JP2007195065A - 描画方法及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 編集したファイルを印刷する前に、実際に印刷されるオブジェクトの範囲や紙の余白などをより分かり易く表示できるようにすること。
【解決手段】 情報処理装置において少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを表示装置に表示する描画方法であって、画像が印刷される用紙のうちの印刷可能領域の情報を取得し(S35)、前記表示装置に、前記用紙を示す領域を固定的に描画し(S33)、表示された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定し(S15)、前記印刷可能領域の情報に基づき、前記設定されたレイアウト位置において、前記印刷可能領域の内と外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画する(S43、S44)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像ファイルの描画方法及び画像処理装置に関し、詳しくは、画像ファイルを表示する際の描画方法及び画像処理装置に関する。
近年、デジタルカメラ及びプリンタの性能向上により、銀塩写真に勝るとも劣らない高品質の写真を撮影し、プリントすることが可能となった。一般的には、パーソナルコンピュータに専用インターフェースケーブルやLAN等を介してデジタルカメラやプリンタを接続した単純なシステムを用いる。こういったシステムでは、パーソナルコンピュータにインストールされている画像処理アプリケーションを用いて、デジタルカメラで撮影した写真の画像データに、カラー補正やサイズ変更等の処理を自由に施し、ユーザ好みの品質の画像をプリントすることが可能である。
また、写真を高画質にプリントする機能だけではなく、他にも様々な機能が要求されている。そのひとつに、コンピュータプログラムのGUIを介して、印刷したい画像や文字(以下、「オブジェクト」と呼ぶ。)の印刷媒体上での配置を自由に編集することのできる、レイアウトプリント機能がある。一般的にプリント機能を有するプログラムでは、ファイルの編集後にユーザがプリント後の紙面の状態を印刷前に確認できるように、印刷後の状態をプレビュー表示する機能が用意されている。上記のレイアウトプリント機能を有するプログラムにおいては、プレビュー表示をリアルタイムで行い、ユーザが操作をしながら、リアルタイムで印刷後の紙面の状態を推測可能にすることが望ましく、そのために様々な工夫がされている。
例えば、市販のコンピュータプログラムには、編集画面上で紙や印刷領域を表す枠を表示することで、ユーザーがリアルタイムで印刷可能領域を知ることができるようにしているものも存在する。
また、例えば特許文献1によれば、複写機などで印刷対象の原稿を戴置するコンタクトガラスに重ねて液晶パネルを構成し、この液晶パネルにより、内部に備えられた発光部からの光から印刷可能領域外を完全に遮光することが開示されている。これにより、遮光されていない領域が印刷可能領域であることをリアルタイムで知ることができる。
特開2005‐244755号公報
しかし、上記の市販のコンピュータプログラムによる方法では、枠やオブジェクトの色や大きさによって、紙や印刷可能領域を表す線が視認しにくくなってしまう。更に、印刷時には余白となる部分にもオブジェクトが表示されてしまうため、実際に印刷したときに、所望の印刷結果を得られない場合があった。
また、例えば、特許文献1による方法では、印刷可能領域に対してオブジェクトがどれだけはみだしているのかを容易に知ることができない。更に、紙の余白を考慮した構成になっておらず、印刷部が用紙全面に印刷を行うことができない場合には、正確に印刷可能領域を表示ができず、印刷可能領域内に原稿を戴置しても、印刷時に端が切れてしまうことがあった。
このように、従来の方法では、実際に紙面に印刷される範囲が判りにくかった。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、編集したファイルを印刷する前に、実際に印刷されるオブジェクトの範囲や紙の余白などをより分かり易く表示できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、情報処理装置において少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを表示装置に表示する本発明の描画方法は、画像が印刷される用紙のうちの印刷可能領域の情報を取得する取得工程と、前記表示装置に、前記用紙を示す領域を固定的に描画する第1の描画工程と、前記第1の描画工程で表示された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定する設定工程と、前記取得工程で取得された前記印刷可能領域の情報に基づき、前記設定工程で設定されたレイアウト位置において、前記印刷可能領域の内と外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画する第2の描画工程とを有する。
また、少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを表示装置に表示する本発明の画像処理装置は、画像が印刷される用紙のうちの印刷可能領域の情報を取得する取得手段と、前記表示装置に、前記用紙を示す領域を固定的に描画する第1の描画手段と、前記第1の描画手段で表示された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定する設定手段と、前記取得手段で取得された前記印刷可能領域の情報に基づき、前記設定手段で設定されたレイアウト位置において、前記印刷可能領域の内と外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画する第2の描画手段とを有する。
