JP2007313385A - 液吐出ノズル - Google Patents

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悦雄 小山
Shingo Koyama
真吾 小山
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Abstract

【課題】従来よりも、シリンジの先端部との境目付近に生ずる気泡を低減すると共に、吐出に用いる液の利用率を向上することが可能な液吐出ノズルを提供する。
【解決手段】シリンジの先端部22に取り付けられ、液体を吐出するノズル1であって、グリップ11と、シリンジの先端部22が嵌合する開口を有する嵌合開口部12と、ノズル1をシリンジに固定するための固定部13と、液体を吐出するニードル管14と、嵌合開口部12とニードル管14の開口部とを連通させる連通開口部15と、を備え、連通開口部15が、嵌合開口部12側の端面においてシリンジの先端部22の開口との段差を低減するように、嵌合開口部12よりも開口が小さくなった構成を有する。また、連通開口部15には、嵌合開口部12側の端面にシリンジの先端部22を位置合わせする位置合構造16aが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療、半導体、電子部品等に用いる粘度の低い液体からクリーム半田等の粘度の高い液体までの幅広い粘度の液体の吐出に用いる液吐出ノズルに関する。
従来、液吐出ノズルは、シリンジの先端部に取り付けられ、液体を高い精度で吐出する用途で用いられる(例えば、特許文献1参照。)。かかる高い精度を確保するため、シリンジ内の圧力をエアで制御すること、シリンジ内の液の残量に応じてエアの流量を制御することなどが行われている。
図5は、従来の液吐出ノズルの構造を模式的に示す断面図である。液吐出ノズル5は、ノズル5をつかむためのグリップ51より近端側の固定部53から遠端のニードル管54まで連通する開口部52を備え、シリンジのバレル61から突き出た先端部62が開口部52に嵌合し、はねを有する固定部53と内ネジ64を有するカラー63とがルアーロックをなす。ここで、開口部52は、ストレートな開口部分を有するため、シリンジの先端部62が嵌合した状態で、先端部62の端面位置で開口径に段差を有する。
特開2006−069105号公報
しかしながら、従来の液吐出ノズルでは、嵌合したシリンジの先端部の端面位置で、ノズルとシリンジとで開口径に段差が生じるため、段差部分に図5に示すように気泡Bが発生してしまうという問題を有していた。この気泡は、液に印加されるエアの圧力によって収縮又は膨張するため、吐出量の制御の誤差を大きくする要因となっていた。また、吐出後に圧力を下げた場合に、液垂れを起こす原因にもなっていた。
さらに、液吐出ノズルが用いられる電子産業等の分野では、用いる液が高価でありかつ微量で足りる場合が多く、吐出工程を終えた後にノズル内に残った液は、無駄になり、利用率の低下、コスト高等を招いていた。
以上の現状に鑑み、本発明の目的は、従来よりも、シリンジの先端部との境目付近に生ずる気泡を低減すると共に、吐出に用いる液の利用率を向上することが可能な液吐出ノズルを提供する。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、シリンジの先端部に取り付けられ、液体を吐出するノズルであって、前記シリンジの先端部が嵌合する開口を有する嵌合開口部と、前記ノズルを前記シリンジに固定するための固定部と、前記液体を吐出するニードル管と、前記嵌合開口部と前記ニードル管の開口部とを連通させる連通開口部と、を備え、前記連通開口部が、前記嵌合開口部側の端面において前記シリンジの先端部の開口との段差を低減するように、前記嵌合開口部よりも開口が小さくなっていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1の液吐出ノズルにおいて、前記連通開口部が、前記嵌合開口部側の端面において前記シリンジの先端部の開口と一致するように、前記嵌合開口部よりも開口が小さくなっていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2の液吐出ノズルにおいて、前記連通開口部が、前記嵌合開口部側の端面に前記シリンジの先端部を位置合わせする位置合構造を有することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3の液吐出ノズルにおいて、前記位置合構造が、同心円上に形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の液吐出ノズルにおいて、前記固定部が、前記シリンジの先端部と嵌合する2条ネジを有することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、連通開口部が、嵌合開口部側の端面においてシリンジの先端部の開口との段差を低減するように、嵌合開口部よりも開口が小さくなっているため、従来よりも、シリンジの先端部との境目付近に生ずる気泡を低減すると共に、吐出に用いる液の利用率を向上することが可能な液吐出ノズルを実現することができる。
請求項2に係る発明によれば、上記請求項1の効果に加えて、連通開口部が、嵌合開口部側の端面においてシリンジの先端部の開口と一致するように、嵌合開口部よりも開口が小さくなっているため、さらに気泡の発生を低減できると共に、開口部の流体抵抗の適正化を図ることができる。
請求項3に係る発明によれば、上記請求項1又は請求項2の効果に加えて、連通開口部が、嵌合開口部側の端面にシリンジの先端部を位置合わせする位置合構造を有するため、シリンジの先端部を適切に位置合わせして固定することができる。
請求項4に係る発明によれば、上記請求項3の効果に加えて、位置合構造が、同心円上に形成されているため、簡易に形成することができる。
請求項5に係る発明によれば、上記請求項1乃至請求項4のいずれか一項の効果に加えて、固定部が、シリンジの先端部と嵌合する2条ネジを有するため、従来のルアーロックで固定する構成よりも、液吐出ノズルをシリンジに強い固定力及び高い精度で固定することができる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明による液吐出ノズルの一実施例を模式的に示す断面図である。液吐出ノズル1は、図1(a)に示すように、ノズル1をつかむためのグリップ11と、シリンジの先端部22が嵌合する開口を有する嵌合開口部12と、ノズル1をシリンジに固定するための固定部13と、シリンジのバレル21に充填された液体を吐出するニードル管14と、嵌合開口部12とニードル管14の開口部とを連通させる連通開口部15と、を備えた構成を有する。
