JP2007010292A - 熱交換器、空気調和機、および該熱交換器の製造方法 - Google Patents

熱交換器、空気調和機、および該熱交換器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 熱伝達防止効率を実現しながら、生産性のよい熱交換器、空気調和機、および該熱交換器の製造方法を提供する。
【解決手段】 熱交換器10は、分離フィン1と、非分離フィン2と、伝熱管5とを備えている。分離フィン1は、少なくとも2つの部材に切断されている。非分離フィン2は、切断されていない。フィンは分離フィン1と非分離フィン2とを含む。伝熱管5は、フィンと交差する。部材は、それぞれ伝熱管5と接続されている。複数の分離フィン1からなる群を挟むように、非分離フィン2が配置されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、熱交換器、空気調和機、および該熱交換器の製造方法に関し、より特定的には、空調・冷凍用に使用され、冷媒と空気などの流体間で熱の授受を行なう熱交換器、空気調和機、および該熱交換器の製造方法に関するものである。
近年、環境への配慮から空気調和機等の高効率化の要求が高まっており、熱交換器のフィンに対して熱交換効率を上げる手法が種々取り入れられている。その手法のうち、主として室内側に配置される空気調和機用熱交換器では、伝熱管の列間に切込みを設けて列間の熱伝達を阻止する手法が用いられている。たとえば、特開2004−325044号公報(特許文献1)では、短い接合部を除くフィンのほぼ全長に渡って列間に切込みまたはスリットを加工して列間の熱伝達防止性能を高めている、熱交換器のプレートフィンを開示している。また、特開平10−160378号公報(特許文献2)では、列間温度差の大きい冷媒出入り口部分に限定して長い切断部を設けることにより、列間熱伝達防止性能をある程度確保しながらフィンの強度低下を防止している、熱交換器を開示している。
特開2004−325044号公報 特開平10−160378号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の熱交換器のプレートフィンは、切込み部を長くし、接合部を短くしている。そのため、順送プレス機で切込み部分を加工した時に発生するせん断力が、残された短い接合部に集中的に作用するためフィンが切込み部で折れ曲がる。その結果、順送プレス機出口に設置されたスタックピンへの挿入ミスが増加し、生産性を阻害するという問題点があった。
また、上記特許文献2に開示の熱交換器は、切断部の位置を限定している。そのため、フィンの強度低下は少なく生産性を阻害する問題は回避できる。しかし、列間熱伝達防止性能は切込み部を長くした熱交換器と比較して劣るという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、切込み部を長くし接合部を短くした熱交換器以上の列間熱伝達防止効率を実現しながら、プレス加工によるフィンの折れ曲がりが発生しない生産性のよい熱交換器、空気調和機、および該熱交換器の製造方法を提供することである。
この発明にしたがった熱交換器は、少なくとも2つの部材に切断された分離フィンと、切断されていない非分離フィンとを含むフィンと、伝熱管とを備える。伝熱管は、フィンと交差する。部材は、それぞれ伝熱管と接続される。複数の分離フィンからなる群を挟むように、非分離フィンが配置されている。
本発明によれば、分離フィンは少なくとも2つの部材に切断されている。そのため、分離フィンにおいて熱交換の進行度に応じて温度が異なる冷媒が流れる伝熱管が通る箇所が完全に切断されているので、少なくとも2つの部材同士で熱が伝わりあう事がなく、互いの熱交換に影響を及ぼさない。よって、分離フィンは高い列間熱伝達防止効果を有する。また、分離フィンは2つの部材に切断されている。そのため、プレス加工時に部分的に応力が印加されること等がない。よって、分離フィンの折れ曲がりが発生せず、生産性を阻害する事がない。一方、非分離フィンは複数の分離フィンからなる群を挟むように配置され、伝熱管によって分離フィンの群と一体化されている。