JP2007007284A - 加熱処理食品製造装置およびそれを用いた加熱処理食品製造方法 - Google Patents
加熱処理食品製造装置およびそれを用いた加熱処理食品製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007007284A JP2007007284A JP2005194367A JP2005194367A JP2007007284A JP 2007007284 A JP2007007284 A JP 2007007284A JP 2005194367 A JP2005194367 A JP 2005194367A JP 2005194367 A JP2005194367 A JP 2005194367A JP 2007007284 A JP2007007284 A JP 2007007284A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- stirrer
- processing device
- rotating
- food manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
【課題】 構成が簡単で、焦げがこびり付いたりせず、ソースなどが均一に混合されてバラツキのない、美味しい、焼そばなどの加熱処理食品を製造できる加熱処理食品製造装置およびそれを用いた加熱処理食品製造方法の提供。
【解決手段】 一端部が開放されて開口部2が形成されている有底円筒状処理装置3をその長手方向中心軸4および開口部2、5同士が一致するように内部に収納して中心軸4の周りに処理装置3を回転できる有底円筒状外郭装置6と、処理装置3を加熱するための加熱手段7と、処理装置3の内側底部10に処理装置3の中心軸4が中心となるように設置した回転軸11に装着した攪拌器12と、処理装置3を回転駆動するための処理装置回転駆動装置13と回転軸11を駆動するための回転軸駆動装置14と、加熱処理食品製造装置1全体を中心軸4を通って直交する水平軸15の回りに回転させる回転手段16とを備えた加熱処理食品製造装置1により課題を解決できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 一端部が開放されて開口部2が形成されている有底円筒状処理装置3をその長手方向中心軸4および開口部2、5同士が一致するように内部に収納して中心軸4の周りに処理装置3を回転できる有底円筒状外郭装置6と、処理装置3を加熱するための加熱手段7と、処理装置3の内側底部10に処理装置3の中心軸4が中心となるように設置した回転軸11に装着した攪拌器12と、処理装置3を回転駆動するための処理装置回転駆動装置13と回転軸11を駆動するための回転軸駆動装置14と、加熱処理食品製造装置1全体を中心軸4を通って直交する水平軸15の回りに回転させる回転手段16とを備えた加熱処理食品製造装置1により課題を解決できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、加熱処理食品製造装置およびそれを用いた加熱処理食品製造方法に関するものであり、さらに詳細には、焼そば、チャーハン、焼うどん、スパゲッテイなど、コーヒー豆、大豆などの食用粉体や粒体の焙煎あるいはチャーハン、ピラフなどの加熱処理食品を製造するための装置およびそれを用いた加熱処理食品の製造方法に関するものである。
従来、焼そばなどの炒め食品を製造するためには、加熱した鉄板などの上に食用油を適用した後、蒸し麺などの原料をのせて人手により箆などで適宜攪拌しながら炒め、さらに野菜などを載せて同様に攪拌しながら炒め、ソースなどの調味料を添加して攪拌して製造していた。人手により攪拌しながら炒める従来の製法は、手間がかかる上、焦げが鉄板などにこびり付いたり、ソースなどが均一に混合されずソースがかかった部分とかからない部分が生じバラツキがでる問題があった。
そこで、チェーンコンベアを用いて連続的に炒め食品を製造したり(特許文献1参照)、加熱した鉄板上での攪拌を機械的に行うようにした調理機(特許文献2参照)、回転する加熱ドラム中で米飯を連続的に炒める装置(特許文献3参照)、鍋を機械的に傾斜させて鍋中の材料を隅によせ掻き混ぜることができる炒め調理機(特許文献4参照)などが提案されている。
特開平8−38366号公報
特開2004−113583号公報
特開2004−24703号公報
特開2000−325238号公報
そこで、チェーンコンベアを用いて連続的に炒め食品を製造したり(特許文献1参照)、加熱した鉄板上での攪拌を機械的に行うようにした調理機(特許文献2参照)、回転する加熱ドラム中で米飯を連続的に炒める装置(特許文献3参照)、鍋を機械的に傾斜させて鍋中の材料を隅によせ掻き混ぜることができる炒め調理機(特許文献4参照)などが提案されている。
しかし従来の方法によれば、機械的に攪拌などを行うので手間が省けるが、機構が複雑であり、大量生産には適するが、少量生産には不向きであるなどの問題があった。
本発明の第1の目的は、手間が省ける上、焦げがこびり付いたりせず、ソースなどが均一に混合されてバラツキのない、美味しい、焼そば、チャーハン、ピラフ、焼うどん、スパゲッテイ、野菜炒めなどの炒め食品やコーヒー豆、大豆などの焙煎品、あるいは煮物などを大量生産する場合もあるいは少量生産する場合も好適に使用できる構成が簡単な加熱処理食品製造装置を提供することであり、
本発明の第2の目的は、それを用いて加熱処理食品を容易に製造する方法を提供することである。
本発明の第1の目的は、手間が省ける上、焦げがこびり付いたりせず、ソースなどが均一に混合されてバラツキのない、美味しい、焼そば、チャーハン、ピラフ、焼うどん、スパゲッテイ、野菜炒めなどの炒め食品やコーヒー豆、大豆などの焙煎品、あるいは煮物などを大量生産する場合もあるいは少量生産する場合も好適に使用できる構成が簡単な加熱処理食品製造装置を提供することであり、
