JP2008102278A - 電卓用視野角制御フィルム及び電卓 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者側からは視認可能であるが、向かい側から視認できなくなる電卓用視野角制御フィルム並びに電卓を提供する。
【解決手段】電卓用視野角制御フィルム1は、光透過帯21と遮光帯22とが交互に配されたルーバー層20を備え、該遮光帯22がルーバー層20の厚み方向に対して10〜30°の範囲で傾斜しており、視野角が90〜140°の範囲内であることを特徴とし、粘着層14を有することが好ましい。また、本発明の電卓2は、光透過帯21と遮光帯22とが交互に配され、該遮光帯22が使用者側に向かって10〜30°の範囲で傾斜し、視野角が90〜140°の範囲内であるルーバー層20を情報表示画面15に備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、電卓の情報表示画面に適用し、該情報表示画面に表示された内容が前方から覗かれない電卓用視野角制御フィルム、及び当該機能を備えた電卓に関する。
例えば携帯電話、携帯情報端末、カード等の暗証番号入力端末等からなる情報表示体の情報表示画面に適用される覗き見防止体として、図6に示すような、平行に光透過帯31と、遮光帯32が交互に配されたルーバー層を備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。かかる構成の覗き見防止体によれば、使用者からの情報表示画面の視認性を損なうことなく、側方からの覗き見を防止することができる。
特開2003−131202号公報
上記の覗き見防止体は使用者側の左右側方からの覗き見を防止することを目的としている。しかしながら、状況によっては使用者の前方からの覗き見を防止したいときがある。たとえば、商談における価格交渉において、電卓の情報表示画面を向かい側の商談相手から覗かれたくないときである。したがって、図6に示す矢印Aで示すような表示画面の使用者の向かい側となる方向からの覗き見も防止できるようにすることが必要となる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、使用者側からは視認可能であるが、向かい側から視認できなくなる電卓用視野角制御フィルム並びに電卓を提供することを目的とする。
本発明の電卓用視野角制御フィルムは、光透過帯と遮光帯とが交互に配されたルーバー層を備え、該遮光帯がルーバー層の厚み方向に対して10〜30°の範囲で傾斜しており、視野角が90〜140°の範囲内であることを特徴とする。
本発明の電卓用視野角制御フィルムは、粘着層を有することが好ましい。
本発明の電卓は、光透過帯と遮光帯とが交互に配され、該遮光帯が使用者側に向かって10〜30°の範囲で傾斜し、視野角が90〜140°の範囲内であるルーバー層を情報表示画面に備えたことを特徴とする。
電卓用視野角制御フィルムを情報表示画面に適用した電卓によって、使用者側の視認性を損なうことなく、向かい側からの電卓の情報表示画面の視認を防止できる。
さらに、本発明の電卓によって、使用者側の視認性を損なうことなく、向かい側からの電卓の情報表示画面の視認を防止できる。
図1は本発明の電卓用視野角制御フィルムの一実施形態を分解して示した分解斜視図である。なお、図面は電卓用視野角制御フィルムの一部を拡大して模式的に示している。
図1において、電卓用視野角制御フィルム1の厚さ方向をZ方向とし、該電卓用視野角制御フィルム1が情報表示画面上に取り付けられた状態で、視認側となる方をZ1側、情報表示画面側となる方をZ2側とする。
またZ方向に垂直な面内における互いに垂直な二方向をそれぞれX方向、Y方向とし、該電卓用視野角制御フィルム1が情報表示画面上に取り付けられた状態で、情報表示画面の左右方向をX方向とし上下方向をY方向とする。また、使用者が情報表示画面を見るときに、使用者側となる方をY1側、向かい側となる方をY2側とする。
本実施形態の電卓用視野角制御フィルム1は、厚さ方向において、情報表示画面側(Z2側)から順に、粘着層14、ルーバー層20、および透明樹脂層13が順に積層され、互いに一体化されている。
X―Y平面(Z方向に垂直な面)内における、電卓用視野角制御フィルム1の全体の平面形状は、例えば矩形であるが、適用する情報表示画面の形状に応じて適宜変更できる。