そのため、熱交換器は、2つに分離することなく従来の製法と同様に一体形状を維持できる。その結果、熱交換器全体として、高い熱伝達防止効果を有するとともに、取り扱いにもすぐれた熱交換器となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付してその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における熱交換器を示す概略斜視図である。図2(A)は、図1に示した熱交換器を構成する分離フィンの平面図であり、図2(B)は図1に示した熱交換器を構成する非分離フィンの平面図である。図1、図2(A)、および図2(B)を参照して、実施の形態1における熱交換器を説明する。実施の形態1における熱交換器10は、たとえば、図1に示すように、分離フィン1と、非分離フィン2と、伝熱管5とを備えている。分離フィン1は、少なくとも2つの部材に切断されている。非分離フィン2は、切断されていない。フィンは分離フィン1と非分離フィン2とを含む。伝熱管5は、フィンと交差する。部材は、それぞれ伝熱管5と接続されている。複数の分離フィン1からなる群を挟むように、非分離フィン2が配置されている。
詳細には、群を構成する複数の分離フィン1は、伝熱管5の延在する方向(図1において上下方向)に積層されている。非分離フィン2は、伝熱管5の延在する方向(図1において上下方向)において群を挟むように配置されている。また、非分離フィン2を、熱交換器10を構成するように積層されたフィンの両端部に配置している。非分離フィン2により挟まれた分離フィン1からなる群が、複数(図1においては7層)積層されている。
実施の形態1における熱交換器10では、図1に示すように、伝熱管5とフィンとは直交している。また、1枚のフィンにおいて伝熱管5と接触する部分は2列に並列している。フィンは分離フィン1と非分離フィン2とからなる。相対的に多数の分離フィン1と相対的に少数の非分離フィン2とを、伝熱管5を用いて一体化している。非分離フィン2は、伝熱管挿入穴3に挿入固定された伝熱管5の列間が一体で分離しないための強度を保持すればよく、たとえば分離フィン1が9枚に対して非分離フィン2が1枚以下の割合で配置すればよい。
分離フィン1は、図2(A)に示すように、伝熱管挿入穴3と、列間切断部4とを含んでいる。伝熱管挿入穴3は2列に並列され、伝熱管5が貫通する。列間切断部4は、分離フィン1の短い方の辺(図2(A)において横の辺)の中心において分離フィン1の全長に渡り切断する部分である。列間切断部4において、分離フィン1は2つの部材に切断される。また、分離フィン1において、それぞれの伝熱管挿入穴3の中心線が列間切断部4を軸として対称な位置になるように、伝熱管挿入穴3が設けられている。非分離フィン2は、図2(B)に示すように、伝熱管挿入穴3を含んでいる。伝熱管挿入穴3は、分離フィン1における伝熱管挿入穴3と同様の大きさで、かつ、同様の位置に設けられている。
なお、列間切断部4は、分離フィン1における伝熱管挿入穴3の列間において、冷媒の温度差による熱伝達防止手段として伝熱管挿入穴3の列間で完全に切断する部分のことを意味する。すなわち、分離フィン1において、熱交換の進行度に応じて温度が異なる冷媒が流れる伝熱管5が通る箇所が、完全に切断されている。そのため、少なくとも2つの部材同士で熱が伝わりあう事がなく、互いの熱交換に影響を及ぼさない。よって、分離フィン1は高い列間熱伝達防止効果を有する。
また、列間切断部4は、分離フィン1が少なくとも2つの部材に切断されていればどのような形状であっても良い。実施の形態1では、列間切断部4は、たとえば直線状とし、上下一対の対向した切断刃を用いて欠損部のない切断としている。これにより、分離フィンは2つの部材に切断されており、切断部分は直線状となっている。
図2(A)に示すように、分離フィン1において並列に2列設けられている伝熱管挿入穴3のそれぞれの中心間の距離を分離フィン1のピッチPaとしている。同様に、図2(B)に示すように、非分離フィン2において2列並列に設けられている伝熱管挿入穴3のそれぞれの中心間の距離を非分離フィン2のピッチPbとしている。列間切断部4は、伝熱管挿入穴3の列間で完全に切断しているだけである。そのため、分離フィン1のピッチPaと非分離フィン2のピッチPbとは同一となる。また、分離フィン1の形状と非分離フィン2の形状とは、列間切断部4の有無以外は、同形状としている。
