JP2007008266A - ステアリング装置 - Google Patents

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直樹 澤田
Masahito Iwakawa
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Abstract

【課題】 ステアリングホイールの前後方向位置調整時の安定性を確保すると共に、二次衝突時の運転者の保護を充実させたステアリング装置を提供する。
【解決手段】 衝突事故に伴う二次衝突によって、上記ステアリングホイール8からインナーコラム3aに車体前方側への所定の衝撃荷重が加わると、ねじ杆18が車体前方側に変位する。ねじ杆18の車体前方側への変位によって、雌ねじ部17、ウォームホイール32、前軸受31Aを介して止め輪35に加わる衝撃荷重によって、止め輪35が変形して環状溝303から外れて離脱する。従って、前軸受31Aがハウジング部30の軸受孔301内で車体前方側に摺動して移動し、ねじ杆18が、ウォームホイール32、前軸受31Aと共にハウジング部30から離脱し、ウォームホイール32とウォーム34との噛み合いが外れる。
【選択図】 図2

Description

本発明はステアリング装置、特に、運転者の体格や運転姿勢に応じて、電動アクチュエータを動力源として、ステアリングホイールのテレスコピック位置を調整することができるテレスコピック位置調整式のステアリング装置であって、二次衝突時に運転者に加わる衝撃を緩和するようにしたステアリング装置に関する。
運転者の体格や運転姿勢に応じてステアリングホイールの前後方向位置を調整する為の装置として、テレスコピック式ステアリング装置と呼ばれるステアリング装置がある。また、ステアリングホイールの前後方向位置と上下方向位置の両方の位置を調整する為の装置として、チルト・テレスコピック式ステアリング装置と呼ばれるステアリング装置がある。
また、ステアリングホイールの位置調整を、スイッチ操作に基づいて電動アクチュエータにより行なう、ステアリングホイールの電動式位置調整装置も、従来から広く使用されている。例えば、図9は、特許文献1に記載されているステアリングホイールの電動式の前後位置調整装置を示している。
特許文献1に示す従来構造の場合、コラム1が、車体前方側(図9の左側)に配置されたアウターコラム(ロアーコラム)2に、車体後方側(図9の右側)に配置されたインナーコラム(アッパーコラム)3の車体前方側を内嵌する事により、全長を伸縮自在とした伸縮式ステアリング装置である。このうちのインナーコラム3の車体後方側寄り部分に固定した結合板4に、駆動ロッド5の車体後方側端部(図9の右端部)を結合固定している。
また、この駆動ロッド5の車体前方側(図9の左半部)に設けた雄ねじ部6と、上記アウターコラム2の外周面に固定されたハウジング7内に回転のみ自在に設けられて、電動アクチュエータにより所望の方向に回転するナットとを螺合させて、送りねじ機構を構成している。
ステアリングホイール8の前後方向位置を調整する際には、この送りねじ機構により上記インナーコラム3を軸方向(図9の左右方向)に押し引きして、上記コラム1を伸縮させる。上記ステアリングホイール8をその車体後方側端部に固定したステアリングシャフト9は、上記インナーコラム3の内側に回転のみ自在に軸支されており、かつ、スプライン係合部により伸縮自在とされている。従って、上記コラム1を伸縮させる事に伴い、上記ステアリングホイール8の前後位置を調整することができる。
電動式のステアリングホイールの前後位置調整装置の構成及び作用は上述の通りであるが、衝突事故の際に運転者の保護を図る面から、上記駆動ロッド5の存在に拘らず、上記ステアリングホイール8を車体前方側に変位させる為の構造が必要になる。
即ち、衝突事故の際には、自動車が他の自動車等に衝突する、いわゆる一次衝突に続いて、運転者の身体(主として胸部若しくは頭部)が上記ステアリングホイール8にぶつかる、いわゆる二次衝突が発生する。この二次衝突の際、運転者の身体に加わる衝撃を緩和する為には、この二次衝突に伴って上記ステアリングホイール8が車体前方側に変位する構造とする必要がある。
