JP2007021012A - 縫製データ表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】縫製データの入力設定を行う際に、個人個人の色覚能力の差に関わらず、縫製データの視認性を向上する。
【解決手段】操作パネル20の縫製パターン表示画面に表示される針落ち位置及び該針落ち位置の前後各3針の表示色を自由に変更する配色設定を行うことができるようにした。操作パネル20には、表示色を変更したい針落ち位置を選択する設定対象選択キー21aと複数の色選択キー21bとを表示するとともに、該色選択キー21bで選択した配色を随時描画表示するサンプル表示画面を表示する制御を行うことで、描画イメージを目視により確認しながら配色設定が可能な構成とした。これにより、操作パネル20の縫製パターン表示画面に表示される針落ち位置等の縫製データの視認性を確認しながら配色設定を行うことができ、個人個人の色覚能力の差に関わらず、縫製データの視認性を向上することが可能となった。
【選択図】図3
【解決手段】操作パネル20の縫製パターン表示画面に表示される針落ち位置及び該針落ち位置の前後各3針の表示色を自由に変更する配色設定を行うことができるようにした。操作パネル20には、表示色を変更したい針落ち位置を選択する設定対象選択キー21aと複数の色選択キー21bとを表示するとともに、該色選択キー21bで選択した配色を随時描画表示するサンプル表示画面を表示する制御を行うことで、描画イメージを目視により確認しながら配色設定が可能な構成とした。これにより、操作パネル20の縫製パターン表示画面に表示される針落ち位置等の縫製データの視認性を確認しながら配色設定を行うことができ、個人個人の色覚能力の差に関わらず、縫製データの視認性を向上することが可能となった。
【選択図】図3
Description
本発明は、縫製データを用いるミシンの縫製データ表示装置に関する。
近年のミシンは、制御装置が縫いに係る縫製データに基づいてミシンの各機構を制御し、当該各機構がその縫製データに従った動作を行うことで、被縫製物に縫い目を形成するようになっている。
このようなミシンでは、様々な形状の縫い目を形成することができるように、入力装置を用いて縫製データとなる各種パラメータを入力することが可能となっており、その入力されたパラメータなどは表示装置に表示することができるようになっている。
そして、ミシンの入力装置において、縫製データとして、被縫製物に針落ちが行われる針落ち点の座標データの入力が行われ、その座標が描画により表示装置に表示されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許3525680号公報
このようなミシンでは、様々な形状の縫い目を形成することができるように、入力装置を用いて縫製データとなる各種パラメータを入力することが可能となっており、その入力されたパラメータなどは表示装置に表示することができるようになっている。
そして、ミシンの入力装置において、縫製データとして、被縫製物に針落ちが行われる針落ち点の座標データの入力が行われ、その座標が描画により表示装置に表示されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1に示される従来のミシンの縫製データ表示装置の場合、パネルなどの表示装置上に表示される針落ちの描画は、例えば、現在(着目する)針落ち、前3針(既に縫い終わった3針前までの針落ち)、後3針(これから縫製を行う3針先までの針落ち)及びその他の針落ちの配色が予め全て固定されている。一方、ミシンのオペレータの色覚能力には個人差があり、従来固定されているこれらの色彩では視認性が低下する場合があった。
本発明は、縫製データの入力設定を行う際に、個人個人の色覚能力の差に関わらずその縫製データの視認性を向上することができるミシンの縫製データ表示装置を提供することをその目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、複数の針落ち位置を示す縫製データを記憶する記憶手段と、前記縫製データの縫い形状と複数の針落ち位置とを表示する表示手段と、前記縫製データから任意の針落ち位置を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された針落ち位置、当該針落ち位置よりも所定数手前側の針落ち位置及び前記選択された針落ち位置よりも所定数後側の針落ち位置までのそれぞれの表示について複数の色の中から選択的に任意の配色設定を行う設定入力手段と、前記表示手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記設定入力手段により選択された針落ち位置、当該針落ち位置よりも所定数手前側の針落ち位置及び前記選択された針落ち位置よりも所定数後側の針落ち位置までのそれぞれの表示について、前記配色設定に応じた色で前記表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする縫製データ表示装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の縫製データ表示装置において、前記制御手段は、前記表示手段に対し、前記設定入力手段による配色設定の際に、前記選択手段により選択された針落ち位置、当該針落ち位置よりも手前側の針落ち位置及び当該針落ち位置よりも後側の針落ち位置までのそれぞれに対応する描画表示を行うサンプル表示部を表示する制御を行うと共に、前記サンプル表示部に表示される描画表示を前記配色設定手段に対する設定入力操作に応じて変更する制御を行うことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、表示手段に表示される針落ち位置、当該針落ち位置よりも所定数手前側の針落ち位置及び前記選択された針落ち位置よりも所定数後側の針落ち位置までのそれぞれの表示について、選択的に任意の配色を施すことが可能となる。これにより、各オペレータの好みや色覚能力に応じて識別し易い配色を施すことが可能となる。従って、オペレータ個人の色覚能力に関わらず表示手段に表示される縫製データの視認性を向上することができるため、作業効率を向上することができる。
なお、「所定数」とは、選択された針落ち位置よりも手前側或いは後側において、当該選択された針落ち位置に近接する各数針分の針落ち数をいい、前記選択した針落ち位置の描画表示が容易に識別可能となるように、当該選択された針落ち位置に近接する前後数針分の針数を設定することが可能な構成としてもよい。
