JP6541320B2 - 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理方法に関して、パーソナルコンピュータ、印刷装置などの情報処理システムにおける画像処理方法に関するものである。
複数の点の座標を直線あるいは曲線で順に接続することで、文字、線、図形等のオブジェクトの輪郭(形状)を表現することができる。このような点の接続経路をパスと呼ぶ。接続順が決まっている点列によってオブジェクトの輪郭を定義する描画コマンドを点列データと呼ぶ。このような点列データによって表現されるオブジェクトの一部はラスタライズによって消失することがある。特に、点列データに対して、N−upレイアウト処理や、印刷装置のプリントエンジンの印刷解像度に合わせる解像度変換処理を行った場合に、オブジェクトの一部が消失しやすい。ホストPCや印刷装置などは、点列データに対してレイアウト処理や解像度変換処理を行う際に、点列に含まれるそれぞれの点の座標に対してレイアウト処理の縮小率や解像度変換処理の解像度比に応じた座標変換を行うことで、オブジェクトを縮小する。オブジェクトが縮小されると、オブジェクトの一部の幅が細くなりすぎて、ラスタライズの解像度やラスタライズ時の塗りつぶしのルールによっては消失する。この様子は図1に示され、文字のオブジェクト「H」が縮小されると、オブジェクトの一部である横線が消失する。
特許文献1は、点列データによって表現されるオブジェクトの幅がラスタライズによって消失してしまうのを防ぐための方法が開示される。この方法は、点列に含まれる或る点の前の点からその或る点までを接続するパスの向き、および、点列に含まれるその或る点からその或る点の次の点までを接続するパスの向きの組み合わせに基づいてオブジェクトの横線部分を特定する。そしてこの方法は、その横線部分を形成する点の座標を縦方向にずらすことで、その横線部分の輪郭(形状)を表現するパスを補正する。
特開平5−73026号公報
特許文献1の方法は、特定の一部(横線部分)であればその一部の輪郭を表現するパスが補正される。言い換えればその一部が、ラスタライズによって消失しないほどに十分な幅を持っている場合でも、その一部の輪郭を表現するパスが補正されてしまう。そのため、補正を行う必要のない部分のパスに対しても補正を行うことになり、オブジェクトの形状が、元々のパスによって表現されるオブジェクトの形状と異なってしまう。
本発明の画像処理装置は、オブジェクトの輪郭を構成する複数の線分を定義する複数の点の位置情報を取得する取得手段と、前記輪郭を構成する前記複数の線分の中から、前記輪郭を構成する他の線分までの距離が閾値未満である一つの線分を、前記位置情報に基づいて特定する特定手段と、前記特定された一つの線分と前記他の線分との間の距離が前記閾値以上となるように、前記複数の点のうちの少なくとも1つの点の位置の補正を行う補正手段と、前記補正がなされた後の前記複数の点の位置に基づいて、前記オブジェクトのラスタライズを行うラスタライズ手段と、を有し、前記特定手段は、対象の線分上の複数の点から他の線分までの距離を取得し、取得された複数の距離のうちの最小の距離が前記閾値未満となる場合に、前記対象の線分を、前記他の線分までの距離が前記閾値未満である前記一つの線分として特定することを特徴とする。
本発明の一側面によれば、オブジェクトの形状をなるべく変えることなく、オブジェクトの一部の消失を防ぐことができる。
描画が欠ける例を示した図である。 本実施例の印刷処理システム構成の一例を示すブロック図である。 実施例の印刷処理システム全体構成を示すブロック図である。 実施例のエッジ抽出処理のフローチャートである。 実施例のエッジ抽出処理を示した図である。 実施例のエッジ太らせ処理を示した図である。 実施例の画像処理方法のメインフローチャートである。 実施例の補正処理のフローチャートである。 エッジ太らせ処理が他のエッジに影響を与える例の説明図である。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
(実施例1)
<印刷処理システムのハードウェア構成>
図2は、本実施例の印刷処理システムのハードウェア構成を示すブロック図である。この印刷処理システムは、ホストPC(Personal Computer)1と印刷装置2とで構成される。ホストPC1と印刷装置2とは、LAN(Local Area Network)で互いに接続している。なお本実施例では、ホストPC1と印刷装置2とは、LANで接続しているが、WAN(Wide Area Network)を介して接続しても、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して直接的に接続しても良い。
本実施例のホストPC1は、後述のオブジェクトの縮小処理(レイアウト処理および解像度変換処理)およびラスタライズ処理を行う画像処理装置の一例である。このホストPC1は、CPU(Central Processing Unit)101、記憶装置102、ネットワークI/F(インターフェース)103、入力装置104、表示装置105を有する。
本実施例の記憶装置102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)を含む。この記憶装置102には、図3に示されるOS(Operating System)150やそのOS150上で動作するプリンタドライバ10を実現するための各プログラムが記憶されている。CPU1は、それらプログラムを記憶装置102から読み出して実行することで、図2の各部を統括的に制御する。そしてCPU1によって各部が統括的に制御されることで、図3のOS150やプリンタドライバ10が実現される。
ネットワークインターフェース103は、ホストPC1と印刷装置2とを接続するためのインターフェースであり、データを印刷装置2との間で送受信する際に用いられる。
