JP2007011527A - 暗証番号入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作が容易であり、かつ、入力した内容が周囲の者に察知されにくい暗証番号入力装置を提供する。
【解決手投】 入力候補表示領域42に表示する一桁の数字の初期値をランダムに決定するとともに、利用者が変更指示領域43にタッチすると、入力候補表示領域42に表示する数字をランダムに変更する。また、利用者が、入力候補表示領域42に所望する数字が表示されたときに確定指示領域44にタッチすると、入力桁数表示領域45に「※」印を表示し、暗証番号が一桁入力されたことを利用者に知らせる。そして、利用者が暗証番号の全桁を入力して入力完了指示領域48にタッチすると、暗証番号入力処理が終了する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、オンラインシステムなどの利用者の個人認証を行う際に参照される暗証番号を入力する暗証番号入力装置に関する。
近年、金融機関に設置されたキャッシュディスペンサを介して預金の引き出し、預け入れ、振込みなどが可能なオンラインシステムや、いわゆるコンビニエンス・ストアに設置された通信端末を介して各種商品の購入やチケットの予約などの様々なサービスが利用可能なオンラインシステムは、日常生活において一般的に利用されている。また、この種のオンラインシステムの利用に際し、利用者の個人認証を行うために、文字、数字、その他記号などからなる暗証番号の入力が必要になる場合がある。
このような状況において、入力中の暗証番号が周囲の者に知られないようにするための工夫が施された暗証番号入力装置について、種々の提案がなされている。たとえば、特許文献1では、暗証番号を入力している利用者の腕の動きから暗証番号が他者に悟られないようにするため、キーボードの各キー表示される0〜9の数字の配置を、暗証番号が1桁入力されるごとにランダムに変更するようにしている。また、特許文献2では、表示部に1桁の数字が表示されており、選択キーを押している間は表示部の数字が順次変動し、所望する数字が表示されたときに選択キーを放して確定キーを押す、という手順の繰り返しによって暗証番号を入力していく。
一方、特許文献3では、設置可能なボタンの数が制限される衛星放送受信機のリモコンを用い、より少ないボタン数で暗証番号を入力可能とする方法として、テレビ画面に予め4桁の暗証番号の入力領域を表示しておき、カーソルが表示されている桁において、当該入力領域に表示される数字をアップキーまたはダウンキーを操作して順次変化させ、目的の数字が表示されたときに決定キーを押す、という手順を各桁で行うことで暗証番号が入力される。
特開昭60−225277 特開2001−306826 特開平10−42270
ところで、特許文献1に開示されている暗証番号入力装置は、たとえばキーボード上に表示される0から9までの数字の配置がランダムであったとしても、それら数字がすべて同時にキーボードへ表示されてしまうため、周囲の者に覗かれてしまった場合、入力された数字が判別しやすいという問題がある。また、特許文献2に開示されている暗証番号入力装置は、所望する数字を表示部に表示させるための操作が容易とはいい難く、かつ、変更キーを押している時間によって入力する数字が周囲の者に悟られてしまう可能性がある。さらに、特許文献3に開示されている暗証番号入力装置は、入力した暗証番号の数字がテレビ画面に直接表示されるとともに、アップキーおよびダウンキーの操作状況が視認可能なため、周囲の者に入力している数字が容易に分かってしまうという問題がある。
そこで本発明は、操作が容易であり、かつ、入力した内容が周囲の者に察知されにくい暗証番号入力装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、複数桁からなる暗証番号の各桁に対応する記号を入力する暗証番号入力装置において、前記暗証番号の入力候補となる記号を一桁分表示する入力候補表示部と、前記入力候補表示部に表示される記号の初期値をランダムに決定する初期値決定手段と、外部からの指示を契機に、次に前記入力候補表示部に表示する記号を決定する次候補決定手段と、外部からの指示により、前記入力候補表示部に表示された記号を、前記暗証番号を構成する記号として決定されたことを認識する認識手段とを有することを特徴とする。
ここで、上述した「記号」には、文字、数字、絵柄などが含まれるものとする。