なお、「所定数」とは、選択された針落ち位置よりも手前側或いは後側において、当該選択された針落ち位置に近接する各数針分の針落ち数をいい、前記選択した針落ち位置の描画表示が容易に識別可能となるように、当該選択された針落ち位置に近接する前後数針分の針数を設定することが可能な構成としてもよい。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、配色設定の際、表示手段には各針落ち位置に対応する描画表示を行うサンプル表示部が表示される。このため、ミシンのオペレータは、実際に各針落ち位置に配色される色の視認性を目視により色覚的に確認しながら配色設定操作を行うことができる。これにより、一度の設定入力操作で各オペレータにとって認識し易い所望の最適な配色設定を実現することができるため、当該配色設定自体に要する時間を短縮することができる。従って、作業効率を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図8に基づき詳しく説明する。
本実施形態においては、電子サイクルミシンに備わる縫製データ表示装置を例に説明する。電子サイクルミシンは、縫製を行う被縫製物である布を保持する保持枠を有し、その保持枠が縫い針に対して相対的に移動することで、該保持枠に保持された布に所定の縫製データに基づく形状の縫い目を形成するミシンである。
ここで、後述する縫い針8が上下動を行う方向をZ軸方向(上下方向)とし、これと直交する一の方向であって、後述するミシンアーム部2aの長手方向をY軸方向(前後方向)とし、Z軸方向とY軸方向の両方に直交する方向をX軸方向(左右方向)と定義する。
本実施形態においては、電子サイクルミシンに備わる縫製データ表示装置を例に説明する。電子サイクルミシンは、縫製を行う被縫製物である布を保持する保持枠を有し、その保持枠が縫い針に対して相対的に移動することで、該保持枠に保持された布に所定の縫製データに基づく形状の縫い目を形成するミシンである。
ここで、後述する縫い針8が上下動を行う方向をZ軸方向(上下方向)とし、これと直交する一の方向であって、後述するミシンアーム部2aの長手方向をY軸方向(前後方向)とし、Z軸方向とY軸方向の両方に直交する方向をX軸方向(左右方向)と定義する。
(実施形態の全体構成)
電子サイクルミシンM(以下、ミシンM)は、図1、図2及び図5に示すように、ミシンテーブルTの上面に備えられるミシン本体1と、ミシンテーブルTの下部に備えられ、ミシン本体1を操作するためのペダル16と、ミシンMの各機構部に種々の縫製動作を実行させる縫製データを設定入力するための入力部及び該縫製データを表示する表示部を具備する操作パネル20と、上記各部の動作制御を行う制御部100と、を備えて主要部が構成されている。
電子サイクルミシンM(以下、ミシンM)は、図1、図2及び図5に示すように、ミシンテーブルTの上面に備えられるミシン本体1と、ミシンテーブルTの下部に備えられ、ミシン本体1を操作するためのペダル16と、ミシンMの各機構部に種々の縫製動作を実行させる縫製データを設定入力するための入力部及び該縫製データを表示する表示部を具備する操作パネル20と、上記各部の動作制御を行う制御部100と、を備えて主要部が構成されている。
(ミシン本体)
ミシン本体1は、図1に示すように、外形が側面視にて略コ字状を呈するミシンフレーム2を備えている。このミシンフレーム2は、ミシン本体1の上部をなしY軸方向に延出されたミシンアーム部2aと、ミシン本体1の下部をなしY軸方向に延在されたミシンベッド部2bと、ミシンアーム部2aとミシンベッド部2bとを連結する縦胴部2cとから構成されている。
ミシン本体1は、図1に示すように、外形が側面視にて略コ字状を呈するミシンフレーム2を備えている。このミシンフレーム2は、ミシン本体1の上部をなしY軸方向に延出されたミシンアーム部2aと、ミシン本体1の下部をなしY軸方向に延在されたミシンベッド部2bと、ミシンアーム部2aとミシンベッド部2bとを連結する縦胴部2cとから構成されている。
また、ミシン本体1には、縫製動作を行うための種々の機構が設けられている。
すなわち、ミシン本体1には、一端(後端)がミシンモータ5(図5参照)に連結された図示しない上軸と、該上軸から駆動力を付与されて回転する図示しない下軸とを主とする動力伝達機構が設けられている。上軸(図示略)はミシンアーム部2aの内部のY軸方向に沿って回転自在に設けられ、下軸(図示略)はミシンベッド部2bの内部のY軸方向に沿って回転自在に設けられている。また、上軸の他端(前端)には図示しないカムやロッドを介して針棒8aが連結されており、ミシンアーム部2aの前端側において、針棒8aの下部に装備される縫い針8を上下に駆動する周知の針棒上下動機構が構成されている。また、下軸の前端には周知の釜機構(図示省略)が設けられている。さらに、ミシンアーム部2aの前端側の下方には布を保持する保持枠11が設けられており(図1、図2参照)、該保持枠11は取付部材13を介してミシンベッド2b内に配置されたX軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15に連結され(図5参照)、被縫製物である布を保持して保持枠11ごと前後左右方向(XY方向)に移動し、保持した布を縫い針8に対して相対的に位置決めする布保持機構及び布移動機構が構成されている。
そして、上記針上下動機構と釜機構との協働によって縫い動作が行われ、さらに布移動機構が協働することで保持枠11に保持される布の内側に所定の縫製データ(特に、後述する針落ち位置を示す座標の座標データ)に基づく針落ちが行われ、所望の縫い目が形成されるようになっている。
なお、上述した各機構(動力伝達機構、針棒上下動機構、釜機構、布保持機構、布移動機構等)及びその接続構成に関しては従来公知のものと同様につき、ここでは詳述しない。
すなわち、ミシン本体1には、一端(後端)がミシンモータ5(図5参照)に連結された図示しない上軸と、該上軸から駆動力を付与されて回転する図示しない下軸とを主とする動力伝達機構が設けられている。上軸(図示略)はミシンアーム部2aの内部のY軸方向に沿って回転自在に設けられ、下軸(図示略)はミシンベッド部2bの内部のY軸方向に沿って回転自在に設けられている。また、上軸の他端(前端)には図示しないカムやロッドを介して針棒8aが連結されており、ミシンアーム部2aの前端側において、針棒8aの下部に装備される縫い針8を上下に駆動する周知の針棒上下動機構が構成されている。また、下軸の前端には周知の釜機構(図示省略)が設けられている。さらに、ミシンアーム部2aの前端側の下方には布を保持する保持枠11が設けられており(図1、図2参照)、該保持枠11は取付部材13を介してミシンベッド2b内に配置されたX軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15に連結され(図5参照)、被縫製物である布を保持して保持枠11ごと前後左右方向(XY方向)に移動し、保持した布を縫い針8に対して相対的に位置決めする布保持機構及び布移動機構が構成されている。
そして、上記針上下動機構と釜機構との協働によって縫い動作が行われ、さらに布移動機構が協働することで保持枠11に保持される布の内側に所定の縫製データ(特に、後述する針落ち位置を示す座標の座標データ)に基づく針落ちが行われ、所望の縫い目が形成されるようになっている。