また、別の構成によれば、情報処理装置において編集中の少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを、表示装置に表示するための本発明の描画方法は、画像が印刷される用紙について、余白領域を含む情報を取得する取得工程と、前記用紙の画像を固定的に描画する第1の描画工程と、前記第1の描画工程で描画された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定する設定工程と、前記取得工程で取得された前記余白領域の情報に基づき、前記設定工程で設定されたレイアウト位置において、前記余白領域の内と外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画する第2の描画工程とを有する。
また、編集中の少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを、表示装置に表示するための本発明の画像処理装置は、画像が印刷される用紙について、余白領域を含む情報を取得する取得手段と、前記用紙の画像を固定的に描画する第1の描画手段と、前記第1の描画手段で描画された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定する設定手段と、前記取得手段で取得された前記余白領域の情報に基づき、前記設定手段で設定されたレイアウト位置において、前記余白領域の内と外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画する第2の描画手段とを有する。
また、別の構成によれば、情報処理装置において編集中の少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを、表示装置に表示するための描画方法であって、画像が印刷される用紙について、余白領域を含む情報を取得する取得工程と、前記用紙の画像を固定的に描画する第1の描画工程と、前記第1の描画工程で描画された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定する設定工程と、前記取得工程で取得された余白領域の情報に基づき、前記設定工程で設定されたオブジェクト画像のレイアウト位置において、用紙領域内における前記余白領域の外と前記用紙領域外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画し、前記余白領域にある前記オブジェクト画像は描画しないように制御する第2の描画工程とを有する。
また、編集中の少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを、表示装置に表示するための本発明の画像処理装置は、画像が印刷される用紙について、余白領域を含む情報を取得する取得手段と、前記用紙の画像を固定的に描画する第1の描画手段と、前記第1の描画手段で描画された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定する設定手段と、前記取得手段で取得された余白領域の情報に基づき、前記設定手段で設定されたオブジェクト画像のレイアウト位置において、用紙領域内における前記余白領域の外と前記用紙領域外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画し、前記余白領域にある前記オブジェクト画像は描画しないように制御する第2の描画手段とを有する。
本発明によれば、編集したファイルを印刷する前に、実際に印刷されるオブジェクトの範囲や紙の余白などをより分かり易く表示することができる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。ただし、本形態において例示される構成部品の寸法、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明がそれらの例示に限定されるものではない。
<第1の実施形態>
図1は、本第1の実施形態を実現するシステムの概略構成を示すブロック図である。CPU101は、システム全体の動作をコントロールし、一次記憶部102に格納されたプログラムの実行などを行う。
一次記憶部102は例えばメモリであり、二次記憶部103に記憶されたプログラムなどを読み込んで格納する。二次記憶部103は主にハードディスクである。一次記憶部102の容量は二次記憶部103の容量より小さく、一次記憶部102に格納しきれないプログラムやデータなどは二次記憶部103に格納される。また、長時間記憶しなくてはならないデータ等も二次記憶部103に格納される。本第1の実施形態では、本第1の実施形態の処理手順を実現するようなプログラムは二次記憶部103に格納し、プログラムの実行時に一次記憶部102に読み込んで、CPU101が実行処理を行う。
操作部104はプログラムに割り込み信号を送るために用いるデバイスであり、例えば、マウスやキーボード等の操作部材を含む。出力デバイス105は例えばモニタ、印刷デバイス106は、例えばインクジェット式プリンタや、レーザービームプリンタ等のプリンタであり、公知のプリンタを用いることができる。
107は入力部であり、例えば、デジタルカメラやスキャナなどの周辺機器と接続するためのコネクタや、ネットワークに接続するための通信部などを含む。入力部を介して、外部から画像データを取り込むことができる。
図2は、本第1の実施形態における画像の編集印刷処理の概要を示すフローチャートである。この処理は、CPU101により実行される。
まず、ステップS11で、変数やフラグ等を初期化する。この際に、使用する用紙サイズとしてデフォルト値(例えばA4縦位置、はがきサイズなど)に初期化すると共に、使用可能なプリンタを自動的に設定して、デフォルトの用紙サイズに印刷を行う場合に必要な余白(印刷できない領域)を取得し、記憶しておく。なお、この時点で使用可能なプリンタが無い場合には、余白を0として一次記憶部102に記憶しておく。
