JP2007001406A - 自動二輪車用エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二輪車が衝突時に衝突前の向きから斜め方向に向きを変えるような衝突をしても、大型化を抑えることができるエアバッグにより、乗員を保護可能な自動二輪車用エアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】自動二輪車用エアバッグ装置10では、作動時に、シート7に着座した乗員Dの腰部Wを拘束可能に、少なくとも腰部Wの前方側に配置されるように、膨張させたエアバッグ11を、配設させる。膨張完了時のエアバッグ11の前方側には、エアバッグ11を支持可能な支持材47が、配設される。さらに、乗員拘束時におけるエアバッグ11の後面11d側の取付固定部位11eへ作用する引張力T1を抑制可能に、補強ベルト27が、使用される。補強ベルト27は、上端28を、膨張完了時のエアバッグの後面側に連結させるとともに、下端29を、エアバッグ11の取付固定部位11eにおける後方側に、連結させている。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動二輪車に搭載されて、衝突時の乗員を保護可能なエアバッグを備えて構成される自動二輪車用エアバッグ装置に関する。
従来、自動二輪車用エアバッグ装置では、作動時に、シートに着座した乗員の前方側に、膨張させたエアバッグを配設させる構成のものが知られている(例えば、特許文献1・2参照)。
特開平9−328087号公報 特開2003−261081号公報
しかし、従来の自動二輪車用エアバッグ装置では、シートに着座した乗員の前方側に、作動時、膨張を完了させたエアバッグを配設させて、衝突時に前方移動する乗員をエアバッグで保護できるものの、例えば、自動二輪車の進行方向と直交する方向に移動中の乗用車等の四輪自動車の側面に対して、自動二輪車が衝突するような場合に関し、改善の余地があった。
すなわち、自動二輪車が、進行方向と直交する方向に移動中の乗用車等の四輪自動車の側面に対して、衝突すると、四輪自動車の移動に伴って、前輪側が四輪自動車の移動方向に移動するように引張られ、自動二輪車は、直進していた方向から斜め方向に、向きを変えてしまう。その際、乗員には、衝突前の進行方向に沿う慣性力が作用していることから、着座した乗員の前方側を覆うエアバッグは、その保護エリアから乗員を外さないように、大型化させる必要が生じ、コンパクトなエアバッグでは、対処し難かった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、大型化を抑えることができるエアバッグにより、乗員を保護可能な自動二輪車用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る自動二輪車用エアバッグ装置は、作動時に、シートに着座した乗員の前方側に、膨張させたエアバッグを配設させる自動二輪車用エアバッグ装置において、
エアバッグが、膨張完了時に、シートに着座した乗員の腰部から頭部までの上半身の前方側において、前方側に移動する乗員の腰部を拘束可能に、少なくとも腰部の前方側に配置されるように、乗員の前方側に収納されるとともに、膨張完了時の少なくとも下端側を収納部位に取付固定させて、配設され、
膨張完了時のエアバッグの前方側に配置されて、エアバッグの前面側を支持可能な支持材が、配設され、
さらに、乗員拘束時におけるエアバッグの後面側の取付固定部位へ作用する引張力を抑制可能に、エアバッグの膨張完了時の後面側の下部に、補強ベルトが、配設され、
補強ベルトが、上端を、膨張完了時のエアバッグの後面側に連結させるとともに、下端を、エアバッグの下端側の取付固定部位における後方側に、連結させていることを特徴とする。