上記暗証番号入力装置によれば、入力候補表示部に、暗証番号の入力候補となる記号が一桁のみ表示され、その初期値がランダムに決定されるとともに、上記入力候補表示部に次の候補となる記号を表示させるための指示、および、上記入力候補表示部に表示された記号を、暗証番号を構成する記号として決定した旨の指示が、繰り返し行われることによって暗証番号が一桁ずつ入力されていくため、利用者の腕の動きなどから、上記暗証番号入力装置に入力される記号の内容が周囲の者に察知されにくくなる。また、入力候補表示部に表示される記号は、前述した特許文献2のように、外部(利用者)からの指示内容(すなわち、特許文献2では「選択キー」を押している時間)に対応して決定されるのではなく、外部からの指示を契機に決定されるため、入力候補表示部に表示された記号を、次の入力候補となる記号に変更する際の操作が容易となる。
また、本発明は、上述した暗証番号入力装置において、前記次候補決定手段は、外部からの指示を契機に、次に前記入力候補表示部に表示する記号をランダムに決定する。
上記の暗証番号入力装置によれば、外部から次の候補となる記号を表示させるための指示があった場合、次に入力候補表示部へ表示する記号がランダムに決定されるため、変更後の記号が予測困難となり、利用者の腕の動きなどから上記暗証番号入力装置に入力される記号が、さらに察知されにくくなる。
また、本発明は、上述した各暗証番号入力装置において、前記入力候補表示部と、前記入力候補表示部に表示されている記号を、他の記号に変更する旨、前記次候補決定手段に指示する変更指示手段と、前記入力候補表示部に表示されている記号を、前記暗証番号を構成する記号として決定した旨、前記認識手段に指示する決定指示手段とを画面内に表示する画像表示入力手段を有してなり、前記入力候補表示部、前記変更指示手段、および、前記表示入力手段を、前記画面の中央下部に表示することを特徴とする。
ここで、上述した画像表示入力手段としては、たとえば、画像表示装置の画面上にタッチパネルを配設したタッチスクリーンなどがある。
上記の暗証番号入力装置によれば、入力候補表示部、変更指示手段、および、決定指示手段が、タッチスクリーンなどの画像表示入力手段の画面中央下側に表示されるため、入力候補表示部に表示される記号、および、変更指示手段と決定指示手段とに対する利用者の操作状況が、利用者の利き腕にかかわらず、利用者の操作する手と利用者自身の体によって周囲から視認されにくくなり、上記暗証番号入力装置に入力される記号の内容が、より察知されにくくなる。
本発明によれば、入力候補表示部には一桁の記号しか表示されず、その初期値がランダムに決定されるとともに、入力候補表示部の表示内容の変更指示と入力決定指示の操作のみで暗証番号を入力でき、変更指示後に表示される記号は、変更指示がなされたことをもって決定されるので、操作が容易であり、かつ、入力した内容が周囲の者に察知されにくくすることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の形態では、サーバと、いわゆるコンビニエンス・ストアに設置された通信端末とからなるオンラインシステムにおいて、当該通信端末に適用される暗証番号入力装置を例に挙げて説明する。
図1は、上述した通信端末の正面図であり、通信端末1の上部中央には、利用者が通信端末1に対して指示を行うための各種指示領域(後述する)を表示するとともに、利用者に対して各種情報を表示するディスプレイ2が配設されている。また、ディスプレイ2の画面上には、画面に表示した各種指示手段に対して行われた利用者の指示を感知するためのタッチパネル2aが設けられている。ディスプレイ2の右下には、たとえばインターネットのショッピングサイトなどで購入した商品の代金を、通信端末1からクレジットカードで支払う場合、当該クレジットカードに記録された情報を読み取るためのカードリーダ3が設けられている。
通信端末1の正面左側には、たとえば、通信端末1から代金の支払いを行った際に発行される支払い控え、または、通信端末1からチケットを予約した場合に発行される申込み券などを印刷するプリンタ4が設けられている。プリンタ4の左側には、通信端末1に不具合が発生した場合や、操作方法について不明な点が生じた場合に、当該オンラインシステムの管理者に問い合わせを行うための送受話器5が設置されている。
次に図2を参照して、上述した通信端末1の構成について説明する。なお、図2において、図1で示した各部と同一部分については同じ符号を付し、その説明を省略する。
