JP2007018318A - 取引システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 顧客は窓口取引の際に印鑑を所持しなければ取引を行うことができなかった。
【解決手段】 顧客に対し、ICタグ付き申込書を発行するための申込書発行装置に顧客から顧客識別情報および認証情報の入力を受け付ける入力部と、入力された認証情報と、顧客を識別するための顧客識別情報毎に顧客情報および予め設定された顧客の登録認証情報が格納された記憶部から顧客識別情報に基づいて取得される登録認証情報とが一致すると、認証有効と判定する認証部と、認証有効と判定されると、顧客識別情報に基づいて記憶部から対応する顧客情報を取得するデータ取得部と、少なくとも取得された顧客情報を含む顧客証明情報をICタグに書き込む書込部と、該書き込みを行ったICタグ付き申込書に対して、少なくとも顧客情報の一部を印刷し、ICタグ付き申込書を発行する発行部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金融機関等の窓口取引に使用すべく、顧客の氏名、住所等を示す顧客情報を印刷した帳票等の申込書を発行する取引システムに関し、特に、印鑑を利用することなく窓口取引できるICタグ付き申込書を発行する取引システムに関する。
金融機関等の窓口取引に使用すべく、事前に顧客の氏名、住所等を示す顧客情報を印刷した帳票等の申込書を発行する取引システムが知られている。例えば、下記特許文献1に記載されているように、顧客識別情報毎に、顧客情報が格納されたデータベースを備え、顧客から窓口端末を介して、顧客を識別するための顧客識別情報の入力を受け付けると、該顧客識別情報に基づいて、該データベースから対応する顧客情報を取得し、事前に取得した顧客情報を印刷した申込書を発行することで、予め顧客が申込書に記入すべき事項数を減らし、効率的に窓口取引を行うことができる取引システムが知られている。
特開2002−74006号公報
ところで、上記した取引システムでは、次のような解決すべき課題があった。即ち、窓口取引においては、セキュリティ確保のため、顧客に対して、発行された申込書に印鑑を押印するように指示がなされ、窓口ではオペレータが窓口端末を操作して、該申込書に押印された印鑑の印影から印鑑イメージデータを取得させると共に、該取得された印鑑イメージデータと予め登録されている顧客の登録印鑑イメージデータとを照合し、顧客の本人認証を行っていた。従って、顧客が窓口取引の際に印鑑を所持していない場合、本人認証を行うことができず、窓口取引できない問題があった。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成1〉
顧客を識別するための顧客識別情報毎に、顧客情報および予め設定された顧客の登録認証情報が格納された記憶部と、顧客に対し、ICタグ付き申込書を発行するための申込書発行装置とを備える取引システムであって、前記申込書発行装置は、顧客から顧客識別情報および認証情報の入力を受け付ける入力部と、前記入力された認証情報と前記記憶部から顧客識別情報に基づいて取得される登録認証情報とが一致すると、認証有効と判定する認証部と、認証有効と判定されると、前記顧客識別情報に基づいて、前記記憶部から対応する顧客情報を取得するデータ取得部と、顧客の本人確認をすべく、少なくとも前記取得された顧客情報を含む顧客証明情報をICタグに書き込む書込部と、前記書込部が書き込みを行ったICタグ付き申込書に対して、少なくとも、前記顧客情報の一部を印刷し、ICタグ付き申込書を発行する発行部とを備えることを特徴とする。
〈構成2〉
顧客を識別するための顧客識別情報毎に、顧客情報および予め設定された顧客の登録認証情報が格納された記憶部と、顧客に対し、ICタグ付き申込書を発行するための申込書発行装置と前記ICタグ付き申込書によって取引を行う窓口端末とを備える取引システムであって、前記申込書発行装置は、顧客から顧客識別情報および認証情報の入力を受け付ける入力部と、前記入力された認証情報と前記記憶部から顧客識別情報に基づいて取得される登録認証情報とが一致すると、認証有効と判定する認証部と、認証有効と判定されると、前記顧客識別情報に基づいて、前記記憶部から対応する顧客情報を取得するデータ取得部と、顧客の本人確認をすべく、少なくとも前記取得された顧客情報を含む顧客証明情報をICタグに書き込む書込部と、前記書込部が書き込みを行ったICタグ付き申込書に対して、少なくとも前記顧客情報の一部を印刷し、ICタグ付き申込書を発行する発行部と、前記書込部が書き込んだ顧客証明情報を申込書履歴情報として発行履歴記憶部に登録するデータ登録部とを備え、前記窓口端末は、前記発行されたICタグ付き申込書のICタグから顧客証明情報を読み取る読取部と、前記読取部が顧客証明情報を読み取ると、前記読み取られた顧客証明情報に基づいて取引可否を判定する取引可否判定部と、前記取引可否判定部が取引可と判定すると、前記ICタグ付き申込書に記載された情報に基づいて取引処理を行う取引部とを備えることを特徴とする。
〈構成3〉
構成2の取引システムにおいて、前記取引可否判定部は、前記読み取られた顧客証明情報に基づいて前記発行履歴記憶部を検索し、前記顧客証明情報と一致する申込書履歴情報が登録されていると、取引可と判定することを特徴とする。
〈構成4〉
構成2の取引システムにおいて、前記顧客証明情報は、前記ICタグ付き申込書が発行された日時を示す発行日時情報を含み、前記取引可否判定部は、前記発行日時情報が示す発行日時から現在日時までの経過時間に応じてセキュリティレベルを決定し、前記決定されたセキュリティレベルに対応して複数の取引可否の判定処理から1以上の組み合わせを決定することを特徴とする。
〈構成5〉
構成4の取引システムにおいて、前記窓口端末は、ICタグ付き申込書の記載内容を示す項目内容情報を取得する文字認識部とを含み、前記判定処理は、前記顧客証明情報が仕様通りの正当性を有すると、取引可と判定する第一の判定処理と、前記項目内容情報と前記顧客証明情報との対応する情報が一致すると、取引可と判定する第二の判定処理と、前記顧客識別情報に基づいて得られる顧客情報と前記顧客証明情報に含まれる顧客情報が一致すると、取引可と判定する第三の判定処理と、前記顧客証明情報に基づいて前記発行履歴記憶部を検索し、前記顧客証明情報と一致する申込書履歴情報が登録されていると、取引可と判定する第4の判定処理とを含むことを特徴とする。
