JP2007005674A - 基板、コネクタ、コネクタ取外器、およびコネクタ取外方法 - Google Patents

基板、コネクタ、コネクタ取外器、およびコネクタ取外方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コネクタや基板を破損させずに、簡易な機構でコネクタを基板から取り外すことができる基板、コネクタ、コネクタ取外器、およびコネクタ取外方法を提供する。
【解決手段】 端子120が基板200に差し込まれることによって基板に装着された、端子120が基体110から突出してなるコネクタ100を取り外すコネクタ取外器において、基板200が、基板に装着されるコネクタの基体に塞がれる貫通孔220aが穿たれたものであり、土台321と、土台から並んで延びた複数の腕322とを備え、基板の、コネクタが装着されている面から、複数の腕によって、コネクタを跨いで基板を支持する基板支持具320と、貫通孔よりも細い挿入棒312を備え、挿入棒によって、基板の、コネクタが装着されている面側とは逆の側から貫通孔を通してコネクタの基体110を押す押出具310とを備えたことを特徴とするコネクタ取外器。
【選択図】 図5

Description

本発明は、コネクタが装着される基板、基板に装着されるコネクタ、基板に装着されたコネクタを取り外すコネクタ取外器、およびコネクタ取外方法に関する。
従来、サーバ、および通信機器等に内蔵されるプリント基板上に装着されて、そのプリント基板と電気回路とを接続するコネクタが広く用いられている。通常、コネクタには、電気回路から延びる複数の電気ラインそれぞれと繋がった複数の端子が設けられており、それら複数の端子がプリント基板に設けられた複数のスルーホールそれぞれに嵌入され、さらに端子が半田付けされるなどして、プリント基板と電気回路とがコネクタを介して電気的に接続される。
ところで、通常は、一旦プリント基板上に装着されたコネクタが取り外されることは想定されておらず、コネクタの端子がプリント基板のスルーホールに圧入されることによって、コネクタがプリント基板上にしっかりと固定され、プリント基板と電気回路との効率的かつ確実な通電が図られている。しかし、サーバ、および通信機器等の内部部品の一部などに不具合が生じ、その部品検査や部品交換をするときなどには、プリント基板からコネクタを抜き取る必要が生じる。
上述したように、薄いプリント基板上に端子が多数設けられたコネクタがきつく固定されているため、手でコネクタを取り外そうとすると、スルーホールを無理にこじ開けてしまって基板を破損してしまったり、端子が折れて基板中に残ってしまう恐れがある。また、基板の破損を回避するために、コネクタを分解して端子を1つ1つ取り外すことが考えられるが、大変な手間と時間が掛かってしまう。このようなコネクタの取外しの困難さが、プリント基板やコネクタの再利用を妨げる要因となっている。
上記のように、手でコネクタを取り外す方法以外に、冶具を利用してコネクタを取り外す方法も知られている。
図1は、冶具によって基板からコネクタを取り外す方法を説明するための図である。
図1のパート(A)には、複数のスルーホール(図示しない)が設けられた基板10と、基板10上に装着されたコネクタ20と、コネクタ20を引っ張る冶具30が示されている。パート(A)に示すように、コネクタ20は、冶具30によって把持される把持部分21aが設けられたハウジング21と、ハウジング21から突出した複数の端子22とで構成されており、このコネクタ20は、複数の端子22が基板10に穿たれた複数のスルーホールそれぞれに嵌入されたことによって、基板10上に装着されている。コネクタ20の把持部分21aを把持した冶具30が、矢印A方向に引き抜かれることによって、端子22などを傷つけずに、コネクタ20を基板10から取り外すことができる。
また、図1のパート(B)には、基板10と、コネクタ20と、コネクタ20を端子22側から押圧する冶具40とが示されている。このパート(B)に示すコネクタ20では、パート(A)に示す把持部分21aが設けられていない小さいハウジング21によって端子33が支持されており、端子33は基板10のスルーホールに嵌入されてスルーホールを貫通して突出している。冶具40が、基板10から突出している端子33側を押圧することによって、ハウジング21に把持部分21aが設けられていなくても、コネクタ20を基板10から取り外すことができる。