なお、非分離フィン2は、フィンが2つの部材に切断されていなければ、どのような形状の切断部を有していても良い。たとえば、フィンにおいてある方向に一部切断部を有していても良いし、複数箇所に分かれて切断部を有していてもよい。また、切断部は直線状でも曲線状でもそれらが混在しても良い。
また、分離フィン1は、少なくとも2つの部材に切断されていれば、どのような形状に切断されていても良い。分離フィン1と交差する伝熱管5の列間を切断することが好ましい。たとえば伝熱管5が2列の場合には列間において2つの部材に切断し、伝熱管5が3列の場合にはある列間において2つの部材に切断するか2列の列間において3つの部材に切断することが好ましい。熱伝達防止という効果をより得ることができるからである。
伝熱管5は、フィンと交差していればどのような形状であっても良い。伝熱管5は、1枚のフィンにおいて所定間隔で2列または3列でフィンと交差していることが好ましい。2列に配置すると、製造コストが低いからであり、3列に配置すると、2列の場合よりも製造コストは上昇するが熱交換性能が向上するからである。また、伝熱管5は、1本の管から形成されるものであっても良いし、複数の管を接続して形成されるものであっても良い。
次に、図3および図4を用いて、実施の形態1における熱交換器10の製造方法について説明する。図3は、実施の形態1における熱交換器10を構成するフィンの製造方法を示すフローチャートである。図4は、フィンの製造方法を示す概略斜視図である。
熱交換器10の製造方法は、図4を参照して、たとえば、フィンの素材6を送り出す工程と、判断工程と、分離フィン製造工程と、非分離フィン製造工程とを備える。判断工程は、切断刃8を動作させるか否かを判断する。分離フィン製造工程は、判断工程において切断刃8を動作させると判断したとき、切断刃8を動作させることにより、素材6から少なくとも2つの部材に切断された分離フィン1を作製する。分離フィン製造工程は、判断工程において切断刃8を動作させないと判断したとき、切断刃8を動作させないことにより、素材6から切断されていない非分離フィン2を作製する。
また、フィンの素材6を送り出す工程では、製造される所望のフィンが複数枚同時に製造できる幅を持った素材6を送り出す。分離フィン製造工程は、フィン間切断刃7を用いて素材6を複数のフィンに分割する工程を含んでいる。
なお、以下の説明ではフローチャートでの説明の都合上、各工程の内容を順に記述しているが、たとえば、順送プレス機を用いた製造ラインでは、これらの工程は順送プレス機内の金型で連続的かつ並行的に実施されるため、各工程が並行して実施される場合がある。また、プレス機でのつかみ代を切断する工程やフィン部の切り起こし加工工程等の付随的な工程については説明を簡略化するため省略している。
詳細には、まず、図3に示すように、素材6を送り出す工程(S10)を実施する。この工程(S10)では、製造される分離フィン1および非分離フィン2の幅の複数倍にプレス機でのつかみ代を加えた幅を有する素材6を送り出す。
次に、伝熱管挿入穴3を加工する工程(S20)を実施する。この工程(S20)では、素材6に伝熱管挿入穴3を加工する。
次いで、切断刃8を動作させるか否かを判断する工程(S30)を実施する。この工程(S30)は、熱交換器10内に積層される分離フィン1または非分離フィン2の順に、分離フィン1または非分離フィン2を製造するために行なう。分離フィン1を作製する場合には、切断刃8を動作させると判断し、工程(S30)においてYESと判断される。一方、非分離フィン2を作製する場合には、切断刃8を動作させないと判断し、工程(S30)においてNOと判断される。たとえば、順送プレス機を用いたフィンの自動作製の場合、順送プレス機の制御プログラム内にあらかじめ入力された非分離フィンの挿入間隔や挿入位置によってYESまたはNOが決定される。
