JP2006527965A - 直交周波数分割多重方式を使用する通信システムにおける基地局の識別のためのパイロットパターンを送受信する装置及び方法 - Google Patents

直交周波数分割多重方式を使用する通信システムにおける基地局の識別のためのパイロットパターンを送受信する装置及び方法 Download PDF

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Abstract

複数の基地局を識別する基準信号を基地局から端末機へ送信する無線通信システムにおいて、前記端末機が属するセル内で、前記基地局を識別するための基地局識別パターンを生成する方法であって、周波数領域及び時間領域で与えられた周波数−時間領域で、周波数領域を複数のサブ帯域に分割し、複数のサブ帯域の各々で時間領域内のあらかじめ設定された時間領域で基準信号パターンを決定することによって、基地局を識別するための基地局識別パターンを生成する。このようにして、識別可能な基地局の個数を増加させる。

Description

本発明は、直交周波数分割多重方式を使用する通信システムに関し、特に、基地局の識別のためのパイロットパターンを生成して送受信する装置及び方法に関する。
最近では、有線/無線チャンネルを介して高速のデータ送信に使用された直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;以下、“OFDM”と称する)方式は、複数の搬送波(multiple carrier)を使用してデータを送信する。上記OFDM方式は、直列に入力されたシンボル(Symbol)列を並列に変換して、上記並列に変換されたシンボルを複数の副搬送波(multiple sub-carrier)、すなわち、複数のサブチャンネル(sub-channel)信号に変調する多重搬送波変調(Multi-Carrier Modulation;MCM)方式の一種である。
次いで、上記OFDM方式を使用する通信システム(以下、“OFDM通信システム”と称する)の送信器及び受信器の動作を簡略に説明する。
上記OFDM通信システムの送信器において、入力データは、スクランブラー(scrambler)、エンコーダ(encoder)、インターリーバー(interleaver)を介して副搬送波信号に変調される。このとき、上記送信器は、多様な可変データレート(data rate)を提供し、上記データレートに従ってそれぞれ異なるコーディングレート(coding rate)と、インターリービングサイズ(interleaving size)と、変調方式とを有する。通常、上記エンコーダは、1/2又は3/4のコーディングレートを使用し、バーストエラー(burst error)を防止するためのインターリーバーのサイズは、OFDMシンボル(symbol)当たりのコーディングされたビット数(Number of Coded Bits per Symbol;NCBPS)に従って決定される。
上記変調方式は、データレートに従って、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式、8PSK(Phase Shift Keying)方式、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)方式、及び64QAM方式のうちのいずれか1つの変調方式を使用する。一方、所定数のパイロット(pilot)副搬送波信号は、上述した構成によって所定数の副搬送波に変調された信号に加算された後に、逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform;以下、“IFFT”と称する)ブロックを通過して、1つのOFDMシンボルに生成される。ここで、周波数領域シンボルは、上記IFFT過程の後に、時間領域シンボルに変換される。また、上記IFFTブロックにおいて、多重経路(multi-path)チャンネル環境でのシンボル間の干渉を除去するための保護区間(guard interval)をOFDMシンボルに挿入した後に、上記保護区間が挿入されたOFDMシンボルは、最終的に無線周波数(Radio Frequency;RF)処理器に入力される。上記RF処理器は、入力された信号を上記RF信号に変換してエアー(air)上に送信する。
