JP2007010717A - 光学フィルター - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画像の視認性を確保しつつ、加飾の自由度を向上させることができる光学フィルター。
【解決手段】画像表示画面の視認側に配される光透過帯11と遮光帯12が交互に配された防眩層10と前記防眩層10の表面上の全面に設けられた透明保護層13からなる光学フィルター1の前記透明保護層の表面上に、網点印刷により形成された印刷画像2を備えていることを特徴とする光学フィルター。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像表示画面の視認側に配される光学フィルターに関する。
例えば液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイ等の画像表示画面に、光透過性を有するとともに、各種目的に応じた機能性を備えた光学フィルターを装着して使用することが知られている。
例えば、携帯電話、携帯情報端末等の表示画面の覗き見防止機能を有する光学フィルターとして、下記特許文献1では、複数の透明シリコーンゴムシートと着色シリコーンゴムシートとを互い違いに並べて一体化することにより防眩層を形成し、該防眩層の表面に透光層を設けるとともに、該防眩層の裏面に粘着層を設けたものが提案されている。かかる構成の光学フィルターによれば、使用者からの表示画像の視認性を損なうことなく、側方からの覗き見を防止することができる。
特開2003−131202号公報
しかしながら、上記の例の光学フィルターは、例えば携帯電話の表示画面に貼着して使用するが、単に側方からの覗き見を防止する機能を有するだけであり、絵柄が無いために視覚的な変化に乏しく、携帯電話のアクセサリーとしては面白みに欠ける。
また、上記の例に限らず、画像表示画面の視認側に配される光学フィルターにあっては、絵柄を設けると画像表示画面の視認性を損なうおそれがあることから、絵柄等の加飾を施す領域がコーナー部に限られるなど制約が多かった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、表示画像の視認性を確保しつつ、加飾の自由度を向上させることができる光学フィルターを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の光学フィルターは、画像表示画面の視認側に配される光学フィルターであって、網点印刷により形成された印刷画像を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、表示画像の視認性を確保しつつ、光学フィルターに施す加飾の自由度を向上させることができる。
図1、2は本発明の光学フィルターの一実施形態を示したもので、図1は斜視図、図2は図1中のII−II線に沿う断面図である。本実施形態では、覗き見防止機能を有する光学フィルターを例に挙げて説明する。なお、図面は光学フィルターの一部を拡大して模式的に示している。
本実施形態の光学フィルターは、光学フィルター本体(以下、単に本体ということがある)1の一面上に印刷画像2が形成されて概略構成されている。
本実施形態において、本体1は、光透過帯11と遮光帯12とが交互に配されている防眩層10と、該防眩層10の表面上の全面に設けられた第1の透明保護層13とからなっている。印刷画像2は、第1の透明保護層13の表面上に形成されている。
光学フィルターの全体の平面形状は、例えば矩形であるが、適用する表示画面の形状に応じて適宜変更できる。
印刷画像2は、網点印刷により形成されている。網点印刷の手法としては、平版(オフセット)印刷法、水無し平板印刷法(dryography)、樹脂凸版印刷法、凹版印刷法、スクリーン印刷法、インクジェット印刷法、熱転写印刷法等を用いることができる。前記水無し平板印刷法(dryography)は、具体的には非画線部がシリコーンゴムからなる平版を使用し湿し水を用いない印刷法を用いることができる。上記に挙げた印刷法の中でも、生産性と表現力の点から水無し平板印刷法が好ましい。
表示画面を使用者が見たときに、表示画面上の表示画像と、表示画面の視認側に配された光学フィルター上の印刷画像2とが重なり合っても、表示画像の好ましい視認性を確保するためには、網点印刷において、個々の網点の大きさであるドット径が0.2mm以下であり、かつ網点面積率(印刷画像2全体の面積のうち、インキ(網点)が存在している面積の割合)が60%以下であることが好ましい。網点面積率は50%以下がより好ましい。
印刷画像2(絵柄)の良好な視認性を得るために、ドット径の下限値は0.05mm以上であることが好ましく、0.1mm以上であることがより好ましい。網点面積率の下限値は、20%以上であることが好ましく、35%以上がより好ましい。
