JP2007011859A - 画像処理装置および方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 1次メディアから2次メディアに画像を移動する際に、混乱なく画像処理を施すことができるようにする。
【解決手段】 原画像に画像処理が施された場合は原画像と処理済み画像を、画像処理が施されなかった場合は原画像のみを記録媒体に記録し、画像処理の内容を表す画像処理情報を記録媒体に記録する。画像処理情報を参照し、原画像に施すべき新たな画像処理の内容と、画像処理情報により表される画像処理の内容とを比較し、新たな画像処理が必要であれば原画像に新たな画像処理を施し、新たな画像処理情報を生成して記録媒体に記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、第1の記録媒体に記録された画像に対して必要であれば画像処理を施し、これにより得られる処理済み画像を第2の記録媒体に記録する画像処理装置および方法、並びに画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
デジタルカメラ等により取得された画像を記録するメディアは大容量化が進んでおり、大量の画像を記録できるようになっている。その一方で、メディアのタイプも種々変化し、過去に使用されていた容量が少ない旧タイプのメディアの使用頻度が少なくなってきており、さらには旧タイプのメディアに対して画像の読み書きを行うためのメディアドライブの製造が中止されるような事態が生じている。このように、メディアドライブの製造が中止されると、現在所持しているメディアドライブが故障したような場合には旧タイプのメディアに記録された画像を読み出して利用することができなくなってしまう。
このため、旧タイプのメディア(1次メディア)に記録されていた画像を大容量の新しいタイプのメディア(2次メディア)に移動することにより、画像が利用できなくなるという問題を回避できる。また、2次メディアは大容量であるため、複数の1次メディアに記録されていた画像を1つの2次メディアに統合することも可能である。
ところで、画像に対して、階調補正処理、露出補正処理、シャープネス処理、ホワイトバランス調整処理、手ぶれ補正処理、色調補正処理および赤目補正処理等の画像処理を施すことにより画像の画質を向上させることができるが、画像処理の内容についても日々進化しており、バージョンアップにより画像をより高画質なものとすることができるようになってきている。
このため、1次メディアに記録された画像を2次メディアに記録する際に、1次メディアから読み出した画像に対して画像処理を施すことが考えられる。しかしながら、1次メディアから読み出した画像がすでに画像処理が施されていたものである場合、新しいバージョンの画像処理を施しても画質の向上はそれほど期待できず、逆に画質が劣化してしまうおそれがある。
ここで、原画像と原画像に施すべき画像処理のパラメータとを記録しておき、画像を再生する際にはパラメータを参照して原画像に対してその都度画像処理を施す手法が提案されている(特許文献1参照)。また、原画像に対して原画像を撮影したときの撮影条件を深層暗号化して埋め込んでおき、再生時には埋め込まれた撮影条件を用いて原画像に対して画像処理を施す手法も提案されている(特許文献2参照)。
したがって、上記特許文献1,2に記載された手法を用いて原画像を残しておけば、新しいバージョンの画像処理を原画像に施すことができるため、より高画質の画像を再生することができる。
特開2000−69304号公報 特開2000−50043号公報
しかしながら、画像を再生する都度画像処理を実行するのは、画像を再生する装置の処理能力が低いと、再生までに長時間を要することとなる。また、単に画像を閲覧するのみのビューアソフトを用いて画像を再生する場合、画像処理の機能を有さないことから、高画質の画像を再生することができない。
このため、1つの画像について、原画像と処理済みの画像とを混在させてメディアに記録することが考えられる。しかしながら、メディアに記録された処理済み画像の画像処理のバージョンによっては施さなくてもよい処理を施してしまうおそれがある。したがって、原画像と処理済みの画像とを混在させてメディアに記録すると、1次メディアから2次メディアに画像を移動する際に、どのような画像処理を施すべきか混乱が生じてしまう。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、1次メディアから2次メディアに画像を移動する際に、混乱なく画像処理を施すことができるようにすることを目的とする。
本発明による第1の画像処理装置は、原画像に画像処理が施されている場合は前記原画像および処理済み画像を、前記原画像に前記画像処理が施されていない場合には前記原画像を記録するとともに、施された前記画像処理の内容を表す画像処理情報を記録した第1の記録媒体から、前記画像処理情報を読み出す読出手段と、
該画像処理情報により表される前記画像処理の内容と、前記原画像に施すべき新たな画像処理の内容とを比較することにより、前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要があるか否かを判定する画像処理要否判定手段と、
