JP2007007498A - 気体処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】気体成分を分離する気体処理システムを小型軽量化して耐久性を向上する。
【解決手段】処理対象気体は、未処理気体流路2から一方の処理用接続口22a、可動連通路24または連通路26、容器接続口22cを介して吸着状態の吸着容器10の気体通過路に導入され、吸着剤により含有分子を吸着された後に、他方の容器接続口32c、可動連通路34または連通路36、処理用接続口32aを介して処理済気体流路3に導かれる。高温気体は、高温気体流入路4から一方の再生用接続口32b、可動連通路34または連通路36、容器接続口32cを介して再生状態の吸着容器10の気体通過路に導入され、吸着剤から放出された分子を含有した後に、他方の容器接続口22c、可動連通路24または連通路26、再生用接続口22bを介して高温気体流出路5に導かれる。バルブボディ21、31の回転により、各吸着容器10を吸着状態と再生状態とに切替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば航空機、高速走行車両、水中移動船などの居室における空気等から二酸化炭素、水蒸気、酸素等の成分を分離した後に、除去あるいは再利用するのに適した気体処理システムに関する。
例えば航空機のキャビン内空気の含有分子を吸着し、吸着時よりも温度が上昇することで吸着した分子を空気中に放出する吸着剤を各々が収納する複数の吸着容器と、流路切替機構とを備え、各吸着容器は、その吸着剤に接するように空気を通過させる空気通過路を有し、流路切替機構により、各吸着容器は空気通過路が未処理空気流路と処理済空気流路とに接続される吸着状態と、空気通過路が高温空気流入路と高温空気流出路とに接続される再生状態とに切替られる空気処理システムが知られている(特許文献1参照)。
そのような空気処理システムにおいては、処理対象空気が、未処理空気流路から流路切替機構を介して空気通過路に導かれ、吸着状態の吸着容器における吸着剤により含有分子を吸着された後に流路切替機構を介して処理済空気流路に導かれる。また、未処理空気流路を流れる空気よりも高温の空気が、高温空気流入路から流路切替機構を介して空気通過路に導かれ、再生状態の吸着容器における吸着剤から放出された分子を含有した後に流路切替機構を介して高温空気流出路に導かれる。これにより、各吸着容器が流路切替機構により吸着状態と再生状態とに切替えられることで、いわゆる温度スイング法により各吸着容器における吸着剤において分子の吸着と放出が行われ、吸着剤の吸着性能が維持される。
特開2003−160098号公報
上記のような空気処理システムを小型軽量化する上では、流路切替機構を小型軽量化することと、各吸着容器での吸着−再生のサイクルを短くし、1サイクルでの吸着量を少なくすることで吸着に要する吸着剤を少なくするのが効果的である。また、吸着剤を迅速に再生すると共に吸着状態にある吸着剤の必要量を確保する上では、吸着容器の数を多くして流路切替機構による切替サイクルを速くするのが好ましい。
しかし、従来の流路切替機構は、各吸着容器における空気通過路の入口を未処理空気流路と高温空気流入路とに選択的に接続する切替えバルブと、空気通過路の出口を処理済空気流路と高温空気流出路とに選択的に接続する切替えバルブと、各切替えバルブの駆動装置により構成されていた。そのため、吸着容器の数が増加すると切替えバルブの数が増加すると共に駆動装置も併せて増加するため、流路切替機構を小型軽量化することができなかった。また、切替えバルブの耐久性が頻繁な切替えにより低下する。さらに、吸着状態と再生状態とで空気の温度だけでなく圧力も変化する場合、切替えバルブにおける可動部に圧力差による負荷が生じ、大きなバルブ駆動力が必要になったりバルブの耐久性が低下するおそれがある。このような課題を本発明は解決することを目的としている。
本発明は、気体の含有分子を吸着し、吸着時よりも温度が上昇することで吸着した分子を気体中に放出する吸着剤を各々が収納する複数の吸着容器と、流路切替機構とを備え、各吸着容器は、前記吸着剤に接するように気体を通過させる気体通過路を有し、前記流路切替機構により、各吸着容器は、前記気体通過路が未処理気体流路と処理済気体流路とに接続される吸着状態と、前記気体通過路が高温気体流入路と高温気体流出路とに接続される再生状態との間で切替えられ、処理対象気体が、前記未処理気体流路から前記流路切替機構を介して前記気体通過路に導かれ、吸着状態の前記吸着容器における吸着剤により含有分子を吸着された後に前記流路切替機構を介して前記処理済気体流路に導かれ、前記未処理気体流路を流れる気体よりも高温の気体が、前記高温気体流入路から前記流路切替機構を介して前記気体通過路に導かれ、再生状態の前記吸着容器における吸着剤から放出された分子を含有した後に前記流路切替機構を介して前記高温気体流出路に導かれる気体処理システムに適用される。
