JP2007013859A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 前景画像が背景画像に埋もれることによる背景画像の濃度変化の低減を図り、更に、複写された際に前景画像が明瞭に表示し得る背景画像を生成すること。
【解決手段】 背景画像と本体画像とから成る合成画像に対して、操作表示部によって設定された合成画像における合成処理対象領域内において背景画像に前景画像を合成する際、背景画像の前景パターンの領域に対応する領域の濃度が前景画像の前景パターンの領域の濃度以下である場合には、背景画像の前景パターンの領域に対応する画像を前景画像の前景パターンに入れ替え、高い場合には、背景画像の前景パターンの領域に対応する領域の濃度から前記前景画像の前景パターンの領域の濃度が差分された差分濃度が前記ドット分配領域に分配された前景パターンの前景画像に変更する合成制御手段としての機能を実現する制御部を備えた画像制御装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、前景画像が合成された背景画像と本体画像とから成る合成画像を生成する画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
近年、画像形成装置の画質の向上に伴い、法律上あるいは機密上等の理由により複製を禁じている文書や紙幣等の記録物が偽造・複製される問題が生じている。
このような問題の防止策として、「複写禁止」等の文字や記号等からなる前景画像が見えずらいように合成された背景画像と、原稿等の本体画像と、を合わせて合成画像を形成し、この合成画像が画像形成装置によって複写された際、「複写禁止」等の前景画像が本体画像と共に表示される画像形成装置がある。
しかし、単に背景画像と本体画像とを重ね合わせると、本体画像の画質が劣化してしまうという問題があった。
そこで、背景画像と本体画像とが重なる重複領域を抽出し、重複領域の背景画像を除外した背景画像データを作成し、重複領域の背景画像を除外した背景画像データに基づいて背景画像を転写紙に形成し、背景画像が形成された転写紙に本体画像を形成する画像形成方法が開示されている(特許文献1参照)。
特開平11−245473号公報
しかしながら、前景画像が合成された背景画像は、背景画像の濃度が前景画像の濃度よりも高い場合、背景画像内に前景画像が埋もれてしまったり、合成した際に背景画像に前景画像と同じパターンの模様がある場合には、本体画像と重ね合わされて合成画像として形成され画像形成装置によって複写された際に、前景画像が不明瞭となる怖れがある。また、単純に背景画像と前景画像とを重ね合わせると、ドット数が増加するため、前景画像が重ね合わされた部分の背景画像の濃度が高くなるという問題が生じている。
本発明の課題は、前景画像が背景画像に埋もれることによる背景画像の濃度変化の低減を図り、更に、複写された際に前景画像が明瞭に表示し得る背景画像を生成することである。
請求項1に記載の発明は、背景画像と本体画像とから成る合成画像における所定領域内に対して、前記背景画像に前景画像を合成する画像処理装置において、前記所定領域内における前記前景画像のドット配置を前記背景画像のドット配置よりも優先させて前記前景画像を合成する合成制御手段を備える画像処理装置であること、を特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記合成制御手段は、前記背景画像のドットと前景画像のドットとが互いに干渉しない位置に配置させること、を特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、前記合成制御手段は、前記前景画像が合成される前記背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度以下である場合、前記背景画像を前記前景画像に入れ替えること、を特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記合成制御手段は、前記前景画像が合成される前記背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度よりも高い場合、前記背景画像を前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度を加えた前記前景画像に変更すること、を特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、複写された際に前記本体画像と共に表示されるドット形成領域、前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度が分配されるドット分配領域、ドット形成領域及びドット分配領域を区分けするための余白領域から構成される前景パターンを生成する前景パターン生成手段と、複数の前記前景パターンを含む前記前景画像を生成する前景画像生成手段と、を備えること、を特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の画像処理装置において、前記合成制御手段は、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度よりも高い場合、前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度に相当するドットを、前記ドット分配領域に分配すること、を特徴としている。
請求項7に記載の発明は、背景画像と本体画像とから成る合成画像を取得する画像取得手段と、前記合成画像における所定領域内に対して、前記背景画像に前景画像を合成する合成制御手段と、前記合成制御手段によって前記背景画像に前記前景画像が合成された前記合成画像を記録媒体上に形成する出力手段と、を備える画像形成装置において、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置を備える画像形成装置であること、を特徴としている。