本発明の取引システムでは、顧客証明情報を書き込んだ本人認証済みの申込書を発行し、該申込書を窓口取引に使用するようにしたので、窓口取引の際に印鑑による本人認証を行う必要がなくなった。従って、顧客は窓口取引時に印鑑を所持することなく、窓口取引を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態を図を用いて詳細に説明する。
〈実施例の構成〉
図1は、本発明の取引システムを示すブロック構成図である。
図1に示すように、本発明の取引システムは、金融機関の支店に設けられた申込書発行装置100、窓口端末200、DBサーバ300、支店顧客情報DB300A、申込書情報DB300B、印字形式DB300C、発行履歴DB300D、センタに設けられたホストコンピュータ400、全店顧客情報DB400Aおよびネットワーク500から構成されており、申込書発行装置100、窓口端末200、DBサーバ300およびホストコンピュータ400はネットワーク500を介して相互に接続されている。
ネットワーク500は、申込書発行装置100、窓口端末200、DBサーバ300およびホストコンピュータ400を接続するための通信回線である。
支店顧客情報DB300Aは、該支店にて口座開設した顧客の口座番号情報毎に、支店顧客情報が格納されたデータベースであり、DBサーバ300に接続されている。この支店顧客情報は、図2に示すように、顧客が口座開設した支店を示す支店番号情報、顧客の氏名を示す氏名情報、住所を示す住所情報、電話番号を示す電話番号情報等から構成されている。
申込書情報DB300Bは、振替、入金等の申込書の種別を示す申込書種別情報毎に、申込書印字情報が格納されたデータベースであり、DBサーバ300に接続されている。この申込書印字情報は、図3に示すように、使用すべき印刷形式を識別するための印刷形式識別番号情報、発行される申込書の受付期限日数を示す受付期限情報および発行に掛かる手数料を示す手数料情報から構成されている。
印字形式DB300Cは、印刷形式識別番号情報毎に、申込書の発行時に印刷すべき申込書名、各項目名、枠線等の印刷フォーマットを示す印刷形式情報が格納されたデータベースであり、DBサーバ300に接続されている。
発行履歴DB300Dは、後述するように発行されるICタグ付き申込書のICタグに書き込まれる顧客証明情報が申込書履歴情報として格納されるデータベースであり、DBサーバ300に接続されている。
DBサーバ300は、上記した各データベースに対し、データ検索管理等を行うサーバであり、制御部30、データ取得部31、データ登録部32を有している。
ホストコンピュータ400は、顧客の本人認証および取引処理を行うコンピュータであり、制御部40、データ取得部41、認証部42および取引部43を有している。
全店顧客情報DB400Aは、該金融機関で口座開設した全顧客の口座番号情報毎に、顧客の氏名、住所および電話番号等を示す全店顧客情報が格納されたデータベースであり、ホストコンピュータ400に接続されている。また、全店顧客情報DB400Aは、顧客の口座番号情報毎に、予め顧客により設定される登録暗証番号情報も格納されている。尚、この全店顧客情報は、随時、内容変更等のメンテナンスが行われており、常に最新の顧客情報が保持される。
窓口端末200は、窓口取引を行う際に、オペレータが操作する端末であり、制御部20、キーボードおよびマウスからなる入力部21、取引可否判定部22、液晶等からなる表示部23を有している。さらに、この窓口端末200には、ICタグからデータを読み取るためのICタグリーダ200Aおよび申込書の文字認識を行って、該申込書に印刷されている顧客の氏名、口座番号等の各項目に対する内容を項目内容情報として読み取るOCR(OptICal Character Reader)200Bが接続されている。
申込書発行装置100は、ICタグ付きの申込書を発行するための装置であり、制御部10、キーボードおよびマウスからなる入力部11、読取部12、書込部13、液晶等からなる表示部14および発行部15を有している。
以下、ICタグ付き申込書を発行するまでの申込書発行装置100、窓口端末200、DBサーバ300、支店顧客情報DB300A、申込書情報DB300B、印字形式DB300C、発行履歴DB300D、ホストコンピュータ400、全店顧客情報DB400Aの相互関連について説明する。
申込書発行装置100の制御部10は、いわゆるCPUとして申込書発行装置100を統括制御する部であり、図示しないメモリの制御プログラムにより、初期画面として、ICタグ付き申込書の発行指示を行うための発行指示画面を表示部14に表示させている。
顧客が発行指示画面にしたがって、入力部11を介して、発行指示を行うと、制御部10は、図示しないメモリの制御プログラムにより、図示しない挿入部にキャッシュカードの挿入を指示するカード挿入指示画面を表示部14に表示させる。
顧客がカード挿入指示画面にしたがって、自己のキャッシュカードを挿入すると、制御部10は、キャッシュカードに保持されたデータを読み取らせるための読取指示信号を読取部12に出力する。
読取部12は、キャッシュカードに保持されているデータの読み取りを行う部であり、読取指示信号を受けると、キャッシュカードの読み取りを行い、顧客識別情報を取得する。本実施例では、キャッシュカードには顧客識別情報として顧客の口座番号情報が保持されていることから読取部12により口座番号情報が取得される。
読取部12が口座番号情報を取得すると、制御部10は、取得された口座番号情報を図示しないメモリに保持すると共に、図示しないメモリの制御プログラムにより、顧客に暗証番号の入力を指示する暗証番号入力画面を表示部14に表示させる。
顧客が暗証番号入力画面にしたがって、入力部11を介して、自己の暗証番号情報を入力すると、制御部10は、入力された暗証番号情報およびメモリに保持した口座番号情報をホストコンピュータ400に送信する。
ホストコンピュータ400の制御部40は、いわゆるCPUとしてホストコンピュータ400を統括制御する部であり、暗証番号情報および口座番号情報を受信すると、暗証番号を図示しないメモリに保持すると共に、口座番号情報をデータ取得部41に転送する。
データ取得部41は、全店顧客情報DB400Aからデータを取得する部であり、口座番号情報を受けると、口座番号情報に基づいて、全店顧客情報DB400Aを参照し、対応する登録暗証番号情報を取得する。
