JP2014011789A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の印刷対象画像に分割された元画像の全体像をユーザに知らせることができる画像形成装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】CPUは、印刷対象の複数の画像を取得する(ステップS101)と共に印刷対象の複数の画像のうち少なくとも一部の画像が1つの元画像から分割されているか否かを検出し(ステップS103)、印刷対象の複数の画像のうち少なくとも一部の画像が1つの元画像から分割されている場合には、当該少なくとも一部の画像を1つの元画像として復元するように配置して又は当該少なくとも一部の画像を1つの元画像として合成して、プレビュー画面に表示する(ステップS104)。
【選択図】図7
【解決手段】CPUは、印刷対象の複数の画像を取得する(ステップS101)と共に印刷対象の複数の画像のうち少なくとも一部の画像が1つの元画像から分割されているか否かを検出し(ステップS103)、印刷対象の複数の画像のうち少なくとも一部の画像が1つの元画像から分割されている場合には、当該少なくとも一部の画像を1つの元画像として復元するように配置して又は当該少なくとも一部の画像を1つの元画像として合成して、プレビュー画面に表示する(ステップS104)。
【選択図】図7
Description
本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
従来より、複数の画像を合成してパノラマ画像を作成するパノラマ画像合成装置が知られている(特許文献1参照)。この装置では、ユーザが合成する画像を指定している。また、この装置は、複数の画像の一部が重複するようにして複数の画像を合成している。
本発明の目的は、複数の印刷対象画像に分割された元画像の全体像をユーザに知らせることができる画像形成装置及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の画像形成装置は、複数の印刷対象画像を取得する取得手段と、前記複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出する第1検出手段と、前記1つの元画像から分割されたものと検出された複数の印刷対象画像を前記1つの元画像を表すように配置し、表示する表示手段と、前記複数の印刷対象画像を印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記印刷対象画像の特徴情報を抽出する抽出手段とを備え、前記検出手段は、印刷対象画像の特徴情報を他の印刷対象画像の特徴情報と照合することにより、前記複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出することを特徴とする。
請求項3の画像形成装置は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記検出手段は、印刷対象画像のエッジ部分を他の印刷対象画像のエッジ部分とマッチングすることにより、前記複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出することを特徴とする。
請求項4の画像形成装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記検出手段は、各印刷対象画像から余白領域を除いた部分画像を検出し、複数の部分画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出することを特徴とする。
請求項5の画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記1つの元画像から分割されたものと検出された複数の印刷対象画像又は当該複数の印刷対象画像から余白領域を除いた複数の部分画像を連結することにより1つの合成画像を形成する合成画像形成手段を有することを特徴とする。
請求項6の画像形成装置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記印刷対象画像の特徴情報は、当該部分画像の外周の画素の色、当該外周の各辺の長さ、又は当該外周と交差する線分の色若しくは太さの少なくとも1つであることを特徴とする。
請求項7の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記検出手段は、前記画像形成装置に接続された情報処理装置から送られてくる、前記複数の印刷対象画像を含むジョブに関する情報に基づいて、前記複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出することを特徴とする。
請求項8の画像形成装置は、請求項7に記載の画像形成装置において、前記複数の印刷対象画像を含むジョブに関する情報は、前記複数の印刷対象画像が1つの元画像から分割されたものであることを示す情報、前記1つの元画像の分割方法を示す情報、当該ジョブを識別する識別情報、及び所定ページの有無を示す情報のいずれか1つであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
請求項9の画像形成装置は、請求項8に記載の画像形成装置において、前記取得手段で取得された複数の印刷対象画像の後に前記所定のページが挿入されている場合には、前記検出手段は、当該複数のページ画像の個数から元画像の分割数を判断することを特徴とする。
請求項10の画像形成装置は、請求項9に記載の画像形成装置において、前記検出手段は、前記所定のページの記載情報、色及び枚数の少なくとも一つに応じて、前記元画像の分割数を検出することを特徴とする。