請求項8に記載の発明は、背景画像と本体画像とから成る合成画像における所定領域内に対して、前記背景画像に前景画像を合成する画像処理方法において、前記所定領域内における前記前景画像のドット配置を前記背景画像のドット配置よりも優先させて前記前景画像を合成する合成制御工程を含む画像処理方法であること、を特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項8記載の画像処理方法において、前記合成制御工程は、前記背景画像のドット配置が前景画像のドット配置に干渉しないように配置させること、を特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の画像処理方法において、前記合成制御工程は、前記前景画像が合成される前記背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度以下である場合、前記背景画像を前記前景画像に入れ替えること、を特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項8から10のいずれか一項に記載の画像処理方法において、前記合成制御工程は、前記前景画像が合成される前記背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度よりも高い場合、前記背景画像を前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度を加えた前記前景画像に変更すること、を特徴としている。
請求項12に記載の発明は、請求項8から11のいずれか一項に記載の画像処理方法において、複写された際に前記本体画像と共に表示されるドット形成領域、前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度が分配されるドット分配領域、ドット形成領域及びドット分配領域を区分けするための余白領域から構成される前景パターンを生成する前景パターン生成工程と、複数の前記前景パターンを含む前記前景画像を生成する前景画像生成工程と、を含むこと、を特徴としている。
請求項13に記載の発明は、請求項12記載の画像処理方法において、前記合成制御工程は、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度よりも高い場合、前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度に相当するドットを、前記ドット分配領域に分配すること、を特徴としている。
請求項14に記載の発明は、コンピュータを、背景画像と本体画像とから成る合成画像における所定領域内に対して、前記背景画像に前景画像を合成する手段として機能させるプログラムにおいて、前記所定領域内における前記前景画像のドット配置を前記背景画像のドット配置よりも優先させて前記前景画像を合成する合成制御手段として機能させるプログラムであること、を特徴としている。
請求項15に記載の発明は、請求項14記載のプログラムにおいて、前記合成制御手段は、前記背景画像のドット配置が前景画像のドット配置に干渉しないように配置させること、することを特徴としている。
請求項16に記載の発明は、請求項14又は15に記載のプログラムにおいて、前記合成制御手段は、前記前景画像が合成される前記背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度以下である場合、前記背景画像を前記前景画像に入れ替えること、を特徴としている。
請求項17に記載の発明は、請求項14から16のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、前記合成制御手段は、前記前景画像が合成される前記背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度よりも高い場合、前記背景画像を前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度を加えた前記前景画像に変更すること、を特徴としている。
請求項18に記載の発明は、請求項14から17のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、複写された際に前記本体画像と共に表示されるドット形成領域、前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度が分配されるドット分配領域、ドット形成領域及びドット分配領域を区分けするための余白領域から構成される前景パターンを生成する前景パターン生成手段と、複数の前記前景パターンを含む前記前景画像を生成する前景画像生成手段と、して機能させること、を特徴としている。
請求項19に記載の発明は、請求項18記載のプログラムにおいて、前記合成制御手段は、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度よりも高い場合、前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度に相当するドットを、前記ドット分配領域に分配すること、を特徴としている。
請求項1、8、14に記載の発明によれば、前景画像が背景画像に埋もれることによる背景画像の濃度変化の低減を図ることができ、更に、複写された際に前景画像が明瞭に表示し得る背景画像を生成することができる。
請求項2、9、15に記載の発明によれば、請求項1、8、14のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、前景画像が背景画像によって干渉されないため、複写された際に前景画像が明瞭に表示し得る背景画像を生成することができる。
請求項3、10、16に記載の発明によれば、請求項1又は2、若しくは8又は9、若しくは14又は15のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、背景画像の濃度変化の低減を図りつつ、複写された際に前景画像が明瞭に表示し得る背景画像を生成することができるため、高画質の合成画像を生成することができる。
請求項4、11、17に記載の発明によれば、請求項1から3、8から10、14から16のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、背景画像の濃度変化の低減を図りつつ、複写された際に前景画像が明瞭に表示し得る背景画像を生成することができるため、高画質の合成画像を生成することができる。