しかし、図1のパート(A)に示す方法では、コネクタ20のハウジング21は、端子33が突出している部分よりも上側に、冶具30を引っかけるのに十分に幅と強度を有する把持部分21aを設ける必要があり、コネクタ20の厚さや幅がかなり増加してしまうという問題がある。また、図1のパート(B)に示す方法では、冶具40が押圧したときに端子33が座屈してしまったり、基板10が反ってしまって、コネクタ20が基板10から取り外せなくなってしまう恐れがある。
上記の方法の他にも、コネクタの端子に、変形しにくく、変形しても熱によって元に戻すことができる形状記憶合金を利用し、コネクタを基板から取り外すときの端子の変形を抑える技術(特許文献1参照)や、基板とコネクタとの接触部分に弾性を持たせて、コネクタ端子の破損を軽減する技術(特許文献2参照)なども提案されている。これら特許文献1や特許文献2に記載された技術を、上述した冶具を利用したコネクタ取外方法と合わせて利用することによって、コネクタ20や基板10を破損させずに、コネクタ20を基板10から取り外すことができ、コネクタ20や基板10を再利用することができる。
特開平9−199821号公報 特開平8−88038号公報
しかし、特許文献1に記載された方法では、コネクタの端子が高価な形状記憶合金で構成されるため、装置全体のコストが上昇してしまうという問題がある。また、特許文献2に記載された方法では、コネクタと基板が接触する微小な部分に特殊な細工を施す必要があり、コネクタや基板の製造が煩雑になってしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、コネクタや基板を破損させずに、簡易な機構でコネクタを基板から取り外すことができる基板、コネクタ、およびコネクタ取外装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の基板は、基体から端子が突出してなるコネクタの端子が差し込まれることによってコネクタが装着される基板において、
端子が嵌入される端子嵌入部と、
この基板の両面を貫通する、端子が端子嵌入部に嵌入されることによって基体に塞がれる貫通孔が穿たれた貫通部とを備えたことを特徴とする。
本発明の基板によると、コネクタの端子が嵌入される端子嵌入部とは別に、コネクタの基体によって塞がれる貫通孔が穿たれており、この貫通孔からコネクタの基体を押すことによって、コネクタの端子を破損させずに、コネクタを取り外すことができる。
また、上記目的を達成する本発明のコネクタは、基板上に装着されるコネクタにおいて、
基体と、
基体の1面から突出する、基板に嵌入する端子と、
基体の上記1面内に設けられた、基板から端子が抜き取られるのに要する力の当接に耐える高強度部とを備えたことを特徴とする。
本発明のコネクタによると、端子が設けられた面と同じ面上に高強度部が設けられているため、基板に貫通孔が設けられ、その貫通孔から高強度部が押圧されることによって、このコネクタは容易に基板から取り外される。
また、本発明のコネクタにおいて、上記1面内の、高強度部の位置に対して中央よりの位置から基体を反対側まで貫通する貫通孔が穿たれた貫通部を備えたことが好ましい。
基板に貫通孔が設けられて、その貫通孔を介してコネクタが押圧されても、薄い基板に幅広なコネクタが装着された場合などには、基板がコネクタにくっついたまま反ってしまい、コネクタを取り外せない恐れがある。コネクタに貫通孔が設けられて、コネクタが押圧される力とは逆方向から基板が支えられることによって、基板の反りが抑えられて、コネクタが確実に取り外されることとなる。
また、上記目的を達成する本発明のコネクタ取外器は、端子が基板に差し込まれることによって基板に装着された、該端子が基体から突出してなるコネクタを取り外すコネクタ取外器において、
基板が、基板に装着されるコネクタの基体に塞がれる貫通孔が穿たれたものであり、
土台と、土台から並んで延びた複数の支持腕とを備え、基板の、コネクタが装着されている面から、複数の支持腕によって、コネクタを跨いで基板を支持する基板支持具と、
貫通孔よりも細い挿入棒を備え、挿入棒によって、基板の、コネクタが装着されている面側とは逆の側から貫通孔を通してコネクタの基体を押す押出具とを備えたことを特徴とする。
本発明のコネクタ取外器によると、挿入棒が基板の貫通孔を介してコネクタの基体を押すため、コネクタの端子を破損させずに、コネクタを基板から取り外すことができる。
また、本発明のコネクタ取外器において、上記コネクタは、基板に向かう方向に貫通した貫通孔が穿たれたものであり、
基板支持具が、土台から延びた、コネクタの貫通孔に挿入されて、基板を支持する突当棒を備えたものであることが好適である。
本発明の好適な形態のコネクタ取外器によると、挿入棒がコネクタを押す方向とは逆の方向に基板が突当棒によって支えられるため、基板の反りが軽減されて、コネクタが効率よく取り外される。