工程(S30)においてYESと判断された場合、分離フィン1製造工程(S40)に進む。この工程(S40)では、図4を参照して、切断刃8を動作させることにより、素材6から少なくとも2つの部材に切断された分離フィン1を作製している。また、この工程(S40)は、フィン間切断刃7を用いて素材6を複数のフィンに分割する工程を含んでいる。
一方、工程(S30)においてNOと判断された場合、非分離フィン2製造工程(S50)に進む。この工程(S50)では、図4を参照して、切断刃8を動作させないことにより、素材6から切断されていない非分離フィン2を作製する。また、この工程(S50)は、フィン間切断刃7を用いて素材6を複数のフィンに分割する工程を含んでいる。
実施の形態1では、図4に示すように、フィンの素材6を薄板状金属とし、順送プレス機により分離フィン1および非分離フィン2を作製している。分離フィン1および非分離フィン2を作製する順送プレス機は、フィンの素材6をフィン幅で常時切断を行なうフィン間切断刃7と、列間を切断する切断刃8を備えている。切断刃8を出入り自在に制御し、あらかじめ設定した所望の混合形態になるように、切断刃8を連続的かつ自動的に切り換えることにより、分離フィン1および非分離フィン2を作製している。そして、作製された分離フィン1および非分離フィン2は所定の長さで切断され、自重で落下し、スタックピン9に順に積上げられている。
また、実施の形態1では、分離フィン1における列間切断部4は、対向した1対の切断刃8を用いて伝熱管挿入穴3の列間に渡り完全に切断されている。そのため、列間の短い接合部が存在しないので、プレス加工時に応力の集中する部分がなく、フィンが折れ曲がらない。よって生産性を阻害するという問題が発生しない。
次に、熱交換器10を構成するフィンの製造がエンドか否かを判断する工程(S60)を実施する。具体的には、熱交換器10を構成する分離フィン1および非分離フィン2からなるフィンが所定数だけすべて作製されている場合には、工程(S60)においてYESと判断される。すると、熱交換器10を構成するフィンの作製は終了する。一方、熱交換器10を構成するフィンがすべて作製されていない場合には、工程(S60)においてNOと判断される。すると、工程(S10)に戻る。なお、工程(S60)においてYESと判断されるまでは、当該工程(S60)においてNOと判断されて工程(S10)以下の工程が繰り返される。
実施の形態1では、図4に示すように、作製されたフィンを1台分積上げると、作製されたフィンを取り出す。これにより、1台の熱交換器10を構成するフィンの作製を終了する。このようにして、熱交換器10の所望の位置に分離フィン1および非分離フィン2を容易に配置している。
なお、上記フローチャートは、フィンの素材を送り出す工程(S10)では製造される所望のフィンが複数枚同時に製造できる幅を持った素材6を準備しているが、特にこのような構成に限定されない。たとえば、製造されるフィンが1枚製造できる幅の素材6を準備しても良い。
そして、上記の製造方法により製造された分離フィン1および非分離フィン2からなるフィンに伝熱管5を交差させて接続することにより、熱交換器10を製造することができる。
次に、熱交換器10を備えた空気調和機について説明する。図5は、熱交換器10を備えた空気調和機の室内機20の概略斜視図を示す。図5を参照して、空気調和機の室内機20は、たとえば熱交換器10と、クロスフローファン21と、吸気口22と、ノズル23とを備えている。
空気調和機の室内機20は、クロスフローファン21により吸気口22から外気を吸い込む。そして、熱交換器10で外気と冷媒との熱交換を行ない、ノズル23から熱交換後の空気を排出する。
以上説明したように、本発明の実施の形態1における熱交換器10は、少なくとも2つの部材に切断された分離フィン1と、切断されていない非分離フィン2とを含むフィンと、フィンと交差する伝熱管5とを備え、部材は、それぞれ伝熱管5と接続され、複数の分離フィン1からなる群を挟むように、非分離フィン2が配置されている。分離フィン1は少なくとも2つの部材に切断されているため、分離フィン1において、熱交換の進行度に応じて温度が異なる冷媒が流れる伝熱管5が通る箇所が、完全に切断されている。そのため、少なくとも2つの部材同士で熱が伝わりあう事がなく、互いの熱交換に影響を及ぼさない。よって、分離フィン1は高い熱伝達防止効果を有する。また、分離フィン1は2つの部材に切断されている。そのため、プレス加工時に部分的に応力が印加されること等がない。よって、分離フィン1が変形し生産性を阻害する事がない。一方、非分離フィン2は複数の分離フィン1からなる群を挟むように配置され、伝熱管によって一体化されている。そのため、熱交換器10は2つに分離することなく従来の製法と同様に2列一体形状を維持できる。その結果、熱交換器10全体として、高い列間熱伝達防止効果を有しながら、複数列一体形状を保つ事が出来る。よって、熱交換器製作後工程、空気調和機の組立時の作業工数を増加させることない。
