JP2935449B2 - インナーシール付きガーニッシュおよびその製造方法 - Google Patents

インナーシール付きガーニッシュおよびその製造方法

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JP2935449B2 JP6119418A JP11941894A JP2935449B2 JP 2935449 B2 JP2935449 B2 JP 2935449B2 JP 6119418 A JP6119418 A JP 6119418A JP 11941894 A JP11941894 A JP 11941894A JP 2935449 B2 JP2935449 B2 JP 2935449B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドアトリムの上端縁
に設置され、ドアウインドウをシールするインナーシー
ル付きガーニッシュおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、乗用車のドアパネルの室内側に
は、内装材として自動車用ドアトリムが設置されてお
り、昇降式のドアウインドウガラスをシールするため
に、ドアトリムの上端縁には、インナーシールが設置さ
れている。
【0003】例えば、図13に示すように、ドアトリム
1のウエスト部裏面に、断面略L字状をなす長尺状のガ
ーニッシュ2が取付けられており、このガーニッシュ2
に対してドアウインドウガラスをシールするインナーシ
ール3が取付けられている。
【0004】このインナーシール3は、ドアウインドウ
ガラスとの良好なシール性を確保するために、軟質塩化
ビニル樹脂等の軟質樹脂の押出成形により形成されてお
り、保形性を備えるために内部に金属芯金4がインサー
トされているとともに、リップ部表面に植毛加工等が施
されている。
【0005】そして、ドアトリム1にインナーシール3
を取付けるには、ガーニッシュ2に取付孔2aが適宜間
隔毎に開設されており、取付孔2aに対応して、芯金4
を切り起こし、係止爪4aを形成し、係止爪4aを取付
孔2a内に挿入したのち折曲加工することにより、イン
ナーシール3をドアトリム1に取付けているのが実情で
ある。
【0006】また、ガーニッシュ2は、通常ポリプロピ
レン樹脂など廉価な汎用の合成樹脂の射出成形体からな
り、ドアトリム1のウエスト部裏面に超音波溶着加工等
により固着されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のイ
ンナーシール3は、軟質塩化ビニル樹脂内部に金属芯金
4をインサートしている構成であるため、重量化を招く
とともに、金属材料と樹脂材料との複合体であり、しか
も、インナーシール3とガーニッシュ2とは異なる樹脂
であるため、リサイクルに不向きである。
【0008】さらに、ベースとしての軟質塩化ビニル樹
脂のほかに、内部に金属芯金4をインサートするととも
に、リップ部表面に植毛加工を施すなど、製品コストの
高騰化を招くとともに、インナーシール3をガーニッシ
ュ2を介してドアトリム1に取付ける作業が面倒であ
り、生産性を低下させる大きな要因となっている。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、インナーシールとガーニッシュとを一体化
して、ガーニッシュにより保形性を確保することによ
り、金属芯金を廃止して、軽量化を図るとともに、イン
ナーシールの面倒な取付工数を削減でき、しかもリサイ
クルに好適なインナーシール付きガーニッシュならびに
その製造方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るインナーシール付きガーニッシュは、
ドアトリムのウエスト部裏面に固着され、硬質樹脂の射
出成形体からなるガーニッシュ本体と、軟質樹脂の射出
成形体からなり、ドアウインドウと摺接する面に、樹脂
被膜がコーティングされたシールリップ部とが一体成形
されていることを特徴とする。
【0011】さらに、インナーシール付きガーニッシュ
の製造方法は、キャビティ型のスプレー用通路を通じ
て、コア型のキャビティAの型面に摺動性樹脂をインモ
ールドコーティングすることにより、樹脂被膜を形成す
る樹脂皮膜の形成工程と、キャビティ型に穿設された第
1ノズルを通じて、軟質樹脂をコア型のキャビティA内
に射出充填して、シールリップ部を射出成形するシール
リップ部の成形工程と、シールリップ部を保持したコア
型を可動操作して、コア型のキャビティAとキャビティ
型のキャビティBとを連接させたのち、キャビティ型の
第2ノズルを通じて、キャビティB内に硬質樹脂を射出
充填して、シールリップ部とガーニッシュ本体とを一体
