JP2007015363A - トリム等の押出し成形品の製造方法 - Google Patents

トリム等の押出し成形品の製造方法 Download PDF

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Naohisa Miyagawa
直久 宮川
Takashi Hirokawa
隆志 広川
Katsuhisa Kato
勝久 加藤
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Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
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Abstract

【目的】 自動車のドアー、トランク等の車体開口部のフランジ等を保持する芯材を有するトリム、ウエザーストリップ等の所定区間に可変化粧リップを形成する押出し成形品の製造法に関するものである。
【構成】 第1押出し成形機及び第1金型ダイスによって成形された合成樹脂芯材の外周に化粧リップを設けた被覆層を形成し、その後、第2金型ダイスを通過後の軟化状態の時に可変治具の左右の作動により所定のコーナー部の位置で、該化粧リップを側面に押圧折曲して狭い隙間部の可変化粧リップを形成した後に冷却成形することを特徴としている。

Description

本発明は、自動車のドアー、トランク等の車体開口部のフランジ部等に保持する合成樹脂芯材を有するトリム、ウエザーストリップ等の所定の間を可変押出し成形するトリム等の押出し成形品の製造方法に関するものである。
自動車の車体開口部のフランジに断面略U字条の合成樹脂芯材を有するトリム等の断面が一定の押出し成形品を装着、保持すると車体開口部のコーナー部で、該押出し成形品の化粧リップが跳ね上がったり、段差等によって外観が悪かった。このため、押出し成形品を曲げた状態での、環状の型内にセットして、曲折成型する方法が実施されている。しかし押出し成形した後に、再度成型加工をすると云う面倒な手間と多大な時間を必要としている。(例えば、特開平11−70841号公報参照)
上記従来の自動車用ウエザーストリップの成型方法にあっては、長手方向のウエザーストリップを環状に型取りした型内にセットし、型台に熱を加えて化粧リップ部の歪を利用してコーナー部に沿う形状に曲付けして成型するもので、二重の加工技術と面倒な手間と時間が係る問題があった。
そこで、本発明のものは、上記の問題点を解決するために、その目的とする所は、合成樹脂芯材の走行中にその外周に被覆層と化粧リップを形成した成形品が第2金型ダイスを通過した後の軟化状態の時にコーナー部で曲付を必要とする所定の間隔のみに可変治具によって可変化粧リップを成形するので、コーナー部のフランジに装着した時に生ずる跳ね上がり等を防止して外観的に優れた押出し成形品を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明によれば、第1押出し成形機より成形された断面略U字条の合成樹脂芯材は、第2金型ダイスの内部で第2押出し成形機によって外周に被覆層と化粧リップを成形する。その後、第2金型ダイス通過後で軟化状態の時に、可変治具の作動によって、所定の曲付けコーナー部の区間のみに化粧リップを押圧して可変化粧リップを形成し、被覆層の側面との間に狭い隙間部を形成する。その後、冷却成形するものである。
本発明の押出し成形品によれば、従来品の如く、自動車の車体における開口部のコーナー部のフランジに断面略U字条の芯金を有するトリム等の断面が一定の押出し成形品を装着すると、成形品の化粧リップが跳ね上がり、品質が不良品となると共に外観が大変に見苦しい欠点を解決できる効果がある。また、本発明によれば、押出し成形機により断面略U字条の合成樹脂芯材を形成した後に、外周の被覆層と化粧リップを直線に成形される第2金型ダイスの通過後の軟化状態の時に可変治具の作動によって所定のコーナー部となる所定の曲折区間の化粧リップを一体のまま可変化粧リップを形成しことにより、成形品のコーナー部分が極めて容易に形成できると共に、製造工程を一貫作業としたので、製作能率が著しく向上する等の効果がある。更に、可変化粧リップと被覆層との側面とに狭い隙間部を形成したので、車体の開口縁との接触も緊密に圧接できる優れた効果と、該成形品が車体の開口部のコーナー部のフランジに対する装着も跳ね上げ等の憂いがなく外観が優れると共に強固に装着される効果もある。
次に、本発明のトリム等の押出し成形品の製造方法によれば、車体のドアー及びトランクルームの各フランジに取付けする成形品は、断面略U字条の合成樹脂芯材(2)の外周に被覆層(3)と化粧リップ(5)を一体に設け、該被覆層(3)が軟化状態の時に形成した所定間隔の図1のコーナー部(10)となる部分に可変治具(28)によりコーナー部(10)に沿って可変化粧リップ(6)を形成し、この成形品(1)のU字条内をフランジに挿着し、水切用となる可変化粧リップ(6)の部分をコーナー部(10)のボデーに圧接すると跳ね上がり段差等も解消され綺麗に仕上がり使用が良好となる。