また、上記目的を達成する本発明のコネクタ取外方法は、端子が基板に差し込まれることによって基板に装着された、端子が基体から突出してなるコネクタを取り外すコネクタ取外方法において、
基板が、基板に装着されるコネクタの基体に塞がれる貫通孔が穿たれたものであり、
土台と、土台から並んで延びた複数の腕とを備えた基板支持具で、基板の、コネクタが装着されている面から、複数の腕によって、コネクタを跨いで基板を支持する基板支持過程と、
貫通孔よりも細い挿入棒を備えた押出具の挿入棒を、基板の、コネクタが装着されている面側とは逆の側から貫通孔に挿入する挿入過程と、
押出具の挿入棒によって、コネクタの基体を押して基板から端子を抜く取外過程とを有することを特徴とする。
本発明のコネクタ取外方法によると、基板やコネクタを破損させずに、効率よくコネクタを基板から取り外すことができる。
本発明によると、コネクタや基板を破損させずに、簡易な機構でコネクタが基板から取り外される。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図2は、本発明におけるコネクタの一実施形態を示す図である。
図2のパート(A)には、コネクタ100の側面図が示されており、図2のパート(B)には、パート(A)に示すコネクタ100を上から見た図が示されている。
パート(A)に示すように、コネクタ100は、ハウジング110と、ハウジング110によって保持された複数の端子120とで構成されており、それら複数の端子120は、ハウジング110の1面から突出している。また、パート(B)に示すように、ハウジング110の、端子120が突出した面内には、高い強度を有する補強部130が設けられている。ハウジング110は、本発明のコネクタにおける基体の一例にあたり、端子120は、本発明のコネクタにおける端子の一例にあたり、補強部130は、本発明のコネクタにおける高強度部の一例に相当する。
図3は、本発明における基板の一実施形態を示す図である。
基板200は、薄い板形状を有しており、その板の両面を貫通し、図2に示す複数の端子120それぞれが嵌入される複数の嵌入孔210aが穿たれている。さらに、基板200には、端子120が嵌入孔210aに嵌入されたときにコネクタ100の補強部130と対向する部分に貫通孔220aが穿たれている。嵌入孔210aが設けられた部分220は、本発明の基板における端子嵌入部の一例にあたり、貫通孔220aが穿たれた部分210は、本発明の基板における貫通部の一例に相当する。
図2に示すコネクタ100に設けられた複数の端子120それぞれが、図3に示す基板200に穿たれた複数の嵌入孔210aそれぞれに嵌入されて、コネクタ100が基板200に圧入されることによって、コネクタ100が基板200に装着される。
図4は、基板200にコネクタ100が装着されたときの、基板200およびコネクタ100の断面図である。尚、図3に示す嵌入孔210aは端子120の大きさに合わせて穿たれているため、端子120は嵌入孔に隙間なく嵌め込まれている。このため、以下では、端子が嵌入孔に嵌入されている状態を表す図においては、端子と嵌入孔とは特に区別しない。
図4に示すように、コネクタ100が基板200に装着されると、基板200の、コネクタ100が装着された面(以下では、コネクタ100が装着された面を装着面と称する)の裏面から端子120が突出し、基板200に穿たれた貫通孔220aがコネクタ110の補強部130によって塞がれる。
図5は、本発明のコネクタ取外器の一実施形態を示す図である。
コネクタ取外器は、押出具310と、基板支持台320と、押圧具330とで構成されている。
基板支持台320は、土台321と、土台321から鉛直上方向に延びた複数の支持棒322とで構成されており、押出具310は、押圧具330によって押圧される押圧板311と、基板200の貫通孔220aよりも細い挿入棒312とが設けられている。土台321は、本発明のコネクタ取外器における土台の一例にあたり、複数の支持棒322は、本発明のコネクタ取外器における複数の支持腕の一例にあたり、基板支持台320は、本発明のコネクタ取外器における基板支持具の一例に相当する。また、挿入棒312は、本発明のコネクタ取外器における挿入棒の一例にあたり、押出具310は、本発明のコネクタ取外器における押出具の一例に相当する。
以下では、このコネクタ取外器によって、基板200からコネクタ100を取り外す一連の手順について説明する。