上記図9に示した構造の場合、コラム1及びステアリングシャフト9は、何れも伸縮自在な構造であるから、そのままでも、上記二次衝突に伴って上記ステアリングホイール8が車体前方側に変位する構造を容易に構成できる。これに対して、上記駆動ロッド5は、そのままでは全長が縮まる事がなく、上記コラム1を構成するアウターコラム2とインナーコラム3との間で突っ張る為、このコラム1が縮まらなくなる。
もちろん、上記アウターコラム2は、例えば特許文献2、3に記載されている様な構造により、上記二次衝突に伴って車体前方側に離脱する様に、車体に対して支持されている。従って、上記駆動ロッド5が存在するとしても、上記ステアリングホイール8の車体前方側への変位が全く行なわれなくなる訳ではない。
ただし、上記コラム1が縮まらなくなる分だけ、二次衝突の初期段階で、衝撃荷重のピークが発生し易くなるだけでなく、上記ステアリングホイール8の車体前方側への変位量が少なくなる為、運転者の保護を充実させる面からは不利である。
この為、上記特許文献1には、例えば図10に示す様な構造により、二次衝突時に加わる衝撃荷重により全長を縮める、駆動ロッド5aに関する発明が記載されている。この駆動ロッド5aは、円管状の外筒10と内軸11とを、合成樹脂若しくは軟質金属製のピン12により結合して構成している。
この様な駆動ロッド5aは、二次衝突時に加わる衝撃荷重によりピン12が剪断されることによって、その全長を縮めることができる。このため、駆動ロッド5aがアウターコラム2とインナーコラム3との間で突っ張る事はなく、二次衝突時に上記コラム1が縮まる事を許容する。
しかし、外筒10と内軸11とから成る駆動ロッド5aは、全長にわたって同軸度を確保する事が難しい。言い換えれば、この駆動ロッド5aの一端寄り部分と他端寄り部分とが互いに偏心し易い。そして、偏心した場合には、この駆動ロッド5aの雄ねじ部6とナットとの螺合部に不均一な力が作用し、上記ステアリングホイール8の前後方向位置の調整が不安定になってしまう。
特開2003−276616号公報 特開平11−165643号公報 特開2000−233758号公報
本発明は、ステアリングホイールの前後方向位置調整時の安定性を確保すると共に、二次衝突時の運転者の保護を充実させたステアリング装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、車体に固定可能なロアーコラム、上記ロアーコラムにテレスコピック位置調整可能に嵌合されたアッパーコラム、上記アッパーコラムに回転可能に軸支され、車体後方側にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフト、上記アッパーコラムに回転不能に取り付けられると共に、外周に雄ねじ部が形成されたねじ杆、上記ロアーコラムに回転可能に軸支されると共に、上記ねじ杆の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有する従動側歯車、上記ロアーコラムに取り付けられた電動アクチュエータ、及び、上記電動アクチュエータの出力軸に取り付けられ、上記電動アクチュエータの駆動力を上記従動側歯車に減速して伝達する原動側歯車を備え、二次衝突時の衝撃荷重によって、上記従動側歯車が上記ねじ杆と共にロアーコラムから離脱して車体前方側に移動し、上記原動側歯車との噛み合いが外れることを特徴とするステアリング装置である。
第2番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置において、上記原動側歯車がウォームであり、上記従動側歯車がウォームホイールであることを特徴とするステアリング装置である。
第3番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置において、上記ロアーコラムには、上記従動側歯車をロアーコラムに回転可能に軸支する軸受が車体前方側へ移動するのを規制する係止部材が設けられ、二次衝突時の衝撃荷重によって、上記係止部材が上記ロアーコラムから離脱することで、上記従動側歯車が上記軸受と共にロアーコラムから離脱して車体前方側に移動することを特徴とするステアリング装置である。
