JP2007006305A - 撮像装置及び交換レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】静止画像の撮影および動画像の撮影それぞれに適した制御ができ、良好な音声記録を可能にする。
【解決手段】静止画を電子的撮影する第1の撮影モードと動画を電子的撮影する第2の撮影モードを選択可能な撮像装置において、被駆動部材を作動させるアクチュエータ202,208,250と、アクチュエータの駆動を制御する制御手段211,212,205とを有し、制御手段は、第1の撮影モードと第2の撮影モードに応じて、各撮影モードに適した前記アクチュエータの作動モードを選択する撮像装置とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、静止画像および動画像を選択的に撮像可能な撮像装置および該撮像装置に着脱可能な交換レンズに関するものである。
従来、デジタルカメラは静止画の撮影を、ビデオカメラは動画の撮影を、それぞれ行うべく棲み分けがなされていたが、近年デジタルカメラにおいても動画を記録できるもの(例えば特許文献1)やビデオカメラにおいても静止画を記録できるもの(例えば特許文献2)が製品化され、その垣根が取り払われつつある。
特開2004−350129号公報 特開2004−096784号公報
しかしながら、近年のデジタルカメラは、速写性を重要視している為にオートフォーカスや絞りもしくは電動ズームなどの高速動作を特徴としており、該デジタルカメラを動画記録に用いようとした場合、フォーカスや絞り等のアクチュエータの作動音が大きく、記録された音声にその作動ノイズが入ってしまうという問題が生じていた。
(発明の目的)
本発明の目的は、静止画像の撮影および動画像の撮影それぞれに適した制御ができ、良好な音声記録を可能にする撮像装置および交換レンズを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、静止画を電子的撮影する第1の撮影モードと動画を電子的撮影する第2の撮影モードを選択可能な撮像装置において、被駆動部材を作動させるアクチュエータと、前記アクチュエータの駆動を制御する制御手段とを有し、前記制御手段が、前記第1の撮影モードと前記第2の撮影モードに応じて、各撮影モードに適した前記アクチュエータの作動モードを選択する撮像装置とするものである。
同じく上記目的を達成するために、本発明は、撮像装置より受信した情報を解析する情報解析手段と、光量調節のための絞りアクチュエータとその制御手段、焦点調節の為のフォーカス駆動アクチュエータとその制御手段、もしくは、焦点距離調節の為のズーム駆動用アクチュエータとその制御手段、の少なくとも1つ以上のアクチュエータとその制御手段とを有する交換レンズにおいて、前記制御手段が、前記情報解析手段を介して前記撮像装置より指示された撮影モードが静止画を電子的撮影する第1の撮影モードであるか動画を電子的撮影する第2の撮影モードであるかに応じて、各撮影モードに適した前記アクチュエータの作動モードに変更する交換レンズとするものである。
同じく上記目的を達成するために、本発明は、静止画を電子的撮影する第1の撮影モードと動画を電子的撮影する第2の撮影モードを選択可能であり、レンズが交換可能な撮像装置において、前記レンズが前記第1の撮影モードと前記第2の撮影モードに対応可能である場合に、選択された撮影モードを前記レンズに指示する撮像装置とするものである。
本発明によれば、静止画像の撮影および動画像の撮影それぞれに適した制御ができ、良好な音声記録を行うことができる撮像装置または交換レンズを提供できるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例に示す通りである。
図1は本発明の一実施例に係わるデジタルカメラの回路構成を示すブロック図であり、以下にその構成について説明する。
同図において、100はカメラであり、以下の構成要素より成る。1は主ミラーであり、ファインダ観察状態では撮影光路内に斜設され、撮影状態では撮影光路外に退避する。また、主ミラー1はハーフミラーとなっており、撮影光路内に斜設されているときは、後述する焦点検出ユニットへ被写体からの光線の約半分を透過させる。2はピント板であり、後述の撮像レンズ200で結像された被写体像が投影される。3はサブミラーであり、主ミラー1とともにファインダ観察状態では撮影光路内に斜設され、撮影状態では撮影光路外に退避させられる。このサブミラー3は、斜設された主ミラー1を透過した光線を下方に折り曲げて、後述の焦点検出ユニットの方に導くものである。4はファインダ光路変更用のペンタプリズムである。5はアイピースであり、撮影者はこの窓からピント板2を観察することで、撮影画面を観察することができる。この状態を光学ファインダモード(OVFモード)と記す。
6と7はファインダ観察画面内の被写体輝度を測定するための結像レンズと測光センサであり、測光センサ7は内部に公知の対数圧縮回路を持っているので、その出力は対数圧縮されたものとなる。8は公知の位相差方式の焦点検出ユニットである。9はフォーカルプレンシャッタ、14はCCD,CMOS等の撮像素子、16は撮像素子14からのアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。18は、撮像素子14、A/D変換器16、後述のD/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、後述のメモリ制御回路22およびシステムコントローラ50により制御される。20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を施す。この画像処理回路20では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行われる。22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、および、後述の、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。そして、A/D変換器16のデータを画像処理回路20を介して、或いはA/D変換器16のデータを直接画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込む。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データがD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。前述の主ミラー1およびサブミラー3がアップし、シャッタ9が開いた状態で、画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能であり、この状態を電子ファインダモードと記す。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。また、メモリ30はシステムコントローラ50の作業領域としても使用することが可能である。32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路で、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行うものであり、処理を終えたデータはメモリ30に書き込まれる。40はフォーカルプレンシャッタ9を制御するシャッタ制御回路、41は主ミラー1をアップ、ダウンさせるためのモータと駆動回路を具備したミラー制御回路である。