また、群を構成する複数の分離フィン1は、伝熱管5の延在する方向に積層され、非分離フィン2は、伝熱管5の延在する方向において群を挟むように配置されていることが好ましい。これにより、熱交換器の形状が安定し取り扱いが容易になるからである。
また、非分離フィン2により挟まれた分離フィン1からなる群が、複数積層されていることが好ましい。これにより、形状を保持する非分離フィン2が分散されている。よって、強度にすぐれた熱交換器とすることができる。
また、熱交換器10を備えた空気調和機とすることが好ましい。熱交換器10は、高い熱伝達防止効果を有しながら、複数列一体構造のため組立作業性に優れる。よって、熱交換器10を備えた空気調和機は、高性能かつ組立加工費を抑えたものとすることができる。
なお、空気調和機は、空気調和機の室内機、空気調和機の室外機等を含む。空気調和機としては空気調和機の室内機に用いることが好ましい。空気調和機の室内機に用いると、熱交換器10の形状から、熱交換性能および組立性において非常にすぐれたものとなるからである。
さらに、本発明の実施の形態1における熱交換器10の製造方法は、フィンの素材6を送り出す工程(S10)と、切断刃8を動作させるか否かを判断する判断工程(S30)と、判断工程において切断刃8を動作させると判断したとき、切断刃8を動作させることにより、素材6から少なくとも2つの部材に切断された分離フィン1を作製する分離フィン製造工程(S40)と、判断工程において切断刃8を動作させないと判断したとき、切断刃8を動作させないことにより、素材6から切断されていない非分離フィン2を作製する非分離フィン製造工程(S50)とを備えていることが好ましい。これにより、2種類のフィン(分離フィン1および非分離フィン2)を別々に製造して後工程でそれらを混合する必要がない。そのため、従来の製造方法と比較して、工程を追加することなく熱交換器10を製造することができる。よって、製造コストを上昇せずに、高い列間熱伝達防止効果を有する熱交換器10を製造できる。
また、フィンの素材6を送り出す工程(S10)では、所望のフィンを複数枚同時に製造できる幅を持った素材6を送り出し、分離フィン製造工程(S40)および非分離フィン製造工程(S50)は、フィン間切断刃7を用いて素材6を複数のフィンに分割する工程を含むことが好ましい。これにより、同時に複数のフィンを作製することができる。よって、さらに生産性を向上することができる。
次に、実施の形態1の変形例について説明する。図6および図7は、本発明の実施の形態1における分離フィン1の変形例1、2における分離フィンを示す平面図である。
図6は、変形例1における分離フィン31の概略平面図である。図6を参照して、変形例1における分離フィン31の構成は、基本的には実施の形態1における分離フィン1と同様の構成を備えるが、列間切断部34の形状において、図2(A)に示した分離フィン31と異なる。
詳細には、分離フィン31は、2列に並列された伝熱管挿入穴33a、33bを有し、列間切断部34を伝熱管挿入穴33a、33bの列の延びる方向と垂直な方向において6:4の位置で、伝熱管挿入穴33a、33bの列の延びる方向と平行な方向において直線状としている。列間切断部34により、伝熱管挿入穴33aを含む部材と、伝熱管挿入穴33bを含む部材の2つの部材に切断されている。すなわち、伝熱管挿入穴33aを含む部材の表面積は、伝熱管挿入穴33bを含む部材の表面積の1.5倍としている。
分離フィン31を備える熱交換器をたとえば空気調和機に用いる場合には、分離フィン31に送り込まれる外気は、分離フィン31における伝熱管挿入穴33bを含む部材を外気の吸入口側に設置する。