第4番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置において、上記ロアーコラムに設けられ、上記従動側歯車をロアーコラムに回転可能に軸支する軸受、及び、上記従動側歯車が上記軸受に対して車体前方側へ移動するのを規制する係止部材が設けられ、二次衝突時の衝撃荷重によって、上記係止部材が上記軸受から離脱することで、上記従動側歯車がロアーコラムから離脱して車体前方側に移動することを特徴とするステアリング装置である。
第5番目の発明は、第3番目または第4番目のいずれかの発明のステアリング装置において、上記係止部材は、止め輪、樹脂リング、樹脂スペーサ、または、係止突起のうちのいずれかであることを特徴とするステアリング装置である。
第6番目の発明は、車体に固定可能なロアーコラム、上記ロアーコラムにテレスコピック位置調整可能に嵌合されたアッパーコラム、上記アッパーコラムに回転可能に軸支され、車体後方側にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフト、上記アッパーコラムとロアーコラムとを連結するねじ杆、上記ねじ杆に連結された従動側歯車、上記アッパーコラムまたはロアーコラムに取り付けられた電動アクチュエータ、及び、上記電動アクチュエータの出力軸に取り付けられ、上記電動アクチュエータの駆動力を上記従動側歯車に減速して伝達する原動側歯車を備え、二次衝突時の衝撃荷重によって、上記従動側歯車が上記ねじ杆と共に上記アウターコラムまたはロアーコラムから離脱して移動し、上記原動側歯車との噛み合いが外れることを特徴とするステアリング装置である。
本発明のステアリング装置では、二次衝突時の衝撃で、従動側歯車がねじ杆と共にロアーコラムから離脱して車体前方側に移動し、原動側歯車との噛み合いが外れる。従って、二次衝突時にロアーコラムに対してアッパーコラムは、そのコラプス移動の全ストロークにわたって円滑に変位して、運転者に加わる衝撃を緩和すると共に、ねじ杆の同軸度が確保されるため、ステアリングホイールの位置調整時の安定性を確保することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の第1の実施形態のステアリング装置を示し、二次衝突前の状態を示す要部の縦断面図である。図2は図1のハウジング部の拡大縦断面図を示し、(1)は二次衝突前の状態を示し、(2)は二次衝突後の状態を示す。図3は図1のステアリング装置の二次衝突後の状態を示す要部の縦断面図である。第1の実施形態は、ステアリングホイール8の前後方向位置を調整する、テレスコピック式のステアリング装置に本発明を適用した場合について示している。
ステアリングホイール8は、ステアリングシャフト9aの車体後方端(右端)で、コラム1aの車体後方端部(図1の右端部)から車体後方側に突出した部分に固定している。このコラム1aは、車体前方側(図1の左側)に配置されたアウターコラム(ロアーコラム)2aの車体後方側に、車体後方側(図1の右側)に配置されたインナーコラム(アッパーコラム)3aの車体前方側を、がたつきなく、かつ、車体前後方向に摺動可能に内嵌することにより、全長を伸縮自在とされた、伸縮式コラムである。
この様なコラム1aは、アウターコラム2aとインナーコラム3aとの軸方向の嵌合長さを変化させる事により、その全長を伸縮する。従って、上記コラム1aの伸縮に基づき、上記インナーコラム3aが車体前後方向に変位する。
また、アウターコラム2aの車体前方側端部は、図示しないロアーブラケットによって、車体に支承されている。また、アウターコラム2aの車体後方側端部は、図示しないアッパーブラケットによって、車体に支承されている。
又、上記ステアリングシャフト9aは、車体後方側に設けた円管状のアウターシャフト13の車体前方側端部と、車体前方側に設けたインナーシャフト14の車体後方側端部とをスプライン係合させている。従って、これら両シャフト13、14は、回転力の伝達が自在であると同時に、伸縮が自在である。