成形するガーニッシュ本体の成形工程と、からなること
を特徴とする。
【0012】
【作用】以上の構成から明らかなように、硬質樹脂の射
出成形体からなるガーニッシュ本体と軟質樹脂の射出成
形体からなるシールリップ部とを一体化する構成である
ため、ガーニッシュ本体の剛性により、従来インサート
していた金属芯金を廃止することができる。
【0013】さらに、金属材料が廃止できることから、
リサイクルに好適であり、ガーニッシュ本体と、シール
リップ部とに同一系統の樹脂材料を使用すれば、さらに
リサイクルに好適となる。
【0014】また、ガーニッシュ本体とシールリップ部
とが2色成形により一体成形されるため、従来のよう
に、インナーシールをガーニッシュに取付ける面倒な作
業が廃止できる。
【0015】加えて、ドアウインドウガラスと摺接する
シールリップ部の表面に、予め摺動性樹脂をスプレーコ
ーティングしておけば、面倒な植毛加工等も廃止でき
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係るインナーシール付きガー
ニッシュならびにその製造方法の実施例について、添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図1は本発明によるインナーシール付きガ
ーニッシュを設置した自動車用ドアトリムを示す断面
図、図2は本発明に係るインナーシール付きガーニッシ
ュの構成を示す断面図、図3は本発明に係るインナーシ
ール付きガーニッシュの製造方法に使用する成形装置の
外観図、図4は図3に示す成形装置における金型構造を
示す断面図、図5ないし図9は本発明に係るインナーシ
ール付きガーニッシュの製造方法における各工程を示す
断面図である。
【0018】さらに、図10ないし図11は成形装置の
別実施例における金型の動作を示す各断面図、図12は
本発明に係るインナーシール付きガーニッシュの変形例
を示す断面図である。
【0019】まず、図1,図2に示すように、自動車用
ドアトリム10は、保形性ならびに車体パネルへの取付
剛性を備えた芯材11と、芯材11の表面にクッション
性ならびに装飾性を付与する表皮材12が貼着されて構
成されており、このドアトリム10のウエスト部13裏
面に、本発明に係るインナーシール付きガーニッシュ2
0が設置されている。
【0020】そして、インナーシール付きガーニッシュ
20は、図2に拡大して示すように、ドアトリム10の
ウエスト部13裏面に固着され、断面略L字状の長尺体
からなるガーニッシュ本体21と、ガーニッシュ本体2
1のフランジ部21aに連設一体化され、ドアウインド
ウガラス30と摺接するシールリップ部22と、シール
リップ部22の外表面に形成される樹脂被膜23とから
構成されている。
【0021】さらに詳しくは、ガーニッシュ本体21
は、形状保持性,保形性を備えることが望ましいことか
ら、ポリプロピレン樹脂など硬質樹脂の射出成形体から
なり、シールリップ部22は、上述したように、ドアウ
インドウガラス30と弾接シールするため優れた弾性作
用を備えていることが好ましいことから、サーモプラス
チックオレフィン(以下TPOという)が本実施例では
使用されており、樹脂被膜23としては、この実施例で
は摺動性特殊オレフィン系樹脂(例えばリュブマー(商
品名)三井石油化学株式会社製造)を使用している。
【0022】そして、インナーシール付きガーニッシュ
20は、ドアトリム10のウエスト部13裏面に超音波
溶着等により取付けられている。
【0023】このように、本発明に係るインナーシール
付きガーニッシュ20は、ガーニッシュ本体21とシー
ルリップ部22とを一体化した構造であるため、ガーニ
ッシュ本体21の保形性により、従来内部にインサート
した金属芯金が不要となり、軽量化はもとより、従来の
インナーシールでは係止爪を折曲操作する面倒な取付作
業を必要としたが、本発明では一体化構造であるため、
インナーシールの取付工数が皆無となり、生産性を大幅
に高めることができる。
【0024】しかも、ガーニッシュ本体21として、ポ
リプロピレン樹脂のように硬質の樹脂を使用するととも
に、シールリップ部22として、TPOのように、同材
質の樹脂を使用すれば、金属芯金が廃止でき、樹脂材料
も同一材質であるため、リサイクルに好適である。
【0025】次に、上述したインナーシール付きガーニ
ッシュ20の製造方法について、以下に説明する。
【0026】まず、図3で成形装置の全体構成を、図4
で成形装置における金型構造を説明する。
【0027】図3に示すように、本発明に使用する成形
装置40は、キャビティ型60を備えた射出成形装置5
0と、キャビティ型60と対をなし、回転機構を備えた
コア型70とから構成されている。