入力装置104は、例えばキーボードやポインティングデバイスを含み、不図示の描画アプリケーションソフトよって作成されたデータの印刷指示をユーザーから受け付けるユーザーインターフェースとして機能する。また入力装置104は、1in1や4in1などの印刷レイアウトに関する設定をユーザーから受け付ける。
表示装置105は、例えばディスプレイを含み、描画アプリケーションソフトで作成されたデータの印刷指示をユーザーが行う際に、印刷指示画面を表示するユーザーインターフェースとして機能する。なおこの印刷指示画面は、上述の印刷レイアウトに関する設定画面でもある。
印刷装置2は、不図示のネットワークインターフェースおよびプリントエンジンを備える。印刷装置2は、この不図示のネットワークインターフェースを介してホストPC1から印刷データを受信し、不図示のプリントエンジンによって印刷データを用紙などのシートに印刷する。なお、本実施例の印刷装置2は、プリント機能のみを有するSFP(SingleFunctionPrinter)であっても、プリント機能の他にスキャン機能等を有するMFP(MultiFunctionPeripheral)であってもよい。また、印刷装置2の備える不図示のプリントエンジンは、電子写真方式、インクジェット方式、その他の方式に従うプリントエンジンであればよく、特定の方式のプリントエンジンに限定されない。本実施例のプリントエンジンは、画像データの1画素を縦1/400[inch]、横1/600[inch]の大きさのドットで印刷する。すなわち本実施例のプリントエンジンの印刷解像度は、縦横400[dpi]×600[dpi]であるが、本発明はこれに限定されない。例えば紙の搬送速度を落として画像を高解像度の画質で印刷するモードをさらに備えるプリントエンジンの印刷解像度は、2つの印刷解像度から1つを選択できる。
<印刷処理システムのソフトウェア構成>
図3は、本実施例の印刷処理システムのソフトウェア構成を示すブロック図である。
ホストPC1内に示されるOS150は、ホストPC1の基本的な動作を制御する。OS150は、アプリケーションプログラムで作成されたデータの印刷指示を受け取ると、プリンタドライバ10を呼び出し、プリンタドライバ10に描画コマンドを渡す。具体的には、OS150は、印刷指示を受け取るとアプリケーションからデータを取得し、そのデータをプリンタドライバ10が解釈可能な形式の描画コマンドに変換する。そして、OS150は、変換された描画コマンドをスプールファイルとして記憶装置102に記憶し、その記憶されたスプールファイルを取得して処理するようにプリンタドライバ10に指示する。このデータ受け渡しの際に、OS150は、ユーザーから入力装置104を介して受け取った印刷レイアウトに関する設定データもプリンタドライバ10(レイアウト処理部12)に渡す。
プリンタドライバ10は、OS150上で実現される印刷装置を制御するアプリケーションの1つである。プリンタドライバ10は、コマンド解釈部11、レイアウト処理部12、最低保証線幅算出部14、エッジ抽出部15、エッジ太らせ処理部16、印刷データ生成部17、印刷コマンド制御部18、データ送受信部19を有する。
本実施例のプリンタドライバ10は、OS150から特定解像度(例えば縦横600×600dpi)の描画コマンドを受け取る。そしてプリンタドライバ10は、この特定解像度でラスタライズ処理を行うことでラスタデータを生成する。本実施例ではこのラスタライズ処理において解像度変換処理も併せて行われることで、後述のように印刷解像度(例えば縦横400×600dpi)が考慮されたラスタデータが生成される。解像度変換処理によって描画コマンドによって表現されるオブジェクトは縮小されるので、解像度変換処理後のオブジェクトを特定解像度でラスタライズすると、オブジェクトの一部がラスタデータから消失することがある。そこで本実施例のプリンタドライバ10は、縮小されたオブジェクトをラスタライズしても、オブジェクトの一部がラスタデータから消失しないように、その一部分の幅を広げる処理を行う。そしてプリンタドライバ10は、このようにして生成されたラスタデータを印刷装置2に送信する。
コマンド解釈部11は、図7のS701の処理を行う。具体的には、コマンド解釈部11は、OS150から受け取ったスプールファイルに含まれる描画コマンドを解釈し、中間データに変換する。例えば描画コマンドが文字、線、図形のオブジェクトの輪郭を定義する点列データである場合を考える。点列データとは複数の点を示すデータであり、単に点列とも呼ばれる。点のそれぞれは座標(X、Y)を持ち、点どうしを接続する線分の接続経路(パスあるいはエッジとも呼ぶ)がオブジェクトの輪郭の一部を表現している。すなわち点どうしを接続するパスがオブジェクトの形状を表す。なお座標(X、Y)のX座標はX軸方向の位置を示し、Y座標はY軸方向の位置を示す。本実施例では、X軸方向を横方向と表現し、Y軸方向を縦方向と表現する。横方向と縦方向は直交する。点どうしの接続順は、点列データ内での各点が記述されている順に等しい。点列データを取得したコマンド解釈部11は、点列に含まれる各点の座標を接続順で結んだリンク構造のデータを生成する。この生成されるデータが中間データであり、この生成を、描画コマンドの中間データへの変換と呼ぶ。
レイアウト処理部12は、図7のS702の処理を行う。具体的には、レイアウト処理部12は、OS150から受け取った印刷レイアウトに関する設定のデータに基づいて、コマンド解釈部11によって変換された中間データに対してレイアウト処理を行う。レイアウト処理とは、印刷レイアウトに関する設定が4in1であれば、オブジェクトを縦方向(Y軸方向)および横方向(X軸方向)それぞれに1/2に縮小するような、中間データに含まれる点の座標に対する座標変換処理である。