初期化が終了すると、ステップS12で編集対象のファイルを取得する。ここでは、編集対象のファイルがすでに存在する場合にはそのファイルを二次記憶部103から読み出し、存在しない場合には、新たにファイルを作成する。
次にステップS13で、読み出したファイルの編集画像をモニタなどの出力デバイス105に表示する。この編集画像の表示処理については、図3〜図7を参照して詳細に後述する。
ステップS14では、ユーザによる操作部104の操作により、ファイルの編集が指示されたかどうかを判断する。ファイルの編集とは、例えば、画像の追加、画像の移動、画像サイズの変更、文字の編集、文字領域の移動といった、オブジェクトの変更を含む。ファイルの編集が指示された場合には、ステップS15で操作に応じた編集処理を行い、編集後のファイルの更新を行う。この際に、オブジェクトの位置(例えば、後述する編集画像の位置または用紙の位置に対するオブジェクト領域の位置)を一次記憶部102に記憶しておく。そしてステップS13に戻る。
ステップS14で編集が指示されていない場合にはステップS16に進み、操作部104の操作によりプリンタの変更が指示されたかどうかを判断する。指示されていればステップS17に進み、変更後のプリンタを使用するプリンタとして設定し、ステップS18で現在設定されているサイズの用紙に印刷を行う場合に必要な余白(印刷できない領域)を取得し、一次記憶部102に記憶してからステップS13に戻る。
ステップS16でプリンタの変更が指示されていないと判断されると、ステップS19に進み、用紙の変更が指示されたかどうかを判断する。指示されていればステップS20に進み、変更後の用紙のサイズを変更すると共に、変更後の用紙に印刷する場合にプリンタが必要とする用紙の余白(または印刷可能範囲)を取得し、取得した情報を一次記憶部102に記憶してからステップS13に戻る。
ステップS19で用紙設定の変更が指示されていないと判断されると、ステップS21に進んで印刷が指示されたかどうかを判断する。印刷が指示されていれば、ステップS22で現在編集中のファイルを印刷してからステップS13に戻る。なお、使用可能なプリンタが無い場合にはエラーメッセージを表示してからステップS13に戻る。
一方、印刷が指示されていなければステップS23に進み、編集印刷処理の終了が指示されたかどうかを判断する。終了が指示されていなければステップS14に戻り、指示されていれば編集印刷処理を終了する。
次に、ステップS13で行われる本発明の第1の実施形態における編集画面表示処理について、詳しく説明する。
図3は、編集画像表示処理の全体の流れを示すフローチャートである。
先ず、ステップS31において、出力デバイス105の表示画面におけるファイルの編集領域の大きさ及び位置を取得する。編集領域の大きさはピクセル数で取得し、例えば図6に示すように編集領域が矩形である場合には、幅をXpix、高さをYpixとする。また、位置として表示画面における左上の頂点の座標を取得する。なお、位置は左上の頂点の座標に限るものではなく、他の頂点座標や中心座標等であっても構わない。図6の例では、説明を分かり易くするために左上の頂点の座標を(0,0)として説明する。
次に、ステップS32において、記憶しておいた用紙のサイズの情報を読み出すと共に、取得した用紙サイズをピクセル数に換算する。ピクセル数への変換は、例えば、1mmに対応する出力デバイス105の画素数を予め割り当てておけばよい。ここでは、1mm辺りの横方向の画素数をapix/mm、縦方向の画素数をbpix/mmとする。そして、出力デバイス105で描画される用紙の幅をピクセル数で表したものをWpix、mmで表したものをWmm、また、高さをピクセル数で表したものをHpix、mmで表したものをHmmとする。この場合、
Wpix=Wmm × apix/mm
Hpix=Hmm × bpix/mm …(1)
により表すことができる。なお、用紙のサイズをインチで取得した場合には、1インチ辺りのピクセル数を予め記憶しておくか、または、式(1)に25.4(1インチ=2.54cm)を掛けるようにしても良い。また、用紙サイズがA4などの情報と方向とにより与えられている場合には、mmやインチなどの単位に置き換えてから上記式(1)を適用する。
次に、ステップS33において、ステップS31及びS32で得た情報を元にして、背景及び用紙を描画する。
ここではまず、例えば図6に示すように、表示画面の(0,0)を頂点とする、幅Xpix、高さYpixの編集領域を予め設定された色等により表示する。次に、用紙の左上端の画面上の位置を(x0,y0)とする、式(1)により求めた幅Wpix、高さHpix幅の用紙領域を、予め設定された色(例えば、白)などにより表示する。この場合、表示される領域は、(x0,y0)、(x0+Wpix,y0)、(x0,y0+Hpix)、(x0+Wpix,y0+Hpix)を頂点とする矩形となる。
次に、ステップS34において、使用可能なプリンタが接続されているかどうかを確認する。使用可能なプリンタがあればステップS35に進み、無ければステップS38に進む。
ステップS35では、プリンタが用紙に印刷可能な範囲を取得する。ここでは先ず、記憶しておいた余白の情報を読み出すと共に、取得した余白をピクセル数に変換する。ピクセル数への変換は、例えば余白がmm単位で表されているとすると、式(1)に示す関係と同様に、
Mpix=Mmm × apix/mm
Npix=Nmm × bpix/mm …(2)
により表すことができる。なお、式(2)において、Mpixは横方向の余白をピクセル数で表したもの、Mmmは余白をmmで表したもの、また、Npixは横方向の余白をピクセル数で表したもの、Nmmは余白をmmで表したものである。なお、余白をインチで取得してもよい。左右それぞれMpix、上下それぞれ縦Npixピクセル分の余白が必要である場合は、(x0+Mpix,y0+Npix)を左上端の頂点とする、幅Wpix‐2Mpix、高さHpix‐2Npixの領域が印刷可能領域である。即ち、次の4点を頂点とする範囲が印刷可能範囲である。(x0+Mpix,y0+Npix)、(x0+Wpix‐Mpix,y0+Npix)、(x0+Mpix,y0+Hpix‐Npix)、(x0+Wpix‐Mpix,y0+Hpix‐Npix)。