【0028】さらに、キャビティ型60とコア型70と
の詳細を、図4を基に説明すると、キャビティ型60に
は、成形品の離型を考慮して、スライド型61が紙面下
方向にスライド可能に装備されており、キャビティ型6
0には、第1ノズル62,第2ノズル63がそれぞれ穿
設加工されており、スプレー用通路64が備わってい
る。
【0029】一方、コア型70は、回転機構の回転軸7
1と連結しており、180度を1サイクルとして回動可
能であり、シールリップ部22を形成するキャビティA
がパーティング面に形成されている。
【0030】同様に、キャビティ型60にはガーニッシ
ュ本体21を形成するキャビティBが形成されている。
【0031】以上の構成をもつ成形装置40を使用し
て、図2に示すインナーシール付きガーニッシュ20を
成形する工程を順を追って説明する。
【0032】まず、コア型70がキャビティ型60に対
して接近を始め、キャビティ型60とコア型70との型
締めが完了したのち、図5に示すように、キャビティ型
60のスプレー用通路64を通じて、摺動性特殊オレフ
ィン系樹脂80がキャビティAの型面にインモールドコ
ーティング処理され、樹脂被膜23が型面に形成され
る。
【0033】その後、図6に示すように、第1ノズル6
2を通じてTPO81がキャビティA内に射出充填さ
れ、樹脂被膜23を一体化したシールリップ部22が射
出成形される。
【0034】そして、一定の冷却時間を経たのち、回転
軸71が軸回りに180度回転して、コア型70は、図
7に示す位置に可動する。
【0035】このとき、キャビティ型60のキャビティ
Bに対して、コア型70のキャビティAに射出充填され
たシールリップ部22が対向する位置に来る。
【0036】その後、図8に示すように、第2ノズル6
3を通じてポリプロピレン樹脂82がキャビティB内に
射出充填され、シールリップ部22と、ガーニッシュ本
体21とが一体成形される。
【0037】その後、一定の冷却時間を経たのち、図9
に示すように、コア型70が矢印方向にスライド動作し
て、型開きが行なわれれば、スライド型61も矢印方向
にスライド動作して、インナーシール付きガーニッシュ
20をキャビティ型60から離型すればよい。
【0038】次に、図10ないし図11は、コア型70
の変形例を示すもので、上述した回転駆動式ではなく、
スライド式のコア型70を使用してもよく、図10に示
すように、コア型70に樹脂被膜23のインモールドコ
ーティング工程ならびにシールリップ部22の射出成形
工程を行なったのち、下方向にコア型70をスライド動
作させて、図11に示すように、第2ノズル63を通じ
てポリプロピレン樹脂をキャビティB内に射出充填し
て、シールリップ部22とガーニッシュ本体21とを一
体成形すればよい。
【0039】また、図12に示すように、インナーシー
ル付きガーニッシュ20の構成として、頂部にアルミ箔
24を一体化したり、またシールリップ部22を中空構
造にしてもよい。
【0040】アルミ箔24を一体化するには、キャビテ
ィ型60のキャビティBに予めアルミ箔24をインサー
トしておけば、簡単に一体化が可能であり、製品の商品
価値が高まるとともに、シールリップ部22を中空構造
にすれば、ドアウインドウガラス30に対する追従性が
良好なものとなり、ドアウインドウガラス30のより円
滑な操作性が期待できる利点がある。
【0041】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、以下に記
載する格別の作用効果を有する。
【0042】(1)本発明に係るインナーシール付きガ
ーニッシュは、硬質樹脂のガーニッシュ本体と、軟質樹
脂からなるシールリップ部とを2色射出成形により一体
化するというものであるから、従来のインナーシール内
部にインサートされていた金属芯金が廃止できるととも
に、ガーニッシュ本体にPP樹脂、シールリップ部にT
POを使用すれば、同一系統の樹脂であるため、リサイ
クル処理を容易に行なうことができるという効果を有す
る。
【0043】(2)本発明に係るインナーシール付きガ
ーニッシュは、硬質樹脂からなるガーニッシュ本体と、
軟質樹脂からなるシールリップ部とを2色射出成形によ
り一体化するというものであるから、従来の金属芯金が
廃止でき、ほぼ比重1.0の樹脂材料のみで構成するた
め、軽量化に大きく貢献できるという効果を有する。
【0044】(3)本発明に係るインナーシール付きガ
ーニッシュは、硬質樹脂からなるガーニッシュ本体と、
軟質樹脂からなるシールリップ部とを2色射出成形によ
り一体化するというものであるから、従来のように、イ
ンナーシールの折曲爪をドアトリム側の取付孔に挿入し
たのち折曲加工するというインナーシールの面倒な取付
