JP2007014602A - 縫製データ表示装置 - Google Patents

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JP2007014602A JP2005200248A JP2005200248A JP2007014602A JP 2007014602 A JP2007014602 A JP 2007014602A JP 2005200248 A JP2005200248 A JP 2005200248A JP 2005200248 A JP2005200248 A JP 2005200248A JP 2007014602 A JP2007014602 A JP 2007014602A
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耕一 近藤
Masami Okamura
正美 岡村
Ayako Iwamoto
綾子 岩本
Toshiaki Kasuga
俊明 春日
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Abstract

【課題】縫製データの入力設定を行う際に、その縫製データに関する表示を好適に行う。
【解決手段】操作パネル20の表示領域23において、複数の縫い目が重なる重複点Pと、縫い目が重ならない針落ち点Pとを異なる表示形態で表示することで、縫い目の重なりを容易に識別することを可能にした。また、近接する二つの針落ち点Pを比較する際に、両者間の距離が所定の距離よりも近接しているか否かを設定可能な構成とすることで、重複点Pとみなされる範囲を自在に変更することが可能となった。これにより、針や糸の太さに応じて重複点Pとみなされる二つの針落ち点P間の距離を自在に変更することができ、操作パネル20上での縫製イメージを、より実際に近づけることが可能となった。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の縫製データを用いるミシンの縫製データ表示装置に関する。
近年のミシンは、制御装置が縫いに係る縫製データに基づいてミシンの各機構を制御し、当該各機構がその縫製データに従った動作を行うことで、被縫製物に縫い目を形成するようになっている。
このようなミシンでは、様々な形状の縫い目を形成することができるように、入力装置を用いて縫製データとなる各種パラメータを入力することが可能となっており、その入力されたパラメータなどは表示装置に表示することができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
そして、ミシンの入力装置において、縫製データとして、被縫製物に針落ちが行われる縫い目の形状を特定することとなる形状点や針落ち点の座標データの入力が行われ、その座標が描画により表示装置に表示されるものが知られている。
特許3525680号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される従来のミシンの縫製データ表示装置の場合、針落ち点が重なった重複点を有する縫製データであっても、針落ちが重なっていることを操作パネル上において目視により容易に確認することができなかった。
また、針落ち点の重なりを確認したいときは対象となる針落ち点の数値による座標表示とその他の針落ち点の数値による座標表示とを読んで比較しなければならず、手間がかかるという問題があった。
本発明は、縫製データの入力設定を行う際に、その縫製データを目視により容易に把握することができるミシンの縫製データ表示装置を提供することをその目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ミシンのXY送り手段を縫い形状に沿って移動しながら複数の縫い目位置に対応した一針ごとのXY移動情報を備えた縫製データを記憶する記憶手段と、
前記縫製データの縫い形状と複数の縫い目位置とを表示する表示手段と、
前記縫い目位置に複数の縫い目が重なることを判別する判別手段と、
前記判別手段が複数の縫い目が重なることを判別したときに、前記表示手段にその重なり状態の発生を識別可能に表示する制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする縫製データ表示装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の縫製データ表示装置において、前記制御手段は、前記判別手段が複数の縫い目が重なることを判別したときに、複数の縫い目が重なる縫い目位置と、重ならない縫い目位置とを異なる表示形態で前記表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の縫製データ表示装置において、前記制御手段は、前記縫製データにおいて複数の縫い目が重なる縫い目重複点の累積数を前記表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の縫製データ表示装置において、前記縫製データにおいて選択されている針落ち点が