最低保証線幅算出部14は、図7のS703の処理を行う。具体的には、最低保証線幅算出部14は、印刷データ生成部17によって行われるラスタライズ処理後にオブジェクトの一部が消失することがないような、オブジェクトの一部の最小幅(以後“最低保証線幅”)を算出する。この最小幅はラスタライズ処理時に行われる解像度変換処理によって縮小される方向(例えばY軸(縦)方向)の幅である。また最小幅は、印刷装置2の有するプリントエンジンの印刷解像度に基づいて算出される。例えば印刷解像度は事前に決定されているものを用いても良いし、最低保証線幅算出部14がネットワークI/Fを介して印刷装置2に問い合わせて取得したものを用いても良い。本実施例のラスタライズ解像度は、OS150から受け取った描画コマンドの解像度と一致する。すなわち縦横600×600dpiである。印刷解像度をN[dpi(dot per inch)]とすると、本実施例の最低保証線幅は1/N[inch]となる。印刷解像度が縦横400×600[dpi]であれば、印刷解像度の逆数1/400[inch]が縦方向の最低保証線幅である。すなわちベクターデータによって表現される線分どうしの縦方向の距離(幅)が1/400[inch]であれば、解像度変換処理後のベクターデータはラスタライズ解像度(600dpi)で少なくとも1dot幅以上にラスタライズされる。その結果、オブジェクトの一部が消失することはない。本実施例は最低保証線幅を用いて、ラスタライズ処理によって消失してしまう可能性のあるオブジェクトの一部が消失しないように、その一部に対応する点列のデータを補正する。すなわちオブジェクトの形状を表すパスの位置がずらされる。
エッジ抽出部15は、図7のS704の処理、S705の処理の一部を行う。具体的には、エッジ抽出部15は、点列データによって表現されるオブジェクトのうちの消失してしまう可能性のある一部を構成する線分のパス(エッジ)を抽出する。エッジ抽出部15は、複数エッジ間の縦方向の距離(幅)、すなわちオブジェクトの一部分の縦方向の幅、を算出する。そしてエッジ抽出部15は、この算出された幅が最低保証線幅未満(すなわち閾値未満)となるか否かを判定し、最低保証線幅未満となる幅を持つオブジェクトの一部分に対応するパス(エッジ)を抽出する。エッジ抽出部15は、エッジ抽出の際に、抽出されたエッジ間の幅も取得する。以降では、Y軸方向について消える又はつぶれるケースを回避する手段を記載するが、XとYを入れ替えることでX軸方向にも適用でき、また、同時にも適用することが可能である。この処理に関しては後述の図4で詳細を記載する。
エッジ太らせ処理部16は、図7のS705の一部の処理を行う。具体的には、エッジ太らせ処理部16は、エッジ抽出部15によって抽出されたパス(エッジ)の位置をずらすことで、オブジェクトの一部の幅を広げる。これによってラスタライズ処理によってオブジェクトの一部が消失することを防ぐ。この処理の詳細は図6で詳述する。
印刷データ生成部17は、図7のS707の処理を行い、印刷データを生成する。
データ送信部19は、図7のS708の処理を行い、印刷データ生成部17の生成した印刷データを印刷装置2に送信する。
印刷装置2は、データ受信部20、コントローラ部21を有する。データ受信部20は、前述の不図示のネットワークI/Fを制御し、ホストPC1のデータ送信部19から印刷データを受信する。コントローラ部21は、受信した印刷データに基づいて、前述の不図示のプリントエンジンを制御して印刷を行う。
<本実施例のフローチャート>
図7は、本実施例のプリンタドライバ10が行う処理のフローチャートである。
S701において、コマンド解釈部11は、上述の通り、スプールファイル中の描画コマンドを解釈し、中間データを生成する。
次にS702において、レイアウト処理部12は、上述の通り、S701で生成された中間データに対してレイアウト処理を行う。
次にS703において、最低保証線幅算出部14は、上述の通り、最低保証線幅を印刷解像度に基づいて算出する。
次にS704において、エッジ抽出部15は、レイアウト処理後の中間データが点列データであるかを判定する。中間データが点列データであれば、エッジ抽出部15およびエッジ太らせ処理部16は、S705の補正処理(図8)を行う。一方、中間データが点列データでなければ、S705の補正処理は行われない。
以上のS704、S705の処理は、中間データごとに繰返し行われる。
S707において、印刷データ生成部17は、上述の通り、ページに含まれる中間データのラスタライズ処理を行う。本実施例では、ラスタライズ処理に解像度変換処理が含まれる。具体的には、印刷データ生成部17は、中間データに対して、ラスタライズ解像度と印刷解像度との比に基づいて解像度変換処理を行う。例えば中間データの解像度が縦横600×600dpi、ラスタライズ解像度が縦横400×600dpiであれば、解像度変換処理ではオブジェクトが縦方向に2/3倍に縮小される。中間データがビットマップであれば、印刷データ生成部17は、横方向に伸びる3ラインのうち1ラインを間引くことで解像度変換処理を行う。中間データが点列データなどのベクターグラフィクスであれば、印刷データ生成部17は、点列に含まれる各点の座標に対して、オブジェクトを縦方向に2/3倍するような変換行列を用いて座標変換処理を行うことで解像度変換処理を行う。
そして印刷データ生成部17は、解像度変換処理が行われた後の中間データをラスタライズ解像度(縦横600×600dpi)でラスタライズすることでページのラスタデータを生成する。このラスタライズは、中間データがビットマップであれば、そのビットマップを記憶装置102内のページメモリに書き込む処理である。また中間データがベクターグラフィクスであれば、その中間データからオブジェクトの輪郭を表すデータを生成し、その生成されたデータで表された輪郭間(オブジェクトの内部)をオブジェクトの色で塗りつぶしルールに従って塗りつぶす処理である。この塗りつぶす処理は、オブジェクトの色をページメモリに書き込む処理に相当する。なお中間データのラスタライズは公知の方法を用いて行うため、処理の詳細については割愛する。
