JP2007010234A - 自動製氷機並びに自動製氷機付き冷蔵庫 - Google Patents

自動製氷機並びに自動製氷機付き冷蔵庫 Download PDF

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Abstract

【課題】 自動製氷機用給水タンクに計量カップと止水栓を設け、給水タンクの下方に水受け容器を設けて自然落下方式の供給とするものがあるが、構成が複雑であり組立てが面倒。洗浄は給水タンク、計量カップ、止水栓、水受け容器を取外す面倒さがある。本発明は、自然落下方式の供給方式とする場合、このような複雑な構成とすることなく、各給水モードにおける製氷用水の供給量を一定化して、自動製氷機で作られる氷の大きさを略一定化すると共に、製氷用水を溜める部分の洗浄をし易くするものとする。
【解決手段】 貯水容器から自動製氷機の製氷皿への給水が開閉弁機構の作動によって自然流下式で行われ、冷蔵室へ前記貯水容器が収納されたことをスイッチが検出した状態において、制御回路部の動作によって、各給水モードにおける給水量を略一定化させるように、順次給水回数に応じて給水時間が長くなるように前記製氷皿への給水制御を行う。
【選択図】 図5

Description

本発明は、冷蔵庫内に設置した貯水容器から自動製氷機の製氷皿へ製氷用水を供給する自動製氷機並びに自動製氷機付き冷蔵庫に関する。
冷蔵庫本体内に冷蔵室が上部に位置するように冷凍室と冷蔵室が仕切り壁にて区画され、前記冷蔵室に配設された給水タンクの製氷用水が前記仕切り壁を貫通した給水管を通して前記冷凍室に配設された自動製氷機の製氷容器へ供給される自動製氷機付き冷蔵庫がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のものは、給水タンクの製氷用水の供給をポンプによらずに、自然落下方式による製氷用水の供給方式とするために、給水タンクの底部に計量カップとその中に止水栓を設け、給水タンクの下方には水受け容器を配置し、電磁弁によって止水栓を開くことによって計量カップ内の一定量の水を水受け容器に流下させ、電磁弁の作動によってこの水受け容器底部の放水口を開いて、水受け容器内の水を給水管を通して自動製氷機の製氷容器へ供給するものである。
特開平8−35752号公報
このように特許文献1の発明は、給水タンクの底部に計量カップとその中に止水栓を設け、給水タンクの下方には水受け容器が設けられたものであるため、構成が複雑であると共に、組立てが面倒であり、給水タンク、計量カップ、止水栓及び水受け容器を取外して洗浄することは、極めて面倒であることが予想される。本発明は、このような点に鑑み、給水タンクの製氷用水の供給をポンプによらずに、自然落下方式による供給方式とする場合、このような複雑な構成とすることなく、各給水モードにおける製氷用水の供給量を一定化して、自動製氷機で作られる氷の大きさを略一定化することができる給水装置を提供するものである。また、貯水容器9に計量タンク部を備えない構成によって、製氷用水を溜める部分の洗浄をし易くする効果を合わせ持つものとする。
第1の発明は、貯水容器から自動製氷機の製氷皿への給水が開閉弁機構の作動によって自然流下式で行われ、冷蔵室へ前記貯水容器が収納されたことをスイッチが検出した状態において、制御回路部の動作によって、各給水モードにおける給水量を略一定化させるように、順次給水回数に応じて給水時間が長くなるように前記製氷皿への給水制御を行うことを特徴とする。
第2の発明は、前記貯水容器が冷蔵室へ収納され、前記製氷皿が冷凍室へ配置されるように第1の発明の自動製氷機を備えた冷凍冷蔵庫である。
第3の発明は、冷蔵室内に収納した貯水容器から自動製氷機の製氷皿への給水が開閉弁機構の作動によって自然流下式で行われ、冷却器で冷却した冷気が送風機によって前記製氷皿へ循環される自動製氷機付き冷凍冷蔵庫において、前記貯水容器が冷蔵室から引き出されてスイッチがOFFしてから、再び前記貯水容器が前記冷蔵室へ収納されて前記スイッチがONするまでの時間を制御回路部によってカウントし、このカウントが所定時間以上または所定時間を超えた場合は、前記貯水容器内が規定水量で満杯であるとして、給水モードにおける前記製氷皿への給水制御が行われることを特徴とする。
第4の発明は、冷蔵室内に収納した貯水容器から自動製氷機の製氷皿への給水が開閉弁機構の作動によって自然流下式で行われ、冷却器で冷却した冷気が送風機によって前記製氷皿へ循環される自動製氷機付き冷凍冷蔵庫において、前記貯水容器が前記冷蔵室から引き出されてスイッチがOFFしてから、再び前記貯水容器が前記冷蔵室へ収納されてスイッチがONするまでの時間を制御回路部によってカウントし、このカウントが所定時間以上か否かまたは所定時間を超えたか否かによって、前記制御回路部によって第1回目の(スタート時の)自動給水から行うか、前記貯水容器が前記冷蔵室から引き出された状態に継続して作動する給水モードに応じた自動給水とするかの制御を行うようにすることを特徴とする。
第1の発明及び第2の発明では、製氷皿7Bへの給水量が一定化し、所定の大きさの氷を造ることができる。このため、貯水容器9に計量タンク部を備えた複雑な構成とすることもなく、貯水容器9の構成が簡素化し、貯水容器9の洗浄も簡単になる。
第3の発明は、第1の発明の効果に加えて、前記貯水容器が冷蔵室から引き出されてから、再び前記貯水容器が前記冷蔵室へ収納されるまでに時間が長い場合は、前記貯水容器内が規定水量で満杯であるとして、正規の第1回目の(スタート時の)自動給水から開始するため、制御がし易く、各給水モードにおける給水制御もし易くなる。