データ取得部41が登録暗証番号情報を取得すると、制御部40は、登録暗証番号情報およびメモリに保持した暗証番号情報を認証部42に転送する。
認証部42は、顧客の本人認証を行う部であり、暗証番号情報および登録暗証番号情報を受けると、両暗証番号を比較し、両暗証番号が不一致であると、認証が失敗したことを示す認証失敗信号を申込書発行装置100に送信する。
申込書発行装置100の制御部10は、認証失敗信号を受信すると、図示しないメモリの画面情報生成プログラムを実行し、認証失敗が失敗したことを示す認証失敗画面情報を生成し、生成された認証失敗画面情報を表示部14に転送する。
表示部14は、認証失敗画面情報を受けると、認証失敗画面情報に基づいた認証失敗画面を表示する。
両暗証番号が一致すると、認証有効を示す認証有効信号を申込書発行装置100に送信する。
申込書発行装置100の制御部10は、認証有効信号を受信すると、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、発行したい申込書を選択するための申込書選択画面を表示部14に表示させる。
顧客が申込書選択画面を参照し、入力部11を介して、所望の申込書を選択すると、制御部10は、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、選択された申込書種別を示す申込書種別情報および図示しないメモリに保持された口座番号情報をDBサーバ300に送信する。
DBサーバ300の制御部30は、いわゆるCPUとして、DBサーバ300を統括制御する部であり、申込書種別情報および口座番号情報を受信すると、口座番号情報を図示しないメモリに保持すると共に、申込書種別情報をデータ取得部31に転送する。
データ取得部31は、DBサーバ300に接続されている各DBからデータを取得する部であり、申込書種別情報を受けると、申込書種別情報に基づいて、申込書情報DB300Bを参照し、対応する手数料情報を取得する。
DBサーバ300の制御部30は、データ取得部31が手数料情報を取得すると、手数料情報を申込書発行装置100に送信する。
申込書発行装置100の制御部10は、手数料情報を受信すると、図示しない画面情報生成プログラムを実行し、手数料情報に基づいて、手数料の入金指示を行う入金指示画面情報を生成し、入金指示画面情報を表示部14に転送する。
表示部14は、入金指示画面情報を受けると、入金指示画面情報に基づいて、入金指示画面を表示する。
顧客が入金指示画面を参照し、入力部11を介して、手数料の入金のキャンセルを指示すると、制御部10は、図示しないメモリの制御プログラムにより申込書の発行中止を示す発行中止画面を表示部14に表示させる。
顧客が入金指示画面を参照して、図示しない手数料投入口に手数料を投入すると、制御部10は、手数料が投入されたことを検知し、入金完了を示す入金完了信号をDBサーバ300に送信する。
尚、手数料の入金は、顧客に手数料を口座から引き落とさせるか否かを問い合わせる画面を表示し、口座引き落としが選択された場合には、取得済みの口座番号による口座引き落としによって行ってもよい。この場合、上述の本人認証結果を利用できるので、顧客の操作を簡略化することができる。
DBサーバ300の制御部30は、入金完了信号を受信すると、入金完了信号をデータ取得部31に転送する。
データ取得部31は、入金完了信号を受けると、引き続き、図示しないメモリに保持された申込書種別情報に基づいて、申込書情報DB300Bを参照し、対応する受付期限情報および印刷形式識別番号情報を取得する。
そして、データ取得部31は、取得した印刷形式識別番号情報に基づいて、印字形式DB300Cを参照し、対応する印刷形式情報を取得する。
さらに、データ取得部31は、口座番号情報に基づいて、支店顧客情報DB300Aを参照し、対応する支店顧客情報を取得する。
DBサーバ300の制御部30は、データ取得部31が受付期限情報、印刷形式情報および支店顧客情報を取得すると、取得した各情報を申込書発行装置100に送信する。
申込書発行装置100の制御部10は、受付期限情報、印刷形式情報および支店顧客情報、を受信すると、受付期限情報および支店顧客情報を書込部13に転送する。
書込部13は、ICタグへのデータ書き込みを行う部であり、図示しないメモリに発行会社番号、発行支店番号、発行機番等を示す発行元情報を予め保持している。この書込部13は、受付期限情報および支店顧客情報を受けると、図4に示すように、支店顧客情報、受付期限情報、保持されている発行元情報、内部時計から取得する発行日時情報からなる顧客証明情報を図示しない収容部のICタグ付き記録紙のICタグに書き込む。本実施例では、予めICタグを申込書毎に一意に識別するためのICタグ識別情報としてICタグ番号情報がICタグに書き込まれている。
申込書発行装置100の制御部10は、書込部13がICタグへ書き込みを行うと、印刷形式情報および支店顧客情報を発行部15に転送する。
発行部15は、ICタグ付き申込書を発行する部であり、印刷形式情報および支店顧客情報を受けると、書き込みが行われたICタグ付き記録紙に対して、印刷形式情報に基づいて、記録紙に申込書名、顧客の氏名、住所等を示す各項目名、各項目を区分する枠線等の印刷を行うと共に、該印刷された各項目に対する顧客の氏名、住所等の内容を支店顧客情報に基づいて、印刷し、ICタグ付き申込書を発行する。本実施例では、口座番号については、発行時に印刷せず、顧客に記入させることとするが、セキュリティの向上のため、氏名、住所等についても顧客に記入させるため印刷せずに申込書を発行する構成としてもよい。尚、発行部15は、ICタグ付き申込書の発行の際、該ICタグ番号情報を読み取る。
申込書発行装置100の制御部10は、発行部15がICタグ付き申込書を発行すると、該ICタグ番号情報を顧客証明情報に追加して、顧客証明情報をDBサーバ300に送信する。
DBサーバ300の制御部30は、顧客証明情報を受信すると、顧客証明情報をデータ登録部32に転送する。
データ登録部32は、発行履歴DB200Dにデータの登録を行う部であり、顧客証明情報を受けると、顧客証明情報を申込書履歴情報として発行履歴DB200Dに登録する。
以降、顧客は、発行されたICタグ付き申込書に口座番号等を記入し、該記入したICタグ付き申込書を窓口に提出して窓口取引を行う。
次に、発行されたICタグ付き申込書を用いて、顧客が窓口取引を行う際の窓口端末200、DBサーバ300、支店顧客情報DB300A、発行履歴DB300D、ホストコンピュータ400の相互関連について説明する。