請求項11の画像形成装置は、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記表示手段は、前記複数のページ画像の順番及び配置を規定した情報に基づいて、前記1つの元画像から分割されたものと検出された複数の印刷対象画像を前記1つの元画像を表すように配置し、表示することを特徴とする。
請求項12の画像形成装置は、印刷対象のジョブを取得する取得手段と、前記印刷対象のジョブに含まれる複数の画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出する検出手段と、前記1つの元画像から分割されたものと検出された複数の画像から合成画像を形成する合成画像形成手段と、当該合成画像のサムネイル画像を前記印刷対象のジョブを識別する識別情報と関連付けて、ジョブ選択画面に表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
請求項13の画像形成装置は、請求項12に記載の画像形成装置において、前記印刷対象のジョブに含まれる複数の画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものでないと検出された場合には、前記表示手段は、前記印刷対象のジョブに含まれるいずれか1つの画像に対応するサムネイル画像を前記識別情報と関連付けて、前記ジョブ選択画面に表示することを特徴とする。
請求項14のプログラムは、コンピュータを、コンピュータを、複数の印刷対象画像を取得する取得手段、前記複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出する検出手段、及び前記1つの元画像から分割されたものと検出された複数の印刷対象画像を前記1つの元画像を表すように配置し、表示する表示手段、として機能させることを特徴とする。
請求項15のプログラムは、コンピュータを、印刷対象のジョブを取得する取得手段、前記印刷対象のジョブに含まれる複数の画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出する検出手段、前記1つの元画像から分割されたものと検出された複数の画像から合成画像を形成する合成画像形成手段、及び当該合成画像のサムネイル画像を前記印刷対象のジョブを識別する識別情報と関連付けて、ジョブ選択画面に表示する表示手段として機能させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、複数の印刷対象画像に分割された元画像の全体像をユーザに知らせることができる。
請求項2の発明によれば、複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを正確に判断することができる。
請求項3の発明によれば、複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを正確に判断することができる。
請求項4の発明によれば、複数の部分画像の特徴に基づいて、複数の部分画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを正確に判断することができる。
請求項5の発明によれば、余白領域を残した状態で又は余白領域を削除した状態で合成画像を形成することができる。
請求項6の発明によれば、複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを正確に判断することができる。
請求項7の発明によれば、情報処理装置からのジョブに関する情報に基づいて、複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを正確に判断することができる。
請求項8の発明によれば、情報処理装置からのジョブに関する情報に基づいて、複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを正確に判断することができる。
請求項9の発明によれば、元画像を構成する複数の印刷対象画像の個数を把握することができる。
請求項10の発明によれば、元画像の分割数を正確に検出することができる。
請求項11の発明によれば、元画像を正確に形成することができる。
請求項12の発明によれば、ユーザにジョブを選択しやすい環境を提供することができる。
請求項13の発明によれば、ユーザにジョブを選択しやすい環境を提供することができる。
請求項14の発明によれば、複数の印刷対象画像に分割された元画像の全体像をユーザに知らせることができる。
請求項15の発明によれば、ユーザにジョブを選択しやすい環境を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。
図1のシステム1は、画像形成装置2及び情報処理装置3を備えている。画像形成装置2は、例えば、プリンタ、コピー機、FAX装置、又は複合機で構成されている。画像形成装置2は、CPU11、メインメモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)13、バスブリッジ14、通信インターフェース(I/F)15、画像処理部16、画像処理用メモリ17、画像出力部18、画像読取部19及びユーザインタフェース(UI)20を備えている。CPU11は、装置全体の動作を制御する。制御プログラムを読み込んだCPU11は、取得手段、検出手段、抽出手段、及び合成画像形成手段として機能する。また、UI20は表示手段として機能する。画像出力部18は印刷手段として機能する。
メインメモリ12は、各ページの画像を一時保存したり、CPU11の制御プログラムや各種のデータを保存する。HDD13は、各ページの画像を保存したり、CPU11の制御プログラムや各種のデータを保存する。さらに、HDD13は、データベース13Aを備えている。データベース13Aは、ページの順番や配置(即ち位置関係)に関する情報、及びページに含まれる有効領域(つまり、余白を除いた画像)の外周部分の描画パターンや配色パターン等を含む。尚、データベース13Aは、画像形成装置2の外部にあってもよく、例えば、情報処理装置3に含まれていてもよい。バスブリッジ14は、CPU11と通信I/F15、画像処理部16、画像読取部19又はUI20との間でデータの通信を行う。また、バスブリッジ14は、バス21とシステムバス22との間を橋渡しする。