第4の発明は、第1の発明の効果に加えて、貯水容器9に規定水量の製氷用水が入っていることの検知が確実となり、途中で極短時間引き出された場合との区別ができる。このため、前記貯水容器が冷蔵室から引き出されてから、再び前記貯水容器が前記冷蔵室へ収納されるまでに時間が長い場合は、前記貯水容器内が規定水量で満杯であるとして、正規の第1回目の(スタート時の)自動給水から開始して、第2回目、第3回目、第4回目と順次給水回数に応じて給水時間を長くするように変化させ、各給水モードにおける給水量を略一定化させることにより、製氷皿7Bへの給水量が平均化し、所定の大きさの氷を造ることができる。そして、前記貯水容器が冷蔵室から引き出されてから、再び前記貯水容器が前記冷蔵室へ収納されるまでに時間が短い場合は、途中から継続した制御を行って、安定した制御が達成できる。
本発明は、貯水容器から自動製氷機の製氷皿への給水が開閉弁機構の作動によって自然流下式で行われ、冷蔵室へ前記貯水容器が収納されたことをスイッチが検出した状態において、制御回路部の動作によって、給水モードにおける製氷皿への給水制御が、各給水モードにおける給水量を略一定化させるように、順次給水回数に応じて給水時間が長くなるようにしたものである。本発明の実施例を以下に記載する。
次に、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る冷凍冷蔵庫の正面図、図2は本発明に係る冷凍冷蔵庫本体を正面から見た説明図、図3は本発明に係る冷凍冷蔵庫の縦断側面図、図4は本発明に係る冷凍装置をブロックで示す構成図、図5は本発明に係る給水容器(貯水容器ともいう)と開閉弁装置Pとの関係を示す縦断面図、図6は本発明に係る開閉弁装置Pの部分の拡大断面図、図7は本発明に係る開閉弁機構Pが作動する給水時間関係を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について説明する。1は本発明の冷却貯蔵庫の一つである冷凍冷蔵庫であり、前面開口の本体2内を区画して複数の貯蔵室を形成し、これら各貯蔵室の前面は扉で開閉できる構成である。冷凍冷蔵庫本体2は、外箱(外壁板)2Aと内箱(内壁板)2Bとの間に発泡断熱材2Cを充填した断熱構造である。冷凍冷蔵庫本体2内には、上部に冷蔵室3、その下方に冷凍室5と製氷室6が横並びに設けられ、その下方に野菜室4が配置された構成である。
冷蔵室3内には冷蔵室3の側壁に形成した棚受けに載置した複数段の棚3Aが設けられている。冷蔵室3の前面開口は、冷蔵庫本体2の一側部にヒンジ装置にて横方向に回動する回動式の冷蔵室扉10にて開閉される。野菜室4の前面開口は、野菜室4内に設けた左右のレール18Aとローラ18Bによる支持装置18によって前後方向へ引き出し可能に支持した野菜容器15と共に前方へ引き出される引き出し式扉11にて閉塞されている。冷凍室5と製氷室6の前面開口は、それぞれ別個の扉12A、12B(図示せず)で閉じられるように構成し、冷凍室5は野菜室4と同様に、冷凍室5内に設けた左右のレールに対して、前後方向へ引き出し可能に支持した容器を扉12Aと共に前方へ引き出される引き出し式とし、また、製氷室6は野菜室4と同様に、製氷室6内に設けた左右のレールに対して、前後方向へ引き出し可能に支持した後述の貯氷容器を扉12Bと共に前方へ引き出される引き出し式とする構成でもよい。
上部に位置する冷蔵室3と、その下部に位置する横並びの冷凍室5並びに製氷室6との間は断熱仕切り壁17Aにて区画されており、横並びの冷凍室5並びに製氷室6とその下方の野菜室4との間は断熱仕切り壁17Bにて区画されている。45は冷蔵庫本体2の背壁の前面側に配設した冷蔵室3の背壁部材であり、合成樹脂製背面板とその裏側に取り付けた発泡スチロール等の断熱材との組み合わせ構成され、冷蔵室3の背面側に上下方向の冷気通路(冷気ダクト)43と、その左右両側に冷気通路(冷気ダクト)43A、43Bを形成している。
冷凍室5と製氷室6は区画板47Aによって左側に冷凍温度に保たれる前面開口の製氷室6が、そして右側に冷凍温度に保たれる冷凍室5が区画形成され、製氷室6内には上部に自動製氷機7が配置され、その自動製氷機7の下方には上面開口の貯氷容器8が配置されている。貯氷容器8は、製氷室6の左右側壁に設けらレール6Aに前後方向へ引き出し自在に支持されている。自動製氷機7は電動機構7Aによって回転駆動される製氷皿7Bを備えており、製氷工程によって製氷皿7B内に作られた氷は、電動機構によって製氷皿7Bを捻りつつ反転させ、その中の氷を下方の貯氷容器8へ離脱させるように動作するものである。
9は自動製氷機7へ供給する製氷用水を貯める給水容器(貯水容器ともいう)であり、横幅に比して奥行きが長い矩形状をなし、冷蔵室3内を区画壁47Bで仕切った小室46に配置されており、冷蔵室3内の温度で冷却され、冷蔵室3の前面扉10を開くことによって前方へ取り出すことができる。区画壁47Bで仕切った小室46の隣には、特定低温室13が併設されている。
製氷用水は、ソレノイド式開閉弁装置Pを所定時間開くことにより、断熱仕切り壁17Aを貫通する給水路51を通って、給水容器9から自然落下方式によって自動製氷機7の製氷皿7Bへ供給される。製氷皿7Bは、長手方向を列方向として4個2列、5個2列、又は6個2列のように複数の製氷小室に区分されて8乃至12個の角型氷が作られる合成樹脂製である。また、貯氷容器8は、白色、透明、半透明又はその他の色の合成樹脂製であり、奥行きが左右幅に比して長い上面開口の箱状である。