なお、上述した各機構(動力伝達機構、針棒上下動機構、釜機構、布保持機構、布移動機構等)及びその接続構成に関しては従来公知のものと同様につき、ここでは詳述しない。
(ペダル)
ペダル16は、ミシンMを駆動して縫いを開始させたり、保持枠11を動作させたりするための操作ペダルとして作動する。すなわちペダル16には、ペダル16が踏み込まれたその踏み込み操作位置を検出するための、例えば、可変抵抗等を有するセンサ(踏み込み量検出手段)が組み込まれており、該センサからの出力信号がペダル16の操作信号として後述する制御部100に出力され、制御部100はその操作位置、操作信号に応じて、ミシンMを駆動するようになっている。
ペダル16は、ミシンMを駆動して縫いを開始させたり、保持枠11を動作させたりするための操作ペダルとして作動する。すなわちペダル16には、ペダル16が踏み込まれたその踏み込み操作位置を検出するための、例えば、可変抵抗等を有するセンサ(踏み込み量検出手段)が組み込まれており、該センサからの出力信号がペダル16の操作信号として後述する制御部100に出力され、制御部100はその操作位置、操作信号に応じて、ミシンMを駆動するようになっている。
(操作パネル)
操作パネル20は、作業者がミシンMに対する各種設定操作や、各種データ等の入力操作を行う入力部として複数の操作キー群21と、各種設定状態や縫い形状等を表示する表示部22と、を備えている。この操作パネル20とミシン本体1とは、図示しない有線又は無線の回線により接続されている。
なお、操作パネル20は、液晶表示パネルとその液晶表示パネルの表示画面上に設けられたタッチパネルとを備えて構成されており、液晶表示パネルに表示される操作キー群21をタッチ操作することにより、例えば、電磁誘導式、磁気歪式、感圧式等の位置読み取り原理で、タッチパネルがタッチ指示された位置を検出し、検出された位置に表示されたボタン(操作キー)の機能が実行されるようになっている。また、操作パネル20に対し所定の操作入力を行うことにより、操作パネル20の液晶表示パネルにおける表示が様々に切り替わり、各種設定操作や各種入力操作に応じた様々な操作キー群21や表示領域23などが表示されるようになっている。
また、操作パネル20において各種キーを介して設定入力された縫製データなどの各種データは、後述する制御部100に出力され、後述するEEPROM104に記憶される。
操作パネル20は、作業者がミシンMに対する各種設定操作や、各種データ等の入力操作を行う入力部として複数の操作キー群21と、各種設定状態や縫い形状等を表示する表示部22と、を備えている。この操作パネル20とミシン本体1とは、図示しない有線又は無線の回線により接続されている。
なお、操作パネル20は、液晶表示パネルとその液晶表示パネルの表示画面上に設けられたタッチパネルとを備えて構成されており、液晶表示パネルに表示される操作キー群21をタッチ操作することにより、例えば、電磁誘導式、磁気歪式、感圧式等の位置読み取り原理で、タッチパネルがタッチ指示された位置を検出し、検出された位置に表示されたボタン(操作キー)の機能が実行されるようになっている。また、操作パネル20に対し所定の操作入力を行うことにより、操作パネル20の液晶表示パネルにおける表示が様々に切り替わり、各種設定操作や各種入力操作に応じた様々な操作キー群21や表示領域23などが表示されるようになっている。
また、操作パネル20において各種キーを介して設定入力された縫製データなどの各種データは、後述する制御部100に出力され、後述するEEPROM104に記憶される。
ここで、本実施形態における操作パネル20について、さらに詳しく説明する。
図3は、本実施形態における操作パネル20に表示される「配色設定画面」を示す模式図である。
図3に示すように、本実施形態における操作パネル20の配色設定画面には、操作キー郡21としての設定対象選択キー21a、色選択キー21b、確定キー21c及び取り消しキー21dと、着目する針落ち位置及びその前後各3針分の針落ち位置について、色彩を付した状態で描画表示を行うサンプル表示部21eとが表示されるようになっている。
図3は、本実施形態における操作パネル20に表示される「配色設定画面」を示す模式図である。
図3に示すように、本実施形態における操作パネル20の配色設定画面には、操作キー郡21としての設定対象選択キー21a、色選択キー21b、確定キー21c及び取り消しキー21dと、着目する針落ち位置及びその前後各3針分の針落ち位置について、色彩を付した状態で描画表示を行うサンプル表示部21eとが表示されるようになっている。
設定対象選択キー21aは、後述する色選択キー21bからの設定操作で選択された色彩を施す対象となる針落ち位置を選択する操作キーであり、本実施形態では、現在(着目する)針落ち位置、前3針、後3針、の3つの領域を選択的に指定することができるようになっている(図3参照)。
すなわち、本実施形態における設定対象選択キー21aは、縫製データに基づく複数の針落ち位置のうち、着目する針落ち位置(以下、現在針とする)、当該現在針よりも縫製の順番が手前側(後退側)の該現在針に近接する3針分の針落ち位置(以下、前3針とする)及び現在針を挟んで縫製の順番が後側(前進側)の該現在針に近接する3針分の針落ち位置(以下、後3針とする)の、計3区分につき、それぞれ一区分ずつ選択して各区分に描画される針落ち位置に色彩を施すための区分の選択を行うことができるようになっている。
すなわち、本実施形態における設定対象選択キー21aは、縫製データに基づく複数の針落ち位置のうち、着目する針落ち位置(以下、現在針とする)、当該現在針よりも縫製の順番が手前側(後退側)の該現在針に近接する3針分の針落ち位置(以下、前3針とする)及び現在針を挟んで縫製の順番が後側(前進側)の該現在針に近接する3針分の針落ち位置(以下、後3針とする)の、計3区分につき、それぞれ一区分ずつ選択して各区分に描画される針落ち位置に色彩を施すための区分の選択を行うことができるようになっている。
色選択キー21bは、上述した設定対象選択キー21aで選択された針落ち位置に配色を施し、各針落ち位置に対応する縫製データ中の針落ち位置が、後述する縫製パターン表示画面(図4参照)上において、その配色された色で表示されるように設定入力するための操作キーとなっている。
すなわち、本実施形態における色選択キー21bは、図3に示すように、1から15までの番号が付された15個のキー配列を有し、各操作キーには予めそれぞれ1色ずつ、計15色の色が割り当てられている。そして、上述した設定対象選択キー21aを介してミシンのオペレータにより選択された針落ち位置に、当該15個の色選択キー21bから選択された操作キーに対応する色が割り当てられ、操作パネル20の後述する縫製パターン表示画面上に表示されるようになっている。
また、配色設定画面内に表示される計15個の当該色選択キー21bは、各操作キーが、それぞれに割り当てられている色と同色の操作キーとして表示されており、オペレータは、選択する所望の色及びその色を選択するために押下する操作キーを視覚により容易に識別することができ、容易に配色設定を行うことができるようになっている。