通信I/F15は、ネットワークインタフェースで構成されており、ネットワークケーブル25を介して情報処理装置3とデータ通信を行う。通信I/F15は、不図示のネットワーク(例えば、LAN(Local Area Network))を介して情報処理装置3に接続されてもよい。画像処理部16は、画像の圧縮又は伸張を行う。画像処理用メモリ17は、画像処理部16のワーキングエリアとして機能する。画像出力部18は、画像処理部16からの画像を用紙に出力する。画像読取部19は、スキャナで構成され、画像を読み取る。読み取られた画像はバスブリッジ14を介してメインメモリ12又はHDD13に保存される。UI20は、ユーザによる指示に従って各種の設定を行うと共に、印刷前のプレビュー画面や各種設定を表示する。
CPU11は、バスブリッジ14を介してバス21及びシステムバス22に接続されている。メインメモリ12及びHDD13は、バス21を介してバスブリッジ14に接続されている。通信I/F15は、ネットワーク25及びシステムバス22に接続されている。画像処理部16、画像読取部19及びUI20は、システムバス22に接続されている。さらに、画像処理部16は、画像処理用メモリ17及び画像出力部18に接続されている。
情報処理装置3は、装置全体を制御するCPU31、制御プログラムを備えるROM32、ワーキングエリアとして機能するRAM33、プリンタドライバー、各種の情報及びプログラムを備えるハードディスクドライブ(HDD)34、画像形成装置2と接続するための通信インターフェース(I/F)35、キーボード及びマウスのような入力装置4と接続するためのUSB(universal serial bus)インターフェース(I/F)36、及び表示装置5と接続するためのビデオインターフェース(I/F)37を備えている。CPU31はシステムバス38を介してROM32、RAM33、HDD34、通信I/F35、USBI/F36及びビデオI/F37に接続されている。
図2は、ジョブ選択画面の一例を示す図である。
ジョブ選択画面はUI20に表示される。選択領域40には、例えば、メインメモリ12又はHDD13に登録されたジョブが表示される。ユーザは、選択領域40の中から所望のジョブを選択し、選択ボタン41を押下することによって、ジョブを指定する。これにより、CPU11は、ジョブを取得する。ユーザが戻るボタン42を押下すると、不図示のメニュー画面がUI20に表示される。
図3は、ページ一覧画面の一例を示す図である。図4は、文書特性設定画面の一例を示す図である。
図2の選択ボタンが押下されると、図3のページ一覧画面がUI20に表示される。ページ表示領域43には、選択されたジョブに含まれるページのサムネイル画像が表示される。ユーザは、ページ指定領域44にページ番号を入力することにより、印刷対象のページを指定する。これにより、CPU11は、印刷対象のページを取得する。
図3の文書特性設定ボタン45が押下されると、図4の文書特性設定画面がUI20に表示される。文書特性設定画面では、文書特性情報としてのページの順番や配置が指定される。チェックボックス47が指定されると、複数のページが図4に示すように一方向に配置される。チェックボックス48が指定されると、複数のページが図4に示すように二方向に配置される。領域49には、二方向配置の場合の折り返しのページ数が入力される。領域50には、ページの順番や配置の例が表示される。
尚、図4では、一方向配置が指定された場合、複数のページが垂直方向に配置されるが、水平方向に配置されてもよい。また、二方向配置が指定された場合、複数のページが垂直方向に配置され、ページ数が折り返し数に達すると、次のページが先頭ページの右隣に配置されている。例えば、二方向配置が指定された場合、複数のページが水平方向に配置され、ページ数が折り返し数に達すると、次のページが先頭ページの下に配置されてもよい。
また、図4では、文書特性情報を設定するために、ページの順番や配置を示す図が示されている。例えば、文書特性設定画面にアプリケーションの種類を選択肢として表示し、アプリケーションが選択されると、文書特性情報(ページの順番や配置)が自動的に決定されてもよい。また、CPU11が、印刷対象のページを解析して、自動的に文書特性情報を決定してもよい。
図5は、プレビュー画面の一例を示す図である。図6は、画像合成画面の一例を示す図である。
図3のプレビューボタン46が押下されると、図5のプレビュー画面がUI20に表示される。図5のプレビュー表示領域51には、選択された複数のページが文書特性情報に応じたレイアウトで表示される。
図5のチェックボックス52,53は、各ページの有効領域(即ち、鎖線領域54)を指定する。チェックボックス52が指定された場合には、ユーザは余白指定領域52A内に数値を入力することで、全ページの上下左右の余白領域を指定する。これにより、合成対象となる各ページの部分画像(即ち有効領域内の画像)が一括して指定される。チェックボックス53が指定された場合には、ユーザが合成される部分画像の左上と右下の位置を指定することで、CPU11がページの位置関係に基づいて各ページの有効領域を自動的に決定する。
画像合成ボタン55が押下されると、CPU11は選択された部分画像を結合し、1枚の合成画像を合成画像表示領域56に表示すると共に図6の画像合成画面をUI20に表示する。この場合、各ページ内の部分画像の周囲に余白がある場合でも、予めその余白が取り除かれている部分画像が結合されているので、余白のない合成画像が表示される。尚、ユーザが上下左右の余白領域を0に指定した場合には、全ページがそのまま互いに結合される。この場合、各ページ内の部分画像の周囲に余白がある場合には、その余白が残された状態で全ページが結合される。よって、ユーザは、各ページの余白を残した状態で合成画像の全体像を確認できる。
