JP2007015799A - 無人搬送車 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送物の搬送中のみならず、受け渡しに際しても、搬送物の周囲を清浄な状態に保ち、搬送物の汚染を防止することができる無人搬送車を提供する。
【解決手段】走行機構を有する架台部10と、架台部上に回動可能に設置され、搬送物を収容する移載部20とを備え、搬送物の受け渡しに際して、移載部が回動される構造の無人搬送車1である。移載部20は、搬送物を外部から遮蔽するためのカバー22と、カバー内に清浄な空気を供給するためのファンフィルターユニット25とを備える。搬送物の受け渡しの際には、ファンフィルターユニットから搬送物に清浄な空気が吹き付けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、クリーンルーム内の物品搬送に用いる無人搬送車に関するものである。
近年、物流施設や工場には、効率化や省力化を図るために、様々なタイプの無人搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)が導入されている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、ディスプレイ用のガラス基板や半導体ウエハなど、クリーンルーム内で取り扱う物品を積載して指定場所まで自動的に搬送する無人搬送車としては、例えば図4に示すような無人搬送車が知られている。この無人搬送車は、走行機構を有する側面視略L字形の架台部51と、搬送物を収容する移載部52とを備え、移載部52が架台部51のベースフレーム53上に回動可能に設置されている。移載部52には、搬送中に搬送物が汚染されるのを防止するためのカバー55が取り付けられる一方、架台部51の垂直フレーム54には、高性能フィルタとファンとを組み合わせたファンフィルターユニット(FFU)56が取り付けられ、搬送中、カバー55内には清浄な空気が供給されて、カバー55内の空間が所望の清浄状態に保たれるように構成されている。また、移載部52は、架台部51の垂直フレーム54側に搬送物の出入口を有し、搬送時には、この搬送物出入口が垂直フレーム54により閉塞される一方、搬送物の受け渡し時には、移載部52が回動することにより搬送物出入口が開放されるようになっている。
特開平11−322068号公報
しかしながら、上記従来の無人搬送車にあっては、架台部51の垂直フレーム54にファンフィルターユニット56が取り付けられ、搬送物出入口を介して、垂直フレーム54からカバー55内に清浄な空気が供給されていたため、移載部52を回動させると、垂直フレーム54からカバー55内に至る給気路が分断されて、カバー55内に清浄な空気を送り込めなくなるという難点があった。
このため、搬送物の受け渡しの際には、搬送物の周囲に清浄な空気を供給することができず、移載部52の回転による周囲粉塵の巻き込みや、移載部機器の動作による発塵等により、搬送物が汚染される懸念があった。
このような問題を解消するために、例えば移載場所周辺の清浄度(クリーングレード)を局所的に上げることも考えられるが、この場合、清浄度を厳密に制御するのが容易ではなく、結果としてライフサイクルコストの増大を招く虞がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、搬送物の搬送中のみならず、受け渡しに際しても、搬送物の周囲を清浄な状態に保ち、搬送物の汚染を防止することができる無人搬送車を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明に係る無人搬送車は、走行機構を有する架台部と、上記架台部上に回動可能に設置され、搬送物を収容する移載部とを備え、搬送物の受け渡しに際して、上記移載部が回動される構造の無人搬送車であって、上記移載部は、搬送物を外部から遮蔽するためのカバーと、上記カバー内に清浄な空気を供給するためのファンフィルターユニットとを備え、上記ファンフィルターユニットは、搬送物の受け渡し中に、搬送物に対して清浄な空気を吹き付け可能な位置に配置されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の無人搬送車において、上記架台部は、上記移載部を搭載するベースフレームと、上記ベースフレーム上の一端に立設された垂直フレームとを有し、上記移載部は、上記垂直フレーム側に搬送物の出入口を有し、この出入口は、搬送時には上記垂直フレームにより閉塞される一方、搬送物の受け渡し時には、上記移載部が回動することにより開放される構成とし、この出入口と相対する位置(出入口の反対側の側壁)に上記ファンフィルターユニットが配置されて、上記出入口の方向に清浄な空気を吹き付けるようになっていることを特徴とするものである。
本発明によれば、移載部にファンフィルターユニットを設置して、搬送物の受け渡し中においても、搬送物に対して清浄な空気を吹き付けるようにしたので、搬送物の搬送中のみならず、受け渡しに際しても、搬送物の周囲を清浄な状態に保つことができ、移載動作で生じる塵埃等による搬送物の汚染を防止することができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る無人搬送車の一実施形態について説明する。
この無人搬送車1は、クリーン環境での取り扱いが要求される物品(例えばディスプレイ用のガラス基板や半導体ウエハなど)を搬送するための無軌道式の自動搬送車であって、図1に示すように、走行機構を有する架台部10と、搬送物を収容する移載部20とにより概略構成されている。