網点面積率は、ドット径および/または単位面積当たりの網点の数(解像度)によって制御することができる。
好ましい解像度の範囲は、75〜300メッシュ程度であり、より好ましくは125〜250メッシュである。
印刷画像2を形成する材料は特に制限されず、各印刷法に適した既存のインキを適宜用いることができる。例えば水無し平板印刷法を用いる場合は、酸化重合型インキ、紫外線硬化型インキ、蒸発乾燥型インキ等の、一般的なオフセット印刷用インキを用いることができる。インキの基材(ビヒクル)の具体例としてはアクリレート系光重合性樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等が挙げられる。
本実施形態において、網点(インキ層)のみの光線透過率は特に制限されないが、印刷画像2(絵柄)の良好な視認性を得るためには50%以下が好ましく、20%以下がより好ましい。0(ゼロ)%あってもよい。網点(インキ層)のみの光線透過率は、インキの組成および/またはインキ層の厚さによって制御することができる。
なお、本発明における「光線透過率」の値は、C光、D65光を光源として照射して、400〜1200nmの波長範囲の光の透過率を測定したときの値とする。
印刷画像2の形状(絵柄のデザイン)は特に制限されず、任意の形状とすることができる。また印刷画像2を形成する位置も、従来は加飾が表示画面のコーナー部などに限られていたが、本実施形態では任意の位置に形成することが可能である。
印刷画像2の全体において網点印刷の条件が一様である必要はなく、印刷画像2の各部分によって、インキ組成、網点(インキ)層のみの光線透過率、ドット径、網点面積率等が互いに異なっていてもよい。
次に本体1について説明する。
本体1の厚さ方向をZ方向、Z方向に垂直な面内における互いに垂直な2方向をそれぞれX方向、Y方向とすると、防眩層10を構成している光透過帯11および遮光帯12はいずれもX方向に延びる帯状であり、Y方向において複数の光透過帯11と複数の遮光帯12とが交互に配されている。複数の光透過帯11のY方向の幅は均一であり、かつX方向において一定である。また複数の遮光帯12のY方向の幅も均一であり、かつX方向において一定である。
光透過帯11の材料としては、透明性が高い樹脂が用いられる。具体的には、光透過帯11のみに対して、図中Z方向に光を透過させたときの光線透過率が75%以上、好ましくは85%以上であるような、高い透明性を有する樹脂材料が好ましい。例えば、透明性が高い熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂が用いられ、具体例としては、セルロース系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等が挙げられる。中でもシリコーン樹脂が好ましく、耐熱性の点でシリコーンゴムが特に好ましい。
遮光帯12の材料としては、光透過帯11の材料として上記に挙げた樹脂を基材とし、これに顔料や染料等の着色剤を添加してなる着色樹脂が好適に用いられる。遮光帯12の色調は、遮光帯12における好ましい遮光性が得られればよく、例えば黒、赤、黄、緑、青、水色等とすることができる。遮光帯12の色調は、着色剤の種類および添加量によって調整できる。具体的には、遮光帯12のみに対して、図中Y方向に光を透過させたときの光線透過率が40%以下、好ましくは10%以下となるような遮光性を有することが好ましい。また、遮光帯12の色調は、防眩層10(本体1)を見たときに認識される色調を構成するので装飾性も考慮して設計することが好ましい。
着色剤の具体例としては、カーボンブラック、ベンカラ、酸化鉄、酸化チタン、黄色酸化鉄、ジスアゾイエロー、フタロシアニンブルー等の一般的な有機顔料あるいは無機顔料が挙げられる。着色剤は1種でもよく、2種以上を用いてもよい。また黒色顔料を用いない場合は、良好な遮光性を得るために白色顔料を併用することが好ましい。
防眩層10において、光透過帯11をなしている樹脂材料と、遮光帯12の基材としての樹脂材料とは同じであってもよく、異なっていてもよいが、光透過帯11と遮光帯12との接着性の点からは両者が同じであることが好ましい。
防眩層10において、X方向に垂直な面(図2における紙面)内における視野角θは、光透過帯11のZ方向における厚さおよびY方向における幅によって決まる。また、Y方向における光透過帯11の幅と遮光帯12の幅の比は、Z方向に平行な光線の透過率に影響する。
具体的に、防眩層10における前記視野角θは30〜150°の範囲が好ましく、より好ましくは60〜120°である。
光透過帯11のZ方向における厚さTは、0.1〜2.5mm程度が好ましく、0.14〜0.4mm程度がより好ましい。
