JP2007015197A - ホログラム観察カード - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 上記目的を達成するために、本発明は、透明基材と、前記透明基材上に形成され、フーリエ変換レンズとしての機能を有する透過型フーリエ変換ホログラム領域および前記透過型フーリエ変換ホログラム領域以外のフーリエ変換レンズとしての機能を有しない非ホログラム領域からなるイメージ変換層とを有するホログラム観察カードであって、
前記透明基材の前記イメージ変換層が形成されている側と反対側の面、または前記イメージ変換層の前記非ホログラム領域上に、印刷可能な受容層が形成されていることを特徴とするホログラム観察カードを提供する。
【選択図】 図1
Description
まず、本発明のホログラム観察カードの第1実施態様について説明する。本実施態様におけるホログラム観察カードは、透明基材と、上記透明基材上に形成され、フーリエ変換レンズとしての機能を有する透過型フーリエ変換ホログラム領域および上記透過型フーリエ変換ホログラム領域以外のフーリエ変換レンズとしての機能を有しない非ホログラム領域を有するイメージ変換層とからなるホログラム観察カードであって、上記透明基材の上記イメージ変換層が形成されている側と反対側の面、または上記イメージ変換層の上記非ホログラム領域上に、印刷可能な受容層が形成されていることを特徴とするものである。
以下、本実施態様のホログラム観察カードについて、各部材ごとに詳しく説明する。
まず、本実施態様に用いられる受容層について説明する。本実施態様に用いられる受容層は、印刷可能な層であって、後述する透明基材のイメージ変換層が形成されている側と反対側の面、またはイメージ変換層のフーリエ変換レンズとしての機能を有しない非ホログラム領域上に形成されているものである。
昇華型熱転写方式により印刷可能である受容層としては、昇華型熱転写インクを受容可能な層であれば、特に限定されるものではない。このような受容層としては、例えばポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、スチレンアクリレート樹脂、ビニルトルエンアクリレート樹脂等のエステル結合を有する樹脂;ポリウレタン樹脂等のウレタン結合を有する樹脂;ポリアミド樹脂(ナイロン)等のアミド結合を有する樹脂;尿素樹脂等の尿素結合を有する樹脂;ポリカプロラクトン樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂等の極性の高い結合を有する樹脂を1種、または2種以上含有する層とすることができる。また、飽和ポリエステルと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体との混合樹脂からなる層等としてもよい。飽和ポリエステルとして具体的には、バイロン200、バイロン290、バイロン600等(以上東洋紡製)、KA−10380(荒川化学製)、TP220、TP235(以上、日本合成化学工業製)等が挙げられる。また塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体は、塩化ビニル成分含有率が85〜98wt%で、重合度200〜800程度のものが用いられることが好ましい。また塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体には、ビニルアルコール成分、マレイン酸成分等を含むものであってもよい。
また、インクジェット方式により印刷可能な受容層としては、インクジェットインクを良好に受容可能な層であれば特に限定されるものではなく、このような受容層としては、例えばアルミナ水和物からなる多孔質層等とすることができる。上記アルミナ水和物多孔質層としては、アルミナ水和物をバインダで結合した構成とすることが好ましい。またアルミナ水和物としては、ベーム石あるいはベーマイト(Al2 O3 ・nH2O、n=1〜1.5)と呼ばれるものが、吸収性が良好であるとともに、色素を選択的によく吸着し、色濃度が高く鮮明な画像が得られることから好ましく用いられる。
また、溶融型熱転写方式により印刷可能な受容層としては、熱溶融されたインクを受容可能な層であれば、特に限定されるものではなく、例えば熱可塑性樹脂からなる層等とすることができる。上記受容層を構成する樹脂としては、例えば各種ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、セルロース誘導体等が挙げられる。また、上記受容層には、架橋剤、滑剤、剥離剤等が適宜添加されていることが好ましい。これらを添加することにより、インクリボンをサーマルヘッドにより加熱して、受容層に印刷する際に、インクリボンと受容層とが融着するのを防ぐことができるからである。また、上記受容層には、必要に応じて、酸化防止剤、顔料、紫外線吸収剤などの添加剤が添加されていてもよい。これらの各種添加剤は、受容層を形成する前に上記樹脂とあらかじめ混合しておいてもよく、また各種添加剤からなる塗被層を上記受容層の上に形成してもよい。