縫い始め側から何番目の重複点であるかを前記表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の縫製データ表示装置において、縫い目位置の重なりと判別される針落ち点間の距離の範囲を設定する設定手段を備え、前記判別手段は、前記設定手段の設定に従い重なりの判別を行うことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の縫製データ表示装置において、前記制御手段は、前記針落ちの順番が2点連続する場合には、縫い目が重ならない点と同様の表示形態で前記表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、記憶手段に記憶された縫い形状に沿う縫い目のうち、複数の縫い目が重なる位置が判別手段によって判別される。また、制御手段により、判別手段によって判別された複数の縫い目の重なり状態を表示手段に表示する制御が行われる。これにより、縫製データに基づき形成される縫い目のうち、複数の縫い目が重なり合う位置を、表示手段上で目視により容易に確認することができ、座標数値を目で読む煩雑性を解消することができる。また、縫い目が重なる位置が容易に把握されるため、本発明に編集装置を併設した場合には、少なくとも何れか一方の縫い目位置を変更することで、縫い目が重なり合うことによる仕上げ品質の低下を防止することができると共に糸切れ等の弊害を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、縫い目が重なる縫い目位置と、縫い目が重ならない縫い目位置とが、異なる表示形態で表示手段に表示される。このため、縫い目が重なる縫い目位置と、縫い目が重ならない縫い目位置とを目視により容易に確認することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、縫製データに基づき形成される縫い目のうち、複数の縫い目が重なる縫い目重複点の重複数が表示手段に表示される。これにより、縫い目重複点の重複数を数字として視覚的に容易に把握することができる。また、縫い目の重複数が分かるので、例えば、前述した編集装置による編集において、誤解なく全ての重なりを解消させるように編集することも可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、縫製データにおける縫い目重複点の重複数の中で、選択されている縫い目が縫い始め側から数えて何番目の重複点であるかが表示手段に表示される。これにより、選択されている針落ち点が、縫い始め側から数えて何番目の重複点であるかを数字として視覚的に容易に把握することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、縫い目位置の重なる範囲が設定手段によって設定され、該設定範囲に従い判別手段により重なりの判別が行われる。これにより、縫製データに基づき形成される縫い目のうち、同一の針落ち点とみなされる縫い目の範囲に幅を持たせることができ、その許容範囲を自由に設定することができる。つまり、縫製データ中で、同一ではなくとも互いに近接するXY座標を有する針落ち点を、縫い目が重なる点として表示手段上に表示することができる。これにより、使用する針や糸の太さ等に応じて縫い目が重なる範囲を変更することができ、表示手段上において、より実際の縫製に則した縫製イメージを得ることができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、前記判別手段によって針落ち点が重なったと判別された針落ち点において、その順番が連続する2点については、縫い目が重ならない針落ち点と同様の表示形態で表示手段に表示することができる。
本発明の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
本実施形態においては、電子サイクルミシンに備わる縫製データ表示装置を例に説明する。電子サイクルミシンは、縫製を行う被縫製物である布を保持する布保持部としての保持枠を有し、その保持枠が縫い針に対し相対的に移動することにより、保持枠に保持される布に所定の縫製データに基づく縫い目形状の縫い目を形成するミシンである。
ここで、後述する縫い針8が上下動を行う方向をZ軸方向(上下方向)とし、これと直交する一の方向をX軸方向(左右方向)とし、Z軸方向とX軸方向の両方に直交する方向をY軸方向(前後方向)と定義する。
電子サイクルミシンM(以下、ミシンM)は、図1から図3に示すように、ミシンテーブルTの上面に備えられるミシン本体1と、ミシンテーブルTの下部に備えられ、ミシン本体1を操作するためのペダル16等により構成されている。
ミシン本体1は、図1に示すように、外形が側面視にて略コ字状を呈するミシンフレーム2を備えている。このミシンフレーム2は、ミシン本体1の上部をなしY軸方向に延びるミシンアーム部2aと、ミシン本体1の下部をなしY軸方向に延びるミシンベッド部2bと、ミシンアーム部2aとミシンベッド部2bとを連結する縦胴部2cとを有している。