請求項5、12、18に記載の発明によれば、請求項1から4、8から11、14から17のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、複写された際に明瞭に表示し得る前景画像を生成することができるため、高画質の合成画像を生成することができる。
請求項6、13、19に記載の発明によれば、請求項5、12、18と同様の効果を得られるのは勿論のこと、背景画像の濃度変化の均一化を図ることができ、複写された際に前景画像が明瞭に表示し得る背景画像を生成することができるため、高画質の合成画像を生成することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置と同様の効果を得られる画像形成装置を実現することができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
本実施の形態における画像形成装置1は、原稿から画像を読み取り、読み取った画像を処理対象紙としての紙等の記録媒体に画像形成したり、外部機器等から受信した画像データに基づいて画像を記録媒体P上に形成する画像形成手段を備えたデジタル複合機である。
図1に、本実施の形態における画像形成装置1の制御ブロック図を示す。
図1に示すように、画像形成装置1は、本体部1aとプリンタコントローラ1bとから構成されている。画像形成装置1は、プリンタコントローラ1bのLANIF(Local Area Network InterFace)14bを介してネットワークN上の外部機器PCと通信可能に接続されている。
本体部1aは、画像読取部20、操作表示部30、プリント部40、画像制御部100を備えて構成される。
画像制御部100は、制御部110、不揮発メモリ120、読取処理部130、圧縮IC140、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC150、画像メモリ160、伸長IC170、書込処理部180から構成されており、画像読取部20から入力される背景画像と本体画像とから成る合成画像の画像データに対して、操作表示部30によって設定された合成画像の所定領域内において、背景画像に前景画像を合成するする処理(地紋作成処理)を実行する画像処理装置としての機能を実現する。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成され、不揮発メモリ120やROM内に格納されている各種処理プログラムに従って画像形成装置1の各部の動作を集中制御する。例えば、操作表示部30や外部機器PCから入力される指示信号に従って、コピーモード、プリンタモード、スキャナモードを切り替え、各モードに対する処理プログラムを読み出して、複写、印刷、画像データの読取等の制御を行う。
また、制御部110は、本発明を実現させるために、不揮発メモリ120又はROMから本実施の形態に係る背景画像と本体画像とから成る合成画像に対して、操作表示部30によって設定された合成画像における所定領域(合成処理対象領域)内において、背景画像に前景画像を合成する処理(地紋作成処理)を実行させるためのプログラムと各種データとを読み出して、合成処理対象領域内における前景画像のドット配置を背景画像のドット配置よりも優先させ、背景画像のドットと画像のドットとが互いに干渉しない位置に配置させて前景画像を合成する合成制御手段としての機能を実現する。
本体画像とは、文字や記号から成るテキストデータや、図形、写真等のイメージデータを含む画像であり、背景画像とは、本体画像の背景となる所定の濃度を有する画像である。合成画像は、本体画像と背景画像とが本体画像の画質が劣化しないように重なり合って生成された画像である。
前景画像は、例えば、「複写禁止」、「コピー物」等の文字や記号からなる標識を形成する画像であり、前景画像が合成された背景画像が本体画像と合成されて記録媒体に合成画像として形成された後に複写された場合、本体画像と共に「複写禁止」等の標識が表示される特徴を有する画像であり、例えば、地紋と称される画像である。
合成処理対象領域とは、合成画像の画像領域において、本体画像が含まれず背景画像のみの領域であり、操作表示部30からの設定操作信号に基づいて設定される領域である。
制御部110は、背景画像に前景画像を合成する際、ドット形成領域、余白領域、ドット分配領域とから構成される前景パターンを生成する前景パターン生成手段としての機能と、生成された前景パターンと操作表示部30によって設定された標識とに基づいて、複数の前景パターンを含む前景画像を生成する前景画像生成手段としての機能と、を実現する。
更に、制御部110は、背景画像に前景画像を合成する際、前景画像の前景パターンの領域に対応する領域毎に、前景画像が合成される背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、背景画像の前景パターンの領域に対応する領域の濃度が前景画像の前景パターンの領域の濃度以下である場合には、背景画像の前景パターンの領域に対応する画像を前景画像の前景パターンに入れ替える。
また、制御部110は、背景画像の前景パターンの領域に対応する領域の濃度が前景画像の前景パターンの領域の濃度よりも高い場合には、背景画像の前景パターンの領域に対応する画像を、背景画像の前景パターンの領域に対応する領域の濃度から前記前景画像の前景パターンの領域の濃度が差分された差分濃度が前記ドット分配領域に分配された前景パターンの前景画像に変更する。
このように、背景画像の濃度と当該前景画像の濃度との比較結果に応じて、背景画像の前景パターンの領域に対応する画像を前景画像の前景パターンに入れ替えたり、差分濃度が前記ドット分配領域に分配された前景パターンに変更させることにより、背景画像の濃度変化の低減及び、濃度変化の均一化を図りつつ、複写された際に前景画像が明瞭に表示し得る背景画像を生成することができるため、高画質の合成画像を生成することができる。
図2に、前景パターンの一例を示す。
図2に示すように、前景パターン50は、ドット形成領域51、余白領域52a、52b、ドット分配領域53とから構成されている。なお、図2に示す1つの四角形は、1画素を示している。