本発明においては、前記流路切替機構は、第1ケーシングと、前記第1ケーシング内に回転軸まわりに回転可能に配置された第1バルブボディと、第2ケーシングと、前記第2ケーシング内に回転軸まわりに回転可能に配置された第2バルブボディと、前記第1バルブボディと前記第2バルブボディとを回転させる駆動装置とを有し、前記第1ケーシングは、前記未処理気体流路と前記処理済気体流路の中の一方に接続される第1処理用接続口と、前記高温気体流入路と前記高温気体流出路の中の一方に接続される第1再生用接続口と、前記気体通過路の一端側に接続される複数の第1容器接続口を有し、前記第1バルブボディに、前記第1処理用接続口と前記第1再生用接続口の中の一方と前記第1容器接続口の中の少なくとも一つとに連通する第1可動連通路が形成され、前記第1ケーシング内における前記第1バルブボディの配置空間の残余空間により、前記第1処理用接続口と前記第1再生用接続口の中の他方と前記第1容器接続口の中で前記第1可動連通路に連通されていないものとに連通する第1連通路が形成され、前記第1バルブボディの回転方向における位置変化に応じて、前記第1可動連通路が連通する前記第1容器接続口が変更され、前記第2ケーシングは、前記未処理気体流路と前記処理済気体流路の中の他方に接続される第2処理用接続口と、前記高温気体流入路と前記高温気体流出路の中の他方に接続される第2再生用接続口と、前記気体通過路の他端側に接続される複数の第2容器接続口を有し、前記第2バルブボディに、前記第2処理用接続口と前記第2再生用接続口の中の一方と前記第2容器接続口の中の少なくとも一つとに連通する第2可動連通路が形成され、前記第2ケーシング内における前記第2バルブボディの配置空間の残余空間により、前記第2処理用接続口と前記第2再生用接続口の中の他方と前記第2容器接続口の中で前記第2可動連通路に連通されていないものとに連通する第2連通路が形成され、前記第2バルブボディの回転方向における位置変化に応じて、前記第2可動連通路が連通する前記第2容器接続口が変更され、前記第1処理用接続口と前記第2処理用接続口とが吸着状態の吸着容器の気体通過路を介して連通し、且つ、前記第1再生用接続口と前記第2再生用接続口とが再生状態の吸着容器の気体通過路を介して連通するように、前記第1バルブボディの回転と前記第2バルブボディの回転とが前記駆動装置により同期されることを特徴とする。
本発明によれば、処理対象気体は、未処理気体流路から一方のケーシングの処理用接続口、一方のバルブボディの可動連通路または一方のケーシング内の連通路、一方のケーシングの容器接続口を介して吸着状態の吸着容器の気体通過路に導入され、吸着剤により含有分子を吸着された後に、他方のケーシングの容器接続口、他方のバルブボディの可動連通路または他方のケーシング内の連通路、他方のケーシングの処理用接続口を介して処理済気体流路に導かれる。
また、高温気体は、高温気体流入路から一方のケーシングの再生用接続口、一方のバルブボディの可動連通路または一方のケーシング内の連通路、一方のケーシングの容器接続口を介して再生状態の吸着容器の気体通過路に導入され、吸着剤から放出された分子を含有した後に、他方のケーシングの容器接続口、他方のバルブボディの可動連通路または他方のケーシング内の連通路、他方のケーシングの再生用接続口を介して高温気体流出路に導かれる。
第1バルブボディの回転と第2バルブボディの回転により、各吸着容器は吸着状態と再生状態との間で切替えられる。
前記第1バルブボディは回転軸方向に直交する一端面と他端面を有すると共に各端面の面積は互いに等しくされ、前記第1ケーシングの内面は前記第1バルブボディの回転軸方向に直交する一側面と他側面を有し、前記第1バルブボディの一端面と前記第1ケーシングの内面における一側面との間の隙間が、前記第1バルブボディの他端面と前記第1ケーシングの内面における他側面との間の隙間に、前記第1バルブボディを貫通する通気流路を介して連通され、前記第2バルブボディは回転軸方向に直交する一端面と他端面を有すると共に各端面の面積は互いに等しくされ、前記第2ケーシングの内面は前記第2バルブボディの回転軸方向に直交する一側面と他側面を有し、前記第2バルブボディの一端面と前記第2ケーシングの内面における一側面との間の隙間が、前記第2バルブボディの他端面と前記第2ケーシングの内面における他側面との間の隙間に、前記第2バルブボディを貫通する通気流路を介して連通されるのが好ましい。