このミシン本体1は、ミシンフレーム2内に動力伝達機構が配され、回転自在でY軸方向に延びる図示しない上軸及び図示しない下軸を有している。上軸(図示省略)はミシンアーム部2aの内部に配され、下軸(図示省略)はミシンベッド部2bの内部に配されている。
そして、一端がミシンモータ5(図3参照)に連結されている上軸の他端において、カムやロッドを介して上下動を付与され上下に駆動される針棒8a及び縫い針8と、上軸から駆動力を付与されて回転する下軸の前端に連結された釜(図示省略)との協働により、縫い目が形成されるようになっている。
なお、ミシンモータ5、上軸(図示省略)、針棒8a、縫い針8、下軸(図示省略)、釜(図示省略)等の接続構成は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
また、図1、図2に示すように、ミシンベッド部2b上には、布板10が配設されており、この布板10の上方に保持枠11及び縫い針8が配置されるようになっている。
保持枠11は、ミシンアーム部2aの前端部に配される取付部材13に取り付けられており、その取付部材13にはミシンベッド2b内に配置されたパルスモータであるX軸モータ14及びY軸モータ15が駆動機構部として連結されている(図3参照)。
保持枠11は、被縫製物である布を保持し、X軸モータ14及びY軸モータ15の駆動に伴い、保持した布を保持枠11ごと前後左右方向(XY方向)に移動し、その保持した布を縫い針8に対して位置決めするようになっている。そして、保持枠11の移動と、縫い針8の上下動と同期することにより、布に所定の縫製データ(特に、後述する針落ち点Pを示す座標の座標データ)に基づく針落ちを施すことで縫い目が形成されるようになっている。特に、保持枠11における所定の縫製範囲であるその保持枠11の内側に保持される布に、所望する縫い目形状の縫い目が形成される。
つまり、ミシンM(ミシン本体1)は、その枠の内側が縫製可能エリアである保持枠11を有し、その保持枠11の内側に保持される布における縫製可能範囲に、縫い目形状に応じた縫製データにおける座標データに基づく針落ちを施し、所望する縫い目形状の縫い目を形成するようになっている。
ペダル16は、ミシンMを駆動して縫いを開始させたり、保持枠11を動作させたりするための操作ペダルとして作動する。すなわちペダル16には、ペダル16が踏み込まれたその踏み込み操作位置を検出するための、例えば、可変抵抗等を有するセンサ(踏み込み量検出手段)が組み込まれており、該センサからの出力信号がペダル16の操作信号として後述する制御部100に出力され、制御部100はその操作位置、操作信号に応じて、ミシンMを駆動し、動作させるように構成されている。
また、ミシンM(ミシン本体1)は、図1、図3に示すように、作業者がミシンに対する各種設定操作や、各種データ等の入力操作を行うための操作パネル20を有している。この操作パネル20とミシン本体1とは、図示しない有線又は無線の回線により接続されている。
図4に示すように、操作パネル20は、ミシンの各種設定、各種データの入力の操作が可能な入力部としての複数の操作キー群21と、各種設定状態や縫い目形状等を表示する表示部22と、を備えている。
操作キー群21は、表示部22において表示されるカーソルCを所望する方向に移動させるための八方向入力キー21aや、カーソルCが位置する座標に関する座標データを縫製データにおける縫い目形状の形状点や針落ち点Pである座標点Pとして確定するための実行キー21b、及び既に完成している縫製データの表示の際に着目する針落ち点Pを針落ちの順番で進退して選択する選択ボタン21c等を有している。
なお、「形状点」とは、縫製データとして、被縫製物に縫い針が突き刺さる位置であって、縫い目の形状を特定することとなる点であり、「針落ち点」とは、その形状点に基づき算出される針落ちの座標をいうものである。
表示部22は、縫製データにおける座標データの位置を示す座標点Pや、複数の座標点Pを結ぶ縫い目形状や、カーソルC等を表示する表示領域23と、表示領域23におけるカーソルCが位置する領域が表示されるカーソル位置表示欄24等を有している。
なお、本実施の形態における操作パネル20は、液晶表示パネルとその液晶表示パネルの表示画面上に設けられたタッチパネルとを備えて構成されており、液晶表示パネルに表示される操作キー群21をタッチ操作することにより、例えば、電磁誘導式、磁気歪式、感圧式等の位置読み取り原理で、タッチパネルがタッチ指示された位置を検出し、検出された位置に表示されたボタンの機能が実行されるようになっている。また、操作パネル20に対し所定の操作入力を行うことにより、操作パネル20の液晶表示パネルにおける表示が様々に切り替わり、各種設定操作や各種入力操作に応じた様々な操作キー群21や表示領域23などが表示されるようになっている。
つまり、操作パネル20は、ミシンの入力部(入力手段)や表示部(表示手段)として機能するものである。
また、図3に示すように、ミシンM(ミシン本体1)は、ミシンモータ5、X軸モータ14、Y軸モータ15、操作パネル20、ペダル16等に接続される制御部100を有している。