置換ボタン57が押下されると、CPU11は合成対象の複数のページを合成画像の1ページに置換する。終了ボタン58が押下されると、CPU11は、図4の文書特性設定画面、図5のプレビュー画面及び図6の画像合成画面で設定された各種の設定情報をHDD13のデータベース13Aに設定する。印刷ボタン59が押下されると、CPU11は、合成画像を画像出力部18に出力し、印刷を実行する。
図6の表示領域60には、合成画像(星)68、合成前の分割線(点線部)61、及び用紙領域(鎖線部)62が表示される。用紙領域62は、合成画像を印刷する場合に用紙に印刷される領域を示す。図6の例では、6枚の部分画像が合成されており、このまま印刷すると用紙からはみ出してしまう部分があることを示している。
図6の画像合成画面の右側には設定変更のためのボタンが配置されている。印刷に使用する用紙サイズを変更する場合には、ユーザは用紙変更ボタン63を押下する。用紙の余白サイズを変更する場合には、ユーザは余白変更ボタン64を押下する。合成画像の倍率を変更する場合には、ユーザは倍率変更ボタン65を押下する。合成画像の一部領域を切り出す場合には、ユーザは画像切り出しボタン66を押下する。ユーザは、ボタン63〜66を押下することによって対応する設定を変更し、所望の形式で合成画像を印刷する。設定終了ボタン67が押下されると、UI20の表示が図5のプレビュー画面に戻る。
図7は、画像形成装置2で実行される出力処理を示すフローチャートである。
まず、CPU11は、印刷対象の複数の画像を取得する(ステップS101)。例えば、CPU11は、図2のジョブ選択画面上のユーザ入力によって、印刷対象のジョブを取得し、さらに図3のページ一覧画面上のユーザ入力によって、当該印刷対象のジョブに含まれる複数のページ(即ち複数の画像)を取得する。例えば、CPU11は、画像読取部19で読み取られた複数のページを取得してもよいし、又は情報処理装置3のプリンタドライバから送られてくる印刷対象のジョブから複数のページを取得してもよい。
次いで、CPU11は、図4の文書特性設定画面に入力された文書特性情報を取得する(ステップS102)。取得された文書特性情報はデータベース13Aに登録される。
次に、CPU11は、印刷対象の複数の画像のうち少なくとも一部の画像が1つの元画像から分割されているか否かを検出する(ステップS103)。以下、ステップS103の処理は分割検出処理という。例えば、図8(A)に示すように、印刷対象の複数の画像が表計算データ71、72及び写真データ73である場合、CPU11は、表計算データ71、72が1つの元画像から分割されていると判断し、写真データ73は1つの元画像から分割されていないと判断する。尚、印刷対象の複数の画像のうち少なくとも一部の画像とは、表計算データ71、72のように、2つ以上の印刷対象の画像である。印刷対象の複数の画像が表計算データ71、72及び写真データ73であることは、CPU11により後述の処理の結果として判断される。
また、CPU11は、(1)ユーザの明示的な指示、(2)印刷対象の複数の画像の特徴、及び(3)情報処理装置3のプリンタドライバからのジョブに関する情報のいずれかに基づいて、ステップS103の分割検出処理を行っている。
ステップS103で、印刷対象の複数の画像のうち少なくとも一部の画像が1つの元画像から分割されている場合には(YES)、CPU11は、取得された文書特性情報に基づいて、当該少なくとも一部の画像を1つの元画像として復元するように配置して又は当該少なくとも一部の画像を1つの元画像として合成して、プレビュー画面に表示する(ステップS104)。この場合、図8(B)の合成画像表示領域56に示すように、表計算データ71、72は、文書特性情報に基づいて、1つの元画像として復元するように配置される、又は図8(C)の合成画像表示領域56に示すように、文書特性情報に基づいて、1つの元画像として合成される。
その後、CPU11は、図8(B)又は(C)のプレビュー画面の印刷ボタン59の押下によって、印刷対象の複数の画像を画像出力部18に出力し、印刷する(ステップS106)。図8(B)又は(C)のプレビュー画面の置換ボタン57の押下によって、表計算データ71、72が合成画像として1ページに置換されている場合には、その合成画像が印刷される。合成されていない画像は、個別に印刷される。
ステップS103で、印刷対象の複数の画像が、1つの元画像から分割されていない画像を含む場合には(NO)、CPU11は、当該1つの元画像から分割されていない画像を個別にプレビュー画面に表示する(ステップS105)。
以下、(1)ユーザの明示的な指示に基づいて、CPU11が、印刷対象の複数の画像が1つの元画像から分割されていることを検出する場合を説明する。
ユーザは、1つの元画像から分割されている印刷対象の複数の画像を図3のページ一覧画面のページ指定領域44で指定する。これにより、CPU11は、印刷対象の複数の画像を取得すると共に当該印刷対象の複数の画像が1つの元画像から分割されていることを検出する。
次に、(2)印刷対象の複数の画像の特徴に基づいて、CPU11が、印刷対象の複数の画像が1つの元画像から分割されているか否かを検出する場合、即ち図7のステップS103の分割検出処理を説明する。
図9は、図7のステップS103の分割検出処理を示すフローチャートである。
まず、図7のステップS101で印刷対象の複数のページが取得されているので、CPU11は、複数のページの1ページ目を処理対象として設定する(ステップS11)。