この様なステアリングシャフト9aを構成する、上記アウターシャフト13の中間部車体後方端寄り部分は、軸受15により上記インナーコラム3aの車体後方端部内側に、回転のみ自在に(軸方向の変位を阻止した状態で)支持されている。従ってアウターシャフト13は、その車体後方端部に固定した上記ステアリングホイール8と共に、インナーコラム3aの車体前後方向への変位に伴って、車体前後方向に変位する。上記軸受15は、ころ軸受や玉軸受等の転がり軸受でもよいし、すべり軸受でもよい。
このインナーコラム3aを車体前後方向に変位させる為に、このインナーコラム3aと上記アウターコラム2aとの間に、電動式の送りねじ機構16を設けている。この送りねじ機構16を構成する雌ねじ部17を有するウォームホイール32と、雄ねじ部18Aを有するねじ杆18とのうち、ねじ杆18はその車体後方側端部(図1の右端部)をインナーコラム3aに対し、結合ブラケット19を介して回転不能に固定している。
従って、本実施形態の場合、上記ねじ杆18は回転しない。また、ウォームホイール32は、ハウジング部30内に回転のみ自在に支持された状態で、上記ねじ杆18と螺合している。
上記雌ねじ部17は、減速機構を構成するウォームホイール32の中心部にねじ孔を形成する事により、このウォームホイール32と一体に設けている。ウォームホイール32は、前軸受31Aと後軸受31Bによって、ハウジング部30に回転可能に軸支されている。また、ウォームホイール32は、前軸受31Aの内輪の右端面と後軸受31Bの左端面との間に挟持されて、スラスト方向には移動しないように規制されている。
ハウジング部30はアウターコラム2aの外周面の下面20に、図示しないボルトによって固定されている。ハウジング部30に形成された軸受孔301には、前軸受31Aと後軸受31Bが内嵌されている。軸受孔301の車体後方側(図2の右側)に形成された雌ねじ部302には、ベアリングキャップ39がねじ込まれて、後軸受31Bの外輪の右端面に当接し、後軸受31Bがスラスト方向右側(車体後方側)に移動しないように規制している。
また、軸受孔301の車体前方側(図2の左側)に形成された環状溝303には、係止部材としての止め輪(穴用C形止め輪)35が挿入されて、前軸受31Aの外輪の左端面に当接し、前軸受31Aがスラスト方向左側(車体前方側)に移動しないように規制している。
そして、ハウジング部30に取付けた電動モータ(電動アクチュエータ)33の出力軸に原動側歯車としてのウォーム34を取付け、このウォーム34を従動側歯車としてのウォームホイール32に噛合わせて、減速機構を構成している。この電動モータ33に通電し、上記ウォームホイール32を回転駆動させる事により、上記ねじ杆18及び上記結合ブラケット19が車体前後方向に変位する。上記前軸受31A、後軸受31Bは、ころ軸受や玉軸受等の転がり軸受でもよいし、すべり軸受でもよい。
この結果、この結合ブラケット19を結合固定したインナーコラム3aと共にステアリングシャフト9aが車体前後方向に変位し、このステアリングシャフト9aの車体後方端部に固定された、ステアリングホイール8の前後方向位置を調整できる。
また、二次衝突時に、上記前軸受31Aをウォームホイール32と共に、上記ハウジング部30から車体前方側に離脱させる様にしている。このために本実施形態の場合には、通常の運転操作時の荷重では、止め輪35が環状溝303から離脱しないようにすると共に、二次衝突時に運転者が衝撃を受けない程度の荷重で、止め輪35が環状溝303から離脱するように設定している。
上述の様に構成される本発明の第1の実施形態の場合、通常時に、前記ステアリングホイール8を所望位置に移動させる際には、図示しないスイッチを操作する事により、上記電動モータ33に通電し、上記ウォームホイール32を所望方向に所望量だけ回転駆動する。そして、前記ねじ杆18をこのウォームホイール32に形成した雌ねじ部17に沿って移動させ、上記結合ブラケット19を介して上記インナーコラム3aを押し引きし、このインナーコラム3aを車体前後方向に所望量だけ変位させる。
この結果、このインナーコラム3aの内側に回転のみ自在に支持された、アウターシャフト13がこのインナーコラム3aと共に車体前後方向に所望量だけ変位し、このアウターシャフト13の車体後方側端部に固定されたステアリングホイール8の車体前後方向位置が、所望の位置に調整される。
衝突事故に伴う二次衝突によって、上記ステアリングホイール8から、上記アウターシ