架台部10は、図1および図2に示すように、移載部20を搭載するベースフレーム11と、ベースフレーム11の一端に立設された矩形壁状の垂直フレーム12とを有し、側面視略L字形をなしている。ベースフレーム11には、走行機構の他、移載部20の可動テーブル21(後述)を駆動するための駆動機構や、バッテリー、制御装置などが配設されている。また、垂直フレーム12の内部には、移載部20の収容空間に連通する予備的な収容空間が設けられている。
移載部20は、搬送物を載置する可動テーブル21と、可動テーブル21上の搬送物を外部から遮蔽する箱型のカバー22とを備え、両者が一体に構成されている。
可動テーブル21は、カバー22の一端が垂直フレーム12に当接する位置から所定距離離間する位置(回動したときに垂直フレーム12に衝突しない位置)まで、ベースフレーム11の長手方向に沿って進退自在に保持されるとともに、所定の角度範囲内(例えば、0度〜±90度の角度範囲内)で回動自在に保持されている。
カバー22は、垂直フレーム12側に搬送物の出入口23を有し、搬送時には、垂直フレーム12に近接配置されて、出入口23が垂直フレーム12により閉塞される一方、搬送物の受け渡し時には、可動テーブル21と共に回動することにより、出入口23が開放されるようになっている。このカバー22には、出入口23の他端側の側壁24に、カバー22内に清浄な空気を供給するためのファンフィルターユニット(FFU)25が取り付けられている。このファンフィルターユニット25は、カバー22内に空気を取り込むためのファン26と、取り込んだ空気中の粉塵をトラップする高性能フィルタ(HEPAフィルタ)27とを備えるもので、粉塵が除去された清浄な空気を出入口23側に向けて、すなわち可動テーブル21上の搬送物または荷下し中の搬送物に向けて吐出するようになっている。ファンフィルターユニット25のケーブルは、可動式のケーブルとされ、移載部20の向きや位置に応じて、その長さが可変となっている。また、移載部20の所定位置には、カバー22内の空気を排出するための排気口が設けられている。
上記構成からなる無人搬送車1においては、搬送物の搬送時には、図1に示すように、搬送物の出入口23が垂直フレーム12で閉塞される位置に移載部20が配置され、この状態で、ファンフィルターユニット25からカバー22内の収容空間に清浄な空気が供給される。このため、カバー22内の収容空間が高清浄度に保たれ、塵埃による搬送物の汚染が防止される。
一方、搬送物を受け渡しする際には、図3(a)に示すように、無人搬送車1が荷下台3の側方(搬送物の移載位置)で停止した後、図3(b)および図3(c)に示すように、搬送物の出入口23が荷下台3を向く位置まで移載部20が回動し、その後、搬送物を収容したカセット2が、移載部20から荷下台3に移載される。この間、ファンフィルターユニット25は作動状態で維持され、搬送物に対して清浄な空気が絶えず吹き付けられる。その後、図3(d)および図3(e)に示すように、移載部20が逆方向に回動して元の位置に戻り、ファンフィルターユニット25が停止する。このため、搬送物の受け渡しに際しても、搬送物の周囲が高清浄度に保たれ、塵埃による搬送物の汚染が防止される。なお、ファンフィルターユニット25は、移載部20が元の位置に戻って閉塞された後も停止させずに、作動状態のまま維持するようにしてもよい。そうすることで、移載部20内への塵埃等の侵入を阻止することができ、移載部20内を常に清浄な状態に保つことができる。
以上のように、本実施形態によれば、回動しない架台部10ではなく、搬送物の受け渡しの際に回動する移載部20にファンフィルターユニット25を設置して、搬送物の受け渡し中においても、搬送物に対して清浄な空気をあて続けるようにしたので、搬送物の搬送中のみならず、受け渡しに際しても、搬送物の周囲を清浄な状態に保つことができ、移載動作で生じる塵埃等による搬送物の汚染を防止することができる。
そのため、従来のように受け渡し場所周辺の清浄度を厳密に制御する必要がなく、ライフサイクルコストの低減を図ることができる。
本発明に係る無人搬送車の一実施形態を示す斜視図である。 図1の無人搬送車の詳細図で、図2(a)は平断面図、図2(b)は正面図、図2(c)は側面図、図2(d)は背面図である。 搬送物の移載方法を説明するための模式図である。 従来の無人搬送車の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 無人搬送車(AGV)
10 架台部
11 ベースフレーム
12 垂直フレーム
20 移載部
22 カバー
23 搬送物の出入口
25 ファンフィルターユニット

Claims (2)

  1. 走行機構を有する架台部と、上記架台部上に回動可能に設置され、搬送物を収容する移載部とを備え、搬送物の受け渡しに際して、上記移載部が回動される構造の無人搬送車であって、
    上記移載部は、搬送物を外部から遮蔽するためのカバーと、上記カバー内に清浄な空気を供給するためのファンフィルターユニットとを備え、
    上記ファンフィルターユニットは、搬送物の受け渡し中に、搬送物に対して清浄な空気を吹き付け可能な位置に配置されていることを特徴とする無人搬送車。
  2. 上記架台部は、上記移載部を搭載するベースフレームと、上記ベースフレーム上の一端に立設された垂直フレームとを有し、
    上記移載部は、上記垂直フレーム側に搬送物の出入口を有し、この出入口は、搬送時には上記垂直フレームにより閉塞される一方、搬送物の受け渡し時には、上記移載部が回動することにより開放される構成とし、この出入口と相対する位置に上記ファンフィルターユニットが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の無人搬送車。
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