そして印刷データ生成部17は、生成されたラスタライズ解像度のラスタデータから、印刷装置2が解釈できる形式の印刷データを生成する。印刷データは、ラスタライズ解像度を持つデータであり、例えばラスタデータそのものや、JPEG圧縮されたラスタデータなどである。この印刷データはPDL(PageDescriptionLanguage)で記述されても良い。
S708において、データ送信部19は、データ送信部19は、印刷データ生成部17の生成した印刷データを印刷装置2に送信する。すると印刷装置2は印刷データをプリンタエンジンによって印刷解像度で印刷する。例えば、印刷データ中のラスタライズ解像度(例えば縦横600×600dpi)を持つラスタデータは、印刷解像度(例えば縦横400×600dpi)に拡大されて(縦方向に引き伸ばされて)印刷される。
以上が本実施例における一連の処理である。
<補正処理>
図8のフローチャートを用いてS705の補正処理について説明する。
点列データ(中間データ)に対して補正処理が開始されると、S801において、エッジ抽出部15は、図4を用いて後述するエッジ抽出処理を行う。
次にS802において、エッジ太らせ処理部16は、エッジ太らせ処理によって補正すべきエッジ(点列の一部)があるか否かを判定する。この判定は、エッジ抽出処理において生成されたエッジリスト(図5(F))に、エッジIDが記憶されているか否かで判定する。エッジIDが記憶されていれば補正すべきエッジがあると判定され、処理はS803へ進む。そうでない場合は補正すべきエッジは無いと判定され、本フローチャートは終了する。
S803において、エッジ太らせ処理部16は、エッジ太らせ処理を同一オブジェクト(同一オブジェクトを表現する点列データ)に対して規定回数以上行ったか否かを判定する。規定回数は本実施例では10回であるが、これに限定されない。この判定を行う理由は、エッジ太らせ処理を同一オブジェクトに何回も行うことでオブジェクトの形状が変わりすぎることを防ぐためである。なおここでのエッジ太らせ処理部16は、エッジ抽出処理およびエッジ太らせ処理の一連の処理を繰り返すように、エッジ抽出部15およびエッジ太らせ処理部16自身を制御する制御部として機能している。
エッジ太らせ処理が既に行われた回数が規定回数以上の場合には、本フローチャートは終了する。一方、エッジ太らせ処理が既に行われた回数が規定回数未満の場合には、S804において、エッジ太らせ処理部16は、図6を用いて説明するように、オブジェクトの一部の幅を所定の方向(本実施例では縦方向)に広げるためのエッジ太らせ処理を行う。
なお以上説明したように、S801〜S804のエッジ抽出処理とエッジ太らせ処理は最大で9回(すなわち規定回数の範囲内で)まで繰返し実行される。処理を繰返し実行することで、オブジェクトの一部がつぶれてしまうことを防ぐ効果がある。具体例を図9に示す。図9(A)には、同一オブジェクトの輪郭を形成するエッジ901、902、903を示す。図9(A)〜(C)に示される斜線部はオブジェクトの輪郭内部である。エッジ901とエッジ902との距離、エッジ902とエッジ903との距離をそれぞれ、距離904、距離905とする。距離904が最低保証線幅以上(すなわち閾値以上)であり、且つ、距離905が最低保証線幅未満(すなわち閾値未満)である場合、エッジ太らせ処理によって図9(B)に示されるように、エッジ906が生成される。その結果、オブジェクトの一部(下の斜線部)の幅が距離908(エッジ906とエッジ903との距離)まで広がる。しかし、エッジ901とエッジ906との距離907が最低保障線幅未満となってしまう場合がある。この場合、ラスタライズの塗りつぶしのルールによっては、白い部分がオブジェクトの輪郭の内部の色で塗り潰されてしまう。すなわちオブジェクトの一部がつぶれる。そこで、このような場合を救うために、再度S801〜S804のエッジ抽出処理と太らせ処理とを行い、最低保障線幅未満となっている距離907を広げる。その結果が図9(C)に示される。図9(C)ではエッジ910が生成されて、エッジ910とエッジ906との距離909が最低保証線幅以上(すなわち閾値以上)となるのでオブジェクトの一部がラスタライズによってつぶれてしまうことが防がれる。
以上のように、エッジ太らせ処理を何回も繰り返すことでオブジェクトの一部がつぶれてしまうことを防ぐことができる。しかし、処理の繰返しの上限を設けないとオブジェクトによってはどんどん上方へとオブジェクトが伸びることになり、オブジェクトの形状が変わりすぎてしまう。その形状変化を防ぐため、上述の通り、処理の繰返し回数の上限(規定回数)を設けている。
<エッジ抽出処理>
図4は、エッジ抽出部15によって実行されるS801のエッジ抽出処理のフローチャートである。
本フローの処理は、概念的には、点列データによって表現されるオブジェクトの所定方向の幅を求め、そのオブジェクトのどの部分が、後で行われるラスタライズ処理によって消失するかを特定する処理である。その特定を、エッジ間の距離が閾値未満となるエッジを抽出することで行っている。
S401において、エッジ抽出部15は、中間データ(点列データ)を取得し、エッジを生成する。以降、説明の便宜上、図5(A)に示すような点列データが取得されたものとする。図5(A)の点列データは、8つの点P1〜P8を含む。エッジ抽出部15は、これら8つの点を接続順に従って接続することで、8つの線分(エッジ)501〜508を生成する。各エッジは点列の接続順に従い、向きを持つ。例えばエッジ501は、P1からP2への向きを持つ。また各エッジは、エッジを特定するためのID情報(エッジID)を持つ。エッジ501〜508のエッジIDはそれぞれ1〜8とする。