窓口端末200の制御部20は、いわゆるCPUとして窓口端末200を統括制御する部であり、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、初期画面として、ICタグリーダ200AによりICタグを読み取らせるように指示するIC読取指示画面を表示部23に表示させている。
顧客から口座番号が記入されたICタグ付き申込書が提出されると、オペレータはIC読取指示画面にしたがって、入力部21を介して、読取指示を行うと、制御部20は、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、ICタグリーダ200Aに読取指示信号を出力する。
ICタグリーダ200Aは、読取指示信号を受信すると、ICタグ付き申込書のICタグを読み取り、該ICタグに書き込まれている顧客証明情報を取得する。
窓口端末200の制御部20は、ICタグリーダ200Aが顧客証明情報を取得すると、顧客証明情報を図示しないメモリに保持すると共に、引き続き、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、OCR200Bに読み取り指示を行うための読取指示画面を表示部23に表示させる。
オペレータが読取指示画面にしたがって、ICタグ付き申込書をOCR200Bの図示しない読取台に配して、入力部21を介して、読取指示を行うと、制御部20は、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、OCR200Bに読取指示信号を出力する。
OCR200Bは、読取指示信号を受信すると、ICタグ付き申込書に記載された顧客の氏名、住所、口座番号等の各項目の内容を読み取り、該読み取られた各項目の内容を示す項目内容情報を取得する。
窓口端末200の制御部20は、OCR200Bが項目内容情報を取得すると、顧客証明情報および項目内容情報を取引可否判定部22に転送する。
取引可否判定部22は、発行されたICタグ付き申込書にて取引が可能か否かを判定する部であり、ICタグ付き申込書が発行されてからの経過時間に応じてセキュリティレベルが設定されたセキュリティレベルテーブルを図示しないメモリに保持している。
本実施例において、発行経過時間としては「30分以内」、「30分以上、1時間以内」、「1時間以上、2時間以内」、「2時間以上、24時間以内」および「24時間以上」が設定されており、この発行経過時間が大きくなるにつれて、セキュリティ強化されるようにセキュリティレベル1〜4がそれぞれ設定されている。
さらに、取引可否判定部22は、発行経過時間を算出するための下記発行経過時間算出式(1)を図示しないメモリに保持している。
発行経過時間算出式=PT−IT・・・(1)
但し、PT:現在日時、IT:発行日時
取引可否判定部22は、顧客証明情報および項目内容情報を受けると、まず、顧客証明情報に含まれる発行日時情報および内部時計から現在日時情報をそれぞれ取得すると共に、両日時情報を上記式(1)に適用し、発行経過時間を算出して発行経過時間情報を取得する。
次に、取得した発行経過時間情報に基づいて、図示しないメモリのセキュリティレベルテーブルを参照し、適用すべきセキュリティレベルを選択する。
そして、取引可否判定部22は、選択されたセキュリティレベルに応じて取引可否を判定する。
ここで、取引可否判定部22によるセキュリティレベルに応じた取引可否判定について説明を行う。
取引可否判定部22は、取得した発行経過時間情報(=30分以内)に基づいて、セキュリティレベル1を選択すると、ICタグから読み取られた顧客証明情報のデータ形式が仕様通りであるか否か、即ち、データの正当性のみ確認を行い、データが正当であれば、取引可と判定し、正当でなければ、取引不可と判定する。
取引可否判定部22は、取得した発行経過時間情報(=30分以上、1時間以内)に基づいて、セキュリティレベル2を選択すると、まず、上記セキュリティレベル1と同様に取引可否を判定し、取引可であると、引き続き、項目内容情報と、顧客証明情報から該項目内容情報に対応する顧客の氏名、住所等を抽出した情報との比較を行い、不一致であると、取引不可と判定し、一致すると、取引可と判定する。
取引可否判定部22は、取得した発行経過時間情報(=1時間以上、2時間以内)に基づいて、セキュリティレベル3を選択すると、まず、上記セキュリティレベル2まで同様に取引可否を判定し、取引可であると、引き続き、項目内容情報に含まれる口座番号情報を取得し、取得した口座番号情報をホストコンピュータ400に送信する。
ホストコンピュータ400の制御部40は、口座番号情報を受信すると、口座番号情報をデータ取得部41に転送する。
データ取得部41は、口座番号情報を受けると、口座番号情報に基づいて、全店顧客情報DB400Aを参照し、対応する全店顧客情報を取得する。
制御部40は、データ取得部41が全店顧客情報を取得すると、取得した全店顧客情報を窓口端末200に送信する。
窓口端末200の制御部20は、全店顧客情報を受信すると、全店顧客情報を取引可否判定部22に転送する。
取引可否判定部22は、全店顧客情報を受けると、全店顧客情報と、顧客証明情報に含まれる支店顧客情報とを比較し、不一致であると、取引不可と判定し、一致すると、取引可と判定する。
取引可否判定部22は、取得した発行経過時間情報(=2時間以上、24時間以内)に基づいて、セキュリティレベル4を選択すると、まず、上記セキュリティレベル3まで同様に取引可否を判定し、取引可であると、引き続き、顧客証明情報に含まれるICタグ番号情報を取得し、取得したICタグ番号情報をDBサーバ300に送信する。
DBサーバ300の制御部30は、ICタグ番号情報を受信すると、ICタグ番号情報をデータ取得部31に転送する。
データ取得部31は、ICタグ番号情報を受けると、ICタグ番号情報に基づいて、発行履歴DB300Dを参照し、対応する申込書履歴情報を取得し、取得した申込書履歴情報を窓口端末200に送信する。
窓口端末200の制御部20は、申込書履歴情報を受信すると、申込書履歴情報を取引可否判定部22に転送する。
取引可否判定部22は、申込書履歴情報を受けると、申込書履歴情報と、ICタグに書き込まれている顧客証明情報とを比較し、不一致であると、取引不可と判定し、一致すると、取引可と判定する。
取引可否判定部22は、24時間以上の経過を示す発行経過時間情報を取得すると、発行経過時間が大きいことから、ICタグ付き申込書の使用不可を検知し、取引不可と判定する。
