JP2007015744A - ディスペンサー付包装容器及び包装体 - Google Patents

ディスペンサー付包装容器及び包装体 Download PDF

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孝司 山口
Takao Okada
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Abstract

【課題】 容器洗浄を必要とせず、煩瑣な詰替作業を不要としたディスペンサー付包装容器及び包装体を得ることを課題とする。
【解決手段】 ディスペンサーを装着する包装容器を前後2つに分割可能に構成するとともに、容器に設けられた嵌合部により合体可能に構成し、その嵌合部で、容器内に収容されてディスペンサーの吸上管が挿入される袋体を挟持できるように構成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ディスペンサーが装着可能な包装容器と包装体に関するものであり、更に詳しくは、内容液の詰め替えを楽に行えるディスペンサー付包装容器と包装体に関するものである。
容器内部にポンプ式ノズルが装着されたプラスチック容器が多用されている。このような容器として、例えば長期に亘って使用しても不衛生にならず、ポンプヘッドの押さえ方に影響されることなく円滑に液体を汲み出すことができるポンプ付き液体容器がある(特許文献1)。従来より、洗剤、シャンプー、リンスなどの容器として多用され、一般に図5に示すように、ポンプ式ノズル、すなわちディスペンサー(1)であって蓋部(50)と一体化したものが容器本体(21)に装着されたプラスチック容器(20)が多く使われている。このような容器は再利用可能であることから、ゴミの減量化のために、洗剤、シャンプー、リンスなどの内容液の詰替用として、内容物のみが充填された詰替用パウチが販売に供されている。
特開平5−085560号公報
しかしながら、このような詰替用パウチから容器に内容液を移し替える際、容器の洗浄や不安定な詰替作業を必要とするものが多く、大変不便で面倒である。また、最後まで使い切らないで移し替えると雑菌が繁殖する場合があり、更には、詰替前の容器洗浄においても逆に雑菌の繁殖を招く結果となる場合もある。
そこで、本発明は、容器洗浄を必要とせず、煩雑な詰替作業を不要としたディスペンサー付包装容器及び包装体を得ることを目的とするものである。
本発明は、以上のような目的を達成するために、次にようなディスペンサー付包装容器及び包装体を提供するものである。
すなわち、本発明にかかる包装容器は、ディスペンサーを装着する包装容器であって、この容器は前後2つに分割可能に構成されるとともに、容器に設けられた嵌合部により合体可能に構成され、この嵌合部は前記容器内に収容されてディスペンサーの吸上管が挿入される袋体を挟持可能に構成されている。
そして、本発明にかかる包装体は、ディスペンサーが装着された包装体であって、この包装体は、前後2つに分割可能に構成されるとともに嵌合部により合体可能に構成された容器内に、ディスペンサーの吸上管を挿入する袋体を収容し、前記嵌合部でこの袋体を挟持している。
本発明によれば、ディスペンサーを装着する包装容器を前後2つに分割可能に構成するとともに、容器に設けられた嵌合部により合体可能に構成し、更にその嵌合部で、容器内に収容されてディスペンサーの吸上管が挿入される袋体を挟持できるように構成したので、内容液の詰め替えは袋体ごと交換するだけでよくなり、従来のように容器に内容液を注ぎ込んで移し替える煩瑣な作業が不要となる。このような包装容器は、詰替用パウチなどの袋体を前記挟持体で挟持させることで従来のポンプ付き液体容器と同様に使用することができ、中身を詰め替える作業性が著しく向上し、使用後は空になった袋体のみを廃棄し、容器は何度でも再度利用可能であるため、ゴミの減量化や資源の有効活用が図れる。
また、このような包装体は、中身の入ってる袋体をそのまま本発明の包装容器内に収容したものであり、従来と遜色なく充分使用に耐えうるものであり、袋体内から直接内容液を吸い上げて使用するものであるため、袋体内の残液が微々たるものになるまで完全に使い切ることができる。また、容器に直接内容液が入るものではないため、容器を洗浄する必要性がなく、雑菌が繁殖するような不具合を回避することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を基に説明する。
図1は詰替用パウチの正面図であり、図2は前後2つに分割された包装容器の斜視図である。また、図3は詰替用パウチが包装容器内に収容されてなる包装体の説明図であり、図4は図3におけるX−X線矢視図である。