上記OFDM通信システムの受信器において、上記送信器で遂行した逆方向過程が遂行され、同期化過程が付加される。上記受信器において、まず、受信されたOFDMシンボルに対してあらかじめ設定されているトレーニングシンボル(training symbol)を用いて、周波数オフセット(frequency offset)及びシンボルオフセット(symbol offset)を推定する過程が遂行されなければならない。その後に、保護区間を除去したデータシンボルが高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform;以下、“FFT”と称する)ブロックを通過して、所定数のパイロット副搬送波が加算された所定数の副搬送波に復調される。また、実際の無線チャンネル上の経路遅延の現状を克服するために、等化器は、受信されたチャンネル信号に対するチャンネル状態を推定して、上記受信されたチャンネル信号から実際の無線チャンネル上の信号歪曲を除去する。上記等化器を介してチャンネル推定されたデータは、ビット列に変換された後に、デインターリーバー(de-interleaver)へ入力される。その後に、上記デインターリービングされたビット列は、エラー訂正のためのデコーダー(decoder)及びデスクランブラー(de-scrambler)を介して最終データとして出力される。
上述したように、上記OFDM通信システムにおいて、送信器、すなわち、基地局(Base Station;BS)は、受信器、すなわち、端末機(Mobile Station;MS)へパイロット副搬送波信号を送信する。基地局は、上記パイロット副搬送波信号とともにデータ副搬送波(または“データチャンネル”)信号を送信する。ここで、上記パイロット副搬送波信号は、同期取得(synchronization acquisition)、チャンネル推定(channel estimation)、及び基地局の識別のために送信される。上記パイロット副搬送波信号は、一種のトレーニングシーケンス(training sequence)として動作し、送信器と受信器との間のチャンネル推定を遂行するために使用される。また、上記パイロット副搬送波信号を使用して、端末機は端末機自身が属する基地局を識別する。上記パイロット副搬送波信号が送信される位置は、送信器と受信器との間にあらかじめ規約されている。結果的に、上記パイロット副搬送波信号は、一種の基準信号(reference signal)として動作する。
まず、基地局は、上記パイロット副搬送波信号が特定のパターン、すなわち、パイロットパターン(pilot pattern)を有しつつも、上記データチャンネル信号に比べて、比較的高い送信電力(transmit power)でセル半径(cell boundary)まで到達することができるように送信する。ここで、基地局が特定のパイロットパターンを有しつつも、端末機は、セル(cell)へ進入する場合に、端末機自身が現在属している基地局に関するいずれかの情報も有していないため、上記パイロット副搬送波信号をセル半径まで到達することができるように送信する。端末機が端末機自身が属している基地局を検出するためには、上記パイロット副搬送波信号を使用しなければならない。従って、基地局は、上記パイロット副搬送波信号を比較的高い送信電力で特定のパイロットパターンを有するように送信し、これによって、端末機は、端末機自身が属している基地局を検出することができる。
一方、上記パイロットパターンは、基地局が送信したパイロット副搬送波信号によって生成される。すなわち、上記パイロットパターンは、上記パイロット副搬送波信号のスロープ(slope)及び上記パイロット副搬送波信号の送信開始点(start point)に基づいている。従って、上記OFDM通信システムは、上記OFDM通信システムを構成する基地局のそれぞれを識別するために、基地局のそれぞれが相互に異なるパイロットパターンを有するように設計されなければならない。また、上記パイロットパターンは、コヒーレンス帯域幅(coherence bandwidth)及びコヒーレンス時間(coherence time)を考慮して生成される。