前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要がある場合に、前記第1の記録媒体から前記原画像を読み出し、前記新たな画像処理を前記原画像に施して新たな処理済み画像を取得する画像処理手段と、
該新たな処理済み画像および前記原画像を第2の記録媒体に記録し、前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要がない場合には、該原画像または前記原画像と前記処理済み画像との組合せを前記第1の記録媒体から読み出して前記第2の記録媒体に記録する画像記録手段と、
前記新たな画像処理の内容を表す新たな画像処理情報を前記第2の記録媒体に記録する画像処理情報記録手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による第1の画像処理装置においては、前記画像処理手段を、前記画像処理および前記新たな画像処理が複数の処理からなる場合、前記原画像に対して施す処理を設定し、該設定した処理を前記原画像に対して施して前記新たな処理済み画像を取得する手段としてもよい。
また、本発明による第1の画像処理装置においては、前記画像処理要否判定手段を、前記第1の記録媒体に前記画像処理情報が記録されていない場合には、前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要があると判定する手段としてもよい。
「画像処理の内容を表す情報」とは、原画像に対してどのような画像処理を施したかを表すものであり、具体的には、画像処理が複数の処理からなる場合の複数の処理の有無、各処理のバージョン、各処理のパラメータ等を用いることができる。なお、原画像に対して画像処理が施されていない場合には、画像処理の内容は、画像処理が施されていないことを表すものとなる。また、複数の画像が記録媒体に記録される場合には、画像処理情報は各画像に対応した画像処理の内容を表すものとなる。
本発明による第1の画像処理方法は、原画像に画像処理が施されている場合は前記原画像および処理済み画像を、前記原画像に前記画像処理が施されていない場合には前記原画像を記録するとともに、施された前記画像処理の内容を表す画像処理情報を記録した第1の記録媒体から、前記画像処理情報を読み出し、
該画像処理情報により表される前記画像処理の内容と、前記原画像に施すべき新たな画像処理の内容とを比較することにより、前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要があるか否かを判定し、
前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要がある場合に、前記第1の記録媒体から前記原画像を読み出し、前記新たな画像処理を前記原画像に施して新たな処理済み画像を取得し、該新たな処理済み画像および前記原画像を第2の記録媒体に記録し、
前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要がない場合には、該原画像または該原画像と前記処理済み画像との組合せを前記第1の記録媒体から読み出して前記第2の記録媒体に記録し、
前記新たな画像処理の内容を表す新たな画像処理情報を前記第2の記録媒体に記録することを特徴とするものである。
本発明による第2の画像処理装置は、原画像に対して必要な画像処理を施して処理済み画像を取得する画像処理手段と、
前記原画像に前記画像処理が施された場合は前記原画像および処理済み画像を、前記原画像に前記画像処理が施されなかった場合には前記原画像を記録媒体に記録するとともに、施された前記画像処理の内容を表す画像処理情報を前記記録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明による第2の画像処理方法は、原画像に画像処理が施された場合は前記原画像および処理済み画像を、前記原画像に前記画像処理が施されなかった場合には前記原画像を記録媒体に記録し、
施された前記画像処理の内容を表す画像処理情報を前記記録媒体に記録することを特徴とするものである。
なお、本発明による第1および第2の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明による第1の画像処理方法および装置によれば、原画像に画像処理が施されている場合は原画像および処理済み画像を、原画像に画像処理が施されていない場合には原画像を記録した第1の記録媒体から画像処理情報が読み出される。そして読み出された画像処理情報により表される画像処理の内容と、原画像に新たに施すべき新たな画像処理の内容とが比較され、原画像に新たな画像処理を施す必要があるか否かが判定される。
そして、原画像に新たな画像処理を施す必要がある場合には、第1の記録媒体から原画像が読み出され、新たな画像処理を原画像に施して新たな処理済み画像が取得され、新たな処理済み画像および原画像が第2の記録媒体に記録される。一方、原画像に新たな画像処理を施す必要がない場合には、原画像または原画像と処理済み画像との組合せが第1の記録媒体から読み出されて第2の記録媒体に記録される。さらに、新たな画像処理の内容を表す新たな画像処理情報が第2の記録媒体に記録される。