本発明の第2の目的は、それを用いて加熱処理食品を容易に製造する方法を提供することである。
前記課題を解決するための本発明の請求項1記載の発明は、一端部が開放されて開口部が形成されている有底円筒状処理装置をその長手方向中心軸および開口部同士が一致するように内部に収納して前記中心軸の周りに前記処理装置を回転できる有底円筒状外郭装置と、前記処理装置を加熱するための加熱手段と、前記処理装置の内側底部に前記処理装置の前記中心軸が中心となるように設置した回転軸に装着した攪拌器と、前記処理装置を回転駆動するための処理装置回転駆動装置と前記回転軸を駆動するための回転軸駆動装置と、加熱処理食品製造装置全体を前記中心軸を通って直交する水平軸の回りに回転させる回転手段とを、備えたことを特徴とする加熱処理食品製造装置である。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の加熱処理食品製造装置において、前記攪拌器が少なくとも1つの櫛型攪拌器と少なくとも1つの平面翼型攪拌器とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項3記載の発明は、請求項2記載の加熱処理食品製造装置において、前記櫛型攪拌器は、前記回転軸に直角に前記処理装置の内壁面近傍まで延在して取り付けられ前記処理装置の底部に近接して回転する腕部と、その腕部の先端に前記腕部に直角に、かつ前記中心軸に平行に所定の長さ延在して取り付けられ前記処理装置の内壁面に沿って回転する櫛部を備えて構成されており、
前記平面翼型攪拌器は、前記櫛型攪拌器の取り付け位置と異なる位置に回転軸に直角に取り付けた固定軸と、前記固定軸にその長手方向中央部が固定された平面翼を備えて構成されており、
そして前記平面翼の面が前記回転軸に対して所定の傾斜角度θで傾斜して設置されて、その底部側端部が前記処理装置の底部に近接して回転し、その内壁面側端部が前記処理装置の内壁面に沿って回転する構成としたことを特徴とする。
前記平面翼型攪拌器は、前記櫛型攪拌器の取り付け位置と異なる位置に回転軸に直角に取り付けた固定軸と、前記固定軸にその長手方向中央部が固定された平面翼を備えて構成されており、
そして前記平面翼の面が前記回転軸に対して所定の傾斜角度θで傾斜して設置されて、その底部側端部が前記処理装置の底部に近接して回転し、その内壁面側端部が前記処理装置の内壁面に沿って回転する構成としたことを特徴とする。
本発明の請求項4記載の発明は、請求項2あるいは請求項3記載の加熱処理食品製造装置において、前記櫛型攪拌器と前記平面翼型攪拌器が少なくとも各1個が前記回転軸を中心にして相対して設置され、隣接する攪拌器の設置角度が20〜180°であることを特徴とする。
本発明の請求項5記載の発明は請求項3あるいは請求項4記載の加熱処理食品製造装置において、前記傾斜角度θが10〜60°であることを特徴とする。
本発明の請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の加熱処理食品製造装置を用いて、下記の工程(1)〜(6)により加熱処理食品を製造することを特徴とする加熱処理食品製造方法である。
(1)前記回転手段を作動して加熱処理食品製造装置全体を前記水平軸の回りに回転して前記開口部が前面を向く位置に固定し、前記有底円筒状処理装置を前記加熱手段により所定の加熱処理温度に加熱する。
(2)そして、前記処理装置回転駆動装置および/または前記回転軸駆動装置を作動して前記処理装置および/または前記回転軸を回転させる。
(3)前記開口部から必要に応じて食用油および/または水を所定量入れた後、加熱処理食品原料を所定量入れ、前記処理装置および/または前記攪拌器の回転により攪拌を繰り返す。
(4)必要に応じて前記開口部から所定量の野菜、調味料を含む加熱処理副原料や水を添加して均一に混合する。
(5)加熱処理が完了した後、前記処理装置および/または前記回転軸の回転を停止させ、加熱処理食品を前記開口部から取り出し、必要に応じて容器に入れて包装する。
(6)さらに加熱処理食品を製造する時は、必要に応じて焦げやかすを除去したり、水洗した後、前記(1)〜(5)の工程を繰り返す。
(1)前記回転手段を作動して加熱処理食品製造装置全体を前記水平軸の回りに回転して前記開口部が前面を向く位置に固定し、前記有底円筒状処理装置を前記加熱手段により所定の加熱処理温度に加熱する。
(2)そして、前記処理装置回転駆動装置および/または前記回転軸駆動装置を作動して前記処理装置および/または前記回転軸を回転させる。
(3)前記開口部から必要に応じて食用油および/または水を所定量入れた後、加熱処理食品原料を所定量入れ、前記処理装置および/または前記攪拌器の回転により攪拌を繰り返す。
(4)必要に応じて前記開口部から所定量の野菜、調味料を含む加熱処理副原料や水を添加して均一に混合する。
(5)加熱処理が完了した後、前記処理装置および/または前記回転軸の回転を停止させ、加熱処理食品を前記開口部から取り出し、必要に応じて容器に入れて包装する。
(6)さらに加熱処理食品を製造する時は、必要に応じて焦げやかすを除去したり、水洗した後、前記(1)〜(5)の工程を繰り返す。
本発明の請求項1記載の加熱処理食品製造装置は、一端部が開放されて開口部が形成されている有底円筒状処理装置をその長手方向中心軸および開口部同士が一致するように内部に収納して前記中心軸の周りに前記処理装置を回転できる有底円筒状外郭装置と、前記処理装置を加熱するための加熱手段と、前記処理装置の内側底部に前記処理装置の前記中心軸が中心となるように設置した回転軸に装着した攪拌器と、前記処理装置を回転駆動するための処理装置回転駆動装置と前記回転軸を駆動するための回転軸駆動装置と、加熱処理食品製造装置全体を前記中心軸を通って直交する水平軸の回りに回転させる回転手段とを、備えたことを特徴とするものであり、