まず、基板200が、装着面(コネクタ100が装着されている面)を下側に向けて、コネクタ100が複数の支持棒322の間にくるように、基板支持台320上に配置される。その結果、基板支持台320の複数の支持棒322が、コネクタ100を跨いで基板200を装着面側から支持する。この基板支持台320で基板200を支持する過程は、本発明のコネクタ取外方法における基板支持過程の一例に相当する。
続いて、基板200の貫通孔220aに、押出具310の挿入棒312が挿入される。その結果、基板支持台320が基板200を装着面側から支えるとともに、挿入棒312が基板200の装着面の裏面から貫通孔220aに挿入されて、コネクタ100の補強部130と接触する。この挿入棒312を貫通孔220aに挿入する過程は、本発明のコネクタ取外方法における挿入過程の一例に相当する。
挿入棒312が挿入されると、押圧具330によって押圧板311が矢印C方向に押圧される。コネクタ100は、挿入棒312によって押し下げられて、端子120が嵌入孔210aから抜かれ、基板200から取り外される。挿入棒312によって基板200からコネクタ100を取り外すこの過程は、本発明のコネクタ取外方法における取外過程の一例に相当する。
ここで、挿入棒312と接触する補強部130は高い強度を有しており、挿入棒312によって押される当接力に耐えられる。また、押圧具330は、端子120ではなく、端子120を支持するハウジング110を押圧するため、本実施形態のコネクタ取外器によると、端子120などの破損を軽減して、容易にコネクタ100を基板200から取り外すことができる。
以上で、本発明の第1実施形態の説明を終了し、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第1実施形態と第2実施形態とでは、コネクタと基板支持台の構造が一部異なるが、それ以外はほぼ同様の構成を有するため、同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
幅広なコネクタを、薄くて反りやすい基板上に装着する場合、第1実施形態と同様にして、コネクタの補強部を挿入棒で押圧しても、基板が撓んでしまって、コネクタを基板から押し離すことが困難な場合がある。本実施形態のコネクタ取外器は、基板を、挿入棒で押圧する面と反対の面から支えることによって、基板の撓みを軽減させている。
図6は、本発明におけるコネクタの第2実施形態を示す図である。
図6のパート(A)に示すように、本実施形態におけるコネクタ500は、図2に示す第1実施形態のコネクタ100よりも端子120の数が多く、その分、端子120が並べられた幅方向の長さが増加している。また、図7のパート(B)に示すように、コネクタ500には、補強部130が設けられた位置よりも内側の位置に、ハウジング110を貫通する貫通孔540aが穿たれている。コネクタ500が基板200に装着されると、貫通孔540aが基板200によって塞がれる。この貫通孔540aが穿たれた部分540は、本発明のコネクタにおける貫通部の一例に相当する。
図7は、本発明におけるコネクタ取外器の第2実施形態を示す図である。
本実施形態のコネクタ取外器は、図5に示す第1実施形態のコネクタ取外器とほぼ同様の構成を有しているが、基板支持台320の土台321から延びて、基板200に装着されたコネクタ500の貫通孔540aに挿入される突当棒323が設けられている。この突当棒323は、本発明のコネクタ取外器における突当棒の一例に相当する。
コネクタ500が装着された基板200が、装着面(コネクタ500が装着されている面)を下に向けて基板支持台320上に配置されると、複数の支持棒322がコネクタ500を跨いで基板200を装着面側から支持するとともに、突当棒323がコネクタ500に穿たれた貫通穴540aに嵌入されて、基板200の装着面に突き当てられる。
続いて、基板200の貫通孔220aに、押出具310の挿入棒312が挿入されて、押圧具330によって押圧板311が矢印C方向に押圧される。このとき、突当棒323によって基板200が矢印C方向とは逆の方向に支えられているため、基板200が撓んでしまう不具合が軽減される。このように、第2実施形態のコネクタ取外器によると、薄くて幅広な基板上に大きなコネクタが装着されている場合であっても、確実にコネクタを基板から取り外すことができる。
ここで、上記では、基体の1面のみから端子が突出されたコネクタの例について説明したが、本発明のコネクタは、基体の1面以外の面からも端子が突出したものであってもよい。