次にステップS36において、画像や、文字などのオブジェクトを描画する。ここで行われるオブジェクト描画処理1について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
図4は、オブジェクト描画処理1を示すフローチャートである。
先ず、ステップS41において、編集対象ファイルで使用されているオブジェクトの内の1つについて、1画素分の画像データ及び画素位置を取得する。なお、画素位置は、図2のステップS15で記憶しておいたオブジェクト領域の位置に基づいて取得する。
次にステップS42において、取得した画素位置が、印刷可能範囲内にあるかどうかを判断する。印刷可能範囲内にある場合には、その画素の画像データをそのまま描画し(ステップS43)、印刷可能範囲内に無い場合には、その画素の画像データの輝度を下げてから描画する(ステップS44)。輝度を下げるには、画像データがRGBデータである場合、各データに、例えば1未満の任意の係数を乗してから描画する。
なお、係数を低くした方が印刷可能範囲内/外の区別が付きやすいが、あまり低くすると、オブジェクトのどういった内容が印刷可能範囲外にあるかが分からなくなる。従って、印刷可能範囲内/外の区別の付き易さと、印刷可能範囲外にあるオブジェクトの内容の分かり易さを勘案して係数を決定することが好ましい。また、本発明は輝度に限るものではなく、輝度を下げる代わりに、彩度を無彩色に近づけたり、明度を上げて淡い色で描画するなど、印刷可能範囲内/外の区別が付くようであればよい。
1画素の描画を終えると、描画中のオブジェクトについて、すべての画素の画像データを描画したかどうかを判断する(ステップS45)。描画を終えていなければステップS41に戻って、次の1画素分の画像データ及び画素位置を取得し、すべての画素の描画を終えるまで上述した処理を繰り返す。
一方、すべての画素の画像データを描画済みであれば、ステップS46に進んで、編集中のファイルで用いられているすべてのオブジェクトについて描画処理を終了したかどうかを判断する。終了していなければステップS41に戻って、次のオブジェクトについて上記処理を繰り返す。終了していればオブジェクト描画処理1を終了し、図3のステップS37に進む。
なお、図6に示すように、編集画像の左上端と、用紙の画像の左上端と、オブジェクトの左上端の位置関係は、
Figure 2007195065
により表すことができる。従って、図2のステップS14で編集画像の左上端(0,0)を基準とするオブジェクトの位置を記憶してある場合には、ステップS43またはS44においてステップS41で求めた画素位置にそのまま描画すればよい。これに対し、用紙の左上端(x0,y0)を基準とするオブジェクトの位置(つまり、ベクトル(x2、y2))を記憶してある場合には、ステップS43及びS44において、ベクトル(x0、y0)分移動した位置に描画する必要がある。なお、ここでは編集画像の左上端と、用紙の画像の左上端と、オブジェクトの左上端の位置関係について説明したが、他の頂点や中心であっても、同様の位置関係が成り立つ。
次にステップS37で、印刷可能範囲を示す印刷領域線を描画する。ここでは、ステップS34で求めた4点を結ぶ線を描画する。なお、印刷領域線は、バックグランドとなる用紙及びオブジェクトの色に対して目立つように表示することが好ましい。例えば、所定輝度よりも明るい場合には、例えば濃い灰色、暗い場合には白色で描画する。勿論、印刷領域線の色はこれに限るものではなく、任意の色を用いることが可能である。
次に、ステップS39において、用紙の範囲を示す用紙領域線を描画する。ここでは、ステップS32で求めた4点を結ぶ線の内、オブジェクトと重なった部分の線を描画する。なお、用紙領域線も印刷領域線と同様にして使用する色などを任意に定めることができる。勿論、オブジェクトと重なっていない部分の線を描画するようにしても構わない。
一方、ステップS34で使用可能なプリンタが無いと判断され、プリンタの設定がされていない場合には、ステップS38に進んで、画像や、文字などのオブジェクトを描画する。ここで行われるオブジェクト描画処理2について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
図5に示す処理と図4に示す処理との差は、図4のステップS42の代わりに、ステップS52において、描画する画素の位置が用紙の範囲内にあるかどうかを判断する。そして、用紙の範囲内にある場合にはステップS43に進み、無い場合にはステップS44に進む。これ以外の処理は図4の処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。
全オブジェクトの描画を終了すると、図3のステップS39に進み、上述した用紙領域線の描画処理を行ってから、図2の処理に戻る。
図7は、図4のオブジェクト描画処理1を行った場合に描画される編集領域の画像例を示す図である。図7から分かるように、印刷可能範囲内にある画像部分は明るく表示され、印刷可能範囲外にある画像部分は暗く表示される。これにより、全体画像のどの部分が印刷され、どの部分が印刷されないかを、ユーザは一目で容易に見分けることが可能になる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本第2の実施形態と上述した第1の実施形態との違いは、図2のステップS12で行われる編集画像の表示処理であり、装置構成及び基本的な編集印刷処理は第1の実施形態と同様である。従って、ここでは、本第2の実施形態おける編集画像表示処理について説明する。
図8は、本第2の実施形態における編集画像表示処理の全体の流れを示すフローチャートである。図8に示す処理では、ステップS35で印刷可能範囲を取得した後、ステップS66においてオブジェクト描画処理3を行ってから、図2の処理に戻る。また、ステップS34で使用可能なプリンタが無い場合には、ステップS68でオブジェクト描画処理4を行ってから、図2の処理に戻る。なお、ステップS31〜S35、及びS37の処理は、図3で説明した処理と同様であるため、説明は省略する。
