JP2007006994A - 粘性液剤注入用シリンジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 粘性を有する液剤への気泡の混入を防止することができるとともに、ノズル部材の着脱を軽い力で行えるものでありながらノズル部材の不慮の脱落を防止できるシリンジを提供する。
【解決手段】 液剤収納部2の先端にノズル取付部3を有し、該取付部3は、ノズル部材4の基部装着穴5に挿入される円筒状挿入部9と、該挿入部9の外周側に設けられ且つ内面にネジ10が形成された円筒状の接続部11とからなり、ノズル部材4の基端部に設けた係合片12がネジ10に螺合する粘性液剤注入用シリンジにおいて、挿入部9を軸方向中途部から先端側に至るに従って内径が徐々に小径に形成し、該挿入部9の先端部をノズル部材の装着穴5の天面に当接させることで挿入部9の先端開口をノズル部材4の天面に開口する小孔8に直接接続し、これにより挿入部内部空間から小孔に至る液剤吐出路を先端側に至るに従って徐々に小径となるように構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、歯科用感光性充填材やヒアルロン酸製剤などのある程度の粘性を有する液剤を所定部位に注入するための粘性液剤注入用シリンジに関する。
この種従来の歯科用感光性充填材注入用シリンジ20は、図9に示すように、歯科用感光性充填材を収納する円筒状収納部21の先端部にノズル取付部22が設けられたものであり、このノズル取付部22に別途市販されているノズル部材23が着脱交換可能に取付けられるようになっている。ノズル部材23は、基部に装着穴24を有するとともに該装着穴24の天面に液剤吐出用の小孔25が開口形成されており、小孔25を介して微量ずつ歯科用感光性充填材を吐出できるようになっている。ノズル取付部22は、ノズル部材23の基部装着穴24に挿入される円筒状の挿入部26と、該挿入部26の外周側に設けられ且つ内面に二条ネジ27が形成された円筒状の接続部28とからなり、ノズル部材23の基端部に設けた係合片29が前記ネジ27に螺合することでノズル部材23がノズル取付部22に取付けられる。また、シリンジ20の後部側には押出ロッド(図示せず)が取付けられ、押出ロッドを押し込み操作することによって、収納部21内の充填材をノズル部材23を介して吐出し得るようになっている。
上記従来のシリンジ20は、その使用の際、C型肝炎等の感染を防止するために患者ごとにノズル部材23を廃棄交換するが、装着穴24の奥部に大きな空間が存在するため、次の使用の際に充填材に気泡が混入することがあり、窩洞への充填・硬化時においても材料内に気泡が混入し、これにより十分な材料特性を得ることができず、吐出された材料の摩耗性、曲げ強度、圧縮強度などへの悪影響が生じていた。また摩耗により気泡が表面に現れ、細菌の繁殖など口腔衛生上の問題も抱えていた。特に、本願出願人らは、ノズル部材の交換の際に高価な歯科用感光性充填材が廃棄されるノズル部材内に残存することを防止するために押出ロッドの操作後に自動的にノズル部材内の充填材を吸い戻すシリンジを開発しているが、装着穴24の奥側周縁のコーナー部に微小な気泡が存在すると、この気泡とともに充填材をシリンジに吸い戻してしまい、これにより気泡が充填材内に混入してしまう。また、ノズル部材23を交換する際の取り外し性を考慮してネジと係合片とを緩く螺合させるとノズル部材23の脱落のおそれがあるため、通常はある程度の締め付け力を有する程度に両者を螺合させているが、脱着作業性が悪く、迅速な交換が困難となっていた。
気泡の混入を防止するために、特許文献1には、ノズル部材の構造に関する改良が提案されている。
特開2003−260065号公報
しかし、特許文献1に提案された手段では、既に大量に流通している現状のノズル部材を使用することができない。
そこで、本発明は、従来の規格品のノズル部材を使用しつつも、粘性を有する液剤への気泡の混入を防止することができるとともに、ノズル部材の着脱を軽い力で行えるものでありながらノズル部材の不慮の脱落を防止できるシリンジを提供することを目的とする。