本発明に係る自動二輪車用エアバッグ装置では、作動時、前方側に移動する乗員の腰部を拘束可能に、少なくとも腰部の前方側に、膨張したエアバッグが、配置される。そして、膨張したエアバッグは、前面側を支持材に支持されていることから、前方側への移動が規制されており、二輪車が衝突時に衝突前の向きから斜め方向に向きを変えて、乗員が、衝突後の二輪車の向きと交差する方向の斜め前方(衝突前の二輪車の進行方向)側に移動を開始しても、乗員は、支持材に前面側を支持された状態のエアバッグにより、腰部を直ちに拘束され、運動エネルギーを吸収されて、移動速度が低減されることから、衝突時の乗員を、的確に、保護できる。勿論、支持材は、後面側を膨張完了時のエアバッグに覆われることから、乗員と干渉することが、防止される。そして、このような作用を生じさせるエアバッグは、少なくとも乗員の腰部を拘束可能な大きさでよいことから、極力、大型化を抑えて、コンパクトに構成することが可能となる。
なお、衝突時に衝突前の向きから斜め方向に向きを変えるような衝突でなく、二輪車の進行方向の向きが変わらない衝突時であっても、本発明のエアバッグ装置では、膨張したエアバッグが、少なくとも乗員の腰部を直ちに拘束できることから、乗員を的確に保護できることは、勿論のことである。
したがって、本発明に係る自動二輪車用エアバッグ装置では、大型化を抑えることができるエアバッグにより、乗員を保護することが可能となる。
さらに、本発明に係る自動二輪用エアバッグ装置では、エアバッグの膨張完了時の後面側の下部に、補強ベルトが、配設されており、この補強ベルトは、上端を、膨張完了時のエアバッグの後面側に連結させるとともに、下端を、エアバッグの下端側の取付固定部位における後方側に連結させている。そのため、膨張完了時のエアバッグが後面側で乗員を拘束する際、エアバッグの後面側の取付固定部位へ作用する引張力が、補強ベルトによって、抑制され、エアバッグ全体の重量や容積の増大を抑えて、エアバッグ自体の下端側における取付固定部位付近の破損を防止可能となる。ちなみに、補強ベルトが無い場合には、膨張完了時のエアバッグが後面側で乗員を拘束する際、エアバッグの後面側の取付固定部位へ作用する引張力が、直接、エアバッグ自体の下端側における取付固定部位付近に作用し、取付固定部位付近が破損する虞れが生ずることから、取付固定部位付近を補強する必要が生ずる。しかし、この取付固定部位付近は、エアバッグ自体を収納部位に取付固定する部位であり、展開膨張時の応力集中による破損防止も考慮すれば、取付固定部位自体の補強のみならず、エアバッグの全体の袋形状を形成する基布自体を厚くする等の対策も必要となり、補強ベルトを設ける場合に比べて、エアバッグ全体の重量や容積、あるいは、コストを、著しく増大させてしまう。
そしてこの場合、補強ベルトが、下端を、ループ状として、左右方向に沿って配設されて固定されている固定杆に対して、巻き掛けて、連結させていれば、補強ベルトに引張力が作用する際、補強ベルトが固定杆の周囲で揺動できる。そのため、支持材で支持されているエアバッグが、乗員を拘束して、後面側を凹ませる際、補強ベルトの下端側が固定杆周りで揺動できることから、補強ベルトの上端と連結されるエアバッグの部位に、急激な引張力を作用させることを緩和でき、エアバッグにおける補強ベルトとの連結部位の破損を、防止することができる。
また、膨張時のエアバッグを駆動源として、支持材を収納部位から上方へ突出させるように支持材を引き上げ可能とする連結ベルトを、膨張完了時のエアバッグの上部側と支持材の上部側とを連結して、配設し、そして、膨張完了時のエアバッグの前面側における連結ベルトとの連結部位から下端側の取付固定部位側にかける部位に、補強布を配設させてもよい。
このような構成の場合には、支持材の突出動作を、連結ベルトを利用して、エアバッグで行えることとなって、別途、支持材の駆動手段を設けなくとも良く、搭載スペースに制限のある自動二輪車に、容易にエアバッグ装置を搭載することができる。さらに、エアバッグにおける連結ベルトとの連結部位には、エアバッグの下端側の取付固定部位側まで延びるように、補強布が配設されており、連結ベルトを利用して支持材を引き上げる際、エアバッグにおける連結ベルトとの連結部位付近の破損を、防止することもできる。