50はカメラ100全体を制御するシステムコントローラ、52はシステムコントローラ50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。54はシステムコントローラ50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、カメラ100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。また、表示部54は、その一部の機能がピント板2の下部に表示されている。
上記表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマ表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体120の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、等がある。また、表示部54の表示内容のうち、ピント板2の下部に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。60,62,64,66,68および70は、システムコントローラ50の各種の動作指示を入力するための操作部材であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作部材の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、撮影モード(静止画撮影モード、動画撮影モード)、再生モード、消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り換え設定することが出来る。62(SW1)はスイッチであり、不図示のシャッタボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理等の動作開始を指示する。64(SW2)はスイッチであり、不図示のシャッタボタンの操作完了でONとなり、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体120に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示するものである。66はファインダモード設定スイッチであり、撮影時に前述の光学ファインダ(OVF)モードと電子ビューファインダ(EVF)モードを選択可能にするものである。EVFモードが選択された場合は、前述の主ミラー1およびサブミラー3が撮影画面から退避し、シャッタ9が開かれ、撮像素子14で撮像された画像は常時、画像表示器28で表示される。68はクイックレビューONとOFFを切り換え可能なクイックレビューON/OFFスイッチである。70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、単写/連写/セルフタイマ切り換えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、等がある。
80は電源制御回路であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り換えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果およびシステムコントローラ50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。82,84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源である。90はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタである。98はコネクタ92に記録媒体120が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知部である。インタフェースおよびコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成している。72は通信部で、RS232CやUSB、IEEE1394、無線通信、等の各種通信機能を有する。73は通信部72によりカメラ100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
399は後述の撮像レンズ200とカメラ100側のシステムコントローラ50との通信を行う通信線であり、499は後述の外付けストロボ400とカメラ100側のシステムコントローラ50との通信を行う通信線である。
以上がカメラ100の構成要素である。
次に、記録媒体120について説明する。記録媒体120はメモリカードやハードディスク等より成り、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部122、カメラ100とのインタフェース124、カメラ100と接続を行うコネクタ126を備えている。
次に、交換可能な撮像レンズ200について説明をする。201は被写体像を撮像素子14に結像し、フォーカス調整を行う為のフォーカシングレンズ、202はフォーカシングレンズ201を光軸方向に駆動して、ピントを合わせるためのフォーカス駆動アクチュエータである。211はレンズ制御マイコン206からの指令に基づいてフォーカス駆動アクチュエータ202を制御するフォーカス制御回路である。203は撮像レンズ201の位置から被写体距離を検出する為のエンコーダからなる被写体距離検出回路、204は撮影時の光量を調整する為の絞り、250は絞り駆動アクチュエータ、205はレンズ制御マイコン206からの指令に基づいて絞り駆動アクチュエータ250を制御する絞り制御回路である。
207は変倍のための焦点距離調整を行うためのズーミングレンズ、208はズーミングレンズ207を光軸方向に駆動して電気的に焦点距離調節を行うためのズーム駆動アクチュエータ、212はズーム駆動アクチュエータ208を制御するズーム制御回路である。206は前述のフォーカス駆動や絞り駆動などを制御するとともに、カメラ100側のシステムコントローラ50と通信を制御するレンズ制御マイコンである。209はレンズマウントであり、撮影レンズ200をカメラ100に着脱可能にする。210はシリアル通信線と電源からなるコネクタであり、カメラ100と電気的に接続する。
次に、外付けストロボ400について説明をする。401はキセノン(Xe)管、402は反射笠、403はXe管401の発光を制御するIGBTなどで構成された発光制御回路、404はXe管401に給電するために300V程度の電圧を発生する充電回路、405は充電回路404に給電する電池などの電源、406はストロボの発光、充電などを制御するとともに、カメラ側のシステムコントローラ50と通信を制御するストロボ制御マイコンである。