つまり、上記設定対象選択キー21a及び色選択キー21bは、後述する選択手段としての前進/後退キー25により選択された現在針、前3針及び後3針までのそれぞれの表示について複数の色の中から選択的に任意の配色設定を行う設定入力手段として機能するようになっている。
すなわち、本実施形態における色選択キー21bは、図3に示すように、1から15までの番号が付された15個のキー配列を有し、各操作キーには予めそれぞれ1色ずつ、計15色の色が割り当てられている。そして、上述した設定対象選択キー21aを介してミシンのオペレータにより選択された針落ち位置に、当該15個の色選択キー21bから選択された操作キーに対応する色が割り当てられ、操作パネル20の後述する縫製パターン表示画面上に表示されるようになっている。
また、配色設定画面内に表示される計15個の当該色選択キー21bは、各操作キーが、それぞれに割り当てられている色と同色の操作キーとして表示されており、オペレータは、選択する所望の色及びその色を選択するために押下する操作キーを視覚により容易に識別することができ、容易に配色設定を行うことができるようになっている。
つまり、上記設定対象選択キー21a及び色選択キー21bは、後述する選択手段としての前進/後退キー25により選択された現在針、前3針及び後3針までのそれぞれの表示について複数の色の中から選択的に任意の配色設定を行う設定入力手段として機能するようになっている。
なお、各色選択キー21bに割り当てられる配色としては、例えば、図6(b)に示す色テーブルに例示するように、「1;黄」、「2;赤」、「3;黄緑」、「4;薄緑」、・・・「14;ピンク」、「15;紫」といった組み合わせが上げられる。各操作キーに付される番号(数字)とそれぞれの操作キーに割り当てられる色との間に相関関係は必要なく、各操作キーの番号、色、配色設定画面上における各操作キーの配置等は自由に組み合わせを変更してもよい。
また、上記設定対象選択キー21aで選択された針落ち位置に、上記色選択キー21bで所望の色彩を選択した状態においては、配色は未だ確定されていない状態であり、かかる状態は、図3に示す確定キー21cを押すことで確定されるようになっている。なお、確定キー21cの入力後には、不揮発性の記憶手段(EEPROM)に、入力された色彩データに基づく後述する表示色テーブルが記録される。既に記録されている表示色テーブルがある場合は、その内容が更新される。
また、配色設定を終了する場合、或いは、もとの設定状態(初期設定状態)のまま縫製パターン表示を行う場合には、図3の上部右側に設けられている取り消しキー21dを押下することで配色設定画面は終了するようになっている。
また、上記設定対象選択キー21aで選択された針落ち位置に、上記色選択キー21bで所望の色彩を選択した状態においては、配色は未だ確定されていない状態であり、かかる状態は、図3に示す確定キー21cを押すことで確定されるようになっている。なお、確定キー21cの入力後には、不揮発性の記憶手段(EEPROM)に、入力された色彩データに基づく後述する表示色テーブルが記録される。既に記録されている表示色テーブルがある場合は、その内容が更新される。
また、配色設定を終了する場合、或いは、もとの設定状態(初期設定状態)のまま縫製パターン表示を行う場合には、図3の上部右側に設けられている取り消しキー21dを押下することで配色設定画面は終了するようになっている。
そして、本実施形態における配色設定画面には、上記設定対象選択キー21aで選択された針落ち位置に、上記色選択キー21bを操作パネル20上から選択することで付された配色設定状態を、当該配色設定画面内に表示するサンプル表示部21eが表示されるようになっている。
サンプル表示部21eは、図3に示すように、配色設定画面の上部側に配設されており、後述する前進/後退キー25で選択された現在針落ち位置、前3針及び後3針までの各領域に対応する針落ち位置が、上述した順番で直線状に並んで配置されている。かかるサンプル表示部21eには、当該配色設定により設定され縫製パターン表示画面に表示される各針落ち位置の描画表示が、配色設定中に随時、サンプル表示されるようになっている。つまり、前述した確定キー21cの入力を待つことなく色表示切替が行われるようになっている。従って、縫製パターン表示画面に表示される各針落ち位置の描画イメージ(特に、色彩に関する描画イメージ)と同様の描画イメージを、配色設定中に得ることが可能となっている。
サンプル表示部21eは、図3に示すように、配色設定画面の上部側に配設されており、後述する前進/後退キー25で選択された現在針落ち位置、前3針及び後3針までの各領域に対応する針落ち位置が、上述した順番で直線状に並んで配置されている。かかるサンプル表示部21eには、当該配色設定により設定され縫製パターン表示画面に表示される各針落ち位置の描画表示が、配色設定中に随時、サンプル表示されるようになっている。つまり、前述した確定キー21cの入力を待つことなく色表示切替が行われるようになっている。従って、縫製パターン表示画面に表示される各針落ち位置の描画イメージ(特に、色彩に関する描画イメージ)と同様の描画イメージを、配色設定中に得ることが可能となっている。
次に、図4は、本実施形態において操作パネル20に表示される「縫製パターン表示画面」の表示例である。この縫製パターン表示画面は、縫製データが示す針落ち位置に対する編集作業を行うための画面である。
図4に示すように、操作パネル20は、縫製パターン表示画面上に表示される操作キー郡21として、前進/後退キー25を有している。
図4に示すように、操作パネル20は、縫製パターン表示画面上に表示される操作キー郡21として、前進/後退キー25を有している。
縫製パターン表示画面は、縫製データに基づく複数の針落ち位置を描画表示する表示領域23を備えている。つまり、この表示領域では、縫製データのX−Y座標に従って、ドット表示される。各ドットのうち前進/後退キー25で選択される着目針落ち位置及びその前後各3針分の針落ち位置は、後述するCPU101の制御によって予め設定された色彩で表示されるようになっている。
かかる前進/後退キー25は、縫製パターン表示画面上において、当該縫製パターン表示画面上に描画で表示される縫製パターン(縫製を施す針落ち位置及び縫い目を縫製データに基づいて描画で表示したもの)のうち、現在針すなわち着目する針落ち位置を縫製の順番に従って前後に移動して選択する機能を備えている。すなわち、前進/後退キー25は、操作パネル20上からオペレータによって前進キー25a又は後退キー25bが押下された場合に、着目する針落ち位置を縫製の順番に沿って1針ずつ前進又は後退するようになっており、縫製データから任意の針落ち位置を選択する本実施形態における選択手段として機能するものである。