これにより、回転軸方向から作用する気体圧力に基づく各バルブボディの一端面における圧力により作用する力と他端面における圧力により作用する力とがバランスし、各端面がケーシングの内面に気体圧力により押し付けられるのを防止できる。よって、各バルブボディを回転させるのに大きなバルブ駆動力を必要とせず、また、各バルブボディの耐久性低下を防止できる。
前記駆動装置は、前記第1バルブボディと前記第2バルブボディを同軸中心に同行回転するように連結する伝動部材と、前記伝動部材を回転駆動するアクチュエータを有し、各吸着容器は第1ケーシングと第2ケーシングの間において前記伝動部材の周囲に配置されるのが好ましい。
これにより、気体処理システムの構成要素をコンパクトに配置することができ、駆動装置の構造を簡単化して軽量化できる。さらに、アクチュエータを単一とすることで、駆動回路も含めて軽量化を図ることができる。
各可動連通路は、連通する容器接続口の変更の前後において、何れの容器接続口とも連通されない状態とされるのが好ましい。
これにより、高温気体が処理対象気体と混合されるのを防止できる。
本発明の気体処理システムにおいては吸着容器の数は3つ以上であるのが好ましい。
本発明によれば、気体成分を分離する気体処理システムにおいて吸着容器の数が増加しても流路切替機構を構成するケーシングとバルブボディの数を増加させる必要がなく、流路切替機構の小型軽量化を図ることができ、さらに、流路切替機構の駆動力を小さくすると共に耐久性を向上できる。
図1に示す気体処理システム1は、未処理気体流路2から流入する処理対象気体の含有分子を吸着し、その含有分子が除去された処理対象気体を処理済気体流路3から流出させ、高温気体流入路4から流入する処理対象気体よりも高温の気体中に吸着した分子を放出し、その分子が放出された高温気体を高温気体流出路5から流出させるために用いられる。本実施形態では、処理対象気体は航空機のキャビン内からファン等により未処理気体流路2に送り込まれる空気とされ、高温気体は、例えば航空機のエンジン抽気や、航空機に搭載されるコンプレッサーにより圧縮された高温高圧の空気、あるいはこれらの空気と熱交換した空気とされる。
図2に示すように、気体処理システム1は、複数(本実施形態では4つとされるが特に限定されない)の吸着容器10と、流路切替機構11とを備える。各吸着容器10に吸着剤が収納されている。吸着容器10は本実施形態では回転体形状とされているが形状は特に限定されない。吸着剤は、気体の含有分子を吸着し、吸着時よりも温度が上昇することで吸着した分子を気体中に放出する。例えば、アミン基が付着した多孔質体のような二酸化炭素吸着物質、シリカゲルのような水分子吸着物質、ゼオライトのような特定の分子吸着物質等が吸着剤として用いられる。各吸着容器10は、吸着剤に接するように気体を通過させる気体通過路を有し、吸着容器10の一端と他端とが気体通過路の出入口とされている。例えば、図3に示すようにフォイル状の吸着物質の担持体12を用い、これの表面に吸着剤を構成し、フォイル状の担持体12を例えば図4に示すようにロール状に巻いて吸着容器10に収納することで、その皮膜の表面に沿う気体通過路15を形成する。
図2、図5、図6に示すように、流路切替機構11は、第1ケーシング20と、第1ケーシング20内に回転軸まわりに回転可能に配置された第1バルブボディ21と、第2ケーシング30と、第2ケーシング30内に回転軸まわりに回転可能に配置された第2バルブボディ31と、第1バルブボディ21と第2バルブボディ31とを回転させる駆動装置40とを有する。第1ケーシング20と第2ケーシング30の間に吸着容器10が配置される。
第1ケーシング20は、未処理気体流路2にフランジを介して接続される第1処理用接続口22aと、高温気体流出路5にフランジを介して接続される第1再生用接続口22bと、気体通過路15の一端側にフランジを介して接続される複数の第1容器接続口22cを有し、各接続口22a、22b、22cを介して第1ケーシング20の内部は未処理気体流路2と高温気体流出路5と各吸着容器10の気体通過路15に連通する。