なお、分離フィン31は、伝熱管挿入穴33a、33bが列間切断部34を2列に並列された構成としているが、これに特に限定されない。たとえば、伝熱管挿入穴を3列に並列されていても良い。伝熱管挿入穴を3列にしたときには、増加させる列間に対して、列間切断部34を同様の比率で設けても良いし、列間切断部34を設けなくても良い。
以上説明したように、本発明の実施の形態1の変形例1における分離フィン31は、表面積が6:4になるように異なる大きさの2つの部材に切断している。そのため、相対的に小さな部材を冷媒と熱交換させる流体の上流側に配置し、相対的に大きな部材を冷媒と熱交換させる流体の下流側に配置し、下流側の熱交換効率を上げることができる。よって、分離フィン31を備えた熱交換器は、上記の効果に加えて、さらに熱交換効率を向上することができる。
図7は、変形例2における分離フィン41の概略平面図である。図7を参照して、変形例2における分離フィン41の構成は、基本的には実施の形態1における分離フィン1と同様の構成を備えるが、列間切断部44の形状において、図2(A)に示した分離フィン41と異なる。
詳細には、分離フィンは伝熱管挿入穴43を有し、伝熱管挿入穴43は並列に2列に配置され、伝熱管挿入穴43の列と直交する方向には隣接せず交互に配置されている。また、列間切断部44を伝熱管挿入穴43の列と平行な方向において波線状としている。すなわち、切断される部分の形状が波線状の2の部材に切断される。また、列間切断部44の波線は、2列の伝熱管挿入穴43の円形状に沿うようにして形成されている。
なお、分離フィン41において、伝熱管挿入穴43は、列間切断部44を2列に並列された構成としているが、これに特に限定されない。たとえば、3列に並列されていても良い。伝熱管挿入穴を3列にしたときには、増加させる列間に対して、列間切断部44を同様の形状(波線)で設けても良いし、列間切断部34を設けなくても良い。
以上説明したように、本発明の実施の形態1の変形例2における分離フィン41は、切断部が波線状になるように2つの部材を切断している。そのため、伝熱管5の周りのフィンの面積を増加させることができる。よって、分離フィン41を備えた熱交換器は、上記の効果に加えて、さらに熱交換効率を向上することができる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2における熱交換器を示す概略斜視図である。図8を参照して、本発明の実施の形態2における熱交換器を説明する。図8を参照して、実施の形態2における熱交換器30の構成は、基本的には本発明の実施の形態1における熱交換器10と同様の構成を備えるが、熱交換器30を構成するフィンにおいて図1に示した熱交換器10を構成するフィンと異なる。
詳細には、分離フィン1は伝熱管5の延在する方向に積層され、非分離フィン2は分離フィン1からなる群を挟むように配置されている。そして、非分離フィン2は熱交換器30を構成するように積層されたフィンの両端部に配置されている。
実施の形態2における熱交換器30では、図8に示すように、伝熱管5とフィンとは直交している。また、1枚のフィンと伝熱管5とが接触する部分は2列に並列している。熱交換器30の両端部以外に配置された分離フィン1と熱交換器30の両端部に配置された非分離フィン2とを、伝熱管5を用いて一体化している。非分離のフィン2は、伝熱管挿入穴3の列間が一体で分離しないための強度を保持すればよく、たとえば、数百枚のフィンを積層した熱交換器で両端部の数%のフィンを非分離フィンとするだけでよい。
また、熱交換器30の製造方法については、熱交換器10の製造方法と同様であるので、その説明は繰り返さない。
以上説明したように、本発明の実施の形態2における熱交換器30は、積層された分離フィン1の両端部に非分離フィン2を配置している。熱交換器30を空気調和機などの機器内部に組み込む場合、クロスフローファン21や流路の制約等から熱交換器30の両端部では有効に空気が流れずほとんど熱交換に寄与していない。すなわち、熱交換に対して寄与率の低い熱交換器の両端部に非分離フィン2を配置することにより、この部分での熱伝達は熱交換器30全体の熱交換効率に対してほとんど影響を与えない。また、熱交換器30は、実施の形態1における熱交換器10と比較して、分離フィン1を多く有している。そのため、熱伝達防止の効果をより得ることができる。よって、熱交換器30は、より高い列間熱伝達防止効果を得ることができる。