このように、ICタグ付き申込書の発行経過時間に基づいて設定されたセキュリティレベルにしたがって、ICタグに書き込まれた顧客証明情報を用いて取引可否を判定することから、ICタグ付き申込書の発行経過時間に応じてセキュリティを確保した窓口取引ができる。
窓口端末200の制御部20は、取引可否判定部22が取引不可と判定すると、図示しない画面情報生成プログラムを実行し、取引不可を示す取引不可画面情報を生成し、取引不可画面情報を表示部23に転送する。
表示部23は、取引不可画面情報を受けると、取引不可画面情報に基づいて、取引不可画面を表示する。
尚、この際、制御部20は、取引不可とされた顧客証明情報に含まれるICタグ番号情報に基づいて、DBサーバ300から対応する申込書履歴情報を取得する。そして、図示しないメモリの履歴更新プログラムを実行し、申込書履歴情報に申込書を受け付けた日時を示す受付日時情報、使用不可および取引中止のいずれかを示す受付結果情報を付与し、該更新された申込書履歴情報をDBサーバ300に送信する。DBサーバ300は、データ登録部32を介して、該更新された申込書履歴情報を発行履歴DB300Dに登録する。これにより、更新された申込書履歴情報を取引不可の原因確認に利用できる。
窓口端末200の制御部20は、取引可否判定部22が取引可と判定すると、項目内容情報をホストコンピュータ400に送信する。
ホストコンピュータ400の制御部40は、項目内容情報を受信すると、項目内容情報を取引部43に転送する。
取引部43は、項目内容情報を受けると、項目内容情報に基づいて取引処理を行う。
制御部20は、取引部43が取引処理を完了すると、図示しない画面情報生成プログラムを実行し、取引完了を示す取引完了画面情報を生成し、取引完了画面情報を表示部23に転送する。
表示部23は、取引完了画面情報を受けると、取引完了画面情報に基づいて、取引完了画面を表示する。
尚、この際、制御部20は、顧客証明情報に含まれるICタグ番号情報に基づいて、DBサーバ300から対応する申込書履歴情報を取得する。そして、図示しないメモリの履歴更新プログラムを実行し、申込書履歴情報に申込書を受け付けた日時を示す受付日時情報および取引完了を示す受付結果情報を付与し、該更新された申込書履歴情報をDBサーバ300に送信する。DBサーバ300は、データ登録部32を介して、該更新された申込書履歴情報を発行履歴DB300Dに登録する。
〈実施例の動作〉
以下、本実施例の取引システムの動作について説明を行う。
まず、ICタグ付き申込書が発行される動作について説明を行う。
図5は、ICタグ付き申込書が発行されるまでの動作フローチャートである。
申込書発行装置100の制御部10は、図示しないメモリの制御プログラムにより、初期画面として、ICタグ付き申込書の発行指示を行うための発行指示画面を表示部14に表示させている。
顧客が発行指示画面にしたがって、入力部11を介して、発行指示を行うと、制御部10は、図示しないメモリの制御プログラムにより、図示しない挿入部にキャッシュカードの挿入を指示するカード挿入指示画面を表示部14に表示させる(S1)。
顧客がカード挿入指示画面にしたがって、自己のキャッシュカードを挿入する(S2)と、制御部10は、キャッシュカードに保持されたデータを読み取らせるための読取指示信号を読取部12に出力する。
読取部12は、読取指示信号を受けると、キャッシュカードの読み取りを行い、顧客識別情報を取得する(S3)。本実施例では、キャッシュカードには顧客識別情報として顧客の口座番号情報が保持されていることから読取部12により口座番号情報が取得される。
読取部12が口座番号情報を取得すると、制御部10は、取得された口座番号情報を図示しないメモリに保持すると共に、図示しないメモリの制御プログラムにより、顧客に暗証番号の入力を指示する暗証番号入力画面を表示部14に表示させる(S4)。
顧客が暗証番号入力画面にしたがって、入力部11を介して、自己の暗証番号情報を入力(S5)すると、制御部10は、入力された暗証番号情報およびメモリに保持した口座番号情報をホストコンピュータ400に送信する。
ホストコンピュータ400の制御部40は、暗証番号情報および口座番号情報を受信すると、暗証番号を図示しないメモリに保持すると共に、口座番号情報をデータ取得部41に転送する。
データ取得部41は、口座番号情報を受けると、口座番号情報に基づいて、全店顧客情報DB400Aを参照し、対応する登録暗証番号情報を取得する。
データ取得部41が登録暗証番号情報を取得すると、制御部40は、登録暗証番号情報およびメモリに保持した暗証番号情報を認証部42に転送する。
認証部42は、暗証番号情報および登録暗証番号情報を受けると、両暗証番号を比較し(S6)、両暗証番号が不一致であると、認証が失敗したことを示す認証失敗信号を申込書発行装置100に送信する。
申込書発行装置100の制御部10は、認証失敗信号を受信すると、図示しないメモリの画面情報生成プログラムを実行し、認証失敗が失敗したことを示す認証失敗画面情報を生成し、生成された認証失敗画面情報を表示部14に転送する。
表示部14は、認証失敗画面情報を受けると、認証失敗画面情報に基づいた認証失敗画面を表示する(S7)。
両暗証番号が一致すると、認証有効を示す認証有効信号を申込書発行装置100に送信する。
申込書発行装置100の制御部10は、認証有効信号を受信すると、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、発行したい申込書を選択するための申込書選択画面を表示部14に表示させる(S8)。
顧客が申込書選択画面を参照し、入力部11を介して、所望の申込書を選択する(S9)と、制御部10は、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、選択された申込書種別を示す申込書種別情報および図示しないメモリに保持された口座番号情報をDBサーバ300に送信する。
DBサーバ300の制御部30は、申込書種別情報および口座番号情報を受信すると、口座番号情報を図示しないメモリに保持すると共に、申込書種別情報をデータ取得部31に転送する。
データ取得部31は、申込書種別情報を受けると、申込書種別情報に基づいて、申込書情報DB300Bを参照し、対応する手数料情報を取得する。
DBサーバ300の制御部30は、データ取得部31が手数料情報を取得すると、手数料情報を申込書発行装置100に送信する。