勿論、上記のような構成の場合、エアバッグ装置が作動していない状態では、支持材は、エアバッグとともに、乗員の前方側に収納されており、乗員の乗り降り等の動作に支障は生じない。また、連結ベルトが、支持材とエアバッグの上部付近相互を連結していることから、支持材に対するエアバッグの上部側のずれを防止できて、衝突時の乗員の移動方向への運動エネルギーが大きくとも、膨張したエアバッグは、ずれることなく、安定して支持材に支持されて、的確に、乗員の運動エネルギーを吸収することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態のエアバッグ装置10は、図1に示すように、スクータ型の自動二輪車1に搭載されるものであり、この自動二輪車1は、乗員Dの着座するシート7とシート7の前方のハンドル5との間に、乗員Dの足部Fを載せるステップ6が配設され、エアバッグ装置10は、シート7の前端付近に配設されている。
なお、本願の明細書等での前後左右の方向は、前進時の二輪車1を基準としており、二輪車1に着座した乗員Dの前後左右の方向と一致するものである。
エアバッグ装置10は、図1〜3に示すように、エアバッグ11、エアバッグ11に膨張用ガスを供給するインフレーター34、折り畳まれたエアバッグ11を収納して保持するとともにインフレーター34を保持するケース38、及び、膨張したエアバッグ11の前面11c側を後面47b側で支持する支持材47、を備えて構成されている。
ケース38は、上方を開口させた箱形状の板金製として、長方形板状の底壁部39と、底壁部39の外周縁から上方に延びる略四角筒形状の周壁部40と、を備えて構成されている。底壁部39には、インフレーター34の本体部35を下方から挿入させる円形の開口39aが形成されている。なお、ケース38には、図示しない連結ブラケットが配設されて、この連結ブラケットが二輪車1のボディ(車体)2側のフレーム3から延びるブラケット4に連結固定されて、エアバッグ11とインフレーター34とを保持したケース38が、実施形態の場合、シート7の前端付近における着座した乗員Dの左右の膝部KL・KR(図6参照)間付近に配置されて、ボディ2側に連結固定されている。
インフレーター34は、上部側に複数のガス吐出口35aを備えた円柱状の本体部35と、本体部35の外周面から突出するフランジ部36と、を備えて構成され、フランジ部36が、ケース38の底壁部39の下面側に固定されている。
なお、エアバッグ11の流入用開口12aの周縁に配置される略四角環状のリテーナ31が、四隅にボルト31aを備え、これらのボルト31aを、エアバッグ11の流入用開口12aの周縁、ケース底壁部39、及び、フランジ部36に貫通させて、ナット32止めすることにより、フランジ部36が、エアバッグ11とともに、ケース底壁部39に対して、固定されることとなる。
また、インフレーター34は、図示しないリード線によって、二輪車1に搭載された図示しない制御回路に電気的に接続され、二輪車1に衝撃が作用した際、制御回路が、衝撃を検知した所定の検知センサからの信号を入力して、インフレーター34に作動信号を出力することとなる。
エアバッグ11は、図1〜6に示すように、膨張完了時の形状として、底壁部12、前壁部13、後壁部14、左右の側壁部15・16、及び、天井壁部17を備えた略四角柱状としている。さらに具体的に説明すると、実施形態のエアバッグ11は、膨張完了時の形状として、前方側から見た形状を、下部11b側より上部11a側の左右方向の幅寸法を大きくする上広がりの略台形形状とするとともに、側方から見た形状を、下部11b側から上部11a側に向かうにつれて、前後方向の厚さ寸法を増大させるテーパ形状として、構成されている。
そして、エアバッグ11は、収納部位であるケース38から突出して膨張を完了させた際、左右方向の幅寸法を、下部11b側が、シート7に着座した乗員Dの左右の大腿部TL・TR間に配置可能とし、上部11a側が、乗員Dの腰部Wと胸部Bとの拘束が可能な範囲で、かつ、シート7に着座した乗員Dの乗車姿勢で、乗員Dの左右の腕部Aに干渉しない寸法として、設定されている。なお、実施形態の場合、上部11a側は、左右方向の幅寸法として、乗員Dの腰部Wの左右方向の幅寸法と略等しくなるように、設定されている。
エアバッグ11の底壁部12には、膨張用ガスを流入させるための円形の流入用開口12aが形成されて、流入用開口12aの周縁には、リテーナ31の各ボルト31aを挿通させる取付孔12b(図9・10参照)が、形成されている。この開口12aの周縁は、リテーナ31に押えられて、ケース38の底壁部39に取り付けられる取付固定部位11e、となる。