本発明の粘性液剤注入用シリンジは、粘性を有する液剤を収納する収納部の先端に、基部に装着穴を有するとともに該装着穴の天面に液剤吐出用の小孔が開口形成されたノズル部材が着脱交換自在に取付けられるノズル取付部を有し、該取付部は、ノズル部材の基部装着穴に挿入される円筒状の挿入部と、該挿入部の外周側に設けられ且つ内面にネジが形成された円筒状の接続部とからなり、ノズル部材の基端部に設けた係合片が前記ネジに螺合することでノズル部材が前記ノズル取付部に取付けられるものである。前記挿入部の内部空間は収納部の内部空間と連通し、液剤が挿入部の内部空間を通って吐出されるものであってよい。接続部内面のネジは、好ましくは二条ネジとすることができる。ノズル部材の小孔は、装着穴の軸中央部に設けられていてよい。
前記挿入部は、軸方向中途部の外径が前記装着穴の口径とほぼ等しくされるとともに、軸方向中途部から先端側に至るに従って内径が徐々に小径に形成されており、該挿入部の先端部をノズル部材の前記装着穴の天面に当接させることで挿入部の先端開口を小孔に直接接続し、これにより挿入部内部空間から前記小孔に至る液剤吐出路を先端側に至るに従って徐々に小径となるように構成することが好ましい。かかる構成によれば、ノズル部材の開口端部における液剤吐出路の段差をできるだけ小さくすることができ、該段差部分に気泡が生じることがなく、液剤の吸い戻し時などにおいても気泡が充填材内に混入することがない。
また、好ましくは、前記挿入部の先端部がノズル部材の前記装着穴の天面に丁度当接する位置からノズル部材をさらにノズル取付部に所定量ねじ込んだときに前記係合片に係合してノズル部材のねじ込みを阻止する凸部を前記接続部内面に設けることができる。かかる構成によれば、挿入部の先端部が装着穴に天面に当接した状態でさらに増し締めをすることで、ネジ締結力を大きくすることができる。したがって、ノズル部材を軽い力で締め込めるようにネジ山と係合片との間のスキマを大きくした場合でも、ねじ込み終端では強い締結力を得ることができ、ノズル部材が不慮に脱落することを防止できる。さらに、凸部によってノズル部材のねじ込み量を規制することにより、挿入部の先端部の潰れを防止しつつ、挿入部の先端部と装着穴の天面との密着力を一定なものとし、当該部位における気密性を確保できる。なお、ネジと係合片との間には所定のスキマが形成されているので、挿入部の先端部が装着穴の天面に当接した後さらに増し締めを行うと、接続部に対してノズル部材は殆ど軸方向に移動することなく凸部に係合する迄ノズル部材が回転し、これによりネジのネジ山の下側縁に係合片が強く押しつけられるとともに、挿入部の先端部が装着穴の天面に強く押しつけられる。
好ましくは、前記挿入部の外周面に、軸方向に延びるエア抜き溝を形成し、該エア抜き溝を介して挿入部先端側の前記装着穴内部空間と挿入部基部側の前記接続部内部空間とを連通させることができる。かかる構成によれば、ノズル部材の取付け時に挿入部先端側の収納部内部空間内圧力が大きくなって、該空間から挿入部内若しくはノズル部材の小孔内にエアが流入してしまうことを防止できる。
本発明のシリンジによれば、粘性を有する液剤への気泡の混入を防止することができるとともに、ノズル部材の着脱を軽い力で行えるものでありながらノズル部材の不慮の脱落を防止できる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の一実施形態に係る歯科用充填材注入用シリンジ1の先端部構造を示し、該シリンジ1は、粘性を有する液剤を収納する円筒状収納部2と、該収納部2の先端に設けられたノズル取付部3とを備え、該取付部3にノズル部材4(先端チップ)が着脱交換自在に取付けられるようになっている。収納部2の後部には押出ロッド(図示せず)が取付けられ、該ロッドを押し込むことによって収納部2内の液剤を吐出可能に構成されている。