図2において、CPU10はROM11に格納されたプログラムに従って、ディスプレイ2に表示された各種指示領域を介して行われた指示に応じた処理を行うとともに、I/Oポートを介して、ディスプレイ2、タッチパネル2a、カードリーダ3、プリンタ4、および、送受話器5の入出力処理を行う。また、必要に応じて通信端末1の内部に設けられた通信装置13を介して、外部に設置された受注管理や顧客管理などを行うサーバ(図示略)と、各種情報のやりとりを行う。RAM12には、上述した各種処理を行う過程で中間的に発生したデータなどが一時的に記憶される。
上述した通信端末1を操作することで、その利用者は、各種商品の購入、チケットの予約、インターネットのショッピングサイトなどで別途購入した商品などの支払い、各種検定試験の申し込み、クーポン券の取得など、様々なサービスが利用可能となる。以下に、通信端末1の概略動作について説明する。
まず、通信端末1の電源を投入後、外部から何ら操作がされないときは、ディスプレイ2に、たとえば新商品の広告画像など、予め設定された画像を表示させる。そして、利用者がディスプレイ2の画面上に配設されたタッチパネル2aに触れると、CPU10はディスプレイ2の表示を図3に示すメニュー画面に切り替える。図3のメニュー画面には、通信端末1を介して受けられるサービスに応じて予め設定されているジャンルを選択するためのジャンル選択指示領域20a〜20hが表示されている。これらジャンルとしては、たとえば、「インターネット受付」、「トラベル/宿泊」、「テーマパーク/遊園地/レジャー施設/イベント」、「コンサート/演劇/スポーツ」、「ショッピング」、「各種お申し込みサービス」、「公共情報/地域情報」、「クレジットなどお支払い」といったものがある。そして、これらジャンルのそれぞれについて、商品またはチケットの予約・購入が通信端末1を通じて可能となる。
また、図3のメニュー画面には、上述したジャンル選択指示領域20a〜20hのほかにも、通信端末1で提供しているサービスや、所望する商品などの検索を行うための検索指示領域21、購入希望商品に予め付与されている商品番号を直接入力して購入などを行うための商品番号指示領域22、通信端末1を設置しているコンビニエンス・ストアが行っているサービスの会員向けに用意された、各種サービスを利用するためのサービス提供指示領域23、インターネットを介して別途購入済みの商品などに対する代金支払いなどを行うための支払処理指示領域24などがある。
そして利用者が、図3のメニュー画面上において、いずれかの指示領域に触れると、CPU10は、タッチパネル2aにより利用者が触れた指示領域を認識し、その指示領域に対応するジャンルまたはサービスなどのトップ画面(以下、ジャンルトップ画面という)をディスプレイ2に表示する。このジャンルトップ画面は、選択された指示領域に対応するジャンルまたはサービスなどについて、さらに詳細な選択肢を表示、選択するための画面である。
たとえば、図3に示すメニュー画面上において、利用者がサービス提供指示領域23に触れた(すなわち、「会員向けサービス」を選択した)場合、CPU10はディスプレイ2に、図4に示すジャンルトップ画面を表示する。なお、図4において、図3に示すメニュー画面に表示された指示領域と同じ機能を有する指示領域については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
この図に示すジャンルトップ画面内において、画面左上には、現在表示されているジャンルトップ画面がどのジャンルに対応するものなのかを示すタイトル表示領域30が配置されている。画面右上には、メニュー表示指示領域31が配置されており、利用者がこの領域にふれると、ディスプレイ2の表示内容が、図3に示したメニュー画面に切り替わる。タイトル表示領域30の下側には、当該ジャンルトップ画面で行う操作のガイド用メッセージまたは各種コメントを表示するメッセージ表示領域32が配置されている。メッセージ表示領域32の下側には、図3のメニュー画面で選択されたジャンルにおいて、さらに細かく分類された各種サブメニューを選択するための、サブメニュー選択指示領域33a〜33cが配置されている。図4に示す「会員向けサービス」のジャンルトップ画面では、「各種会員向けサービス受付」、「新規会員登録」、および、「プリントサービス」というメニューがあることを示している。そして、利用者がサブメニュー選択指示領域33a〜33cのいずれかに触れると、その指示領域に対応するサブメニュー画面がディスプレイ2に表示される。
なお、前述した図3のメニュー画面で他のジャンルが選択された場合でも、そのジャンルトップ画面には、具体的な表示内容は異なるものの、上述した各種表示領域および指示領域と同様の機能を有する各種領域が配置されている。