ャフト13及び前記軸受15を介して、上記インナーコラム3aに車体前方側(図1から図3の左方)への所定の衝撃荷重が加わると、このインナーコラム3aが車体前方側に変位する。
この際、上記アウターコラム2aはそのままの位置に保持され、上記インナーコラム3aのみが、上記アウターコラム2aとの嵌合長さを増大させつつ、車体前方側に変位する。この、二次衝突の進行に伴って、アウターコラム2aも車体への支持部から離脱させ、車体前方側への変位を開始するようにしてもよい。
この様にインナーコラム3aが前方に変位する際、インナーコラム3aに結合ブラケット19によって結合されたねじ杆18が、車体前方側(図1から図3の左方)に変位する。このねじ杆18の車体前方側への変位によって、雌ねじ部17がウォームホイール32を車体前方側に押し、ウォームホイール32が前軸受31Aの内輪の右端面を車体前方側に押すことで、前軸受31Aの外輪の左端面を介して止め輪35に加わる衝撃荷重によって、止め輪35が変形して環状溝303から離脱する。所定の衝撃荷重で止め輪35を破断させることで、環状溝303から止め輪35を離脱させてもよい。
従って、前軸受31Aがハウジング部30の軸受孔301内で車体前方側に摺動して移動し、ねじ杆18が、ウォームホイール32、前軸受31Aと共にハウジング部30から離脱し、ウォームホイール32とウォーム34との噛み合いが外れる。従って、ハウジング部30に対するウォームホイール32の離脱は、上記ステアリングホイール8に衝突した運転者の身体に加わる衝撃を著しく上昇させる様な大きな抵抗を生じる事なく、円滑に行なわれる。
そのため、上記ステアリングホイール8は、図3の二点鎖線位置から実線位置まで、車体前方側に向って円滑に変位する。この結果、このステアリングホイール8に衝突した運転者の身体に加わる衝撃を緩和し、この運転者の保護の充実を図れる。又、本実施形態の場合、二次衝突時に離脱する部分が、軸受孔301と前軸受31Aの外輪との嵌合部であるため、ねじ杆18の同軸度が確保される。従って、図10に示した従来構造の様に、ねじ杆18を2分割構造とする必要がない為、上記ステアリングホイール8の位置調整時の安定性を確保することができる。
上記実施形態では、ハウジング部30はアウターコラム2aとは別体で構成され、アウターコラム2aにボルトによって固定されているが、ハウジング部30をアウターコラム2aと一体に構成してもよい。
図4から図5は、本発明の第2の実施形態のステアリング装置であり、図4は本発明の第2の実施形態のステアリング装置の二次衝突前の状態を示す要部の縦断面図である。図5は図4のハウジング部の拡大縦断面図を示し、(1)は二次衝突前の状態を示し、(2)は二次衝突後の状態を示す。以下の説明では、上記実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
第2の実施形態は、第1の実施形態の係止部材としての止め輪35に代えて係止突起をハウジング部に形成した例である。すなわち、図4から図5に示すように、軸受孔301の車体前方側(図4、図5の左側)には、軸受孔301の軸心に向って突出する環状の係止突起36が形成され、この係止突起36が前軸受31Aの外輪の左端面に当接し、前軸受31Aがスラスト方向左側(車体前方側)に移動しないように規制している。
係止突起36は、軸受孔301の内径をかしめ加工して形成してもよいし、軸受孔301の内径を切削加工して形成してもよい。衝突事故に伴う二次衝突によって、インナーコラム3aに車体前方側(図4から図5の左方)への所定の衝撃荷重が加わると、インナーコラム3aに結合ブラケット19によって結合されたねじ杆18が、車体前方側(図4から図5の左方)に変位する。
このねじ杆18の車体前方側への変位によって、雌ねじ部17、ウォームホイール32、前軸受31Aを介して係止突起36に加わる衝撃荷重によって、図5(2)に示すように、係止突起36が破断してハウジング部30から離脱する。
従って、前軸受31Aがハウジング部30の軸受孔301内で車体前方側に摺動して移動し、ねじ杆18が、ウォームホイール32、前軸受31Aと共にハウジング部30から離脱し、ウォームホイール32とウォーム34との噛み合いが外れる。従って、ハウジング部30に対するウォームホイール32の離脱は、上記ステアリングホイール8に衝突した運転者の身体に加わる衝撃を著しく上昇させる様な大きな抵抗を生じる事なく、円滑に行なわれる。