収納部2に収納される液剤としては、歯科用充填材料、好ましくは光重合型フロー充填材を用いることができ、その粘度が5〜1000Pa・sのものを用いるのが好ましい。特に好ましくは、口腔内で歯の窩洞や裂溝に直接充填する為の充填材を用いることができる。
上記ノズル部材4は、図4に示すように、基端側に開口形成された断面円形状の装着穴5を有する円筒状の基部6と、該基部6の先端側に取付けられた細管7とを備えている。該細管7は装着穴5の天面に開口しており、これにより装着穴5の天面の中央に液剤吐出用の小孔8が開口形成されている。基部6の基端部外周には径方向に突出する係合片12が設けられており、図示実施例では直径方向二カ所に2つの係合片12が設けられている。
上記ノズル取付部3は、ノズル部材4の基部装着穴5に挿入される円筒状の挿入部9と、該挿入部9の外周側に設けられ且つ内面に二条ネジ10が形成された円筒状の接続部11とからなる。挿入部9と接続部11とは同心状に設けられ、挿入部9外周面と接続部11内周面との間にはノズル部材4の基部6が挿入されるスキマが形成されている。そして、ノズル部材4の基端部に設けた係合片12が前記ネジ10に螺合することで、ノズル部材4が前記ノズル取付部3にねじ込むようにして取付けられるようになっている。
上記挿入部9は、軸方向中途部の外径が前記装着穴5の口径とほぼ等しくされるとともに、軸方向中途部から先端側に至るに従って内径及び外径が徐々に小径に形成されて、全体として先窄み状に形成されている。挿入部9の先端部の口径は可能な限り小さいことが好ましいが、成形性や歩留まりの観点から適度な大きさとすることができる。
この挿入部9の先端部は、ノズル部材4を締め込んでいくことでノズル部材4の装着穴5の天面に当接するように構成されており、挿入部9の先端面を装着穴5の天面に当接させることで挿入部9の先端開口を小孔8に直接接続し、これにより挿入部9内部空間から前記小孔8に至る液剤吐出路を先端側に至るに従って徐々に小径となるように構成してある。
さらに、上記挿入部9の先端部がノズル部材4の装着穴5の天面に丁度当接する位置(図3に仮想線で示す位置)から、ノズル部材4をさらにノズル取付部3に所定量ねじ込んだとき(図1に仮想線で示す位置)に前記係合片12に係合してノズル部材3のねじ込みを阻止する凸部13が接続部11内面に設けられている。該凸部13は、図示実施例では、ネジ10のネジ山高さよりも高く突出するとともにネジ10の螺旋方向中途部から軸方向に延びるリブにより構成されており、2つの係合片12に対応して直径方向2カ所に設けられている。
また、挿入部9の外周面には、軸方向に延びるエア抜き溝14が直径方向2カ所に形成されており、ノズル部材4を取付部3に取付けた状態でエア抜き溝14を介して挿入部9先端側の装着穴5内部空間と挿入部9基部側の接続部11内部空間とが連通するようになっている。
上記実施形態に係るシリンジ1によれば、市販の規格品のノズル部材4を用いつつも、液剤吐出路の中途部の段差をできるだけ小さくすることができ、該段差部に気泡が滞留することなく円滑に液剤が吐出されるので、粘性を有する歯科用感光性充填材などの液剤への気泡の混入を防止することができる。さらに、ノズル部材4をねじ込む最後の時点で増し締めを行うことによってネジ締結力を大きくするものであるから、ネジ10に対して係合片12を比較的緩く螺合させることができ、これによりノズル部材4の着脱を軽い力で行えるものでありながらノズル部材4の不慮の脱落を防止できるようになる。加えて、凸部13によってノズル部材4をねじ込む最終位置を規制するものであるから、挿入部9先端面と装着穴5の天面との密着力が大きくなり過ぎて挿入部9を潰してしまうことを防止できる。