この制御部100は、ミシンモータ5、X軸モータ14、Y軸モータ15、操作パネル20及びその他の図示しないアクチュエータについて所定の制御プログラムに従って各種の処理及び制御を実行するCPU101と、各種の処理及び制御を実行するためのプログラムや各種の処理及び制御に要するデータが格納されたROM102と、各種のデータを格納して各種の処理の作業領域となるRAM103と、着脱可能な記憶手段である外部記憶装置104と、CPU101と各種の機器との接続を図るインターフェース(図示省略)と、各モータ用のパルスモータドライバ(図示省略)等を備えている。
CPU101は、ペダル16から入力される操作信号や、操作パネル20から入力される各種設定信号、各種データ等に応じて、ROM102に格納されている電子サイクルミシン用の各種制御プログラムや外部記憶装置104に格納されている各種縫製データに従って各部の動作処理を集中制御し、その処理結果をRAM103内のワークエリアに格納するとともに、操作パネル20の操作により入力された各種データや、RAM103に格納した処理結果を必要に応じて外部記憶装置104に記憶させる。そして、CPU101は、ミシンM(ミシン本体1)を構成する各部の駆動を制御する。
ROM102には、ミシンM(ミシン本体1)の制御プログラムや制御データ、表示画面情報が格納され、記憶されている。
RAM103には、種々のワークメモリやカウンタなどが設けられており、入力されたデータの処理中や、縫製動作中のワークエリアとして使用される。
外部記憶装置104は、例えば、不揮発性のいわゆるフラッシュメモリーであり、既成の表示画面情報や、オペレータが操作パネル20を介して設定した縫製データが記憶されている。即ち、外部記憶装置104は、本実施形態における記憶手段としての機能を備えている。
なお、ここにいう縫製データとしては、縫い目形状を示す形状点の座標や、その形状点に基づき算出された針落ち点Pの座標が記憶されている。また、その座標データの位置に縫い針8を配置するように、保持枠11を縫い針8に対して相対移動させる際の移動量に関する移動量データが記憶されている。
また、外部記憶装置104には、縫製データである座標データの座標点Pを入力する際に、表示領域23において基準や指標とする基準線(図示省略)に関する関数などのデータが記憶されている。
また、外部記憶装置104には、表示領域23に表示される座標点Pを種々の異なる表示形態(例えば、異なる形状、異なる大きさ、異なる色等)で表示するための指定データが記憶されている。
そして、制御部100は、X軸モータ14に併設されたX軸原点センサ(図示省略)やY軸モータ15に併設されたY軸原点センサ(図示省略)、ペダル16から入力される駆動信号や、操作パネル20から入力される各種設定データや、ROM102や外部記憶装置104に記憶された各種データを、ROM102に格納されている電子サイクルミシン用の各種制御プログラムにより処理し、各モータや操作パネル20又はその他アクチュエータの制御を実行する。
また、制御部100は、縫製の実行時においては、CPU101が所定の制御プログラムを実行することにより、ROM102又は外部記憶装置104に記憶された縫製データを読み取り、ミシンモータ5の駆動開始と共に縫製データが示す針落ち点PとなるようにX軸モータ14及びY軸モータ15を駆動し、保持枠11を縫い針8(針棒8a)に位置決めする制御を実行する。そして、CPU101は、ミシンモータ5の回転に同期させながら、縫製データに設定された座標データに基づき複数の針落ち点Pに順番に保持枠11を位置決めし、縫い針8を針落ちさせる制御を縫製完了まで継続する。
また、制御部100は、縫製データの設定入力時や確認作業時や、縫製動作時などに応じて、CPU101がROM102や外部記憶装置104から入力設定画面や縫製作業画面などに関する画面情報を読み出し、これに基づいて操作パネル20に所定の表示画面を表示させる制御を行う。特に、制御部100は、縫製データに関する座標データを表示部22に表示する表示手段の一部として機能する。
また、制御部100は、表示部22の表示領域23において表示されるカーソルCを、八方向入力キー21aが操作されることにより所望する方向に移動させるとともに、実行キー21bが押下されることにより、そのカーソルCが位置する座標に関する座標データを縫製データにおける縫い目形状の形状点や針落ち点Pである座標点Pとして確定する機能を備えている。
また、制御部100は、入力された座標点Pの座標データに基づいて、縫製データを作成する機能を備えている。なお、複数の座標データに基づき、その複数の座標データからなる縫製データの作成は周知技術であるので、ここでは詳述しない。
また、制御部100は、確定された座標点Pの座標データが組み合わされてなる、所定の縫い目形状に関する縫製データを、外部記憶装置104に記憶し登録する機能を備えている。
そして、本実施形態における制御部100は、縫製データ中の複数の針落ち点Pが互いにXY座標値が同一又は近接するかを比較判断することで、これらが互いに縫い目が重なる点であるか否かを判断する判別手段としての機能を備えている。