図9は、オブジェクト描画処理3を示すフローチャートである。
先ず、ステップS71において、編集対象ファイルで使用されているオブジェクトの内の1つについて、1画素分の画像データ及び画素位置を取得する。
次にステップS72において、取得した画素位置が、用紙内の印刷可能範囲外、即ち、余白部分にあるかどうかを判断する。余白部分ではない場合には、その画素の画像データを描画し(ステップS73)、余白部分にある場合には、その画素の画像データの描画を行わない。または、用紙描画時の画素データを描画するようにしても良い。
1画素の処理を終えると、描画中のオブジェクトについて、すべての画素の画像データを描画したかどうかを判断する(ステップS74)。描画を終えていなければステップS71に戻って、次の1画素分の画像データ及び画素位置を取得し、すべての画素の描画を終えるまで上述した処理を繰り返す。
一方、すべての画素の画像データを描画済みであれば、ステップS75に進んで、編集中のファイルで用いられているすべてのオブジェクトについて描画処理を終了したかどうかを判断する。終了していなければステップS71に戻って、次のオブジェクトについて上記処理を繰り返す。終了していればオブジェクト描画処理3を終了する。
図10は、図9のオブジェクト描画処理3を行った場合に描画される編集領域の画像例を示す図である。図10から分かるように、余白部分にはオブジェクトの画像データを描画しないため、用紙の色が表示されたままとなり、全体画像のどの部分が印刷され、どの部分が印刷されないかを、ユーザは一目で容易に見分けることが可能になる。
また、図8ステップS68で行われるオブジェクト描画処理4では、特に描画方法は規定されず、公知の描画方法により描画処理を行うようにすればよい。
<第3の実施形態>
次に第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、使用可能なプリンタがある場合に、第1の実施形態で説明したオブジェクト描画処理1と、第2の実施形態で説明したオブジェクト描画処理3とを組み合わせた処理を行う。ここでは、第2の実施形態における図8の処理で、ステップS66においてオブジェクト描画処理3の代わりに、図11を参照して説明するオブジェクト描画処理5を行う。なお、第3の実施形態では、オブジェクト描画処理4の代わりに、第1の実施形態で説明したオブジェクト描画処理2を行うようにしても良い。それ以外は、第2の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図11において、先ず、ステップS81において、編集対象ファイルで使用されているオブジェクトの内の1つについて、1画素分の画像データ及び画素位置を取得する。
次にステップS82において、取得した画素位置が編集画像のどの位置にあるか、即ち、用紙外にあるか、用紙内の印刷可能範囲外、即ち、余白部分にあるか、印刷可能範囲内にあるかを判断する。印刷可能範囲内にある場合には、その画素の画像データをそのまま描画し(ステップS83)、余白部分にある場合には、その画素の画像データの描画を行わずにステップS85に進む。なお、用紙描画時の画素データを描画するようにしても良い。また、用紙外にある場合には、その画素の画像データの輝度を下げてから描画する(ステップS84)。なお、ステップS84では、第1の実施形態において図4のステップS44で説明したように、輝度を下げる以外の方法を用いても良い。
1画素の処理を終えると、描画中のオブジェクトについて、すべての画素の画像データを描画したかどうかを判断する(ステップS85)。描画を終えていなければステップS81に戻って、次の1画素分の画像データ及び画素位置を取得し、すべての画素の描画を終えるまで上述した処理を繰り返す。
一方、すべての画素の画像データを描画済みであれば、ステップS86に進んで、編集中のファイルで用いられているすべてのオブジェクトについて描画処理を終了したかどうかを判断する。終了していなければステップS81に戻って、次のオブジェクトについて上記処理を繰り返す。終了していればオブジェクト描画処理5を終了する。
図12は、図11のオブジェクト描画処理3を行った場合に描画される編集領域の画像例を示す図である。図12から分かるように、余白部分にはオブジェクトの画像データを描画しないため、用紙の色が表示されたままとなり、また、用紙外にある画像部分は暗く表示される。これにより、全体画像のどの部分が印刷され、どの部分が印刷されないかを、ユーザは一目で容易に見分けることが可能になる。
<変形例>
上述した第2及び第3の実施形態では、オブジェクト描画処理3及び5において、用紙の余白部分に画像データを描画しない場合について説明した。しかしながら、余白の部分にも画像データを一旦すべて描画してから、余白部分の領域を用紙の色で上書き描画するようにしても良い。先ず、その場合のオブジェクト描画処理3’を及び5’を図13及び図14に示す。
図13に示すオブジェクト描画処理3’では、ステップS75においてすべてのオブジェクトの描画終了後、ステップS76において、余白部分の領域を用紙の色で上書きする。以上のように処理を行っても、図10に示すような編集画像を得ることができる。
また、図14に示すオブジェクト描画処理5’では、図11のステップS82〜S84の代わりに図4のステップS42〜S44の処理を行う。そして、ステップS86においてすべてのオブジェクトの描画終了後、ステップS87において、余白部分の領域を用紙の色で上書きする。なお、図14に示す処理では、ステップS42で印刷可能範囲内/外を判断する代わりに、用紙内/外を判断するようにしても良い。以上のように処理を行っても、図12に示すような編集画像を得ることができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