また、中間転写方式により印刷可能な受容層は、中間転写方式により転写されるインクを受容可能なものであれば特に限定されるものではなく、例えば上述した溶融型熱転写方式により印刷可能な受容層と同様とすることができる。またこの場合においても、上記受容層の膜厚としては、0.5μm〜50μm程度、中でも1μm〜20μm程度とされることが好ましい。
次に、本実施態様に用いられるイメージ変換層について説明する。本実施態様に用いられるイメージ変換層は、後述する透明基材上に形成されるものであって、フーリエ変換レンズとしての機能を有する透過型フーリエ変換ホログラム領域および、上記透過型フーリエ変換ホログラム領域以外のフーリエ変換レンズとしての機能を有しない非ホログラム領域からなるものである。上記透過型フーリエ変換ホログラム領域の形状や範囲等については、ホログラム観察カードの種類や用途等に応じて適宜選択される。
上記イメージ変換層が表面位相型回折光学素子層である場合、イメージ変換層の上記透過型フーリエ変換ホログラム領域には、表面に凹凸が形成されることとなる。本実施態様においては、上記イメージ変換層は、透明なものであってもよく、また着色されていてもよい。
上記イメージ変換層が内部位相型回折光学素子層である場合、イメージ変換層の上記透過型フーリエ変換ホログラム領域には、物体光と参照光との干渉縞が記録されたものとされ、上記干渉縞と上記干渉縞間を形成する成分との屈折率差によって、光像が観察可能となる。
まず、バインダ樹脂、光重合可能な化合物、光重合開始剤および増感色素を含有する感光性組成物について説明する。このような感光性組成物に用いられるバインダ樹脂としては、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、またはその部分加水分解物、ポリ酢酸ビニルまたはその加水分解物、アクリル酸、アクリル酸エステル等の共重合可能なモノマー群の少なくとも1つを重合成分とする共重合体など、又はそれらの混合物や、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリクロロプレン、ポリビニルアルコールの部分アセタール化物であるポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等、またはそれらの混合物等が挙げられる。ここでイメージ変換層を形成する際には、上記透過型フーリエ変換ホログラム領域に記録されたホログラムを安定化するために、加熱してモノマーを移動させる工程がある。このためには、バインダ樹脂は、ガラス転移温度が比較的低く、モノマー移動が容易に移動できるものであることが好ましい。
次に、カチオン重合性化合物、ラジカル重合性化合物、特定波長の光に感光してラジカル重合性化合物を重合させる光ラジカル重合開始剤系、および特定波長の光に対しては低感光性であり、別の波長の光に感光してカチオン重合性化合物を重合させる光カチオン重合開始剤系を含有する感光性組成物について説明する。
上記イメージ変換層が振幅型回折光学素子層である場合、イメージ変換層の上記透過型フーリエ変換ホログラム領域には、白黒等の明暗の強度分布が記録されているものとされる。このようなイメージ変換層は、銀塩感光材料等の感光材料を用いてイメージ変換層を形成し、このイメージ変換層の透過型フーリエ変換ホログラム領域となる部分にレーザ光源によって、物体光と参照光との干渉光を露光する。その後、現像および定着を行うことによって透過型フーリエ変換ホログラム領域にホログラムを形成することが可能である。
次に、本実施態様に用いられる透明基材について説明する。本実施態様に用いられる透明基材は、上記イメージ変換層を形成可能なものであり、イメージ変換層の透過型フーリエ変換ホログラム領域において形成された光像を透過できる光透過性を有するものであれば特に限定されない。中でも本実施態様における透明基材は、可視光領域における透過率が80%以上であることが好ましく、90%以上であることがより好ましい。透過率が低いと、本実施態様の透過型フーリエ変換ホログラム領域により得られる光像が乱れてしまう可能性があるからである。ここで、上記透明基材の透過率は、JIS K7361−1(プラスチックー透明材料の全光透過率の試験方法)により測定することができる。
次に、本実施態様のホログラム観察カードについて説明する。本実施態様のホログラム観察カードは、上記透明基材と、上記イメージ変換層、および上記受容層を有するものであり、カード状に形成されたものであれば、特に限定されるものではない。本実施態様のホログラム観察カードは、例えば名刺、会員カードや玩具等、種々の用途に用いられるものとすることができる。
次に、本発明のホログラム観察カードの第2実施態様について説明する。本実施態様のホログラム観察カードは、透明基材と、上記透明基材上に形成され、フーリエ変換レンズとしての機能を有する透過型フーリエ変換ホログラム領域および上記透過型フーリエ変換ホログラム領域以外のフーリエ変換レンズとしての機能を有しない非ホログラム領域を有するイメージ変換層と、上記イメージ変換層の上記透過型フーリエ変換ホログラム領域上に形成された保護層とを有するホログラム観察カードであって、上記保護層上に、印刷可能な受容層が形成されていることを特徴とするものである。
