JP2007003149A - 穀粒乾燥機の集塵処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】穀粒乾燥機において穀粒と共に搬送される夾雑物を集塵ファンで吸引し、サイクロンで夾雑物と排風とに分離する構成において、サイクロンで分離された排風中に含まれる塵埃を採取する。また、サイクロンで分離された夾雑物を収容した容器を交換し易くする。
【解決手段】
前記搬送路(13)の穀粒に混じる藁屑等の夾雑物を吸引する集塵ファン(14)と集塵ファン(14)から送られてきた夾雑物と排風とを分離するサイクロン(15)を設け、該サイクロン(15)で分離された排風は排風パイプ(30)を通過して箱体内に入る構成とし、箱体(1)内部でかつ蓋体(11)の下方には排風パイプ(30)を通過した前記排風に含まれる塵埃を採取するフィルタ(31)を設ける。また、サイクロン(15)を箱体の側方に支持し、サイクロン(15)の下方にはサイクロン(15)から排出される夾雑物を収容する収容容器(19)を設ける構成にする。
【選択図】 図2
【解決手段】
前記搬送路(13)の穀粒に混じる藁屑等の夾雑物を吸引する集塵ファン(14)と集塵ファン(14)から送られてきた夾雑物と排風とを分離するサイクロン(15)を設け、該サイクロン(15)で分離された排風は排風パイプ(30)を通過して箱体内に入る構成とし、箱体(1)内部でかつ蓋体(11)の下方には排風パイプ(30)を通過した前記排風に含まれる塵埃を採取するフィルタ(31)を設ける。また、サイクロン(15)を箱体の側方に支持し、サイクロン(15)の下方にはサイクロン(15)から排出される夾雑物を収容する収容容器(19)を設ける構成にする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、穀粒乾燥機で乾燥する穀粒に混じる藁屑を集塵して処理する装置に関するものである。
特許文献1には、乾燥機の昇降機の投げ口に集塵装置を設け、集塵装置で採取された藁屑等をサイクロンで排風と藁屑とに分離し、排風を乾燥機の箱体内に排出する構成が記載されている。
特開昭59−77827号公報
特許文献1においてはサイクロンで分離した排風中にはサイクロンで分離し切れなかった塵埃が再度乾燥機内に入り込んでしまうため、集塵効率が低下するという欠点が生じる。また、サイクロン及びサイクロンで分離した藁屑等の夾雑物を受ける収容容器が昇降機及び燃焼装置側に配置しているため、収容容器の交換がし難いという欠点が生じる。
本発明は穀粒乾燥機内で穀粒に混じる夾雑物を集塵ファンで吸引し、サイクロンで夾雑物と排風とに分離する構成において、サイクロンで分離しきれず排風中に含まれる塵埃を採取することを課題とする。また、サイクロンで分離された夾雑物を収容した容器を乾燥作業後に取り出し易くする穀粒乾燥機の集塵処理装置にすることを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために以下のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、穀粒を貯留する貯留部と穀粒を乾燥する乾燥部とを備える箱体(1)の天井(10)には、穀粒を箱体(1)内に搬送する搬送路(13)と、箱体(1)内の点検用の蓋体(11)とを取り付け、前記搬送路(13)の搬送途中には藁屑等の夾雑物を吸引する集塵ファン(14)を設け、該集塵ファン(14)の排出口(14a)には集塵ファン(14)から送られてきた夾雑物と排風とを分離するサイクロン(15)を連結し、該サイクロン(15)で分離された排風が排出される排風口(15a)と箱体(1)内とを排風パイプ(30)で連通する構成とし、箱体(1)内部には排風パイプ(30)を通過した前記排風に含まれる塵埃を採取するフィルタ(31)を設け、該フィルタ(31)は前記蓋体(11)の下方に配置したことを特徴とする穀粒乾燥機の集塵処理装置とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