本発明は、ディスペンサーを装着して使用する、洗剤、シャンプー、リンスなどを収納するための包装容器及び包装体であって、洗剤、シャンプー、リンスなどの内容液を詰め替えるとき、開封した詰替用パウチをそのまま包装容器内に収容して使用できるようにしたものであり、包装容器内に詰替用パウチ内の内容液を注ぎ込んで移し替えるという煩瑣な詰替作業を不要にしたものである。
包装容器(20)に収容する袋体としての詰替用パウチ(10)は、内容液を充填することによって自立性を持たせることができるものであれば従来公知を使用することができるが、その詰替用パウチ(10)の上縁部(11)は、図1で示すように、該上縁部(11)中央に所定幅(W)及び所定長(L)の未シール部(12a)が存在するように上縁部(11)全体がヒートシールされていることが好ましい。また、開封した場合に、その未シール部(12a)を含んで切断する(例えば図1の1点鎖線で示す箇所を切断する)ことにより、ディスペンサー(1)を挿入するための差込口(12)が形成されるようになっていることが好ましい。また、詰替用パウチ(10)には予め切断する箇所にミシン目等の開封手段を設けておくことが好ましく、また、開封後、中身がこぼれないようにするチャック(13)が設けられていてもよい。このような詰替用パウチ(10)の素材としては限定はないが、例えばONy15/LLDPE40で構成されるものが例示できる。
包装容器(20)は、図2で示すように、前部と後部の2つに分割可能に構成されており、分割された各容器(21)、(22)の内部上側には、図3で示すような所定厚(H)の嵌合部(23)、(24)が一体的に設けられている。なお、容器の材質はHDPEなどを好適に使用することができる。
一方の容器(21)における嵌合部(23)と底部(25)には凸部(27)が、他方の容器(22)における嵌合部(24)と底部(26)には凹部(28)がそれぞれ形設されており、前後に分割された容器(21)(22)はこれら凸部(27)及び凹部(28)及び凹凸嵌合により合体して、包装容器(20)が組み立てられるようになっている。なお、底部(25)、(26)に嵌合手段を設けず、嵌合部(23)、(24)のみで合体させるようにしてもよい。
また、この包装容器(20)はディスペンサー(1)を装着する容器であるため、嵌合部(23)、(24)の中央にはそれぞれ平面視略半円弧状の切欠部(23a)、(24a)が形成されており、容器(21)、(22)を合体させた後、この切欠部(23a)、(24a)によって、ディスペンサー(1)の吸上管(2)や基部(3)を挿通可碓とする平面視略円弧状の貫通孔(30)が形成されるようになっている。
以上のような包装容器(20)に詰替用パウチ(10)を収容するが、詰替用パウチ(10)は、包装容器(20)内に収容したときに、その開封された上縁部(11)が丁度嵌合部(23)、(24)にかかるような高さに成形されており、嵌合部(23)、(24)で容器(21)、(22)を合体させるとともに、その嵌合部(23)、(24)で詰替用パウチ(10)の上縁部(11)を挟持するようになっている。
すなわち、図3、図4で示すように、嵌合部(23)、(24)における凸部(27)と凹部(28)は当接面(23b)、(24b)の上側に設けられており、詰替用パウチ(10)の上縁部(11)はその当接面(23b)、(24b)のほぼ中央まで達しているので、嵌合部(23)、(24)における当接面(23b)、(24b)の下側で詰替用パウチ(10)の上縁部(11)が挟持されることになり、これによって、包装容器(20)内において、詰替用パウチ(10)が固定されるようになっている。なお、詰替用パウチ(10)の上縁部(11)を挟持する当接面(23b)、(24b)の下側には、詰替用パウチ(10)の上縁部(11)が安易にずれないようにする任意のズレ防止手段(図示しない)を設けるのが好ましい。
また、詰替用パウチ(10)の上縁部(11)と包装容器(20)の嵌合部(23)(24)は次のようにしてもよい。すなわち、詰替用パウチ(10)の開封された上縁部(11)に、嵌合部(23)における凸部(27)が嵌入できる係止孔(図示しない)を穿設し、詰替用パウチ(10)の上縁部(11)における係止孔をその凸部(27)に嵌入係止させてから、凸部(27)と凹部(28)とで容器(21)、(22)を合体させるようにしてもよく、これによれば、詰替用パウチ(10)のずれを確実に防止することができる。
何れにしても嵌合部(23)、(24)の構造は図示のものに限定されるものではなく、詰替用パウチ(10)を挟持して固定できるようになっていれば、どのような構造にしてもよい。また、嵌合部(23)、(24)における嵌合手段も上記した凹凸嵌合に限定されるものではなく、前後に2分割された容器(21)、(22)を好適に合体させられるものであれば、どのようなものでもよい。