次に、CPU11は、対象ページPの有効領域を判定する(ステップS12)。例えば、CPU11は、対象ページPに含まれる印刷対象の画像を解析し、印刷対象の画像を囲む領域を特定して、この領域を有効領域として判定する。印刷対象の画像は、余白領域に含まれるようなヘッダ情報やフッタ情報を含まない。また、印刷データから余白領域の情報が取得可能である場合には、CPU11は、余白領域を除いた部分を有効領域として判定してもよい。この場合、余白領域にヘッダ情報やフッタ情報が含まれていてもよい。尚、有効領域に含まれる画像は、上述した部分画像である。
さらに、CPU11は、有効領域を解析して、部分画像の特徴情報を抽出する(ステップS13)。特徴情報は、例えば、部分画像の外周の画素の色、部分画像の外周の各辺の長さ、又は外周と交差する線分の色若しくは太さの少なくとも1つである。尚、縁なし画像のように余白領域がない画像もあるので、CPU11は、ステップS12の処理をスキップし、ステップS13で印刷対象の画像の特徴情報を抽出してもよい。
CPU11は、先行ページがあるか否かを判別する(ステップS14)。ステップS14でNOの場合、即ち、対象ページPが1ページ目である場合には、CPU11は、抽出された特徴情報をメインメモリ12又はHDD13に一時保存する(ステップS18)。
ステップS14でYESの場合、抽出された特徴情報を、既に解析済みの先行ページの特徴情報と照合するために、CPU11は、比較対象となるページを選択する(ステップS15)。例えば、図10に示すように、1ページ目及び2ページ目の処理が完了した後3ページ目を処理する場合、3ページ目は2ページ目の下の位置76又は1ページ目の右の位置77に割り当てられる可能性がある。この場合、1ページ目及び2ページ目が比較対象ページとなる。
次に、CPU11は、データベース13Aの文書特性情報(ページの順番や配置)を参照しながら、対象ページPの特徴情報を比較対象ページの特徴情報と照合する(ステップS16)。具体的には、CPU11は、データベース13Aの文書特性情報(ページの順番や配置)を参照しながら、データベース13Aに格納されている、有効領域の外周部分の描画パターンや配色パターン、及び文字や図形などの印字パターンを利用して、対象ページPの特徴情報を比較対象ページの特徴情報と照合する(即ち、マッチングする)。
図10の例では、CPU11は、3ページ目の特徴情報を1ページ目及び2ページ目の特徴情報と照合する。より具体的には、CPU11は、領域3Tの特徴情報を領域2Bの特徴情報と照合し、さらに、領域3Lの特徴情報を領域1Rの特徴情報と照合する。
CPU11は、対象ページPの特徴情報が比較対象ページの特徴情報とマッチングするか否かを判別する(ステップS17)。ステップS17でYESの場合には、CPU11は、対象ページPの特徴情報及び照合結果を先行ページの処理結果に追加保存する(ステップS18)。
その後、CPU11は、次のページを対象ページPとして設定し(ステップS19)、未処理のページがないか否かを判別する(ステップS20)。ステップS20でNOの場合には、手順はステップS12に戻る。ステップS20でYESの場合には、手順は図7のステップS104に進む。具体的には、CPU11は、保存された特徴情報及び照合結果を使用して複数の部分画像を結合することによって合成画像を形成し、UI20に合成画像を表示する。また、ステップS17でNOの場合には、手順は図7のステップS105に進む。具体的には、対象ページPの特徴情報が比較対象ページの特徴情報とマッチングしないので、CPU11は、比較対象ページ及び対象ページPを別々にUI20に表示する。この場合、比較対象ページの表示命令に従って、比較対象ページはUI20に表示され、対象ページPの表示命令に従って、対象ページPはUI20に表示される。
このように、図9の処理では、CPU11は、部分画像の特徴情報(即ち、部分画像の外周部分の描画パターンや配色パターン、及び文字や図形などの印字パターンなど)を他の部分画像の特徴情報と照合することにより、印刷対象の複数の画像が1つの元画像から分割されているか否かを検出している。
次に、図7のステップS103の分割検出処理の第1変形例を説明する。ここでは、情報処理装置3のプリンタドライバが、図11に示すような1つの元画像を2(ページ)x2(ページ)に分割して、画像形成装置2に送信するものとする。
図12は、図7のステップS103の分割検出処理の第1変形例を示すフローチャートである。
まず、図7のステップS101で印刷対象の複数のページが取得されているので、CPU11は、取得した複数のページをデコンポーズして、図13に示すようなプレビュー用画像を作成する(ステップS31)。
CPU11は、プレビュー用画像の有効領域を判定する(ステップS32)。CPU11は、プレビュー用画像に含まれる印刷対象の画像を解析し、印刷対象の画像を囲む領域を特定して、この領域を有効領域として判定する。また、情報処理装置3のプリンタドライバから余白領域の情報が取得可能である場合には、CPU11は、余白領域を除いた部分を有効領域として判定してもよい。図13のプレビュー用画像では、上下左右の余白が削除された、鎖線で囲まれる領域81が有効領域である。プレビュー用画像が縁なし画像である場合、有効領域は画像全体になる。
次に、CPU11は、有効領域の各エッジを検出する(ステップS33)。エッジをそれぞれ上辺、下辺、左辺、右辺とする。
CPU11は、1ページ目の有効領域の右辺が2ページ目の有効領域の左辺と連続するか否かを判定する(ステップS34)。ここでは、CPU11は、2つの有効領域のエッジがマッチングするか否かを判定している。具体的には、CPU11は、データベース13Aに格納されている、有効領域の外周部分の描画パターンや配色パターンを利用して、2つの有効領域のエッジがマッチングするか否かを判定している。
ステップS34でNOの場合には、手順は図7のステップS105に進む。具体的には、CPU11は、各ページを順次UI20にプレビュー表示し、本処理を終了する。この場合、ページ毎にプレビュー表示が実行される。