また、上記では、コネクタの、コネクタ取外器によって押圧される高強度部が、端子が設けられた位置を挟んだ端側に2箇所設けられる例について説明したが、本発明のコネクタにおける高強度部は、端子と端子の隙間などに設けられてもよい。この場合、コネクタの大型化を抑えることができる。同様に、上記では、基板の、コネクタ取外器の挿入棒が挿入される貫通部が、コネクタの端子が嵌入される端子嵌入部よりも外側に設けられる例について説明したが、本発明の基板における貫通部と端子嵌入部は、混在して設けられもよい。この場合、基板の大型化を抑えることができる。
また、本発明のコネクタ取外器の突当棒や、本発明のコネクタの貫通部は、コネクタの複数の端子の間に相応する位置に設けられてもよい。
また、上記では、押圧具330によって押圧板311を押圧して、挿入棒312を間接的に押す例について説明したが、本発明にいう挿入棒は、押圧具によって直接押されるものであってもよく、押圧具が使用されずに、人によって押されるものであってもよい。
冶具によって基板からコネクタを取り外す方法を説明するための図である。 本発明におけるコネクタの一実施形態を示す図である。 本発明における基板の一実施形態を示す上面図である。 基板200上にコネクタ100が装着されたときの、基板200およびコネクタ100の断面図である。 本発明のコネクタ取外器の一実施形態を示す図である。 本発明におけるコネクタの第2実施形態を示す図である。 本発明におけるコネクタ取外器の第2実施形態を示す図である。
符号の説明
10 基板
20 コネクタ
21 ハウジング
21a 把持部分
22 端子
30,40 冶具
100 コネクタ
110 ハウジング
120 端子
130 補強部
200 基板
210a 嵌入孔
220a 貫通孔
310 押出具
311 押圧板
312 挿入棒
320 基板支持台
321 土台
322 支持棒
330 押圧具
500 コネクタ
540a 貫通孔

Claims (6)

  1. 基体から端子が突出してなるコネクタの端子が差し込まれることによって該コネクタが装着される基板において、
    前記端子が嵌入される端子嵌入部と、
    この基板の両面を貫通する、前記端子が前記端子嵌入部に嵌入されることによって前記基体に塞がれる貫通孔が穿たれた貫通部とを備えたことを特徴とする基板。
  2. 基板上に装着されるコネクタにおいて、
    基体と、
    前記基体の1面から突出する、前記基板に嵌入する端子と、
    前記基体の前記1面内に設けられた、前記基板から前記端子が抜き取られるのに要する力の当接に耐える高強度部とを備えたことを特徴とするコネクタ。
  3. 前記1面内の、前記高強度部の位置に対して中央よりの位置から前記基体を反対側まで貫通する貫通孔が穿たれた貫通部を備えたことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 端子が基板に差し込まれることによって該基板に装着された、該端子が基体から突出してなるコネクタを取り外すコネクタ取外器において、
    前記基板が、該基板に装着されるコネクタの基体に塞がれる貫通孔が穿たれたものであり、
    土台と、該土台から並んで延びた複数の支持腕とを備え、前記基板の、前記コネクタが装着されている面から、該複数の支持腕によって、該コネクタを跨いで該基板を支持する基板支持具と、
    前記貫通孔よりも細い挿入棒を備え、該挿入棒によって、前記基板の、前記コネクタが装着されている面側とは逆の側から該貫通孔を通して該コネクタの基体を押す押出具とを備えたことを特徴とするコネクタ取外器。
  5. 前記コネクタは、前記基板に向かう方向に貫通した貫通孔が穿たれたものであり、
    前記基板支持具が、前記土台から延びた、前記コネクタの貫通孔に挿入されて、前記基板を支持する突当棒を備えたものであることを特徴とする請求項4記載のコネクタ取外器。
  6. 端子が基板に差し込まれることによって該基板に装着された、該端子が基体から突出してなるコネクタを取り外すコネクタ取外方法において、
    前記基板が、該基板に装着されるコネクタの基体に塞がれる貫通孔が穿たれたものであり、
    土台と、該土台から並んで延びた複数の腕とを備えた基板支持具で、前記基板の、前記コネクタが装着されている面から、該複数の腕によって、該コネクタを跨いで該基板を支持する基板支持過程と、
    前記貫通孔よりも細い挿入棒を備えた押出具の該挿入棒を、前記基板の、前記コネクタが装着されている面側とは逆の側から該貫通孔に挿入する挿入過程と、
    前記押出具の挿入棒によって、前記コネクタの基体を押して前記基板から前記端子を抜く取外過程とを有することを特徴とするコネクタ取外方法。
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