まず、本実施態様に用いられる受容層について説明する。本実施態様に用いられる受容層は、後述する保護層上に形成されるものであり、印刷可能なものであれば、特に限定されるものではない。本実施態様においては、少なくとも上記保護層上に形成されていればよく、例えば保護層上にパターン状に形成されていてもよく、また保護層上に全面に形成されていてもよい。また、保護層上だけでなく、例えば透明基材のイメージ変換層が形成された側と反対側の面にも形成されていてもよい。
次に、本実施態様に用いられる保護層について説明する。本実施態様に用いられる保護層は、少なくとも上記イメージ変換層の透過型フーリエ変換ホログラム領域上に形成されたものであり、上記イメージ変換層の透過型フーリエ変換ホログラム領域の汚染等を防止し、上記透過型フーリエ変換ホログラム領域の屈折率差が変化すること等を防止する機能を有するものであれば特に限定されるものではない。本実施態様においては、上記イメージ変換層のうち、透過型フーリエ変換ホログラム領域上にのみ保護層が形成されていてもよいが、例えばイメージ変換層全面に形成されていてもよい。
次に、本実施態様のホログラム観察カードについて説明する。本実施態様のホログラム観察カードは、上記透明基材と、上記イメージ変換層、上記保護層、および上記受容層を有するものであり、カード状に形成されたものであれば、特に限定されるものではなく、例えば上記第1実施態様で説明したプライマー層等が形成されていてもよい。本実施態様のホログラム観察カードは、例えば名刺、会員カードや玩具等、種々の用途に用いられるものとすることができる。
<イメージ変換層の形成>
合成石英の基板上に表面低反射クロム薄膜が積層されたフォトマスクブランク板のクロム薄膜上に、ドライエッチング用レジストをスピンナーにより回転塗布した。ドライエッチング用レジストとしては日本ゼオン(株)製ZEP7000を使用し、400nmの厚みとなるように形成した。このレジスト層に対し、電子線描画装置(MEBES4500:ETEC社製)を用い、事前に計算機で作成したパターンを露光し、レジスト樹脂の露光部分を易溶化した。その後、現像液を噴霧し(スプレー現像)して易溶化部分を除去し、レジストパターンを形成した。
続いて、形成されたレジストパターンを利用して、ドライエッチングによりレジストで被覆されていない部分のクロム薄膜をエッチング除去し、石英基板を露出させた。次いで、露出した石英基板をエッチングし、石英基板に凹部を形成した。その後、レジスト薄膜を溶解除去することにより、石英基板がエッチングされて生じた凹部と、石英基板およびクロム薄膜がエッチングされずに残存している凸部とを有する原版を得た。
この凹凸を有する原版に、イメージ変換層形成用組成物(UV硬化性アクリレート樹脂:屈折率1.52 測定波長633nm)を滴下しその上へ厚み0.5mmのポリカーボネート基板(透明基材)を積置し、押圧した。次に活性放射線を照射してイメージ変換層形成用組成物を硬化させた後剥離させ、原版の凹凸型を反転させた凹凸イメージを持つイメージ変換層付き透明基材を作製した。なお、非ホログラム領域となる部分は、平面状とした。
アクリル板(製品名:パラグラス 厚み2mm:クラレ社製)にスペーサ兼接着剤として(塗工液CAT-1300S:帝国インキ社製)をパターン状にスクリーン印刷し印刷面に離型紙を貼り合わせ保護層形成部材として準備をした。なお、スペーサ兼接着剤は非ホログラム領域となる部分にパターン状に形成された。
続いて、上記保護層形成部材の離型紙を剥がし、上記イメージ変換層付き透明基材の凹凸面が形成された側に押圧し、貼り合わせた。貼り合わせたものを所定の大きさ(5cm×5cm)に抜き、加工を行った。
(受容層形成用インキの組成)
・ポリエステル樹脂(バイロン200 TOYOBO社製) …100重量部
・水酸基変性シリコーン樹脂(X-62-1421B 信越シリコーン社製) … 4重量部
・イソシアネート硬化剤(タケネートA14 三井武田ケミカル社製) … 4重量部
・溶剤(トルエン/メチルエチルケトン=1/1) …100重量部
上記組成の受容層形成用インキを、上記透明基材のうち、上記イメージ変換層が形成されている側と反対側の面の全面に、バーコーターにて塗工し、110℃で3分間乾燥させた。このとき、乾燥後の受容層の膜厚は5μmであった。
得られたホログラム観察カードに、昇華型カードプリンタDTC300(FARGO)で画像を印画したところ、画像はきれいに形成された。また、透過型フーリエ変換ホログラム領域を通して点光源を観察すると、変換画像が観察された。
<イメージ変換層および保護層の形成>
実施例1と同様に、透明基材上に、イメージ変換層および保護層を形成した。
(プライマー層形成用インキの組成)
・ポリウレタン樹脂(N-5247 日本ポリウレタン社製) …100重量部
・酸化チタン粒子(A-150 堺化学社製) …150重量部
