JP2006155931A - 端子のメッキ保持方法及びこれを用いた端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複雑な工程を必要とせずにメッキ層を端子に簡単にして確実に保持することができる端子のメッキ保持方法及びこれを用いた端子を提供すること。
【解決手段】 表面及び裏面にメッキ層12,12を鍍着させた芯材11を打ち抜き加工して回路基板側接続部15を形成し、次いで、プレス加工により回路基板側接続部15におけるメッキ層12,12を整形保持する端子のメッキ保持方法であって、第1湾曲状押圧部54を有する一方の金型51と、第2湾曲状押圧部58を有する他方の金型55と、を用い、芯材11の中央部にパーティングラインPLを配置してプレス加工することにより、回路基板側接続部15において、メッキ層12,12を芯材11の周囲に湾曲形状にして連続的に保持した端子のメッキ保持方法及びこれを用いた端子10。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半田付けにより回路基板に電気的に接続される端子のメッキ層を保持するのに用いられる端子のメッキ保持方法及びこれを用いた端子に関する。
従来の端子のメッキ保持方法及びこれを用いた端子の一例として、先メッキ板材の剪断端面のメッキ層が形成された面の角部付近をメッキ層とともに傾斜させるよう上方からプレスし、ついで、この傾斜部分をメッキ層とともに扁平な端面となるよう側方からプレスする端子のメッキ保持方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示された端子のメッキ保持方法は、プレスによる剪断加工のままでメッキ層が無い先メッキ板材の剪断端面にメッキ層を形成するようにしている。
特開2000−268897号公報(第2〜3頁、図1)
ところが、上記特許文献1に開示された端子のメッキ保持方法においては、先メッキ板材の上面のメッキ層に対して剪断端面でプレス加工することにより、剪断端面にメッキ層を形成しているために、先メッキ板材における上方のメッキ層と、下方のメッキ層との厚さを均一に加工することがし難く、メッキ層に破断を生ずる虞もあるので、安定したメッキ層を形成することができない。
ここで、図5に示すように、通常、半田付けにより回路基板101に電気的に接続される従来の端子100は、一端部に電気接触部102を有し、他端部に基板接続部103を有して板形状に形成されている。そして、基板接続部103は、角柱形状に形成されており、回路基板101の丸孔形状の端子孔104内に挿入され、端子孔104との間に半田105が流し込まれることにより、回路基板101に形成されたプリント配線に電気的に接続される。
そして、図6に示すように、端子100は、基板接続部103が、上下にメッキ層107,107を形成した芯材106を、下金型108の平坦面上に載置して、矩形の凹部109を有する上金型110によって、下金型108の平坦面をパーティングラインPLとしてプレスすることにより、両メッキ層107,107を整形して作製される。
ところで、上記のような端子100を回路基板101に半田付けするに際し、近年の環境保全の面から、鉛(Pb)を含まない鉛フリー化の半田を用いる傾向がある。そのために、半田の濡れ性(付着特性)を良好にするために、メッキ層をPd(パラジウム)にすることも考えられるが、Pbメッキは耐食性などの問題から適用がし難かった。また、半田の引け巣を回避するために、工程内のプロセスにおいて、半田槽温度を高くしてコンベア速度を遅くしたり、フラックスを改良したり、半田槽出口側に強制冷却装置を設置したりすることも考えられるが、工程管理が必要となって実現性があまりなかった。そして、これらを含めて更なる信頼性を向上させるためには、端子の後メッキが必須ではあるが、多大な設備投資を必要とするために好ましくない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複雑な工程を必要とせずにメッキ層を端子に簡単にして確実に保持することができる端子のメッキ保持方法及びこれを用いた端子を提供することにある。
1)本発明に係る端子のメッキ保持方法は、表面及び裏面にメッキ層を鍍着させた芯材を打ち抜き加工して端部に回路基板側接続部を形成し、次いで、プレス加工により該回路基板側接続部における該メッキ層を整形保持する端子のメッキ保持方法であって、一対の湾曲凹形状に形成された第1湾曲状押圧部を有する一方の金型と、前記第1湾曲状押圧部に対向配置され、一対の湾曲凹形状に形成された第2湾曲状押圧部を有する他方の金型と、を用い、前記芯材の中央部にパーティングラインを配置してプレス加工することにより、前記回路基板側接続部において、前記メッキ層を芯材の周囲に湾曲形状にして連続的に保持したことを特徴とする。