外付けストロボ400はホットシュー410を介して、着脱可能にカメラ100に装着される。また、電気的にはシリアル通信線とX端子(発光端子)から成るコネクタ411でカメラ100に接続さる。
次に、図2を用いて、絞り制御回路205の詳細を説明する。
絞り制御回路205は絞り駆動アクチュエータ250であるステッピングモータの駆動制御を行う。BLK−Aはステッピングモータ1相分の駆動部であり、BLK−Bも駆動部BLK−Aと同じ回路で構成される駆動部である。221はデコーダであり、レンズ制御マイコン206からの制御信号に応じて駆動部BLK−Aおよび駆動部BLK−Bの駆動制御信号を生成する。222はインバータ回路、223,224はNOR回路、225,226はPNPトランジスタである。227,228はNPNトランジスタであり、この4個のトランジスタを使って、いわゆるHブリッジを構成している。229はコンパレータ、230は基準電圧発生器であり、デコーダ221の出力VA0〜VA3,VB0〜VB3に応じて、図3に示す基準電圧を発生する。また、231は抵抗であり、ステッピングモータの駆動電流の検出に用いる。
次に、ステッピングモータの詳細説明を行う。251はA相ステータ、252はA相ヨークに巻いたA相コイル、253はB相ステータ、254はB相ヨークに巻いたB相コイル、255はロータであり、図2に示す様にN極とS極に着磁されている。
次に、絞り制御回路205の各端子の説明を行う。CKはステッピングモータの駆動周波数となるクロック入力端子、DIRはステッピングモータの回転方向を指定する入力端子、ENはステッピングモータの駆動・停止を指定する入力端子、M0,M1はステッピングモータの駆動モードの入力端子、H/Lはステッピングモータの駆動電流を指定する入力端子であり、以上の各信号は図1のレンズ制御マイコン206より供給される。また、SGはシグナルグランド端子、VDDは制御回路用電源入力端子、VMはモータ駆動電源入力端子、MAおよび/MAはステッピングモータのA相の接続端子、MBおよび/MBはステッピングモータのB相の接続端子、PGはモータ系のグランド端子である。
図3は、上記入力端子M0,M1に入力された信号に対するステッピングモータの駆動モードを示す図である。M1=0,M0=0の時は、SLEEPモードになり、絞り駆動回路205自体が低消費電力モードになる。M1=0,M0=1の時は、後述の1−2相駆動モードになる。M1=1,M0=0の時は、後述の2相駆動モードになる。M1=1,M0=1の時は、後述のマイクロステップ駆動になる。
図4は絞り制御回路205に具備される基準電圧発生器230の動作を説明する図であり、VA3〜VA0はデコーダ221の出力信号であり、この出力信号VA3〜VA0の信号に応じてVOUTの出力電圧(基準電圧)を発生し、該基準電圧はコンパレータ229の−入力端子に入力される。この基準電圧はコンパレータ229にて、抵抗231に流れるステッピングモータの電流に応じて発生する電圧と比較される、抵抗231の電圧が高い、すなわちステッピングモータに流れる電流が大きい時はコンパレータ229の出力がHi(ハイ)レベルとなり、NORゲート223および224を介してトランジスタ225および226がオフになり、ステッピングモータのA相コイル252に流れる電流は遮断され、結果抵抗231に流れる電流も遮断され、コンパレータ229出力はLo(ロー)レベルとなり、NORゲート223および224を介してトランジスタ225および226がオンとなる。この繰り返しで、ステッピングモータのA相コイル252に流れる電流は基準電圧発生回路230の出力電圧に応じてほぼ一定に制御される。また、図4のVA3信号はデコーダ221のH/L入力端子につながっており、したがって、H/L端子の入力信号に応じてステッピングモータの駆動電流をフルとハーフに切り換える事ができる。
上記図4の動作は図2の駆動部BLK−Bにおいても同様に行われる。
図5は、ステッピングモータの駆動制御に関する説明図である。同図において、CKは図2に示したクロック入力端子CKに入力する基準クロックである。また、φAおよびΦBはステッピングモータのコイル252および254に流れる電流を示し、点線は図4の基準電圧発生器230の電圧に対応した電流に相当している。
図5の1)は、いわゆる1−2相駆動時のA相コイル252とB相コイル254の電流を示している。1−2相駆動時の特徴としては、図2に示したロータ255をA相とB相のステータ251および253の中間位置に止める事が可能であり、後述の2相駆動に比べてより細かくロータ255の回転位置を制御することが可能である。
次に、図5の2)は、いわゆる2相駆動時のA相コイル252とB相コイル254の電流を示している。2相駆動時の特徴としては、図2に示したロータ255をA相とB相のステータ251および253の中間位置に止める事は不可能であるが、前述の1−2相駆動に比べて常時2つのコイルに通電しているので、より強い駆動トルクと駆動速度を得ることが可能である。
次に、図5の3)は、いわゆるマイクロステップ駆動時のA相コイル252とB相コイル254の電流を示している。マイクロステップ駆動時の特徴としては、図2に示したロータ255の位相角を360°/32=11.25°おきに設定する事で、前述の1−2相駆動に比べてより細かくロータ255の回転位置を制御することが可能であるとともに、より滑らか、かつ静かに回転することが可能である。
なお、以上の説明は、絞り駆動回路205の詳細説明であるが、フォーカス制御回路211、ズーム制御回路212も同様に構成されており、同様な制御を行うことが可能である。
次に、図6乃至図11を参照して、撮像装置の詳細な動作について説明する。まず、図6および図7を用いて、本実施例におけるシステムコントローラ50の動作について説明する。
電池交換等の電源投入により、システムコントローラ50は、ステップS101にて、フラグや制御変数等を初期化し、次のステップS102にて、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設定する。続くステップS103では、モードダイアル60の設定位置を判定し、モードダイアル60が電源OFFに設定されていたならばステップS105へ進み、各表示部の表示を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御回路80により画像表示部28を含むカメラ100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後、ステップS103に戻る。
一方、システムコントローラ50は、モードダイアル60が撮影モードに設定されていたならばステップS103からステップS106へ進むが、モードダイアル60がその他のモードに設定されていたならばステップS103からステップS104へ進み、ステップS104では、選択されたモードに応じた処理を実行し、処理を終えたならばステップS103に戻る。
モードダイアル60が撮影モードに設定されているとしてステップS103からステップS106へ進むと、システムコントローラ50は、電源制御回路80により電池等により構成される電源86の残容量や動作状況がカメラ100の動作に問題があるか否かを判定し、問題があるならばステップS108へ進み、表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行い、その後にステップS103に戻る。