次に、上述した通信端末1において、暗証番号など秘匿性が要求される情報を入力する際の操作および処理について説明する。図5は、通信端末1に暗証番号を入力するための暗証番号入力画面であり、この画面は、図4で示したジャンルトップ画面において、利用者が、「各種会員向けサービス受付」と表示されたサブメニュー選択指示領域33aに触れたときに表示されるものである。なお、当該暗証番号入力画面から入力される暗証番号は、4桁の数字で構成されているものとする。また、この図において、図4に示すジャンルトップ画面に表示された各種領域と同じ機能を有する領域については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
図5に示す暗証番号入力画面において、メニュー表示指示領域31の下側には、トップ表示指示領域40が配置されており、利用者がこの領域に触れると、図4に示したジャンルトップ画面が表示される。また、画面右下には、問い合わせ指示領域41が配置されており、通信端末1に不具合が生じた場合、または、暗証番号の入力操作について不明な点がある場合は、利用者が、通信端末1の正面に設けられた送受話器5(図1参照)を取って、問い合わせ指示領域41に触れることで、当該オンラインシステムのオペレータが呼び出され、不具合発生時の問い合わせまたは不明点の問い合わせが可能となる。
画面の中央下側には、暗証番号を入力する際に、入力する数字の候補が表示される入力候補表示領域42が配置されている。入力候補表示領域42の上側には、確定指示領域44が配置され、利用者がこの領域に触れると、通信端末1は、入力候補表示領域42に表示されている数字を暗証番号の一部として認識する。さらに、確定指示領域44の上側には、変更指示領域43が配置され、利用者がこの領域に触れると、通信端末1が、入力候補表示領域42に表示されている数字の変更処理を行う。このように、暗証番号の入力に直接かかわる入力候補表示領域42、確定指示領域44、および、変更指示領域43を画面中央下側に縦一列に配置し、さらに、入力候補表示領域42をその最下部に配置することにより、暗証番号の入力操作状況や入力候補表示領域42に表示されている数字が、利用者の利き腕にかかわらず、利用者の手および利用者自身の体によって隠され易くなるため、入力される数字の内容が、より察知されにくくなる。
メッセージ表示領域32の下側には、入力桁数表示領域45が配置されており、利用者が暗証番号を一桁入力するごとに、「※」マークが、当該表示領域の左側から順次1つずつ追加表示されていく。画面右側、入力桁数表示領域45の下側には、訂正指示領域46が配置されている。利用者がこの領域に触れると、その時点で入力されていた暗証番号のうち、最後に入力した桁が取り消される。また、その際、入力桁数表示領域45に表示されていた「※」マークのうち、最も右側にある「※」マークの表示が消える。
訂正指示領域46の下側には、図5に示す暗証番号入力画面とは別の暗証番号入力画面に切り替えるための切替指示領域47が配置されている。利用者がこの指示領域に触れると、ディスプレイ2に表示される画面が、たとえば図6に示す暗証番号入力画面に切り替わる。この図に示す暗証番号入力画面では、暗証番号を入力するための指示領域として、数字入力指示領域50が表示されている。この数字入力指示領域50は、0〜9の数字にそれぞれに対応する10個の指示領域からなり、各指示領域が周知のテンキーのように配置されている。そして、利用者は、所望する数字を表示している指示領域に触れていくことで、暗証番号を一桁ずつ入力していく。なお、図6に示す暗証番号入力画面のうち、上述した数字入力指示領域50以外の各種領域については、図5に示す暗証番号入力画面の各種領域と同様であるため、詳しい説明は省略する。ただし、図6に示す暗証番号入力画面において、利用者が切替指示領域47に触れた場合は、図5の暗証番号入力画面に切り替わる。
図5に戻り、問い合わせ指示領域41の左側には、入力完了指示領域48が配置されている。利用者がこの指示領域に触れると、その時点で入力されている暗証番号の桁数が4桁であった場合、その暗証番号に基づく認証処理が開始される。なお、認証処理の内容については従来の認証技術が使用されるものとして詳しい説明を省略する。
次に、図7に示すフローチャートを参照して、図5に示した暗証番号入力画面から暗証番号を入力する際に、CPU10により実行される暗証番号入力処理について説明する。