ルーバー層20は、光透過帯21と遮光帯22とがY方向において交互に配されている。ルーバー層20における光透過帯21および遮光帯22はいずれもX方向に帯状に延びている。また、ルーバー層20における遮光帯22は、ルーバー層20の表面に対して斜めに設けられている。すなわち、ルーバー層20の表面の法線方向(Z方向)つまりルーバー層20の厚み方向と遮光体22とがなすルーバー角α1は10〜30°の範囲内であることが必要であり、20°度前後がより好ましい。ルーバー角α1が大きくなるほど、電卓用視野角制御フィルム1を電卓情報表示画面上に適用したとき、向かい側からの視認が難しくなる反面、使用者側の高い位置からの視認が難しくなる。また、ルーバー角α1が小さくなるほど、使用者側からの良好な視認性を確保できる反面、向かい側から覗き見されやすくなる。前記ルーバー角α1が上記の範囲内であれば、向かい側からの覗き見されにくくなると共に、使用者側からの良好な視認性を確保することができる。
光透過帯21の材料としては、透明性が高い樹脂が用いられる。具体的には、光透過帯21のみに対して、図中Z方向に光を透過させたときの光線透過率が75%以上、好ましくは85%以上であるような、高い透明性を有する樹脂材料が好ましい。例えば、透明性が高い熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂が用いられ、具体例としては、セルロース系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等が挙げられる。中でもシリコーン樹脂が好ましく、特に耐熱性の点でシリコーンゴムが特に好ましい。
なお、本明細書における「光線透過率」の値は、光源としてJIS Z 8720に規定されるD65を用い、光源から出射された検査光の強度を受光センサーで測定する装置において、前記検査光の光路上に被測定物が無い状態での受光センサーの出力値をA、検査光の光路上に被測定物をセットし、被測定物を透過した透過光が受光センサーで受光される状態での出力値をBとするとき、光線透過率=(B/A)×100(単位;%)で求められる値とする。
遮光帯22の材料としては、光透過帯21の材料として上記に挙げた樹脂を基材とし、これに顔料や染料等の着色剤を添加してなる着色樹脂が好適に用いられる。遮光帯22の色調は、遮光帯22における好ましい遮光性が得られればよく、例えば黒、赤、黄、緑、青、水色等とすることができる。遮光帯22の色調は、着色剤の種類および添加量によって調整できる。具体的には、遮光帯22のみに対して、その幅方向に光を透過させたときの光線透過率が40%以下、好ましくは10%以下となるような遮光性を有することが好ましい。
着色剤の具体例としては、カーボンブラック、ベンカラ、酸化鉄、酸化チタン、黄色酸化鉄、ジスアゾイエロー、フタロシアニンブルー等の一般的な有機顔料あるいは無機顔料が挙げられる。着色剤は1種でもよく、2種以上を用いてもよい。また黒色顔料を用いない場合は、良好な遮光性を得るために白色顔料を併用することが好ましい。
図2は本実施形態の電卓用視野角制御フィルム1をY―Z平面で切断した断面図である。ルーバー層20において、Y―Z平面(図2における紙面)内における視野角θ1は、電卓用視野角制御フィルム1を情報表示画面上に適用したときの、画面上下方向における視野角に相当する。
ルーバー層20における光透過帯21の幅W21と遮光帯22の幅W22は、光透過帯21と遮光帯22との界面に対して垂直な方向における幅とする。
ルーバー層20において、Z方向に平行な光線の透過率は、ルーバー層20における光透過帯21の幅W21と遮光帯22の幅W22の比、およびルーバー層20の表面の法線方向(Z方向)と遮光帯22とのなすルーバー角α1の影響を受ける。
具体的に、ルーバー層20における前記視野角θ1は90〜140°の範囲にあることが必要であり、より好ましくは100〜130°である。また特に、Z方向よりもY1側(使用者側)における視野角の大きさθ3は65〜90°が好ましく70〜85°がより好ましい。
ルーバー層20における光透過帯21の幅W21は、50μm〜0.3mmの範囲内が好ましく、75μm〜0.2mmの範囲内がより好ましい。
および遮光帯22の幅W22は、5μm〜50μmの範囲内が好ましく、15μm〜30μmの範囲内がより好ましい。ルーバー層20のZ方向における厚さT2は、0.1〜2.5mm程度が好ましく、0.14〜0.4mm程度がより好ましい。
かかる構成のルーバー層20の製造は、ブロック体(シート積層物)を用い、該ブロック体をシート表面に対して斜めにスライスすればよい。
すなわち、図3に示すように、光透過帯21の構成材料からなり厚さが上記W21である第1のシート21aの複数枚と、遮光帯22の構成材料からなり厚さが上記W22である第2のシート22aの複数枚とを交互に積層し、加熱および加圧してこれら複数のシートが一体化してなるブロック体を形成する。次いで、該ブロック体をシート表面に対して所定の角度α2(α2=90°+α1)となる斜めの切断面でスライスすることによりルーバー層20が得られる。スライスする際の厚さ(スライス幅)は上記T2である。