また、実施形態のエアバッグ11は、図9に示すように、一枚の第1基布19と、二枚の第2基布22・22と、を備えて構成されている。第1基布19は、底壁部12、前・後壁部13・14、及び、天井壁部17を構成し、二枚の第2基布22は、それぞれ、左右の側壁部15・16を構成している。そして、エアバッグ11は、第1・2基布19・22の所定の外周縁相互を縫合して、袋状に形成し、縫い代が外周側に表れないように、流入用開口12aを利用して裏返して、製造されている。
なお、エアバッグ11を形成する第1・2基布19・22には、相互に縫合される外周縁付近を補強するために、補強布20・23が、縫合して結合されている。これらの基布19・22や補強布20・23は、可撓性を有したポリアミドやポリエステル等の織布から形成されている。
そして、第1基布19に結合される補強布20は、取付固定部位11eとなる底壁部12を補強するための取付補強部20aと、後述する連結ベルト25と補強ベルト27との連結部位を補強する連結補強部20b・20cと、を備えて構成されている。取付補強部20aは、開口12aと取付孔12bとに対応する穴を有して、底壁部12に対応する略正方形板状として、形成され、連結補強部20bは、取付補強部20aから前壁部13の上部側に延びる帯状に形成され、連結ベルト25の左右方向の幅寸法より、若干、幅広に形成されている。また、連結補強部20cは、後壁部14における補強ベルト27の上端28との連結部位から底壁部12側まで延びるように、形成されている。
なお、図9に示す第1基布19や第2基布22に描かれている二点鎖線は、縫合する補強布20・23の外形線であり、補強布20・23に描かれている二点鎖線は、第1・2基布19・22の外周縁相互の縫合前における第1・2基布19・22と補強布20・23との結合時の縫合線である。
連結ベルト25は、図2〜7・9に示すように、エアバッグ11の前面11cにおける前壁部13の上部13a側に、上端25aを縫合させて連結させている。連結ベルト25は、可撓性を有したポリアミドやポリエステル等の二枚の織布を二枚重ねとして形成され、前壁部13の左右方向の中央の上部13a側に、上端25aを連結させて、下端25b側を支持材47の横棒部48に連結させている。下端25bは、横棒部48を包む二又状として、金属製の当板25c・25cで挟んで、当板25c・25c相互を、ボルト25dとナット25eとを利用して、結合させることにより、横棒部48を包んで、横棒部48と連結されている。
この連結ベルト25における上下端25a・25b間の長さ寸法は、折り畳まれて収納されているエアバッグ11が、膨張用ガスを流入させて展開膨張する際、連結ベルト25を利用して、ケース38の前方で収納されている状態から支持材47を引き上げ、膨張完了時のエアバッグ11の前面11c側で、エアバッグ11を支持できる高さ位置まで、支持材47を引き上げることができるように、設定されている。
さらに、エアバッグ11の後面11dには、図2・4・6〜9に示すように、後壁部14の下部14a側における膨張完了時にケース38の周壁部40より上方へ突出する位置に、上端28を連結させた補強ベルト27が、配設されている。補強ベルト27は、可撓性を有したポリアミドやポリエステル等の織布から形成されて、後壁部14の左右方向の中央の下部14a側に、上端28を、縫合させて連結させ、下端29側を、固定杆42に連結させている。補強ベルト27は、一枚の帯状の布材を二つ折りして、下端29側に折目を配置させて、上端28側をエアバッグ11に連結させている。そのため、下端29側がループ状に形成されている。そして、ループ状の下端29には、固定杆42が挿通されており、下端29が、固定杆42の周りで揺動可能とするように、固定杆42に巻き掛けられた状態で、固定杆42に連結されている。
固定杆42は、図2・7・8に示すように、ケース39の周壁部40の後壁部40aとの間に、隙間hを設けて、後壁部40aに固定されている。この固定杆42は、左右の両縁付近に前後方向に貫通する取付孔43を貫通させており、後壁部40aに固定されて後方へ延びる段付きボルト44を、取付孔43に挿通させて、ボルト44にナット45を締め付けることにより、後壁部40aとの間に、補強ベルト27の下端29を揺動させる隙間hを設けて、後壁部40aに取付固定されている。