S402において、エッジ抽出部15は、ポイントリストを生成する。これは以下の処理手順によってなされる。エッジ抽出部15は、X軸方向に一定間隔で設定された複数のX座標におけるエッジのY座標を、エッジの向きに沿ってエッジ毎に算出する。この算出は、エッジの両端点の座標から、両端点を結ぶ線分を示す式(y=ax+b)を導出し、その式のxに各X座標の値を代入することで行われる。続いてエッジ抽出部15は、エッジの交点のX座標およびY座標を、そのエッジのエッジIDと関連付ける。そしてエッジ抽出部15は、関連付けられたX座標、Y座標、エッジIDを、ポイントデータ(以降ポイントと呼ぶ)としてポイントリストに記憶する。ポイントリストへの記憶の際には、エッジ抽出部15は、ポイントをエッジの向きに沿ってリンクさせて記憶する。
なおY座標を算出するための前述の一定間隔は、横方向に伸びるオブジェクトの一部が横方向のどの位置で消失しうるかを検出するために設定される。この間隔は、細かいほど良いが、細かすぎるとY座標の算出やその後の処理にかかる演算量が多くなりすぎるので、適切な値を設定するのが良い。本実施例では、間隔を0.2mm(≒0.05inch)としておく。
図5(B)は、図5(A)の点列データからY座標が取得される様子を示し、図5(C)は、図5(A)の点列データから得られるポイントリストを示す。図5(B)の例では、n一定間隔に設けられたX座標509、510、511の縦線とエッジ501との交点のY座標がエッジの向きに沿って算出される。すなわち交点512、513、514の順でY座標が算出される。次に、これら交点512〜514のX座標およびY座標がエッジ501のエッジID「1」と関連付けられる。そして、交点512のX座標、Y座標、エッジIDをポイント(512)としてポイントリストに記憶される。交点513、514についても同様であり、その結果、図5(C)に示されるように、ポイント(512)、ポイント(513)、ポイント(514)の順でリンクされたポイントリストが得られる。他のエッジ503、505、507についても同様に処理される。なお、異なるエッジどうしのポイントは、エッジIDが昇順となるように、リンクされる。つまり、図5(C)に示される順序で、各ポイントがリンクされる。
S403において、エッジ抽出部15は、ポイントリストに記憶された各ポイントをソートする。このソート処理は、各ポイントのX座標が昇順となるようにソートした後、同一X座標を持つ複数のポイントのY座標が昇順となるようにソートする処理である。ソート処理の結果、図5(C)に示されるポイントリストは、図5(D)に示されるポイントリストに変換される。
S405において、エッジ抽出部15は、リンク順に従い、ポイントリストに記憶されたポイントの一つを取得する。取得されたポイントを、便宜上、現在のポイントと呼ぶ。
S406において、エッジ抽出部15は、現在のポイントのX座標と、現在のポイントのリンク順で次のポイントのX座標とが等しいかを比較する。等しい場合はS407の処理が行われる。そうでない場合はS413の処理が行われる。
S407において、エッジ抽出部15は、オブジェクトの輪郭を表現するパス間の距離を求める。具体的には、エッジ抽出部15は、現在のポイントと次のポイントとのY座標の差分(Δ)を求める。このΔは、現在のポイントが属するエッジと次のポイントが属するエッジとの、あるX座標における距離である。言い換えれば2つのエッジ(線分パス)によって表されるオブジェクトの一部の、横方向の所定の位置における縦方向の幅が、Δによって表される。図5(E)は、図5(B)に示される各ポイント間の距離をΔで表した図である。
S408において、エッジ抽出部15は、S407で求めた差分(Δ)が、閾値(最低保証線幅算出部14によって算出された最低保証線幅(d))未満であるかを判定する。差分(Δ)が閾値未満である場合、S409の処理が行われる。そうでない場合、S413の処理が行われる。
差分(Δ)が閾値(最低保証線幅(d))未満である場合、オブジェクトの一部の縦方向の幅が最低保証線幅(d)より小さいことになる。つまりS408の処理は、ラスタライズ処理によってオブジェクトの一部が消失する可能性があるかを判定している。
S409において、エッジ抽出部15は、現在のポイントが属するエッジが既に抽出されたかを判定する。エッジが未抽出であればS412の処理が行われ、エッジが抽出済みであればS410の処理が行われる。なお、抽出されたエッジとは、そのエッジによって構成されるオブジェクトの一部の幅が閾値未満であることを示すエッジである。この判定は、エッジ抽出部15が、図5(F)に示されるエッジリストを参照し、現在のポイントのエッジIDがエッジリストに存在するか否かによって行われる。このエッジリストは、オブジェクト別に管理され、エッジリストにエッジIDがあるとはすなわち、所定の方向の幅が閾値未満であるオブジェクトの一部を形成するエッジがあることを示す。
エッジリストにエッジIDがなければ、現在のポイントが属するエッジはまだ抽出されていないと判定され、そうでなければ現在のポイントが属するエッジは既に抽出されていると判定される。なお、このエッジリストは、エッジIDとともに、そのエッジIDに関連付けて最小差分距離(D)を記憶する。この最小差分距離(D)とは、エッジIDによって特定されるエッジと、その特定されるエッジよりも下にあるいずれかのエッジとの最近接する距離を示す。すなわち、この最小差分距離(D)は、オブジェクトの一部の縦方向の幅の最小値を示す。最小差分距離(D)は、後述のエッジ太らせ処理において用いられる。
S412において、エッジ抽出部15は、現在のポイントのエッジIDをエッジリストに記憶するとともに、S407で求めた差分(Δ)をそのエッジIDと関連する最小差分距離(D)としてエッジリストに記憶する。そして処理はS413へ進む。