、穀粒を貯留する貯留部と穀粒を乾燥する乾燥部とを備える箱体(1)の天井(10)には、穀粒を箱体(1)内に搬送する搬送路(13)と、箱体(1)内の点検用の蓋体(11)とを取り付け、前記搬送路(13)の搬送途中には藁屑等の夾雑物を吸引する集塵ファン(14)を設け、該集塵ファン(14)の排出口(14a)には集塵ファン(14)から送られてきた夾雑物と排風とを分離するサイクロン(15)を連結し、該サイクロン(15)で分離された排風が排出される排風口(15a)と箱体(1)内とを排風パイプ(30)で連通する構成とし、箱体(1)内部には排風パイプ(30)を通過した前記排風に含まれる塵埃を採取するフィルタ(31)を設け、該フィルタ(31)は前記蓋体(11)の下方に配置したことを特徴とする穀粒乾燥機の集塵処理装置とする。
本発明によると、搬送路(13)を搬送される穀粒に混ざっている藁屑等の夾雑物は集塵ファン(14)で吸引される。そして、集塵ファン(14)からサイクロン(15)に排出され、サイクロン(15)で夾雑物と排風とに分離される。そして、分離された排風は排風パイプ(30)を通過して箱体(1)内に流入し、排風中に含まれる塵埃はフィルタ(31)で採取される。そしてフィルタ(31)を清掃するときには作業者は天井(10)に上がって点検用の蓋体(11)を開けてフィルタ(31)を取り出すようにする。
請求項2記載の発明は、穀粒を貯留する貯留部と穀粒を乾燥する乾燥部とを備える箱体(1)の天井(10)には、穀粒を箱体(1)に搬送する搬送路(13)を設け、前記搬送路(13)には藁屑等の夾雑物を吸引する集塵ファン(14)を設け、箱体(1)の前側には穀粒を搬送路(13)に供給する昇降機(3)と、穀粒を機外に排出する穀粒排出体(7)と、穀粒乾燥機(K)の乾燥制御を操作する操作盤(6)と、乾燥熱を発生させる燃焼装置(4)とを設け、前記集塵ファン(14)を搬送路(13)の搬送始端部に備え、かつ、該排出口(14a)を箱体(1)の側方に向けて構成し、該排出口(14a)と集塵ファン(14)から送られてきた夾雑物と排風とを分離するサイクロン(15)とを連結し、該サイクロン(15)を箱体(1)に取り付けた支持体(16)により箱体の側方に支持し、サイクロン(15)の下方にはサイクロン(15)から排出される夾雑物を収容する収容容器(19)を載置する載置台(18)を設けたことを特徴とする穀粒乾燥機の集塵処理装置とする。
本発明によると、搬送路(13)を搬送される穀粒に混ざっている藁屑等の夾雑物は集塵ファン(14)で吸引される。そして、集塵ファン(14)からサイクロン(15)に排出され、サイクロン(15)で夾雑物と排風とに分離される。そして、分離された夾雑物は落下して収容容器(19)に収容される。
請求項1記載の発明によると、サイクロン(15)で分離された排風中に含まれる塵埃をフィルタ(31)で採取できるので一回吸引した塵埃を再度箱体(1)の貯留部内に戻すのを防止できるので効率の良い集塵処理を行うことができる。また、フィルタ(31)を箱体(1)内に備えることで、箱体(1)内の空間を利用して設けることができ箱体(1)外にフィルタ(31)を別途設置するスペースを必要としないため、穀粒乾燥機をコンパクトにすることができる。さらに、フィルタ(31)を点検用の蓋体(11)の下方に配置することで、フィルタ(31)の清掃時には蓋体(10)を開けるとすぐにフィルタ(31)を取り出すことができるため、メンテナンスがし易くすることができる。
請求項2記載の発明によると、収容容器(19)を箱体(1)の側方の前部に設けることで、箱体(1)の前側にある穀粒排出体(7)や操作盤(6)の周囲を開放状態にすることができるので、穀粒排出作業や操作盤(6)の操作がし難くなることを防止することができるものでありながら、作業者の作業位置に近い場所で、かつ、交換作業のし易い場所に収容容器(19)を備えることができる。また、サイクロン(15)と集塵ファン(14)の排出口(14a)との距離を短くすることができるため、効率の良い集塵処理を行うことができる。