・溶剤(トルエン/メチルエチルケトン/IPA=1/1/1) …100重量部
上記組成のプライマー層形成用インキを、上記透明基材のうち、上記イメージ変換層が形成されている側と反対側の面の全面に、バーコーターにて塗工し、110℃で3分間乾燥させた。乾燥後の膜厚は3μmとなった。続いて、上記プライマー層上に、実施例1と同様に、昇華型熱転写方式により印刷可能な受容層を形成し、ホログラム観察カードとした。
得られたホログラム観察カードに、昇華型カードプリンタDTC300(FARGO)で画像を印画したところ、画像は実施例1と比較してより鮮明に観察された。また、透過型フーリエ変換ホログラム領域を通して点光源を観察すると、変換画像が観察された。
<イメージ変換層および保護層の形成>
実施例1と同様に、透明基材上に、イメージ変換層および保護層を形成した。
(受容層形成用インキの組成)
・ポリエステル樹脂(バイロン200 TOYOBO社製) …100重量部
・溶剤(トルエン/メチルエチルケトン=1/1) …100重量部
上記組成の受容層形成用インキを上記透明基材のうち、上記イメージ変換層が形成されている側と反対側の面の全面に、バーコーターにて塗工し、110℃で3分間乾燥させた。乾燥後の膜厚は、5μmであった。
得られたホログラム観察カードに、熱溶融型カードプリンタCP400(凸版印刷)および中間転写型カードプリンタCX−210(大日本印刷)で画像をそれぞれ印画した。画像はそれぞれきれいに形成され、また、フーリエ変換ホログラム領域を通して点光源を観察すると、変換画像が観察された。
<イメージ変換層および保護層の形成>
実施例1と同様に、透明基材上に、イメージ変換層および保護層を形成した。
(受容層形成用インキの組成)
・パテラコールIJ2(大日本インキ社製) …100重量部
・溶剤(水) … 30重量部
上記組成の受容層形成用インキを上記透明基材のうち、上記イメージ変換層が形成されている側と反対側の面の全面に、バーコーターにて塗工し、110℃で3分間乾燥させた。乾燥後の膜厚は20μmであった。
得られたホログラム観察カードに、インクジェット型プリンタPM-900(EPSON)で画像を印画した。画像はきれいに形成され、また、フーリエ変換ホログラム領域を通して点光源を観察すると、変換画像が観察された。
2 …イメージ変換層
3 …受容層
4 …保護層
a …透過型フーリエ変換ホログラム領域
b …非ホログラム領域
Claims (9)
- 透明基材と、前記透明基材上に形成され、フーリエ変換レンズとしての機能を有する透過型フーリエ変換ホログラム領域および前記透過型フーリエ変換ホログラム領域以外のフーリエ変換レンズとしての機能を有しない非ホログラム領域からなるイメージ変換層とを有するホログラム観察カードであって、
前記透明基材の前記イメージ変換層が形成されている側と反対側の面、または前記イメージ変換層の前記非ホログラム領域上に、印刷可能な受容層が形成されていることを特徴とするホログラム観察カード。 - 前記透明基材と前記受容層との間に、プライマー層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のホログラム観察カード。
- 前記プライマー層が白色顔料を含有していることを特徴とする請求項2に記載のホログラム観察カード。
- 透明基材と、前記透明基材上に形成され、フーリエ変換レンズとしての機能を有する透過型フーリエ変換ホログラム領域および前記透過型フーリエ変換ホログラム領域以外のフーリエ変換レンズとしての機能を有しない非ホログラム領域からなるイメージ変換層と、前記イメージ変換層の前記透過型フーリエ変換ホログラム領域上に形成された保護層とを有するホログラム観察カードであって、
前記保護層上に、印刷可能な受容層が形成されていることを特徴とするホログラム観察カード。 - 前記受容層に、昇華型熱転写方式により画像が印刷されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載のホログラム観察カード。
- 前記受容層に、インクジェット方式により画像が印刷されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載のホログラム観察カード。
- 前記受容層に、溶融型熱転写方式により画像が印刷されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載のホログラム観察カード。
- 前記受容層に、中間転写方式により、画像が印刷されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載のホログラム観察カード。
- 前記イメージ変換層が、前記透過型フーリエ変換ホログラム領域の表面に凹凸構造を有する表面位相型回折光学素子層であることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれかの請求項に記載のホログラム観察カード。
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