JP2007005900A - 画像処理プログラムおよび画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理プログラムおよび画像処理装置および画像処理方法 Download PDF

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    • G06T11/203Drawing of straight lines or curves

Abstract

【課題】
画像データのスケールを変更した場合であっても該画像データに含まれる線の識別性を確保した状態で画像処理できるようにした画像処理プログラムおよび画像処理装置および画像処理方法を提供する。
【解決手段】
入力部21を介してユーザにより画像データの表示状態の変更指示が行われると、制御部11のデータ変換部12により前記画像データの表示状態の変更処理が行われる。この表示情報の変更処理では、割り当て部13の再割り当て方式または自動調整方式のいずれかによる画像データが有する線の線幅の割り当て処理が設定テーブル管理部17で管理された設定テーブルの設定値にしたがって行われる。また、このときの割り当て処理では、変換前の線幅の種類と変換後の線幅の種類の変化を示した線幅変化テーブルを線幅変化テーブル作成部16で作成することにより線幅の種類数の増減発生により行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、図や画像を有する画像データを画像処理する画像処理プログラムおよび画像処理装置および画像処理方法に関し、特に、該画像データに含まれる線が持つ意味を損なうことなく画像処理できるようにした画像処理プログラムおよび画像処理装置および画像処理方法に関する。
一般に、建築デザインや設計図は、人に伝達するために紙面などに書き記すことによって第三者が内容を把握することができ、その内容にしたがって生産したり建設したりすることが可能となる。その設計図は、近年の技術向上によりCAD(Computer Aided Design:コンピュータによる支援設計)技術などを用いて電子化されている。
このCAD技術を用いた図面の作成が一般的になり、作成された図面を図形管理システムなどによって統一的に管理することで、だれもが必要なときに必要な図面を容易に参照したり印刷出力したりすることが可能になる。
このときの図面原稿の参照、印刷出力は、等倍に限られることなく、その図面原稿を拡大・縮小することによっても参照、印刷出力することが可能となっており、例えば、A1サイズで作成された設計図をA3サイズで印刷出力する場合には、その設計図を4分の1に縮小する処理が必要になる。また、図面を参照するデバイスの表示能力を考慮して解像度を変換することにより表示させることもある。
さらに、設定図に描画された直線や曲線などの線(ライン)は、線幅を変えたり模様を変えたりすることによって識別できるようにしている。このときの各線(ライン)には、それぞれ意味を保持している場合が多く、例えば、建築図形の線(ライン)には、線の幅(以下、「線幅」という)を変えることにより使用する建築資材や建築構造物全体に対する位置付けを識別できるようにしている。
また、一般的なオフィス環境で作成される文書に含まれる線についてもその線に意味をもたせる場合があるが、プリンタやプリンタドライバの性能向上に伴って用紙の節約や自然環境などの配慮から一枚あたりに複数のページを印刷するNアップ印刷などの場合には、文書を縮小化する必要があるため線が持つ意味が失われてしまう場合がある。
これにより、本来、線に割り当てられた線幅を参照するには、等倍サイズの印刷元の電子ファイルを確認しなければならないことがあった。
すなわち、線幅によって線を区別するという重要性が認識されていないため線幅も単純に縮小され、見た目上、同一の線幅を持つ線が描画されてしまうという問題があった。
従来の解像度変換(高解像度から低解像度への変換)に伴う線の種類が減少する例を図9に示す。
図9において、図9(a)には、600dpi(dot per inch)の等倍で描画した図面に示された3種類の線の例を示しており、1つは、線幅(ドット)が「1」である線であり、1つは、線幅(ドット)が「3」である線であり、1つは、線幅(ドット)が「5」である線である。
この3種類の線を持つ図面の解像度を1/3倍の200dpiに低下させた際のそれぞれの線に対する線幅を図9(b)に示す。
図9(a)に示す線幅が「1」である線の図面の解像度を1/3倍の200dpiにすると、変更後の線幅は、最小線幅である「1」の線になる。