上記コヒーレンス帯域幅は、周波数領域(frequency domain)で、チャンネルが変わらない(constant)と仮定することができる最大の帯域幅を示す。上記コヒーレンス時間は、時間領域(time domain)で、チャンネルが変わらないと仮定することができる最大の時間を示す。このように、上記コヒーレンス帯域幅及びコヒーレンス時間内では、チャンネルが変わらない(constant)と仮定することができるので、上記コヒーレンス帯域幅及びコヒーレンス時間の間に、1つのパイロット副搬送波信号のみを送信しても、同期取得、チャンネル推定、及び、基地局の識別のために十分である。結果的に、データチャンネル信号の送信を最大化することができるので、システム全体の性能を向上させることができる。要するに、パイロット副搬送波信号を送信する最大の周波数間隔は、コヒーレンス帯域幅であり、上記パイロット副搬送波信号を送信する最大の時間間隔、すなわち、最大のOFDMシンボル時間間隔は、コヒーレンス時間である。
一方、上記OFDM通信システムに含まれた基地局の数は、上記OFDM通信システムのサイズに従って可変的である。従って、基地局のそれぞれを識別するためには、相互に異なるスロープ及び相互に異なる開始点を有するパイロットパターンの数が基地局の数と同一でなければならない。しかしながら、上記OFDM通信システムにおいて、時間−周波数領域(time-frequency domain)でパイロット副搬送波信号を送信するためには、上記コヒーレンス帯域幅及び上記コヒーレンス時間を考慮しなければならない。上記コヒーレンス帯域幅及び上記コヒーレンス時間を考慮する場合には、相互に異なるスロープ及び相互に異なる開始点を有するパイロットパターンは、制限的に生成される。上記コヒーレンス帯域幅及び上記コヒーレンス時間を考慮することなく、パイロットパターンを生成する場合には、相互に異なる基地局を示すパイロットパターン内のパイロット副搬送波信号が共存する。この場合に、上記パイロットパターンを使用して基地局を識別することは不可能である。
図1は、1つのパイロットチャンネルを使用する従来のOFDM通信システムにおいて、パイロットパターンに基づくパイロット副搬送波が送信される位置を概略的に示す図である。図1を説明するに先立って、図1に示す円は、パイロット副搬送波信号が送信される位置を示し、上記パイロット副搬送波信号の送信位置は、(時間領域、周波数領域)の形態で示されると仮定する。
図1を参照すると、まず、第1のパイロット副搬送波信号は、(1,1)ポイント101で送信され、第2のパイロット副搬送波信号は、(2,4)ポイント102で送信され、第3のパイロット副搬送波信号は、(3,7)ポイント103で送信され、第4のパイロット副搬送波信号は、(4,10)ポイント104で送信され、第5のパイロット副搬送波信号は、(5,2)ポイント105で送信され、第6のパイロット副搬送波信号は、(6,5)ポイント106で送信され、第7のパイロット副搬送波信号は、(7,8)ポイント107で送信され、第8のパイロット副搬送波信号は、(8,11)108で送信される。図1では、8つのOFDMシンボルが1つのOFDMフレーム(frame)を構成し、8つのパイロット副搬送波信号が1つのパイロットチャンネルを構成すると仮定する。
図1に示すようなパイロットチャンネルは、その開始点が(1,1)ポイント101であり、スロープが3である形態を有する。すなわち、上記(1,1)ポイント101の位置からパイロット副搬送波信号を送信する。この後に、3のスロープで残りのパイロット副搬送波信号を送信する。また、上記時間−周波数領域で送信されたパイロットパターンに基づくパイロットチャンネルは、式(1)で示される。
Figure 2006527965
式(1)において、σ(j,t)は、時間tでスロープ‘s’を有するj番目のパイロットチャンネルの送信位置を示し、nは、周波数オフセットであって、第1のパイロット副搬送波信号が上記時間−周波数領域の原点から離隔した位置を示し、Nは、上記OFDM通信システムの全体副搬送波の個数を示し、Nは、パイロットチャンネルの個数を示す。ここで、上記パイロットチャンネルの個数Nは、上記OFDM通信システムであらかじめ設定され、送信器及び受信器の両方に知られている。