係止突起36が破断する荷重の大きさは、係止突起36の軸方向の幅、軸方向の断面形状、円周方向の形状、係止突起36(ハウジング部30)の材質を適宜選択することにより設定することができる。係止突起36は、円周方向に連続している必要はなく、円周方向に不連続な突起をかしめ加工などによって成形してもよい。
図6から図7は、本発明の第3の実施形態のステアリング装置であり、図6は本発明の第3の実施形態のステアリング装置の二次衝突前の状態を示す要部の縦断面図である。図7は図6のハウジング部の拡大縦断面図を示し、(1)は二次衝突前の状態を示し、(2)は二次衝突後の状態を示す。以下の説明では、上記実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
第3の実施形態は、第1の実施形態の係止部材としての止め輪35に代えて樹脂リングを使用した例である。すなわち、図6から図7に示すように、軸受孔301の車体前方側(図6、図7の左側)に形成された環状溝304には、係止部材としての断面がL字形の樹脂リング37が挿入されて、この樹脂リング37が前軸受31Aの外輪の左端面に当接し、前軸受31Aがスラスト方向左側(車体前方側)に移動しないように規制している。樹脂リング37の材質として、ポリアセタール樹脂が好ましい。
衝突事故に伴う二次衝突によって、インナーコラム3aに車体前方側(図6から図7の左方)への所定の衝撃荷重が加わると、インナーコラム3aに結合ブラケット19によって結合されたねじ杆18が、車体前方側(図6から図7の左方)に変位する。
このねじ杆18の車体前方側への変位によって、雌ねじ部17、ウォームホイール32、前軸受31Aを介して樹脂リング37に加わる衝撃荷重によって、図7(2)に示すように、樹脂リング37が破断してハウジング部30から離脱する。
従って、前軸受31Aがハウジング部30の軸受孔301内で車体前方側に摺動して移動し、ねじ杆18が、ウォームホイール32、前軸受31Aと共にハウジング部30から離脱し、ウォームホイール32とウォーム34との噛み合いが外れる。従って、ハウジング部30に対するウォームホイール32の離脱は、上記ステアリングホイール8に衝突した運転者の身体に加わる衝撃を著しく上昇させる様な大きな抵抗を生じる事なく、円滑に行なわれる。
樹脂リング37が破断する荷重の大きさは、樹脂リング37の軸方向の幅、軸方向の断面形状、樹脂の材質等を適宜選択することにより設定することができる。
図8は、本発明の第4の実施形態のステアリング装置であり、図8は本発明の第4の実施形態のハウジング部の拡大縦断面図を示し、(1)は二次衝突前の状態を示し、(2)は二次衝突後の状態を示す。以下の説明では、上記実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
第4の実施形態は、二次衝突時に前軸受31Aはハウジング部30から離脱せず、ウォームホイール32とねじ杆18だけがハウジング部30から離脱するようにした例である。
すなわち、図8に示すように、軸受孔301の車体前方側(図8の左側)に形成された環状溝305には、止め輪35Aが挿入されて、この止め輪35Aが前軸受31Aの外輪の左端面に当接し、前軸受31Aがスラスト方向左側(車体前方側)に移動しないように規制している。止め輪35Aは、二次衝突時の衝撃荷重では破断しないだけの強度を備えたものにしている。
ウォームホイール32の車体前方側外周と前軸受31Aの内輪との間には、円筒状の樹脂スペーサ38が介在し、樹脂スペーサ38の車体後方側にフランジ状に形成された係止突起38Aが、前軸受31Aの内輪の右端面に当接し、ウォームホイール32がスラスト方向左側(車体前方側)に移動しないように規制している。
衝突事故に伴う二次衝突によって、インナーコラム3aに車体前方側(図8の左方)への所定の衝撃荷重が加わると、インナーコラム3aに結合ブラケット19によって結合されたねじ杆18が、車体前方側(図8の左方)に変位する。