ステップS34でYESの場合には、CPU11は、2ページ目の有効領域の右辺が3ページ目の有効領域の左辺と連続するか否かを判定する(ステップS35)。ステップS35でYESの場合には、CPU11は、1つの元画像が3(ページ)x3(ページ)に分割されていると判断して、3x3のページ分割推定処理に進む(ステップS36)。尚、3x3のページ分割推定処理は、CPU11が、2つの有効領域の連続性を判定することによって、1つの元画像が3x3の複数のページに分割されているか否かを判定する処理である。CPU11は、ステップS35のように、n(nは2以上)ページ目の有効領域の右辺が(n+1)ページ目の有効領域の左辺と連続すると判定する場合には、(n+1)x(n+1)のページ分割推定処理に進む。
ステップS35でNOの場合には、CPU11は、1ページ目の有効領域の下辺が3ページ目の有効領域の上辺と連続するか否かを判定する(ステップS37)。ステップS37でNOの場合には、手順は図7のステップS105に進む。ステップS37でYESの場合には、CPU11は、2ページ目の有効領域の下辺が4ページ目の有効領域の上辺と連続するか否かを判定する(ステップS38)。ステップS38でNOの場合には、手順は図7のステップS105に進む。ステップS38でYESの場合には、CPU11は、4つのページ(プレビュー用画像)を2x2のページ分割と推定し(ステップS39)、手順は図7のステップS104に進む。具体的には、CPU11は、4つのプレビュー用画像又は4つの有効領域を合成し、合成画像をUI20にプレビュー表示する。4つのプレビュー用画像が合成された場合には、図14(A)に示すように、プレビュー用画像の余白領域が残った状態で合成画像が形成される。4つの有効領域が合成された場合には、図14(B)に示すように、隙間がない状態で合成画像が形成される。
このように、図12の処理では、CPU11は、部分画像の外周部分の描画パターンや配色パターンを利用して当該部分画像のエッジ部分を他の部分画像のエッジ部分とマッチングすることにより、印刷対象の複数の画像が1つの元画像から分割されているか否かを検出している。
次に、(3)情報処理装置3のプリンタドライバからのジョブに関する情報に基づいて、CPU11が、印刷対象の複数の画像が1つの元画像から分割されているか否かを検出する場合、即ち図7のステップS103の分割検出処理を説明する。
図15に示すように、情報処理装置3のプリンタドライバは、印刷時のオプションとしてポスター印刷モードを指定するためのラジオボタン91及び出力枚数の設定欄92を有する。ポスター印刷モードが指定された場合には、CPU11は、情報処理装置3のプリンタドライバからポスター印刷を示すフラグ、即ち、印刷対象の複数の画像が1つの元画像から分割されていることを示す情報を取得する。さらに、出力枚数の設定欄92でn(ページ)xn(ページ)(nは2以上)の分割が指定されているので、CPU11は、情報処理装置3のプリンタドライバから出力枚数を示す情報、即ち元画像の分割方法を示す情報を取得する。また、CPU11は、情報処理装置3のプリンタドライバから印刷対象の複数の画像を含むファイルのファイル名を取得する。例えば、取得したファイル名が表計算ソフトのファイル名である場合、CPU11は、印刷対象の複数の画像が分割されている可能性が高いと判断できる。
従って、CPU11は、情報処理装置3のプリンタドライバからのジョブに関する情報(ここでは、ポスター印刷を示すフラグ、出力枚数を示す情報又はファイル名など)に基づいて、印刷対象の複数の画像が1つの元画像から分割されているか否かを検出する。具体的には、CPU11は、ポスター印刷を示すフラグや出力枚数を示す情報を情報処理装置3のプリンタドライバから取得した場合に、印刷対象の複数の画像が1つの元画像から分割されていると判断する。また、例えば、CPU11は、特定種類のファイル名(例えば、表計算ソフト、ブラウザ、又は画像などのファイル名)のファイルを情報処理装置3のプリンタドライバから取得した場合に、印刷対象の複数の画像が1つの元画像から分割されていると判断する。
また、図15のプリンタドライバにおいて、n(ページ)xn(ページ)(nは2以上)の分割が指定されていれば、情報処理装置3のプリンタドライバは、1つの元画像をn(ページ)xn(ページ)に分割して画像形成装置2に分割された複数のページを送る。さらに、情報処理装置3のプリンタドライバは、分割された複数のページの後に、元画像の分割又は分割方法を示す所定のページを画像形成装置2に送る。所定のページについては、後述する。
図16は、図7のステップS103の分割検出処理の第2変形例を示すフローチャートである。
まず、図7のステップS101で印刷対象の複数のページが取得されているので、CPU11は、取得した複数のページをデコンポーズして、プレビュー用画像を作成する(ステップS51)。
そして、CPU11は、nxn(nは2以上)ページのプレビュー用画像の後に所定のページが挿入されているか否かを判別する(ステップS52)。ステップS52でNOの場合には、手順は図7のステップS105に進む。具体的には、CPU11は、各ページを順次UI20にプレビュー表示し、本処理を終了する。この場合、ページ毎にプレビュー表示が実行される。
ステップS52でYESの場合には、CPU11は、元画像が、所定のページと次の所定のページとの間に配置されているページ数、即ち、n(ページ)xn(ページ)に分割されていると判断し(ステップS53)、手順は図7のステップS104に進む。具体的には、CPU11は、nxn(nは2以上)ページのプレビュー用画像を合成し、合成画像をUI20にプレビュー表示する。換言すれば、CPU11は、nxnページのプレビュー用画像が連続すると判断している。
このように、CPU11は、情報処理装置3のプリンタドライバからのジョブに関する情報(ここでは、元画像の分割又は分割方法を示す所定のページ)に基づいて、印刷対象の複数の画像が1つの元画像から分割されているか否かを検出してもよい。