手間が省ける上、焦げがこびり付いたりせず、ソースなどが均一に混合されてバラツキのない、美味しい、焼そば、チャーハン、ピラフ、焼うどん、スパゲッテイ、野菜炒めなどの炒め食品やコーヒー豆、大豆などの焙煎品、あるいは煮物などを大量生産する場合もあるいは少量生産する場合も好適に使用できるという、顕著な効果を奏する。
手間が省ける上、焦げがこびり付いたりせず、ソースなどが均一に混合されてバラツキのない、美味しい、焼そば、チャーハン、ピラフ、焼うどん、スパゲッテイ、野菜炒めなどの炒め食品やコーヒー豆、大豆などの焙煎品、あるいは煮物などを大量生産する場合もあるいは少量生産する場合も好適に使用できるという、顕著な効果を奏する。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の加熱処理食品製造装置において、前記攪拌器が少なくとも1つの櫛型攪拌器と少なくとも1つの平面翼型攪拌器とを備えたことを特徴とするものであり、
加熱処理食品が細長くても、あるいは粉粒体などであっても攪拌を効率よく行えるので、食品を劣化させずに短時間で加熱処理食品を製造できるという、さらなる顕著な効果を奏する。
加熱処理食品が細長くても、あるいは粉粒体などであっても攪拌を効率よく行えるので、食品を劣化させずに短時間で加熱処理食品を製造できるという、さらなる顕著な効果を奏する。
本発明の請求項3記載の発明は、請求項2記載の加熱処理食品製造装置において、前記櫛型攪拌器は、前記回転軸に直角に前記処理装置の内壁面近傍まで延在して取り付けられ前記処理装置の底部に近接して回転する腕部と、その腕部の先端に前記腕部に直角に、かつ前記中心軸に平行に所定の長さ延在して取り付けられ前記処理装置の内壁面に沿って回転する櫛部を備えて構成されており、
前記平面翼型攪拌器は、前記櫛型攪拌器の取り付け位置と異なる位置に回転軸に直角に取り付けた固定軸と、前記固定軸にその長手方向中央部が固定された平面翼を備えて構成されており、
そして前記平面翼の面が前記回転軸に対して所定の傾斜角度θで傾斜して設置されて、その底部側端部が前記処理装置の底部に近接して回転し、その内壁面側端部が前記処理装置の内壁面に沿って回転する構成としたことを特徴とするものであり、
簡単な構成の櫛型攪拌器と平面翼型攪拌器により容易に均一に攪拌混合ができるので、焦げがこびり付いたりせず、均一に混合されてバラツキのない、美味しい加熱処理食品を製造できるという、さらなる顕著な効果を奏する。
前記平面翼型攪拌器は、前記櫛型攪拌器の取り付け位置と異なる位置に回転軸に直角に取り付けた固定軸と、前記固定軸にその長手方向中央部が固定された平面翼を備えて構成されており、
そして前記平面翼の面が前記回転軸に対して所定の傾斜角度θで傾斜して設置されて、その底部側端部が前記処理装置の底部に近接して回転し、その内壁面側端部が前記処理装置の内壁面に沿って回転する構成としたことを特徴とするものであり、
簡単な構成の櫛型攪拌器と平面翼型攪拌器により容易に均一に攪拌混合ができるので、焦げがこびり付いたりせず、均一に混合されてバラツキのない、美味しい加熱処理食品を製造できるという、さらなる顕著な効果を奏する。
本発明の請求項4記載の発明は、請求項2あるいは請求項3記載の加熱処理食品製造装置において、前記櫛型攪拌器と前記平面翼型攪拌器が少なくとも各1個が前記回転軸を中心にして相対して設置され、隣接する攪拌器の設置角度が20〜180°であることを特徴とするものであり、
さらに簡単な構成の櫛型攪拌器と平面翼型攪拌器により容易に均一に攪拌混合できるので、焦げがこびり付いたりせず、均一に混合されてバラツキのない、美味しい加熱処理食品を製造できるという、さらなる顕著な効果を奏する。
さらに簡単な構成の櫛型攪拌器と平面翼型攪拌器により容易に均一に攪拌混合できるので、焦げがこびり付いたりせず、均一に混合されてバラツキのない、美味しい加熱処理食品を製造できるという、さらなる顕著な効果を奏する。
本発明の請求項5記載の発明は請求項3あるいは請求項4記載の加熱処理食品製造装置において、前記傾斜角度θが10〜60°であることを特徴とするものであり、
前記傾斜角度θが10〜60°の平面翼型攪拌器により攪拌混合が促進されるため、より均一に混合されてバラツキのない美味しい加熱処理食品を製造できるという、さらなる顕著な効果を奏する。
前記傾斜角度θが10〜60°の平面翼型攪拌器により攪拌混合が促進されるため、より均一に混合されてバラツキのない美味しい加熱処理食品を製造できるという、さらなる顕著な効果を奏する。
本発明の請求項6は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の加熱処理食品製造装置を用いて、前記の工程(1)〜(6)により加熱処理食品を製造することを特徴とする加熱処理食品製造方法であり、加熱処理食品を容易に製造できるという、顕著な効果を奏する。
次に本発明の内容を図を用いて詳細に説明する。
図1は、その開口部を上にした時の本発明の加熱処理食品製造装置の1例を説明する断面説明図であり、図2は、図1に示した本発明の加熱処理食品製造装置を回転してほぼ水平にした時の断面説明図であり、図3は、図2に示した本発明の加熱処理食品製造装置を開口部から内部を見た際の断面説明図である。
図1は、その開口部を上にした時の本発明の加熱処理食品製造装置の1例を説明する断面説明図であり、図2は、図1に示した本発明の加熱処理食品製造装置を回転してほぼ水平にした時の断面説明図であり、図3は、図2に示した本発明の加熱処理食品製造装置を開口部から内部を見た際の断面説明図である。