以下に、本発明を実施した穀粒乾燥機について詳細に説明する。
穀粒乾燥機Kは内部に穀粒を貯留する貯留部(図示せず)と穀粒を乾燥させる乾燥部(図示せず)とを備える箱体1を備え、箱体1の前側(正面側)には穀粒を箱体1内に供給する供給ホッパ2と、供給ホッパ2に供給した穀粒を揚穀する昇降機3と箱体1内に熱風を送り込む燃焼装置4を内部に備える燃焼装置設置部5と、穀粒乾燥機Kの操作盤6と、箱体1内の穀粒を機外に排出する穀粒排出体7とを設けている。8は箱体1内に供給した穀粒量を目視するための確認窓、9は昇降機3に取り付けられた穀粒水分計である。穀粒排出体7には穀粒を作業高さ位置まで排出するための穀粒排出筒20を連結筒21を介して連結しており、本実施例では連結筒21を弾性体で形成することで、穀粒排出筒20の排出方向を箱体1の前側にあって適宜変更できる構成としている。
穀粒乾燥機Kは内部に穀粒を貯留する貯留部(図示せず)と穀粒を乾燥させる乾燥部(図示せず)とを備える箱体1を備え、箱体1の前側(正面側)には穀粒を箱体1内に供給する供給ホッパ2と、供給ホッパ2に供給した穀粒を揚穀する昇降機3と箱体1内に熱風を送り込む燃焼装置4を内部に備える燃焼装置設置部5と、穀粒乾燥機Kの操作盤6と、箱体1内の穀粒を機外に排出する穀粒排出体7とを設けている。8は箱体1内に供給した穀粒量を目視するための確認窓、9は昇降機3に取り付けられた穀粒水分計である。穀粒排出体7には穀粒を作業高さ位置まで排出するための穀粒排出筒20を連結筒21を介して連結しており、本実施例では連結筒21を弾性体で形成することで、穀粒排出筒20の排出方向を箱体1の前側にあって適宜変更できる構成としている。
箱体1の天井側は天井板10がを覆っており、天井板10の前後方向の中央部に箱体1内部の点検用の蓋体11を着脱可能に設けている。また、天井板10の上には昇降機3で揚穀した穀粒を箱体1の中央部まで搬送する搬送ラセン12を内部に備える搬送路13を設けている。搬送路13の搬送始端部には搬送路13で搬送される穀粒に混じる藁屑等の夾雑物を吸引する集塵ファン14を備え、集塵ファン14の排出口14aは箱体1の側方に向けられ、集塵ファン14の排出口14aとサイクロン15の導入部15cとを連結している。また、14bは集塵ファン14で搬送路13から吸引され夾雑物が通過する通路である。
集塵ファン14で吸引された夾雑物と排風とを分離するサイクロン15は箱体1の側方にあって、かつ前部に配置しており、箱体1に取り付けられた支持板16に固定されている。サイクロン15の下方には収容袋載置台18を支持板16に取り付けられたチェーン17に吊り下げ支持する構成としている。そして、収容袋載置台18にはサイクロン15の下端部の夾雑物排出口15bから分離排出される藁屑等の夾雑物を収容する収容袋19を載置する構成としている。
なお、収容袋載置台18の高さ位置はチェーン17の調節によって変更でき、所望の大きさの収容袋19を載置できる構成としている。また、収容袋載置台18に収容容器の固定具を設け、収容容器を固定してチェーン17の操作により収容容器の上げ下ろしをできるようにしても良い。
サイクロン15の上部の排風口15aには、サイクロン15で分離した排風が通過する排風パイプ30を取り付け、排風パイプ30は点検用の蓋体11を貫通する構成としている。
箱体1の内部には排風パイプ30を通過した排風中に含まれる塵埃を採取するフィルタ31を備えている。本実施の形態ではフィルタ31は点検用の蓋体11の下方にあって、かつ蓋体11に取り付けられている。すなわち、蓋体11を開けるとフィルタ31も共に取り出せる構成としている。なお、フィルタ31はスポンジ等世の中で広く材質を用いている。
35は乾燥部で穀粒から除去された水分を穀粒乾燥機K外に排出する排風ファンで箱体1の後ろ側に取り付けている。
次に、穀粒乾燥機Kの作用について、説明する。
次に、穀粒乾燥機Kの作用について、説明する。