本実施形態の第1容器接続口22cは吸着容器10と同数とされているが、一つの第1容器接続口22cに複数の吸着容器10の気体通過路15の一端側を分岐配管を介して接続することで、第1容器接続口22cの数を吸着容器10の数より少なくしてもよい。
第2ケーシング30は、処理済気体流路3にフランジを介して接続される第2処理用接続口32aと、高温気体流入路4にフランジを介して接続される第2再生用接続口32bと、気体通過路15の他端側にフランジを介して接続される複数の第2容器接続口32cを有し、各接続口32a、32b、32cを介して第2ケーシング30の内部は処理済気体流路3と高温気体流入路4と各吸着容器10の気体通過路15に連通する。
本実施形態の第2容器接続口32cは吸着容器10と同数とされているが、一つの第2容器接続口32cに複数の吸着容器10の気体通過路15の他端側を分岐配管を介して接続することで、第2容器接続口32cの数を吸着容器10の数より少なくしてもよい。
本実施形態においては、各ケーシング20、30は、周壁20a、30aと、周壁20a、30aの外端(吸着容器10のない側)開口を閉鎖する円板状の外端プレート20b、30bと、周壁20a、30aの内端(吸着容器10のある側)開口を閉鎖する円板状の内端プレート20c、30cから構成される。各ケーシング20、30の内面は、バルブボディ21、31の回転軸方向に直交する一側面20A、30Aと、この一側面20A、30Aに平行な他側面20B、30Bと、その回転軸と同心の円柱面に沿う内周面20C、30Cを有する。処理用接続口22a、32aは周壁20a、30aの外周から外方突出し、再生用接続口22b、32bは外端プレート20b、30bの外面中央から外方突出し、容器接続口22c、32cは内端プレート20c、30cの外面における周方向に離れた4位置から外方突出するように設けられている。
第1バルブボディ21に、第1再生用接続口22bと第1容器接続口22cの中の少なくとも一つ(本実施形態では第1容器接続口22cの一つであるが数は限定されない)とに連通する第1可動連通路24が形成されている。第2バルブボディ31に、第2再生用接続口32bと第2容器接続口32cの中の少なくとも一つ(本実施形態では第2容器接続口32cの一つであるが数は限定されない)とに連通する第2可動連通路34が形成されている。
各バルブボディ21、31は、回転軸と同心の円柱面の一部に沿う外周を有する柱状部21a、31aと、柱状部21a、31aの外周から張り出す回転軸方視で扇形の扇状部21b、31bとから構成され、回転軸方向に直交する一端面21A、31Aと他端面21B、31Bとを有する。柱状部21a、31aの各端が軸受25を介してケーシング20、30により回転可能に支持され、これにより各バルブボディ21、31の回転軸は外端プレート20b、30bと内端プレート20c、30cの中心と同心とされている。なお、軸受25は剛性を高くするのが好ましい。各バルブボディ21、31の材質としては、摩擦係数が低い値で安定し、空気温度の変動による変形が小さいものが良く、例えば軽量で摺動性の良いポリアセタール系の樹脂に剛性や強度を改善させるためにガラス繊維などで強化された繊維強化樹脂を採用するのが好ましい。
各可動連通路24、34は、柱状部21a、31aにおいて回転軸に沿うと共に外端において開口する中心部24a、34aと、扇状部21b、31bにおいて回転軸方向に平行で両端面21A、31A、21B、31Bにおいて開口する偏心部24b、34bと、中心部24a、34aと偏心部24a、34aを接続する接続部24c、34cとを有し、柱状部21a、31aの外端側開口において再生用接続口22b、32bに連通し、偏心部24b、34bの内端側開口において容器接続口22c、32cに連通する。
第1ケーシング20内における第1バルブボディ21の配置空間の残余空間により、第1処理用接続口22aと第1容器接続口22cの中で第1可動連通路24に連通されていない状態のもの(本実施形態では第1容器接続口22cの三つであるが数は限定されない)とに連通する第1連通路26が形成される。第2ケーシング30内における第2バルブボディ31の配置空間の残余空間により、第2処理用接続口32aと第2容器接続口32cの中で第2可動連通路34に連通されていない状態のもの(本実施形態では第2容器接続口32cの三つであるが数は限定されない)とに連通する第2連通路36が形成される。