冷凍冷蔵庫本体2の底部には機械室28が形成され、この機械室28には、本発明に係る冷凍装置の冷媒を圧縮する電動圧縮機24、前記冷凍装置の冷媒の放熱器25の一部である後述の放熱器25Aと放熱器25Bと放熱器25C、放熱器25Bの熱によって後述の除霜水を蒸発させるための蒸発皿26、及び送風機(図示せず)等が配置されている。機械室28内の電動圧縮機24、放熱器25A、放熱器25Bを含む蒸発皿26、及び放熱器25Cは、前記機械室28内の送風機からの風によって熱交換されて放熱する。29、30は冷却庫内を冷却するために設けた冷凍装置の冷媒の蒸発器(冷却器)である。31は冷凍室用冷却器である第1蒸発器(冷却器)29で冷却した冷気を冷却庫内、即ち冷凍室5と製氷室6へ循環する第1送風機である。32は冷蔵室用冷却器である第2蒸発器(冷却器)30で冷却した冷気を冷却庫内、即ち冷蔵室3、野菜室4及び特定低温室13へ循環する第2送風機である。33は第1蒸発器(冷却器)29の除霜用ガラス管ヒータ、34は、第2蒸発器(冷却器)30の除霜用ガラス管ヒータである。第1蒸発器(冷却器)29及び第2蒸発器(冷却器)30の除霜水は排水管23を通って蒸発皿26へ導かれてそこで蒸発する。
本発明に係る冷凍装置は、冷媒として二酸化炭素冷媒を使用している。圧縮機24は、この冷媒を一段目の圧縮部24Aと二段目の圧縮部24Bによって二段階圧縮するように構成され、密閉容器内において電動機(モータ)によってそれぞれ回転するロータを備えた公知の2シリンダの回転式圧縮機(ロータリ圧縮機という)であり、一段目の圧縮部24Aと二段目の圧縮部24Bを構成するが、冷媒を二段階圧縮する他の形態でもよい。
25A〜25Eまでが冷媒の放熱器25を構成しており、これらは空冷式であり、放熱器25Aは円筒形状をなすように冷媒パイプ(チューブ)が螺旋状に巻回されたループコンデンサと称する初段放熱器である。放熱器25Bは蒸発皿26内に導かれた除霜水中に没する配置であり、この除霜水を蒸発させるための冷媒パイプ(チューブ)である。放熱器25Cは、略平板状の放熱板の上に蛇行状に配置された冷媒パイプ(チューブ)が取り付けられた形態であり、蒸発皿26の後方領域で機械室28内の底部に水平状態に配置されている。放熱器25Dは、冷媒パイプ(チューブ)の周りに放熱フィンとなるアルミニウムの箔板(薄板)が螺旋状に巻回されたものが蛇行状をなすフィンチューブ式のメイン放熱器であり、機械室28内において前記機械室28内の送風機からの風によって熱交換されるように、放熱器25Cの上に水平状態に配置している。放熱器25Eは、冷凍冷蔵庫本体2の前面開口の周縁部への露付き防止用であり、外箱(外壁板)2Aを放熱板とするように、外箱(外壁板)2Aの発泡断熱材2C側の面に取り付けた冷媒パイプであり、断熱仕切り壁17Aの前面と断熱仕切り壁17Bの前面を加温する冷媒パイプが一連に形成されている。
70は冷媒の湿気を除去する乾燥剤を封入したデハイドレータある。71、72は電動式膨張弁であり、73、74はデハイドレータ70を通過した冷媒の導入パイプであり、75、76はそれぞれ冷媒の導入パイプ73、74に接続したキャピラリチューブであり、そのキャピラリチューブ75、76の途中に、それぞれ電動式膨張弁71、72が接続されている。77は逆止弁であり、78は消音装置としてのマフラである。図4において矢印は冷媒の流れ方向を示している。
このような冷凍回路において、冷却運転サイクルについて記載する。冷凍室5と冷蔵室3が所定の下限温度まで冷却されていない状態では、圧縮機24、送風機31、送風機32、及び機械室28内の送風機が運転(ON)される。圧縮機24の一段目の圧縮部24Aで圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、マフラ78を通って放熱器25Aで放熱され、圧縮機24の二段目の圧縮部24Bへ入ってそこで圧縮される。二段目の圧縮部24Bで圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、放熱器25Bにおいて蒸発皿26内の除霜水を蒸発させる。放熱器25Bを出た冷媒ガスは、放熱器25Cから放熱器25Dにおいて、機械室28内の送風機からの空気によって冷却されて、冷媒温度が冷凍冷蔵庫1の周囲温度より若干高めの温度まで低下する。この冷媒は更に放熱器25Eへ流入して、冷凍冷蔵庫本体2の前面開口部が加温され、その部分への露付きを防止するように作用する。
放熱器25Eを出た冷媒は、デハイドレータ70を通って導入パイプ73、74に分岐して、それぞれ第1キャピラリチューブ75と電動式膨張弁71の回路と、第2キャピラリチューブ76と電動式膨張弁72の回路を通って、減圧されて温度が低下し、それぞれ冷凍室用蒸発器(冷却器)29と冷蔵室用蒸発器(冷却器)30へ流入する。第1蒸発器(冷却器)29と第2蒸発器(冷却器)30へ流入した液冷媒は、そこで蒸発して周囲の空気を冷却する。第1蒸発器(冷却器)29で蒸発したガス冷媒は、出口パイプ79から逆止弁77を通って圧縮機24の一段目の圧縮部24Aの吸い込み側へ流入して圧縮される。また、第2蒸発器(冷却器)30で蒸発したガス冷媒は、出口パイプ80から逆止弁77を通って圧縮機24の一段目の圧縮部24Aの吸い込み側へ流入して圧縮される。このような冷凍サイクルによって第1蒸発器(冷却器)29と第2蒸発器(冷却器)30が冷却され、それによって後述のように冷凍冷蔵庫本体2内の各室が冷却される。
上記の冷凍装置において、電動式膨張弁71は、制御回路装置(図示せず)からの制御信号によって正転と逆転の動作をするステッピングモータによって、駆動弁が動作してその弁開度が調節されるものであり、蒸発器(冷却器)29の出口温度又は冷凍室5の温度に応じて前記制御回路装置に設定したデータに基づき、前記ステッピングモータが正転又は逆転して駆動弁が動作してその弁開度が調節され、適正な冷媒膨張が行われるように制御される。これによって、冷凍室5と製氷室6が所定の温度に維持される。また、電動式膨張弁72は、前記制御回路装置(図示せず)からの制御信号によって正転と逆転の動作をするステッピングモータによって、駆動弁が動作してその弁開度が調節されるものであり、蒸発器(冷却器)30の出口温度又は冷蔵室3の温度に応じて制御回路装置(図示せず)に設定したデータに基づき、前記ステッピングモータが正転又は逆転して駆動弁が動作してその弁開度が調節され、適正な冷媒膨張が行われるように制御される。これによって、冷蔵室3、野菜室4、特定低温室13及び小室46が所定の温度に維持される。