また、図9(a)に示す線幅が「3」である線は、1/3倍だから線幅「1」となり、図9(a)に示す線幅が「5」である線は、1/3倍で小数点以下を繰り上げて整数の線としているため線幅が「2」となる。
このように、図9(a)に示す解像度変換前に3種類の異なる線幅を持つ線であるのに対して、図9(b)に示す解像度変換後の線幅の種類が2つへと減少し、変換前の線幅が「1」と「3」である線は、同一の線として扱われることになる。
ここに示す例のように、異なる線幅を持つ線が同一の線として扱われてしまった場合、その直線が意味する内容が失われてしまうことになり、縮小された図面が用をなさなくなってしまう。
色ずれを起こした情報でカラー画像データをドロップアウトすることにより、カラー画像データを構成する線の線幅が実際の線幅よりも細くなってしまうという問題を解決した従来技術として、特許文献1に開示されたものがある。
この特許文献1に開示された従来技術においては、カラー画像データの画素ごとを彩度情報及び輝度情報からなる画素情報に変換して出力し、無彩色と判断された画素に対して、モノクロ画像信号として出力することによりドロップアウトする。そして、そのモノクロ信号に対して文字検出、識別を行っている。
特開2001−34707
しかしながら、特許文献1に示された従来技術においては、実際の線幅よりも線幅が細くなってしまうことにより認識率の低下や誤認識を防止しているが、線幅が細くなるのを防止しているだけであり、線幅を変化させることにより認識率の低下などを防止しているわけではない。
また、前提としてカラー画像データに対しての処理であるためそもそも前提が異なる。
そこで、本発明は、画像データのスケールを変更した場合であっても該画像データに含まれる線の識別性を確保した状態で画像処理できるようにした画像処理プログラムおよび画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、線幅の異なる複数の線を含むベクトルデータである画像の画像処理をコンピュータにより実行させる画像処理プログラムであって、前記画像処理前の複数の線の線幅の種類数を維持し、かつ、該複数の線幅の大小関係を維持するように該複数の線の線幅を計算する第1のステップと、前記第1のステップで計算した線幅を前記画像処理後の該複数の線の線幅に設定する第2のステップと実行することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記画像処理は、画像縮小処理または印刷出力する際の解像度を落とす処理であることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記画像処理により前記画像が含む複数の線の線幅の種類数が減少するかを判断する第3のステップを含み、記第3のステップで線幅の種類が減少すると判断された場合に、前記第1のステップと前記第2のステップを実行することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記第2のステップは、前記画像処理により同一の線幅となる線のいずれかの線の線幅を予め設定した値だけ増減する調整演算により前記画像処理前の複数の線の線幅の種類数を維持するように該複数の線の線幅を計算することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記第2のステップは、前記画像処理により処理された前記複数の線の線幅のいずれかを基準にして他の線の線幅を割り当てする割当処理により前記画像処理前の複数の線の線幅の種類数を維持するように該複数の線の線幅を計算することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、線幅の異なる複数の線を含むベクトルデータである画像の画像処理を行う画像処理装置において、前記画像処理前の複数の線の線幅の種類数を維持し、かつ、該複数の線幅の大小関係を維持するように該複数の線の線幅を計算する計算手段と、前記計算手段で計算した線幅を前記画像処理後の該当複数の線の線幅に設定する設定手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、線幅の異なる複数の線を含むベクトルデータである画像の画像処理を行う画像処理方法において、前記画像処理前の複数の線の線幅の種類数を維持し、かつ、該複数の線幅の大小関係を維持するように該複数の線の線幅を計算手段により計算し、前記計算手段で計算した線幅を設定手段により前記画像処理後の該当複数の線の線幅に設定することを特徴とする。