各可動連通路24、34の偏心部24b、34bにおける各端の開口面積は互いに等しくされている。これにより、第1バルブボディ21における回転軸方向に直交する一端面21Aの面積と他端面21Bの面積は互いに等しくされ、第1バルブボディ21の一端面21Aと第1ケーシング20の内面における一側面20Aとの間の隙間が、第1バルブボディ21の他端面21Bと第1ケーシング20の内面における他側面20Bとの間の隙間に、第1バルブボディ21を貫通する通気流路として第1可動連通路24の偏心部24bを介して連通される。また、第2バルブボディ31における回転軸方向に直交する一端面31Aの面積と他端面31Bの面積は互いに等しくされ、第2バルブボディ31の一端面31Aと第2ケーシング30の内面における一側面30Aとの間の隙間が、第2バルブボディ31の他端面21Bと第2ケーシング30の内面における他側面30Bとの間の隙間に、第2バルブボディ31を貫通する通気流路として第2可動連通路34の偏心部34bを介して連通される。
これにより、回転軸方向から作用する気体圧力に基づく各バルブボディ21、31の一端面21A、31Aにおける圧力により作用する力と他端面21B、31Bにおける圧力により作用する力とがバランスし、各端面21A、31A、21B、31Bがケーシング20、30の内面に気体圧力により押し付けられるのを防止できる。よって、各バルブボディ21、31を回転させるのに大きなバルブ駆動力を必要とせず、また、各バルブボディ21、31は圧力負荷が作用せずにしゅう動するため耐久性低下を防止できる。
第1バルブボディ21の回転方向における位置変化に応じて、第1可動連通路24が連通する第1容器接続口22cが変更され、これに応じて第1連通路26が連通する第1容器接続口22cが変更される。また、第2バルブボディ31の回転方向における位置変化に応じて、第2可動連通路34が連通する第2容器接続口32cが変更され、これに応じて第2連通路36が連通する第2容器接続口32cが変更される。
図7(A)に示すように、本実施形態の可動連通路24、34における偏心部24b、34bの開口は、容器接続口22c、32cの開口と略同寸、同形状とされ、バルブボディ21、31の回転軸からの径方向距離が等しくされている。各容器接続口22c、32cはバルブボディ21、31の回転方向において90度間隔に配置される。これにより、バルブボディ21、31の90度毎の回転方向における位置変化に応じて、可動連通路24、34が連通する容器接続口22c、32cと連通路26、36が連通する容器接続口22c、32cとが変更される。
各可動連通路24、34は、連通する容器接続口の変更の前後において、何れの容器接続口22c、32cとも連通されない状態とされる。すなわち、各可動連通路24、34は、図7(A)のように容器接続口22c、32cに連通する状態から、バルブボディ21、31の90度回転により図7(C)のように別の容器接続口22c、32cに連通する状態となる前後において、図7(B)のように何れの容器接続口22c、32cとも連通されない状態となる。
駆動装置40は、第1バルブボディ21と第2バルブボディ31を同軸中心に同行回転するように連結する伝動部材41と、伝動部材41を回転駆動する単一のアクチュエータ42を有する。各吸着容器10は第1ケーシング20と第2ケーシング30の間において伝動部材41の周囲に配置される。これにより、気体処理システムの構成要素をコンパクトに配置することができ、駆動装置40の構造を簡単化して軽量化できる。さらに、アクチュエータを単一とすることで、駆動回路も含めて軽量化を図ることができる。本実施形態の伝動部材41は中空シャフトとされ、アクチュエータ42はステッピングモータとされる。アクチュエータ42の出力軸の一端は第1バルブボディ21に同軸中心にスプライン等を介して同行回転するように連結され、出力軸の他端は伝動部材41の一端にスプライン等を介して同軸中心に同行回転するように連結され、伝動部材41の他端は第2バルブボディ31にスプライン等を介して同軸中心に同行回転するように連結される。なお、各バルブボディ21、31からの空気漏れ防止のため、ステッピングモータにシールが内蔵され、伝動部材41の他端は第2バルブボディ31にシール45を介し連結される。