S410において、エッジ抽出部15は、S407で求めた差分(Δ)が現在のポイントのエッジIDと関連付けられている最小差分距離(D)未満であるかを判定する。差分(Δ)が最小差分距離(D)未満である場合は、オブジェクトの一部の縦方向の幅の最小値が更新されたことになる。そこでS411においてエッジ抽出部15は、エッジリストの最小差分距離(D)を差分(Δ)に更新する。一方、差分(Δ)最小差分距離(D)以上である場合は、最小差分距離の更新を行わずに処理がS413に進む。
S413において、エッジ抽出部15は、ポイントリストに記憶されている全てのポイントについて処理を行ったか否かを判定する。全てのポイントの処理が完了したならば、図4のフローチャートの処理は終了する。そうでない場合は、S405の処理が行われる。
尚、上述S408の処理では、差分(Δ)が最低保証線幅(d)未満であるか否かが判定されているが、他の判定でも良い。例えば、OS150によってラスタライズ解像度M[dpi](例えば縦600dpi)用に生成された描画コマンドからの点列データがS401で取得される。その後、ラスタライズ処理時に印刷解像度N(<M)[dpi](例えば縦400dpi)に合わせた低解像度変換が行われるとする。この場合、上述のS408の処理に替えて、差分(Δ)が、1/M[inch]以上かつ最低保証線幅(d=1/N[inch])未満であるかを判定する処理でも良い。すなわち、S409以降の処理を行う対象を、低解像度変換が仮になされなければ消失しなかったが、この低解像度変換を行ったがために消失してしまう部分とする。このようにS409以降の処理の対象を減らすことで、処理の演算回数を減らして高速化ができる。
<エッジ太らせ処理>
図6は、図5(A)に示された点列データによって表現されるオブジェクトに対する、エッジ太らせ処理部16が行うS804のエッジ太らせ処理の例を示す。エッジ太らせ処理で行いたいのは、オブジェクトの一部の輪郭を表現するパスの位置をずらすことで、オブジェクトのその一部の太さを太くすることである。
図6(A)は、始点601(点P1)から終点602(点P2)まで接続するエッジ603(エッジ501)が、上述のエッジ抽出処理にて抽出された場合を示す。このエッジ603は、エッジ613(エッジ507)と共にオブジェクトの一部の輪郭を形成する。図6(A)の例では、エッジリストに記憶されているエッジIDは「1」で、エッジID「1」に関連付けられている最小差分距離606はDである。この場合、エッジ太らせ処理部16は、点列データ(P1〜P8)を補正することで、エッジ603およびエッジ613で形成されるオブジェクトの一部の縦方向の幅を広げる。
図6(B)、(C)は、本実施例でのエッジ太らせ処理部16による、点列データの補正の様子を示す。図6(B)は、エッジ太らせ処理部16が、幅を広げるべきオブジェクトの一部に対応する点列(始点601(P1)、終点602(P2))に対応する新たな点608および609を追加することを示す。新たな点608の座標は、点601の座標を縦方向で上に距離607(最低保証線幅605(d)から最小差分距離606(D)を引いた値)だけずらした座標である。同様に新たな点609は、点602の座標を縦方向の上に、(最低保証線幅605(d)から最小差分距離606(D)を引いた値)だけずらした座標である。
そして、エッジ太らせ処理部16は、図6(C)に示されるように、点601、602の接続順である点列を、点601、608、609、602の接続順となるように補正(変更)する。この接続順の補正により、オブジェクトの一部の輪郭が、点608から点609までを接続するエッジ618とエッジ613とで形成されるようになる。すなわちエッジ603が削除され、エッジ618が生成される。このエッジの削除および生成を、エッジ603を縦方向に所定量だけずらすと呼ぶ。その結果、エッジ603とエッジ613とで形成されていたオブジェクトの一部の縦方向の幅を所定量(d−D)分広げることができる。
なお本実施例では、エッジ太らせ処理部16が、オブジェクトの一部の縦方向の幅を最低保証線幅(d)となるように、パス、すなわち点列を補正した。しかし、オブジェクトの一部の縦方向の幅を、少なくとも最低保証線幅(d)以上とする補正であればよい。
また本実施例では、エッジ(線分パス)の両端点それぞれを縦方向にずらした位置に新たな2点を生成した。しかし一方の端点のみを縦方向にずらした位置に新たな1点を生成してその1点を経由するように一方の端点と他方の端点とを接続する点列を生成しても良い。この例を図6(E)に示す。図6(E)は、点621から点622を接続するエッジ623を示す。すなわちエッジ623は斜線であり、エッジ623とエッジ624との距離は、点621側で最低保証線幅605未満であって点622側で最低保証線幅以上である。このような条件を満たす場合に、点621から縦方向に最低保証線幅605だけずれた位置に点625を追加生成し、その点625を経由して点621から点622を接続する。すなわちエッジ太らせ処理部16は、点625の追加後、接続順を点621、625、622と補正する。このように補正することで、エッジ626とエッジ624との距離は最低保証線幅以上が保たれ、オブジェクトの縮小後に行われるラスタライズによってオブジェクトの一部が消失することを防げる。そしてさらに、ラスタライズ後のオブジェクトの高さ(縦方向長さ)を点622側では保たれるので、オブジェクトの形状に元々のオブジェクトの形状を反映できるという効果がある。
上述のエッジ太らせ処理は、エッジ603に関して説明したが、1回のエッジ太らせ処理につき、1つのエッジに対応する点列が補正される。
以上説明したように、オブジェクトの幅を算出し、オブジェクトの一部の幅を広げるべきか否かをその算出された幅に基づいて判定し、広げるべき一部のみに幅を広げる処理を行うことができるので、不必要な補正を抑制することができる。
