプリケーションで生成されたドキュメントの下部余白の第2余白詰め設定値と、の設定を行い、該第1余白詰め設定値と、第2余白詰め設定値と、に基づき、前記印刷出力部は、前記第1ドキュメントから生成される第1画像と、前記第2ドキュメントから生成される第2画像と、を出力する
    ことを特徴とする請求項8に記載の印刷形成装置。
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