本発明によれば、解像度や表示スケールを変更する前後で線幅の種類が増減するか確認し、変換することによって線幅の種類が増減する場合には、各線の幅を再割り当て方式または自動調整方式によって新たに割り当てる線幅を計算するような構成にしたので、線の識別性を有した画像処理を行うことができるようになるという効果を奏する。
以下、本発明に係わる画像処理プログラムおよび画像処理装置および画像処理方法の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる画像処理プログラムおよび画像処理装置および画像処理方法を適用して構成した画像処理システムのシステム構成図である。
図1において、画像処理システムは、クライアント端末100、画像データ管理装置101、プリンタ102を具備して構成され、画像データ管理装置101で管理された画像データをクライアント端末100で表示またはプリンタ102を用いて印刷出力する際に、最適な画像データを提供できるようにしたシステムである。
画像データ管理装置101は、クライアント端末100などで作成された文書や図面などの画像データをデータベースに記憶することで管理する。
クライアント端末100は、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance:携帯情報端末)などのデバイスから構成され、インターフェース10、制御部11、データ変換部12、割り当て部13、再割り当て部14、自動調整部15、線幅変化テーブル作成部16、設定テーブル管理部17、記憶部18、一時記憶部19、表示部20、入力部21を具備して構成される。
インターフェース10は、LAN(Local Area Network)ケーブルなどの通信回線で接続された画像データ管理装置101やプリンタ102などの上位装置と通信を行う際の通信インターフェースである。
制御部11は、クライアント端末100における主制御を示し、データ変換部12を具備して構成される。画像データ管理装置101のデータベースで管理された文書や図面などの画像データの表示要求を作成し、その表示要求に対して取得した画像データを表示部20で表示させる。
また、入力部21を用いてユーザが表示部20に表示された画像データの表示状態を変更する指示を行うと、その変更指示された表示状態に当てはまる状態へと画像データの変換をデータ変換部12に指示する。
データ変換部12は、画像データの表示状態の変更指示に基づいて、画像データのデータサイズ、解像度を変換する。このときの変換処理の詳細な内容を以下の図2から図4に示すフローチャートに示す。このフローチャートでは、画像データが変更された場合であってもその画像データが持つ線の識別性を保った状態で変換できるような処理の流れを示している。
割り当て部13は、データ変換部12における画像データのデータサイズや解像度の変換時に、変換対象である画像データが持つ線の識別性を保持した状態で変換できるように線の幅(太さ)を示す線幅を再割り当て方式または自動調整方式のいずれかで割り当てる。
このときの再割り当て方式を割り当て部13に含まれる再割り当て部14で行い、自動調整方式を自動調整部15で行う。
再割り当て部14は、データ変換部12における画像データの変換処理に際して、その画像データを形成する全ての線の線幅を新たに再割り当てするものである。例えば、線幅「1」「2」「8」「9」が割り当てられた状態にある4つの線を再割り当てすることにより、一例として線幅がそれぞれ「1」「2」「3」「4」に再割り当てされる。
自動調整方式15は、データ変換部12における画像データの変換処理に際して、その画像データを形成する全ての線の線幅を自動的に調整する。
この自動調整部15の自動調整方式は、再割り当て部14における再割り当て方式に対して元の画像データの線幅を尊重して調整することができる。すなわち、線幅の大きな線を調整した場合であっても線幅が大きな状態で割り当てされる。これに対して、再割り当て部14では、線同士の相対的な大小関係を維持した状態のみで線幅が割り当てされる。
このときの再割り当て方式、自動調整方式に係る設定情報が設定テーブル管理部17で管理された設定テーブルに指定されている。
なお、再割り当て方式、自動調整方式のいずれかで処理を行うかの判断には、予めいずれかの方式で行うように設定してもよいし、選択できるような構成にしてもよい。
線幅変化テーブル作成部16は、割り当て部13における線幅の割り当ての際に使用する線幅変化テーブルを作成する。この線幅変化テーブルは、データ変換前の画像データに含まれる線の線幅の種類と変換後の線幅の種類がどのように変化するかを示してテーブル構成である。このときの線幅変化テーブルの一例を図8に示す。