また、前述の操作パネル20は、判別手段によって縫い目位置の重複の発生と判断される距離の範囲を設定する設定手段としての機能を備えており、上述した判別手段としての制御部100は、当該設定手段の設定に従い重なりの有無を判別する機能を備えている。
つまり、制御部100は、判別手段により縫い目が重なる点であると判断される針落ち点Pを、互いに全く同一のXY座標を有する針落ち点Pのみに限定することなく、当該針落ち点P同士が互いに所定の距離よりも近接する場合には両者の縫い目が重なるものと判断し、表示領域23には、後述するように互いの縫い目が重ならない針落ち点P(座標点P)とは異なる表示形態で表示する制御を行うものである。
ここで、「所定の距離」とは、例えば、縫製データ中に含まれる複数の針落ち点PのXY座標間の距離が、「0.1mm以下」或いは、「1.0mm以下」の場合等をいい、上述した設定手段からの設定入力により任意の値に設定することが可能となっている。
なお、かかる設定値は、当該縫製に用いられる針や糸の太さ等を考慮して、少なくともこれらの針や糸の径に相当する程度の距離に設定することが好ましい。
また、当該設定値を「0.0mm」とすることで、同一のXY座標を有する針落ち点Pのみを「縫い目が重なる点」と判断することができることは言うまでもない。
また、制御部100は、判別手段として複数の縫い目が重なることを判別した際に、表示領域23にその重なり状態の発生を識別可能に表示する制御を行う機能を備えている。つまり、制御部100は、判別手段として複数の縫い目が重なると判断した重複点Pを異なる形状で描画する機能を有している。
また、制御部100は、縫製データにおいて複数の縫い目が重なる場合に縫い目の重複の累積数を表示部22に表示する制御を行う機能を備えている。即ち、制御部100は、図4に示すように、選択キー21cにより着目する針落ち点Pにおいて、いくつの針落ち点Pの重複を生じているかを表示部22に表示する制御を行う機能を備えている。なお、本実施形態において、かかる重複数は、表示部22内に分数の分母として表示されるようになっている。
また、制御部100は、縫製データにおいて選択されている針落ち点Pが縫い始め側から何番目の重複点Pであるかを表示部22に表示する制御を行う機能を備えている。つまり、制御部100は、図4に示すように、選択キー21cにより着目する針落ち点Pが複数重複を生じている針落ち点Pの中で、縫い始め側から数えて何番目の重複点Pであるかを表示部22に表示する制御を行う機能を備えている。なお、本実施形態において、かかる番号は表示部22内に分数の分子として表示されるようになっている。
また、制御部100は、針落ちの順番が2点連続する場合には、重なり状態を発生しない場合と同様に操作パネル20に表示する制御を行う機能を備えている。
つまり、制御部100は、互いの針落ち点Pの座標が同一か、又は設定手段により設定された所定の距離よりも近接する針落ち点Pで、判別手段である制御部100において重複点Pであると判断された2点の針落ち順が縫製の順番について連続する場合は、異なる2点の針落ち同士が重なりを有するものではなく、同じ位置での連続する針落ちによるものと判断し、異なる2点が重なりを有する重複点Pと区別するために、重なりを有さない通常の針落ち点Pと同様の表示形態で表示する制御を行う機能を備えているものである。
次に、本実施形態たる縫製データ表示装置において縫い目重複点Pを表示する際の処理動作について、図5、図6に示すフローチャートに基づき説明する。なお、本実施形態においては、図5、図6のフローチャートに示す処理動作を行う前に、縫製を施す全ての針落ち点P(座標点P)のXY座標や、それに伴うX軸モータ、Y軸モータ及びミシンモータの駆動量等に関する縫製データが予め入力されているものとする。また、かかる処理は、既に完成した縫製データに対する編集を行うことが可能な状態にあることを前提とする。
まず、操作パネル20を介して縫製データの編集が開始されると、制御部100により、縫製データ中の各針落ち点Pの間を結ぶ線分を全て結び、操作パネル20の表示領域23に表示する制御が行われる(ステップS101)。次に、各針落ち点Pを表示領域23に描画する制御に移行し、最初に描画対象とする針落ち点Pを該縫製データにおける先頭の針落ち点Pに設定し(ステップS102)、当該描画対象となる針落ち点Pを座標Aとして取得する(ステップS103)。次に、図6のフローチャートに示す重なり判定処理に移行し、座標Aと比較する針落ち点P(ステップS103で描画対象として選択された針落ち点Pを除く)を、当該縫製データにおける先頭の針落ち点Pに設定する制御が行われる(ステップS104)(図6参照)。そして、座標Aの比較対象となる針落ち点Pが座標Bとして取得される(ステップS105)。
ここで、判断手段としての制御部100により、ステップS103及びステップS105において取得された座標Aと座標Bとが、同一のXY座標を有する針落ち点Pであるか否かを比較判断する制御が行われる(ステップS106)。
ここで、制御部100による、座標Aと座標Bとが互いに縫い目が重なる重複点Pであるか否かを比較判断する判断手法について説明する。