申込書発行装置100の制御部10は、手数料情報を受信すると、図示しない画面情報生成プログラムを実行し、手数料情報に基づいて、手数料の入金指示を行う入金指示画面情報を生成し、入金指示画面情報を表示部14に転送する。
表示部14は、入金指示画面情報を受けると、入金指示画面情報に基づいて、入金指示画面を表示する(S10)。
顧客が入金指示画面を参照し、入力部11を介して、手数料の入金のキャンセルを指示すると(S11)、制御部10は、図示しないメモリの制御プログラムにより申込書の発行中止を示す発行中止画面を表示部14に表示させる(S12)。
顧客が入金指示画面を参照して、図示しない手数料投入口に手数料を投入すると(S11)、制御部10は、手数料が投入されたことを検知し、入金完了を示す入金完了信号をDBサーバ300に送信する。
DBサーバ300の制御部30は、入金完了信号を受信すると、入金完了信号をデータ取得部31に転送する。
データ取得部31は、入金完了信号を受けると、引き続き、図示しないメモリに保持された申込書種別情報に基づいて、申込書情報DB300Bを参照し、対応する受付期限情報および印刷形式識別番号情報を取得する。
そして、データ取得部31は、取得した印刷形式識別番号情報に基づいて、印字形式DB300Cを参照し、対応する印刷形式情報を取得する。
さらに、データ取得部31は、口座番号情報に基づいて、支店顧客情報DB300Aを参照し、対応する支店顧客情報を取得する(S13)。
DBサーバ300の制御部30は、データ取得部31が受付期限情報、印刷形式情報および支店顧客情報を取得すると、取得した各情報を申込書発行装置100に送信する。
申込書発行装置100の制御部10は、受付期限情報、印刷形式情報および支店顧客情報、を受信すると、受付期限情報および支店顧客情報を書込部13に転送する。
書込部13は、図示しないメモリに発行会社番号、発行支店番号、発行機番等を示す発行元情報を予め保持している。この書込部13は、受付期限情報および支店顧客情報を受けると、図4に示すように、支店顧客情報、受付期限情報、保持されている発行元情報、内部時計から取得する発行日時情報からなる顧客証明情報を図示しない収容部のICタグ付き記録紙のICタグに書き込む(S14)。本実施例では、予めICタグを申込書毎に一意に識別するためのICタグ識別情報としてICタグ番号情報がICタグに書き込まれている。
申込書発行装置100の制御部10は、書込部13がICタグへ書き込みを行うと、印刷形式情報および支店顧客情報を発行部15に転送する。
発行部15は、印刷形式情報および支店顧客情報を受けると、書き込みが行われたICタグ付き記録紙に対して、印刷形式情報に基づいて、記録紙に申込書名、顧客の氏名、住所等を示す各項目名、各項目を区分する枠線等の印刷を行うと共に、該印刷された各項目に対する内容を支店顧客情報に基づいて、印刷し、ICタグ付き申込書を発行する(S15)。本実施例では、口座番号については、発行時に印刷せず、顧客に記入させることとするが、セキュリティの向上のため、氏名、住所等についても顧客に記入させるため印刷せずに申込書を発行する構成としてもよい。尚、発行部15は、ICタグ付き申込書の発行の際、該ICタグ番号情報を読み取る。
申込書発行装置100の制御部10は、発行部15がICタグ付き申込書を発行すると、該ICタグ番号情報を顧客証明情報に追加して、顧客証明情報をDBサーバ300に送信する。
DBサーバ300の制御部30は、顧客証明情報を受信すると、顧客証明情報をデータ登録部32に転送する。
データ登録部32は、顧客証明情報を受けると、顧客証明情報を申込書履歴情報として発行履歴DB200Dに登録する(S16)。
以降、顧客は、発行されたICタグ付き申込書に口座番号等を記入し、該ICタグ付き申込書を窓口に提出して窓口取引を行う。
次に、発行されたICタグ付き申込書を用いて窓口取引する動作について説明を行う。
図6は、発行されたICタグ付き申込書を用いて窓口取引する動作フローチャートである。
窓口端末200の制御部20は、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、初期画面として、ICタグリーダ200AによりICタグを読み取らせるように指示するIC読取指示画面を表示部23に表示させている。
顧客から口座番号が記入されたICタグ付き申込書が提出されると、オペレータはIC読取指示画面にしたがって、入力部21を介して、読取指示を行うと、制御部20は、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、ICタグリーダ200Aに読取指示信号を出力する。
ICタグリーダ200Aは、読取指示信号を受信すると、ICタグ付き申込書のICタグを読み取り、該ICタグに書き込まれている顧客証明情報を取得する(S1)。
窓口端末200の制御部20は、ICタグリーダ200Aが顧客証明情報を取得すると、顧客証明情報を図示しないメモリに保持すると共に、引き続き、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、OCR200Bに読み取り指示を行うための読取指示画面を表示部23に表示させる。
オペレータが読取指示画面にしたがって、ICタグ付き申込書をOCR200Bの図示しない読取台に配して、入力部21を介して、読取指示を行うと、制御部20は、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、OCR200Bに読取指示信号を出力する。
OCR200Bは、読取指示信号を受信すると、ICタグ付き申込書に記載された顧客の氏名、住所、口座番号等の各項目の内容を読み取り、該読み取られた各項目の内容を示す項目内容情報を取得する(S2)。
窓口端末200の制御部20は、OCR200Bが項目内容情報を取得すると、顧客証明情報および項目内容情報を取引可否判定部22に転送する。
取引可否判定部22は、顧客証明情報および項目内容情報を受けると、まず、顧客証明情報に含まれる発行日時情報および内部時計から現在日時情報をそれぞれ取得すると共に、両日時情報を上記式(1)に適用し、発行経過時間を算出して発行経過時間情報を取得する。
次に、取得した発行経過時間情報に基づいて、図示しないメモリのセキュリティレベルテーブルを参照し、適用すべきセキュリティレベルを選択する(S3)。