以上が本実施例でのプリンタドライバ10で行われる処理の説明である。
なお、実施例の変形例として、プリンタドライバ10で図7のフローチャートの処理を実行するのでなく、印刷装置2のコントローラ21において図7のフローチャートの処理を実行しても良い。
(実施例2)
実施例1では、エッジ太らせ処理を、図6(A)〜(C)を用いて説明したように、エッジを構成する点列を増やすことで実現した。しかし、点列を増やすとラスタライズ処理が複雑になる。そのため、本実施例では、点列を増やすのではなく、点列の点の座標を更新する。この結果が図6(D)に示される。すなわち、図6(D)に示されるように、点601の座標が、図6(C)の点608の座標に更新され、点602の座標が図6(C)の点609の座標に更新される。この更新によって点列データの点列数および接続順を変えずに、オブジェクトの一部の幅を広げることができる。
(その他の実施例)
以上の実施例1および2では、ラスタライズ処理に含まれる解像度変換処理前に、S705の補正処理が実行されていたが、この解像度変換処理後にS705の補正処理が実行されるようにしても良い。S705の補正処理を解像度変換処理後に実行する場合には、解像度変換処理後の点列データに対して、エッジ抽出処理およびエッジ太らせ処理を行ってから、補正処理後の点列データをラスタライズ解像度でラスタライズすればよい。なおこの場のエッジ抽出処理における最低保証線幅は1/(ラスタライズ解像度)となる。
また以上の実施例1および2は、点どうしを線分パス(エッジ)で接続する場合について説明していたが、本発明は、点どうしをベジエ曲線などの曲線パスで接続する場合にも適用できる。この場合には、曲線パスを直線近似することで複数の線分パスを生成し、各線分パスに対して上記実施例1および2と同様の処理を行えばよい。
また以上の実施例1および2の主題は、オブジェクトの一部の輪郭を表現するパスの位置を縦方向にずらすことで、縦方向のレイアウト処理および解像度変換処理に伴う、オブジェクトのその一部(横線部分)の消失を防ぐことであった。しかし、本発明は、横線部分の消失を防ぐことだけに限定されない。横方向のレイアウト処理および解像度変換処理に伴う、オブジェクトの一部(縦線部分)の消失を防ぐためにも適用できる。この縦線部分の消失を防ぐためには、以上の実施例で説明した縦方向に対する処理(縦方向のパス間の距離の算出処理およびパスの位置を縦方向にずらす処理)と同様の処理を、横方向に対しても行う。つまり、横方向のパス間の距離の算出処理、および、その算出結果に基づいてパスの位置を横方向にずらす処理を行えばよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (18)

  1. オブジェクトの輪郭を構成する複数の線分を定義する複数の点の位置情報を取得する取得手段と、
    前記輪郭を構成する前記複数の線分の中から、前記輪郭を構成する他の線分までの距離が閾値未満である一つの線分を、前記位置情報に基づいて特定する特定手段と、
    前記特定された一つの線分と前記他の線分との間の距離が前記閾値以上となるように、前記複数の点のうちの少なくとも1つの点の位置の補正を行う補正手段と、
    前記補正がなされた後の前記複数の点の位置に基づいて、前記オブジェクトのラスタライズを行うラスタライズ手段と、
    を有し、
    前記特定手段は、対象の線分上の複数の点から他の線分までの距離を取得し、取得された複数の距離のうちの最小の距離が前記閾値未満となる場合に、前記対象の線分を、前記他の線分までの距離が前記閾値未満である前記一つの線分として特定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記補正手段は、前記特定された一つの線分を定義する点の一つから所定方向にずらした位置に新たな点を生成し、前記複数の線分が前記複数の点と前記生成された新たな点とによって定義されるようにすることで、前記補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記補正手段は、前記特定された一つの線分の両端点それぞれから前記所定方向にずらした位置に新たな2点を生成し、前記特定された一つの線分の代わりに、前記新たな2点を両端点とする線分が前記オブジェクトの輪郭の一部を構成するように前記両端点を補正することで、前記補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記補正手段は、前記特定された一つの線分と前記他の線分との間の距離が前記閾値以上となるように、前記特定された一つの線分を定義する点の少なくとも1つの点の位置を、所定方向に所定量だけずらすことで、前記補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記特定手段による前記特定の処理および前記補正手段による前記補正の処理は、一連の処理であって、
    前記一連の処理を繰り返すように前記特定手段および前記補正手段を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記一連の処理を規定回数未満の範囲内で繰り返すよう前記特定手段および前記補正手段を制御する請求項に記載の画像処理装置。
  7. 前記ラスタライズ手段は、前記補正が行われたオブジェクトをラスタライズする際に、前記補正がなされた前記複数の点に対して座標変換処理を行い、前記座標変換処理が行われた前記複数の点の座標に基づいたラスタライズを行うことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記ラスタライズ手段でなされる前記ラスタライズによって得られるラスタデータを印刷装置に送信する送信手段を、更に有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記オブジェクトは、文字、線、図形の何れかであることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記閾値は、印刷装置のプリントエンジンの解像度の逆数であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置。