作業者は作業位置である箱体1の前側(正面側)にあって供給ホッパ2に穀粒を供給する。すると、穀粒は昇降機3で揚穀され、搬送路13に供給され搬送ラセン12で順次箱体1の中央部へ搬送され箱体1の中央部より箱体1内の貯留部に供給される。このとき作業者は確認窓8を見ながら穀粒の貯留状態を確認し、満量まで穀粒を供給すると穀粒の供給を停止するようにする。
作業者は操作盤6を操作し、燃焼装置4が燃焼を開始すると貯留部に供給された穀粒は乾燥部で燃焼装置4の燃焼で乾燥されて再度昇降機3を経て搬送路13より貯留部に還元される。このように何度も箱体1内を循環しながら水分計9が所定の穀粒水分値を検出するまで乾燥作業が行われる。
ところで、搬送路13を穀粒と共に搬送される藁屑等の夾雑物は集塵ファン14で吸引される。吸引された夾雑物は通路14b及び集塵ファン14の排出口14aを通過してサイクロン15の導入口15cに排風と共に供給される。サイクロン15で夾雑物と排風とが分離され、夾雑物は夾雑物排出口15bより落下して収容袋19に収容され、排風は排風口15aより排風パイプ30を通過して箱体1内に入り込む。そのとき、サイクロン15で分離しきれなかった細かい塵埃は排風中に含まれて箱体1内に流入するが、フィルタ31で採取され、貯留室や乾燥室内には入り込まない。
乾燥作業が終了すると、作業者は穀粒を機外に排出する操作を行い、穀粒は穀粒排出筒20から排出される。このとき、作業者は穀粒排出筒20を所望の場所に動かして穀粒を袋詰めしたり別途容器に入れたりする。
本実施の形態により、サイクロン15と収容袋載置台18を箱体1の側方に配置することで、作業者が穀粒を供給ホッパ2に供給したり、確認窓8で穀粒の貯留状態を確認したり、操作盤6を操作したり、穀粒排出筒20を所望の場所に動かすのに邪魔になることが無く作業性を低減させることを防止することができる。
また、収容袋19を箱体1の前側(正面側)に近い位置に配置することで収容袋19の交換等を行い易く、また、収容袋19への夾雑物の溜まり状態を目視しやすくすることができる。さらに、集塵ファン14の排出口14aとサイクロン15の導入口15との距離を近くすることができるため、吸引した夾雑物の搬送及び分離性能を向上させることができるものである。
次に本発明のフィルタ31の設置方法に関する別実施例について図5と図6に基づいて説明する。
本実施例ではフィルタ31を天井板10に載置している。そして、フィルタ31とサイクロン15とは第一排風パイプ40で連結し、フィルタ31と天井板10とは第二排風パイプ41で連結している。この構成によると、箱体1の天井板10の上方のスペースを有効利用してフィルタ31を設置することができるものでありながら、箱体1外に設けることでメンテナンスをし易くすることができる。
本実施例ではフィルタ31を天井板10に載置している。そして、フィルタ31とサイクロン15とは第一排風パイプ40で連結し、フィルタ31と天井板10とは第二排風パイプ41で連結している。この構成によると、箱体1の天井板10の上方のスペースを有効利用してフィルタ31を設置することができるものでありながら、箱体1外に設けることでメンテナンスをし易くすることができる。
次にサイクロン15の別の設置方法について図7に基づいて説明する。
集塵ファン14で集塵してサイクロン15で分離した藁屑等の夾雑物を収容する収容容器45にサイクロン15を支持する構成とし、集塵ファン14とサイクロンとを排風通路46で連結している。サイクロン15に隣接する位置には加湿器47を設け、加湿器47は排風通路46に加湿する構成としている。すなわち、サイクロン15で分離しきれない排風中の塵埃に対して排風通路46で加湿することで塵埃に水分が加わり、塵埃の重量が増加してサイクロン15で分離して収容容器45に収容され易くなるのである。そのため、サイクロン15で分離され排風口15aより排出される排風中に含まれる塵埃の量が低減することができる。なお、加湿器47の加湿量は変更できる構成としており、加湿量の変更は水分計9で測定した水分値に応じて行う。