本実施形態においては、アクチュエータ42により各バルブボディ21、31は間欠的に90度ずつ回転駆動されることで、各吸着容器10は、流路切替機構11により、気体通過路15が未処理気体流路2と処理済気体流路3とに接続される吸着状態と、気体通過路15が高温気体流入路4と高温気体流出路5とに接続される再生状態との間で切替えられる。また、第1処理用接続口22aと第2処理用接続口32aとが吸着状態の吸着容器10の気体通過路15を介して連通し、且つ、第1再生用接続口22bと第2再生用接続口32bとが再生状態の吸着容器10の気体通過路15を介して連通するように、第1バルブボディ21の回転と第2バルブボディ31の回転とが駆動装置40により同期される。これにより、処理対象空気が、未処理気体流路2から流路切替機構11を介して気体通過路15に導かれ、吸着状態の吸着容器10における吸着剤により含有分子を吸着された後に流路切替機構11を介して処理済気体流路3に導かれ、未処理気体流路2を流れる空気よりも高温の空気が、高温気体流入路4から流路切替機構11を介して気体通過路15に導かれ、再生状態の吸着容器10における吸着剤から放出された分子を含有した後に流路切替機構11を介して高温気体流出路5に導かれる。各吸着容器10が再生状態とされる時間は吸着剤を再生するのに必要な時間とされ、実験により予め定めればよい。
図2、図5、図6において上記構成による空気の流れは矢印で示し、処理対象空気は、未処理気体流路2から第1処理用接続口22a、第1連通路26、第1容器接続口22cを介して3つの吸着状態の吸着容器10の気体通過路15に導入され、吸着剤により含有分子を吸着された後に、第2容器接続口32c、第2連通路36、第2処理用接続口32aを介して処理済気体流路3に導かれる。処理済気体流路3に導かれた空気は、例えば二酸化炭素を分離されたものであれば再び航空機のキャビンに導入されて再利用され、酸素を分離されたものであれば窒素富化空気として燃料タンク等に防爆のため供給された後に機外に排出され、水分を除去されたものであれば高温多湿な地上では空調空気として再利用される。
また、高温気体は、高温気体流入路4から第2再生用接続口32b、第2可動連通路34、第2容器接続口32cを介して一つの再生状態の吸着容器10の気体通過路15に導入され、吸着剤から放出された分子を含有した後に、第1容器接続口22c、第1可動連通路24、第1再生用接続口22bを介して高温気体流出路5に導かれる。高温気体流出路4に導かれた空気は、例えば二酸化炭素を放出されたものであれば機外に排出され、酸素や水分を放出されたものであれば高高度を巡航している場合は再び航空機のキャビンに導入されて再利用される。
第1バルブボディ21の回転と第2バルブボディ31の回転により、各吸着容器10を吸着状態と再生状態との間で切替えることができ、各吸着容器10の吸着剤の機能を維持できる。
さらに、各可動連通路24、34が、連通する容器接続口22c、32cの変更の前後において、図7(B)のように何れの容器接続口22c、32cとも連通されない状態となることで、高温気体が処理対象気体と混合されるのを防止できる。
図8は本発明の変形例を示す。上記実施形態との相違は、各ケーシング20、30の外端プレート20b、30bの内面に、バルブボディ21、31の回転軸方向において各容器接続口22c、32cと対向する凹部20b′、30b′が、各容器接続口22c、32cと略同寸、同形状に形成される。また、各バルブボディ21、31の一端面21A、31Aと各ケーシング20、30の内面における一側面20A、30Aとの間の隙間を、各バルブボディ21、31の他端面21B、31Bと各ケーシング20、30の内面における他側面20B、30Bとの間の隙間に連通させる通気流路として、可動連通路24、34の偏心部24b、34b以外に、各バルブボディ21、31に一対の通孔24′、34′が形成されている。これにより、図7(B)のように各可動連通路24、34が何れの容器接続口22c、32cとも連通されない状態においても、各バルブボディ21、31の一端面21A、31Aに回転軸方向から作用する気体圧力と他端面21B、31Bに回転軸方向から作用する気体圧力とをバランスさせ、各端面21A、31A、21B、31Bがケーシング20、30の内面に気体圧力により押し付けられるのをより確実に防止できる。他は上記実施形態と同様である。なお、端面21A、31A、21B、31Bと側面20A、30A、20B、30Bとの間の隙間は、例えば数μm〜10数μmに設定される。凹部20b′、30b′は、例えば深さ数百μm程度に設定され、通孔24′、34′の直径は例えば1〜2mmに設定される。