支持材47は、図2〜7に示すように、実施形態の場合、左右方向に延びた横棒部48と横棒部48の左右両端から下方に延びる縦棒部49・49とを備えた逆U字形の一体構造としたパイプ材から、形成されている。この支持材47は、縦棒部49・49が、それぞれ、案内スリーブ51によって、上下動可能に保持されている。案内スリーブ51は、ボディ2側のフレーム3から延びる図示しないブラケットに、固定されている。
なお、支持材47は、左右方向の幅寸法を、乗員Dの両膝部KL・KR付近間から上方に突出可能に、構成されている。また、支持材47の上方への突出完了時の上部47aの配置位置は、膨張を完了させたエアバッグ11の上部11aの前面側を支持でき、かつ、後面47b側が上部11aによって覆われる位置、としている。
また、支持材47とエアバッグ11とは、収納状態で、シート7の前端側を構成しているカバー8によって覆われていることから、上方へ突出する際、このカバー8を押し開かせて、上方へ突出することとなる。
つぎに、エアバッグ装置10の自動二輪車1への搭載の概略を述べると、先ず、エアバッグ11を折り畳む。この折り畳みは、各ボルト31aを取付孔12bから突出させるように、リテーナ31をエアバッグ11内に収納させた状態で、図10のAに示すように、まず、前面11c側と後面11d側とを前後方向で重ねるように、平らに展開させる。この時、平らに展開させ易いように、中央付近の左右に、上下方向に沿うようなタック54を設け、また、底壁部12も、平らに重ねて展開させておく。なお、図10では、連結ベルト25と補強ベルト27とは、図示していないが、共に、上端25a・28側が、既に、エアバッグ11の所定部位に連結されている。
ついで、図10のA・Bに示すように、ケース38の左右方向の幅寸法に対応するように、すなわち、ケース38の左右方向の幅寸法より、僅かに小さくなるように、上下方向に沿う折目を付けて左右の幅寸法を小さくする縦折りを行う。実施形態の場合、縦折りは、ロール折りであり、平らに展開したエアバッグ53の左右の縁55・56を、後面11d側で中央側に接近させるように、巻くように、行っている。ちなみに、実施形態では、縁55・56を後面11d側で巻いているが、縁55・56を前面11c側で巻くロール折りとしてもよい。
その後、ケース38に収納できる前後方向の幅寸法となるように、左右方向の折目を付けて折り畳む横折りを行う。実施形態の場合の横折りは、縦折り後のエアバッグ57の上端58を底壁部12側に接近させるように、折り重ねる蛇腹折りにより、行っている。
なお、折り畳みを完了したエアバッグ11は、折り崩れしないように、破断可能なラッピング材で包んでおく。ちなみに、連結ベルト25と補強ベルト27とは、下端25b・29側を、ラッピング材から突出させるとともに、リテーナ31の各ボルト31aも、ラッピング材から突出させておき、さらに、エアバッグ11の流入用開口12aも、インフレーター34の本体部35を挿入可能となるように、開口させておく。
そして、折り畳みを完了したエアバッグ11は、各ボルト31aを底壁部39から突出させるようにして、ケース38内に収納し、ケース38の底壁部39の下方から、各ボルト31aをフランジ部36に挿通させつつ、インフレーター34の本体部35を、開口39a・12aに挿入させ、各ボルト31aにナット32を締結する。
その後、補強ベルト27のループ状の下端29に、固定杆42を挿入させるとともに、左右の各取付孔43にボルト44を挿入させて、各ボルト44にナット45を締結して、固定杆42をケース38の後壁部40aに固定する。
そして、ケース38を、図示しない連結ブラケットを利用して、ブラケット4に取り付けるとともに、当板25c、ボルト25d、及び、ナット25eを使用して、連結ベルト25の下端25bを、フレーム3側に取り付け済みの支持材47の横棒部48に連結する。
その後、インフレーター34に、所定の作動信号を入力させるリード線を結線するとともに、シート7を装着すれば、エアバッグ装置10を自動二輪車1に搭載することができる。