かかる前進/後退キー25は、縫製パターン表示画面上において、当該縫製パターン表示画面上に描画で表示される縫製パターン(縫製を施す針落ち位置及び縫い目を縫製データに基づいて描画で表示したもの)のうち、現在針すなわち着目する針落ち位置を縫製の順番に従って前後に移動して選択する機能を備えている。すなわち、前進/後退キー25は、操作パネル20上からオペレータによって前進キー25a又は後退キー25bが押下された場合に、着目する針落ち位置を縫製の順番に沿って1針ずつ前進又は後退するようになっており、縫製データから任意の針落ち位置を選択する本実施形態における選択手段として機能するものである。
そして、前進/後退キー25によって選択された針落ち位置に対し、編集コマンドを入力する操作キーによる入力操作によって各種の編集作業を施すことが可能となっている。例えば、編集作業としては、選択した針落ち位置の変更或いは削除などである。
なお、縫製パターン表示画面に表示される各針落ち位置の色彩表示(描画)は、後述する制御部100のCPU101が記憶手段であるRAM103或いは外部記憶装置105に記憶されている表示色テーブル(図6(a)参照)を参照する(読み込む)ことで行われるようになっている。
また、本実施形態における操作パネル20上の入力部(操作キー郡21)から設定入力された、色彩表示は、後述する制御部100の記憶手段(RAM103、EEPROM104或いは外部記憶装置105)に格納された後、該制御部100によって表示部22に表示されるようになっている。
なお、縫製パターン表示画面に表示される各針落ち位置の色彩表示(描画)は、後述する制御部100のCPU101が記憶手段であるRAM103或いは外部記憶装置105に記憶されている表示色テーブル(図6(a)参照)を参照する(読み込む)ことで行われるようになっている。
また、本実施形態における操作パネル20上の入力部(操作キー郡21)から設定入力された、色彩表示は、後述する制御部100の記憶手段(RAM103、EEPROM104或いは外部記憶装置105)に格納された後、該制御部100によって表示部22に表示されるようになっている。
(電子サイクルミシンの制御系)
制御部100は、ミシンモータ5、X軸パルスモータ14、Y軸パルスモータ15、操作パネル20及びその他の図示しないアクチュエータについて所定の制御プログラムに従って各種の処理及び制御を実行するCPU101と、各種の処理及び制御を実行するためのプログラムや各種の処理及び制御に要するデータが格納されたROM102と、各種のデータを格納して各種の処理の作業領域となるRAM103と、各種縫製データを記憶する記憶手段としてのEEPROM104と、縫製データを記憶し着脱可能な記憶手段である外部記憶装置105と、CPU101と各種の機器との接続を図るインターフェース(図示省略)と、各モータ用のパルスモータドライバ(図示省略)等を備えており、本実施形態における制御手段としての機能を備えている。
また、制御部100は、図5に示すように、上述したミシンモータ5、X軸パルスモータ14、Y軸パルスモータ15、操作パネル20、ペダル16等に接続されている。
制御部100は、ミシンモータ5、X軸パルスモータ14、Y軸パルスモータ15、操作パネル20及びその他の図示しないアクチュエータについて所定の制御プログラムに従って各種の処理及び制御を実行するCPU101と、各種の処理及び制御を実行するためのプログラムや各種の処理及び制御に要するデータが格納されたROM102と、各種のデータを格納して各種の処理の作業領域となるRAM103と、各種縫製データを記憶する記憶手段としてのEEPROM104と、縫製データを記憶し着脱可能な記憶手段である外部記憶装置105と、CPU101と各種の機器との接続を図るインターフェース(図示省略)と、各モータ用のパルスモータドライバ(図示省略)等を備えており、本実施形態における制御手段としての機能を備えている。
また、制御部100は、図5に示すように、上述したミシンモータ5、X軸パルスモータ14、Y軸パルスモータ15、操作パネル20、ペダル16等に接続されている。
CPU101は、ペダル16から入力される操作信号や、操作パネル20から入力される各種設定信号、各種データ等に応じて、ROM102に格納されている電子サイクルミシン用の各種制御プログラムや外部記憶装置105に格納されている各種縫製データに従って各部の動作処理を集中制御し、その処理結果をRAM103内のワークエリアに格納するとともに、操作パネル20の操作により入力された各種データや、RAM103に格納した処理結果を必要に応じて外部記憶装置105に記憶させる。そして、CPU101は、ミシンM(ミシン本体1)を構成する各部の駆動の集中制御を行う。
ROM102には、ミシンM(ミシン本体1)の制御プログラムや制御データ、表示画面情報が格納され、記憶されている。特に、本実施形態におけるROM102には、図6(b)に示す色テーブルの色彩情報が格納され、記憶されている。
なお、図6(b)に示す色テーブルには、図3に示す配色設定画面に表示される複数(本実施形態においては15個)の色選択キー21bのそれぞれに割り当てられる様々な色が予め設定され記憶されている。
なお、図6(b)に示す色テーブルには、図3に示す配色設定画面に表示される複数(本実施形態においては15個)の色選択キー21bのそれぞれに割り当てられる様々な色が予め設定され記憶されている。
RAM103には、種々のワークメモリやカウンタなどが設けられており、入力されたデータの処理中や、縫製動作中のワークエリアとして使用される。
EEPROM104は、入力された各種データや各種パラメータを記憶する不揮発性のメモリーすなわち本実施形態における記憶手段であり、特に、本実施形態におけるEEPROM104には、縫製データ記憶手段として、操作パネル20を介して入力された表示色テーブル(図6(a)参照)の色彩データが格納され、記憶されるようになっている。
なお、図6(a)に示す表示色テーブルには、上述した色テーブル(図6(b)参照)中に含まれる種々の色の中から、各針落ち位置を表示する候補となる色(以下、候補色とする)としてオペレータにより選択された色、或いは、初期状態で予め設定されている色がデータとして含まれている。
なお、図6(a)に示す表示色テーブルには、上述した色テーブル(図6(b)参照)中に含まれる種々の色の中から、各針落ち位置を表示する候補となる色(以下、候補色とする)としてオペレータにより選択された色、或いは、初期状態で予め設定されている色がデータとして含まれている。
外部記憶装置105は、例えば、不揮発性のいわゆるフラッシュメモリーであり、既成の表示画面情報や、オペレータが操作パネル20を介して設定した縫製データが記憶されている。即ち、外部記憶装置105は、本実施形態における記憶手段としての機能を備えている。