本発明は上記実施形態や変形例に限定されない。例えば、第1処理用接続口を処理済気体流路に接続し、第2処理用接続口を未処理気体流路に接続してもよいし、第1再生用接続口を高温気体流入路に接続し、第2再生用接続口を高温気体流出路に接続してもよい。
また、上記実施形態における第1処理用接続口と第1再生用接続口とを入れ替え、第1可動連通路を第1処理用接続口と3つの第1容器接続口に連通させ、第1連通路を第1再生用接続口と1つの第1容器接続口に連通させてもよいし、第2処理用接続口と第2再生用接続口とを入れ替え、第2可動連通路を第2処理用接続口と3つの第2容器接続口に連通させ、第2連通路を第2再生用接続口と1つの第2容器接続口に連通させてもよい。
伝動部材の一端を第1バルブボディに他端を第2バルブボディに同軸中心に同行回転するように連結し、アクチュエータの回転をギヤやタイミングベルト等を介して伝動部材に伝達するようにしてもよい。あるいは、第1バルブボディの回転軸と第2バルブボディの回転軸とが平行になるように配置し、各バルブボディそれぞれと同行回転する一対の伝動部材を設け、両伝動部材にアクチュエータの回転をギヤやタイミングベルト等を介して伝達するようにしてもよい。そのアクチュエータはステッピングモータに限定されず、例えば減速ギヤを内蔵したモータにより両バルブボディを連続的に回転駆動してもよく、駆動装置は第1バルブボディの回転と第2バルブボディの回転とを同期させるものであればよい。
気体処理システムは航空機に装備されるものに限定されず、高速走行車両や水中移動船などの居室における空気等から二酸化炭素、水蒸気、酸素等の成分を分離したり、また、空気以外の気体から有害物質成分等を分離するために用いてもよい。
本発明の実施形態の気体処理システムの構成説明図 本発明の実施形態の気体処理システムの一部破断側面図 本発明の実施形態の気体処理システムにおける吸着容器の構成用フォイルを示す図 本発明の実施形態の気体処理システムにおける吸着容器の構成説明図 本発明の実施形態の気体処理システムにおける要部の分解斜視図 本発明の実施形態の気体処理システムにおける異なる要部の分解斜視図 本発明の実施形態の気体処理システムにおけるバルブボディの可動連通路と容器接続口との位置関係の変化を示す図 本発明の変形例の気体処理システムの要部の分解斜視図
符号の説明
2 未処理気体流路
3 処理済気体流路
4 高温気体流入路
5 高温気体流出路
10 吸着容器
11 流路切替機構
15 気体通過路
20 第1ケーシング
20A 一側面
20B 他側面
21 第1バルブボディ
21A 一端面
21B 他端面
22a 第1処理用接続口
22b 第1再生用接続口
22c 第1容器接続口
24 第1可動連通路
24b、34b 偏心部(通気流路)
24′、34′ 通孔(通気流路)
26 第1連通路
30 第2ケーシング
30A 一側面
30B 他側面
31 第2バルブボディ
31A 一端面
31B 他端面
32a 第2処理用接続口
32b 第2再生用接続口
32c 第2容器接続口
34 第2可動連通路
36 第2連通路
40 駆動装置
41 伝動部材
42 アクチュエータ

Claims (4)

  1. 気体の含有分子を吸着し、吸着時よりも温度が上昇することで吸着した分子を気体中に放出する吸着剤を各々が収納する複数の吸着容器と、
    流路切替機構とを備え、
    各吸着容器は、前記吸着剤に接するように気体を通過させる気体通過路を有し、
    前記流路切替機構により、各吸着容器は、前記気体通過路が未処理気体流路と処理済気体流路とに接続される吸着状態と、前記気体通過路が高温気体流入路と高温気体流出路とに接続される再生状態との間で切替えられ、
    処理対象気体が、前記未処理気体流路から前記流路切替機構を介して前記気体通過路に導かれ、吸着状態の前記吸着容器における吸着剤により含有分子を吸着された後に前記流路切替機構を介して前記処理済気体流路に導かれ、前記未処理気体流路を流れる気体よりも高温の気体が、前記高温気体流入路から前記流路切替機構を介して前記気体通過路に導かれ、再生状態の前記吸着容器における吸着剤から放出された分子を含有した後に前記流路切替機構を介して前記高温気体流出路に導かれる気体処理システムにおいて、
    前記流路切替機構は、第1ケーシングと、前記第1ケーシング内に回転軸まわりに回転可能に配置された第1バルブボディと、第2ケーシングと、前記第2ケーシング内に回転軸まわりに回転可能に配置された第2バルブボディと、前記第1バルブボディと前記第2バルブボディとを回転させる駆動装置とを有し、