このように、第1の記録媒体に記録された画像処理情報を参照することにより、第1の記録媒体に記録されている処理済み画像にどのような画像処理を施したかを知ることができるため、新たな画像処理を施すべき否か、さらには新たな画像処理に含まれる複数の処理のうちどの処理を施すべきか否かを容易に決定することができる。また、第2の記録媒体には、新たな画像処理情報が記録されるため、さらに他の記録媒体に画像を移動する際にも、新たな画像処理情報を参照すれば、第2の記録媒体に記録されている処理済み画像にどのような画像処理を施したかを知ることができることとなる。
また、第1の記録媒体に画像処理情報が記録されていない場合には、原画像に新たな画像処理を施す必要があると判定することにより、第2の記録媒体に記録される画像に対して確実に画像処理を施すことができるため、高画質の画像を第2の記録媒体に記録することができる。
本発明による第2の画像処理方法および装置は、原画像に画像処理が施された場合は原画像および処理済み画像を、原画像に画像処理が施されていない場合には原画像を記録媒体に記録するとともに、施された画像処理の内容を表す画像処理情報を記録媒体に記録するようにしたものである。このため、画像処理情報を参照すれば、記録媒体に記録されている処理済み画像にどのような画像処理を施したかを知ることができ、その結果、新たな画像処理を施すべき否か、さらには新たな画像処理に含まれる複数の処理のうちどの処理を施すべきか否かを容易に決定することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による画像処理装置において行われる処理の概念図である。図1に示すように、本実施形態による画像処理装置1は、メモリカード、CD等の比較的容量が小さい1次記録媒体に記録された画像を、DVD等の比較的容量が大きい2次記録媒体に移動または統合する処理を行うものである。
図2は本実施形態による画像処理装置の構成を示す概略ブロック図である。図2に示すように、本実施形態による画像処理装置1は、複数種類の1次記録媒体からの画像の読み出しを行う複数種類のメディアドライブ11と、画像処理の要否を判定する画像処理要否判定部12と、画像に対して画像処理を施す画像処理部13と、処理済み画像等を2次記録媒体に記録するメディアドライブ14とを備える。
図3は1次記録媒体のファイル構造を示す図である。図3に示すように1次記録媒体には、最上位の階層に画像処理情報.iniが記録されており、最上位の階層に形成されたDCIMフォルダ内の100FUJIフォルダに画像が記録されている。ここで、画像処理情報.iniが記録されている場合において、1つの画像について画像処理が施されている場合には、処理前の原画像および処理済み画像の組合せが1次記録媒体に記録され、画像処理が施されていない場合には原画像のみがそのまま記録されている。なお、原画像および処理済み画像の組合せが記録される場合は、処理済み画像に原画像のファイル名を使用しており、原画像のファイル名については、拡張子を「.ORG」に変更している。
図4は画像処理情報.iniの構成を示す図である。図4に示すように画像処理情報.iniには、1次記録媒体に記録されている画像についての画像処理の内容を表す画像処理情報が記述されている。画像処理情報は1次記録媒体に記録されている画像に施した画像処理のバージョンを表す[PROCESS]、および1次記録媒体に記録されている個々の画像に施した処理の具体的内容を記述する[\\DCIM\100FUJI\(ファイル名)]を含む。
図4に示すように、[PROCESS]には、画像処理要否判定処理のバージョン、画像処理に含まれる各種処理(ここでは露出補正処理、手ぶれ補正処理、色調処理および赤目処理)のバージョンが記述されている。
ここで、[PROCESS]に記述された画像処理要否判定処理のバージョンは、画像処理情報.iniに記述されている画像に対して行った画像処理要否判定処理のアプリケーションのバージョンである。また、露出補正処理、手ぶれ補正処理、色調処理および赤目処理のバージョンは、露出補正処理、手ぶれ補正処理、色調処理および赤目処理のそれぞれの処理を行うアプリケーションのバージョンである。
また、個々の画像に施した処理については、原画像のファイル名である「オリジナルファイル」、処理済み画像のファイル名である「処理済みファイル」が記述されている。また、画像処理に含まれる露出補正処理、手ぶれ補正処理、色調処理および赤目処理の各処理を施したか否かを表す情報が記述されている。具体的には、処理を施さなかった場合には「OFF」、処理を施した場合には「ON」と記述されている。また、処理を施した場合にはそのパラメータも記述されている。
ここで、ファイル名がDSCF0001の画像の場合、露出補正処理、手ぶれ補正処理、色調処理および赤目処理のすべてに「OFF」と記述されているため、この画像には画像処理が施されていないこととなる。また、1次記録媒体には原画像のみが記録され、「オリジナルファイル」および「処理済みファイル]には同一のファイル名であるDSCF0001.JPGが記述されている。このため、DSCF0001.JPGの画像については、画像処理情報.iniを見れば画像処理が施されていないことが分かる。