まず、例えば、描画する針落ち点Pの座標(座標A)をA(X,Y)とし、これと比較する比較針落ち点Pの座標(座標B)をB(X±α、Y±β)とし、座標Aと座標Bとの距離をdとすれば、 d=(α+β1/2 ・・・(1)
と表される。
なお、dは、前述した設定手段としての操作パネル20により設定可能な値、即ち、各針落ち点Pの間の重なり状態の発生の有無を判別する際の「所定の距離」と比較される対照となる値である。つまり、(1)式で得られたdの値と、上記設定手段により設定された値(「所定の距離」)との大小を比較判断することで、両者が互いの針落ち点Pが重なる重複点Pであるか否かを判断することができるものである。
そして、座標Aと座標Bとが、互いに同一のXY座標を有するか、或いは、所定距離よりも近接する針落ち点P同士である場合(ステップS106;Yes)には、これらの座標Aと座標Bとが、連続した針落ち点Pであるか否かの判断に移行する(ステップS107)。
本実施形態では、座標Aと座標Bの針落ちの順番が連続する場合(ステップS107;Yes)、針落ち点Pが重なっていない通常の針落ち点Pと同様の形態で表示する制御が行われる(ステップS111)。一方、座標Aと座標Bの針落ち順が連続していないと判断される場合(ステップS107;No)、両者(座標A及び座標B)が互いに重なる点であると判断して(ステップS108)重なり判定処理を終了し、図5に示すステップS112の処理に移行して重なりがあるか否かの判断が行われる(ステップS112)。そして、重なりがある場合(ステップS112;Yes)、表示領域23の座標Aに相当する位置に針落ち点Pを四角(□)で描画する制御が行われる(ステップS113)(図5参照)。
一方、ステップS106において、座標Aと座標Bとが、互いに同一のXY座標を有するものでなく、且つ、所定距離よりも近接する針落ち点P同士でもない場合(ステップS106;No)、比較対象として選択した座標Bが当該縫製データ中における最終の針落ち位置であるか否かの判断が行われる(ステップS109)。そして、比較対象としての座標Bが最終の針落ち点Pである場合(ステップS109;Yes)、重なりなしと判断して(ステップS111)重なり判定処理を終了し、図5に示すステップS112の処理に移行して重なりがあるか否かの判断が行われる(ステップS112)。そして、重なりがない場合(ステップS112;No)、表示領域23の座標Aに相当する位置に針落ち点Pを丸(○)で描画する制御が行われる(ステップS114)。
また、ステップS109において、座標Aと比較する座標Bが、当該縫製データにおける最終の針落ち点Pではない場合(ステップS109;No)、比較対象とする針落ち位置を次の針落ち位置に進め(ステップS110)、次の針落ち点Pの座標を新たな比較対象としての座標Bとして取得し(ステップS105)、座標Aと比較判断する制御が、比較対象となる座標Bの針落ち点Pが当該縫製データにおける最終の針落ち点Pとなるまで繰り返し行われる。
ステップS113又はステップS114において、描画対象となる座標Aを操作パネル20の表示領域23に描画する制御が行われると、次に、当該描画対象たる座標Aは該縫製データ中における最終の針落ち点Pであるか否かの判断が行われる(ステップS115)。そして、座標Aが最終の針落ち点Pである場合(ステップS115;Yes)には、全ての針落ち点Pの描画が終了したこととなり、処理が終了する。一方、座標Aが最終の針落ち点Pではない場合(ステップS115;No)、描画対象とする針落ち点Pを次の針落ち点Pに進め(ステップS116)、新たな描画対象として縫製において次の順番となる針落ち点Pの座標Aを取得し(ステップS103)、座標Aが最終の針落ち点Pとなるまで、上述した比較判断が繰り返し行われるものである。
次に、本実施形態たる縫製データ表示装置において、縫い目の重なり個数及び重なり番数を表示部22に表示する際の処理動作について、図7に示すフローチャートに基づき説明する。かかる処理は、図5、図6の処理が完了して描画表示されている状態において、選択キー21cにより先頭の針落ち点Pから順番に任意の針落ち点Pが選択されて着目状態となった針落ち点Pに対して行われる処理である。本実施形態において、針落ちが重なる点である重複点Pの合計数、即ち、重複点Pの累積数(以下、重なり個数という。)は、表示部22に表示される分数の分母の位置に表示される。また、選択キー21cで選択された針落ち点Pが複数の針落ち点Pが重なる点である場合、当該着目点が重複する針落ち点Pの中で縫い始め側から数えて何番目の重複点Pであるかを示す重なり番数は、表示部22に表示される分数の分子の位置に表示される(図4参照)。
なお、以下に説明する縫い目の重なり個数及び重なり番数を表示部22に表示する処理は、上述した縫製データに基づき処理され表示されるものであり、かかる処理は、図5にフローチャートで示した、重複点Pを表示領域23に識別可能に表示する処理の後に行われる。
まず、処理動作の開始後に、選択キー21cを操作して縫製データ中に含まれる針落ち点Pを選択し、着目点の座標Aを取得する(ステップS201)。そして、表示部22に表示される分数の分母及び分子に表示される数字を共に1に初期化する制御が行われる(ステップS202)。