このねじ杆18の車体前方側への変位によって、雌ねじ部17、ウォームホイール32を介して係止突起38Aに加わる衝撃荷重によって、図8(2)に示すように、係止突起38Aが破断して樹脂スペーサ38から離脱する。
従って、前軸受31Aがハウジング部30の軸受孔301内に残ったままで、ねじ杆18がウォームホイール32と共に車体前方側に摺動して移動し、ねじ杆18とウォームホイール32がハウジング部30から離脱し、ウォームホイール32とウォーム34との噛み合いが外れる。従って、ハウジング部30に対するウォームホイール32の離脱は、上記ステアリングホイール8に衝突した運転者の身体に加わる衝撃を著しく上昇させる様な大きな抵抗を生じる事なく、円滑に行なわれる。
係止突起38Aが破断する荷重の大きさは、係止突起38Aの軸方向の幅、軸方向の断面形状、樹脂の材質等を適宜選択することにより設定することができる。本実施形態の場合、二次衝突時に離脱する部分が、樹脂スペーサ38の外周と前軸受31Aの内輪との嵌合部であるため、ねじ杆18の同軸度が確保される。従って、図10に示した従来構造の様に、ねじ杆18を2分割構造とする必要がない為、上記ステアリングホイール8の位置調整時の安定性を確保することができる。樹脂スペーサ38は、ウォームホイール32と一体化してもよい。
上記実施形態では、アウターコラム2aがロアーコラム、インナーコラム3aがアッパーコラムで構成されているが、アウターコラム2aをアッパーコラム、インナーコラム3aをロアーコラムにしてもよい。また、アウターシャフト13がアッパー側ステアリングシャフト、インナーシャフト14がロアー側ステアリングシャフトで構成されているが、アウターシャフト13をロアー側ステアリングシャフト、インナーシャフト14をアッパー側ステアリングシャフトにしてもよい。
また、上記実施形態では、テレスコピック式のステアリング装置に適用した例について説明したが、チルト位置とテレスコピック位置の両方の調整を行うステアリング装置に適用してもよい。
上記実施形態では、ねじ杆18はインナーコラム3aに対し、結合ブラケット19を介して回転不能に固定しているが、この構成に限定されるものではない。すなわち、雄ねじ部18Aをねじ杆18の車体後方側に形成し、結合ブラケット19に形成した雌ねじ部にこの雄ねじ部18Aを螺合させ、ウォームホイール32をねじ杆18と一体的に成形し、ねじ杆18の回転でインナーコラム3aのテレスコピック位置の調整を行う構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、ハウジング部30がアウターコラム2aに取付けられ、結合ブラケット19がインナーコラム3aに取付けられているが、ハウジング部30をインナーコラム3aに取付けられ、結合ブラケット19をアウターコラム2aに取付けてもよい。
本発明の第1の実施形態のステアリング装置を示し、二次衝突前の状態を示す要部の縦断面図である。 図1のハウジング部の拡大縦断面図を示し、(1)は二次衝突前の状態を示し、(2)は二次衝突後の状態を示す。 図1のステアリング装置の二次衝突後の状態を示す要部の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態のステアリング装置を示し、二次衝突前の状態を示す要部の縦断面図である。 図4のハウジング部の拡大縦断面図を示し、(1)は二次衝突前の状態を示し、(2)は二次衝突後の状態を示す。 本発明の第3の実施形態のステアリング装置を示し、二次衝突前の状態を示す要部の縦断面図である。 図6のハウジング部の拡大縦断面図を示し、(1)は二次衝突前の状態を示し、(2)は二次衝突後の状態を示す。 本発明の第4の実施形態のステアリング装置のハウジング部の拡大縦断面図を示し、(1)は二次衝突前の状態を示し、(2)は二次衝突後の状態を示す。 従来のステアリング装置を示す要部の側面図である。 従来の駆動ロッドを示す一部を断面した拡大図である。
符号の説明
1、1a コラム
2、2a アウターコラム
3、3a インナーコラム
4 結合板
5、5a 駆動ロッド
6 雄ねじ部
7 ハウジング
8 ステアリングホイール
9、9a ステアリングシャフト
10 外筒
11 内軸
12 ピン
13 アウターシャフト
14 インナーシャフト
15 軸受
16 送りねじ機構
17 雌ねじ部
18 ねじ杆