ドット形成領域51は、背景画像に合成され更に本体画像と合成されて合成画像として記録媒体に形成され複写された際に、本体画像と共に表示される大きさのドット構成であり、且つ、合成画像として記録媒体に形成された際に、本体画像及び背景画像よりも目立たないドット構成であることが好ましい。本実施の形態においては、図2上のX方向に並置された3つの画素がY方向に3列配列された画素群にドットが形成された領域をドット形成領域51とする。
余白領域52a、52bは、前景画像が生成される際、前景パターン50が隣接して配置されるときに相互のドット形成領域51が近接することで前景画像が本体画像及び背景画像よりも目立つことを防止するために設けられた領域であり、前景パターン50が隣接して配置された際に、各ドット形成領域51が、ドットが形成されない画素に囲まれるような形状を有することが好ましい。
また、余白領域52a、52bは、ドット分配領域53がドット形成領域51に近接することで、前景画像が本体画像及び背景画像よりも目立つことを防止するために、ドット形成領域51とドット分配領域53との間及び隣接して配置された前景パターン50のドット形成領域51との間に設けられている。
ドット分配領域53は、背景画像の前景パターンの領域に対応する領域の濃度が前景画像の前景パターンの領域の濃度よりも高い場合において、背景画像の前景パターンの領域に対応する領域の濃度から前景画像の前景パターンの領域の濃度が差分された差分濃度に相当するドットが分配される領域である。ドット分配領域53の各画素には、ドットが分配される際、分配される優先順位が設定されており、分配されるドットの集中を防いでいる。図2に示すドット分配領域53において、各画素に記載されている数字は、優先順位を示すものである。
このように、図2に示す前景パターン50は、図2上のX方向及びY方向に、ドット形成領域51、余白領域52a、分配領域53、余白領域52bに属する画素から構成される。従って、前景パターン50のサイズは、下記の(式1)及び(式2)によって求めることができる。
Xc=Xb+2×Xw+Xd ・・・・(式1)
Xc:X方向の前景パターンの画素数
Xb:X方向のドット形成領域の画素数
Xw:X方向の一方の余白領域の画素数
Xd:X方向の分配領域の画素数
Yc=Yb+2×Yw+Yd ・・・・(式2)
Yc:Y方向の前景パターンの画素数
Yb:Y方向のドット形成領域の画素数
Yw:Y方向の一方の余白領域の画素数
Yd:Y方向の分配領域の画素数
本実施の形態においては、ドット形成領域51の全ての画素にドットが形成される例を示したが、例えば、X型等のようにドット形成領域51内において文字又は記号等の標識を示すようにドットを形成してもよく、この限りではない。また、本実施の形態においては、余白領域52a、52b共にX方向及びY方向の画素数が同数である例を示したが、異なる数であってもよい。
なお、X方向のドット形成領域の画素数Xb、X方向の一方の余白領域の画素数Xw、X方向の分配領域の画素数Xd、Y方向のドット形成領域の画素数Yb、Y方向の一方の余白領域の画素数Yw、Y方向の分配領域の画素数Ydは、図2に示す場合に限らず、背景画像の濃度や画像形成装置1の機械的特性等により、変動させてもよい。
このような構成の前景パターンを生成することにより、複写された際に明瞭に表示し得る前景画像を生成することができるため、高画質の合成画像を生成することができる。
不揮発メモリ120は、画像形成に係る各種処理プログラム及びデータの他、その他各種プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
読取処理部130は、画像読取部20から入力されるアナログ画像信号に、アナログ処理、A/D変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施した後、デジタル画像データを生成する。生成された画像データは、圧縮IC140に出力される。
圧縮IC140は、入力されたデジタル画像データに圧縮処理を施してDRAM制御IC150に出力する。
DRAM制御IC150は、制御部110からの指示に従って、圧縮IC140によるデジタル画像データの圧縮処理及び伸張IC170による圧縮画像データの伸張処理を制御するとともに、画像メモリ160への画像データの入出力制御を行う。例えば、画像読取部20により読み取られたアナログ画像信号の保存が指示されると、読取処理部130から入力されたデジタル画像データの圧縮処理を圧縮IC140により実行させて、圧縮画像データを画像メモリ160の圧縮メモリ161に格納させる。また、圧縮メモリ161に格納された圧縮画像データのプリント出力が指示されると、圧縮メモリ161から圧縮画像データを読み出し、伸張IC170により伸張処理を施してページメモリ162に格納させる。さらに、ページメモリ162に格納された非圧縮画像データのプリント出力が指示されると、ページメモリ162から非圧縮画像データを読み出して書込処理部180に出力する。
画像メモリ160は、DRAM(Dynamic RAM)から構成される圧縮メモリ161とページメモリ162とを備える。圧縮メモリ161は、圧縮画像データを格納するためのメモリであり、ページメモリ162は、プリント出力前にプリント出力対象の非圧縮画像データを一時的に格納するためのメモリである。
伸張IC170は、入力される圧縮画像データに伸張処理を施す。
書込処理部180は、DRAM制御IC150から入力された非圧縮画像データに基づいて、画像形成のためのプリントデータを生成し、プリント部40に出力する。
画像読取部20は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ21、画像読取制御部200、その他ここでは図示しないが自動原稿送り部、読取部等から構成される。画像読取制御部200は、自動原稿送り部、読取部等を制御して、プラテンガラスや読取箇所に載置された原稿面の露光走査を実行させ、光の反射光をCCDイメージセンサ21により光電変換を行わせて原稿画像を読み取る。読み取られたアナログ画像信号は画像制御部100の読取処理部130に出力される。
また、画像読取部20は、プラテンガラスに載置された原稿等の読取対象物の画像(合成画像)を読み取り合成画像を取得し、画像制御部100に送信する画像取得手段としての機能を実現する。