また、熱交換器30は、積層されたフィンの両端部に非分離フィン2を有している。よって、両端部で熱交換器全体の形状を維持することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1における熱交換器を示す概略斜視図である。 (A)は、分離フィンの平面図であり、(B)は非分離フィンの平面図である。 本発明の実施の形態1における熱交換器を構成するフィンの製造方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における熱交換器を構成するフィンの製造方法を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態1における熱交換器を備えた空気調和機の室内機を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態1における分離フィンの変形例における分離フィンを示す平面図である。 本発明の実施の形態1における分離フィンの別の変形例における分離フィンを示す平面図である。 本発明の実施の形態2における熱交換器を示す概略斜視図である。
符号の説明
1,31,41 分離フィン、2 非分離フィン、3,33a,33b,43 伝熱管挿入穴、4,34,44 列間切断部、5 伝熱管、6 素材、7 フィン間切断刃、8 切断刃、9 スタックピン、10,30 熱交換器、20 空気調和機の室内機、21 クロスフローファン、22 吸気口、23 ノズル、Pa,Pb ピッチ。

Claims (7)

  1. 少なくとも2つの部材に切断された分離フィンと、切断されていない非分離フィンとを含むフィンと、
    前記フィンと交差する伝熱管とを備え、
    前記部材は、それぞれ前記伝熱管と接続され、
    複数の前記分離フィンからなる群を挟むように、前記非分離フィンが配置されている、熱交換器。
  2. 前記群を構成する前記複数の分離フィンは、前記伝熱管の延在する方向に積層され、
    前記非分離フィンは、前記伝熱管の延在する方向において前記群を挟むように配置されている、請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記非分離フィンを、前記熱交換器を構成するように積層された前記フィンの両端部に配置している、請求項1または2に記載の熱交換器。
  4. 前記非分離フィンにより挟まれた前記分離フィンからなる群が、複数積層されている、請求項1〜3のいずれかに記載の熱交換器。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の熱交換器を備えた、空気調和機。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の熱交換器の製造方法であって、
    フィンの素材を送り出す工程と、
    切断刃を動作させるか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程において前記切断刃を動作させると判断したとき、前記切断刃を動作させることにより、前記素材から少なくとも2つの部材に切断された分離フィンを作製する分離フィン製造工程と、
    前記判断工程において前記切断刃を動作させないと判断したとき、前記切断刃を動作させないことにより、前記素材から切断されていない非分離フィンを作製する非分離フィン製造工程とを備えた、熱交換器の製造方法。
  7. 前記フィンの素材を送り出す工程では、所望のフィンを複数枚同時に製造できる幅を持った素材を送り出し、
    前記分離フィン製造工程および前記非分離フィン製造工程は、フィン間切断刃を用いて前記素材を複数のフィンに分割する工程を含む、請求項6に記載の熱交換器の製造方法。
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