設定テーブル管理部17は、あらかじめ割り当て部13で画像データ変換後の割り当てを行う際に参照する各種設定情報を保持する設定テーブルを管理する。このときの設定テーブルの一例を図5に示す。
記憶部18は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などから構成され、画像データに対してデータ変換するプログラムや各種パラメータ情報が記憶されており、一時的な情報を記憶する一時記憶部19を具備して構成される。
表示部20は、画面などを示し、その画面サイズは一般的なモバイル端末における比較的小さな表示領域から一般的なディスクトップパソコンにおける比較的大きな表示領域まで存在する。制御部11により表示指示を受けて画像データの表示を行う。
入力部21は、キーボードやポインティングデバイスなどから構成され、画像データ管理装置のデータベースで管理されている画像データの表示要求をユーザが指示する際に用い、また、ユーザが表示部20に表示された画像データに対して表示状態の変更指示を行う。
このときの表示状態の変更とは、表示されている画像データのサイズに対して拡大・縮小したり解像度を変化させたりすることを示し、特に、解像度を変化させる場合とは、プリンタ102に対して印刷出力する際の出力解像度を変更することを示しており、プリンタ102の性能などに依存する。
このような構成により、ユーザが表示状態の変更を指示した場合であっても線の識別性を確保して画像データを表示、プリンタで印刷出力することが可能となる。
図2は、本願発明における画像処理システムの処理の流れを示すフローチャートである。
図2において、ユーザが図面管理システムなどにより管理されたベクターデータである図面や画像に対して参照または印刷出力の指示を行うと処理が開始され、図5に示す設定テーブルを参照して図面や画像に描画された線の幅である線幅を調整するか否かが設定された線幅調整モードが「識別性優先」であるかを判断する(S201)。「識別性優先」が設定されている場合(S201でYES)には、参照または印刷出力する際に線幅が変化した場合であっても線の種類を識別できるようにする。
また、「識別性優先」が設定されずに「変更なし」が設定されている場合(S201でNO)には、通常の参照または印刷出力の処理を行う。例えば、縮小印刷する場合には線幅を縮小率に応じて変化させて印刷出力し、解像度を落として印刷出力する場合には線幅を解像度の変化割合に応じて変化させて印刷出力する。
そして、上記判断の処理(S201)により、「識別性優先」が設定されていると判断された場合(S201でYES)には、続いて、参照または印刷出力する図面や画像のデータサイズが図5に示す設定テーブルの調整対象データとして設定された値の範囲内であるか判断する(S202)。
例えば、調整対象データとして設定された値が「全てのデータ」である場合には参照または印刷出力する図面や画像のデータサイズに関係なく線幅の調整を行い、設定された値が「A2以上」である場合などは、データサイズがA2以上でなければ線幅の調整を行わない。
この調整対象データの範囲内であるか判断した結果、範囲内である場合(S202でYES)には、参照または印刷出力する際のデータのサイズと管理されたデータサイズとで線幅がどのように変化するかを一覧にした線幅変化テーブルを作成する(S203)。この線幅変化テーブルの一例を図8に示す。
また、データサイズが範囲内でない場合(S202でNO)には、通常の参照または印刷出力の処理を行う。
そして、作成した線幅変化テーブルから線幅の種類が変化したか判断し、特に、線幅の種類が減少したか否かを判断(S204)し、線幅の種類が減少した場合(S204でYES)には、線幅を決定する線幅決定処理を行う(S205)。それに対して、線幅が減少しない場合(S204でNO)には、参照または印刷出力した場合であっても線を識別することができる状態であると判断して通常の参照または印刷出力の処理を行う。
線幅の種類が減少した場合に行う線幅決定処理の詳細な処理フローを図3または図4に示す。
そして、参照または印刷出力するベクターデータである図面や画像の線を決定した線幅に変換した状態の新たなベクターデータを作成する(S206)。
これにより、参照または印刷出力する際に線の種類が減少する場合であってもその線の識別性を確保状態で参照または印刷出力することができる。
図3は、図2に示す線幅決定処理の詳細な処理の流れを示すフローチャートである。
図3では、図形や画像を参照または印刷出力する際に線の線幅をすべて一から割り当てる再割り当て方式における処理の流れを示す。