そして、この実施形態の自動二輪車1では、走行時に他の四輪自動車と衝突して、エアバッグ装置10が作動すれば、支持材47とエアバッグ11とが、カバー8を押し開いて上方へ突出して、前方側に移動する乗員Dの腰部Wを拘束可能に、少なくとも腰部Wの前方側における左右の大腿部TL・TR間付近からその上方付近までの乗員Dに接近したエリアに、膨張したエアバッグ11が、配置される。そして、膨張したエアバッグ11は、前面11c側を支持材47に支持されていることから、前方側への移動が規制されており、二輪車1が衝突時に衝突前の向きから斜め方向に向きを変えて、乗員Dが、衝突後の二輪車1の向きと交差する方向の斜め前方(衝突前の二輪車1の進行方向)側に移動を開始しても(図6参照)、乗員Dは、支持材47に前面11c側を支持された状態のエアバッグ11の上部11a側により、腰部Wを直ちに拘束され、運動エネルギーを吸収されて、移動速度が低減されることから、衝突時の乗員Dを、的確に、保護できる。勿論、支持材47は、後面47b側を膨張完了時のエアバッグ11に覆われることから、乗員Dと干渉することが、防止される。そして、このような作用を生じさせるエアバッグ11は、少なくとも乗員Dの腰部Wを拘束可能な大きさでよいことから、極力、大型化を抑えて、コンパクトに構成することが可能となる。
したがって、実施形態の自動二輪車用エアバッグ装置10では、二輪車1が衝突時に衝突前の向きから斜め方向に向きを変えるような衝突をしても、大型化を抑えることができるエアバッグ11により、乗員Dを保護することが可能となる。
勿論、二輪車1の進行方向の向きが変わらない衝突時であっても、実施形態のエアバッグ装置10では、膨張したエアバッグ11が、少なくとも乗員Dの腰部Wを直ちに拘束できることから、乗員Dを的確に保護できる。
さらに、実施形態の自動二輪用エアバッグ装置10では、エアバッグ11の膨張完了時の後面11d側の下部11bに、補強ベルト27が、配設されており、この補強ベルト27は、上端28を、膨張完了時のエアバッグ11の後面11d側に連結させるとともに、下端29を、エアバッグ11の下部11b側の取付固定部位11eにおける後方側に連結させている。そのため、膨張完了時のエアバッグ11が後面11d側で乗員Dを拘束する際、図7に示すように、エアバッグ11の後面11d側に発生した引張力T0は、補強ベルト27に作用する引張力T2分、減るように分散されて、取付固定部位11eへ作用する引張力T1が抑制され、エアバッグ11の全体の重量や容積の増大を抑えて、エアバッグ11自体の下部11b側における取付固定部位11e付近の破損を防止可能となる。
ちなみに、補強ベルト27が無い場合には、膨張完了時のエアバッグ11が後面11d側で乗員Dを拘束する際、エアバッグ11の後面11d側に作用する引張力T0(T0=T1+T2となる)が、直接、エアバッグ11自体の下端側における取付固定部位11e付近に作用し、取付固定部位11eの取付孔12b付近が破損する虞れが生ずることから、取付固定部位11e付近を補強する必要が生ずる。しかし、この取付固定部位11e付近は、エアバッグ11自体を収納部位であるケース38に取付固定する部位であり、エアバッグ11の展開膨張時の応力集中による破損防止も考慮すれば、取付固定部位11e自体の補強のみならず、エアバッグ11の全体の袋形状を形成する基布19・22自体を厚くする等の対策も必要となり、補強ベルト27を設ける場合に比べて、エアバッグ11の全体の重量や容積、あるいは、コストを、著しく増大させてしまう。
さらに、実施形態の場合、補強ベルト27が、下端29を、ループ状として、左右方向に沿って配設されて固定されている固定杆42に対して、巻き掛けて、連結させている。そのため、補強ベルト27に引張力T2が作用する際、補強ベルト27が固定杆42の周囲で揺動できる。そのため、支持材47で支持されているエアバッグ11が、乗員Dを拘束して、後面11d側を凹ませる際、補強ベルト27の下端29側が固定杆42周りで揺動できることから、補強ベルト42の上端28と連結されるエアバッグ11の部位に、急激な引張力T2を作用させることを緩和でき、エアバッグ11における補強ベルト27との連結部位の破損を、防止することができる。
また、実施形態では、膨張時のエアバッグ11を駆動源として、支持材47を収納部位から上方へ突出させるように支持材47を引き上げ可能とする連結ベルト25を、膨張完了時のエアバッグ11の上部11a側と支持材47の上部47a側とを連結して、配設し、そして、膨張完了時のエアバッグ11の前面11c側における連結ベルト25との連結部位から下部11b側の取付固定部位11e側にかける部位に、補強布20の連結補強部20bを配設させている。