上記ステップS106にて電源86に問題が無いと判定した場合はステップS107へ進み、システムコントローラ50は、記録媒体120に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判定し、問題があるならばステップS108へ進み、表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後にステップS103に戻る。また、記録媒体120の動作状態に問題が無いならばステップS107からステップS109へ進み、表示部54を用いて画像や音声によりカメラ100の各種設定状態の表示を行う。なお、画像表示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部28を用いて画像や音声によりカメラ100の各種設定状態の表示も行う。
次のステップS110では、システムコントローラ50は、クイックレビューON/OFFスイッチ68の設定状態を調べ、クイックレビューONに設定されていたならばステップS111へ進んでクイックレビューフラグを設定し、一方、クイックレビューOFFに設定されていたならばステップS112へ進み、クイックレビューフラグを解除する。なお、クイックレビューフラグの状態は、システムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
続いてステップS113へ進み、システムコントローラ50は、ファインダモード設定スイッチ66の設定状態を調べ、画像表示フラグ(EVFモード)に設定されていたならばステップS114へ進み、EVFフラグを設定する。そして、次のステップS115にて、ミラー制御回路41を制御して、主ミラー1、サブミラー3をアップし、撮影光路から退避させると共にシャッタ制御回路40を制御してシャッタ9を開放状態にし、画像表示部28の画像表示をON状態に設定する、そして、次のステップS116にて、撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設定して、図7のステップS119に進む。スルー表示状態に於いては、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込まれたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により逐次表示することにより、電子ファインダ機能を実現している。
また、ファインダモード設定スイッチ66が画像表示フラグに設定されていなければ(OVFモード)ステップS113からステップS117へ進み、EVFフラグを解除する。そして、次のステップS117にて、画像表示部28の画像表示をOFF状態に設定し、ミラー制御回路41を制御して、主ミラー1、サブミラー3をダウンし、撮影光路に復帰させるとともに、シャッタ制御回路40を制御してシャッタ9を遮蔽状態にする事で光学ファインダモード(OVFモード)に設定して、図7のステップS119に進む。この場合、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することが可能となる。なお、EVFフラグの状態は、システムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
次の図7に示すステップS119では、システムコントローラ50は、スイッチSW1の状態を調べ、該スイッチSW1が押されていないならば図6のステップS103に戻る。一方、スイッチSW1が押されたならば、測光・測距処理を行って撮像レンズ201の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値およびシャッタ時間を決定する。この測光・測距処理の詳細については図8を用いて後述する。
上記測光・測距処理を終了するとステップS123へ進み、システムコントローラ50は、内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグが設定されているかの状態を判定し、画像表示フラグ(EVFフラグ)が設定されていなければ直ちにステップS125へ進むが、画像表示フラグが設定されていればステップS124へ進み、画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定してステップS125に進む。なお、ステップS124でのスルー表示状態は、上記ステップS116でのスルー状態と同じ動作状態である。
次のステップS125では、システムコントローラ50は、スイッチSW2の状態を調べ、該スイッチSW2が押されていなければステップS126へ進み、スイッチSW1の状態を調べる。ここでスイッチSW1も押されていなければ図6のステップS103に戻る。また、スイッチSW2が押されていたならばステップS125からステップS127へ進み、モードダイアル60で設定された撮影モードの状態を調べる。この結果、動画撮影であればステップS128へ進み、動画撮影処理を実行し、静止画撮影モードであればステップS129へ進み、静止画撮影処理を実行する。これらの動画および静止画の各撮影処理の詳細は、図9および図10を用いて後述する。
ステップS129での静止画撮影が終了すると、システムコントローラ50は、内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるクイックレビューフラグの状態を判定し、クイックレビューフラグが設定されていなければ直ちにステップS134へ進むが、クイックレビューフラグが設定されていたならばステップS131へ進み、クイックレビュー表示を行う。ステップS131では、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回路22、画像処理回路20を用いて各種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じた画像圧縮処理を行った後、記録媒体120へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行する。この静止画撮影時の記録処理の詳細は図10を用いて後述する。
次のステップS135では、スイッチSW2が押された状態のままであるかを判定し、押されたままであればステップS136へ進み、システムコントローラ50は、内部メモリ或いはメモリ52に記憶される連写フラグの状態を判定し、連写フラグが設定されていればステップS127へ戻り、以下同様の動作を繰り返す。
一方、連写フラグが設定されていない場合はステップS136からステップS138に進み、システムコントローラ50は、ここではEVFフラグが設定されているかの判定を行い、EVFフラグが設定されていたならばステップS139へ進み、画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して、ステップS141に進む。この場合、画像表示部28でのクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後に、次の撮影のために撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態にすることが出来る。また、EVFフラグが解除されていたならば、ステップS138からステップS140へ進み、画像表示部28の画像表示をOFF状態に設定して、ステップS141に進む。この場合、画像表示部28でのクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後に、省電力のために画像表示部28の機能を停止して、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することが可能となる。