図4に示したジャンルトップ画面において、利用者がサブメニュー選択指示領域33a(「各種会員向けサービス受付」と表示された領域)に触れると、CPU10は、暗証番号入力処理で使用される各種変数の値を初期化する(ステップS1)。ここで、初期化される変数としては、入力候補表示領域42(図5参照)に表示される数字の初期値を決定するための乱数(以下、初期値乱数という)RND0、入力候補表示領域42に表示される数字を変更する際に参照される乱数(以下、変動値乱数という)RND1、4桁の暗証番号のうち、入力された桁数を示す入力桁数CNT、および、入力候補表示領域42に表示する数字の値を示す表示値INがある。またステップS1の処理により上述した各変数の値が「0」にされる。なお、初期値乱数RND0および変動値乱数RND1の発生範囲は0〜9の整数とする。
次に、初期値乱数RND0を発生させ(ステップS2)、表示値INに代入し(ステップS3)、ディスプレイ2の表示を図4に示したジャンルトップ画面から、図5に示した暗証番号入力画面をディスプレイに切り替えるとともに、その入力候補表示領域42に、表示値INに代入された数値に対応する数字を表示する(ステップS4)。このステップS2〜S4の処理は、初期値決定手段に対応している。
そして、確定指示領域44に利用者が触れたか否かを判断し(ステップS5)、利用者が触れていた場合は判断結果がYESとなり、入力桁数CNTの値が3以下であるか否かを判断する(ステップS6)。入力桁数CNTの値が3以下であった場合は、現在、入力候補表示領域42に表示されている数字を暗証番号の一部としてRAM12に記憶するとともに、入力桁数表示領域45に「※」マークを1つ表示する(ステップS7)。このステップS7の処理は、認識手段に対応している。なお、入力桁数表示領域45に、すでに「※」マークが表示されている場合は、最も右側に表示されている「※」マークのさらに右隣に「※」マークを追加表示する。
次いで、入力桁数CNTの値を1加算して(ステップS8)、ステップS2へ戻り、次の桁の入力候補として入力候補表示領域42に表示する数字を決定するため、初期値乱数RND0を発生させる。一方、ステップS6で入力桁数CNTの値が3を超えていた場合は、暗証番号のすべての桁(4桁)が入力されているとみなして、判断結果がNOとなり、後述するステップS9の処理へ進む。
また、ステップS5において、利用者が確定指示領域44に触れていなかった場合は判断結果がNOとなり、利用者が変更指示領域43に触れたか否かを判断する(ステップS9)。利用者が変更指示領域43に触れていた場合は判断結果がYESとなって、変動値乱数RND1を発生させ(ステップS10)、現在の表示値INの値に加算して、新たな表示値INとする(ステップS11)。そして、新たな表示値INの値が「9」を超えたか否かを判断し(ステップS12)、「9」を超えていなければ、ステップS4へ戻り、新たな表示値INの値に対応する数字を入力候補表示領域42に表示する。一方、ステップS11で行われた加算の結果、新たな表示値INの値が「9」を超えた場合は、判断結果がYESとなって、新たな表示値INの値から「10」を減算した後(ステップS13)、ステップS4に戻って、ステップS13の処理を経た表示値INの値に対応する数字を入力候補表示領域42に表示する。これらステップS9〜S13の処理は、次候補決定手段に対応している。
ステップS9において、利用者が変更指示領域43に触れていなかったと判断した場合、利用者が入力完了指示領域44に触れたか否かを判断する(ステップS14)。利用者が入力完了指示領域44に触れていた場合は、ステップS14の判断結果がYESとなって、入力桁数CNTの値が4となっているか否かを判断する(ステップS15)。そして、入力桁数CNTの値が4となっていた場合は、利用者が暗証番号を入力し終えたものとみなして、図7に示す暗証番号入力処理を終了し、図示せぬ認証処理へ移行する。一方、入力桁数CNTの値が4未満であった場合は、未だ利用者が暗証番号を入力し終えていないとみなし、ステップS5へ戻り、利用者からの新たな指示を待つ。
なお、図示を略しているが、ステップS14で、利用者が入力完了指示領域44に触れていないと判断した場合は、図5に示す暗証番号入力画面において、その他の指示領域に触れられたか否かを判断し、何らかの指示領域が触れられたと判断した場合は、その指示領域に対応する処理を行う。またいずれの指示領域にも触れられなかったと判断した場合は、ステップS5へ戻り、利用者からの新たな指示を待つ。