図2で、線幅の種類が減少したと判断された場合に処理が開始され、図2に示すS203のステップで作成された線幅変化テーブルで示されている「線幅に対する線番号」のうち、最も小さな線番号を有する線の線幅にあらかじめ設定された最小線幅を設定する(S301)。
例えば、最小線幅として設定された線幅が「1」である場合には、その最も小さな線番号を有する線には、線幅「1」を設定する。
そして、図8に示すような線幅変化テーブルの最も小さい線番号における変更後線幅カラムの項目に、上記処理により設定した最小線幅を割り当てる(S302)。続いて、線幅変化テーブルで指定されている線番号全てに線幅が再割り当てされたか判断し(S303)、割り当てられている場合(S303でYES)には、処理を終了する。
それに対して、全ての線番号に線幅が再割り当てされていない場合(S303でNO)には、図5に示す設定テーブルに設定された線幅増分の値だけ線幅をインクリメントして(S304)、次に小さい(2番目に小さい)線番号の線幅にインクリメントした線幅を割り当てる(S302)。
このような処理を線幅変化テーブルで指定されている全ての線番号に対して繰り返し行うことで、全ての線番号の線に新たな線幅を割り当てを行う(再割り当て方式)。
なお、本フローチャートにおいては、基準となる線幅を最小線幅としているが、これに限られることなく、最大線幅を基準するなど線幅決定処理の処理対象となる線のいずれの線幅を基準にしてもよい。
図4は、図2に示す線幅決定処理の詳細な処理の流れを示す他のフローチャートである。
図4では、変換前の異なる線幅が解像度や画像サイズなどのスケール値の変換により同一の線幅になる線を自動調整(調整演算)する自動調整方式における処理の流れを示す。
図2で、線幅の種類が減少したと判断された場合に処理が開始され、図2に示すS203のステップで作成された線幅変化テーブルの2番目に小さな線番号が前の線番号(1番目に小さな線番号)の線幅と等しいか判断する(S401)。同一の線幅を持つ線番号であると判断された場合(S401でYES)には、前の線番号の線幅に予め設定された設定値を加算し(S402)、その加算した線幅を当該線番号を持つ線の線幅として割り当てを行う(S403)。
そして、割り当てが行われた場合、または、前の線番号の線幅と等しくない場合(S401でNO)に、続いて、線幅の比較を行う線の線番号が線幅変化テーブルが持つ最大線番号以上であるか判断し(S404)、最大線番号を超える場合(S404でNO)には、線幅変化テーブルが持つ全ての線番号に対して自動調整が行われたと判断して処理を終了する。
また、最大線番号以下の場合(S404でYES)には、線幅変化テーブルの次の線番号に処理対象を移行する(S405)。そして、その線番号に対して上記S401の処理から順次繰り返し処理を行う。
このような処理により、全ての線番号に新たな線幅を自動調整で割り当てすることができるようになる。
図5は、線幅の調整に用いる各種設定情報である設定テーブルを示す図である。
図5において、テーブルのカラムにパラメータ510、設定値520、範囲530が示され、パラメータ510のレコードとして線幅調整モード501、線幅スケール値502、線幅増分503、調整対象データ504の各項目が示されている。
線幅調整モード501は、線幅の調整を行うか否かを設定するパラメータであり、線幅スケール値502は、線幅調整後の線幅をさらに微調整するための値であり、主に再割り当て方式時、使用する値である。また、線幅増分503は、図3に示すようなフローチャートによって線の再割り当てを行う際のインクリメント値を示し、調整対象データ504は、適用する図面や画像などの対象となるデータを示している。
設定値520には、パラメータ510の各レコードに設定されている値を示している。例えば、パラメータ510の線幅調整モード501の設定値520として「識別性優先」が示されており、現在の設定として「識別性優先」が設定されていることを示す。
また、範囲530には、パラメータ510の各レコードが取り得る値(設定値520で設定される値)を示している。例えば、線幅スケール値502の取り得る範囲が「1.0」から「10.0」までであることを示し、その値は小数点第1位までの値であることを示している。同様に、線幅増分503の取り得る範囲が「1」から「10」までであることを示し、さらにその値が整数であることを示している。
この設定テーブルで設定された値を用いて、図2に示すようなフローチャートを実行することにより、線幅を考慮した画像処理が行える。
図6は、図3に示す再割り当て方式における線幅を示した図である。