上記1)に記載の発明によれば、表面及び裏面にメッキ層を有する芯材の中央部にパーティングラインを配置して、一方の金型の第1湾曲状押圧部と他方の金型の第2湾曲状押圧部とによりプレス加工を行うことによって、両面のメッキ層が、だれを生ずることにより、角の無い湾曲形状にしてメッキ層を連続的に保持される。従って、複雑な工程を必要とせずにメッキ層を端子に簡単にして確実に保持することができる。
2)また、本発明に係る端子のメッキ保持方法は、上記1)に記載した端子のメッキ保持方法において、前記一方、他方の金型が、前記第1、第2湾曲状押圧部に対して、前記メッキ層の端部をラップさせてプレス加工を行うことを特徴とする。
上記2)に記載の発明によれば、端子のメッキ保持方法によれば、芯材の表面及び裏面に有するメッキ層は、プレス加工される際に、ラップして配置されたメッキ層の上下の端部が湾曲形状に塑性変形されることにより、両面のメッキ層に生ずるだれに加えて、第1、第2湾曲状押圧部によるたたきによって連続して整形される。これにより、プレス加工によって丸棒形状に塑性変形された回路基板側接続部の周囲に、角の無い湾曲形状であって周囲に連続したメッキ層を保持することができる。
3)また、本発明に係る端子は、上記1)または2)に記載した端子のメッキ保持方法を用いて作製されたことを特徴とする。
上記3)に記載の発明によれば、表面及び裏面にメッキ層を有する芯材の中央部にパーティングラインを配置して、一方の金型の第1湾曲状押圧部と他方の金型の第2湾曲状押圧部とによりプレス加工を行うことによって、回路基板側接続部に、メッキ層を周囲に湾曲形状にして連続的に保持することができるので、複雑な工程を必要とせずにメッキ層を簡単にして確実に保持することができる。
本発明の端子のメッキ保持方法及びこれを用いた端子によれば、安定したメッキ層を形成できない、多大な設備投資を必要とする、等の問題を解消でき、これにより、複雑な工程を必要とせずにメッキ層を端子に簡単にして確実に保持することができるという効果が得られる。
以下、本発明に係る好適な実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る端子のメッキ保持方法及びこれを用いた端子の一実施形態を示す端子の回路基板への組付け状態の外観斜視図、図2は図1に示す端子の単品外観斜視図、図3(a),(b),(c)は図1に示す端子のメッキ保持方法を説明するそれぞれ工程図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態である端子のメッキ保持方法を用いて作製された端子10は、表面及び裏面にメッキ層12,12(裏面のメッキ層12は図2に示す)を鍍着させた導電材よりなる芯材(図3に示す)11を打ち抜き加工することによりL字板形状の外観に形成されており、本体13の一端部に電気接触部(図2に示す)14が形成されているとともに、他端部に回路基板側接続部15が形成されている。芯材11は、Cuまたは黄銅等のCu合金からなり、メッキ層12,12は、Snメッキを最上層とする複数のメッキ層からなる。Sn層を除いた他のメッキ層としては、例えばCuメッキ層、Niメッキ層、Pd−Ni合金メッキ層、等を挙げることができるが、好ましくは、Cuメッキ層及びNiメッキ層が良い。但し、Niメッキ層を設ける場合には、最上層のSnメッキ層と接触しないようにする構造が望ましい。
端子10は、回路基板16上に配置されるコネクタ17に組み付けられる場合に複数固用意され、各電気接触部14がコネクタ17内に挿着されることにより、本体13の横方向に突出形成されている一対の係止部(図2に示す)18,18がコネクタ17内の端子収容部(不図示)に係止されて組み付けられる。そして、コネクタ17の下方に突出している各回路基板側接続部15が回路基板16に形成された端子孔(図4参照)に挿通され、端子孔との間に半田(図4参照)が流し込まれることにより、回路基板16の裏面に形成されたプリント配線に電気的に接続される。
図2に示すように、端子10は、電気接触部14の反対側に配置された回路基板側接続部15が、本体13の表面及び裏面にそれぞれ形成されたメッキ層12,12を、角の無い湾曲形状にして周囲に連続的に保持しているために、略丸棒形状に形成されている。
次に、図3(a),(b),(c)を参照して、端子のメッキ保持方法について説明する。
図3(a)に示すように、端子のメッキ保持方法には、平坦部52の左右に一対の湾曲凹形状部53,53がそれぞれ形成された第1湾曲状押圧部54を有する上側プレス金型51と、第1湾曲状押圧部54に対向配置され、平坦部56の左右に一対の湾曲凹形状部57,57がそれぞれ形成された第2湾曲状押圧部58を有する下側プレス金型55と、が用いられる。