ここで、連通開口部15は、嵌合開口部12側の端面においてシリンジの先端部22の開口との段差を低減するように、嵌合開口部12よりも開口が小さくなっている。好ましくは、連通開口部15は、嵌合開口部12側の端面においてシリンジの先端部22の開口と一致するように、嵌合開口部12よりも開口が小さくなっている。このように構成することによって、従来、図5に示すようにシリンジの先端部22との境目近傍における気泡Bの発生を低減又は防止することができる。シリンジは、通常、樹脂を用いて形成されるが、先端部22の加工精度は数十μm以下であるため、実質的にほとんどの気泡の発生を防止することが可能となる。
連通開口部15は、嵌合開口部12側の端面にシリンジの先端部22を位置合わせするための位置合構造16aを有する。ここで、シリンジの先端部22には、位置合構造16aと嵌合するように対応する構造が設けられているものとする。なお、図1には、位置合構造16aが半円の断面形状を有するリング状の窪みから構成される例が示されているが、位置合構造は、その他の構成を有するのでもよい。嵌合開口部12は例えば中空円柱状に形成され、位置合構造16aが例えばこの中空円柱と同心円状に形成されるは、加工が容易であること等から好ましい。
図2は、位置合構造の実施例を概念的に示す説明図である。位置合構造は、図2(a)に示すものと断面形状が異なるもの(図2(b)及び(c))と、Oリング、シール材等の部材を用いるものとがある。図2(b)及び(c)には、それぞれ、断面形状が矩形及び刃状の位置合構造16b、16cが示されているが、断面形状は、シリンジの先端部と嵌合する形状であればその他の形状でもよい。位置合構造としてOリングを用いる位置合構造16dを図2(d)に示し、シール材を用いる位置合構造16eを図2(e)に示す。シール材は、シリンジの先端部に簡易に形成できる。
固定部13は、ネジでシリンジに固定されるのでも、ルアーロックをなしてシリンジに固定されるのでもよい。図3は、固定部の他の実施例を模式的に示す断面図である。図3には、固定部33が1条ネジで又はルアーロックをなしてシリンジの先端部と嵌合する例が示されている。このように構成することによって、固定部を簡易に構成できる。なお、図3(a)に示すように、連通開口部15の端面36を平面等の単純として構成することによって、液吐出ノズルをより簡易にすることができる。図1に示す例では、固定部13が2条ネジを有し、2条ネジとシリンジの内ネジ24が設けられたカラー23とが嵌合するようになっている。又、上記で説明した上に、連通開口部15の端面には、さらに、位置合構造16が設けられている。このように構成することによって、図5に示す従来の構成及び図3に示す構成よりも、液吐出ノズル1をシリンジに強い固定力及び高い精度で固定することができる。
このように構成された液吐出ノズルは、シリンジの先端部に取り付けられ、例えば、エアを介してバレル内の液体に印加された圧力がシリンジから液吐出ノズルに液体を介して伝達し、押し出された液体をニードル管から吐出するように用いられる。液吐出ノズルは、また、図4に示すように、エアを媒介とせずに圧力を直接印加する所謂機械式のディスペンサのノズルとして用いられるのでもよい。図4は、液吐出ノズルを機械式のディスペンサのノズルとして用いる一実施例を示すブロック構成図である。図4において、機械式のディスペンサは、シリンジ41と加圧機42とが連通管43を介して接続され、連通管43を介してバレル41a内の液体を加圧機42に押し出すように構成される。ここで、連通管43の、シリンジ41の先端部41bと嵌合する開口部を上記と同様に段差を低減するように構成するのは、気泡の発生を防止できるため好ましい。
本発明による液吐出ノズルの一実施例を模式的に示す断面図である。 位置合構造の実施例を概念的に示す説明図である。 固定部の他の実施例を模式的に示す断面図である。 液吐出ノズルを機械式のディスペンサのノズルとして用いる一実施例を示すブロック構成図である。 従来の液吐出ノズルの構造を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1、3、4、5 液吐出ノズル
11 グリップ
12 嵌合開口部
13、33 固定部
14 ニードル管
15 連通開口部
16 端面
16a〜16e 位置合構造
21、41a シリンジのバレル
22、41b シリンジの先端部
23 シリンジのカラー
24 シリンジの内ネジ
25 シリンジの先端の端面
25a〜25e シリンジの位置合構造
41 シリンジ
42 加圧機
42a ノズル
43 連通管
43a、43b 連通管を構成する部材
B 気泡

Claims (5)

  1. シリンジの先端部に取り付けられ、液体を吐出するノズルであって、
    前記シリンジの先端部が嵌合する開口を有する嵌合開口部と、
    前記ノズルを前記シリンジに固定するための固定部と、
    前記液体を吐出するニードル管と、
    前記嵌合開口部と前記ニードル管の開口部とを連通させる連通開口部と、を備え、
    前記連通開口部が、前記嵌合開口部側の端面において前記シリンジの先端部の開口との段差を低減するように、前記嵌合開口部よりも開口が小さくなっていることを特徴とする液吐出ノズル。
  2. 前記連通開口部が、前記嵌合開口部側の端面において前記シリンジの先端部の開口と一致するように、前記嵌合開口部よりも開口が小さくなっていることを特徴とする請求項1に記載の液吐出ノズル。
  3. 前記連通開口部が、前記嵌合開口部側の端面に前記シリンジの先端部を位置合わせする位置合構造を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液吐出ノズル。
  4. 前記位置合構造が、同心円上に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の液吐出ノズル。
  5. 前記固定部が、前記シリンジの先端部と嵌合する2条ネジを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の液吐出ノズル。
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