図1〜3に示したように、本発明の加熱処理食品製造装置1は、一端部が開放されて開口部2が形成されている有底円筒状処理装置3をその長手方向中心軸4および開口部2、5同士が一致するように内部に収納して前記中心軸4の周りに前記処理装置3を回転できる有底円筒状外郭装置6を備えている。
3−1は有底円筒状処理装置3中で加熱処理される食品が外部にでないようにするための開口部2周縁に設けた壁である。
6−1は有底円筒状外郭装置6の底部、6−2は有底円筒状処理装置3を支持しつつ摺動させる支持摺動部である。
7は前記処理装置3を所定の温度に加熱するためのヒータ、電磁誘導コイルなどの加熱手段であり、前記処理装置3の外面には接触しないように固定されて設置されている。8は制御装置9中に設置された加熱手段7に電力供給するインバータなどである。
また、本発明の加熱処理食品製造装置1は、前記処理装置3の内側底部10に前記処理装置3の前記中心軸4が中心となるように設置した回転軸11に装着した攪拌器12と、前記処理装置3を回転駆動するための処理装置回転駆動装置13(例えばギヤードモータなど)を内側に備え、前記回転軸11を駆動するための回転軸駆動装置14(例えばギヤードモータなど)を外側に備える構成(2重駆動構造)となっているとともに、加熱処理食品製造装置1全体を前記中心軸4を通って直交する水平軸15の回りに回転させる回転手段16を備えている。
前記攪拌器12は1つの櫛型攪拌器12−1を備えており、そして櫛型攪拌器12−1は、前記回転軸11に直角に前記処理装置3の内壁面3−2近傍まで延在して取り付けられ前記処理装置3の内部底部10に近接して回転する腕部12−2と、その腕部12−2の先端に前記腕部12−2に直角に、かつ前記中心軸4に平行に所定の長さ延在して取り付けられ前記処理装置3の内壁面3−2に沿って回転する櫛部12−3を備えて構成されている。12−4は櫛部12−3の所定の位置に前記中心軸4に直角に設置した複数の攪拌用の櫛棒である。
17は支持装置であり、図示しない他の支持装置とともに本発明の加熱処理食品製造装置1全体を支持する。
制御装置9は加熱処理食品製造装置1全体の回転や、前記処理装置3および回転軸11の回転を制御したり、加熱処理食品の種類、仕込量、硬・軟などの仕上げに応じて、加熱温度、処理時間、各回転速度などを制御する。
制御装置9は加熱処理食品製造装置1全体の回転や、前記処理装置3および回転軸11の回転を制御したり、加熱処理食品の種類、仕込量、硬・軟などの仕上げに応じて、加熱温度、処理時間、各回転速度などを制御する。
上記例では、櫛型攪拌器12−1を回転軸11の所定の位置に装着した例を示したが、櫛型攪拌器12−1とともに別に平面翼型攪拌器を装着することができる。各々1つ以上装着すると攪拌混合が向上し、均一に混合されてバラツキが低減する。
図4は、櫛型攪拌器12−1と平面翼型攪拌器12−5とを備えた本発明の他の加熱処理食品製造装置1Aを説明する説明図である。
図5は、図4に示した本発明の他の加熱処理食品製造装置1Aの平面翼型攪拌器12−5の平面翼の傾斜角度θを説明する説明図である。
図4、5において図1〜3と同じ符号のものは、図1〜3と同じものを示し、説明を省略する。
櫛型攪拌器12−1は前記図1〜3に示した櫛型攪拌器12−1と同じ構成になっており、そして前記平面翼型攪拌器12−5は、櫛型攪拌器12−1の取り付け位置と相対する位置(設置角度180°)に回転軸11に直角に取り付けた固定軸12−6と、前記固定軸12−6にその長手方向中央部が固定された平面翼12−7を備えて構成されており、そして前記平面翼12−7は、その平面が前記回転軸11に対して所定の傾斜角度θで傾斜して設置されているとともに、内部底部10の側の端部が前記処理装置3の内部の底部10に近接して回転し、その内壁面3−2側の端部が前記処理装置3の内壁面3−2に沿って回転するように構成されている以外は、例え図4に記載がなくても前記図1〜3に示した加熱処理食品製造装置1と同様になっている。
図5は、図4に示した本発明の他の加熱処理食品製造装置1Aの平面翼型攪拌器12−5の平面翼の傾斜角度θを説明する説明図である。
図4、5において図1〜3と同じ符号のものは、図1〜3と同じものを示し、説明を省略する。
櫛型攪拌器12−1は前記図1〜3に示した櫛型攪拌器12−1と同じ構成になっており、そして前記平面翼型攪拌器12−5は、櫛型攪拌器12−1の取り付け位置と相対する位置(設置角度180°)に回転軸11に直角に取り付けた固定軸12−6と、前記固定軸12−6にその長手方向中央部が固定された平面翼12−7を備えて構成されており、そして前記平面翼12−7は、その平面が前記回転軸11に対して所定の傾斜角度θで傾斜して設置されているとともに、内部底部10の側の端部が前記処理装置3の内部の底部10に近接して回転し、その内壁面3−2側の端部が前記処理装置3の内壁面3−2に沿って回転するように構成されている以外は、例え図4に記載がなくても前記図1〜3に示した加熱処理食品製造装置1と同様になっている。
本発明の加熱処理食品製造装置1、1Aを構成する各材料の材質は特に限定されないが、スチールやステンレススチールは好ましく使用できる。特に食品材料と直接接触する面はスチールやステンレススチールで構成されることが好ましく、しかも平滑面であることが焦げがこびり付いたりし難いので好ましい。
本発明の加熱処理食品製造装置1、1Aは、構成が簡単で、手間が省ける上、回転軸11、内壁面3−2、櫛型攪拌器12−1、平面翼型攪拌器12−5などの表面に焦げがこびり付いたりせず、櫛型攪拌器12−1および/または平面翼型攪拌器12−5によって、材料を均一に攪拌混合できるので、ソースなどが均一に混合されてバラツキのない、美味しい、焼そば、チャーハン、ピラフ、焼うどん、スパゲッテイ、野菜炒めなどの炒め食品やコーヒー豆、大豆などの焙煎品、あるいは煮物などの加熱処理食品を製造できる。