次に、本発明の実施例を図面について説明すると、図1は、車体(15)のドアー部分の開口部にトリムを装着した状態を示し、符号(10)はコーナー部を示し、図2に示すものは、図1のコーナー部(10)を拡大したものであって、その背面から見たもので、成形品(1)は、硬質合成樹脂を注入した第1押出し成形機(21)よりの第1金型ダイス(22)によって断面略U字条の長手方向の合成樹脂芯材(2)を形成する。該合成樹脂芯材(2)は、走行しながら第1冷却水槽(23)及び送り出しローラー(24)を経て切除機(20)に進行する。該断面略U字条の合成樹脂芯材(2)には、該切除機(20)により、その両側面に所定の各種形状の切込部を形成する。
次に、該合成樹脂芯材(2)は、走行して第2押出し成形機(25)に注入した熱可塑性エラストマーによって、第2金型ダイス(26)を通過中の外周に所定する形状の被覆層(3)と、一体の化粧リップ(5)と外側に中空シール(8)及びU字条の内部に相対する固定突起(7)(7)を各々成形する。
更に、該第2金型ダイス(26)に通過中の該成形品(1)が軟化状態の時に該第2金型ダイス(26)と第2冷却水槽(27)とは隣接するか、または所要の間隔を設けて、図7に示すような、可変治具(28)を左右に作動させて、図5に示す成形品(1)のコーナーとなるコーナー部(10)に図3、図4に示す化粧リップ(5)を図5に示す可変化粧リップ(6)のように該可変治具(28)を以って図6に示す側面(13)に向って化粧リップ(5)の広い隙間部(11)よりコーナー部(10)の狭い隙間部(12)の位置に向って該可変治具(28)を左右に作動させて押圧変形するものである。
なお、本発明の所定の区間とは、トリム等が自動車の車体のコーナー部(10)で折曲げられた時の区間を示すものである。
また、可変治具(28)は、第2冷却水槽(27)の前方に連接する場合と、第2冷却水槽(27)の内部のどちらの位置でもよいものである。可変治具(28)は、長期間使用していると過熱するため、冷却が必要になるものである。
次に本発明が使用する材料を説明すると、断面略U字条の合成樹脂芯材(2)を形成する硬質合成樹脂としては、ポリプロピレン、ポリエチレン等のオレフィン系樹脂、スチレン系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリエステル系樹脂または、それらの硬質合成樹脂にタルク、ガラス繊維等の粉体を混合した混合合成樹脂を使用し剛性を高め、線膨張係数を小さくする。好んで使用される混合合成樹脂としては、ポリプロピレン樹脂60〜80重量%にタルクの粉体を20〜40重量%混合して、線膨張係数を約30〜70%小さくして使用する。
更に、被覆層(3)及び化粧リップ(5)を形成する熱可塑性エラストマーとしては、オレフィン系熱可塑性エラストマー、スチレン系熱可塑性エラストマーが使用される。
本発明を車体の開口部にトリムを取着した側面図である。 同じく本発明の図1のコーナー部を拡大した背面よりの斜視図である。 本発明の図2A−Aの縦断面図である。 同じく本発明の図2B−Bの化粧リップの跳ね上がった状態を示す縦断面図である。 本発明の所定の区間のコーナー部を押出し成形した一部欠除した斜面図である。 同じく本発明の図5に示し可変化粧リップのC−C断面図で広い隙間部より狭い隙間部に押圧した状態の断面図である。 本発明の可変治具の作動状態の側面図である。 同じく本発明の成形品の完成品までの製造工程を示す一部欠除した側面図である。
符号の説明
1 成形品
2 合成樹脂芯材
3 被覆層
5 化粧リップ
6 可変化粧リップ
7 固定突起
8 中空シール
10 コーナー部
11 広い隙間部
12 狭い隙間部
13 側面
15 車体
20 切除機
21 第1押出し成形機
22 第1金型ダイス
23 第1冷却水槽
24 送り出しローラー
25 第2押出し成形機
26 第2金型ダイス
27 第2冷却水槽
28 可変治具
30 完成品

Claims (1)

  1. 第1押出し成形機より第1金型ダイスによって断面略U字条に押出し成形された合成樹脂芯材は、走行しながら第2金型ダイスに進入し、第2押出し成形機に注入された軟質合成樹脂によって該合成樹脂芯材の外周に化粧リップを設けた被覆層を形成し、その後、金型ダイスを通過後の軟化状態の時に可変治具の作動によって所定のコーナー部の位置で該化粧リップを該被覆層の側面に押圧に可変化粧リップを形成し、側面との間に狭い隙間部を形成した後、冷却成形したことを特徴とするトリム等の押出し成形品の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106799820A (zh) * 2015-11-26 2017-06-06 台湾扣具工业股份有限公司 应用于行李箱体边框的押出成型方法

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