次のステップS141では、システムコントローラ50は、スイッチSW1が押されているかの判定をし、押されていれた状態であったならばステップS125へ戻り、次の撮影に備える。また、スイッチSW1が押されていなければ、一連の撮影動作を終えてステップS103に戻る。
次に、図8のフローチャートを用いて、図7のステップS122における測光・測距処理について説明する。
まず、ステップS200にて、システムコントローラ50は、EVFフラグの状態を調べ、該EVFフラグが設定されていたらステップS201へ進み、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理、AF(オートフォーカス)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理に用いる所定の演算を行う。
上記AEにおいては、撮影した全画素数を縦n個、横m個の領域に分割して、それぞれの領域の平均輝度を算出し、必要に応じてnXm個のそれぞれ領域の平均輝度値に重み付け係数を掛け合わせて、中央重点モード、平均モード、評価モードの各モードの異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。一方、AWB(オートホワイトバランス)処理には、同様にnXm個のそれぞれの領域のR,G,B輝度の平均値を求めて、最も白に近い領域を基準にホワイトバランスを設定している。また、AFにおいては、測距領域の画像データの高周波成分を検出する事によるいわゆるコントラストAF処理を行う。
次のステップS202,S203では、システムコントローラ50は、画像処理回路20での演算結果を用いて露出(AE)が適正と判定できるまで、絞り制御回路205および、撮像素子14の電子シャッタの組み合わせでAE制御を行う。なお、撮像レンズ200への絞り駆動指令は、カメラ、レンズ間の通信ライン399を介して、公知のシリアル通信にて指令される。このAE制御で得られた露出(AE)が適正と判定したならば、測定データおよび或いは設定パラメータをシステムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
露出(AE)が適正となった後は、システムコントローラ50は、ステップS206,S207にて、画像処理回路20での演算結果およびAE制御で得られた測定データを用いてホワイトバランス(AWB)が適正と判定できるまで、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う。ホワイトバランス(AWB)が適正と判定すると、測定データおよび或いは設定パラメータをシステムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
ホワイトバランス(AWB)が適正となった後は、システムコントローラ50は、ステップS208,S209にて、AE制御およびAWB制御で得られた測定データを用いて測距(AF)が合焦と判定できるまで、通信線399を介して、撮像レンズ200にフォーカス駆動を指令し、AF制御を行う。この際、レンズ制御マイコン206は、カメラから指令されたフォーカス駆動量、あるいは、フォーカス駆動速度に従い、フォーカス制御回路202を制御し、フォーカシングレンズ201を光軸方向に駆動する。合焦の判定は、このフォーカシングレンズ201を光軸方向に駆動する事で、画像のAF領域の高周波成分が最も高くなった位置を合焦位置と判定するいわゆるコントラストAFを用いている。測距(AF)が合焦と判定したならば、測定データおよび或いは設定パラメータをシステムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、この測光・測距処理ルーチンを終了する。
上記ステップS200にて、EVFモード設定されていなかった場合、すなわち光学ファインダモード(OVFモード)の場合はステップS210およびステップS211に進み、システムコントローラ50は、測光センサ7の測光結果と、設定されているISO感度に応じて露出値を演算する。次のステップS212では、公知のTTL位相差方式の焦点検出回路8で検出された、ピントずれ量が合焦範囲内か否かを判定し、合焦範囲内であれば、測光・測距処理を終了する。また、合焦範囲外であればステップS213へ進み、上記ステップS209で説明した様に、フォーカシングレンズ201を駆動し、AF制御を行い、合焦判定を行うためにステップS212に戻る。上記の処理が終了すると、この測光、測距処理ルーチンを終了する。
次に、図9および図10のフローチャートを用いて、図7のステップS129における静止画撮影処理の詳細について説明する。
まず、ステップ301では、システムコントローラ50は、撮像レンズ200に対して通信線399を介して、レンズの種別送信コマンドを送信する。これを受信したレンズ制御マイコン206は、静音対応レンズであるか否かをカメラに送信する。次のステップS302では、レンズ制御マイコン206からの返答を判定し、アクチュエータ駆動モード設定可能レンズであればステップS303に進み、撮像レンズ200に対して、アクチュエータ駆動モードに高速モード(非静音モード)を指示する。そして、次のステップS304にて、撮像レンズ200に与えるアクチュエータ駆動用電源電圧(電源制御回路80より電源ライン390にて給電される電圧)を通常電圧に設定する。
一方、上記ステップS302にてアクチュエータ駆動モード設定可能レンズでないと判定した場合はステップS305へ進み、システムコントローラ50は、撮像レンズ200に与えるアクチュエータ駆動用電源電圧(電源制御回路80より電源ライン390にて給電される電圧)を通常電圧に設定する。
次の図10に示すステップS310では、システムコントローラ50は、内部メモリに記憶されているフラグの状態を判定し、EVFモードの時はステップS311に進み、フラッシュ撮影モードの判定を行う。ここで、フラッシュモードでない場合は直ちにステップS316に進む。
一方、フラッシュモードの場合はステップS312へ進み、システムコントローラ50は、プリ発光前に被写体像を撮像素子14で撮像し、撮像した画像を、前述のステップS201と同様な手順で撮像し、画像処理回路20で前述の様に、mXnの領域の平均輝度を算出してメモリ30に保存する。次のステップS313では、所定の発光量で外付けストロボ400をプリ発光させる。このプリ発光指令は、外付けストロボ400とカメラ100間と通信線499を介して公知のシリアル通信で、カメラ側のシステムコントローラ50から外付けストロボ制御マイコン406に指令される。ストロボ制御マイコン406は、このプリ発光指令の前に、外付けストロボ400の不図示の電源スイッチがオンされると、電源405の電圧を充電回路404で昇圧しているので、プリ発光指令を受けると発光制御回路403を制御し、Xe管401を光らせて、所定光量のプリ発光を行う。なお、ストロボ発光制御に関しては既に公知であるので省略する。次のステップS314では、プリ発光による被写体での反射光を、上記ステップS312と同様にして撮像素子14で撮像して、mXnの領域の平均輝度を算出し、メモリ30に保存する。