18A 雄ねじ部
19 結合ブラケット
20 下面
30 ハウジング部
301 軸受孔
302 雌ねじ部
303 環状溝
304 環状溝
305 環状溝
31A 前軸受
31B 後軸受
32 ウォームホイール
33 電動モータ
34 ウォーム
35、35A 止め輪
36 係止突起
37 樹脂リング
38 樹脂スペーサ
38A 係止突起
39 ベアリングキャップ

Claims (6)

  1. 車体に固定可能なロアーコラム、
    上記ロアーコラムにテレスコピック位置調整可能に嵌合されたアッパーコラム、
    上記アッパーコラムに回転可能に軸支され、車体後方側にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフト、
    上記アッパーコラムに回転不能に取り付けられると共に、外周に雄ねじ部が形成されたねじ杆、
    上記ロアーコラムに回転可能に軸支されると共に、上記ねじ杆の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有する従動側歯車、
    上記ロアーコラムに取り付けられた電動アクチュエータ、及び、
    上記電動アクチュエータの出力軸に取り付けられ、上記電動アクチュエータの駆動力を上記従動側歯車に減速して伝達する原動側歯車を備え、
    二次衝突時の衝撃荷重によって、上記従動側歯車が上記ねじ杆と共にロアーコラムから離脱して車体前方側に移動し、上記原動側歯車との噛み合いが外れること
    を特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1に記載されたステアリング装置において、
    上記原動側歯車がウォームであり、
    上記従動側歯車がウォームホイールであること
    を特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項1に記載されたステアリング装置において、
    上記ロアーコラムには、上記従動側歯車をロアーコラムに回転可能に軸支する軸受が車体前方側へ移動するのを規制する係止部材が設けられ、
    二次衝突時の衝撃荷重によって、上記係止部材が上記ロアーコラムから離脱することで、上記従動側歯車が上記軸受と共にロアーコラムから離脱して車体前方側に移動すること
    を特徴とするステアリング装置。
  4. 請求項1に記載されたステアリング装置において、
    上記ロアーコラムに設けられ、上記従動側歯車をロアーコラムに回転可能に軸支する軸受、及び、
    上記従動側歯車が上記軸受に対して車体前方側へ移動するのを規制する係止部材が設けられ、
    二次衝突時の衝撃荷重によって、上記係止部材が上記軸受から離脱することで、上記従動側歯車がロアーコラムから離脱して車体前方側に移動すること
    を特徴とするステアリング装置。
  5. 請求項3または請求項4のいずれかに記載されたステアリング装置において、
    上記係止部材は、止め輪、樹脂リング、樹脂スペーサ、または、係止突起のうちのいずれかであること
    を特徴とするステアリング装置。
  6. 車体に固定可能なロアーコラム、
    上記ロアーコラムにテレスコピック位置調整可能に嵌合されたアッパーコラム、
    上記アッパーコラムに回転可能に軸支され、車体後方側にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフト、
    上記アッパーコラムとロアーコラムとを連結するねじ杆、
    上記ねじ杆に連結された従動側歯車、
    上記アッパーコラムまたはロアーコラムに取り付けられた電動アクチュエータ、及び、
    上記電動アクチュエータの出力軸に取り付けられ、上記電動アクチュエータの駆動力を上記従動側歯車に減速して伝達する原動側歯車を備え、
    二次衝突時の衝撃荷重によって、上記従動側歯車が上記ねじ杆と共に上記アウターコラムまたはロアーコラムから離脱して移動し、上記原動側歯車との噛み合いが外れること
    を特徴とするステアリング装置。
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