集塵ファン14で集塵してサイクロン15で分離した藁屑等の夾雑物を収容する収容容器45にサイクロン15を支持する構成とし、集塵ファン14とサイクロンとを排風通路46で連結している。サイクロン15に隣接する位置には加湿器47を設け、加湿器47は排風通路46に加湿する構成としている。すなわち、サイクロン15で分離しきれない排風中の塵埃に対して排風通路46で加湿することで塵埃に水分が加わり、塵埃の重量が増加してサイクロン15で分離して収容容器45に収容され易くなるのである。そのため、サイクロン15で分離され排風口15aより排出される排風中に含まれる塵埃の量が低減することができる。なお、加湿器47の加湿量は変更できる構成としており、加湿量の変更は水分計9で測定した水分値に応じて行う。
すなわち、穀粒の水分値が高い乾燥初期においては、集塵ファン14で吸引される夾雑物の水分値も高いため、全く加湿しないかあるいは加湿量を少なくしておく、そして、乾燥作業がなされて穀粒の水分値が低下すると、夾雑物の水分値も低減して重量が軽くなるため、その分サイクロン15で分離しきれない塵埃量が増加するため加湿器47による加湿量を増加させるものである。
それにより、サイクロン15で分離された排風中に含まれる塵埃量を低減することができる。
また、本実施例の収容容器45は乾燥作業終了後には図8のようにサイクロン15を収容容器45内に収容できる構成となっている。すなわち、収容容器45の蓋45aにサイクロン15を取り付け、乾燥作業を行わないときには蓋45aをひっくり返してサイクロン15を収容容器に収容するものである。そのため、乾燥作業を行わないときの収納スペースを小さなものにすることができる。そして、乾燥作業を行うときにはサイクロン15を収容容器45内から取り出し、蓋45aを容器側に取り付け、排風通路46を連結し、そして、収容袋19を収容容器45内にセットする。そのため、収容容器45がサイクロン15の支持を兼ねることができるため、別途支持部材を必要としないため、簡単な構成にすることができる。このとき、収容袋19はサイクロン15側ではなく収容容器45側に支持するようにすると、乾燥作業中収容容器45内は負圧になるが収容袋19はサイクロン側に吸い込まれ難くなり夾雑物の分離性能の低下を防止することができる。
また、本実施例の収容容器45は乾燥作業終了後には図8のようにサイクロン15を収容容器45内に収容できる構成となっている。すなわち、収容容器45の蓋45aにサイクロン15を取り付け、乾燥作業を行わないときには蓋45aをひっくり返してサイクロン15を収容容器に収容するものである。そのため、乾燥作業を行わないときの収納スペースを小さなものにすることができる。そして、乾燥作業を行うときにはサイクロン15を収容容器45内から取り出し、蓋45aを容器側に取り付け、排風通路46を連結し、そして、収容袋19を収容容器45内にセットする。そのため、収容容器45がサイクロン15の支持を兼ねることができるため、別途支持部材を必要としないため、簡単な構成にすることができる。このとき、収容袋19はサイクロン15側ではなく収容容器45側に支持するようにすると、乾燥作業中収容容器45内は負圧になるが収容袋19はサイクロン側に吸い込まれ難くなり夾雑物の分離性能の低下を防止することができる。
次に本発明の穀粒乾燥機の各部で特徴的な構成について説明する。
本実施例の穀粒排出筒20の排出側の構成について図9と図10に基づいて説明する。
穀粒排出筒20の排出口側には穀粒の有無を検出するセンサ60を設けている。穀粒排出筒20から収容容器61に穀粒を排出するときに収容容器61内が満杯になるとセンサ60が検出して穀粒排出動作を自動に停止する。収容容器61に穀粒が満杯になると排出動作を停止する必要があるが、作業者がそのたびに操作盤6を操作して停止する必要があった。本実施例のように構成することで作業者は停止した穀粒排出作業の再起動の操作のみを行うことでよいので作業性が向上する。なお、機械が停止したときに警報をならして作業者に報知する構成にしても良い。
本実施例の穀粒排出筒20の排出側の構成について図9と図10に基づいて説明する。