なお、市販のノズル部材には、図5に示すような小孔8の径が非常に小さい細型チップ4’が存在し、この細型チップ4’においては装着穴5の天面5’の周囲に環状の溝部14が形成されている。したがって、図1〜図3に示すシリンジに細型チップ4’を取付けた場合、図5に示すように、該溝部14に挿入部9の先端部が嵌入し、液剤部吐出路に比較的大きな段差が形成されてしまうとともに、細型チップ4’を取り外した時に挿入部9の先端近傍に液剤が存在しない空間が必然的に形成されてしまう。したがって、細型チップ4’を用いる場合には、図6に示すように、凸部13を設ける位置を調節するとともに、天面5’に当接するように挿入部9の先端部の肉厚ならびに先端開口径を選定するのが好ましい。なお、図5において、上記実施形態と同様の構成については同符号を付して詳細説明を省略する。
図7は細型チップ4’に対応した本発明のさらに別の実施形態を示している。本実施形態においては、挿入部9’は、シリンジ1’の先端部に一体成形された先窄み円筒状のホルダー9aと、該ホルダー9a内に一体的に嵌着された先端チップ9bとからなる。なお、ホルダー9aは、上記実施形態における挿入部9と同一構造であり、上記実施形態のシリンジの挿入部9に先端チップ9bを取付けることによって本実施形態のシリンジ1’を構成できる。すなわち、シリンジへの液剤充填前に、細型チップ用か否かによって先端チップ9bを取付けるか否かを選択することにより、同一構造のシリンジを細型チップ並びに通常チップの双方に利用できる。
先端チップ9bは、その先端面がホルダー9aの先端面と面一とされ、その軸長はホルダー9aの軸長のほぼ半分程度である。また、先端チップ9bの内部には、軸方向に貫通する流通路15が形成されている。該流通路15は、軸方向2カ所において軸方向先端側が小径となるテーパー部17a,17bが設けられ、これにより挿入部9は軸方向中途部から先端側に至るに従って内径が徐々に小径に形成されている。そして、先端チップ9bの先端開口の径は細型チップ4’の小孔8の径の2倍未満とされ、該先端開口が小孔8に直接接続されるようになっている。
図8は細型チップ4’に対応した本発明のさらに別の実施形態を示しており、該実施形態のシリンジ1''は、シリンジ本体18と、該シリンジ本体18の先端部に取付けられるジョイント19とを備えている。該ジョイント19は、細型チップ用のものと通常チップ用のものなど、必要に応じて複数用意しておくことができる。
シリンジ本体18は、液剤収納部の先端に内外二重筒構造のジョイント取付部18aを有し、ジョイント19の円筒状基部19aが取付部18aに嵌着されている。ジョイント取付部18aは外筒18bと内筒18cとを備え、液剤は内筒18cの内部流路を通って吐出される。ジョイント基部19aの内径は内筒18cの外径とほぼ等しく、内筒18cの外周側にジョイント基部19aが外嵌される。外筒18bの内面とジョイント基部19aの外面とには、それぞれ互いに軸方向に係合する凸部18d,19bが設けられ、これら凸部18d,19bの係合によりジョイント19の抜けが阻止される。なお、内筒18cの外周面にも、挿入部外周面に形成したエア抜き溝と同様のエア抜き溝を設けることが好ましい。
本実施形態において、ノズル取付部3はジョイント19の先端部に設けられており、挿入部9内の液剤流通路はその基端部から先端部に至るにしたがって内径が徐々に小径となるテーパー状に形成されている。上記内筒18cは先窄み状に形成されており、該内筒18cの先端開口部は挿入部9の液剤流通路の基端開口部に直接接続されている。これら開口部の径はほぼ等しくなされており、内筒18cと挿入部9との間で液剤流通路内に段差が生じないように構成されている。
その他、上記実施形態と同様の構成については同符号を付して詳細説明を省略する。
本実施形態によれば、使用時に、細型チップ用か否かによってジョイントを選択して取付けることにより、同一構造のシリンジを細型チップ並びに通常チップの双方に利用できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば眼科用液剤注入シリンジなど、適宜の用途のシリンジに応用することができる。また、図7若しくは図8に示す実施形態に係るシリンジにおいても、ノズル部材のねじ込みを規制する凸部13を設けることができる。