透明樹脂層13の材料としては、上記光透過帯21の材料として上記に挙げた樹脂を用いることができる。透明樹脂層13の単体に対して、図中、Z方向に光を透過させたときの光線透過率が75%以上であることが好ましく、85%以上であることがより好ましい。
透明樹脂層13の材料は、特に、透明性と耐熱性の点からポリカーボネート樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル樹脂、ポリオレフィン系樹脂(特に、シクロオレフィンポリマー)、セルロース系樹脂が好ましく、中でもポリカーボネート、およびポリエステル樹脂がより好ましい。
透明樹脂層13のZ方向における厚さは、薄すぎると十分な保護機能が得られず、厚いほど光線透過率が低下するので、0.01〜0.5mm程度が好ましく、0.1〜0.2mm程度がより好ましい。
ルーバー層20と透明樹脂層13とを一体化させる方法は特に限定されず、公知の手法を適宜用いることができる。
例えば、ルーバー層20の表面に接着剤を塗布し、透明樹脂層13の材料からなるシートを貼り合わせた後、接着剤を硬化させる方法でもよい。このとき用いる接着剤は硬化後における光線透過率が高いものが好ましい。具体的には、硬化後の接着剤層の単体における光線透過率が65%以上であるものが好ましく、80%以上がより好ましい。
かかる接着剤としては、硬化後に透明性を有する、熱硬化型接着剤、多液反応型接着剤、紫外線硬化型接着剤等が挙げられ、具体的にはエポキシ系接着剤、ウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、メラミン系接着剤、ポリエステル系接着剤、シリコーン系接着剤等を好適に用いることができる。
本実施形態の電卓用視野角制御フィルム1は、粘着層14によって電卓の情報表示画面上に接着、固定されることが好ましい。
このとき、容易に再剥離できるように接着してもよく、あるいは容易には剥離できない程度の接着強度で接着してもよく、用途に応じて選択できる。
容易に再剥離可能に接着する場合、粘着層14の材料は再剥離可能な粘着力を有するものであればよく、透明性が高いものが好ましい。また情報表示画面から剥離したときに糊残りが少ないものが好ましい。例えば、粘着層14は再剥離可能な粘着剤として市販されている材料からなる層や、エラストマー(低架橋密度品のゲル状物質を含む)からなる表面(情報表示画面との接着面)を鏡面加工した層であることが好ましい。前記再剥離可能な粘着剤の具体例としては、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ゴム系粘着剤等が挙げられる。前記エラストマーの具体例としては、シリコーンゴム、シリコーンゲル、ウレタンゴム、ウレタンゲル等が挙げられる。これらの中でも、糊残りが少なく、透明性が高い点でシリコーンゴムが特に好ましい。
さらに、容易には剥離できない程度に接着する場合、粘着層14の材料は、充分な接着力を有し透明性が高いものが好ましい。具体例としてはアクリル系粘着材、ウレタン系粘着材等が挙げられる。これらの中でもアクリル系粘着材が接着力の点でより好ましい。
電卓用視野角制御フィルム1の全体における光線透過率は60%以上であることが好ましく、75%以上であることがより好ましい。該光線透過率の上限は高い方が好ましいが、視野角制御機能を達成するためには90%程度が限界である。
上述した電卓用視野角制御フィルム1であれば、図4に示すように、電卓2の情報表示画面15上に粘着層14を貼り付けることで容易に固定される。
本発明の電卓用視野角制御フィルム1は、粘着層14で電卓の情報表示画面15上に貼り合わされるが、その際、遮光帯22がルーバー層20の厚み方向に対して使用者側に傾斜するように使用される、つまり、電卓2の使用者側から見て、X方向が情報表示画面の左右方向、かつY1側が使用者の使用者側、Y2側が向かい側となるよう使用される。
本発明の電卓用視野角制御フィルム1が情報表示画面に適用された電卓2によれば、電卓の情報表示画面は使用者側からは視認可能であるが、使用者の向かい側からの視認が防止される。
さらに、電卓用視野角制御フィルム1は粘着層14を有することで、電卓の情報表示画面上に容易に固定される。
本発明における電卓3は図5に示すように、前記のルーバー層20が情報表示画面17に内臓されたことを特徴とする。ルーバー層20はルーバー角α1が使用者側に傾くように内蔵されていれば、情報表示画面上17にどのように備えられても良い。
たとえば、ディスプレイ表面16の下層にルーバー層20および透明樹脂層13が順に積層され固定され、一体化されて、電卓3となる。また、電卓の構成によってはディスプレイ表面16の下層にルーバー層20が内臓されているだけでも良い。