作業が廃止でき、生産性を大幅に向上させることができ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインナーシール付きガーニッシュ
を取付けたドアトリムの構成を示す断面図。
【図2】本発明に係るインナーシール付きガーニッシュ
の一実施例の構成を示す断面図。
【図3】図2に示すインナーシール付きガーニッシュの
製造に使用する成形装置の外観図。
【図4】図3に示す成形装置における金型構成を示す断
面図。
【図5】本発明に係るインナーシール付きガーニッシュ
の製造方法におけるインモールドスプレーコーティング
工程を示す断面図。
【図6】本発明に係るインナーシール付きガーニッシュ
の製造方法におけるシールリップ部の射出成形工程を示
す断面図。
【図7】本発明に方法に使用する成形装置におけるコア
型の動作を示す断面図。
【図8】本発明に係るインナーシール付きガーニッシュ
の製造方法におけるガーニッシュ本体の射出成形工程を
示す断面図。
【図9】本発明方法に使用する成形装置の型開き状態を
示す断面図。
【図10】本発明方法の別実施例におけるシールリップ
部の射出成形工程を示す断面図。
【図11】本発明方法の別実施例におけるガーニッシュ
本体の成形工程を示す断面図。
【図12】本発明によるインナーシール付きガーニッシ
ュの別実施例の構成を示す断面図。
【図13】従来のインナーシールの取付構造を示す説明
図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 13 ウエスト部 20 インナーシール付きガーニッシュ 21 ガーニッシュ本体 22 シールリップ部 23 樹脂被膜 24 アルミ箔 30 ドアウインドウガラス 50 射出成形装置 60 キャビティ型 61 スライド型 62 第1ノズル 63 第2ノズル 64 スプレー用通路 70 コア型 71 回転軸 80 摺動性特殊ポリオレフィン系樹脂 81 TPO 82 PP樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−163636(JP,A) 特開 昭59−120518(JP,A) 特開 平6−71693(JP,A) 特開 平1−197114(JP,A) 特開 昭56−144131(JP,A) 特開 平1−95017(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/17 B60J 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアトリム(10)のウエスト部(1
    3)裏面に固着され、硬質樹脂の射出成形体からなるガ
    ーニッシュ本体(21)と、軟質樹脂の射出成形体から
    なり、ドアウインドウ(30)と摺接する面に、樹脂被
    膜(23)がコーティングされたシールリップ部(2
    2)とが一体成形されていることを特徴とするインナー
    シール付きガーニッシュ。
  2. 【請求項2】 ガーニッシュ本体(21)がポリオレフ
    ィン系樹脂、シールリップ部(22)がサーモプラスチ
    ックオレフィン樹脂、樹脂被膜(23)が摺動性特殊オ
    レフィン系樹脂で構成されていることを特徴とする請求
    項1記載のインナーシール付きガーニッシュ。
  3. 【請求項3】 キャビティ型(60)のスプレー用通路
    (64)を通じて、コア型(70)のキャビティAの型
    面に摺動性樹脂(80)をインモールドコーティングす
    ることにより、樹脂被膜(23)を形成する樹脂皮膜の
    形成工程と、キャビティ型(60)に穿設された第1ノ
    ズル(62)を通じて、軟質樹脂をコア型(70)のキ
    ャビティA内に射出充填して、シールリップ部(22)
    を射出成形するシールリップ部の成形工程と、 シールリップ部(22)を保持したコア型(70)を可
    動操作して、コア型(70)のキャビティAとキャビテ
    ィ型(60)のキャビティBとを連接させたのち、キャ
    ビティ型(60)の第2ノズル(63)を通じて、キャ
    ビティB内に硬質樹脂を射出充填して、シールリップ部
    (22)とガーニッシュ本体(21)とを一体成形する
    ガーニッシュ本体の成形工程と、 からなることを特徴とするインナーシール付きガーニッ
    シュの製造方法。
  4. 【請求項4】 コア型(70)は、回転機構(71)に
    より、1サイクルとして180度の回転動作を繰返すこ
    とを特徴とする請求項3記載のインナーシール付きガー
    ニッシュの製造方法。
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