櫛型攪拌器12−1と平面翼型攪拌器12−5が少なくとも各1個が回転軸11を中心にして相対して設置され、隣接する攪拌器の設置角度が20〜180°であると、櫛型攪拌器12−1と平面翼型攪拌器12−5により容易に均一に攪拌混合できるので、焦げがこびり付いたりせず、均一に混合されてバラツキのない、美味しい加熱処理食品を製造できる。
有底円筒状処理装置3の内径aや深さbは特に限定されるものではないが、このa、bが次式(1)で表される範囲内であると、加熱処理作業を行い易くなるので好ましい。
(a/2)≦b≦2a 式(1)
(a/2)≦b≦2a 式(1)
前記傾斜角度θは10〜60°が好ましく、20〜40°がさらに好ましい。前記傾斜角度θが10〜60°であると、平面翼型攪拌器12−5による攪拌混合が促進されるため、より均一に混合されてバラツキのない美味しい炒め食品を製造できる。前記傾斜角度θが10°未満あるいは60°を超えると攪拌混合が不十分でバラツキでる恐れがある。
本発明の加熱処理食品製造装置1Aを用いて加熱処理食品を製造する際の好ましい工程について説明する。
(1)図4に示した本発明の加熱処理食品製造装置1Aの電動機などの回転手段16を作動して、本発明の加熱処理食品製造装置1A全体を水平軸15の回りにゆっくり回転して開口部2、5が前面を向く位置に固定する。
(1)図4に示した本発明の加熱処理食品製造装置1Aの電動機などの回転手段16を作動して、本発明の加熱処理食品製造装置1A全体を水平軸15の回りにゆっくり回転して開口部2、5が前面を向く位置に固定する。
攪拌混合される食品材料の種類や量によっては開口部2、5が少し上向く位置に固定すると、加熱処理する食品材料が外にこぼれるのを防止したり、抑制できるので好ましい。
逆に、攪拌混合される食品材料の種類や量によっては開口部2、5が少し下向く位置に固定する。すなわち、有底円筒状処理装置3内で食品材料を攪拌混合する際に、攪拌混合される食品材料が自動的に開口部2の側に移動すると、取り扱い易くなり、かつ野菜などを開口部2から入れて攪拌混合し易くなるために、本発明の加熱処理食品製造装置1Aの長手方向中心軸4が開口部2側に向かって下方に傾斜(水平位置より約3〜5°程度)するようにして固定する。
そして有底円筒状処理装置3を電熱ヒータや過熱水蒸気などを用いる公知の加熱手段7により所定の加熱処理温度(例えば、約60℃〜300°C程度)に加熱する。
(2)そして前記処理装置回転駆動装置13および/または前記回転軸駆動装置14を作動して前記処理装置3および/または前記回転軸11を回転させる。前記処理装置3および前記回転軸11を回転させる場合、その回転方向および回転速度は同一でもよく、あるいは異なっていてもよく、加熱処理食品原料に応じて適宜選択して行うことが好ましい。
(3)次いで前記開口部2から必要に応じて食用油および/または水を所定量入れた後、加熱処理食品原料を所定量入れ、前記処理装置3および/または前記攪拌器11の回転により攪拌を繰り返す。当初はゆっくり回転させ、次いで低速で回転させるなど攪拌混合する加熱処理食品原料に応じて行うことが好ましい。
例えば開口部2から食用油および/または水を所定量入れ前記処理装置3の内壁面3−2上に均一に拡げた後、蒸しそばなどの加熱処理食品原料を所定量入れ、回転する櫛型攪拌器12−1により加熱処理食品原料を掬い上げた後、前記処理装置3の内壁面3−2に落下させる攪拌を行うとともに、内壁面3−2に落下した加熱処理食品原料を平面翼型攪拌器12−5により掻き集めた後、前記処理装置3の内壁面3−2に落下させる攪拌を所定時間(例えば約10分程度)繰り返す。
例えば開口部2から食用油および/または水を所定量入れ前記処理装置3の内壁面3−2上に均一に拡げた後、蒸しそばなどの加熱処理食品原料を所定量入れ、回転する櫛型攪拌器12−1により加熱処理食品原料を掬い上げた後、前記処理装置3の内壁面3−2に落下させる攪拌を行うとともに、内壁面3−2に落下した加熱処理食品原料を平面翼型攪拌器12−5により掻き集めた後、前記処理装置3の内壁面3−2に落下させる攪拌を所定時間(例えば約10分程度)繰り返す。
(4)さらに必要に応じて前記開口部2から所定量のカット野菜類やソース、醤油などの調味料を含む加熱処理副原料や水を添加して均一に混合する。
(5)そして、加熱処理が完了した後、前記処理装置3および/または前記回転軸11の回転を停止させ、加熱処理食品を前記開口部2から取り出し、必要に応じて容器に入れて包装する。
(6)さらに加熱処理食品を製造する時は、必要に応じて焦げやかすを除去したり、水洗した後、前記(1)〜(5)の工程を繰り返す。
(5)そして、加熱処理が完了した後、前記処理装置3および/または前記回転軸11の回転を停止させ、加熱処理食品を前記開口部2から取り出し、必要に応じて容器に入れて包装する。
(6)さらに加熱処理食品を製造する時は、必要に応じて焦げやかすを除去したり、水洗した後、前記(1)〜(5)の工程を繰り返す。
本発明の加熱処理食品製造装置1、1Aは装置自体を大型にして、例えば食品工場内に設置して、前記(1)〜(5)の工程を繰り返すようにすれば大量生産することが可能である。
本発明の加熱処理食品製造装置1、1Aは装置自体を小型にすれば、例えば家庭内に設置して小人数のために少量作ることも可能である。
本発明の加熱処理食品製造装置1、1Aは装置自体を小型にすれば、例えば家庭内に設置して小人数のために少量作ることも可能である。