一方、ファイル名がDSCF0002の画像の場合、露出補正処理のみ「ON」と記述されているため、この画像には画像処理が施されていることとなる。また、1次記録媒体には原画像および処理済み画像の双方が記録され、「オリジナルファイル」には原画像の拡張子を変更したDSCF0002.ORGが、「処理済みファイル]には原画像と同一のDSCF0002.JPGが記述されている。このため、DSCF0002.JPGの画像については、画像処理情報.iniを見れば画像処理が施されており、原画像と処理済み画像の双方が1次記録媒体に記録されていることが分かる。
メディアドライブ11は、各種メモリカード、CD、FD等の各種メディアからの画像および画像処理情報の読み出しを行うことができるように、複数種類のメディアに対応して複数種類設けられている。
画像処理要否判定部12は、画像処理情報に基づいて1次記録媒体に記録されている画像に対して画像処理部13による画像処理が必要であるか否かを判定する。具体的には、画像処理情報.iniに記述されている画像処理に含まれる各処理のバージョンと、画像処理部13が行う画像処理に含まれる各処理のバージョンとを比較し、画像処理部13が行う画像処理のバージョンの方が新しい場合に、画像処理が必要であると判定する。一方、画像処理情報.iniが記録されていない1次記録媒体から画像を読み出した場合においては、画像処理が必要であると判定する。なお、画像処理が必要であると判定しても、読み出した画像を解析した結果、画像処理が不要となる場合もある。ここで、画像処理の要否の判定は、例えば1次記録媒体に記録されている画像のファイル名順に行われる。
画像処理部13は、画像処理要否判定部12が画像処理が必要であると判定した画像について、さらに画像処理情報.iniを参照し、その画像が処理済み画像であるか原画像であるかを判定する。その画像が処理済み画像である場合には、原画像に対して画像処理を施し、さらに原画像および処理済み画像の組合せをメディアドライブ14に送信する。
一方、その画像が原画像である場合には、その原画像に対して画像処理を施し、さらに原画像の拡張子を「.ORG]に変更して、原画像および処理済み画像の組合せをメディアドライブ14に送信する。
なお、画像処理が必要でない場合において、その画像が処理済み画像である場合には、原画像および処理済み画像の組合せメディアドライブ14に送信する。逆にその画像が原画像である場合には、原画像をメディアドライブ14に送信する。
さらに画像処理部13は、施した画像処理の内容を表す画像処理情報.iniを生成してメディアドライブ14に送信する。
メディアドライブ14は画像処理部13が送信した原画像、処理済み画像および画像処理情報.iniを2次記録媒体に記録する。
なお、画像処理装置1は不図示の制御部を備えている。制御部は、CPUとメモリを備えた制御基板もしくは半導体装置等からなり、制御部のメモリには、メディアドライブ11、画像処理要否判定部12、画像処理部13およびメディアドライブ14を制御するためのプログラムが記憶されており、1次記録媒体からの画像および画像処理情報.iniの読み出し、画像処理の要否の判定、画像処理および2次記録媒体への画像および画像処理情報.iniの記録は、このプログラムにより制御される。
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図5は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。メディアドライブ11に1次記録媒体が装填されることにより処理を開始し、まず画像処理要否判定部12が画像処理情報.iniが1次記録媒体に記録されているか否かを判定する(ステップST1)。ステップST1が肯定されると後述する2回目以降の処理へ進む。
ステップST2が否定されると、画像処理要否判定部12は1次記録媒体に画像ファイルが記録されているか否かを判定する(ステップST2)。ステップST2が否定されると処理を終了する。ステップST2が肯定されると、ファイル名が最初の画像を読み出し(ステップST3)、画像処理が必要か否かを判定する(ステップST4)。そして画像処理が必要である場合(ステップST4:肯定)、画像処理部13が読み出した画像の拡張子を「.ORG」に変更してメディアドライブ14を用いて2次記録媒体に記録する(ステップST5)、さらに読み出した画像に対して画像処理を施して処理済み画像を生成する(ステップST6)。そして処理済み画像については読み出した画像のファイル名にて2次記録媒体に記録する(ステップST7)。
一方、画像処理が不要である場合、画像処理部13は、読み出した画像のファイル名を変更することなくそのまま2次記録媒体に記録する(ステップST8)。
そして、すべての画像について処理を終了したか否かを判定し(ステップST9)、ステップST9が否定されると、次の画像を読み出し(ステップST10)、ステップST4に戻り、ステップST4以降の処理を繰り返す。ステップST9が肯定されると、画像処理の内容を表す画像処理情報を生成して2次記録媒体に記録し(ステップST11)、処理を終了する。
図6および図7は2回目以降の処理のフローチャートである。まず、画像処理要否判定部12が画像処理情報.iniを参照して、1次記録媒体に画像ファイルが記録されているか否かを判定する(ステップST21)。ステップST21が否定されると処理を終了する。ステップST21が肯定されると、画像処理情報.iniを参照して、1次記録媒体に記録された画像のファイル名を取得し(ステップST22)、さらに画像処理情報.iniに記述されている画像処理要否判定処理のバージョンを、現在画像処理要否判定部12が行う画像処理要否判定処理のバージョンと比較する(ステップST23)。そして画像処理要否判定処理のバージョンが変更されたか否かを判定し(ステップST24)、ステップST24が肯定されると、最初の処理対象の原画像を読み出し(ステップST25)、画像処理要否判定部12が画像処理が必要か否かを判定する(ステップST26)。