ここで、透明樹脂層13の材料や、ルーバー層20と透明樹脂層13の一体化させる方法については、上記にされているものでよい。また、ディスプレイ表面16の材料は透明樹脂層13と同質のものが使用され、ルーバー層20とディスプレイ表面16の一体化についても、上記にされているルーバー層20と透明樹脂層13の一体化させる方法と同じでよい。
透明樹脂層13の厚さは、薄すぎると十分な支持保護機能が得られず、厚いほど光線透過率が低下するので、0.03〜0.5mm程度が好ましく、0.1〜0.2mm程度がより好ましい。
ディスプレイ表面16も、薄すぎると十分な支持保護機能が得られず、厚いほど光線透過率が低下するので、0.1〜0.5mm程度が好ましく、0.2〜0.3mm程度がより好ましい。
また、該遮光帯が使用者側に向かって傾斜するルーバー角α1は10〜30°の範囲内となる必要があり、より好ましくは20°度前後となる。
さらに、電卓2における、ルーバー層20における使用者側から上下方向の視野角θ1は90〜140°の範囲である必要があり、より好ましくは100〜130°となる。また特に、使用者側における視野角の大きさθ3は65〜90°が好ましく70〜85°がより好ましい。
電卓3の全体における光線透過率は60%以上であることが好ましく、75%以上であることがより好ましい。
本発明に係る電卓3によれば、電卓の情報表示画面は使用者側からは視認可能であるが、遮光帯22の向きが使用者側に向かって傾斜するように設けられたルーバー層20によって、使用者の向かい側からの視認が防止される。
以下に実施例を挙げるが、本発明は本実施例に限定されるものではない。
図1〜2に示す構成の電卓用視野角制御フィルム1を製造した。
まず、光透過帯21として透明シリコーンゴム(信越化学工業社製、商品名;KE153U)からなる厚さが200μmの第1のシートを用意した。
これとは別に、遮光帯22として透明シリコーンゴム(信越化学工業社製、商品名;KE153U)100質量部に対してカーボンブラックを15質量部添加した材料からなる厚さが20μmの第2のシートを用意した。
第1のシート複数枚と第2のシート複数枚とを交互に積層し、加熱加硫および加圧してこれら複数のシートが一体化してなるブロック体を形成した。
また同じブロック体を図4に示す角度α2が110°となる斜めの切断面で、厚さ(T2)360μmにスライスすることによりルーバー層20を作製した。ルーバー層20における遮光帯22のZ方向に対するルーバー角α1は20°であった。
またルーバー層20の面上に、二液硬化型シリコーンゴム(信越化学工業社製、商品名;KE1935)を用いて、スクリーン印刷法により粘着層14を形成した。
またルーバー層20の他方の面に、熱硬化型接着剤(信越化学工業社製、商品名;KE1825)を塗布したポリカーボネートシート(透明樹脂層13)を貼り合わせて、該接着剤を熱硬化させた。
上記で作成した電卓用視野角制御フィルム1を粘着層14によって電卓2の情報表示画面上に固定した。
こうして得られた電卓2において、Y―Z平面内における視野角θ1は120°であり、Y方向における視野角のうちY2側(向かい側)の視野角θ2は40°、Y1側(使用者側)の視野角θ3は80°であった。また全体の光線透過率はXX%であった。
この実施例の電卓の情報表示画面は使用者側からは視認良好であるが、使用者の向かい側からの視認は防止されていた。
本発明の実施形態を示す分解斜視図である。 図1のY−Z平面における断面図である。 ルーバー層の製造方法の説明図である。 本発明の電卓用視野角制御フィルムを電卓に適用した一実施例を示した模式図である。 本発明の電卓の一例を模式的に示した断面図である。 携帯電話等に用いられる覗き見防止体の一例を模式的に示した平面図である。
符号の説明
1…電卓用視野角制御フィルム
2…電卓
3…電卓
14…粘着層
15…情報表示画面
17…情報表示画面
20…ルーバー層
21…光透過帯
22…遮光帯
α1…ルーバー角
θ1…視野角

Claims (3)

  1. 光透過帯と遮光帯とが交互に配されたルーバー層を備え、該遮光帯がルーバー層の厚み方向に対して10〜30°の範囲で傾斜しており、視野角が90〜140°の範囲内であることを特徴とする電卓用視野角制御フィルム。
  2. 粘着層を有することを特徴とする請求項1記載の電卓用視野角制御フィルム。
  3. 光透過帯と遮光帯とが交互に配され、該遮光帯が使用者側に向かって10〜30°の範囲で傾斜し、視野角が90〜140°の範囲内であるルーバー層を情報表示画面に備えたことを特徴とする電卓。
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