JP2003040292A - すすぎ口機能を有する包装袋 - Google Patents

すすぎ口機能を有する包装袋

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JP2003040292A
JP2003040292A JP2001229170A JP2001229170A JP2003040292A JP 2003040292 A JP2003040292 A JP 2003040292A JP 2001229170 A JP2001229170 A JP 2001229170A JP 2001229170 A JP2001229170 A JP 2001229170A JP 2003040292 A JP2003040292 A JP 2003040292A
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packaging bag
rinsing
rinse
cut
bag
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JP2001229170A
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Morihiro Sugiyama
守広 杉山
Kenji Sakae
賢治 栄
Toshiyuki Maeda
俊之 真枝
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】すすぎ口機能を有する包装袋を提供すること。 【解決手段】角部や中央部に注出部(11)が形成され
た包装袋において、注出部(11)とは別の箇所にすす
ぎ口(12)を形成するためのすすぎ口切り取り位置指
示マーク(a)が設けられ、該すすぎ口切り取り位置指
示マーク(a)に従って袋の一部を切り取り、注出部
(11)より断面積の大きいすすぎ口(12)を形成さ
せる。また、すすぎ口切り取り線(a)はミシン目、半
切れ線、罫線あるいは印刷による表示のいずれか、また
はこれらを組み合わせて形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、詰め替え
用に用いられる包装袋に関するものであり、特には、す
すぎ口機能を有する包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シャンプー、リンス、食器洗い用
洗剤などの液体を、ポンプで適量排出して使用するポン
プ式容器が多用されている。そして、近年では、資源の
節約からポンプ式容器の内容物がなくなっても容器を廃
棄することなく、詰め替え専用の包装袋に充填されてい
る内容物を空になったポンプ式容器に詰め替え、該ポン
プ式容器を何回も再使用することが行われている。
【0003】この詰め替え用の液体を収納する包装袋と
して、例えば、図4に示すように表裏2枚の合成樹脂フ
ィルムの周縁を、注出口通路を除いてシール(51)し
た後、この注出口通路(53)を切断(z)して開口す
るという形式の包装袋や、図に示すような表裏2枚の
合成樹脂フィルムの周縁をシール(51)し、その周縁
の一部に、表裏2枚の合成樹脂フィルム間に合成樹脂製
の中空円筒状の口栓体(56)を埋設して突起状注出部
を設けた包装袋や、合成樹脂フィルムに凹凸を形成させ
て、注出性を向上させた包装袋などが用いられていて、
内容物の粘性に合わせて注ぎ口開口面積を大きくした
り、小さくしたり、各種の工夫がなされている。
【0004】ところで近年では、使い終わった詰め替え
用包装袋を廃棄する際、そのまま廃棄するのではなく、
内容物が付着しているとリサイクルしにくい、付着して
いる残量がもったいない、ごみ収集のルールに反する等
の理由から、内容物が袋の内部に付着していないよう
に、袋の内部をすすいでから廃棄するという意識の高ま
りが見られるようになってきた。
【0005】しかしながら、全ての詰め替え用の包装袋
において、内容液を注ぎ出した後、袋の内部をすすごう
とした場合には、包装袋のすすぎ易さに関する機能は付
与されておらず、消費者ははさみなどの器具を用いて包
装袋の胴部を適当な位置において開口して袋の中をすす
いでいた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、包装袋に関
する以上のような問題点を解決するためになされたもの
で、すすぎ口機能を有する包装袋を提供することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、角部や中央部に注出部が形成された包装袋におい
て、前記注出部とは別の箇所にすすぎ口を形成するため
のすすぎ口切り取り位置指示マークが設けられ、該すす
ぎ口切り取り位置指示マークに従って袋の一部を切り取
り、注出部より断面積の大きいすすぎ口を形成させるこ
とを特徴とするすすぎ口機能を有する包装袋である。
【0008】このように、包装袋の注出部とは別の箇所
にすすぎ口を形成するためのすすぎ口切り取り位置指示
マークが設けられ、該すすぎ口切り取り位置指示マーク
に従って袋の一部を切り取り、注出部より断面積の大き
いすすぎ口を形成させるので、包装袋の内側を容易にす
すぐことができる。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記すすぎ口切り取り位置指示マークは、ミ
シン目、半切れ線、罫線あるいは印刷による表示のいず
れか、またはこれらを組み合わせて形成されていること
を特徴とする請求項1記載のすすぎ口機能を有する包装
袋である。
【0010】このようにすすぎ口切り取り位置指示マー
クが、ミシン目、半切れ線、罫線あるいは印刷による表
示ののいずれか、またはこれらを組み合わせて形成され
ているので、すすぎ口を切り取り位置指示マークに沿っ
て形成させることができる。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
の発明において、前記すすぎ口切り取り位置指示マーク
の先端に易開封のための切り込みが形成されていること
を特徴とするすすぎ口機能を有する包装袋である。
【0012】すすぎ口切り取り位置指示マークの先端に
易開封のための切り込みを穿設しておくことにより、す
すぎ口切り取り位置指示マークを引っ張ることによりす
すぎ口はすすぎ口切り取り位置指示マークから容易に引