次に、比較する針落ち点P(ステップS103で描画対象として選択された針落ち点Pを除く)を、当該縫製データ中における最初の針落ち点Pに設定し(ステップS203)、その座標Bを取得する(ステップS204)。
続いて、ステップS201で取得された座標AとステップS203で取得された座標Bとが、各々、互いの縫い目が重なる点であるか否かが、判断手段たる制御部100により比較判断される(ステップS205)。なお、かかる比較判断の手法は、図6に示すフローチャートで説明したステップS106と同様の手法で行われる。
そして、座標Aと座標Bとが、互いの縫い目が重なると判断された場合(ステップS205;Yes)、重なり個数に1が加算される(ステップS206)。
その後、比較対象である座標Bが、縫製の開始側から数えて現在選択されている針落ち点P(即ち、座標A)を追い越したか否かの判断が行われる(ステップS207)。追い越している場合(ステップS207;Yes)はステップS209に移行し、この比較針落ち点P(つまり座標B)が当該縫製データにおける最終の針落ち点Pであるか否かの判断が行われる(ステップS209)。また、ステップS207において、比較針落ち点P(座標B)が未だ座標Aを追い越していない場合(ステップS207;No)、重なり番数に1が加算された後(ステップS208)、比較針落ち点Pが最終針落ち点Pであるか否かの判断が行われる(ステップS209)。また、ステップS205において、座標Aと座標Bとが重複点Pではないと判断された場合(ステップS205;No)にも、比較針落ち点Pが最終針落ち点であるか否かの判断が行われる(ステップS209)。
次に、ステップS209において、比較針落ち点P(座標B)が当該縫製データにおける最終針落ち点でであると判断された場合(ステップS209;Yes)、表示部22に重なり個数を表示し(ステップS211)、さらに重なり番数を表示(ステップS212)して一連の処理動作を終了する。
一方、ステップS209において、比較針落ち点Pでが最終針落ち点Pでではないと判断された場合(ステップS209;No)、比較針落ち点Pを次の針落ち点Pに進めた後(ステップS210)、新たな座標Bを取得する(ステップS204)。そして、ステップS209において比較針落ち点が最終針落ち点であると判断される(ステップS209;Yes)まで、上述した比較判断が繰り返し実行される。
以上のように、本実施形態たるミシンMの縫製データ表示装置によれば、ROM102、RAM103、外部記憶装置104に記憶された縫製データ、即ち、縫い形状に沿う縫い目のうち、複数の縫い目が重なる重複点Pを、判別手段としての制御部100により判別することができる。また、縫い目が重なる重複点Pと、縫い目が重ならない針落ち点Pとを、異なる表示形態で操作パネル20に表示することができる。これにより、縫製データに基づき形成される縫い目のうち、複数の縫い目が重なり合う針落ち点P(重複点P)と重ならない針落ち点Pとを、操作パネル20上で目視により容易に確認することができる。従って、座標数値を目で読む煩雑性を解消することができる。また、重複点Pのうち、少なくとも何れか一方の針落ち点Pを変更することで、縫い目が重なり合うことによる仕上げ品質の低下を防止することができ、糸切れ等の弊害を防止することができる。
また、複数の縫い目が重なる重複点Pの重複数と、選択されている縫い目が縫い始め側から数えて何番目の重複点Pであるかを操作パネル20上に表示することができる。これにより、重複点Pの重複数と、選択されている針落ち点Pが、縫い始め側から数えて何番目の重複点Pであるかを数字として視覚的に容易に把握することができる。また、縫い目の重複数が分かるので、針落ち点Pを編集することで、誤解なく全ての重なりを解消させるように編集することも可能となる。
また、設定手段としての制御部100により、縫い目位置の重なる範囲を自由に設定することができる。これにより、縫製データに基づき形成される縫い目のうち、同一の針落ち点Pとみなされる縫い目の範囲に幅を持たせることができ、その許容範囲を自由に設定することができる。つまり、縫製データ中で、同一ではなくとも互いに近接するXY座標を有する針落ち点Pを、縫い目が重なる点として操作パネル20上に表示することができる。従って、使用する針や糸の太さ等に応じて縫い目が重なる範囲を変更することができ、操作パネル20上において、より実際の縫製に則した縫製イメージを得ることができる。
また、前記判別手段によって針落ち点が重なったと判別された針落ち点Pにおいて、その順番が連続する2点については、縫い目が重ならない針落ち点Pと同様の表示形態で表示手段に表示することができる。これにより、縫い目の重なりを解消する編集を行う際に、上述した複数の縫い目が重なる重複点Pと、順番が連続する針落ちによってできた重なりとを区別して、速やかに編集を行うことが可能となる。