上記のような運転によって、圧縮機24が運転(ON)している状況において、冷蔵室3又は第2蒸発器(冷却器)30が所定の下限設定温度に低下すると、前記制御回路装置によって電動式膨張弁72は閉じて、第2蒸発器(冷却器)30への冷媒流入を遮断し、第2送風機32が停止(OFF)する。そして、冷蔵室3又は第2蒸発器(冷却器)30が所定の上限設定温度に上昇すると、前記制御回路装置によって電動式膨張弁72は開いて、第2蒸発器(冷却器)30へ冷媒が流入し、第2送風機32が運転(ON)して、冷蔵室3の冷却促進が行われる。このようにして、冷蔵室3、野菜室4、特定低温室13が所定温度に維持される。
圧縮機24と第1送風機31は、第1蒸発器(冷却器)29の出口温度又は冷凍室5の温度に応じて制御され、第1蒸発器(冷却器)29の温度又は冷凍室5の温度が所定の下限設定温度に低下すると、前記制御回路装置によって停止(OFF)する。これと共に第2送風機32が停止(OFF)する。第1蒸発器(冷却器)29の温度又は冷凍室5の温度が所定の上限設定温度に上昇すると、前記制御回路装置によって圧縮機24、第1送風機31、第2送風機32が運転(ON)して、冷凍冷蔵庫1内の各室の冷却促進が行われる。このようにして、冷凍室5、製氷室6が所定温度に維持される。
次に、冷気の循環について説明する。35は第2蒸発器(冷却器)30で冷却された冷気が第2送風機32から導かれる冷気ダクトであり、冷蔵室3の上壁に沿って幅広く配置され、その前端は冷蔵室3の前面開口部の上面に形成した冷気吹き出し口36へ連通している。この冷気吹き出し口36から吹き出す冷気は、冷蔵室3の前面開口部を矢印のように上から下へ流れる冷気カーテン37を形成する。
第2蒸発器(冷却器)30で冷却した冷気を第2送風機32によって冷蔵室3と野菜室4とに循環させる冷気循環経路の形成に関し、冷蔵室3の背面部には、冷気通路(冷気ダクト)43が形成され、この左右両側に冷気通路(冷気ダクト)43A、43Bが形成され、冷気供給通路(冷気ダクト)43には第2蒸発器(冷却器)30が収納されて冷却器室を構成している。また、第2蒸発器(冷却器)30から上方へ延びて電動式膨張弁72が冷気供給通路(冷気ダクト)43の背面の窪みにゴム製カバー90で覆われた状態でネジにて取り付けられている。
第2蒸発器(冷却器)30で冷却した冷気は、第2送風機32によって冷蔵室3とその一部分である特定低温室13とに循環される。その経路は、第2送風機32を通過した冷気は、一部が冷気ダクト35を通って冷気吹き出し口36から吹き出す。第2送風機32を通過した冷気の他の部分は、冷蔵室3の背壁45の裏側の左右の冷気通路43A、43Bを通って、冷蔵室3の背壁45に形成した冷気吹き出し口39から冷蔵室3へ吹き出し、冷気通路43Bを更に下方へ流れた冷気が冷気吹き出し口39Aから特定低温室13へ吹き出す。冷蔵室3と特定低温室13へ流入した冷気は、冷蔵室3の下部の吸い込み口50、即ち小室46と特定低温室13の背壁に形成した吸い込み口50から吸込まれ、冷気通路(冷気ダクト)43の第2蒸発器(冷却器)30の下部の冷気吸い込み側に流入し、再び第2蒸発器(冷却器)30で冷却される循環をする。
一方、冷蔵室3へ流入した冷気に一部は、野菜室4へ循環する構成である。図では、特定低温室13へ流入した冷気の一部が、特定低温室13の背壁に形成した吸い込み口40から吸込まれ、冷凍冷蔵庫本体2の背壁に形成した冷気通路(冷気ダクト)41Aを通って吹き出し口42Aから野菜室4へ流出する。野菜室4へ流入した冷気は、野菜室4を流れて野菜室4の天井壁に近接した背壁に形成した冷気吸い込み口42Bから冷気帰還通路(冷気帰還ダクト)41Bを通って、冷気通路(冷気ダクト)43の第2蒸発器(冷却器)30の下部の冷気吸い込み側に流入し、再び第2蒸発器(冷却器)30で冷却される循環をする。
第1蒸発器(冷却器)29で冷却した冷気を第1送風機31によって冷凍室5へ循環させる冷気循環経路の形成に関し、冷凍室5の背面部には、冷気通路(冷気ダクト)48が形成され、この冷気供給通路(冷気ダクト)48には第1蒸発器(冷却器)29が収納されて冷却器室を構成している。また、第1蒸発器(冷却器)29から上方へ延びて電動式膨張弁71が冷気供給通路(冷気ダクト)48の背面の窪みにゴム製カバー91で覆われた状態でネジにて取り付けられている。
第1蒸発器(冷却器)29で冷却した冷気は、第1送風機31によって冷気吹き出し口37Aから冷凍室5へ供給され、冷気吹き出し口37Bから製氷室6へ供給され、それぞれ吸い込み口38から吸込まれて、第1蒸発器(冷却器)29の下部の冷気吸い込み側に流入し、再び第1蒸発器(冷却器)29で冷却される循環をする。
圧縮機24の運転時間の積算値が所定値に達すると除霜モードに入り、圧縮機24、第1送風機31、第2送風機32、機械室28内の送風機が停止(OFF)し、除霜用ガラス管ヒータ33と34に通電されて発熱し、それぞれ対応する第1蒸発器(冷却器)29と第2蒸発器(冷却器)30は加温されて、その霜が融解される。除霜の終了は、第1蒸発器(冷却器)29と第2蒸発器(冷却器)30に設けた除霜終了センサが、共に上昇した除霜終了温度(例えば8℃)を感知したときに、除霜用ガラス管ヒータ33と34への通電を停止(OFF)したときである。除霜の終了時に冷蔵室3と冷凍室5の温度が所定の上限設定温度以上に上昇している場合には、圧縮機24、第1送風機31、第2送風機32、送風機81が運転(ON)し、冷凍冷蔵庫1内の各室の冷却促進が行われる。