穀粒排出筒20の排出口側には穀粒の有無を検出するセンサ60を設けている。穀粒排出筒20から収容容器61に穀粒を排出するときに収容容器61内が満杯になるとセンサ60が検出して穀粒排出動作を自動に停止する。収容容器61に穀粒が満杯になると排出動作を停止する必要があるが、作業者がそのたびに操作盤6を操作して停止する必要があった。本実施例のように構成することで作業者は停止した穀粒排出作業の再起動の操作のみを行うことでよいので作業性が向上する。なお、機械が停止したときに警報をならして作業者に報知する構成にしても良い。
また、図12のように穀粒排出筒20の先端にスプリングにより閉動作するシャッタ62を設け、収容容器61が満杯になると閉動作して穀粒の排出を防止する構成としても良い。
また、操作盤6には携帯電話と接続できるメール機能のついたユニットを設け、当該乾燥機が行った過去の乾燥データを携帯電話に送信できる構成にしても良い。この構成によると遠隔地にいる技術者がデータを読んで状況を把握して対応を指示することができる。また、メールなので安価である。
1 箱体
3 昇降機
4 燃焼装置
6 操作盤
7 穀粒排出体
10 蓋体
13 搬送路
14 集塵ファン
14a集塵ファンの排出口
15 サイクロン
15aサイクロンの排風口
16 支持体
18 載置台
19 収容容器
30 排風パイプ
31 フィルタ
K 穀粒乾燥機
3 昇降機
4 燃焼装置
6 操作盤
7 穀粒排出体
10 蓋体
13 搬送路
14 集塵ファン
14a集塵ファンの排出口
15 サイクロン
15aサイクロンの排風口
16 支持体
18 載置台
19 収容容器
30 排風パイプ
31 フィルタ
K 穀粒乾燥機
Claims (2)
- 穀粒を貯留する貯留部と穀粒を乾燥する乾燥部とを備える箱体(1)の天井(10)には、穀粒を箱体(1)内に搬送する搬送路(13)と、箱体(1)内の点検用の蓋体(11)とを取り付け、前記搬送路(13)の搬送途中には藁屑等の夾雑物を吸引する集塵ファン(14)を設け、該集塵ファン(14)の排出口(14a)には集塵ファン(14)から送られてきた夾雑物と排風とを分離するサイクロン(15)を連結し、該サイクロン(15)で分離された排風が排出される排風口(15a)と箱体(1)内とを排風パイプ(30)で連通する構成とし、箱体(1)内部には排風パイプ(30)を通過した前記排風に含まれる塵埃を採取するフィルタ(31)を設け、該フィルタ(31)は前記蓋体(11)の下方に配置したことを特徴とする穀粒乾燥機の集塵処理装置。
- 穀粒を貯留する貯留部と穀粒を乾燥する乾燥部とを備える箱体(1)の天井(10)には、穀粒を箱体(1)に搬送する搬送路(13)を設け、前記搬送路(13)には藁屑等の夾雑物を吸引する集塵ファン(14)を設け、箱体(1)の前側には穀粒を搬送路(13)に供給する昇降機(3)と、穀粒を機外に排出する穀粒排出体(7)と、穀粒乾燥機(K)の乾燥制御を操作する操作盤(6)と、乾燥熱を発生させる燃焼装置(4)とを設け、前記集塵ファン(14)を搬送路(13)の搬送始端部に備え、かつ、該排出口(14a)を箱体(1)の側方に向けて構成し、該排出口(14a)と集塵ファン(14)から送られてきた夾雑物と排風とを分離するサイクロン(15)とを連結し、該サイクロン(15)を箱体(1)に取り付けた支持体(16)により箱体の側方に支持し、サイクロン(15)の下方にはサイクロン(15)から排出される夾雑物を収容する収容容器(19)を載置する載置台(18)を設けたことを特徴とする穀粒乾燥機の集塵処理装置。
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Country Status (1)
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2005
- 2005-06-27 JP JP2005186452A patent/JP2007003149A/ja active Pending
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