尚、プレビュー用画像を合成する場合には、図14(A)に示すように、プレビュー用画像の余白領域が残った状態で合成画像が形成されてもよいし、図14(B)に示すように、隙間がない状態で合成画像が形成されてもよい。
本処理では、nxn(nは2以上)ページの後に挿入されている所定のページが、元画像の分割数を検知するためのトリガになっている。例えば、4ページ(2x2ページ)の後に挿入されているページが白紙ページの場合には、CPU11が元画像が2x2(ページ)に分割されていると検知する。9ページ(3x3ページ)の後に挿入されているページが白紙ページの場合には、CPU11が元画像が3x3(ページ)に分割されていると検知する。
この所定のページは、白紙ページに限定されず、黒ページでもいいし、有彩色(赤、青、黄、緑など)ページでもよい。また、所定のページは、1ページでもよいし、複数ページでもよい。さらに、所定のページは、「分割」のような特定の文字、特定の記号、又は特定の図形が記載されたページでもよい。
つまり、CPU11は、複数の分割ページの後に挿入されているページの記載情報(上記文字、記号又は図形)、色及び枚数の少なくとも一つに応じて、元画像の分割数を検知してもよい。
例えば、複数の分割ページの後に挿入されているページが白紙ページの場合には、CPU11が元画像が2x2(ページ)に分割されていると検知する。複数の分割ページの後に挿入されているページが黒ページの場合には、CPU11が元画像が3x3(ページ)に分割されていると検知する。
また、例えば、複数の分割ページの後に挿入されているページが1枚の黒ページの場合には、CPU11が元画像が2x2(ページ)に分割されていると検知する。複数の分割ページの後に挿入されているページが2枚の黒ページの場合には、CPU11が元画像が3x3(ページ)に分割されていると検知する。
上記実施の形態では、図7のステップS103の分割検出処理は印刷前のプレビュー表示時に実行されているが、例えば、ジョブ取得時に図7のステップS103の分割検出処理が実行されてもよい。
図17は、ジョブ取得時に図7のステップS103の分割検出処理が実行される例を示すフローチャートである。
まず、CPU11は、複数のページ(即ち複数の画像)を含む印刷対象のジョブを取得する(ステップS61)。例えば、CPU11は、画像読取部19から印刷対象のジョブを取得してもよいし、又は情報処理装置3のプリンタドライバから印刷対象のジョブを取得してもよい。
次いで、CPU11は、図4の文書特性設定画面に入力された文書特性情報を取得する(ステップS102)。CPU11は、印刷対象のジョブに含まれる複数の画像のうち少なくとも一部の画像が1つの元画像から分割されているか否かを検出する、即ち、分割検出処理を実行する(ステップS103)。
ステップS103で、印刷対象のジョブに含まれる複数の画像のうち少なくとも一部の画像が1つの元画像から分割されている場合には(YES)、CPU11は、取得された文書特性情報に基づいて、当該少なくとも一部の画像から1つの元画像として合成画像を作成し、当該合成画像のサムネイル画像をファイル名と関連付けて、ジョブ選択画面に表示する(ステップS62)。図18にジョブ選択画面の変形例を示す。合成画像に対応するサムネイル画像83がファイル名85と関連付けて表示されている。尚、ファイル名は、印刷対象のジョブを識別するための識別情報である。
ステップS103で、印刷対象のジョブに含まれる複数の画像のうち少なくとも一部の画像が1つの元画像から分割されていない場合には(NO)、CPU11は、印刷対象のジョブに含まれるいずれか1つのページ(画像)に対応するサムネイル画像をファイル名と関連付けて、ジョブ選択画面に表示する(ステップS63)。図18では、最初のページに対応するサムネイル画像84がファイル名85と関連付けて表示されている。
図17の処理によれば、CPU11が分割されている複数の画像を合成することによって元画像を復元し、当該元画像に対応するサムネイル画像をファイル名と関連付けて、ジョブ選択画面に表示する。または、CPU11が印刷対象のジョブに含まれる最初のページに対応するサムネイル画像をファイル名と関連付けて、ジョブ選択画面に表示する。よって、画像形成装置2は、ファイル名のみが表示される場合に比べて、ユーザにジョブを選択しやすい環境を提供する。特に、元画像が復元される場合には、ユーザはジョブの全体像を把握しやすくなる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、CPU11が印刷対象の複数の画像を取得する(ステップS101)と共に印刷対象の複数の画像のうち少なくとも一部の画像が1つの元画像から分割されているか否かを検出し(ステップS103)、印刷対象の複数の画像のうち少なくとも一部の画像が1つの元画像から分割されている場合には、UI20が当該少なくとも一部の画像を1つの元画像として復元するように配置して又は当該少なくとも一部の画像を1つの元画像として合成して、プレビュー画面に表示する(ステップS104)。よって、複数の印刷対象画像に分割された元画像の全体像をユーザに知らせることができる。
画像形成装置2の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、CPU11に供給し、CPU11が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、又はSDカードなどがある。また、画像形成装置2のCPU11が、画像形成装置2の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
1 システム
2 画像形成装置
3 情報処理装置
11 CPU
12 メインメモリ
13 ハードディスクドライブ
14 バスブリッジ
15 通信インターフェース(I/F)
16 画像処理部
17 画像処理用メモリ
18 画像出力部
19 画像読取部
20 ユーザインタフェース(UI)
2 画像形成装置
3 情報処理装置