本発明の一実施形態に係るシリンジの先端部から見た正面図である。 同シリンジの先端部近傍の縦断面図である。 挿入部の先端部が装着穴天面に丁度当接したときのノズル部材を仮想線で示すシリンジの正面図である。 ノズル部材の取付け状態を示す縦断面図である。 細型チップの取付け状態を示す縦断面図である。 細型チップに対応した本発明の他の実施形態を示す縦断面図である。 細型チップに対応した本発明のさらに別の実施形態を示す縦断面図である。 細型チップに対応した本発明のさらに別の実施形態を示す縦断面図である。 従来のシリンジの縦断面図である。

Claims (4)

  1. 粘性を有する液剤を収納する収納部の先端に、基部に装着穴を有するとともに該装着穴の天面に液剤吐出用の小孔が開口形成されたノズル部材が着脱交換自在に取付けられるノズル取付部を有し、該取付部は、ノズル部材の基部装着穴に挿入される円筒状の挿入部と、該挿入部の外周側に設けられ且つ内面にネジが形成された円筒状の接続部とからなり、ノズル部材の基端部に設けた係合片が前記ネジに螺合することでノズル部材が前記ノズル取付部に取付けられる粘性液剤注入用シリンジにおいて、
    前記挿入部は、軸方向中途部の外径が前記装着穴の口径とほぼ等しくされるとともに、軸方向中途部から先端側に至るに従って内径が徐々に小径に形成されており、該挿入部の先端部をノズル部材の前記装着穴の天面に当接させることで挿入部の先端開口を小孔に直接接続し、これにより挿入部内部空間から前記小孔に至る液剤吐出路を先端側に至るに従って徐々に小径となるように構成したことを特徴とする粘性液剤注入用シリンジ。
  2. 粘性を有する液剤を収納する収納部の先端に、基部に装着穴を有するとともに該装着穴の天面に液剤吐出用の小孔が開口形成されたノズル部材が着脱交換自在に取付けられるノズル取付部を有し、該取付部は、ノズル部材の基部装着穴に挿入される円筒状の挿入部と、該挿入部の外周側に設けられ且つ内面にネジが形成された円筒状の接続部とからなり、ノズル部材の基端部に設けた係合片が前記ネジに螺合することでノズル部材が前記ノズル取付部に取付けられる粘性液剤注入用シリンジにおいて、
    前記挿入部の先端部がノズル部材の前記装着穴の天面に丁度当接する位置からノズル部材をさらにノズル取付部に所定量ねじ込んだときに前記係合片に係合してノズル部材のねじ込みを阻止する凸部が前記接続部内面に設けられていることを特徴とする粘性液剤注入用シリンジ。
  3. 粘性を有する液剤を収納する収納部の先端に、基部に装着穴を有するとともに該装着穴の天面に液剤吐出用の小孔が開口形成されたノズル部材が着脱交換自在に取付けられるノズル取付部を有し、該取付部は、ノズル部材の基部装着穴に挿入される円筒状の挿入部と、該挿入部の外周側に設けられ且つ内面にネジが形成された円筒状の接続部とからなり、ノズル部材の基端部に設けた係合片が前記ネジに螺合することでノズル部材が前記ノズル取付部に取付けられる粘性液剤注入用シリンジにおいて、
    前記挿入部は、軸方向中途部の外径が前記装着穴の口径とほぼ等しくされるとともに、軸方向中途部から先端側に至るに従って内径が徐々に小径に形成されており、該挿入部の先端部をノズル部材の前記装着穴の天面に当接させることで挿入部の先端開口を小孔に直接接続し、これにより挿入部内部空間から前記小孔に至る液剤吐出路を先端側に至るに従って徐々に小径となるように構成してあるとともに、前記挿入部の先端部がノズル部材の前記装着穴の天面に丁度当接する位置からノズル部材をさらにノズル取付部に所定量ねじ込んだときに前記係合片に係合してノズル部材のねじ込みを阻止する凸部が前記接続部内面に設けられていることを特徴とする粘性液剤注入用シリンジ。
  4. 前記挿入部の外周面に、軸方向に延びるエア抜き溝が形成されており、該エア抜き溝を介して挿入部先端側の前記装着穴内部空間と挿入部基部側の前記接続部内部空間とが連通することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の粘性液剤注入用シリンジ。
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