    前記第1ケーシングは、前記未処理気体流路と前記処理済気体流路の中の一方に接続される第1処理用接続口と、前記高温気体流入路と前記高温気体流出路の中の一方に接続される第1再生用接続口と、前記気体通過路の一端側に接続される複数の第1容器接続口を有し、
    前記第1バルブボディに、前記第1処理用接続口と前記第1再生用接続口の中の一方と前記第1容器接続口の中の少なくとも一つとに連通する第1可動連通路が形成され、
    前記第1ケーシング内における前記第1バルブボディの配置空間の残余空間により、前記第1処理用接続口と前記第1再生用接続口の中の他方と前記第1容器接続口の中で前記第1可動連通路に連通されていないものとに連通する第1連通路が形成され、
    前記第1バルブボディの回転方向における位置変化に応じて、前記第1可動連通路が連通する前記第1容器接続口が変更され、
    前記第2ケーシングは、前記未処理気体流路と前記処理済気体流路の中の他方に接続される第2処理用接続口と、前記高温気体流入路と前記高温気体流出路の中の他方に接続される第2再生用接続口と、前記気体通過路の他端側に接続される複数の第2容器接続口を有し、
    前記第2バルブボディに、前記第2処理用接続口と前記第2再生用接続口の中の一方と前記第2容器接続口の中の少なくとも一つとに連通する第2可動連通路が形成され、
    前記第2ケーシング内における前記第2バルブボディの配置空間の残余空間により、前記第2処理用接続口と前記第2再生用接続口の中の他方と前記第2容器接続口の中で前記第2可動連通路に連通されていないものとに連通する第2連通路が形成され、
    前記第2バルブボディの回転方向における位置変化に応じて、前記第2可動連通路が連通する前記第2容器接続口が変更され、
    前記第1処理用接続口と前記第2処理用接続口とが吸着状態の吸着容器の気体通過路を介して連通し、且つ、前記第1再生用接続口と前記第2再生用接続口とが再生状態の吸着容器の気体通過路を介して連通するように、前記第1バルブボディの回転と前記第2バルブボディの回転とが前記駆動装置により同期されることを特徴とする気体処理システム。
  2. 前記第1バルブボディは回転軸方向に直交する一端面と他端面を有すると共に各端面の面積は互いに等しくされ、
    前記第1ケーシングの内面は前記第1バルブボディの回転軸方向に直交する一側面と他側面を有し、
    前記第1バルブボディの一端面と前記第1ケーシングの内面における一側面との間の隙間が、前記第1バルブボディの他端面と前記第1ケーシングの内面における他側面との間の隙間に、前記第1バルブボディを貫通する通気流路を介して連通され、
    前記第2バルブボディは回転軸方向に直交する一端面と他端面を有すると共に各端面の面積は互いに等しくされ、
    前記第2ケーシングの内面は前記第2バルブボディの回転軸方向に直交する一側面と他側面を有し、
    前記第2バルブボディの一端面と前記第2ケーシングの内面における一側面との間の隙間が、前記第2バルブボディの他端面と前記第2ケーシングの内面における他側面との間の隙間に、前記第2バルブボディを貫通する通気流路を介して連通される請求項1に記載の気体処理システム。
  3. 前記駆動装置は、前記第1バルブボディと前記第2バルブボディを同軸中心に同行回転するように連結する伝動部材と、前記伝動部材を回転駆動するアクチュエータを有し、
    各吸着容器は第1ケーシングと第2ケーシングの間において前記伝動部材の周囲に配置される請求項1または2に記載の気体処理システム。
  4. 各可動連通路は、連通する容器接続口の変更の前後において、何れの容器接続口とも連通されない状態とされる請求項1〜3の中の何れか1項に記載の気体処理システム。
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CN113230823A (zh) * 2021-05-13 2021-08-10 成都联帮医疗科技股份有限公司 一种用于医用分子筛制氧系统多通道气流切换装置
CN113750737A (zh) * 2021-08-23 2021-12-07 江苏锦东环境科技有限公司 一种高效率的碳氢化合物吸附用吸附塔

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