本第4の実施形態では、画像を印刷した用紙を二つ折りにした時に、印刷された画像に折り目が付かないようにしたい場合に図2のステップS13で行われる編集画像の表示処理について説明する。この本第4の実施形態における処理は、二つ折り印刷が指定された場合に行われる。
図15は、本第4の実施形態における編集画像表示処理のフローチャートを示す図である。なお、図3と同様の処理については同じ参照番号を付し、適宜説明を省略する。
先ず、ステップS31において、出力デバイス105の表示画面におけるファイルの編集領域の大きさ及び位置を取得し、ステップS32において、記憶しておいた用紙のサイズの情報を読み出すと共に、取得した用紙サイズをピクセル数に換算する。
次に、ステップS33において、ステップS31及びS32で得た情報を元にして、背景及び用紙を描画する。
次に、ステップS34において、使用可能なプリンタが接続されているかどうかを確認する。使用可能なプリンタがあればステップS95に進み、無ければステップS98に進む。
ステップS95では、プリンタが用紙に印刷可能な範囲を取得する。ここでは先ず、記憶しておいた余白の情報を読み出すと共に、取得した余白をピクセル数に変換する。更に、用紙の中央線(折り目)の左右、所定ピクセル分の領域を印刷できない領域として取得する。以下、この領域を「折目領域」と呼ぶ。この余白部分と折目領域を用紙の範囲から除くことで、印刷可能範囲を取得することができる。
次にステップS96において、画像や文字などのオブジェクトを描画する。ここで行われるオブジェクト描画処理6について、図16のフローチャートを参照しながら説明する。
図16は、オブジェクト描画処理6を示すフローチャートである。
図16において、先ず、ステップS81において、編集対象ファイルで使用されているオブジェクトの内の1つについて、1画素分の画像データ及び画素位置を取得する。
次にステップS82’において、取得した画素位置が編集画像のどの位置にあるか、即ち、用紙外にあるか、用紙内の印刷可能範囲外、即ち、余白部分及び折目領域にあるか、印刷可能範囲内にあるかを判断する。印刷可能範囲内にある場合には、その画素の画像データをそのまま描画し(ステップS83)、余白部分及び折目領域にある場合には、その画素の画像データの描画を行わずにステップS85に進む。なお、用紙描画時の画素データを描画するようにしても良い。また、用紙外にある場合には、その画素の画像データの輝度を下げてから描画する(ステップS84)。なお、ステップS84では、図4のステップS44で説明したように、輝度を下げる以外の方法を用いても良い。
1画素の処理を終えると、描画中のオブジェクトについて、すべての画素の画像データを描画したかどうかを判断する(ステップS85)。描画を終えていなければステップS81に戻って、次の1画素分の画像データ及び画素位置を取得し、すべての画素の描画を終えるまで上述した処理を繰り返す。
一方、すべての画素の画像データを描画済みであれば、ステップS86に進んで、編集中のファイルで用いられているすべてのオブジェクトについて描画処理を終了したかどうかを判断する。終了していなければステップS81に戻って、次のオブジェクトについて上記処理を繰り返す。終了していればオブジェクト描画処理6を終了し、図15のステップS37に進む。
ステップS37では、印刷可能範囲を示す印刷領域線を描画し、ステップS99では折目領域の範囲を示す折目領域線を描画する。なお、印刷領域線及び折目領域線は、第1の実施形態において図3のステップS37で説明したようにして描画すればよい。
また、図15のステップS98において、使用可能なプリンタが設定されていない場合には、オブジェクト描画処理7を行う。オブジェクト描画処理7では、折目領域に対して用紙外と同様の扱いをする。
図17は、図16のオブジェクト描画処理6を行った場合に描画される編集領域の画像例を示す図である。図17から分かるように、余白部分及び折目領域にはオブジェクトの画像データを描画しないため、用紙の色が表示されたままとなり、また、印刷可能範囲外にある画像部分は暗く表示される。これにより、二つ折りにする折り目部分に画像を印刷したくない場合に、全体画像のどの部分が印刷され、どの部分が印刷されないかを、ユーザは一目で容易に見分けることが可能になる。
なお、上記第4の実施形態では、余白部分及び折目部分に画像データを描画せず、用紙外の画像部分は暗く表示する場合について説明したが、これに限るものではない。第1の実施形態で説明したように、印刷可能領域外にある画像部分をすべて暗く描画するようにしたり、また、第2の実施形態で説明したように、用紙外の画像部分を、印刷可能領域内にある画像部分と同じ明るさで描画するようにしても良い。また、上記変形例で説明したように余白部分及び折目部分に一旦画像データを描画してから、余白部分及び折目部分に用紙の色の画像データを上書き描画するようにすることも勿論可能である。
以上説明した実施形態は、本発明の説明のための例示であり、この実施形態のみによって本発明の範囲が限定されるものではなく、本発明は、その要旨を逸脱することなく、他の様々な形態で実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態では編集画像として表示する場合について説明したが、編集画面とは異なるプリントプレビュー画像として表示する場合に適用することも勿論可能である。
また、上述した実施形態では、レイアウトプリントアプリケーションは、プリンタに接続されているコンピュータにインストールされているものとしたが、プリンタ自体に搭載されていても良い。
また、本発明の目的は、以下の様にして達成することも可能である。まず、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、以下のようにして達成することも可能である。即ち、読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合である。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD‐ROM、CD‐R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。また、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのコンピュータネットワークを、プログラムコードを供給するために用いることができる。