ここで、ステップST25において読み出される原画像は、1つの画像について拡張子が「.JPG」の1つの画像ファイルが記録されている場合はその画像を、1つの画像について拡張子が「.JPG」および「.ORG」の2つの画像ファイルが記録されている場合は、拡張子が「.ORG」の画像である。なお、ステップST24が否定されると、すべての画像について前回の画像処理要否判定結果を読み出し(ステップST27)、ステップST25に進み、原画像を読み出した後、前回の画像処理要否判定結果を参照して画像処理の要否を判定する。
そして画像処理が必要である場合(ステップST26:肯定)、画像処理部13が読み出した画像の拡張子を必要であれば「.ORG」に変更してメディアドライブ14を用いて2次記録媒体に記録し(ステップST28)、画像処理要否判定部12が画像処理バージョンに変更があるか否かを判定し(ステップST29)、ステップST29が肯定されると、画像処理部13が読み出した画像に対して画像処理を施して処理済み画像を生成する(ステップST30)。そして処理済み画像については読み出した画像のファイル名にて2次記録媒体に記録する(ステップST31)。
一方、ステップST29が否定されると、1次記録媒体に記録された処理済み画像をそのまま2次記録媒体に記録する(ステップST32)。
また、ステップST26が否定されると、読み出した画像のファイル名を変更することなくそのまま2次記録媒体に記録する(ステップST33)。なお、画像処理要否判定処理のバージョンに変更がなかった場合は、ステップST26は必ず否定されることとなる。
そして、すべての画像について処理を終了したか否かを判定し(ステップST34)、ステップST34が否定されると、次の画像を読み出し(ステップST35)、ステップST26に戻り、ステップST26以降の処理を繰り返す。ステップST34が肯定されると、画像処理の内容を表す画像処理情報を生成して2次記録媒体に記録し(ステップST36)、処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、1次記録媒体に記録された画像処理情報を参照することにより、1次記録媒体に記録されている処理済み画像にどのような画像処理を施したかを知ることができるため、新たな画像処理を施すべき否か、さらには新たな画像処理に含まれる複数の処理のうちどの処理を施すべきか否かを容易に決定することができる。また、2次記録媒体には、新たな画像処理情報が記録されるため、さらに2次記録媒体から3次、4次等、他の記録媒体に画像を移動する際にも、新たな画像処理情報を参照すれば、2次記録媒体に記録されている処理済み画像にどのような画像処理を施したかを知ることができることとなる。
また、1次記録媒体に画像処理情報が記録されていない場合には、原画像に新たな画像処理を施す必要があると判定することにより、1次記録媒体に記録される画像に対して確実に画像処理を施すことができるため、高画質の画像を2次記録媒体に記録することができる。
以上、本発明の実施形態に係る装置1について説明したが、コンピュータを、上記の画像処理要否判定部12および画像処理部13に対応する手段として機能させ、図5から図7に示すような処理を行わせるプログラムも、本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
本発明の実施形態による画像処理装置において行われる処理の概念図 本実施形態による画像処理装置の構成を示す概略ブロック図 1次記録媒体のファイル構造を示す図 画像処理情報.iniの構成を示す図 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート 2回目以降の処理のフローチャート(その1) 2回目以降の処理のフローチャート(その2)
符号の説明
1 画像処理装置
11,14 メディアドライブ
12 画像処理要否判定部
13 画像処理部

Claims (8)

  1. 原画像に画像処理が施されている場合は前記原画像および処理済み画像を、前記原画像に前記画像処理が施されていない場合には前記原画像を記録するとともに、施された前記画像処理の内容を表す画像処理情報を記録した第1の記録媒体から、前記画像処理情報を読み出す読出手段と、
    該画像処理情報により表される前記画像処理の内容と、前記原画像に施すべき新たな画像処理の内容とを比較することにより、前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要があるか否かを判定する画像処理要否判定手段と、
    前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要がある場合に、前記第1の記録媒体から前記原画像を読み出し、前記新たな画像処理を前記原画像に施して新たな処理済み画像を取得する画像処理手段と、