なお、ここにいう縫製データとしては、縫い目形状を示す形状点の座標や、その形状点に基づき算出された針落ち位置の座標データ、また、その座標データの位置に縫い針8を配置するように、保持枠11を縫い針8に対して相対移動させる際の移動量に関する移動量データ(つまり、X軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15の駆動量データ)、図示しないメス機構のメスを駆動するタイミング及びミシンモータ5の回転数など、縫製に必要な種々のデータが記憶されている。
また、外部記憶装置105には、縫製データ中の座標データに基づく針落ち位置を入力する際に、表示領域23において基準や指標とする基準線(図示省略)に関する関数などのデータが記憶されている。
なお、ここにいう縫製データとしては、縫い目形状を示す形状点の座標や、その形状点に基づき算出された針落ち位置の座標データ、また、その座標データの位置に縫い針8を配置するように、保持枠11を縫い針8に対して相対移動させる際の移動量に関する移動量データ(つまり、X軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15の駆動量データ)、図示しないメス機構のメスを駆動するタイミング及びミシンモータ5の回転数など、縫製に必要な種々のデータが記憶されている。
また、外部記憶装置105には、縫製データ中の座標データに基づく針落ち位置を入力する際に、表示領域23において基準や指標とする基準線(図示省略)に関する関数などのデータが記憶されている。
そして、制御部100は、X軸パルスモータ14に併設されたX軸原点センサ(図示省略)、Y軸パルスモータ15に併設されたY軸原点センサ(図示省略)、ペダル16から入力される駆動信号、操作パネル20から入力される各種設定データ、ROM102及び外部記憶装置105に記憶された各種データを、ROM102に格納されている電子サイクルミシン用の各種制御プログラムにより処理し、各モータ、操作パネル20及びその他アクチュエータの制御を実行する。
また、制御部100は、縫製の実行時においては、CPU101が所定の制御プログラムを実行することにより、ROM102やEEPROM104或いは外部記憶装置105に記憶された縫製データを読み取り、ミシンモータ5の駆動開始と共に縫製データが示す針落ち位置となるようにX軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15を駆動し、保持枠11を縫い針8(針棒8a)に位置決めする制御を実行する。そして、CPU101は、ミシンモータ5の回転に同期させながら、縫製データに設定された座標データに基づき複数の針落ち位置に順番に保持枠11を位置決めし、縫い針8を針落ちさせる制御を縫製完了まで継続する。
また、制御部100は、縫製データの設定入力時や編集作業時や、縫製動作時などに応じて、CPU101がROM102やEEPROM104或いは外部記憶装置105から入力設定画面や縫製作業画面などに関する画面情報を読み出し、これに基づいて操作パネル20に所定の表示画面を表示させる制御を行う。特に、制御部100は、縫製データに関する座標データを表示部22に表示する表示手段の一部として機能するようになっている。
また、制御部100は、縫製データ編集時の縫製パターン表示画面の表示状態において、表示部22の表示領域23において表示されるカーソル(図示略)を、図示しない八方向入力キーが操作されることにより所望する方向に移動させるとともに、実行キー(図示略)が押下されることにより、そのカーソルが位置する座標に関する座標データを縫製データにおける縫い目形状の形状点や針落ち位置として確定する機能を備えている。
また、制御部100は、入力された針落ち位置の座標データに基づいて、縫製データを作成する機能を備えている。なお、複数の座標データに基づき、その複数の座標データからなる縫製データの作成は周知技術であるので、ここでは詳述しない。
また、制御部100は、確定された針落ち位置の座標データが組み合わされてなる、所定の縫い目形状に関する縫製データを、外部記憶装置105に記憶し登録する機能を備えている。
また、制御部100は、入力された針落ち位置の座標データに基づいて、縫製データを作成する機能を備えている。なお、複数の座標データに基づき、その複数の座標データからなる縫製データの作成は周知技術であるので、ここでは詳述しない。
また、制御部100は、確定された針落ち位置の座標データが組み合わされてなる、所定の縫い目形状に関する縫製データを、外部記憶装置105に記憶し登録する機能を備えている。
さらに、本実施形態における制御部100は、縫製パターン表示画面において、操作パネル20に表示される配色設定画面からの配色設定操作によって選択された針落ち位置、当該針落ち位置よりも手前側3針の針落ち位置及び前記選択された針落ち位置よりも後側3針の針落ち位置までのそれぞれの表示について、当該配色設定操作において選択した色で操作パネル20の表示部22に表示する制御を行う機能を備えている。つまり、制御部100は、操作パネル20の配色設定画面において、設定対象選択キー21aで選択された針落ち位置を色選択キー21bで選択された色で操作パネル20の表示部22(特に、縫製パターン表示画面)上に表示する制御を行う機能を備えている。
また、制御部100は、配色設定画面の表示状態において、表示部22に対し、設定入力手段たる操作パネル20(具体的には、設定対象選択キー21a及び色選択キー21b)による配色設定の際に、選択手段たる前進/後退キー25により選択された現在針落ち位置、前3針及び後3針までのそれぞれに対応する描画表示を行うサンプル表示部21eを表示する制御を行うと共に、サンプル表示部21eに表示される描画表示を前記配色設定手段たる色選択キー21bに対する設定入力操作に応じて変更する制御を行う。すなわち、制御部100は、配色設定画面において何れかの色選択キー21bが押下される度に、当該配色設定画面中のサンプル表示部21eに表示される針落ち位置の描画表示色(サンプル表示色)を、色選択キー21bから設定された配色に随時更新して当該サンプル表示部21e上に表示する制御を行うものである。
次に、本実施形態たるミシンMの縫製データ表示装置において、操作パネル20から配色設定操作を行う際の処理動作について、図7に示すフローチャートに基づき説明する。
まず、配色設定処理の開始後、図3に示す配色設定画面において配色設定を行う針落ち位置を現在針すなわち着目する針落ち位置に設定する操作を行う。具体的には、CPU101は、図3に示す配色設定画面に表示される三つの設定対象選択キー21aのうち、真ん中に表示される現在針が選択されている状態に初期設定する。また、EEPROM104に初期色としての色彩又は当該色彩に換えて表示色テーブルが設定されている場合には、当該表示色テーブル(図6(a)参照)に設定されている色彩に応じてサンプル画面を表示する制御を行う(ステップS201)。次に、図3に示す色選択キー21bが押下されるか否かの判断を行う(ステップS202)。そして、何れかの色選択キー21bが押下されたことを検知すると(ステップS202;Yes)、CPU101は、各針落ち位置の候補色を色テーブル(図6(b)参照)の中から選択された色に設定(更新)し(ステップS203)、記憶手段としてのRAM103に格納する。そして、サンプル表示部21eに表示されるサンプル表示を、新たに設定された色に更新し、当該サンプル表示を更新後の色で描画表示する制御を行う(ステップS204)。そして、再び何れかの色選択キー21bが押下されたか否かの判断を行う(ステップS202)。