光透過帯11のY方向における幅W1は、50μm〜0.3mmの範囲内が好ましく、75μm〜0.2mmの範囲内がより好ましい。
遮光帯12のY方向における幅W2は、5μm〜50μmの範囲内が好ましく、15μm〜30μmの範囲内がより好ましい。
遮光帯12のZ方向における厚さTは、光透過帯11の厚さTと同じである。
かかる構成の防眩層10は、以下のようにして製造することができる。まず、光透過帯11の構成材料からなり厚さが上記W1である第1のシートの複数枚と、遮光帯12の構成材料からなり厚さが上記W2である第2のシートの複数枚とを交互に積層し、加熱および加圧してこれら複数のシートが一体化してなるブロック体を形成する。次いで、該ブロック体をシート表面に垂直な切断面でスライスすることにより防眩層10が得られる。スライスする際の厚さ(スライス幅)は上記Tである。
防眩層10の表面に設けられる第1の透明保護層13の材料としては、光透過帯11の材料として上記に挙げた樹脂を用いることができる。第1の透明保護層13の単体に対して、図中、Z方向に光を透過させたときの光線透過率が75%以上であることが好ましく、85%以上であることがより好ましい。
第1の透明保護層13の材料は、特に、透明性と耐熱性の点からポリカーボネート、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、シクロオレフィンポリマー、セルロース系フィルムが好ましく、中でもポリカーボネート、およびポリエステル樹脂がより好ましい。
第1の透明保護層13のZ方向における厚さは、薄すぎると十分な保護機能が得られず、厚いほど光線透過率が低下するので、0.01〜0.5mm程度が好ましく、0.1〜0.2mm程度がより好ましい。
防眩層10の表面に、第1の透明保護層13を設ける方法は特に限定されず、公知の手法を適宜用いることができる。
例えば、防眩層10の表面に接着剤を塗布し、第1の透明保護層13の材料からなるシートを貼り合わせた後、接着剤を硬化させる方法でもよい。これにより本体1が得られる。
このとき用いる接着剤は硬化後における光線透過率が高いものが好ましい。具体的には、硬化後の接着剤層の単体における光線透過率が65%以上であるものが好ましく、80%以上がより好ましい。
かかる接着剤としては、硬化後に透明性を有する、熱硬化型接着剤、多液反応型接着剤、紫外線硬化型接着剤等が挙げられ、具体的にはエポキシ系接着剤、ウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、メラミン系接着剤、ポリエステル系接着剤、シリコーン系接着剤等を好適に用いることができる。
かかる構成の本体1のみにおける光線透過率、すなわち防眩層10と第1の透明保護層13との積層体の光線透過率は60%以上であることが好ましく、70%以上であることがより好ましい。該光線透過率の上限は高い方が好ましいが、覗き見防止機能を達成するためには90%程度が限界である。
また本実施形態では、印刷画像2と反対側の最外層として、本体1の他面上、すなわち防眩層10の裏面上に、光透過性を有するゴム材料からなる粘着層14が設けられている。粘着層14は表面14aが鏡面加工されており、これによって携帯電話等の表示画面に繰り返し着脱可能に貼着できるようになっている。
粘着層14が「光透過性」を有するとは、粘着層14のみにおける光線透過率が85%以上であることをいう。粘着層14の光線透過率の好ましい範囲は90〜99%であり、より好ましくは95〜98%である。
粘着層14を構成するゴム材料としては、例えばエラストマー(低架橋密度品のゲル状物質を含む)を好適に用いることができ、具体例としてはシリコーンゴム、シリコーンゲル、ウレタンゴム、ウレタンゲル等が挙げられる。これらの中でも、表示画面から剥離したときに糊残りが少なく、光透過性が高い点でシリコーンゴムが特に好ましい。
防眩層10の裏面に、粘着層14を設ける方法は特に限定されず、公知の手法を適宜用いることができる。
例えば、防眩層10の表面に第1の透明保護層13を設ける方法と同様の接着方法を用いることができる。
本実施形態のように、本体1の裏面に粘着層14を設ける場合、該粘着層14と本体1との積層物における光線透過率、すなわち印刷画像2が設けられていない領域の光線透過率が60%以上であることが好ましく、70%以上であることがより好ましい。該光線透過率の上限は高い方が好ましいが、覗き見防止機能を達成するためには90%程度が限界である。
本実施形態の光学フィルターは、例えば携帯電話等の表示画面上に貼り付けて用いられる。本実施形態の光学フィルターは、第1の透明保護層13上に、印刷画像2からなる絵柄が形成されているので装飾性が付与され、アクセサリーとしての付加価値が向上する。