そして、取引可否判定部22は、選択されたセキュリティレベルに応じて取引可否を判定する(S4)。
ここで、取引可否判定部22によるセキュリティレベルに応じた取引可否判定について説明を行う。
取引可否判定部22は、取得した発行経過時間情報(=30分以内)に基づいて、セキュリティレベル1を選択すると、ICタグから読み取られた顧客証明情報のデータ形式が仕様通りであるか否か、即ち、データの正当性のみ確認を行い、データが正当であれば、取引可と判定し、正当でなければ、取引不可と判定する。
取引可否判定部22は、取得した発行経過時間情報(=30分以上、1時間以内)に基づいて、セキュリティレベル2を選択すると、まず、上記セキュリティレベル1と同様に取引可否を判定し、取引可であると、引き続き、項目内容情報と、顧客証明情報から該項目内容情報に対応する顧客の氏名、住所等を抽出した情報との比較を行い、不一致であると、取引不可と判定し、一致すると、取引可と判定する。
取引可否判定部22は、取得した発行経過時間情報(=1時間以上、2時間以内)に基づいて、セキュリティレベル3を選択すると、まず、上記セキュリティレベル2まで同様に取引可否を判定し、取引可であると、引き続き、項目内容情報に含まれる口座番号情報を取得し、取得した口座番号情報をホストコンピュータ400に送信する。
ホストコンピュータ400の制御部40は、口座番号情報を受信すると、口座番号情報をデータ取得部41に転送する。
データ取得部41は、口座番号情報を受けると、口座番号情報に基づいて、全店顧客情報DB400Aを参照し、対応する全店顧客情報を取得する。
制御部40は、データ取得部41が全店顧客情報を取得すると、取得した全店顧客情報を窓口端末200に送信する。
窓口端末200の制御部20は、全店顧客情報を受信すると、全店顧客情報を取引可否判定部22に転送する。
取引可否判定部22は、全店顧客情報を受けると、全店顧客情報と、顧客証明情報に含まれる支店顧客情報とを比較し、不一致であると、取引不可と判定し、一致すると、取引可と判定する。
取引可否判定部22は、取得した発行経過時間情報(=2時間以上、24時間以内)に基づいて、セキュリティレベル4を選択すると、まず、上記セキュリティレベル3まで同様に取引可否を判定し、取引可であると、引き続き、顧客証明情報に含まれるICタグ番号情報を取得し、取得したICタグ番号情報をDBサーバ300に送信する。
DBサーバ300の制御部30は、ICタグ番号情報を受信すると、ICタグ番号情報をデータ取得部31に転送する。
データ取得部31は、ICタグ番号情報を受けると、ICタグ番号情報に基づいて、発行履歴DB300Dを参照し、対応する申込書履歴情報を取得し、取得した申込書履歴情報を窓口端末200に送信する。
窓口端末200の制御部20は、申込書履歴情報を受信すると、申込書履歴情報を取引可否判定部22に転送する。
取引可否判定部22は、申込書履歴情報を受けると、申込書履歴情報と、ICタグに書き込まれている顧客証明情報とを比較し、不一致であると、取引不可と判定し、一致すると、取引可と判定する。
取引可否判定部22は、24時間以上の経過を示す発行経過時間情報を取得すると、発行経過時間が大きいことから、ICタグ付き申込書の使用不可を検知し、取引不可と判定する。
このように、ICタグ付き申込書の発行経過時間に基づいて設定されたセキュリティレベルにしたがって、ICタグに書き込まれた顧客証明情報を用いて取引可否を判定することから、ICタグ付き申込書の発行経過時間に応じてセキュリティを確保した窓口取引ができる。
窓口端末200の制御部20は、取引可否判定部22が取引不可と判定すると、図示しない画面情報生成プログラムを実行し、取引不可を示す取引不可画面情報を生成し、取引不可画面情報を表示部23に転送する。
表示部23は、取引不可画面情報を受けると、取引不可画面情報に基づいて、取引不可画面を表示する(S5)。
尚、この際、制御部20は、取引不可とされた顧客証明情報に含まれるICタグ番号情報に基づいて、DBサーバ300から対応する申込書履歴情報を取得する。そして、図示しないメモリの履歴更新プログラムを実行し、申込書履歴情報に申込書を受け付けた日時を示す受付日時情報、使用不可および取引中止のいずれかを示す受付結果情報を付与し、該更新された申込書履歴情報をDBサーバ300に送信する。DBサーバ300は、データ登録部32を介して、該更新された申込書履歴情報を発行履歴DB300Dに登録する(S6)。これにより、更新された申込書履歴情報を取引不可の原因確認に利用できる。
窓口端末200の制御部20は、取引可否判定部22が取引可と判定すると、項目内容情報をホストコンピュータ400に送信する。
ホストコンピュータ400の制御部40は、項目内容情報を受信すると、項目内容情報を取引部43に転送する。
取引部43は、項目内容情報を受けると、項目内容情報に基づいて取引処理を行う(S7)。
制御部20は、図示しない画面情報生成プログラムを実行し、取引完了を示す取引完了画面情報を生成し、取引完了画面情報を表示部23に転送する。
表示部23は、取引完了画面情報を受けると、取引完了画面情報に基づいて、取引完了画面を表示する(S8)。
尚、この際、制御部20は、顧客証明情報に含まれるICタグ番号情報に基づいて、DBサーバ300から対応する申込書履歴情報を取得する。そして、図示しないメモリの履歴更新プログラムを実行し、申込書履歴情報に申込書を受け付けた日時を示す受付日時情報および取引完了を示す受付結果情報を付与し、該更新された申込書履歴情報をDBサーバ300に送信する。DBサーバ300は、データ登録部32を介して、該更新された申込書履歴情報を発行履歴DB300Dに登録する(S9)。
〈実施例の効果〉
本実施例の取引システムでは、顧客を識別するための口座番号情報に基づいて特定される顧客の登録暗証番号情報と入力される暗証番号情報との比較により事前に本人認証を行い、少なくとも、該口座番号情報に基づいて特定される顧客情報を含む顧客証明情報をICタグ付き記録紙のICタグに書き込み、該ICタグ付き記録紙に対し、少なくとも一部の顧客情報および予め保持された申込書の印刷形式を示す申込書形式情報に基づく印刷をして、本人認証済みのICタグ付き申込書を発行し、該発行されたICタグ付き申込書を窓口取引に使用するようにしたので、窓口取引の際に印鑑による本人認証を行う必要がなくなった。従って、顧客は窓口取引時に印鑑を所持することなく窓口取引を行うことができる。また、該使用されるICタグ付き申込書の発行経過時間に基づいて設定されたセキュリティレベルにしたがって、ICタグに書き込まれた顧客証明情報を用いて取引可否を判定することから、ICタグ付き申込書の発行経過時間に応じてセキュリティを確保した窓口取引ができる。