プレス作業にあたっては、表面及び裏面にメッキ層12,12が鍍着された芯材11が事前に打ち抜き加工されることにより、四角柱形状に成形された回路基板側接続部15が両金型51,55の中央部に配置される。このとき、第1湾曲状押圧部54と、第2湾曲状押圧部58とは、四角柱形状の回路基板側接続部15の両端縁から、それぞれずれ寸法L1だけ内側にラップして配置される。そして、両金型51,55は、回路基板側接続部15の中央部にパーティングラインPLを配置している。
次に、図3(b)に示すように、上側プレス金型51を下側プレス金型55に対して加圧合体させる。上側プレス金型51が下側プレス金型55に合体される際に、上側プレス金型51の一対の湾曲凹形状部53,53と、下側プレス金型55の一対の湾曲凹形状部57,57とによって、ラップして配置されたメッキ層12,12の上下の端部が湾曲形状に塑性変形される。これにより、両面のメッキ層12,12に、だれが生ずるとともに、湾曲凹形状部53,53及び湾曲凹形状部57,57による、たたきが生じ、芯材11が略丸棒形状に塑性変形されていく。
そして、図3(c)に示すように、両プレス金型51,55が開成されることにより、上側プレス金型51の一対の湾曲凹形状部53,53と、下側プレス金型55の一対の湾曲凹形状部57,57とによって、ラップして配置されたメッキ層12,12に生じた、だれと、湾曲凹形状部53,53及び湾曲凹形状部57,57により生じた、たたきとによって、角の無い湾曲形状であって周囲に連続したメッキ層12,12を保持した回路基板側接続部15が成形される。
成形された回路基板側接続部15が、回路基板16に形成された端子孔(図5参照)に挿通され、回路基板16の裏面に形成されたプリント配線に電気的に接続させるために端子孔との間に半田(図5参照)が流し込まれた際に、丸棒形状の回路基板側接続部15の周囲に湾曲形状にして連続して保持されているメッキ層12,12と、同じく丸孔形状の端子孔と、の間が一定の間隙に設定され、メッキ層12,12が安定して形成されているために、半田の濡れ特性を向上させることができるとともに、半田が冷却されてからの引け巣を生ずることもなく確実に電気的な接続を行うことができる。
このように、上述した上側プレス金型51及び下側プレス金型55を用いて回路基板側接続部15の周囲にメッキ層12,12を安定的に保持することができるので、半田の引け巣を回避するために、工程内のプロセスにおいて、半田槽温度を高くしてコンベア速度を遅くしたり、フラックスを改良したり、半田槽出口側に強制冷却装置を設置したりする必要がなく、後メッキ工程も不要であるので、従来から用いている設備に大きな変更を伴わずに、簡素な工程で実現できる。
上述した端子のメッキ保持方法によれば、表面及び裏面にメッキ層12,12を有する芯材11の中央部にパーティングラインPLを配置して、上側プレス金型51の第1湾曲状押圧部54と下側プレス金型55の第2湾曲状押圧部58とによりプレス加工を行うことによって、両面のメッキ層12,12が、だれを生ずることにより、角の無い湾曲形状にしてメッキ層12,12を連続的に保持されるので、複雑な工程を必要とせずにメッキ層12,12を端子10に簡単にして確実に保持することができる。
また、端子のメッキ保持方法によれば、芯材11の表面及び裏面に有するメッキ層12,12は、プレス加工される際に、ラップして配置されたメッキ層12,12の上下の端部が湾曲形状に塑性変形されることにより、両面のメッキ層12,12に生ずるだれに加えて、第1、第2湾曲状押圧部54,58によるたたきによって連続して整形される。これにより、プレス加工によって丸棒形状に塑性変形された回路基板側接続部15の周囲に、角の無い湾曲形状であって周囲に連続したメッキ層12,12を保持することができる。
また、端子のメッキ保持方法を用いて作製された端子10によれば、表面及び裏面にメッキ層12,12を有する芯材11の中央部にパーティングラインPLを配置して、上側プレス金型51の第1湾曲状押圧部54と下側プレス金型55の第2湾曲状押圧部58とによりプレス加工を行うことによって、回路基板側接続部15に、メッキ層12,12を周囲に湾曲形状にして連続的に保持することができるので、複雑な工程を必要とせずにメッキ層12,12を簡単にして確実に保持することができる。
次に、図4(a),(b),(c)を参照して、上記実施形態とは別形態の端子のメッキ保持方法について説明する。上記実施形態と同一又は類似構成の部分に関する説明は同一符号を付すことで省略する。