図6において、図6(a)は、予め管理された等倍の図形の線幅を示す図であり、図6(b)は、図6(a)に示す線に対して再割り当て方式で線幅の再割り当てを行った図である。
図6(a)には、解像度600dpiで印刷出力した際に印刷される4種類の線幅(「1」、「3」、「5」、「10」)を持つ線を示している。
それに対して、図6(b)は、図6(a)の解像度600dpiの3分の1である解像度200dpiで印刷出力した際に印刷される線の線幅を示している。
すなわち、等倍の図形の線幅を示した図6(a)に4種類の異なる線幅を持つ線が示されているため、再割り当て方式によって4つの異なる線幅を持つ線をそれぞれ割り当てる必要がある。このとき、最も細い線幅を持つ線の線幅を「1」として図5に示す設定テーブルの線幅増分503だけ増加させた線幅をそれぞれ割り当てている。
図5の設定テーブルの線幅増分503の設定値として「1」が設定されているため、最も細い線幅「1」から1だけ増加させた線幅を持つ線を4つそれぞれ割り当てる。
つまり、線幅「1」、「2」、「3」、「4」の4種類の線を図6(a)に示す線にそれぞれ割り当てる。
図7は、図4に示す自動調整方式における線幅を示した図である。
図7において、図7(a)−1は、予め管理された等倍の図形の線幅を示す図であり、図7(b)−1は、図7(a)−1に対して調整方式で線幅を調整した図である。
図7(a)−1には、解像度600dpiで印刷出力する際の4種類の線幅(「2」、「3」、「8」、「9」)を持つ線を示し、図7(b)−1には、解像度200dpiで印刷出力した際に調整方式で線幅を調整した線を示している。
図7(a)−1の解像度が600dpiであるのに対して、図7(b)−1の解像度が300dpiと2分の1になっていることから、線幅「2」の線も同様に2分の1されるので、線幅が「1」となる。これは、図5で示された設定テーブルの最小の線幅を満たす。
続いて、図7(a)−1の線幅「3」の線も同様に、2分の1すると線幅が「1」(割り算の結果で小数点以下を切り捨てる場合)となるが、先の調整により線幅「1」の線が既に存在することになるので、図5に示す設定テーブルの線幅増分503を考慮して1を加えることで線幅を「2」と調整する。
さらに、図7(a)−1の線幅「8」の線も同様に、2分の1すると4となるので線幅を「4」に調整する。
そして、図7(a)−1の線幅「9」の線も同様に、2分の1すると「4」(割り算の結果で小数点以下を切り捨てる場合)となるが、線幅「4」の線が既に存在することになるので、図5に示す設定テーブルの線幅増分503を考慮して1を加えることで線幅を「5」に調整する。
また、図7(a)−2は、解像度600dpiで印刷出力したときの線幅を示す図であり、その線幅は「2」、「4」、「6」、「8」の4種類存在する。これらの線幅図7(b)−2は、上記図7(a)−1と図7(b)−1の処理と同様、解像度が600dpiから300dpiへと2分の1になっているため、線幅もそれぞれ2分の1すると、線幅「1」、「2」、「3」、「4」となる。これは、解像度変換によって線幅の種類が減少しないため線幅の調整を行う必要がないことを示している。
図8は、変換前後での線幅の変化を参照する線幅変化テーブルを示す図である。
図8では、テーブルのカラムに線番号810、変換前線幅820、変換後線幅830が示されている。
線番号810の値が「line01」である線は、変換前線幅820が「1」であるのに対して、変換後線幅830も「1」となっている。また、線番号810の値が「line02」である線は、変換前線幅820が「3」であるのに対して、変換後線幅830は「1」となっている。さらに、線番号810の値が「line03」である線は、変換前線幅820が「5」であるのに対して、変換後線幅830は「2」となっている。
変換後線幅830の線幅を見ると、線幅「1」である線が2つできている。このような場合に「line01」、「line02」の線が識別できなくなると判断できるので、図3のまたは図4に示す再割り当て方式または自動調整方式を適用することにより線の識別性を保つ処理を行う。
すなわち、図2に示すS204の処理で線幅の種類が変更された(減少した)かの判断には、この変換前線幅820と変換後線幅830の種類の数が変更されているかを判断することに等しい。
ここに示す例の場合、変更前線幅820の種類は3種類あるが、変更後線幅830の種類は2種類となっているため、線幅の種類が減少したと判断される。
以上の処理によって、本発明の画像処理装置では、図面や文書などの画像データを拡大縮小、解像度変換した場合であってもその画像データに含まれる線の識別性を確保することができる。