操作表示部30は、LCD(Liquid Crystal Display)31、操作表示制御部300、その他図示しないタッチパネルや操作キー群から構成される。LCD31上には、LCD31を覆うようにタッチパネルが設けられており、操作表示制御部300は、制御部110から入力される表示信号に従って、各種設定条件を入力するための各種設定画面や各種処理結果等をLCD31に表示させる。また、操作表示制御部300は、操作キー群又はタッチパネルから入力される操作信号を制御部110に出力する。
また、操作表示部30は、背景画像に前景画像を合成する地紋作成処理を施すか否かを設定する設定画面、前景画像として表示される標識の種類を設定するための設定画面、前景画像が合成される領域(合成処理対象領域)を設定するための設定画面をLCD31上に表示させ、タッチパネルや操作キーによって入力される地紋作成処理の指示操作信号、標識の種類の設定操作信号、合成処理対象領域の設定操作信号等の各種操作信号を制御部110に出力する機能を実現する。
プリント部40は、入力されたプリントデータに基づいて、電子写真方式の画像形成処理を行うものであり、給紙部、給紙搬送部、画像形成部41、定着部、搬出部等のプリント出力に係る各部や、プリント制御部400を備えて構成される。プリント制御部400は、制御部110からの指示に従って画像形成部41等のプリント部40の各部の動作を制御し、書込処理部180から入力されたプリントデータに基づいて記録媒体Pに画像形成を行わせる。
また、プリント部40は、制御部110からの指示に従って前景画像が合成された背景画像と本体画像とから成る合成画像のプリントデータに基づいて記録媒体P上に当該合成画像を形成する出力手段としての機能を実現する。
次に、プリントコントローラ1bの各部について説明する。プリントコントローラ1bは、画像形成装置1をネットワークプリンタとして使用する場合に、ネットワークNに接続される外部機器PCから画像形成装置1に入力されるプリントジョブの管理及び制御を行うものであり、外部機器1から印刷対象のデータを受信し、画像形成装置1の動作状態に応じて当該データをプリントジョブとして割り振る機能を有する。
プリンタコントローラ1bは、コントローラ制御部11b、DRAM制御IC12b、画像メモリ13b、LANIF14bから構成される。
コントローラ制御部11bは、プリントコントローラ1b各部の動作を統括的に制御し、LANIF14bを介して、外部機器PCから入力されるデータを画像形成装置1の動作状態に応じてジョブとして本体部1aへ配信する機能を実現する。
DRAM制御IC12bは、LANIF14bにより受信されたデータの画像メモリ13bへの格納や、画像メモリ13bからのデータの読み出しを制御する。また、DRAM制御IC12bは、画像制御部100のDRAM制御IC150とPCI(Peripheral Components Interconnect)バスで接続されており、コントローラ制御部11bからの指示に従って、プリント対象のデータを画像メモリ13bから読み出してDRAM制御IC150に出力する。
画像メモリ13bは、DRAMから構成され、入力された出力データを一時的に格納する。
LANIF14bは、NIC(Network Interface Card)やモデム等のLAN等のネットワークNに接続するための通信インターフェイスであり、外部機器PCからデータを受信する。受信されたデータは、DRAM制御IC12bに出力される。
更に、画像形成装置1は、画像が形成された記録媒体のソート処理を行うソート部、パンチ穴をあけるパンチ処理を行うパンチユニット、記憶媒体の束にステイプルをとめるステイプル処理を行うステイプルユニット、折り処理を行う折りユニット、断裁処理を行う断裁ユニット等を備える後処理ユニットを備えてもよい。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図3及び4は、本実施の形態における地紋作成処理のフローチャートを示す。図3及び4に示す動作は、本体制御部110の各部と制御部110における協働によって実行されるものとする。
まず、画像読取部20から背景画像及び本体画像から成る合成画像の画像データが入力されたか否かが判別され(ステップS1)、画像データが入力されていないと判別された場合(ステップS1;No)、画像データが入力されるまで待機する。
画像データが入力されたと判別された場合(ステップS1;Yes)、操作表示部30から地紋作成の指示が入力されたか否かが判別される(ステップS2)。
操作表示部30から地紋作成の指示が入力されていないと判別された場合(ステップS2;No)、入力された画像データがプリントデータとして生成され(ステップS3)、本処理は終了される。
操作表示部30から地紋作成の指示が入力されたと判別された場合(ステップS2;Yes)、操作表示部30によって、複数の標識から前景画像として生成する標識と(ステップS4)、合成処理対象領域が設定される(ステップS5)。
また、操作表示部30から地紋作成の指示が入力された後、前述した前景パターンが生成される(ステップ6)。
設定された標識と生成された前景パターンとに基づき、前景画像が生成される(ステップS7)。
図5に、設定された標識の画像の一部拡大図を示し、図6に、生成された前景画像の一部拡大図を示して、前景画像の生成について説明する。なお、図5、6に示す1つの四角形は、1画素を示しており、内部が塗りつぶされた四角形は、ドットが形成された画素を示す。
図5には、標識として「A」という文字が設定された場合における、標識画像の一部拡大図である。図5に示すように、標識画像は、生成された前景パターンと同じサイズ(同じ画素数)の標識画像ブロック60a、60b、・・・に分割され、各標識画像ブロック60a、60b、・・・には、生成された前景パターン50のドット形成領域51と同じサイズの参照領域61a、61b・・・がそれぞれ設定される。
各標識画像ブロック60a、60b、・・・は、参照領域61a、61b・・・内に少なくともドットが形成された画素が1つ存在しているか否かが判別される。少なくともドットが形成された画素が1つ存在していると判別された標識画像ブロックは、前景パターン50に変換された前景画像ブロックとして生成され、ドットが形成された画素が存在していないと判別された標識画像ブロックは、標識画像ブロック内の全ての画素がドットが形成されていない画素に変換された前景画像ブロックとして生成される。