ステップS202において、何れの色選択キー21bも押下されない場合(ステップS202;No)、現在針の設定対象選択キー21aが押下されたか否かの判断を行い(ステップS205)、現在針の設定対象選択キー21aが押下された場合(ステップS205;Yes)、色設定対象を現在針に設定すると共に選択色を現在針落ち候補色(図6(a)参照)に設定し(ステップS206)、その後再び色選択キー21bが押下されたか否かの判断を行う(ステップS202)。
ステップS205において、現在針の設定対象選択キー21aが押下されないと判断した場合(ステップS205;No)、CPU101は、前3針を設定対象とする設定対象選択キー21aが押下されたか否かの判断を行う(ステップS207)。そして、該設定対象選択キー21aが押下された場合(ステップS207;Yes)、色設定対象を前3針に設定すると共に選択色を前3針針落ち候補色(図6(a)参照)に設定し(ステップS208)、その後再び色選択キー21bが押下されたか否かの判断を行う(ステップS202)。
ステップS207において、前3針の設定対象選択キー21aが押下されないと判断した場合(ステップS207;No)、CPU101は、後3針を設定対象とする設定選択対象キー21aが押下されたか否かの判断を行う(ステップS209)。そして、該設定対象選択キー21aが押下された場合(ステップS209;Yes)、色設定対象を後3針に設定すると共に選択色を後3針針落ち候補色(図6(a)参照)に設定し(ステップS210)、その後再び色選択キー21bが押下されたか否かの判断を行う(ステップS202)。
ステップS209において、後3針の設定対象選択キー21aが押下されないと判断した場合、CPU101は、確定キー21cが押下されたか否かの判断を行う(ステップS211)。そして、確定キー21cが押下された場合(ステップS211;Yes)、表示色テーブル(図6(a)参照)の現在針、前3針、後3針の表示色をそれぞれの候補色に更新する制御を行い(ステップS212)、処理を終了する。
また、ステップS211において、確定キー21cが押下されないと判断した場合、CPU101は、取り消しキー21dが押下されたか否かの判断を行う(ステップS213)。そして、取り消しキー21dが押下された場合(ステップS213;Yes)は当該配色設定処理を終了し、取り消しキー21dが押下されないと判断した場合(ステップS213;No)、再び色選択キー21bが押下されたか否かの判断を行う(ステップS202)。
次に、本実施形態たるミシンMの縫製データ表示装置において、縫製パターン表示画面を表示する場合において、操作パネル20の表示部22に、配色を施した縫製パターンの描画表示を行う際の処理動作について、図8に示すフローチャートに基づき説明する。
まず、処理が開始されると、CPU101は、予め記憶されているか或いは操作パネル20からの設定入力により作成された縫製データであって、記憶手段たるRAM103或いは外部記憶装置105に格納されている縫製データを読み込み、前3針の座標を取得する(ステップS101)。
次に、前進/後退キー25により任意の現在針が選択された状態において、CPU101は、上記ステップS101において取得した前3針の座標に、上述した配色設定処理において設定された候補色(図6(a)参照)で前3針の描画表示を行う制御を実行する(ステップS102)。その際、CPU101は、上記配色設定処理において設定された表示色テーブルを読み込み、その設定された色(例えば、本実施形態では緑)で前3針を操作パネル20の表示部22に描画する制御を実行する。
続いて、CPU101は、上記前3針の場合と同様、外部記憶装置105に格納されている縫製データを読み込み、後3針の座標を取得する制御を行う(ステップS103)。そして、CPU101は、上述した配色設定処理で設定した表示色テーブルを読み込み、ステップS103で取得した前3針の座標に、その設定された色(例えば、本実施形態では黄)で後3針を操作パネル20の表示部22に描画する制御を実行する(ステップS104)。
続いて、CPU101は、上記前3針及び後3針の場合と同様、CPU101が外部記憶装置105を読み込み、現在針の座標を取得する制御を行う(ステップS105)。そして、CPU101は、上述した配色設定処理で設定した表示色テーブルを読み込み、ステップS105で取得した現在針の座標に、その設定された色(例えば、本実施形態では赤)で現在針を操作パネル20の表示部22に描画する制御を実行する(ステップS106)。
まず、処理が開始されると、CPU101は、予め記憶されているか或いは操作パネル20からの設定入力により作成された縫製データであって、記憶手段たるRAM103或いは外部記憶装置105に格納されている縫製データを読み込み、前3針の座標を取得する(ステップS101)。
次に、前進/後退キー25により任意の現在針が選択された状態において、CPU101は、上記ステップS101において取得した前3針の座標に、上述した配色設定処理において設定された候補色(図6(a)参照)で前3針の描画表示を行う制御を実行する(ステップS102)。その際、CPU101は、上記配色設定処理において設定された表示色テーブルを読み込み、その設定された色(例えば、本実施形態では緑)で前3針を操作パネル20の表示部22に描画する制御を実行する。
続いて、CPU101は、上記前3針の場合と同様、外部記憶装置105に格納されている縫製データを読み込み、後3針の座標を取得する制御を行う(ステップS103)。そして、CPU101は、上述した配色設定処理で設定した表示色テーブルを読み込み、ステップS103で取得した前3針の座標に、その設定された色(例えば、本実施形態では黄)で後3針を操作パネル20の表示部22に描画する制御を実行する(ステップS104)。
続いて、CPU101は、上記前3針及び後3針の場合と同様、CPU101が外部記憶装置105を読み込み、現在針の座標を取得する制御を行う(ステップS105)。そして、CPU101は、上述した配色設定処理で設定した表示色テーブルを読み込み、ステップS105で取得した現在針の座標に、その設定された色(例えば、本実施形態では赤)で現在針を操作パネル20の表示部22に描画する制御を実行する(ステップS106)。
以上のように、本実施形態たるミシンMの縫製データ表示装置(操作パネル20)によれば、表示部22に表示される現在針、前3針、後3針のそれぞれの表示について、色選択キー21bに設定された色の中から選択的に任意の配色を施すことが可能となる。これにより、各オペレータの好みや色覚能力に応じて識別し易い配色を施すことが可能となる。従って、オペレータ個人の色覚能力に関わらず表示部22に表示される縫製データの視認性を向上することができ、作業効率を向上することができる。