このような構成において、各室の温度は、冷蔵室3が約3〜4℃、野菜室4が約3〜6℃に保たれ、冷凍室5製氷室7が約−18℃〜−20℃である。また、冷蔵室扉10の内側に設けた貯蔵棚上は5〜8℃である。特定低温室13は、0℃よりも高い約1℃のチルド室であったり、0℃よりも低く食品の凍結温度よりも高い約0〜−1℃の氷温室であったり、また、食品の表面に薄い氷の層が形成される程度の約−4℃の部分凍結室であったりする。このように特定低温室13は、食品を特定の温度領域内で冷却保存するためのものであり、他の室に比して厳しい温度制御が要求される。
製氷用水は、後述のように、開閉弁機構Pの作動によって、貯水容器9から自然落下方式によって断熱仕切り壁17Aを貫通した給水管51を通って自動製氷機7の製氷皿7Bへ供給される。貯水容器9は、横幅に比して奥行きが長い矩形状の上面開口を形成したタンク本体9Aに、タンク本体9Aの上面開口を塞ぐように、タンク本体9Aの前後左右の壁に取り外し自在にカバー9Dが取り付けられている。注水口9Kはカバー9Dの一部である開閉自在な蓋9Mによって閉じられた状態である。貯水容器9内への注水は、給水容器9を冷蔵庫1から引き出し、蓋9Mを開いて行えるが、カバー9Dを外して行うこともできる。貯水容器9は内部の製氷用水の水位確認をし易いように、タンク本体9Aを透明又は半透明に構成している。
断熱仕切り壁17Aは、合成樹脂製上板17A1と合成樹脂製下板17A2との間に、合成樹脂製の発泡断熱材17A3が介在した構成である。貯水容器9は、その中に水を入れ、カバー9Dをタンク本体9Aに取り付けた状態において、断熱仕切り壁17A上をスライドさせて小室46内に挿入することによって、所定位置に保持される。この保持機構として、断熱仕切り壁17Aの合成樹脂製上板17A1から上方へ若干突出した弾性部材81が貯水容器9の底部の前部に係止する構成である。貯水容器9は、前方へ引くことによって弾性部材81を下方へ押しつつ小室46から取り出すことができる。貯水容器9が弾性部材81に係止されて所定位置に保持されたとき、冷蔵室3の背壁45の内側に設けた貯水容器検知用スイッチ82がONするようになり、このスイッチ82のONに基づき制御回路部によって後述の製氷サイクルが始動可能となる。
貯水容器9は、その底部に給水口60を形成しており、後述のソレノイド66の通電・非通電によって上下動して給水口60を開閉する開閉弁61を備えた開閉弁機構Pを備えている。開閉弁61は給水口60周辺との間の密着性を向上させるために、環状パッキンを備えている。断熱仕切り壁17Aの合成樹脂製上板17A1には、貯水容器9が冷凍冷蔵庫1内の冷蔵室3の所定位置へ収納されたとき、給水口60と対応する位置に、給水管51へ製氷用水を導く製氷用水の受け部65が漏斗状に広がった形状に形成されている。この受け部65と給水管51は、断熱仕切り壁17Aの上板17A1と一体形成でもよいが、受け部65を断熱仕切り壁17Aの上板17A1と一体形成し、この受け部65の下端開口に合成樹脂製の給水管51を連通状態に取り付けた構成でもよい。給水管51の下端は、断熱仕切り壁17Aの合成樹脂製下板17A2よりも若干下方へ突出した状態で、製氷皿7Bの製氷小室に臨む位置に開口している。
開閉弁61は、貯水容器9のタンク本体9Aの底壁に円形状に等間隔配置された2〜4個の保持部68内に、上下動自在に配置されている。開閉弁61の自己の重量が十分あれば、その重量によって給水口60を良好に閉止できるが、開閉弁61による給水口60の閉止を正確にするために、開閉弁61を下方に押し圧して給水口60を閉止するためのバネ67を設けている。コイルバネ67は、保持部68の上部辺と開閉弁61との間に介在されて、開閉弁61を常時下方へ押し圧して給水口60を閉じるように付勢されている。
開閉弁61は、給水管51内に上下移動可能に収納された永久磁石63付き作動部材85によって開閉作動される。永久磁石63は、上下に離間配置された一対の永久磁石63A、63Bが相互に反発し合う向きに構成され、その一例として、それぞれ永久磁石63A、63BのS極が向き合う状態で、合成樹脂製の作動部材85内に配置されている。
作動部材85の周囲には永久磁石63A、63Bに対応するように、開閉弁機構Pのソレノイド66が設けられている。ソレノイド66は、断熱仕切り壁17Aの発泡断熱材17A3中においてホルダー69に保持されて、給水管51を取り囲むように取り付けられている。ソレノイド66への通電制御は、冷蔵庫1に設けた制御回路部によって制御される自動製氷機7への製氷用水の供給制御と関連して行われる。
作動部材85は、横断面が円形状の給水管51の内径よりも横断面が円形状の外形をなす小径の本体部85Bと、この本体部85Bの上部に形成された横断面が円形状の大径の上部85Aとから構成され、上部85Aは給水管51の上端部に係止される外形をなし、本体部85Bは下方に向かって徐々に外形が小さくなる形状をなすと共に、外面に縦方向のリブ85Cが複数形成されている。このため、後述のように、作動部材85が上昇して開閉弁61を押し上げて開いたとき、作動部材85の周囲と給水管51との間には、このリブ85C相互間に縦方向に製氷用水の流下通路が形成される。
ソレノイド66が非通電の状態では、開閉弁61が降下して給水口60を閉じた状態である。この状態において、ソレノイド66への通電によってソレノイド66にはS極が上にN極が下に形成され、作動部材85の永久磁石63A、63Bとの相互作用によって作動部材85の駆動力アップが得られ、作動部材85が上昇駆動されることによって、作動部材85によって開閉弁61が上方へ押されてバネ67を圧縮しつつ開閉弁61が給水口60を開く。ソレノイド66と永久磁石63A、63Bの関係は、開閉弁61が給水口60を開くように作動部材85を上昇駆動する吸引作用を行うと共に、ソレノイド66による磁力と作動部材85の永久磁石63A、63Bの相互作用によって、作動部材85の上方への飛び出しを防止するように抑制作用を行う関係である。