これによって、画像データを参照する端末の表示デバイスの表示能力に応じた最適な画像データをその線の持つ意味を変更することなく、表示することが可能となる。
なお、上記フローチャートに示す処理は、コンピュータにより実行可能な画像処理プログラムによっても実現できる。
本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
本発明は、設計図などを確認する際の画像処理に適用可能であり、特に、記憶された等倍サイズの設計図などの画像データを拡大縮小、解像度変換して参照する際に該画像データが持つ線の種類が増減する場合の画像処理に有用である。
本発明に係わる画像処理プログラムおよび画像処理装置および画像処理方法を適用して構成したモジュール構成図。 本願発明における画像処理システムの処理の流れを示すフローチャート。 図2に示す線幅決定処理の詳細な処理の流れを示すフローチャート。 図2に示す線幅決定処理の詳細な処理の流れを示す他のフローチャート。 線幅の調整に用いる各種設定情報である設定テーブルを示す図。 図3に示す再割り当て方式における線幅を示した図。 図4に示す調整方式における線幅を示した図。 変換前後での線幅の変化を参照する線幅変化テーブルを示す図。 従来の解像度変換(高解像度から低解像度への変換)に伴う線の種類が減少する例を示す図。
符号の説明
10 インターフェース
11 制御部
12 データ変換部
13 割り当て部
14 再割り当て部
15 自動調整部
16 線幅変化テーブル作成部
17 設定テーブル管理部
18 記憶部
19 一時記憶部
100 画像処理サーバ
101 画像データ管理装置
102 クライアント端末
103 プリンタ

Claims (7)

  1. 線幅の異なる複数の線を含むベクトルデータである画像の画像処理をコンピュータにより実行させる画像処理プログラムであって、
    前記画像処理前の複数の線の線幅の種類数を維持し、かつ、該複数の線幅の大小関係を維持するように該複数の線の線幅を計算する第1のステップと、
    前記第1のステップで計算した線幅を前記画像処理後の該複数の線の線幅に設定する第2のステップと
    を実行することを特徴とする画像処理プログラム。
  2. 前記画像処理は、画像縮小処理または印刷出力する際の解像度を落とす処理であることを特徴とする請求項1記載の画像処理プログラム。
  3. 前記画像処理により前記画像が含む複数の線の線幅の種類数が減少するかを判断する第3のステップを含み、
    前記第3のステップで線幅の種類が減少すると判断された場合に、前記第1のステップと前記第2のステップを実行することを特徴とする請求項1記載の画像処理プログラム。
  4. 前記第2のステップは、
    前記画像処理により同一の線幅となる線のいずれかの線の線幅を予め設定した値だけ増減する調整演算により前記画像処理前の複数の線の線幅の種類数を維持するように該複数の線の線幅を計算する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理プログラム。
  5. 前記第2のステップは、
    前記画像処理により処理された前記複数の線の線幅のいずれかを基準にして他の線の線幅を割り当てする割当処理により前記画像処理前の複数の線の線幅の種類数を維持するように該複数の線の線幅を計算する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理プログラム。
  6. 線幅の異なる複数の線を含むベクトルデータである画像の画像処理を行う画像処理装置において、
    前記画像処理前の複数の線の線幅の種類数を維持し、かつ、該複数の線幅の大小関係を維持するように該複数の線の線幅を計算する計算手段と、
    前記計算手段で計算した線幅を前記画像処理後の該当複数の線の線幅に設定する設定手段と
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  7. 線幅の異なる複数の線を含むベクトルデータである画像の画像処理を行う画像処理方法において、
    前記画像処理前の複数の線の線幅の種類数を維持し、かつ、該複数の線幅の大小関係を維持するように該複数の線の線幅を計算手段により計算し、
    前記計算手段で計算した線幅を設定手段により前記画像処理後の該当複数の線の線幅に設定する
    ことを特徴とする画像処理方法。
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