JP2014147874A - 液吐出ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】液体の吐出精度を向上できる液吐出ノズルを提供する。
【解決手段】液吐出ノズル1を内管10と外管20とを有する二重管構造とし、内管下流端部12を外管20の外部に突出させた。液吐出ノズル1がシリンジ60に固定されると、内管上流端部11がシリンジ60の先端部61の内部に挿入されるように構成した。これにより、液吐出ノズル1の内部に空気が残っていても、液体の吐出精度に悪影響が及ぶのを抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペースト等の液体を吐出する液吐出ノズルに関する。
たとえばダイボンダー等のように電子部品を基板に搭載する用途等で用いられる機器において、ペースト等の液体を吐出する液吐出ノズルが用いられている。この液吐出ノズルは、高い精度で液体を吐出するために、シリンジの先端に液吐出ノズルを取り付ける際にノズルの内部に気泡が残る部分をできる限りなくすような構造とされている(特許文献1参照)。
特開2007−313385号公報
しかし、上述した特許文献に記載の液吐出ノズルを用い、シリンジへの取り付け後にノズルの内部に残っている気泡を追い出すための捨て打ちを行っても、ノズル内の気泡が完全に排出されない場合がある。そのため、ダイボンダー等で液体を塗布している際に残っている気泡が排出されるなどして、液体の吐出精度が低下し、吐出量の過不足が生じてしまう。
(1) 請求項1の発明による液吐出ノズルは、シリンジの円管形状を呈する先端部に取り付けられ、液体を吐出するノズルであって、内管と、内管よりも径が大きな外管とを有する二重管構造であり、外管は、一端側にシリンジの先端部に装着する装着部が設けられ、他端側に内管を固定する固定部が設けられ、内管は、内管上流端部と、外管の固定部から外管の外部へ突出している内管下流端部とを有し、装着部にシリンジの先端部が挿入されると、内管上流端部がシリンジの先端部の内部に挿入され、内管とシリンジの先端部との重なり長さがゼロ以上であることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の液吐出ノズルにおいて、内管は、全長にわたって内径が一定であることを特徴とする。
本発明によれば、液体の吐出精度を向上できる。
シリンジの先端部に取り付けられた液吐出ノズルの断面を模式的に示した図である。 捨て打ちが行われた後のシリンジおよび液吐出ノズルの断面を模式的に示した図である。
図1および図2を参照して、本発明による液吐出ノズルの一実施の形態を説明する。図1は、シリンジの先端部に取り付けられた液吐出ノズルの断面を模式的に示した図である。液吐出ノズル1は、全長にわたって同一の内外径の円管である内管10と、内管10の外径よりも大きな内径を有する外管20とを備える二重管構造となっている。内管10と外管20との間には、空間26が存在する。外管20は、シリンジの先端部に装着する装着部21と、内管10を固定する固定部22とを有している。固定部22には、内管10が貫通するのに必要十分な大きさの孔が設けられている。なお、内管10は、たとえばロウ付けによって固定部22で外管20に固定される。装着部21近傍の外管20の外周面には、シリンジ60へ液吐出ノズル1を固定するためのネジ部23が設けられている。
内管10は、内管上流端部11と、固定部22を貫通して図示下方に突出している内管下流端部12とを有している。
たとえばシリンジ60は、液体を貯留する本体から液吐出ノズル1が装着される先端部61にかけて窄まる形状を呈している。シリンジ60の先端部61は、全長にわたって一定の内外径となる円管状に形成されている。また、シリンジ60の先端部61の周囲には、液吐出ノズル1を取り付けるためのカラー62が設けられている。カラー62の内周面にはネジ部63が設けられている。シリンジ60の先端部61に液吐出ノズル1を装着して、液吐出ノズル1のネジ部23とカラー62のネジ部63とを螺合させると、図1に示すように液吐出ノズル1がシリンジ60に固定される。
本実施の形態の液吐出ノズル1は、シリンジ60に固定されると、内管上流端部11がシリンジ60の先端部61の内部に挿入される。内管上流端部11の上端11aと、シリンジ60の先端部61の下端61aとの距離、すなわち、内管10と先端部61との重なり長さを、単に挿入長さLaとも呼ぶ。なお、内管10の外径が先端部61の内径よりも小さいので、内管10の外周面と先端部61の内周面との間には隙間25が存在している。
このように構成される液吐出ノズル1は、吐出する液体が満たされたシリンジ60に取り付けられ、液吐出ノズル1内の空気を追い出すための捨て打ちが行われた後、液体の吐出に供される。図2は、上述した捨て打ちが行われた後のシリンジ60および液吐出ノズル1の断面を模式的に示した図である。図2に示すように、捨て打ちが行われた後には、内管10の内部(空間26)は液体70で満たされている。また、上述したように、内管10の外周面と先端部61の内周面との間には隙間25が存在するため、内管10の外周面と外管20の内周面との間の空間26にも液体70が入り込む。
ここで、図2に示すように、捨て打ちによって追い出しきれなかった空気が内管10の外周面と外管20の内周面との間の空間26に気泡80として存在した場合について考える。この場合、内管10の外周面と先端部61の内周面との間の隙間25に液体70が存在するため、液体の吐出の最中に気泡80が内管10の内部に入り込むことがない。