自動製氷機7の製氷運転は、冷蔵庫1に設けた制御回路部によって制御される製氷工程と脱氷工程から構成される。製氷用水を入れた貯水容器9が、冷蔵室3内の所定位置に保持されスイッチ82がON状態となれば、前記制御回路部によって製氷可能状態と判断する。このため、一つの方式として、このようにスイッチ82がONすることによって、前記制御回路部は、先ず脱氷工程を開始し、電動機構7Aが始動して製氷皿7Bを反転して捻った後、製氷皿7Bを元の水平状態に復帰させる。この状態において、手動操作にて製氷始動スイッチをONすると、前記制御回路部によって自動給水モードに入り、それによって、ソレノイド66へ所定時間通電され、作動部材85が上昇して開閉弁61が給水口60を開き、製氷用水が自然流下にて製氷皿7Bへ自動給水される。この給水量は、ソレノイド66への通電時間によって定まる。
また他の方式として、製氷用水を入れた貯水容器9が、冷蔵室3内の所定位置に保持されスイッチ82がON状態となれば、前記制御回路部によって製氷可能状態と判断する。そして、このスイッチ82がON状態において、手動操作にて製氷始動スイッチをONすると、前記制御回路部は、先ず脱氷工程を開始して電動機構7Aが始動して製氷皿7Bを反転して捻った後、製氷皿7Bを水平状態に復帰させる。そして、前記制御回路部によって自動給水モードに入り、それによって、ソレノイド66へ所定時間通電され、作動部材85が上昇して開閉弁61が給水口60を開き、製氷用水が自然流下にて製氷皿7Bへ自動給水される。この給水量は、ソレノイド66への通電時間によって定まる。
上記のいずれの方式においても、このような自動給水の後に、即ち自動給水モードの終了によって、前記制御回路部によって製氷モードに入る。そして、前記制御回路部のタイマ手段によって一定時間経過したとき、又は氷の形成を製氷皿センサが製氷皿7Bの低下した温度を検知したとき、前記制御回路部によって脱氷工程が開始し、電動機構7Aが始動して製氷皿7Bを反転して捻り、製氷皿7B内の氷を下方の貯氷容器8へ落下せしめた後、製氷皿7Bを元の水平状態に復帰させ、再び次の製氷工程における自動給水モードに入り、ソレノイド66へ所定時間通電して、上記同様に作動部材85が上昇して開閉弁61が給水口60を開き、製氷用水が自然落下にて製氷皿7Bへ自動給水される。このようにして、製氷工程と脱氷工程が行われて、多数の氷が貯氷容器8へ貯えられる。
一つの具体例として、貯水容器9の正規の満杯貯水量は850立方cmであり、一回の製氷に要する製氷用水の規定水量は80立方cmである。この場合、製氷工程の1回ごとに製氷皿7Bへ自動給水される量が、規定水量の80立方cmであれば、常に正規の大きさの氷を造ることができる。しかし、製氷工程ごとの自動給水によって、貯水容器9の水位が低下し、給水口60から流下する単位時間当たりの流量が、貯水容器9の水位の低下に伴って低下し、ソレノイド66への通電時間が常に一定であれば、1回の自動給水量が少なくなり、製氷皿7Bで造られる氷は次第に小さい氷となる。
本発明は、このような点を改良するために、製氷工程の進行に伴って製氷皿7Bへの自動給水時間を次第に長くして、1回の給水量の減少を補正するようにする。第1回目の製氷工程の開始によって自動給水モードとなって、ソレノイド66へ初期時間(T時間)通電されて製氷皿7Bへの第1回目の(スタート時の)自動給水が始まる。
そして、上記同様の動作によって、第1回目の製氷工程を経て脱氷工程が終了し、第2回目の製氷工程に移行し、自動給水モードとなり始動給水が始まる。第1回目の自動給水によって、貯水容器9の貯水量が減少するため、初期時間(T時間)に、この減少量(上記では80立方cm)に応じた補正時間(T2時間)を加えた時間(T+T2時間)が、第2回目の製氷工程に対する自動給水時間である。このようにして第2回目の自動給水が始まり、ソレノイド66はT+T2時間の通電によって、製氷皿7Bへの自動給水が行われる。
同様にして、第2回目の製氷工程を経て脱氷工程が終了し、第3回目の製氷工程に移行し、自動給水が始まる。第2回目の自動給水によって、貯水容器9の貯水量が減少するため、初期時間(T時間)に、この減少量(上記では160立方cm)に応じた補正時間(T3時間)を加えた時間(T+T3時間)が、第3回目の製氷工程に対する自動給水時間である。このようにして第3回目の自動給水が始まり、ソレノイド66はT+T3時間の通電によって、製氷皿7Bへの自動給水が行われる。以下同様にして、第4回目の製氷工程に対する自動給水時間は、第3回目の自動給水によって減少した減少量に応じた補正時間(T4時間)を加えた時間(T+T4時間)によって、ソレノイド66が通電され、製氷皿7Bへの自動給水が行われる。以下同様にして、第5回目、第6回目と順次減少量に応じた補正時間を加えた時間によって、ソレノイド66が通電され、製氷皿7Bへの自動給水が行われる。
上記の各補正時間T2、T3、T4、T5等は、適用され製氷皿7B、貯水容器9及び開閉弁機構P等によって、予め行われたテストによって、毎回の自動給水によって貯水容器9の水位が減少しても、毎回の自動給水量が略一定するように設定された補正時間である。この補正時間は、初期時間(T時間)と共に前記制御回路部のメモリに設定されて、マイクロコンピュータによるプログラム制御方式によって、自動製氷機7の製氷運転と関連して行われる。
なお、上記具体例では、貯水容器9の正規の満杯貯水量が850立方cmであり、一回ごとの自動給水量は80立方cmであるため、自動製氷機7の実質的な連続稼動によって10回の製氷工程における自動給水が行われて、それに伴う製氷モードと脱氷工程を終わった段階で、前記制御回路部によって、11回目の自動給水は行わず、自動製氷機7の稼動を停止し、LED等の表示によって貯水容器9が空であることを報知するようにすればよい。