ここで、その他指示領域に対応する処理としては、たとえば、利用者が訂正指示領域46に触れていた場合は、RAM12に記憶されている暗証番号のうち、最後に入力された桁を消去するとともに、入力桁数表示領域45において、最も右側に表示されている「※」マークの表示を消去する。また、メニュー表示指示領域31またはトップ表示指示領域40に触れていた場合は、それぞれ、図3に示すメニュー画面、または、図4に示すジャンルトップ画面をディスプレイ2に表示する。さらに、切替指示領域47に触れていた場合は、図6に示す暗証番号入力画面をディスプレイ2に表示し、当該入力画面に応じた暗証番号入力処理を開始する。なお、利用者が、一定時間以上、図5に示す暗証番号入力画面に表示された各種指示領域のいずれにも触れなかった場合は、当該暗証番号入力画面の表示を、広告画像などの予め設定された画像を表示させる。
上述した暗証番号入力処理によれば、図4に示すジャンルトップ画面において、利用者が、サブメニュー選択指示領域33aに触れると、ステップS1で各変数の初期化がなされて、ステップS2〜S4の処理により、図5の暗証番号入力画面とともに、その入力候補表示領域42内にランダムに決定された初期値がディスプレイ2に表示される。その後、利用者から何らかの指示があるまで、CPU10はステップS5→S9→S14の処理を繰り返し行い、利用者の指示待ち状態となる。
このとき利用者が、暗証番号の一桁目を入力するにあたり、入力候補表示領域42に所望する数字が表示されていなかったために、利用者が変更指示領域43に触れると、ステップS9の判断結果がYESとなり、ステップS10〜S13およびS4の処理が行われ、現在、入力候補表示領域42に表示されている数値に、変動値乱数RND1の値を加算した値の数字が、新たに入力候補表示領域42に表示される。そして、利用者は、所望する数字が入力候補表示領域42に表示されるまで、繰り返し変更指示領域43に触れ、CPU10は、その都度、ステップS9(判断結果:YES)〜S13、S4、S5(判断結果:NO)の処理を繰り返す。
そして、入力候補表示領域42に所望する数字が表示され、利用者が確定指示領域44に触れると、ステップS5およびS6の判断結果がともにYESとなって、ステップS7において、暗証番号の一桁目がRAM12に格納されるとともに、入力桁数表示領域45に「※」マークが1つ表示される。また、入力した桁数が4桁に満たないうちに、利用者が入力完了指示領域48に触れたとしても、ステップS15における判断結果がNOとなるため、図7の暗証番号入力処理は終了することなく、引き続き利用者からの指示待ち状態となる。
以下、上述した処理が繰り返し行われ、暗証番号の最後の桁(4桁目)が入力されると、入力桁数CNTの値が「4」となり、利用者が入力完了指示領域44に触れるまで、ステップS5、S9、S14の処理が繰り返し行われ、利用者の指示待ち状態となる。このとき、利用者が変更指示領域9に触れた場合は、ステップS9〜S13の処理が行われて、入力候補表示領域42に表示される数字は変更されるが、確定指示領域44に触れたとしても、ステップS6の判断結果がNOとなり、ステップS9へ移行するため、5桁目の数字が入力されることはない。
また、前述したように、ステップS5、S9、S14の処理が繰り返し行われている間に、利用者が訂正指示領域47に触れた場合は、RAM12に記憶された暗証番号の4桁目の数字が消去されるとともに、入力桁数表示領域45に表示されている4桁目の位置に表示された「※」マークが消去される。この状態でさらに利用者が訂正指示領域47に触れた場合は、RAM12に記憶された暗証番号の3桁目の数字が消去されるとともに、入力桁数表示領域45に表示されている3桁目の位置に表示された「※」マークが消去される処理が行われる。
そして、利用者が4桁目の数字を入力した後、入力完了指示領域48に触れると、ステップS14の判断結果がYESとなり、さらにステップS15の判断結果もYESとなるため、図7に示す暗証番号入力処理が終了し、図示せぬ認証処理へと移行する。
以上説明した暗証番号入力処理によれば、入力候補表示領域42に、暗証番号の入力候補となる記号が一桁のみ表示され、その初期値が初期値乱数RND0によってランダムに決定されるとともに、変更指示領域43および確定指示領域44に対する操作によって、暗証番号が一桁ずつ入力されていく。このため、利用者の腕の動きなどから、上記暗証番号入力装置に入力される記号の内容が周囲の者に察知されにくくなる。
また、変更指示領域43に触れたことを契機として、入力候補表示領域42に表示される数字が、変動値乱数RND1の値に応じて決定された数字に変更されるので、入力候補表示領域42に表示される数字の変更操作が容易となるとともに、変更後の数字も推測が困難なものとなる。