ところで、発行されるICタグ付き申込書は、セキュリティを確保するために、発行後できる限り早期に使用されることが望ましい。そこで、例えば、DBサーバ300に申込書履歴情報に含まれる受付期限情報の示す受付期限と、発行日から現在までの日数とを定期的に比較させ、受付期限から1日未満になると、顧客に対して、申込書履歴情報に含まれる電話番号情報に基づいた架電を行い、図示しないメモリに保持された催告内容を示す催告音声情報に基づいた催告音声通知を行う構成を具備させてもよい。これにより、ICタグ付き申込書の早期使用を促進させるべく、申込書の受付期限が迫っているのを顧客に意識させることができる。尚、顧客に対する催告の通知は、上記した架電によるものに限られることはなく、電子メイルにより催告通知をする構成としてもよい。
上記した実施例では、取引可否判定部22は、24時間以上の経過を示す発行経過時間情報を取得すると、ICタグ付き申込書を使用不可と検知し、取引不可としたが、これに限られることはなく、使用不可と検知された時点で再度、顧客に暗証番号を入力させ、本人認証を行う構成としてもよい。
本発明の取引システムを示すブロック構成図。 支店顧客情報の例示図 申込書印字情報の例示図 顧客証明情報の例示図 ICタグ付き申込書を発行する動作フローチャート 発行されたICタグ付き申込書を用いて窓口取引する動作フローチャート
符号の説明
100 申込書発行装置
10 制御部
11 入力部
12 読取部
13 書込部
14 表示部
15 発行部
200 窓口端末
20 制御部
21 入力部
22 取引可否判定部
23 表示部
200A ICタグリーダ
200B OCR(OptICal Character Reader)
300 DBサーバ
30 制御部
31 データ取得部
32 データ登録部
300A 支店顧客情報DB
300B 申込書情報DB
300C 印字形式DB
300D 発行履歴DB
400 ホストコンピュータ
40 制御部
41 データ取得部
42 認証部
43 取引部
400A 全店顧客情報DB
500 ネットワーク

Claims (5)

  1. 顧客を識別するための顧客識別情報毎に、顧客情報および予め設定された顧客の登録認証情報が格納された記憶部と、顧客に対し、ICタグ付き申込書を発行するための申込書発行装置とを備える取引システムであって、
    前記申込書発行装置は、
    顧客から顧客識別情報および認証情報の入力を受け付ける入力部と、
    前記入力された認証情報と前記記憶部から顧客識別情報に基づいて取得される登録認証情報とが一致すると、認証有効と判定する認証部と、
    認証有効と判定されると、前記顧客識別情報に基づいて、前記記憶部から対応する顧客情報を取得するデータ取得部と、
    顧客の本人確認をすべく、少なくとも前記取得された顧客情報を含む顧客証明情報をICタグに書き込む書込部と、
    前記書込部が書き込みを行ったICタグ付き申込書に対して、少なくとも前記顧客情報の一部を印刷し、ICタグ付き申込書を発行する発行部とを備えることを特徴とする取引システム。
  2. 顧客を識別するための顧客識別情報毎に、顧客情報および予め設定された顧客の登録認証情報が格納された記憶部と、顧客に対し、ICタグ付き申込書を発行するための申込書発行装置と前記ICタグ付き申込書によって取引を行う窓口端末とを備える取引システムであって、
    前記申込書発行装置は、
    顧客から顧客識別情報および認証情報の入力を受け付ける入力部と、
    前記入力された認証情報と前記記憶部から顧客識別情報に基づいて取得される登録認証情報とが一致すると、認証有効と判定する認証部と、
    認証有効と判定されると、前記顧客識別情報に基づいて、前記記憶部から対応する顧客情報を取得するデータ取得部と、
    顧客の本人確認をすべく、少なくとも前記取得された顧客情報を含む顧客証明情報をICタグに書き込む書込部と、
    前記書込部が書き込みを行ったICタグ付き申込書に対して、少なくとも前記顧客情報の一部を印刷し、ICタグ付き申込書を発行する発行部と、
    前記書込部が書き込んだ顧客証明情報を申込書履歴情報として発行履歴記憶部に登録するデータ登録部とを備え、
    前記窓口端末は、
    前記発行されたICタグ付き申込書のICタグから顧客証明情報を読み取る読取部と、
    前記読取部が顧客証明情報を読み取ると、前記読み取られた顧客証明情報に基づいて取引可否を判定する取引可否判定部と、
    前記取引可否判定部が取引可と判定すると、前記ICタグ付き申込書に記載された情報に基づいて取引処理を行う取引部とを備えることを特徴とする取引システム。
  3. 前記取引可否判定部は、
    前記読み取られた顧客証明情報に基づいて前記発行履歴記憶部を検索し、前記顧客証明情報と一致する申込書履歴情報が登録されていると、取引可と判定することを特徴とする請求項2記載の取引システム。
  4. 前記顧客証明情報は、前記ICタグ付き申込書が発行された日時を示す発行日時情報を含み、
    前記取引可否判定部は、
    前記発行日時情報が示す発行日時から現在日時までの経過時間に応じてセキュリティレベルを決定し、前記決定されたセキュリティレベルに対応して複数の取引可否の判定処理から1以上の組み合わせを決定することを特徴とする請求項2記載の取引システム。
  5. 前記窓口端末は、
    ICタグ付き申込書の記載内容を示す項目内容情報を取得する文字認識部とを含み、
    前記判定処理は、
    前記顧客証明情報が仕様通りの正当性を有すると、取引可と判定する第一の判定処理と、
    前記取得される項目内容情報と前記顧客証明情報との対応する情報が一致すると、取引可と判定する第二の判定処理と、
    前記顧客識別情報に基づいて得られる顧客情報と前記顧客証明情報に含まれる顧客情報が一致すると、取引可と判定する第三の判定処理と、
    前記顧客証明情報に基づいて前記発行履歴記憶部を検索し、前記顧客証明情報と一致する申込書履歴情報が登録されていると、取引可と判定する第4の判定処理とを含むことを特徴とする請求項4記載の取引システム。
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