  11. オブジェクトの輪郭を構成する複数の線分の中から、前記輪郭を構成する他の線分までの距離が閾値未満である一つの線分を特定する特定手段と、
    前記特定された一つの線分と前記他の線分との間の距離が前記閾値以上となるように、前記一つの線分上の複数の点のうちの少なくとも1つの点の位置の補正を行う補正手段と、
    前記補正がなされた後の前記複数の点の位置に基づいて、前記オブジェクトのラスタライズを行うラスタライズ手段と、
    を有し、
    前記特定手段は、前記他の線分までの距離が前記オブジェクトの内部の領域を含む区間の距離であるか前記オブジェクトの外部の領域を含む区間の距離であるかに関わらず、前記他の線分までの距離が閾値未満である前記一つの線分を特定することを特徴とする画像処理装置。
  12. オブジェクトの輪郭を構成する複数の線分の中から、前記輪郭を構成する他の線分までの距離が閾値未満である一つの線分を特定する特定手段と、
    前記特定された一つの線分と前記他の線分との間の距離が前記閾値以上となるように、前記一つの線分上の複数の点のうちの少なくとも1つの点の位置の補正を行う補正手段と、
    前記補正がなされた後の前記複数の点の位置に基づいて、前記オブジェクトのラスタライズを行うラスタライズ手段と、
    を有し、
    前記補正手段は、前記オブジェクトの輪郭を構成する一つの線分と前記輪郭を構成する他の線分との間の距離であって、前記オブジェクトの外部の領域を含む区間の距離が前記閾値未満である場合に、該一つの線分と該他の線分との間の距離が前記閾値以上となるように前記補正を行うことを特徴とする画像処理装置。
  13. 前記補正手段は、前記オブジェクトの輪郭を構成する一つの線分と前記輪郭を構成する他の線分との間の距離であって、前記オブジェクトの内部の領域を含む区間の距離が前記閾値未満である場合に、該一つの線分と該他の線分との間の距離が前記閾値以上となるように前記補正を行うことを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 描画コマンドに基づいて生成された中間データ対してオブジェクトを縮小するための座標変換を行った後のオブジェクトについて、前記特定手段は前記一つの線分を特定することを特徴とする1から13のうちいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. オブジェクトの輪郭を構成する複数の線分を定義する複数の点の位置情報を取得する取得工程と、前記輪郭を構成する前記複数の線分の中から前記輪郭を構成する他の線分までの距離が閾値未満である一つの線分を、前記位置情報基づいて特定する特定工程と、
    前記特定された一つの線分と前記他の線分との間の距離が前記閾値以上となるように、前記複数の点のうちの少なくとも1つの点の位置の補正を行う補正工程と、
    前記補正がなされた後の前記複数の点の位置に基づいて、前記オブジェクトのラスタライズを行うラスタライズ工程と、を有し、
    前記特定ステップにおいて、対象の線分上の複数の点から他の線分までの距離を取得し、取得された複数の距離のうちの最小の距離が前記閾値未満となる場合に、前記対象の線分を、前記他の線分までの距離が前記閾値未満である前記一つの線分として特定することを特徴とする画像処理方法。
  16. 画像処理装置の制御方法であって、
    オブジェクトの輪郭を構成する複数の線分の中から、前記輪郭を構成する他の線分までの距離が閾値未満である一つの線分を特定する特定ステップと、
    前記特定された一つの線分と前記他の線分との間の距離が前記閾値以上となるように、前記一つの線分上の複数の点のうちの少なくとも1つの点の位置の補正を行う補正ステップと、
    前記補正がなされた後の前記複数の点の位置に基づいて、前記オブジェクトのラスタライズを行うラスタライズステップと、
    を有し、
    前記特定ステップにおいて、前記他の線分までの距離が前記オブジェクトの内部の領域を含む区間の距離であるか前記オブジェクトの外部の領域を含む区間の距離であるかに関わらず、前記他の線分までの距離が閾値未満である前記一つの線分を特定することを特徴とする制御方法。
  17. 画像処理装置の制御方法であって、
    オブジェクトの輪郭を構成する複数の線分の中から、前記輪郭を構成する他の線分までの距離が閾値未満である一つの線分を特定する特定ステップと、
    前記特定された一つの線分と前記他の線分との間の距離が前記閾値以上となるように、前記一つの線分上の複数の点のうちの少なくとも1つの点の位置の補正を行う補正ステップと、
    前記補正がなされた後の前記複数の点の位置に基づいて、前記オブジェクトのラスタライズを行うラスタライズステップと、
    を有し、
    前記補正ステップにおいて、前記オブジェクトの輪郭を構成する一つの線分と前記輪郭を構成する他の線分との間の距離であって、前記オブジェクトの外部の領域を含む区間の距離が前記閾値未満である場合に、該一つの線分と該他の線分との間の距離が前記閾値以上となるように前記補正を行うことを特徴とする制御方法。
  18. 請求項1乃至14の何れか1項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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