なお、上記実施形態の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮するものではない。又、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば上記実施形態の説明においては、本発明の加熱処理食品製造装置1、1A全体を水平軸15の回りに回転して開口部2、5が前面を向く位置に固定して加熱処理食品を製造する例を示したが、攪拌混合される食品材料の種類によっては図1に示したように本発明の加熱処理食品製造装置1の開口部2、5が上を向く位置に固定したり、あるいは本発明の加熱処理食品製造装置1全体を水平軸15の回りに回転して開口部2、5が適宜の角度で上を向く位置に固定したりするなどして加熱処理食品を製造することもできる。例えば、コーヒー豆、大豆などの焙煎品を製造する時はこの方法が好ましい。
このようにして加熱処理食品を製造した後は、本発明の加熱処理食品製造装置1、1A全体を水平軸15の回りにゆっくり回転して開口部2、5が前面を向くようにしたり、少し下を向くようにして加熱処理した加熱処理食品を取り出すことができる。
このようにして加熱処理食品を製造した後は、本発明の加熱処理食品製造装置1、1A全体を水平軸15の回りにゆっくり回転して開口部2、5が前面を向くようにしたり、少し下を向くようにして加熱処理した加熱処理食品を取り出すことができる。
次に実施例および比較例により本発明を詳しく説明するが、本発明の主旨を逸脱しない限りこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図4に示した本発明の加熱処理食品製造装置1Aの電動機などの回転手段16を作動して、本発明の加熱処理食品製造装置1A全体を水平軸15の回りにゆっくり回転して開口部2、5が前面を向く位置に固定した。そして、有底円筒状処理装置3を電磁誘導加熱コイルを用いる加熱手段7により約250°Cに加熱した。
(実施例1)
図4に示した本発明の加熱処理食品製造装置1Aの電動機などの回転手段16を作動して、本発明の加熱処理食品製造装置1A全体を水平軸15の回りにゆっくり回転して開口部2、5が前面を向く位置に固定した。そして、有底円筒状処理装置3を電磁誘導加熱コイルを用いる加熱手段7により約250°Cに加熱した。
そして、処理装置回転駆動装置13を作動して処理装置3をゆっくり(約10rpmでゆっくり)回転させながら、開口部2から大豆油1,000g投入して2分間回転させ、さらに大豆油2,000g投入して1分間回転させ、処理装置3の内壁面3−2上に均一に大豆油を拡げた。その後、キャベツ6,000g、玉ねぎ4,000g投入し処理装置3を低速度で(約20〜25rpm)2分間回転させ、残りの大豆油3,000g投入して回転させながら混合し加熱処理した。
そして、原料蒸しそば20,000gを投入して処理装置3を低速度で(約20〜25rpm)回転させるとともに、回転軸駆動装置14を作動して回転軸11を低速度で(約10rpm)回転させ、櫛型攪拌器12−1と平面翼型攪拌器12−5の回転により1分間攪拌混合し加熱処理した。次いで水1,200gを投入してさらに2分間攪拌混合し加熱処理した。
その後、ソース13,000g、香辛料適量投入し、処理装置3を高速度で(約35〜40rpm)回転させるとともに回転軸11を高速度で(約20〜25rpm)回転させ櫛型攪拌器12−1と平面翼型攪拌器12−5の回転により10分間攪拌混合し加熱処理した。
その後、加熱を停止し、処理装置3を低速度で(約20〜25rpm)回転させるとともに回転軸11を低速度で(約20〜25rpm)回転させ、1分間攪拌混合し加熱処理攪拌した。
加熱処理が完了した後、加熱処理食品(焼きそば)を開口部2から取り出し容器に入れて包装した。
焦げがこびり付いたりせず、ソースや野菜などが均一に混合されてバラツキのない、美味しい加熱処理食品(焼きそば)が得られた。
焦げがこびり付いたりせず、ソースや野菜などが均一に混合されてバラツキのない、美味しい加熱処理食品(焼きそば)が得られた。
さらに加熱処理食品を製造するため、前記工程を繰り返した。
本発明の加熱処理食品製造装置は構成が簡単で、手間が省ける上、焦げがこびり付いたりせず、ソースなどが均一に混合されてバラツキのない、美味しい、焼そば、チャーハン、焼うどん、スパゲッテイ、野菜炒めなどの炒め食品やコーヒー豆、大豆などの焙煎品、あるいは煮物などの加熱処理食品を大量生産する場合もあるいは少量生産する場合も好適に使用できるという、顕著な効果を奏するものであり、そして本発明の加熱処理食品製造方法により、大量生産する場合もあるいは少量生産する場合も加熱処理食品を容易に製造できるという、顕著な効果を奏するので、産業上の利用価値は甚だ大きい。
a 有底円筒状処理装置の内径
b 有底円筒状処理装置の深さ
θ 平面翼の傾斜角度
1、1A 加熱処理食品製造装置
2、5 開口部
3 有底円筒状処理装置
3−1 壁
3−2 内壁面
4 長手方向中心軸
6 有底円筒状外郭装置
6−1 底部
6−2 支持摺動部
7 加熱手段
8 インバータなど
9 制御装置
10 内側底部
11 回転軸
12 攪拌器
12−1 櫛型攪拌器
12−2 腕部
12−3 櫛部
12−4 櫛棒
12−5 平面翼型攪拌器
12−6 固定軸
12−7 平面翼
13 処理装置回転駆動装置
14 回転軸駆動装置
15 水平軸
16 回転手段
17 支持装置
b 有底円筒状処理装置の深さ
θ 平面翼の傾斜角度
1、1A 加熱処理食品製造装置
2、5 開口部
3 有底円筒状処理装置
3−1 壁
3−2 内壁面
4 長手方向中心軸
6 有底円筒状外郭装置
6−1 底部
6−2 支持摺動部
7 加熱手段
8 インバータなど
9 制御装置
10 内側底部
11 回転軸
12 攪拌器
12−1 櫛型攪拌器
12−2 腕部
12−3 櫛部
12−4 櫛棒
12−5 平面翼型攪拌器
12−6 固定軸
12−7 平面翼
13 処理装置回転駆動装置
14 回転軸駆動装置
15 水平軸
16 回転手段
17 支持装置