なお、制御部100は、判別手段が複数の縫い目が重なることを判別したときに、複数の縫い目が重なる縫い目位置と、重ならない縫い目位置とを異なる大きさ、異なる色、或いはこれらを組み合わせて座標点Pを描画することで、複数の縫い目が重なる重複点Pと重ならない針落ち点Pとを、目視により容易に識別可能な状態に表示する制御を行うものであってもよい。また、座標点Pを点滅させたり、或いは、矢印や吹き出し欄を設けて縫い目が重なっている旨を絵や文字で表示することで、目視により容易に重なり状態の発生を認識することができる状態で表示領域23に表示する機能を備える構成としてもよい。なお、かかる重なり状態の発生を識別可能に表示する手段は上述した表示に限定されるものではなく、表示領域23上において、縫い目重複点Pと重ならない点とを目視により容易に認識することができるものであればよい。
また、複数の縫い目が重なる重複点Pと、縫い目が重ならない通常の針落ち点とを表示領域23上で識別可能に表示する表示方法は、上述したように、異なる形状、異なる大きさ、異なる色を組み合わせることで、例えば、「重複点P;四角(大)、赤」、「重複点Pの前後;丸(中)、黄」、「重複点Pの前後二つ隣;丸(小)、緑」、「重複点P以外の針落ち点P;丸(小)、黒」・・・という具合に、所望の表示形態により、重複点Pとそれ以外の針落ち点Pとを識別可能に表示することが可能である。また、その他、具体的な細部構造等については適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明にかかるミシンを示す斜視図である。 本発明にかかるミシンの保持枠の近傍を示す拡大斜視図である。 本発明にかかるミシンの要部構成を示すブロック図である。 本発明にかかるミシンの操作パネルの一例を示す平面図である。 本発明にかかるミシンにおける針落ちが重なる重複点と針落ちが重ならない点とを識別可能に表示する処理を示すフローチャートである。 図5に示す重なり判定処理を示すフローチャートである。 本発明にかかるミシンにおいて、縫製データ中に含まれる針落ちが重なる重複点の重なり数(重複数)と、その重複点が、縫い始めから何番目の重複点であるかを表示する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ミシン本体(ミシン)
2 ミシンフレーム
5 ミシンモータ
8 縫い針
8a 針棒
11 保持枠
14 X軸モータ
15 Y軸モータ
16 ペダル
20 操作パネル(縫製データ表示装置、表示手段、設定手段)
21 操作キー群(入力部)
21a 八方向入力キー
21b 実行キー
21c 選択キー
22 表示部(表示手段)
24 カーソル位置表示欄
100 制御部(記憶手段、判別手段、設定手段、制御手段)
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 外部記憶装置
P 座標点
針落ち点
重複点
M 電子サイクルミシン

Claims (6)

  1. ミシンのXY送り手段を縫い形状に沿って移動しながら複数の縫い目位置に対応した一針ごとのXY移動情報を備えた縫製データを記憶する記憶手段と、
    前記縫製データの縫い形状と複数の縫い目位置とを表示する表示手段と、
    前記縫い目位置に複数の縫い目が重なることを判別する判別手段と、
    前記判別手段が複数の縫い目が重なることを判別したときに、前記表示手段にその重なり状態の発生を識別可能に表示する制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする縫製データ表示装置。
  2. 前記制御手段は、前記判別手段が複数の縫い目が重なることを判別したときに、複数の縫い目が重なる縫い目位置と、重ならない縫い目位置とを異なる表示形態で前記表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の縫製データ表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記縫製データにおいて複数の縫い目が重なる縫い目重複点の累積数を前記表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の縫製データ表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記縫製データにおいて選択されている針落ち点が縫い始め側から何番目の重複点であるかを前記表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の縫製データ表示装置。
  5. 縫い目位置の重なりと判別される針落ち点間の距離の範囲を設定する設定手段を備え、前記判別手段は、前記設定手段の設定に従い重なりの判別を行うことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の縫製データ表示装置。
  6. 前記制御手段は、前記針落ちの順番が2点連続する場合には、重なり状態を発生しない場合と同様に前記表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の縫製データ表示装置。
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