また、この包装容器(20)は、ディスペンサー(1)を装着することによって、合体した容器(21)、(22)が更に強固に固定されるようになっている。
以上のような詰替用パウチ(10)と包装容器(20)からなるディスペンサー付包装体(A)は、次のようにして組み立てられる。
まず、詰替用パウチ(10)の上縁部(11)を未シール部(12a)を含むように切断して開封する。そして、開封して差込口(12)が形成された詰替用パウチ(10)を前部と後部に分割された容器(21)、(22)内に収容するとともに、その容器(21)(22)を嵌合部(23)、(24)及び底部(25)、(26)に形設された凸部(27)と凹部(28)の凹凸嵌合によって合体させる。このとき、その嵌合部(23)、(24)で詰替用パウチ(10)の上縁部(11)は挟持され、詰替用パウチ(10)の差込口(12)は、嵌合部(23)、(24)の切欠部(23a)、(24a)によって形成された貫通孔(30)に位置する。
そして、その後、ディスペンサー(1)の吸上管(2)を容器開口部(29)より挿入して嵌合部(23)、(24)に形成された貫通孔(30)に挿通し、続いて詰替用パウチ(10)の差込口(12)に挿通するとともに、ディスペンサー(1)を容器開口部(29)に螺合して装着する。
こうして、ディスペンサー(1)の吸上管(2)が詰替用パウチ(10)内に挿入されて使用可能となった包装体(A)ができあがるが、ディスペンサー(1)の吸上管(2)は、上記したように嵌合部(23)、(24)の貫通孔(30)及び詰替用パウチ(10)の差込口(12)に挿通される。したがって、貫通孔(30)の径はディスペンサー(1)の吸上管(2)、場合によってはその基部(3)の径よりも大きく、また、差込口(12)、即ち未シール部(12a)もディスペンサー(1)の吸上管(2)、場合によってはその基部(3)の径よりも大きくなるように形成する。なお、詰替用パウチ(10)の上縁部(11)を嵌合部(23)、(24)で挟持したときに、多少位置がずれても支障がないように、貫通孔(30)の径は差込口(12)の径よりも少し大きくした方が好ましい。また、詰替用パウチ(10)の差込口(12)は、内容液が充填されている場合、外部から力を加えなくても自然に開口するようになっているため、ディスペンサー(1)の吸上管(2)は支障なく詰替用パウチ(10)内に挿入される。また、本発明の場合、詰替用パウチ(10)にディスペンサー(1)の吸上管(2)をある程度挿入してから容器(21)(22)に収容することも可能である。
詰替用パウチの正面図である。 前後2つに分割された包装容器の斜視図である。 詰替用パウチが包装容器内に収容されてなる包装体の説明図である。 図3におけるX−X線矢視図である。 従来のポンプ式液体容器の説明図である。
符号の説明
A 包装体
1 ディスペンサー
2 吸上管
3 基部
10 詰替用パウチ
11 上縁部
12 差込ロ
12a 未シール部
13 チャック
20 包装容器
21 分割された容器
22 分割された容器
23 嵌合部
23a 切欠部
23b 当接面
24 嵌合部
24a 切欠部
24b 当接面
25 底部
26 底部
27 凸部
28 凹郎
29 開口部
30 貫通孔
50 容器蓋部


Claims (2)

  1. ディスペンサーを装着する包装容器であって、該容器は前後2つに分割可能に構成されるとともに、該容器に設けられた嵌合部により合体可能に構成され、該嵌合部は前記容器内に収容されてディスペンサーの吸上管が挿入される袋体を挟持可能に構成されていることを特徴とするディスペンサー付包装容器。
  2. ディスペンサーが装着された包装体であって、該包装体は、前後2つに分割可能に構成されるとともに嵌合部により合体可能に構成された容器内に、ディスペンサーの吸上管を挿入する袋体を収容し、前記嵌合部で該袋体を挟持していることを特徴とするディスペンサー付包装体。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506001A (ja) * 2007-12-19 2011-03-03 ヘトマニオク,クリストフ 香水ボトル
JP2012001262A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Yushin:Kk 液状物充填包装体のための保持容器
JP2016101962A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 埼玉プラスチック株式会社 パウチ保持構造ならびにその構成要素としてのスパウトおよびパウチ

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