Claims (6)
- 一端部が開放されて開口部が形成されている有底円筒状処理装置をその長手方向中心軸および開口部同士が一致するように内部に収納して前記中心軸の周りに前記処理装置を回転できる有底円筒状外郭装置と、前記処理装置を加熱するための加熱手段と、前記処理装置の内側底部に前記処理装置の前記中心軸が中心となるように設置した回転軸に装着した攪拌器と、前記処理装置を回転駆動するための処理装置回転駆動装置と前記回転軸を駆動するための回転軸駆動装置と、加熱処理食品製造装置全体を前記中心軸を通って直交する水平軸の回りに回転させる回転手段とを、備えたことを特徴とする加熱処理食品製造装置。
- 前記攪拌器が少なくとも1つの櫛型攪拌器と少なくとも1つの平面翼型攪拌器とを備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱処理食品製造装置。
- 前記櫛型攪拌器は、前記回転軸に直角に前記処理装置の内壁面近傍まで延在して取り付けられ前記処理装置の底部に近接して回転する腕部と、その腕部の先端に前記腕部に直角に、かつ前記中心軸に平行に所定の長さ延在して取り付けられ前記処理装置の内壁面に沿って回転する櫛部を備えて構成されており、
前記平面翼型攪拌器は、前記櫛型攪拌器の取り付け位置と異なる位置に回転軸に直角に取り付けた固定軸と、前記固定軸にその長手方向中央部が固定された平面翼を備えて構成されており、
そして前記平面翼の面が前記回転軸に対して所定の傾斜角度θで傾斜して設置されて、その底部側端部が前記処理装置の底部に近接して回転し、その内壁面側端部が前記処理装置の内壁面に沿って回転する構成としたことを特徴とする請求項2記載の加熱処理食品製造装置。 - 前記櫛型攪拌器と前記平面翼型攪拌器が少なくとも各1個が前記回転軸を中心にして相対して設置され、隣接する攪拌器の設置角度が20〜180°であることを特徴とする請求項2あるいは請求項3記載の加熱処理食品製造装置。
- 前記傾斜角度θが10〜60°であることを特徴とする請求項3あるいは請求項4記載の加熱処理食品製造装置。
- 請求項1から請求項5のいずれかに記載の加熱処理食品製造装置を用いて、下記の工程(1)〜(6)により加熱処理食品を製造することを特徴とする加熱処理食品製造方法。
(1)前記回転手段を作動して加熱処理食品製造装置全体を前記水平軸の回りに回転して前記開口部が前面を向く位置に固定し、前記有底円筒状処理装置を前記加熱手段により所定の加熱処理温度に加熱する。
(2)そして、前記処理装置回転駆動装置および/または前記回転軸駆動装置を作動して前記処理装置および/または前記回転軸を回転させる。
(3)前記開口部から必要に応じて食用油および/または水を所定量入れた後、加熱処理食品原料を所定量入れ、前記処理装置および/または前記攪拌器の回転により攪拌を繰り返す。
(4)必要に応じて前記開口部から所定量の野菜、調味料を含む加熱処理副原料や水を添加して均一に混合する。
(5)加熱処理が完了した後、前記処理装置および/または前記回転軸の回転を停止させ、加熱処理食品を前記開口部から取り出し、必要に応じて容器に入れて包装する。
(6)さらに加熱処理食品を製造する時は、必要に応じて焦げやかすを除去したり、水洗した後、前記(1)〜(5)の工程を繰り返す。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005194367A JP2007007284A (ja) | 2005-07-01 | 2005-07-01 | 加熱処理食品製造装置およびそれを用いた加熱処理食品製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005194367A JP2007007284A (ja) | 2005-07-01 | 2005-07-01 | 加熱処理食品製造装置およびそれを用いた加熱処理食品製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007007284A true JP2007007284A (ja) | 2007-01-18 |
Family
ID=37746501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005194367A Pending JP2007007284A (ja) | 2005-07-01 | 2005-07-01 | 加熱処理食品製造装置およびそれを用いた加熱処理食品製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007007284A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100916291B1 (ko) * | 2008-06-16 | 2009-09-10 | 주식회사신도리코 | 차량 접근 검출 장치 및 방법과 이를 이용한 아웃사이드미러 |
JP2011114788A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 撮像装置、および、撮像方法 |
JP2011114496A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置 |
CN102293354A (zh) * | 2011-08-22 | 2011-12-28 | 陆文光 | 坚果食品蒸煮干燥生产线及其工作方法 |
JP2012089954A (ja) * | 2010-10-15 | 2012-05-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 会議システム、監視システム、画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム等 |