図6に示す前景画像の一部拡大図は、図5における標識画像と前景パターンとに基づいて、前景画像が生成された場合の一例を示している。図5及び6に示すように、図5に示す標識画像ブロック60g以外の標識画像ブロックは、参照領域内にドットが形成された画素が少なくとも1つ存在しているため、前景パターン50に変換された前景画像ブロック70a、70b、70c、70d、70e、70f、70h、70iとして生成され、標識画像ブロック60gは、参照領域61g内にドットが形成され画素が存在していないため、標識画像ブロック60g内の全ての画素がドットが形成されていない画素に変換された前景画像ブロック70gとして生成される。
すなわち、前景画像は、複数の標識画像ブロックから成る標識画像が、前景パターンに変換又はドットが形成されていない画素に変換された複数の前景画像ブロックから構成されることとなる。
次に、入力された合成画像の画像データは、前景パターンと同じサイズ(同じ画素数)の画像ブロックに分割され、各画像ブロックにおいて、個別に順次以下の処理が実行される。
画像ブロックは、ステップS5において設定された合成処理対象領域内の画像ブロックであるか否かが判別される(ステップS8)。
画像ブロックが合成処理対象領域内の画像ブロックでないと判別された場合(ステップS8;No)、当該画像ブロックがプリントデータのプリントブロックとして設定される(ステップS9)。
ところで、合成画像は背景画像と本体画像から成るため、画像ブロックは、背景画像のみの画像ブロック(背景画像ブロック)と、背景画像と本体画像とが混在する画像ブロックとに分別させることができ、前景画像が合成される合成処理対象領域は、背景画像のみの画像ブロックによって形成される領域となる。
従って、後述するステップS10において検出される画像ブロックの濃度は、背景画像ブロックの濃度(背景画像ブロック内のドットが形成されている画素数)である。
図7に、背景画像の一部拡大図を示す。なお、図7に示す1つの四角形は、1画素を示しており、内部が塗りつぶされた四角形は、ドットが形成された画素を示す。
図7に示す背景画像は、前景パターンと同じサイズ(同じ画素数)の画像ブロックに分割された複数の背景画像ブロック80a、80b・・・を有している。図7に示すように、各背景画像ブロック80a、80b・・・は、ドットが形成された画素が規則的又は不規則的に存在しており、このような状態のまま前景画像を単純に重ね合わせた場合には、ドットが形成された画素数が増加し、背景画像の濃度変化を招く恐れがある。又、背景画像に前景画像と同じパターンのドットが形成された画素群がある場合には、合成画像として形成され画像形成装置によって複写された際に、前景画像が不明瞭となる怖れがある。
例えば、背景画像ブロック80gにおいて、前景パターン50のドット形成領域51と同様のドットが形成された画素群81gが存在している。このため、前景画像を背景画像に単純に重ね合わせると、あたかも画素群81gがドット形成領域51のような作用を生じさせてしまい、前景画像全体としての画像が不明瞭となる原因となっている。
本実施の形態は、このような問題を解決するために、以下の処理が実行される。
画像ブロックが合成処理対象領域内の画像ブロックである、即ち背景画像ブロックと判別された場合(ステップS8;Yes)、画像ブロックの濃度(画像ブロック内のドットが形成されている画素数)が検出される(ステップS10)。
画像ブロックの濃度と当該画像ブロックと対応関係にある前景画像ブロックの濃度(前景画像ブロック内のドットが形成されている画素数)とが比較され、画像ブロックの濃度が前景画像ブロックの濃度よりも高いか否かが判別される(ステップS11)。例えば、前景画像ブロックを構成する画素数と、画像ブロックを構成する画素数とが等しい場合、画像ブロック内においてドットが形成されている画素数が前景画像ブロック内においてドットが形成されている画素数よりも多いか否かが判別される。
画像ブロックの濃度が前景画像ブロックの濃度よりも高いと判別された場合(ステップS11;Yes)、画像ブロックの濃度から前景画像ブロックの濃度が差分された差分濃度が算出される(ステップS12)。例えば、前景画像ブロックを構成する画素数と、画像ブロックを構成する画素数とが等しい場合、画像像ブロック内においてドットが形成されている画素数から前景画像ブロック内においてドットが形成されている画素数が差分された画素数(差分画素数)が算出される。
算出された差分濃度(差分画素数)は、当該画像ブロックと対応関係にある前景画像ブロックに、優先順位に従ってドット分配領域に相当する画素に分配され、プリントデータのプリントブロックとして設定される(ステップS13)。
画像ブロックの濃度が前景画像ブロックの濃度以下であると判別された場合(ステップS11;No)、当該画像ブロックと対応関係にある前景画像ブロックがプリントデータのプリントブロックとして設定される(ステップS14)。
画像ブロックに対応するプリントブロックが設定された後(ステップS9後、ステップS13後又はステップS14後)、未参照の画像ブロックの有無が判別され(ステップS15)、未参照の画像ブロックは有りと判別された場合(ステップS15;有り)、ステップS8に戻る。
未参照の画像ブロックは無しと判別された場合(ステップS15;無し)、複数のプリントブロックから成るプリントデータが生成され、本処理は終了される。
図8に、生成されたプリントデータ、即ち、前景画像が合成された背景画像の一部拡大図を示す。なお、図8に示す1つの四角形は、1画素を示しており、内部が塗りつぶされた四角形は、ドットが形成された画素を示す。
図8に示すプリントデータは、図7に示す背景画像に前景画像が合成された画像であり、背景画像ブロック、即ち、前景パターンと同じサイズ(同じ画素数)に分割された複数のプリントブロック90a、90b・・・を有している。
例えば、プリントブロック90aは、背景画像ブロック80a内のドットが形成された画素数が9個、前景画像ブロック70a内のドットが形成された画素数が9個であり、背景画像ブロック80a及び前景画像ブロック70aは64個の画素で構成されているため、背景画像ブロック80aの濃度と前景画像ブロック70aの濃度は、9/64濃度で等しい。従って、前景画像ブロック70aがプリントブロック90aとして設定されている。