しかも、印刷画像2は網点印刷により形成されているので、表示画像と重なる領域に印刷画像2を形成しても表示画像の視認性を確保することができるので、加飾の自由度が高い。
また印刷画像2を多色印刷で形成できるという利点も有する。
また本実施形態の光学フィルターは、防眩層10を備えているので側方からの覗き見を防止することができる。
<変形例>
上記の実施形態の変形例として、防眩層10の裏面と粘着層14との間に第2の透明保護層を設けてもよい。
第2の透明保護層の好ましい材料、好ましい光線透過率の範囲、形成方法等は、第1の透明保護層13と同様とすることができる。
なお、上記実施形態では、覗き見防止機能を備えた光学フィルターに印刷画像2を設ける例を挙げたが、本発明は光透過性を有し画像表示画面の視認側に配される光学フィルターであれば適用可能であり、覗き見防止機能に限らず各種の機能を備えた光学フィルターに適用することができる。
以下に実施例を挙げるが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1,2に示す構成の光学フィルターを製造した。
まず、光透過帯11として透明シリコーンゴム(信越化学工業社製、商品名;KE153U)からなる厚さが200μmの第1のシートを用意した。
これとは別に、遮光帯12として透明シリコーンゴム(信越化学工業社製、商品名;KE153U)100質量部に対してカーボンブラックを15質量部添加した材料からなる厚さが20μmの第2のシートを用意した。
第1のシート複数枚と第2のシート複数枚とを交互に積層し、加熱加硫および加圧してこれら複数のシートが一体化してなるブロック体を形成した。
次いで、該ブロック体をシート表面に垂直な切断面で、厚さ360μmにスライスすることにより防眩層10を作製した。
続いて、得られた防眩層10の表面に熱硬化型接着剤(信越化学工業社製、商品名;KE1825)を塗布したポリカーボネートシート(第1の透明保護層13)を貼り合わせ熱硬化させることにより、本体1を作製した。得られた本体1における光線透過率は78%であった。
次に、防眩層10の裏面に熱硬化性接着剤(信越化学工業社製、商品名;KE−1800T)を塗布したシリコーンゴムシート(粘着層14)を貼り合わせ、接着剤を硬化させた。
次に、本体1の一面(ポリカーボネートシートからなる第1の透明保護層13の表面)上に紫外線硬化型オフセットインキFD O ニューシリーズ(商品名、東洋インキ社製)を用い、オフセット印刷法により印刷画像2を所定の形状に形成した後、紫外線を照射してインキを硬化させることによって光学フィルターを得た。
(試験例)
上記実施例1において、オフセット印刷におけるドット径および網点面積率を下記のように変化させて得られる各光学フィルターについて、液晶表示画面に文字が表示されている部位に光学フィルターの印刷画像が重なり合った状態における、表示画像(文字)の視認性をシミュレーションした。
ドット径:0.15mm、0.2mm、0.3mm
網点面積率:70%、60%、50%、40%、30%
なお、液晶表示画面としては、携帯電話の表示画面として標準的な、一画素のサイズが300μmである構成のものを用い、表示画像における文字の大きさは8ドット(8画素×8画素)とした。
その結果を図3に示す。図中の○は網点を示している。
図3の結果に示されるように、網点印刷により形成された印刷画像が表示画像(文字)と重なり合っても、表示画像を視認することが可能である。特に網点印刷におけるドット径が0.2mm以下であり、かつ網点面積率が60%以下である範囲において、文字の視認性がより良好となる。
本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。 図1中のII−II線に沿う断面図である。 本発明にかかる試験例の結果を示す図である。
符号の説明
1 光学フィルター本体
2 印刷画像
10 防眩層
11 光透過帯
12 遮光帯

Claims (4)

  1. 画像表示画面の視認側に配される光学フィルターであって、
    網点印刷により形成された印刷画像を備えていることを特徴とする光学フィルター。
  2. 前記網点印刷におけるドット径が0.2mm以下であり、かつ網点面積率が60%以下であることを特徴とする請求項1記載の光学フィルター。
  3. 光透過帯と遮光帯とが交互に配されている防眩層を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の光学フィルター。
  4. 画像表示画面側の最外層が、光透過性を有するゴム材料からなり、かつ表面が鏡面加工されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学フィルター。

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