CN102961055A (zh) * | 2012-11-30 | 2013-03-13 | 周林斌 | 同向搅拌烤炉及其相关方法 |
US9110365B2 (en) | 2009-11-19 | 2015-08-18 | Olympus Corporation | Imaging apparatus |
KR200488961Y1 (ko) * | 2018-10-17 | 2019-08-20 | 주식회사 뚜레반 | 금속물질 제거수단이 설치된 곡물 볶음장치 |
-
2005
- 2005-07-01 JP JP2005194367A patent/JP2007007284A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100916291B1 (ko) * | 2008-06-16 | 2009-09-10 | 주식회사신도리코 | 차량 접근 검출 장치 및 방법과 이를 이용한 아웃사이드미러 |
US9110365B2 (en) | 2009-11-19 | 2015-08-18 | Olympus Corporation | Imaging apparatus |
JP2011114496A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置 |
JP2011114788A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 撮像装置、および、撮像方法 |
JP2012089954A (ja) * | 2010-10-15 | 2012-05-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 会議システム、監視システム、画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム等 |
CN102293354A (zh) * | 2011-08-22 | 2011-12-28 | 陆文光 | 坚果食品蒸煮干燥生产线及其工作方法 |
CN102961055A (zh) * | 2012-11-30 | 2013-03-13 | 周林斌 | 同向搅拌烤炉及其相关方法 |
KR200488961Y1 (ko) * | 2018-10-17 | 2019-08-20 | 주식회사 뚜레반 | 금속물질 제거수단이 설치된 곡물 볶음장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007007284A (ja) | 加熱処理食品製造装置およびそれを用いた加熱処理食品製造方法 | |
US7619188B2 (en) | Apparatus and method for cooking dehydrated powdered food | |
US6578468B1 (en) | Continuous mixer or stir fry cooker | |
US20090126579A1 (en) | Popcorn machines and other machines having multiple heat zone cooking surfaces for producing popcorn and other types of expanded foods | |
KR20180080307A (ko) | 교반 수단을 갖는 전기 조리 장치를 위한 조리 방법 | |
TWI722460B (zh) | 炒食機之自動翻炒裝置 | |
US20120266756A1 (en) | Popcorn popping machines and other machines having flow through decks for popping popcorn and producing other types of expanded food | |
CN107836983A (zh) | 一种自动炒菜机炒菜方法 | |
JP4041416B2 (ja) | 炒め装置 | |
JP5806879B2 (ja) | ドラム式鍋による食材の炒め方法及び炒め機 | |
JP3814817B2 (ja) | 食品の炒め方法及び装置 | |
WO2017077741A1 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5761854B2 (ja) | 炒め物の製造装置 | |
US20130149425A1 (en) | Product Control Paddles for Snack Food Fryer | |
JP4941116B2 (ja) | 野菜加工品の製造方法および野菜加工品並びにそれを用いた食品 | |
JP2000135061A (ja) | 食品の炒め方法及び装置 | |
JP3213776U (ja) | 食品攪拌羽根及びこれを備える食品攪拌装置 | |
JP3210648U (ja) | 食品攪拌羽根及びこれを備える食品攪拌装置 | |
KR101523557B1 (ko) | 볶음 겸용 요리기 | |
JP3169362B2 (ja) | 回転ドラム式鍋による食材の炒め方法及び炒め機 | |
JP2019076291A (ja) | 粒状および麺状食品の調理装置ならびに調理方法 | |
JP2000135167A (ja) | 食品の炒め方法及び装置 | |
JP6200726B2 (ja) | 食品の製造装置 | |
JP3852049B2 (ja) | 炒め機械及びそれを用いた調理方法 | |
KR200283365Y1 (ko) | 잔 생선 및 해조류 볶음장치 |