プリントブロック90fは、背景画像ブロック80f内のドットが形成された画素数が11個、前景画像ブロック70f内のドットが形成された画素数が9個であり、背景画像ブロック80f及び前景画像ブロック70fは64個の画素で構成されているため、背景画像ブロック80fの濃度は11/64濃度、前景画像ブロック70fの濃度は9/64濃度として検出される。従って、背景画像ブロック80fの濃度が前景画像ブロック70fの濃度よりも高いと判別され、前景画像ブロック70fに背景画像ブロック80fの濃度と前景画像ブロック70fの濃度との差分濃度(差分画素数;2画素)が優先順位に従ってドット分配領域に相当する画素に分配されたプリントブロック90fとして設定されている。
プリントブロック90gは、背景画像ブロック80g内のドットが形成された画素数が12個、前景画像ブロック70g内のドットが形成された画素数が0個であり、背景画像ブロック80g及び前景画像ブロック70gは64個の画素で構成されているため、背景画像ブロック80gの濃度は12/64濃度、前景画像ブロック70gの濃度は0/64濃度として検出される。従って、背景画像ブロック80gの濃度が前景画像ブロック70gの濃度よりも高いと判別され、前景画像ブロック70gに背景画像ブロック80gの濃度と前景画像ブロック70gの濃度との差分濃度(差分画素数;12画素)が優先順位に従ってドット分配領域に相当する画素に分配されたプリントブロック90gとして設定されている。
なお、ドット分配領域に分配可能な濃度(画素数)よりも差分濃度(差分画素数)が多い場合には、余剰濃度は分配されないことが好ましい。なぜなら、プリントブロック内の濃度が高くなってしまい、記録媒体上に形成した場合、不明瞭な画像となってしまう怖れがあるからである。
また、本実施の形態では、ドット分配領域に分配可能な濃度(画素数)よりも差分濃度(差分画素数)が多い場合を除き、ドット分配領域全てに差分濃度(差分画素数)を分配する例を示したが、前景画像が合成される前の背景画像の濃度変化が顕著にみられない場合であれば、この限りではない。
このように、前景画像が背景画像に埋もれることによる背景画像の濃度変化の低減を図ることができ、更に、複写された際に前景画像が明瞭に表示し得る背景画像を生成することができるため、高画質の合成画像(プリントデータ)を生成することができる。
また、本発明は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施の形態における画像形成装置1の制御ブロック図である。 前景パターンの一例である。 本実施の形態における地紋作成処理のフローチャートである。 本実施の形態における地紋作成処理のフローチャートである(図3の続き)。 設定された標識の画像の一部拡大図である。 生成された前景画像の一部拡大図である。 背景画像の一部拡大図である。 前景画像が合成された背景画像の一部拡大図である。
符号の説明
1 画像形成装置
1a 本体部
1b プリンタコントローラ
11b コントローラ制御部
12b DRAM制御IC
13b 画像メモリ
14b LANIF
20 画像読取部
21 CCDイメージセンサ
30 操作表示部
31 LCD
40 プリント部
41 画像形成部
50 前景パターン
51 ドット形成領域
52a、52b 余白領域
53 ドット分配領域
60a、60b、60c、60d、60e、60f、60g、60h、60i 標識画像ブロック
61a、61b、61c、61d、61e、61f、61g、61h、61i 参照領域
70a、70b、70c、70d、70e、70f、70g、70h、70i 前景画像ブロック
80a、80b、80c、80d、80e、80f、80g、80h、80i 背景画像ブロック
90a、90b、90c、90d、90e、90f、90g、90h、90i プリントブロック
100 画像制御部
110 制御部
120 不揮発メモリ
130 読取処理部
140 圧縮IC
150 DRAM制御IC
160 画像メモリ
161 圧縮メモリ
162 ページメモリ
170 伸張IC
180 書込処理部
200 画像読取制御部
300 操作表示制御部
400 プリント制御部
N ネットワーク
PC 外部機器

Claims (19)

  1. 背景画像と本体画像とから成る合成画像における所定領域内に対して、前記背景画像に前景画像を合成する画像処理装置において、
    前記所定領域内における前記前景画像のドット配置を前記背景画像のドット配置よりも優先させて前記前景画像を合成する合成制御手段を備えること、
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 前記合成制御手段は、
    前記背景画像のドットと前景画像のドットとが互いに干渉しない位置に配置させること、
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記合成制御手段は、
    前記前景画像が合成される前記背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度以下である場合、前記背景画像を前記前景画像に入れ替えること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記合成制御手段は、
    前記前景画像が合成される前記背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度よりも高い場合、前記背景画像を前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度を加えた前記前景画像に変更すること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 複写された際に前記本体画像と共に表示されるドット形成領域、前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度が分配されるドット分配領域、ドット形成領域及びドット分配領域を区分けするための余白領域から構成される前景パターンを生成する前景パターン生成手段と、