そのため、支持材47の突出動作を、連結ベルト25を利用して、エアバッグ11で行えることとなって、別途、支持材47の駆動手段を設けなくとも良く、搭載スペースに制限のある自動二輪車1に、容易にエアバッグ装置10を搭載することができる。さらに、エアバッグ11における連結ベルト25との連結部位には、エアバッグ11の下部11b側の取付固定部位11e側まで延びるように、補強布20の連結補強部20bが配設されており、連結ベルト25を利用して支持材47を引き上げる際、エアバッグ11における連結ベルト25との連結部位付近の破損を、防止することもできる。
勿論、実施形態の場合、エアバッグ装置10が作動していない状態では、支持材47は、エアバッグ11とともに、乗員Dの前方側のカバー8内に収納されており、乗員Dの乗り降り等の動作に支障は生じない。
また、実施形態では、連結ベルト25が、支持材47とエアバッグ11の上部47a・11a付近相互を連結していることから、支持材47に対するエアバッグ11の上部11a側の左右方向等のずれを防止できて、衝突時の乗員Dの移動方向への運動エネルギーが大きくとも、膨張したエアバッグ11は、ずれることなく、安定して支持材47に支持されて、的確に、乗員Dの運動エネルギーを吸収することができる。
さらに、実施形態のエアバッグ装置10では、作動時、エアバッグ11が、折り畳み工程の逆の順序で、折りを解消して、展開膨張し、その際、先ず、膨張初期に、蛇腹折りの折りを解消することとなって、蛇腹折りの折りの解消は、ロール折りに比べて、折りを解消し易いことから、直ちに、上端58側である天井壁部17における左右方向の中央17a付近を、展開膨張完了位置付近に、配置させることができる。そしてその際、左右の縁55・56付近である左右の側壁部15・16付近は、折りを解消し難いロール折りとしているため、天井壁部17の中央17a付近がエアバッグ11の展開膨張完了位置付近に配置された後、折りを解消して、エアバッグ11は、左右方向の幅寸法を広げることとなる。また、エアバッグ11の上部11a側における左右方向の中央17a付近が、直ちに、展開膨張完了位置付近に、配置される際には、支持材47も引き上げていることから、支持材47のエアバッグ11の前面11c側への配置も、迅速に行うことができる。そのため、エアバッグ11は、展開膨張初期時、乗員Dの左右の大腿部TL・TRの間の狭い隙間Hから、円滑に上方へ突出し、そしてその後、腰部Wを拘束できる左右方向の幅寸法を確保できるように、円滑に、左右方向に展開膨張することとができ、また、迅速に、エアバッグ11の前面11c側に、支持材47を配置させることもできる。
なお、支持材47は、実施形態のような軽量化を図れる一体構造の逆U字形のパイプ材から形成せずに、複数のパイプ材等の剛性を有した金属等の棒材を連結して、形成したり、あるいは、金属等の板材から形成してもよい。
また、支持材47の突出動作をエアバッグ11で行わずに、支持材47を、別途設けた駆動手段・機構により、突出させるように、構成してもよい。
さらに、実施形態の場合には、エアバッグ装置10の作動前に、支持材47を、着座した乗員Dの前方側の領域に突出させないように、シート7の前端付近に収納した場合を示したが、支持材は、自動二輪車の走行時に、予め、車体側から突出させておいてもよい。
さらにまた、実施形態の場合、膨張を完了させたエアバッグ11が、乗員Dの腰部Wの前方付近から胸部Bの下部付近までの前方側に配置される場合を示したが、少なくとも、乗員Dの腰部W付近を拘束できる高さ寸法を、備えていればよく、例えば、実施形態のエアバッグ11より高さ寸法を低くしたエアバッグを使用したり、あるいは、支持材で前面側が支持されれば、乗員Dの胸部B、さらには、頭部Hの前方側位置までの高さ寸法のエアバッグを使用してもよい。
また、実施形態では、エアバッグ11と支持材47とをシート7の前端付近に収納した場合を示したが、作動時に、支持材に前面側を支持されて前方移動する乗員の腰部を拘束可能に、乗員の腰部の前方側に、腰部に近接して配置されれば、エアバッグと支持材とを、シート7より前方側のボディ2側に、収納させてもよい。