そのため、内管10と先端部61との重なり長さ(挿入長さ)Laは、少なくともゼロ以上であれば、内管10の外周面と外管20の内周面との間の空間26に存在する気泡80が隙間25を上昇して内管10の内部に入り込むことがない。なお、液吐出ノズル1のネジ部23とカラー62のネジ部63との螺合によって液吐出ノズル1がシリンジ60に取り付けられるため、取り付け後の液吐出ノズル1の図示上下方向の位置に誤差が生じるおそれがある。そこで、この誤差分だけ液吐出ノズル1の取り付け位置が下がった場合でも内管10が先端部61に挿入されるようにするため、挿入長さLaを所定の長さ以上に設定しておくことが望ましい。
本実施の形態の液吐出ノズル1では、次の作用効果を奏する。
(1) 液吐出ノズル1を内管10と外管20とを有する二重管構造とし、内管下流端部12を外管20の外部に突出させた。液吐出ノズル1がシリンジ60に固定されると、内管上流端部11がシリンジ60の先端部61の内部に挿入されるように構成した。これにより、液吐出ノズル1の内部に空気が残っていても、液体の吐出精度に悪影響が及ぶのを抑制できる。したがって、たとえば、本実施の形態の液吐出ノズル1をダイボンダーで使用した場合には、接着剤やクリームハンダ等の液体の吐出量が安定するため、接着不良やハンダ付けの不良を低減して、電子基板の歩留まりを向上できる。
(2) 内管10内の空気を追い出すことで捨て打ちを終えることができるので、無駄な捨て打ちを抑制して、液体の無駄をなくすことができる。液体が高価なものの場合などにはコスト削減が可能である。また、たとえば、シリンジ60が、液体があらかじめ充填された使い捨て式の容器である場合には、シリンジ60の1本当たりの吐出回数を増やすことができるので、シリンジ60の交換頻度を低減でき、生産性が向上する。
(3) 挿入長さLaが少なくともゼロ以上であれば、内管10の外周面と外管20の内周面との間の空間26に存在する気泡80が隙間25を上昇して内管10の内部に入り込むことがない。そのため、内管上流端部11の位置の精度を必要以上に高めなくてもよいので、液吐出ノズル1の生産コストを抑制できる。
(4) シリンジ60の先端側61に特に改変を加える必要がなく、従来から用いられているシリンジ60をそのまま使用できる。すなわち、すでに導入済みの機器に対しても本実施の形態の液吐出ノズル1を用いることができるので、本実施の形態の液吐出ノズル1を用いるために掛かるコストを最小限に抑制できる。
なお、上述の説明では、内管10の内径が上流から下流まで一定であったが、本発明はこれに限定されない。たとえば、内管10の内径が、下流側に向かうにつれて小さくなるように構成してもよい。但し、内管10内の気泡残存の可能性を低減する点から考えると、内管10の内径が上流から下流まで一定であることが望ましい。
また、上述の説明では、装着部21近傍の外管20の外周面にネジ部23を設け、カラー62のネジ部63と螺合させることによって液吐出ノズル1をシリンジ60に固定するように構成したが、本発明はこれに限定されない。上述した液吐出ノズル1の固定に係る構造は一例であり、他の構造であってもよい。
また、上述の説明では、シリンジ60の先端部61の下端61aが固定部22と離間しているが、本発明はこれに限定されず、シリンジ60の先端部61の下端61aが固定部22と当接していてもよい。
なお、上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
なお、本発明は、上述した実施の形態のものに何ら限定されず、シリンジの円管形状を呈する先端部に取り付けられ、液体を吐出するノズルであって、内管と、内管よりも径が大きな外管とを有する二重管構造であり、外管は、一端側にシリンジの先端部に装着する装着部が設けられ、他端側に内管を固定する固定部が設けられ、内管は、内管上流端部と、外管の固定部から外管の外部へ突出している内管下流端部とを有し、装着部にシリンジの先端部が挿入されると、内管上流端部がシリンジの先端部の内部に挿入され、内管とシリンジの先端部との重なり長さがゼロ以上であることを特徴とする各種構造の液吐出ノズルを含むものである。
1 液吐出ノズル、10 内管、11 内管上流端部、11a 上端、20 外管、22 固定部、60 シリンジ、61 先端部、61a 下端

Claims (2)

  1. シリンジの円管形状を呈する先端部に取り付けられ、液体を吐出するノズルであって、
    内管と、前記内管よりも径が大きな外管とを有する二重管構造であり、
    前記外管は、一端側に前記シリンジの先端部に装着する装着部が設けられ、他端側に前記内管を固定する固定部が設けられ、
    前記内管は、内管上流端部と、前記外管の固定部から前記外管の外部へ突出している内管下流端部とを有し、
    前記装着部に前記シリンジの先端部が挿入されると、前記内管上流端部が前記シリンジの先端部の内部に挿入され、前記内管と前記シリンジの先端部との重なり長さがゼロ以上であることを特徴とする液吐出ノズル。
  2. 請求項1に記載の液吐出ノズルにおいて、
    前記内管は、全長にわたって内径が一定であることを特徴とする液吐出ノズル。
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