    複数の前記前景パターンを含む前記前景画像を生成する前景画像生成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記合成制御手段は、
    前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度よりも高い場合、前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度に相当するドットを、前記ドット分配領域に分配すること、
    を特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 背景画像と本体画像とから成る合成画像を取得する画像取得手段と、
    前記合成画像における所定領域内に対して、前記背景画像に前景画像を合成する合成制御手段と、
    前記合成制御手段によって前記背景画像に前記前景画像が合成された前記合成画像を記録媒体上に形成する出力手段と、
    を備える画像形成装置において、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置を備えること、
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 背景画像と本体画像とから成る合成画像における所定領域内に対して、前記背景画像に前景画像を合成する画像処理方法において、
    前記所定領域内における前記前景画像のドット配置を前記背景画像のドット配置よりも優先させて前記前景画像を合成する合成制御工程を含むこと、
    を特徴とする画像処理方法。
  9. 前記合成制御工程は、
    前記背景画像のドット配置が前景画像のドット配置に干渉しないように配置させること、
    を特徴とする請求項8記載の画像処理方法。
  10. 前記合成制御工程は、
    前記前景画像が合成される前記背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度以下である場合、前記背景画像を前記前景画像に入れ替えること、
    を特徴とする請求項8又は9に記載の画像処理方法。
  11. 前記合成制御工程は、
    前記前景画像が合成される前記背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度よりも高い場合、前記背景画像を前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度を加えた前記前景画像に変更すること、
    を特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  12. 複写された際に前記本体画像と共に表示されるドット形成領域、前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度が分配されるドット分配領域、ドット形成領域及びドット分配領域を区分けするための余白領域から構成される前景パターンを生成する前景パターン生成工程と、
    複数の前記前景パターンを含む前記前景画像を生成する前景画像生成工程と、
    を含むこと、
    を特徴とする請求項8から11のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  13. 前記合成制御工程は、
    前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度よりも高い場合、前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度に相当するドットを、前記ドット分配領域に分配すること、
    を特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  14. コンピュータを、
    背景画像と本体画像とから成る合成画像における所定領域内に対して、前記背景画像に前景画像を合成する手段として機能させるプログラムにおいて、
    前記所定領域内における前記前景画像のドット配置を前記背景画像のドット配置よりも優先させて前記前景画像を合成する合成制御手段として機能させること、
    を特徴とするプログラム。
  15. 前記合成制御手段は、
    前記背景画像のドット配置が前景画像のドット配置に干渉しないように配置させること、
    を特徴とする請求項14記載のプログラム。
  16. 前記合成制御手段は、
    前記前景画像が合成される前記背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度以下である場合、前記背景画像を前記前景画像に入れ替えること、
    を特徴とする請求項14又は15に記載のプログラム。
  17. 前記合成制御手段は、
    前記前景画像が合成される前記背景画像の濃度と当該前景画像の濃度とを比較し、前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度よりも高い場合、前記背景画像を前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度を加えた前記前景画像に変更すること、
    を特徴とする請求項14から16のいずれか一項に記載のプログラム。
  18. 複写された際に前記本体画像と共に表示されるドット形成領域、前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度が分配されるドット分配領域、ドット形成領域及びドット分配領域を区分けするための余白領域から構成される前景パターンを生成する前景パターン生成手段と、
    複数の前記前景パターンを含む前記前景画像を生成する前景画像生成手段と、
    して機能させること、
    を特徴とする請求項14から17のいずれか一項に記載のプログラム。
  19. 前記合成制御手段は、
    前記背景画像の濃度が前記前景画像の濃度よりも高い場合、前記背景画像の濃度から前記前景画像の濃度が差分された差分濃度に相当するドットを、前記ドット分配領域に分配すること、
    を特徴とする請求項18記載のプログラム。
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