次のステップS315では、上記ステップS314で求めたプリ発光時の輝度データから、上記ステップS312で求めた定常光時の輝度データを引くことにより、プリ発光による被写体反射光成分のみが抽出され、適正輝度データの差によって本発光量を求める。そして、撮影の準備が整うと次のステップS316にて、撮像素子14の露光を開始する。続くステップS317では、フラッシュモードか否かの判定を行い、フラッシュモードでなければステップS319へ直ちに進むが、フラッシュモードであった場合はステップS318へ進み、上記ステップS315で求めた本発光量を外付けストロボ400に指令する。これにより、外付けストロボ400では、指令された発光量で本発光を行う。
その後、所定の露光時間が終了するとステップS319にて、システムコントローラ50は、シャッタ9を閉じ、続くステップS320にて、撮像素子14の蓄積を終了して露光を終了し、ステップS321にて、シャッタを開く。
次に、EVFモードでない場合(光学ファインダモードの場合)について説明する。
上記ステップS310にてEVFモードでないと判定した場合はステップS331へ進み、システムコントローラ50は、ここではフラッシュモードであるかの判定を行い、フラッシュモードでなければ直ちにステップS336へ進む。
一方、フラッシュモードの場合はステップS332へ進み、システムコントローラ50は、プリ発光前に被写体像を測光センサ7で測光する。すなわち、被写体像は撮像レンズ200を通してピント板2に結像され、その像は測光レンズ6を通して測光センサ7に結像され、この被写体像を測光センサ7で光電変換し、所定時間積分することで定常光における被写体の測光が行われる。次のステップS333では、上記ステップS313と同等に、所定の発光量で外付けストロボ400をプリ発光させる。続くステップ334では、外付けストロボ400がプリ発光による被写体での反射光を、上記ステップS314と同様にして、測光センサ7で測光する。次のステップS335では、上記ステップS334で求めたプリ発光時の測光データから、上記ステップS332で求めた定常光時の測光データを引くことにより、プリ発光による被写体反射光成分のみを抽出し、この被写体反射光成分と、撮像素子14のISO感度に応じた適正光量時の被写体反射光による測光センサ7の測光データとの差によって本発光量を求める。
次に撮影の準備が整うと、システムコントローラ50は、ステップ336にて、主ミラー1およびサブミラー3をアップさせ、光軸上から退避させるとともに、前述の様にカメラ100と撮像レンズ200間の通信ライン399を介して、撮像レンズ200に所定絞り値に絞り込むように指令する。これにより、レンズ制御マイコン206は絞り制御回路205を制御して、絞り204を所定絞り値に絞り込む。次のステップS338では、シャッタ制御回路40を制御してシャッタ9を開き、続くステップS338にて、撮像素子14の露光を開始する。次にステップS339にて、フラッシュモードであるかの判定を行い、フラッシュモードでなければ直ちにステップS341に進むが、フラッシュモードの時はステップS340に進み、上記ステップS335で求めた本発光量を、外付けストロボ400に指令する。これにより、外付けストロボ400は、指令された発光量で本発光を行う。そして、所定の露光時間が終了するとステップS341にて、シャッタ9を閉じ、続くステップS342にて、撮像素子14の蓄積を終了して露光を終了し、次のステップS343にて、上記ステップS336で光軸上から退避させたミラーを元の位置に戻すと共に、絞りを開放に駆動する。
次に、EVFモード、OVFモード共通の処理として、ステップS350にて、システムコントローラ50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16でデジタルデータに変換し、画像処理回路20を通して、色合成および各種フィルタ処理等の処理を行う。そして、次のステップS351にて、メモリ制御回路22を介してメモリ30に撮影画像のデータを書き込み、続くステップS352にて、メモリ30から画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う。次いで、次のステップS353にて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32にて行った後、ステップS354にて、インタフェース90、コネクタ92を介して、メモリカードやコンパクトストロボカード等の記録媒体120へ圧縮した画像データの書き込みを行う。
一連の処理を終えたならば、静止画撮影処理ルーチンを終了する。
次に、図11のフローチャートを用いて、図7のステップS128における動画撮影処理の詳細について説明する。
まずステップS401にて、システムコントローラ50は、撮像レンズ200に対して通信線399を介して、レンズの種別送信コマンドを送信する。これを受信したレンズ制御マイコン206は、静音対応レンズであるか否かをカメラに送信する。次のステップS402では、撮像レンズ200からの返答を判定し、アクチュエータ駆動モード設定可能レンズであればステップS403に進み、撮像レンズ200に対して、アクチュエータ駆動モードに静音モードを指示する。そして、次のステップS404にて、撮像レンズ200に与えるアクチュエータ駆動用電源電圧(電源制御回路80より電源ライン390にて給電される電圧)はレンズ側で静音モードに設定され、十分作動音が軽減されるので、通常電圧に設定する。一方、アクチュエータ駆動モード設定可能レンズでない場合はステップS402からステップS405へ進み、撮像レンズ200に与えるアクチュエータ駆動用電源電圧(電源制御回路80より電源ライン390にて給電される電圧)を低下させてアクチュエータの作動音が軽減されるようにする。
次のステップS410では、システムコントローラ50は、内部メモリに記憶されているフラグの状態を調べ、EVFモードである場合は直ちにステップ413に進む。一方、EVFモードでない場合(OVFモードの場合)はステップS411へ進み、主ミラー1およびサブミラー3をアップさせ、光軸上から退避させるとともに、前述のようにカメラレンズ間の通信ライン399を介して、レンズに所定絞り値に絞り込むように指令する。これにより、レンズ制御マイコン206は、絞り制御回路205を制御して、絞り204を所定絞り値に絞り込む。次のステップS412では、シャッタ制御回路40を制御して、シャッタ9を開く。
次のステップS413では、システムコントローラ50は、EVFモードおよびOVFモード共通の処理として、撮像素子14の露光を開始し、次のステップS414にて、動画の1フレーム毎に撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16でデジタルデータに変換し、画像処理回路20を通して、色合成および各種フィルタ処理等の処理を行い、続くステップS415にて、圧縮・伸長回路32を通して画像の圧縮処理を行った後、ステップS416にて、メモリ30に撮影画像1フレーム分の書き込みを行う。