本発明の実施の形態におけるシステムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における画像の編集印刷処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における編集画像表示処理の全体の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるオブジェクト描画処理1の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるオブジェクト描画処理2の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における編集領域、用紙領域、及び印刷可能領域を説明する為の図である。 本発明の第1の実施形態におけるオブジェクト描画処理1を行った場合に描画される編集領域の画像例を示す図である。 本発明の第2、3の実施形態における編集画像表示処理の全体の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるオブジェクト描画処理3の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるオブジェクト描画処理3を行った場合に描画される編集領域の画像例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるオブジェクト描画処理5の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるオブジェクト描画処理5を行った場合に描画される編集領域の画像例を示す図である。 本発明の変形例におけるオブジェクト描画処理3’の流れを示すフローチャートである。 本発明の変形例におけるオブジェクト描画処理5’の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態における編集画像表示処理の全体の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態におけるオブジェクト描画処理6の流れを示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態におけるオブジェクト描画処理6を行った場合に描画される編集領域の画像例を示す図である。
符号の説明
101 CPU
102 一次記憶部
103 二次記憶部
104 操作部
105 出力デバイス
106 印刷デバイス
107 入力部

Claims (19)

  1. 情報処理装置において少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを表示装置に表示する描画方法であって、
    画像が印刷される用紙のうちの印刷可能領域の情報を取得する取得工程と、
    前記表示装置に、前記用紙を示す領域を固定的に描画する第1の描画工程と、
    前記第1の描画工程で表示された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定する設定工程と、
    前記取得工程で取得された前記印刷可能領域の情報に基づき、前記設定工程で設定されたレイアウト位置において、前記印刷可能領域の内と外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画する第2の描画工程と
    を有することを特徴とする描画方法。
  2. 印刷可能領域内の画像の表示形態は、印刷可能領域外の画像の表示形態よりも実際の印刷色に近い事を特徴とする請求項1に記載の描画方法。
  3. 前記印刷可能領域外の画像の表示形態は、前記印刷可能領域内の画像の表示形態よりも輝度を落とすことを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に記載の描画方法。
  4. 前記表示装置に表示されている用紙上で、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を変更する変更手段を有し、前記第2の描画工程は、前記変更手段でのレイアウト位置の変更に応じて、描画を更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の描画方法。
  5. 前記第2の描画工程は、前記表示装置に表示されるオブジェクト画像のうち、前記印刷可能領域外の部分を、前記用紙の色を用いて描画する第3の描画工程を更に有することを特徴とする請求項1に記載の描画方法。
  6. 情報処理装置において編集中の少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを、表示装置に表示するための描画方法であって、
    画像が印刷される用紙について、余白領域を含む情報を取得する取得工程と、
    前記用紙の画像を固定的に描画する第1の描画工程と、
    前記第1の描画工程で描画された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定する設定工程と、
    前記取得工程で取得された前記余白領域の情報に基づき、前記設定工程で設定されたレイアウト位置において、前記余白領域の内と外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画する第2の描画工程と
    を有することを特徴とする描画方法。
  7. 前記第2の描画工程は、前記余白領域を前記用紙の色を用いて描画する第3の描画工程を含むことを特徴とする請求項6に記載の描画方法。