さらに、実施形態では、エアバッグ装置10を、シート7の前端付近に搭載したが、タンデムシートの場合には、後席の前端付近にも、本発明のエアバッグ装置を搭載してもよい。
さらにまた、図例の場合には、エアバッグ装置10を、スクータ型の自動二輪車1に搭載した場合を示したが、他のスポーツバイクタイプ等の自動二輪車に、本発明のエアバッグ装置を搭載してもよい。
本発明の一実施形態の自動二輪車用エアバッグ装置を搭載した自動二輪車の側面図である。 実施形態のエアバッグ装置の前後方向に沿った概略部分断面図である。 実施形態のエアバッグ装置を前方側から見た概略説明図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動時を説明する概略側面図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動完了時を説明する概略斜視図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動完了時を説明する概略平面図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動完了時を説明する概略部分側面図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動完了時の後方側から見た概略説明図である。 実施形態のエアバッグ装置に使用するエアバッグの構成部品を示す図である。 実施形態のエアバッグ装置に使用するエアバッグの折り畳み工程を説明する図である。
符号の説明
1…自動二輪車、
2…(車体)ボディ、
7…シート、
10…エアバッグ装置、
11…エアバッグ、
11a…(エアバッグの)上部、
11b…(エアバッグの)下部、
11c…(エアバッグの)前面、
11d…(エアバッグの)後面、
11e…(エアバッグの)取付固定部位、
20…補強布、
20b…連結補強部、
25…連結ベルト、
25a…(連結ベルトの)上端、
25b…(連結ベルトの)下端、
27…補強ベルト、
28…(補強ベルトの)上端、
29…(補強ベルトの)下端、
42…固定杆、
47…支持材、
47a…(支持材の)上部、
47b…(支持材の)後面、
D…乗員、
W…腰部。

Claims (3)

  1. 作動時に、シートに着座した乗員の前方側に、膨張させたエアバッグを配設させる自動二輪車用エアバッグ装置において、
    前記エアバッグが、膨張完了時に、シートに着座した乗員の腰部から頭部までの上半身の前方側において、前方側に移動する乗員の腰部を拘束可能に、少なくとも腰部の前方側に配置されるように、乗員の前方側に収納されるとともに、膨張完了時の少なくとも下端側を前記収納部位に取付固定させて、配設され、
    膨張完了時の前記エアバッグの前方側に配置されて、前記エアバッグの前面側を支持可能な支持材が、配設され、
    さらに、乗員拘束時における前記エアバッグの後面側の前記取付固定部位へ作用する引張力を抑制可能に、前記エアバッグの膨張完了時の後面側の下部に、補強ベルトが、配設され、
    該補強ベルトが、上端を、膨張完了時の前記エアバッグの後面側に連結させるとともに、下端を、前記エアバッグの下端側の取付固定部位における後方側に、連結させていることを特徴とする自動二輪車用エアバッグ装置。
  2. 前記補強ベルトが、下端を、ループ状として、左右方向に沿って配設されて固定されている固定杆に対して、巻き掛けて、連結させていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車用エアバッグ装置。
  3. 膨張時の前記エアバッグを駆動源として、前記支持材を収納部位から上方へ突出させるように前記支持材を引き上げ可能とする連結ベルトが、膨張完了時の前記エアバッグの上部側と前記支持材の上部側とを連結して、配設され、
    前記エアバッグが、膨張完了時の前面側における前記連結ベルトとの連結部位から下端側の取付固定部位側にかける部位に、補強布を配設させて構成されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の自動二輪車用エアバッグ装置。
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