    該新たな処理済み画像および前記原画像を第2の記録媒体に記録し、前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要がない場合には、該原画像または前記原画像と前記処理済み画像との組合せを前記第1の記録媒体から読み出して前記第2の記録媒体に記録する画像記録手段と、
    前記新たな画像処理の内容を表す新たな画像処理情報を前記第2の記録媒体に記録する画像処理情報記録手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理手段は、前記画像処理および前記新たな画像処理が複数の処理からなる場合、前記原画像に対して施す処理を設定し、該設定した処理を前記原画像に対して施して前記新たな処理済み画像を取得する手段であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理要否判定手段は、前記第1の記録媒体に前記画像処理情報が記録されていない場合には、前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要があると判定する手段であることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 原画像に画像処理が施されている場合は前記原画像および処理済み画像を、前記原画像に前記画像処理が施されていない場合には前記原画像を記録するとともに、施された前記画像処理の内容を表す画像処理情報を記録した第1の記録媒体から、前記画像処理情報を読み出し、
    該画像処理情報により表される前記画像処理の内容と、前記原画像に施すべき新たな画像処理の内容とを比較することにより、前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要があるか否かを判定し、
    前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要がある場合に、前記第1の記録媒体から前記原画像を読み出し、前記新たな画像処理を前記原画像に施して新たな処理済み画像を取得し、該新たな処理済み画像および前記原画像を第2の記録媒体に記録し、
    前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要がない場合には、該原画像または該原画像と前記処理済み画像との組合せを前記第1の記録媒体から読み出して前記第2の記録媒体に記録し、
    前記新たな画像処理の内容を表す新たな画像処理情報を前記第2の記録媒体に記録することを特徴とする画像処理方法。
  5. 原画像に画像処理が施されている場合は前記原画像および処理済み画像を、前記原画像に前記画像処理が施されていない場合には前記原画像を記録するとともに、施された前記画像処理の内容を表す画像処理情報を記録した第1の記録媒体から、前記画像処理情報を読み出す手順と、
    該画像処理情報により表される前記画像処理の内容と、前記原画像に施すべき新たな画像処理の内容とを比較することにより、前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要があるか否かを判定する手順と、
    前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要がある場合に、前記第1の記録媒体から前記原画像を読み出し、前記新たな画像処理を前記原画像に施して新たな処理済み画像を取得し、該新たな処理済み画像および前記原画像を第2の記録媒体に記録する手順と、
    前記原画像に前記新たな画像処理を施す必要がない場合には、該原画像または該原画像と前記処理済み画像との組合せを前記第1の記録媒体から読み出して前記第2の記録媒体に記録する手順と、
    前記新たな画像処理の内容を表す新たな画像処理情報を前記第2の記録媒体に記録する手順とを有することを特徴とする画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  6. 原画像に対して必要な画像処理を施して処理済み画像を取得する画像処理手段と、
    前記原画像に前記画像処理が施された場合は前記原画像および処理済み画像を、前記原画像に前記画像処理が施されなかった場合には前記原画像を記録媒体に記録するとともに、施された前記画像処理の内容を表す画像処理情報を前記記録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  7. 原画像に画像処理が施された場合は前記原画像および処理済み画像を、前記原画像に前記画像処理が施されなかった場合には前記原画像を記録媒体に記録し、
    施された前記画像処理の内容を表す画像処理情報を前記記録媒体に記録することを特徴とする画像処理方法。
  8. 原画像に画像処理が施された場合は前記原画像および処理済み画像を、前記原画像に前記画像処理が施されなかった場合には前記原画像を記録媒体に記録する手順と、
    施された前記画像処理の内容を表す画像処理情報を前記記録媒体に記録する手順とを有することを特徴とする画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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