  8. 情報処理装置において編集中の少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを、表示装置に表示するための描画方法であって、
    画像が印刷される用紙について、余白領域を含む情報を取得する取得工程と、
    前記用紙の画像を固定的に描画する第1の描画工程と、
    前記第1の描画工程で描画された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定する設定工程と、
    前記取得工程で取得された余白領域の情報に基づき、前記設定工程で設定されたオブジェクト画像のレイアウト位置において、用紙領域内における前記余白領域の外と前記用紙領域外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画し、前記余白領域にある前記オブジェクト画像は描画しないように制御する第2の描画工程と
    を有することを特徴とする描画方法。
  9. 前記第2の描画工程では、用紙領域内における前記余白領域の外の前記オブジェクト画像の表示形態は、前記用紙領域外の前記オブジェクト画像の表示形態よりも実際の印刷色に近い事を特徴とする請求項8に記載の描画方法。
  10. 前記用紙領域外の前記オブジェクト画像の表示形態は、オブジェクト画像の彩度を無彩色に近づける処理、オブジェクト画像の輝度を下げる処理またはオブジェクト画像の明度を上げる処理の、少なくともいずれかを行ったものであることを特徴とする請求項8または9に記載の描画方法。
  11. 二つ折り印刷をするか否かを判断する工程と、
    二つ折り印刷を行う場合に、印刷する用紙の折り曲げ線を中心とする予め設定された折目領域を取得する工程とを更に有し、
    前記第2の描画工程では、前記折目領域に対して前記印刷可能領域外と同様に描画を行うことを特徴とする請求項1に記載の描画方法。
  12. 二つ折り印刷をするか否かを判断する工程と、
    二つ折り印刷を行う場合に、印刷する用紙の折り曲げ線を中心とする予め設定された折目領域を取得する工程とを更に有し、
    前記第2の描画工程では、前記折目領域に対して前記余白領域と同様に描画を行うことを特徴とする請求項6または8に記載の描画方法。
  13. 前記オブジェクト画像の描画は、用紙のサイズの変更、印刷するプリンタの変更、及び、ファイルの編集が行われる度に更新されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の描画方法。
  14. 少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを表示装置に表示する画像処理装置であって、
    画像が印刷される用紙のうちの印刷可能領域の情報を取得する取得手段と、
    前記表示装置に、前記用紙を示す領域を固定的に描画する第1の描画手段と、
    前記第1の描画手段で表示された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定する設定手段と、
    前記取得手段で取得された前記印刷可能領域の情報に基づき、前記設定手段で設定されたレイアウト位置において、前記印刷可能領域の内と外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画する第2の描画手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  15. 編集中の少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを、表示装置に表示するための画像処理装置であって、
    画像が印刷される用紙について、余白領域を含む情報を取得する取得手段と、
    前記用紙の画像を固定的に描画する第1の描画手段と、
    前記第1の描画手段で描画された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定する設定手段と、
    前記取得手段で取得された前記余白領域の情報に基づき、前記設定手段で設定されたレイアウト位置において、前記余白領域の内と外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画する第2の描画手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  16. 編集中の少なくとも1つのオブジェクト画像を含む印刷レイアウトを、表示装置に表示するための画像処理装置であって、
    画像が印刷される用紙について、余白領域を含む情報を取得する取得手段と、
    前記用紙の画像を固定的に描画する第1の描画手段と、
    前記第1の描画手段で描画された前記用紙を示す領域に対して、前記オブジェクト画像のレイアウト位置を設定する設定手段と、
    前記取得手段で取得された余白領域の情報に基づき、前記設定手段で設定されたオブジェクト画像のレイアウト位置において、用紙領域内における前記余白領域の外と前記用紙領域外とで、前記オブジェクト画像の表示形態を異ならしめて描画し、前記余白領域にある前記オブジェクト画像は描画しないように制御する第2の描画手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  17. 請求項1乃至13のいずれかに記載の描画方法の各工程を実現するためのプログラムコードを有することを特徴とする情報処理装置が実行可能なプログラム。
  18. 情報処理装置が実行可能なプログラムであって、前記プログラムを実行した情報処理装置を、請求項14乃至16のいずれかに記載の画像処理装置として機能させることを特徴とするプログラム。
  19. 請求項17又は18に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする情報処理装置が読み取り可能な記憶媒体。
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