次のステップS417では、システムコントローラ50は、メモリ30の空き容量のチェックを行い、空きがなければ直ちにステップS419へ進むが、メモリ30に空きがある場合はステップS418に進み、スイッチSW2のチェックを行い、該スイッチSW2が押されていればステップS413に戻り、動画の撮影を続ける。また、スイッチSW2が押されていなければステップS419へ進み、撮像素子14の露光を終了して動画撮影処理を終了する。
撮影処理を終了するとステップS420へ進み、システムコントローラ50は、EVFモードの判定を行い、EVFモードであれば直ちにステップ423に進むが、OVFモードである場合はステップS421へ進み、シャッタ9を閉じ、続くステップS422にて、光軸上から退避させたミラーを元の位置に戻し、絞りを開放に駆動する。
そして、EVFモード、OVFモード共通の処理として、メモリ30に記録してある動画撮影データを、インタフェース90、コネクタ92を介して、メモリカードやコンパクトストロボカード等の記録媒体120へ書き込みを行い、動画撮影処理ルーチンを終了する。
次に、図12のフローチャートを用いて、カメラ100から静音モードを指示された際の撮像レンズ200側の動作について説明する。
レンズ制御マイコン206は、ステップS401にて、カメラからシリアル通信線399を介してコマンドを受信すると、次のステップS402にて、このコマンドの内容に応じて、つまり、コマンドが“00H”(Hは16進を意味する)の場合はステップS410に、コマンドが“01H”の場合はステップS411に、コマンドが“02H”の場合はステップS412に、コマンドが“03H”の場合はステップS413に、コマンドが“04H”の場合はステップS414に、コマンドが“05H”の場合はステップS415に、それぞれ分岐する。なお、カメラ100からのコマンドは他にも種々あるが、代表的なものだけを説明している。
コマンド“00H”は、撮像レンズの状態(ステータス)をカメラ100に返すコマンドであり、本例ではカメラ100に返すデータのbit0が“静音モードが設定可能なレンズ”を意味し、本例の撮像レンズ200の場合は“XXXXXXX1B”(Bは2進を意味する)を返す。このデータの“X”はdon’t careを意味しており、bit7からbit1は他の意味に割り振られているので、その内容に応じて1または0が入る。前述の図9のステップS302および、図11のステップS401で、カメラ100は本bitを判定して撮像レンズ200が静音モード対応レンズであるか否かを判定するわけである。(S410)。
コマンド“01H”はカメラ100から撮像レンズ200に静音モードを指示するコマンドであり、このコマンドを受信すると、撮像レンズ200は各アクチュエータを静音モードで動作させる。(S411)。
コマンド“02H”はカメラ100から撮像レンズ200に静音モードを解除指示するコマンドであり、このコマンドを受信すると、撮像レンズ200は静音モードを解除し、各アクチュエータを高速モードで駆動する(S412)。
コマンド“03H”はカメラ100から撮像レンズ200に絞り駆動を指示するコマンドであり、このコマンドに続く1バイトの駆動データを受信すると、撮像レンズ200は指定された駆動量で絞り204を動作させる(S413)。
コマンド“04H”はカメラ100から撮像レンズ200にフォーカス駆動を指示するコマンドであり、このコマンドに続く2バイトの駆動データを受信すると、撮像レンズ200は指定された駆動量でフォーカシングレンズ201を駆動する(S414)。
コマンド“05H”はカメラ100から撮像レンズ200にズーム駆動を指示するコマンドであり、このコマンドに続く2バイトの駆動データを受信すると、撮像レンズ200は指定されたズーム位置にズーミングレンズ207を駆動する(S415)。
次に、静音モード時の各アクチュエータの動作に関して説明する。
図13はステッピングモータの駆動周波数を示し、横軸は駆動ステップ数、縦軸は駆動周波数を示す。この駆動周波数は、図2で説明したモータ駆動ICに供給する基準クロックCKの周波数に相当し、レンズ制御マイコン206は基準クロックCKの周波数を順次制御している。
ステッピングモータは高速駆動すればする程その作動音が大きくなるので、図13に示す様に、静音モードの時は、駆動周波数に上限をもたせる事で、作動音を大幅に下げることができる。なお、ステッピングモータに限らず、DCモータなどでも同様に静音化が可能である。
次に、図14は同様にステッピングモータの駆動周波数を示し、図13と同様に、静音モード時は、駆動周波数に上限を持たせるとともに、加減速を遅くしたものである。加減速を遅くすることにより、駆動周波数に上限を持たせるだけよりも、さらに静音化が可能となる。
次に、図5に示す様に、ステッピングモータの駆動モードを変更する事によっても、高速モード、静音モードに最適な駆動をする事が可能である。すなわち、高速モードで駆動する場合は、図5の1)または2)で説明した1−2相駆動モード、あるいは、2相駆動モードで作動し、静音モードで駆動するときは、図5の3)で説明したマイクロステップ駆動にすることにより静音化が可能となる。
また、図2のH/L端子をLにする事で、図4で説明した、ステッピングモータの駆動コイルに流れる電流を半分に設定する低電流モードで駆動する事が可能であり、更なる静音化を実現する事ができる。
また、図11のステップS405で説明したように、ステッピングモータに供給する電圧自体を下げる事により、該ステッピングモータのコイル252または254に流れる電流を抑えることができ、ステッピングモータの駆動トルクが小さくなる事により発生する騒音が小さくなり、静音化が可能となる。
以上説明したように、ハードウェアの構成に応じて、必要な静音化の手段を組み合わせる事により、高速化と静音化を切り換えることが可能となる。
最後に、上記実施例の効果を、以下にまとめて列挙する。
上記実施例によれば、静止画を電子的撮影する第1の撮影モード(図7のステップS129)と動画を電子的撮影する第2の撮影モード(図7のステップS128)を選択可能なカメラ100において、フォーカシングレンズ201等の被駆動部材を作動させるアクチュエータ(図1のフォーカス駆動アクチュエータ202、ズーム駆動アクチュエータ208もしくは絞り駆動アクチュエータ250)と、アクチュエータの駆動を制御する制御手段(図1のフォーカス制御回路211、ズーム制御回路212もしくは絞り制御回路205)とを有し、上記制御手段は、第1の撮影モードと第2の撮影モードに応じて上記アクチュエータの作動モードを選択可能である。上記制御手段は、速度上限(図13)、加減速特性(図14)の少なくとも一方を変更することで、アクチュエータの作動モードを変更する。詳しくは、上記アクチュエータの作動モードは、静音モード(図12のステップS411)と非静音モード(図12のステップS412)である。
また、上記アクチュエータはステッピングモータであり、その作動モードの変更は、1−2相励磁モード(図5の1)、または、2相励磁モード(図5の2)と、マイクロステップモード(図5の3)のいずれかを選択することで行われる。