図4(a)に示すように、端子のメッキ保持方法には、平坦部52の左右に上記実施形態より小さな湾曲凹形状部53,53と鉛直部61,61が形成された第1湾曲状押圧部54を有する上側プレス金型51と、平坦部56の左右に上記実施形態より小さな湾曲凹形状部57,57と傾斜部62,62が形成された第2湾曲状押圧部58を有する下側プレス金型55と、が用いられる。
プレス作業にあたっては、上記実施形態と同様に表面及び裏面にメッキ層12,12が鍍着された芯材11が事前に打ち抜き加工されることにより、四角柱形状に成形された回路基板側接続部15が両金型51,55の中央部に配置される。このとき、第1湾曲状押圧部54の両鉛直部61,61下端縁は、四角柱形状の回路基板側接続部15の両端縁から、ずれ寸法L1だけ内側にラップして配置されているが、第2湾曲状押圧部58の傾斜部62,62の上端縁は殆んどラップしておらず、主に傾斜部62によって裏面メッキ層12を変形させる。そして、両金型51,55は、回路基板側接続部15の中央部にパーティングラインPLを配置している。なお、ずれ寸法L1は一般的な長さより長い方がより効果を得ることができるが、短くても十分効果を得ることができる。
次に、図4(b)に示すように、上側プレス金型51を下側プレス金型55に対して加圧合体させる。上側プレス金型51が下側プレス金型55に合体される際に、上側プレス金型51の第1湾曲状押圧部54と下側プレス金型55の第2湾曲状押圧部58によって、芯材11及びメッキ層12,12の上下端部が塑性変形される。このとき、下方芯材11及び裏面メッキ層12の両端は、傾斜部62,62により跳ね上がりながら鋭角に打ち抜かれる。
そして、図4(c)に示すように、両プレス金型51,55が開成されることにより、
上記実施形態と同様に芯材11の外周全体に連続したメッキ層12が形成されるとともに、第1湾曲状押圧部54及び第2湾曲状押圧部58の形状により対向する表裏面で幅寸法が異なる回路基板側接続部15が成形される。
前記成形された回路基板側接続部15が、該接続部断面形状より若干大きい類似形状の端子孔に挿通され、半田により回路基板上の回路に電気的に接続される際に、回路基板側接続部15の全周にメッキ層12が形成されているために、半田の濡れ特性を向上させることができるとともに、半田が冷却されてからの引け巣を生ずることもなく確実に電気的な接続を行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。例えば、端子の形状は、図示したものに限定されず、回路基板側接続部の反対側を、スイッチやLEDや電気素子に直接接続したり、回路基板の接地回路形成用として本体のみを回路基板上に配置したりしても良い。
また、各金型における各湾曲状押圧部の湾曲半径等の形状諸元は、作製する端子の規格に応じて適宜設定されれば良い。
本発明に係る端子のメッキ保持方法及びこれを用いた端子の一実施形態を示す端子の回路基板への組付け状態の外観斜視図である。 図1に示した端子の単品外観斜視図である。 (a),(b),(c)は図1に示す端子のメッキ保持方法を説明するそれぞれ工程図である。 (a),(b),(c)は別形態の端子のメッキ保持方法を説明するそれぞれ工程図である。 従来の端子の回路基板取付け状態の一部破断外観斜視図である。 図4に示した端子を作製する工程図である。
符号の説明
10 端子
11 芯材
12 メッキ層
15 回路基板側接続部
51 上側プレス金型(一方の金型)
54 第1湾曲状押圧部
55 下側プレス金型(他方の金型)
58 第2湾曲状押圧部
PL パーティングライン

Claims (3)

  1. 表面及び裏面にメッキ層を鍍着させた芯材を打ち抜き加工して端部に回路基板側接続部を形成し、次いで、プレス加工により該回路基板側接続部における該メッキ層を整形保持する端子のメッキ保持方法であって、
    一対の湾曲凹形状に形成された第1湾曲状押圧部を有する一方の金型と、
    前記第1湾曲状押圧部に対向配置され、一対の湾曲凹形状に形成された第2湾曲状押圧部を有する他方の金型と、を用い、
    前記芯材の中央部にパーティングラインを配置してプレス加工することにより、前記回路基板側接続部において、前記メッキ層を芯材の周囲に湾曲形状にして連続的に保持したことを特徴とする端子のメッキ保持方法。
  2. 前記一方、他方の金型が、前記第1、第2湾曲状押圧部に対して、前記メッキ層の端部をラップさせてプレス加工を行うことを特徴とする請求項1に記載した端子のメッキ保持方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載した端子のメッキ保持方法を用いて作製されたことを特徴とする端子。
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