11 CPU
12 メインメモリ
13 ハードディスクドライブ
14 バスブリッジ
15 通信インターフェース(I/F)
16 画像処理部
17 画像処理用メモリ
18 画像出力部
19 画像読取部
20 ユーザインタフェース(UI)
Claims (15)
- 複数の印刷対象画像を取得する取得手段と、
前記複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出する検出手段と、
前記1つの元画像から分割されたものと検出された複数の印刷対象画像を前記1つの元画像を表すように配置し、表示する表示手段と、
前記複数の印刷対象画像を印刷する印刷手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記印刷対象画像の特徴情報を抽出する抽出手段とを備え、
前記検出手段は、印刷対象画像の特徴情報を他の印刷対象画像の特徴情報と照合することにより、前記複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記検出手段は、印刷対象画像のエッジ部分を他の印刷対象画像のエッジ部分とマッチングすることにより、前記複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記検出手段は、各印刷対象画像から余白領域を除いた部分画像を検出し、複数の部分画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記1つの元画像から分割されたものと検出された複数の印刷対象画像又は当該複数の印刷対象画像から余白領域を除いた複数の部分画像を連結することにより1つの合成画像を形成する合成画像形成手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記印刷対象画像の特徴情報は、当該部分画像の外周の画素の色、当該外周の各辺の長さ、又は当該外周と交差する線分の色若しくは太さの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記検出手段は、前記画像形成装置に接続された情報処理装置から送られてくる、前記複数の印刷対象画像を含むジョブに関する情報に基づいて、前記複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記複数の印刷対象画像を含むジョブに関する情報は、前記複数の印刷対象画像が1つの元画像から分割されたものであることを示す情報、前記1つの元画像の分割方法を示す情報、当該ジョブを識別する識別情報、及び所定ページの有無を示す情報のいずれか1つであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記取得手段で取得された複数の印刷対象画像の後に前記所定のページが挿入されている場合には、前記検出手段は、当該複数のページ画像の個数から元画像の分割数を判断することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記検出手段は、前記所定のページの記載情報、色及び枚数の少なくとも一つに応じて、前記元画像の分割数を検出することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記表示手段は、前記複数のページ画像の順番及び配置を規定した情報に基づいて、前記1つの元画像から分割されたものと検出された複数の印刷対象画像を前記1つの元画像を表すように配置し、表示することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 印刷対象のジョブを取得する取得手段と、
前記印刷対象のジョブに含まれる複数の画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出する検出手段と、
前記1つの元画像から分割されたものと検出された複数の画像から合成画像を形成する合成画像形成手段と、
当該合成画像のサムネイル画像を前記印刷対象のジョブを識別する識別情報と関連付けて、ジョブ選択画面に表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記印刷対象のジョブに含まれる複数の画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものでないと検出された場合には、前記表示手段は、前記印刷対象のジョブに含まれるいずれか1つの画像に対応するサムネイル画像を前記識別情報と関連付けて、前記ジョブ選択画面に表示することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
- コンピュータを、
複数の印刷対象画像を取得する取得手段、
前記複数の印刷対象画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出する検出手段、及び
前記1つの元画像から分割されたものと検出された複数の印刷対象画像を前記1つの元画像を表すように配置し、表示する表示手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - コンピュータを、
印刷対象のジョブを取得する取得手段、
前記印刷対象のジョブに含まれる複数の画像の少なくとも一部が1つの元画像から分割されたものであるか否かを検出する検出手段、
前記1つの元画像から分割されたものと検出された複数の画像から合成画像を形成する合成画像形成手段、及び
当該合成画像のサムネイル画像を前記印刷対象のジョブを識別する識別情報と関連付けて、ジョブ選択画面に表示する表示手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
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