また、前記速度上限は、上記アクチュエータの駆動周波数(図13または図14)を変更することにより設定可能である。
また、前記作動モードの変更は、上記アクチュエータの駆動電圧(図1の電源制御回路80および、図11のステップS405)、または、駆動電流(図2の基準電圧発生器230および図4)を変化させることにより可能である。
また、上記カメラ100に着脱可能であり、該カメラ100より受信した情報を解析する情報解析手段(図1のレンズ制御マイコン206)と、光量調節のための絞りアクチュエータ250とその制御手段(図2の絞り制御回路205)、もしくは、焦点調節の為のフォーカス駆動アクチュエータ202とその制御手段(図1のフォーカス制御回路211)、もしくは、焦点距離調節の為のズーム駆動アクチュエータ208とその制御手段(図1のズーム制御回路212)の少なくとも1つ以上のアクチュエータを持つ撮像レンズ200において、上記アクチュエータの制御手段は、第1の撮影モードと第2の撮影モードに応じて、上記アクチュエータの作動モードを静音モード(図12のステップS411)と非静音モード(図12のステップS412)に制御可能である。さらに詳しくは、撮像レンズ200は、異なるアクチュエータの作動モードに対応可能である事を示す情報識別情報(図12のステップS410)をカメラ100に送信可能であり、カメラ100より指示された前記第1または第2の撮影モードに応じて、上記アクチュエータの作動モードを制御する。
したがって、静止画像の撮影および動画像の撮影のそれぞれに適した制御ができ、良好な音声記録が行えるカメラ100や撮像レンズ200を提供可能となる。
本発明の一実施例に係わる一眼レフレックスデジタルカメラと該カメラに装着される撮像レンズおよび外付けストロボとによって成るカメラシステムの回路構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係わる絞り制御回路と絞り駆動アクチュエータの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る絞り制御回路の作動モードを示す図である。 本発明の一実施例に係る絞り制御回路のマイクロステップモードを示す図である。 本発明の一実施例に係る絞り駆動アクチュエータの動作モードの詳細を説明する図である。 本発明の一実施例に係るカメラシステムの構成要素であるカメラおよび交換レンズの主な動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係るカメラシステムの構成要素であるカメラおよび交換レンズの主な動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係るカメラシステムの構成要素であるカメラおよび交換レンズの主な動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係るカメラシステムの構成要素であるカメラおよび交換レンズの主な動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係るカメラシステムの構成要素であるカメラおよび交換レンズの主な動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係るカメラシステムの構成要素であるカメラおよび交換レンズの主な動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係るカメラシステムの構成要素であるカメラおよび交換レンズの主な動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係るアクチュエータの駆動周波数を説明する図である。 本発明の一実施例に係るアクチュエータの加減速特性を説明する図である。
符号の説明
9 シャッタ
14 撮像素子
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
28 画像表示部
30 メモリ
40 シャッタ制御回路
400 外付けストロボ
50 システムコントローラ
52 メモリ
54 表示部
60 モードダイアルスイッチ
80 電源制御回路
100 カメラ
120 記録媒体
200 撮像レンズ
201 フォーカシングレンズ
202 フォーカス駆動アクチュエータ
208 ズーム駆動アクチュエータ
204 絞り
205 絞り制御回路
250 絞り駆動アクチュエータ
230 基準電圧発生器

Claims (8)

  1. 静止画を電子的撮影する第1の撮影モードと動画を電子的撮影する第2の撮影モードを選択可能な撮像装置において、
    被駆動部材を作動させるアクチュエータと、
    前記アクチュエータの駆動を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記第1の撮影モードと前記第2の撮影モードに応じて、各撮影モードに適した前記アクチュエータの作動モードを選択することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記アクチュエータの作動モードは、静音モードと非静音モードであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、速度上限、加減速特性の少なくとも一方を変更することで、前記アクチュエータの作動モードを変更することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 撮像装置より受信した情報を解析する情報解析手段と、
    光量調節のための絞りアクチュエータとその制御手段、焦点調節の為のフォーカス駆動アクチュエータとその制御手段、もしくは、焦点距離調節の為のズーム駆動用アクチュエータとその制御手段、の少なくとも1つ以上のアクチュエータとその制御手段と、
    を有する交換レンズにおいて、
    前記制御手段は、前記情報解析手段を介して前記撮像装置より指示された撮影モードが静止画を電子的撮影する第1の撮影モードであるか動画を電子的撮影する第2の撮影モードであるかに応じて、各撮影モードに適した前記アクチュエータの作動モードに変更することを特徴とする交換レンズ。
  5. 異なるアクチュエータの作動モードに対応可能であることを示す情報識別情報を前記撮像装置に送信可能であることを特徴とする請求項4に記載の交換レンズ。
  6. 前記アクチュエータの作動モードは、静音モードと非静音モードであることを特徴とする請求項4または5に記載の交換レンズ。
  7. 前記制御手段は、速度上限、加減速特性の少なくとも一方を変更することで、前記アクチュエータの作動モードを変更することを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載の交換レンズ。
  8. 静止画を電子的撮影する第1の撮影モードと動画を電子的撮影する第2の撮影モードを選択可能であり、レンズが交換可能な撮像装置において、
    前記レンズが前記第1の撮影モードと前記第2の撮影モードに対応可能である場合に、選択された撮影モードを前記レンズに指示することを特徴とする撮像装置。
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