冷凍冷蔵庫の使用中に、貯水容器9内の貯水量の確認やその他のために、貯水容器9が冷蔵室3から引き出されると、スイッチ82がOFFする。この場合、前記制御回路部はスイッチ82がOFFしたことを検出する。スイッチ82のOFFによって、自動製氷機7は、そのときの動作を停止する。貯水容器9内の貯水量の確認の場合は、貯水容器9が冷蔵室3から引き出され、再び貯水容器9が冷蔵室3へ収納されて、スイッチ82がONするまでには、あまり多くの時間はかからない筈である。しかし、貯水容器9へ製氷用水を補充する場合や、貯水容器9を洗浄した後、製氷用水を満杯にして収納する等の場合は、かなり多くの時間を要する。このため、本発明では、貯水容器9が冷蔵室3から引き出されてスイッチ82がOFFしてから、再び貯水容器9が冷蔵室3へ収納されてスイッチ82がONするまでの時間を前記制御回路部によってカウントし、このカウントが所定時間以上または所定時間を超えたか否かによって、第1回目の(スタート時の)自動給水から行うか、継続した自動給水とするかの制御を行うようにしている。
先ず、貯水容器9が冷蔵室3から引き出されて、再び貯水容器9が冷蔵室3へ収納されるまでの時間が、所定時間(例えば、10秒)以上またはこの所定時間を超える場合について説明する。例えば、第3回目の自動給水が行われた後、第4回目の自動給水が行われる前に、貯水容器9が冷蔵室3から引き出されて、再び貯水容器9が冷蔵室3へ収納されるまでの時間が、所定時間(例えば、10秒)以上またはこの所定時間を超えた場合、前記制御回路部は、貯水容器9に満杯の規定水量が入った状態で収納されたと判断して、自動給水時間制御をリセットして、このあと行われる自動給水モードでは、第1回目の(スタート時の)自動給水から行うように制御する。即ち、貯水容器9が冷蔵室3から引き出されてスイッチ82がOFFし、自動製氷機7の動作を停止する。そして、所定時間(例えば、10秒)以上又はこの所定時間を超えた後に、再び貯水容器9が冷蔵室3へ収納されてスイッチ82がONすることによって、前記制御回路部によって、上記同様にスイッチ82のONによって自動的に脱氷工程を行って待機し、その間に製氷始動スイッチをONすることによって製氷工程に移る方式か、又は、スイッチ82のON状態において待機し製氷始動スイッチをONすることによって、脱氷工程を行った後に製氷工程に移る方式か、いずれかの方式によって製氷工程が開始する。
このようにして製氷工程が開始すると、前記制御回路部によって自動給水モードに入り、それによって、ソレノイド66へ所定時間通電され、作動部材85が上昇して開閉弁61が給水口60を開き、製氷用水が自然流下にて製氷皿7Bへ自動給水される。この場合は、第1回目の(スタート時の)自動給水から行うため、この場合の自動給水時間は、初期時間(T時間)である。そして、上記同様の動作によって、第1回目の製氷工程を経て脱氷工程が終了し、第2回目の製氷工程に移行し、自動給水モードとなり始動給水が始まる。第1回目の自動給水によって、貯水容器9の貯水量が減少するため、初期時間(T時間)に、この減少量(上記では80立方cm)に応じた補正時間(T2時間)を加えた時間(T+T2時間)が、第2回目の製氷工程に対する自動給水時間である。このようにして第2回目の自動給水が始まり、ソレノイド66はT+T2時間の通電によって、製氷皿7Bへの自動給水が行われる。以後、上記同様にして、第3回目、第4回目と順次補正された時間によって給水される。
次に、貯水容器9が冷蔵室3から引き出されて、再び貯水容器9が冷蔵室3へ収納されるまでの時間が、所定時間(例えば、10秒)以内またはこの所定時間を超えない場合について説明する。上記において、第3回目の自動給水が行われた後、第4回目の自動給水が行われる前に、貯水容器9が冷蔵室3から引き出されてスイッチ82がOFFし、自動製氷機7の動作を停止する。そして、再び貯水容器9が冷蔵室3へ収納されるまでの時間が、所定時間(例えば、10秒)以内またはこの所定時間を超えない場合、貯水容器9の収納によってスイッチ82がONしたとき、前記制御回路部は、自動給水時間制御をリセットせず、停止した状態から継続して自動製氷機7を作動させ、第3回目の製氷工程と脱氷工程を終了して、第4回目の製氷工程では上記のように補正されたT+T4の給水時間によって、第4回目の自動給水を行う。即ち、この場合は、貯水容器9が冷蔵室3から引き出され、再び貯水容器9が冷蔵室3へ収納されてスイッチ82がONしたとき、中断した状態に引き続いた動作が始まり、第4回、第5回と順次上記同様にして、補正時間を加えた時間によって給水される動作となる。
本発明は、上記のように、貯水容器9から自動製氷機7の製氷皿7Bへの給水が開閉弁機構Pの作動によって自然流下式で行われ、冷蔵室3へ貯水容器9が収納されたことをスイッチ82が検出した状態において、制御回路部の動作によって、給水モードにおける製氷皿7Bへの給水制御が、各給水モードにおける給水量を略一定化(平準化、平均化)させるように、順次給水回数に応じて給水時間が長くなるようにしたものである。このため、貯水容器9から自動製氷機7の製氷皿7Bへの給水を自然流下式とする場合、貯水容器9が冷蔵室3へ収納されたことをスイッチ82で検出し、制御回路部によって、第1回目の(スタート時の)自動給水から開始して、第2回目、第3回目、第4回目と順次給水回数に応じて給水時間を長くするように変化させ、各給水モードにおける給水量を略一定化(平準化、平均化)できる。これによって、製氷皿7Bへの給水量が平均化し、所定の大きさの氷を造ることができる。このため、貯水容器9に計量タンク部を備えた複雑な構成とすることもなく、貯水容器9の構成が簡素化し、貯水容器9の洗浄も簡単になる。