また、配色設定の際、表示部22には現在針と前3針及び後3針について色彩を付して描画表示を行うサンプル表示部21eが表示され、その色彩は色選択キー21bの入力により確定キー21cの入力を待つことなく切り換えられるので、ミシンのオペレータは、実際に各針落ち位置に配色される色の視認性を目視により色覚的に確認しながら配色設定操作を行うことができる。これにより、一度の設定入力操作で各オペレータにとって認識し易い所望の最適な配色設定を実現することができ、当該配色設定自体に要する時間を短縮することが可能となる。
また、配色設定の際、表示部22には現在針と前3針及び後3針について色彩を付して描画表示を行うサンプル表示部21eが表示され、その色彩は色選択キー21bの入力により確定キー21cの入力を待つことなく切り換えられるので、ミシンのオペレータは、実際に各針落ち位置に配色される色の視認性を目視により色覚的に確認しながら配色設定操作を行うことができる。これにより、一度の設定入力操作で各オペレータにとって認識し易い所望の最適な配色設定を実現することができ、当該配色設定自体に要する時間を短縮することが可能となる。
なお、操作パネル20の前進/後退キー25で選択された任意の針落ち位置の他、配色設定画面において配色を施す対象となる針落ち位置は、当該針落ち位置の前後3針ずつに限定されるものではなく、例えば、前記選択した針落ち位置の前後1乃至2針、或いは、前後4針以上としてもよい。また、配色設定を施す対象となる針落ち位置は、前述した前進/後退キー25で選択した針落ち位置及び当該針落ち位置の前後所定数の針落ち位置の3区分に限らず、4以上に区分されていてもよい。
また、設定対象選択キー21aで選択した針落ち位置を描画表示する際に選択可能な色は15色に限定されるものではない。
また、本実施形態における配色設定画面では、サンプル表示部21e及び縫製パターン表示画面に、各針落ち位置が同色で描画表示されるように選択することが可能であることは言うまでもない。
また、本実施形態では、電子サイクルミシンMに装備される操作パネル20(縫製データ表示装置)を例に説明したが、縫製データ中の縫い形状及び針落ち位置を描画表示する表示部と、該縫製データ中の所望の針落ち位置を選択可能な設定入力部とを備える他のミシンに適用することももちろん可能である。
また、設定対象選択キー21aで選択した針落ち位置を描画表示する際に選択可能な色は15色に限定されるものではない。
また、本実施形態における配色設定画面では、サンプル表示部21e及び縫製パターン表示画面に、各針落ち位置が同色で描画表示されるように選択することが可能であることは言うまでもない。
また、本実施形態では、電子サイクルミシンMに装備される操作パネル20(縫製データ表示装置)を例に説明したが、縫製データ中の縫い形状及び針落ち位置を描画表示する表示部と、該縫製データ中の所望の針落ち位置を選択可能な設定入力部とを備える他のミシンに適用することももちろん可能である。
1 ミシン本体
2 ミシンフレーム
5 ミシンモータ
8 縫い針
8a 針棒
11 保持枠
14 X軸パルスモータ
15 Y軸パルスモータ
16 ペダル
20 操作パネル(縫製データ表示装置、表示手段、設定入力手段)
21 操作キー群(入力部)
21a 設定対象選択キー
21b 色選択キー
21c 確定キー
21d 取り消しキー
21e サンプル表示部
22 表示部(表示手段)
23 表示領域
24 カーソル位置表示欄
25 前進/後退キー
25a 前進キー
25b 後退キー
100 制御部(記憶手段、設定手段、制御手段)
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 EEPROM(記憶手段)
105 外部記憶装置(記憶手段)
M 電子サイクルミシン(ミシン)
2 ミシンフレーム
5 ミシンモータ
8 縫い針
8a 針棒
11 保持枠
14 X軸パルスモータ
15 Y軸パルスモータ
16 ペダル
20 操作パネル(縫製データ表示装置、表示手段、設定入力手段)
21 操作キー群(入力部)
21a 設定対象選択キー
21b 色選択キー
21c 確定キー
21d 取り消しキー
21e サンプル表示部
22 表示部(表示手段)
23 表示領域
24 カーソル位置表示欄
25 前進/後退キー
25a 前進キー
25b 後退キー
100 制御部(記憶手段、設定手段、制御手段)
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 EEPROM(記憶手段)
105 外部記憶装置(記憶手段)
M 電子サイクルミシン(ミシン)
Claims (2)
- 複数の針落ち位置を示す縫製データを記憶する記憶手段と、
前記縫製データの縫い形状と複数の針落ち位置とを表示する表示手段と、
前記縫製データから任意の針落ち位置を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された針落ち位置、当該針落ち位置よりも所定数手前側の針落ち位置及び前記選択された針落ち位置よりも所定数後側の針落ち位置までのそれぞれの表示について複数の色の中から選択的に任意の配色設定を行う設定入力手段と、
前記表示手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記設定入力手段により選択された針落ち位置、当該針落ち位置よりも所定数手前側の針落ち位置及び前記選択された針落ち位置よりも所定数後側の針落ち位置までのそれぞれの表示について、前記配色設定に応じた色で前記表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする縫製データ表示装置。 - 前記制御手段は、
前記表示手段に対し、前記設定入力手段による配色設定の際に、前記選択手段により選択された針落ち位置、当該針落ち位置よりも手前側の針落ち位置及び当該針落ち位置よりも後側の針落ち位置までのそれぞれに対応する描画表示を行うサンプル表示画面を表示する制御を行うと共に、前記サンプル表示部に表示される描画表示を前記配色設定手段に対する設定入力操作に応じて変更する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の縫製データ表示装置。
Priority Applications (1)
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- 2005-07-20 JP JP2005210191A patent/JP2007021012A/ja active Pending
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Legal Events
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