なお、図7の暗証番号入力処理では、利用者が変更指示領域43に触れた場合、次に入力候補表示領域42へ表示する数字をランダムに決定していたが、これに限らず、たとえば1ずつ昇順に変更するようにしてもよい。この場合、ステップS10およびS11の処理の代わりに、現在の表示値INの値に「1」を加算する処理を行う。そして、入力候補表示領域42に表示された数字が「9」に達すると、次に、利用者が変更指示領域43に触れた場合は、ステップS12およびS13の処理により、入力候補表示領域42には「0」が表示されることとなり、以後、「0」〜「9」の数字が循環的に順次変動していくこととなる。このような形態であっても、その初期値が初期値乱数RND0によってランダムに決定されることから、実際の入力数値を周囲から察知することの困難さを維持しつつ、利用者の操作性を向上させることができる。
また、画面内における入力候補表示領域42、変更指示領域43、および、確定指示領域44の表示位置が、画面中央の下側になっているため、入力候補表示領域42に表示される数字、および、変更指示領域および確定指示領域に対する操作内容が、利用者の利き腕にかかわらず、利用者の操作する手と利用者自身の体に隠れやすくなり、周囲から視認されにくくなるという利点がある。
上述した暗証番号入力装置は、通信端末がコンビニエンス・ストアに設置されるオンラインシステムに限らず、金融機関におけるオンラインシステムの他、施錠装置など、暗証番号の入力が必要となるあらゆる装置に適用可能である。
本発明の実施の形態における暗証番号入力装置が適用される通信端末の外観を示す正面図である。 当該通信端末の内部構成を示すブロック図である。 当該通信端末のディスプレイに表示されるメニュー画面の内容を説明する説明図である。 当該通信端末のディスプレイに表示されるジャンルトップ画面の内容を説明する説明図である。 当該通信端末のディスプレイに表示される暗証番号入力画面の内容を説明する説明図である。 当該通信端末のディスプレイに表示される他の暗証番号入力画面の内容を説明する説明図である。 図5に示す暗証番号入力画面により暗証番号を入力する際の暗証番号入力処理の内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 通信端末
2 ディスプレイ(画像表示入力手段)
2a タッチパネル(画像表示入力手段)
42 入力候補表示領域(入力候補表示部)
43 変更指示領域(変更指示手段)
44 確定指示領域(決定指示手段)
45 入力桁数表示領域
46 訂正指示領域
47 入力画面切替指示領域
48 入力完了指示領域

Claims (3)

  1. 複数桁からなる暗証番号の各桁に対応する記号を入力する暗証番号入力装置において、
    前記暗証番号の入力候補となる記号を一桁分表示する入力候補表示部と、
    前記入力候補表示部に表示される記号の初期値をランダムに決定する初期値決定手段と、
    外部からの指示を契機に、次に前記入力候補表示部に表示する記号を決定する次候補決定手段と、
    外部からの指示により、前記入力候補表示部に表示された記号を、前記暗証番号を構成する記号として決定されたことを認識する認識手段と、
    を有することを特徴とする暗証番号入力装置。
  2. 前記次候補決定手段は、外部からの指示を契機に、次に前記入力候補表示部に表示する記号をランダムに決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の暗証番号入力装置。
  3. 前記入力候補表示部と、
    前記入力候補表示部に表示されている記号を他の記号に変更する旨、前記次候補決定手段に指示する変更指示手段と、
    前記入力候補表示部に表示されている記号を、前記暗証番号を構成する記号として決定した旨、前記認識手段に指示する決定指示手段と
    を画面内に表示する画像表示入力手段を有してなり、
    前記入力候補表示部、前記変更指示手段、および、前記決定指示手段を、前記画面の中央下部に表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の暗証番号入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017162114A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 富士通株式会社 プログラム、情報処理方法および情報処理装置

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