き裂かれて露出する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のすすぎ口機能を有する包
装袋を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。図
1は、本発明のすすぎ口機能を有する包装袋の一実施形
態を示す説明図であり、図2は、本発明のすすぎ口機能
を有する包装袋の使用状態の一例を示す説明図である。
【0014】本発明のすすぎ口機能を有する包装袋は、
例えば図1、図2に示すように、角部や中央部に注出部
(11)が形成された包装袋(10)において、前記注
出部とは別の箇所にすすぎ口(12)を形成するための
すすぎ口切り取り位置指示マーク(a)が設けられ、該
すすぎ口切り取り位置指示マークに従って袋の一部を切
り取り、注出部(11)より断面積の大きいすすぎ口
(12)を形成させることを可能にしたすすぎ口機能を
有する包装袋である。
【0015】包装袋(10)は、三方シール袋、四方シ
ール袋、ピロー包装袋、スタンディングパウチなど、一
般的に公知の周縁がシールされた包装袋が使用できる。
なかでもスタンディングパウチは、自立性があるため陳
列性に優れている。
【0016】包装袋(10)の角部あるいは中央部に
は、注出部切り取り線(b)等により注出部(11)が
形成される。注出部(11)は、例えば、シャンプー、
リンス等の内容物を詰め替え容器に詰め替える際に、内
容物を注ぎ出す部分で、図1に示す注出部切り取り位置
指示マーク(b)に従って袋の一部を切り取り注出部
(11)を形成させるほかに、例えば、図5に示すよう
な包装袋の間に中空円筒状の口栓体を埋設した突起状注
出部などとしても良い。
【0017】包装袋(10)には、合成樹脂フィルムが
使用され、例えば、二軸延伸ナイロンフィルム(ON
y)/線状低密度ポリエチレン(L−LDPE)、ON
y/アルミニウム箔(Al)/L−LDPE、ポリエチ
レンテレフタレートフィルム(PET)/Al/L−L
DPE、PET/Al/ONy/L−LDPE等の一般
的に公知の複合フィルムが使用されるが、ヒートシール
適性、耐内容物性、開封性、引き裂き方向性等を総合的
に勘案して決定すれば良い。
【0018】注出部(11)とは別の箇所にすすぎ口
(12)を形成するためのすすぎ口切り取り位置指示マ
ーク(a)は、ミシン目、半切れ線、罫線、あるいは印
刷による表示のいずれか、またはこれらを組み合わせて
形成される。半切れ線はレーザーカッターを使用するこ
とによりハーフカット状の半切れ線が容易に加工でき
る。
【0019】すすぎ口(12)は、内容物を注出した
後、水などを注入して包装袋の内側に付着している内容
物を洗浄するために必要な部分で、注出部の断面積より
も大きい断面積を有している。すすぎ口の位置や開封方
向は、その機能を満たすものであれば、特別の制約はな
い(図3(a)、(b)、(c)参照)。
【0020】すすぎ口切り取り位置指示マーク(a)の
先端に、図1に示すような切り込み(14)を設けてお
くことにより、開封開始位置、開封方向がわかりやすく
なる。切り込み(14)は、図示したI字状の切り込み
(Iノッチ)のほかV字状の切り込み(Vノッチ)とし
ても良い。また、切り込みは周辺のシール部(13)に
設ける。
【0021】内容物を注出し終わった後の包装袋の洗浄
方法について説明する(図2参照)。注出作業が終わっ
た後(図2(a))、切り込み(14)から包装袋をす
すぎ口切り取り位置指示マーク(a)に沿って引き裂
き、すすぎ口(12)を形成させる(図2(b))。す
すぎ口(12)から水などを入れて包装袋の内側を洗浄
する(図2(c))。
【0022】
【発明の効果】上記のように、本発明のすすぎ口機能を
有する包装袋は、内容物を注出後、包装袋の内側をすす
ぐ場合に、開口部分の大きなすすぎ口を有しているため
にすすぎ作業がし易くなる。そして、廃棄の際、袋の内
側はすすがれておりきれいなので、より環境に配慮した
包装材に近づく。また、製造に際しては、特別な製袋機
や充填機の改造を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のすすぎ口機能を有する包装袋の一実施
形態を示す、説明図である。
【図2】(a)〜(c)は、本発明のすすぎ口機能を有
する包装袋の使用状態の一例を示す、説明図である。
【図3】本発明のすすぎ口機能を有する包装袋の別の実
施形態を示す、説明図である。
【図4】包装袋の従来例を示す、説明図である。
【図5】包装袋の別の従来例を示す、説明図である。
【符号の説明】
10‥‥包装袋 11‥‥注出部 12‥‥すすぎ口部 13‥‥シール部 14‥‥切り込み 51‥‥シール 53‥‥注出口通路 56‥‥口栓体 a‥‥すすぎ口部切り取り位置マーク b‥‥注出部切り取り線 z‥‥切断線
フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 AB23 BA22 EA12 FA03 GA02 HA06 HB05 HF09 HG07 HM01 HN05 HP01 HP02 3E067 AA03 AB81 CA24 EA06 EB07 EB10 EB22 EB40 FA01 FC01 GD10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角部や中央部に注出部が形成された包装袋
    において、 前記注出部とは別の箇所にすすぎ口を形成するためのす
    すぎ口切り取り位置指示マークが設けられ、該すすぎ口
    切り取り位置指示マークに従って袋の一部を切り取り、
    注出部より断面積の大きいすすぎ口を形成させることを
    特徴とするすすぎ口機能を有する包装袋。
  2. 【請求項2】前記すすぎ口切り取り位置指示マークは、
    ミシン目、半切れ線、罫線あるいは印刷による表示のい
    ずれか、またはこれらを組み合わせて形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のすすぎ口機能を有する包
    装袋。
  3. 【請求項3】前記すすぎ口切り取り位置指示マークの先
    端に、易開封のための切り込みが形成されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載のすすぎ口機能を有する
    包装袋。
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