また本発明は、貯水容器9が冷蔵室3から引き出されてスイッチ82がOFFしてから、再び貯水容器9が冷蔵室3へ収納されてスイッチ82がONするまでの時間を制御回路部によってカウントし、このカウントが所定時間以上または所定時間を超えた場合は、貯水容器9内が規定水量で満杯の貯水容器9が収納されたと判断する。これによって、貯水容器9に規定水量の製氷用水が入っていることの検知が確実となり、貯水容器9が冷蔵室3へ収納されてスイッチ82がONしたときから所定時間経過後は、第1回目の(スタート時の)自動給水から開始して、第2回目、第3回目、第4回目と順次給水回数に応じて給水時間を長くするように変化させ、各給水モードにおける給水量を略一定化させることにより、製氷皿7Bへの給水量が平均化し、所定の大きさの氷を造ることができる。このため、貯水容器9に計量タンク部を備えた複雑な構成とすることもなく、貯水容器9の構成が簡素化し、貯水容器9の洗浄も簡単になる。
また本発明では、貯水容器9が冷蔵室3から引き出されてスイッチ82がOFFしてから、再び貯水容器9が冷蔵室3へ収納されてスイッチ82がONするまでの時間を前記制御回路部によってカウントし、このカウントが所定時間以上か否かまたは所定時間を超えたか否かによって、第1回目の(スタート時の)自動給水から行うか、中断した状態に継続した自動給水とするかの制御を行うようにしている。これによって、貯水容器9に規定水量の製氷用水が入っていることの検知が確実となり、途中で極短時間引き出された場合との区別ができ、誤検知が防止できる。また、貯水容器9が冷蔵室3へ収納されてスイッチ82がONしたときから所定時間経過後は、第1回目の(スタート時の)自動給水から開始して、第2回目、第3回目、第4回目と順次給水回数に応じて給水時間を長くするように変化させ、各給水モードにおける給水量を略一定化させることにより、製氷皿7Bへの給水量が平均化し、所定の大きさの氷を造ることができる。このため、貯水容器9に計量タンク部を備えた複雑な構成とすることもなく、貯水容器9の構成が簡素化し、貯水容器9の洗浄も簡単になる。
本発明は、自動製氷機付き冷蔵庫であるが、冷蔵室、冷凍室の配置関係等は上記形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の形態の冷蔵庫に適用できるものである。
本発明冷蔵庫の正面図である。(実施例1) 本発明の冷蔵庫本体を正面から見た説明図である。(実施例1) 本発明冷蔵庫の縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る冷凍装置をブロックで示す構成図である。(実施例1) 本発明に係る給水容器(貯水容器ともいう)と開閉弁装置Pとの関係を示す縦断面図である。(実施例1) 本発明に係る開閉弁装置Pの部分の拡大断面図である。(実施例1) 本発明に係る開閉弁機構Pが作動する給水時間関係を示す図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・冷蔵庫
2・・・冷蔵庫本体
3・・・冷蔵室
4・・・野菜室
5・・・冷凍室
6・・・製氷室
7・・・自動製氷機
7B・・製氷皿
8・・・貯氷容器
9・・・貯水容器
9A・・タンク本体
9D・・カバー
17A・・冷蔵室と冷凍室の断熱仕切り壁
17A1・・断熱仕切り壁の上板
17A2・・断熱仕切り壁の下板
17A3・・断熱材
24・・圧縮機
29、30・・蒸発器(冷却器)
31、32・・送風機
51・・・給水管
60・・給水口
61・・開閉弁
66・・ソレノイド
63A、63B・・磁石
82・・貯水容器検知用スイッチ
85・・作動部材

Claims (4)

  1. 貯水容器から自動製氷機の製氷皿への給水が開閉弁機構の作動によって自然流下式で行われ、冷蔵室へ前記貯水容器が収納されたことをスイッチが検出した状態において、制御回路部の動作によって、各給水モードにおける給水量を略一定化させるように、順次給水回数に応じて給水時間が長くなるように前記製氷皿への給水制御を行うことを特徴とする自動製氷機。
  2. 前記貯水容器が冷蔵室へ収納され、前記製氷皿が冷凍室へ配置されたことを特徴とする請求項1に記載の自動製氷機付き冷凍冷蔵庫。
  3. 冷蔵室内に収納した貯水容器から自動製氷機の製氷皿への給水が開閉弁機構の作動によって自然流下式で行われ、冷却器で冷却した冷気が送風機によって前記製氷皿へ循環される自動製氷機付き冷凍冷蔵庫において、前記貯水容器が冷蔵室から引き出されてスイッチがOFFしてから、再び前記貯水容器が前記冷蔵室へ収納されて前記スイッチがONするまでの時間を制御回路部によってカウントし、このカウントが所定時間以上または所定時間を超えた場合は、前記貯水容器内が規定水量で満杯であるとして、給水モードにおける前記製氷皿への給水制御が行われることを特徴とする自動製氷機付き冷凍冷蔵庫。
  4. 冷蔵室内に収納した貯水容器から自動製氷機の製氷皿への給水が開閉弁機構の作動によって自然流下式で行われ、冷却器で冷却した冷気が送風機によって前記製氷皿へ循環される自動製氷機付き冷凍冷蔵庫において、前記貯水容器が前記冷蔵室から引き出されてスイッチがOFFしてから、再び前記貯水容器が前記冷蔵室へ収納されてスイッチがONするまでの時間を制御回路部によってカウントし、このカウントが所定時間以上か否かまたは所定時間を超えたか否かによって、前記制御回路部によって第1回目の(スタート時の)自動給水から行うか、前記貯水容器が前記冷蔵室から引き出された状態に継続して作動する給水モードに応じた自動給水とするかの制御を行うことを特徴とする自動製氷機付き冷凍冷蔵庫。
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