結果的に、図1に示すパイロットパターンの場合に、スロープ‘s’は、3であり(s=3)、周波数オフセットnは、0であり(n=0)、上記OFDM通信システムの全体副搬送波の個数Nは11であり(N=11)、パイロットチャンネルの個数Nは、1である(N=1)。
図2は、2つのパイロット副搬送波を使用する従来のOFDM通信システムにおいて、パイロットパターンに基づくパイロット副搬送波信号が送信される位置を概略的に示す図である。しかしながら、図2を説明するに先立って、図2に示すような円は、実際にパイロット副搬送波信号が送信される位置を示し、上記パイロット副搬送波信号の送信位置は、時間領域、周波数領域の形態で示されると仮定する。また、図2では、コヒーレンス帯域幅201が6つの副搬送波に該当し、コヒーレンス時間202が時間領域で1であり、すなわち、コヒーレンス時間202が1つのOFDMシンボルであると仮定する。上記仮定のように、コヒーレンス帯域幅201が6個の副搬送波に該当する帯域幅であり、コヒーレンス時間202が1つのOFDMシンボルであるので、チャンネル状態を反映するために、パイロット副搬送波信号は、最大6つの副搬送波に該当する帯域幅だけ離隔し、少なくとも1つのOFDMシンボルごとに送信されなければならない。
もちろん、コヒーレンス帯域幅201内で複数のパイロット副搬送波信号を送信することができる。しかしながら、この場合に、上記パイロット副搬送波信号の送信によって、さらに少ないデータチャンネル信号を送信することによって、データレートが減少される。従って、図2において、コヒーレンス帯域幅201内では、1つのパイロットチャンネル信号のみを送信する。
図2を参照すると、2つのパイロットチャンネル、すなわち、第1のパイロットチャンネル及び第2のパイロットチャンネルを示す。まず、第1のパイロットチャンネルの場合に、第1のパイロット副搬送波信号は、(1,1)ポイント211で送信され、第2のパイロット副搬送波信号は、(2,4)ポイント212で送信され、第3のパイロット副搬送波信号は、(3,7)ポイント213で送信され、第4のパイロット副搬送波信号は、(4,10)ポイント214で送信され、第5のパイロット副搬送波信号は、(5,2)ポイント215で送信され、第6のパイロット副搬送波信号は、(6,5)ポイント216で送信され、第7のパイロット副搬送波信号は、(7,8)ポイント217で送信され、第8のパイロット副搬送波信号は、(8,11)ポイント218で送信される。二番目に、第2のパイロットチャンネルの場合に、第1のパイロット副搬送波信号は、(1,7)ポイント221で送信され、第2のパイロット副搬送波信号は、(2,10)ポイント222で送信され、第3のパイロット副搬送波信号は、(3,2)ポイント223で送信され、第4のパイロット副搬送波信号は、(4,5)ポイント224で送信され、第5のパイロット副搬送波信号は、(5,8)ポイント225で送信され、第6のパイロット副搬送波信号は、(6,10)ポイント226で送信され、第7のパイロット副搬送波信号は、(7,3)ポイント227で送信され、第8のパイロット副搬送波信号は、(8,6)ポイント228で送信される。
結果的に、第1のパイロットチャンネルの場合、スロープ‘s’は、3であり(s=3)、周波数オフセットnは、0であり(n=0)、OFDM通信システムの全体副搬送波の個数Nは11である(N=11)。また、第2のパイロットチャンネルの場合、スロープ‘s’は、3であり(s=3)、周波数オフセットnは、6であり(n=6)、OFDM通信システムの全体副搬送波の個数Nは11である(n=11)。パイロットパターンの場合に、第1のパイロットチャンネル及び第2のパイロットチャンネルは、同一のパターンを有する。その理由は、コヒーレンス帯域幅201及びコヒーレンス時間202によって第2のパイロットチャンネルの周波数オフセットnが第1のパイロットチャンネルの次のパイロットチャンネルで決定され、上記パイロットチャンネルの個数Npが2であるためである(n=2)。
図3は、従来のOFDM通信システムにおいて、パイロットパターンで生成可能なすべてのスロープを概略的に示す図である。図3を参照すると、パイロットパターンで生成可能なスロープ及び上記スロープの数、すなわち、パイロットチャンネル信号の送信に対する可能なスロープ及び上記スロープの数は、コヒーレンス帯域幅201及びコヒーレンス時間202に従って制限される。図2に関連して説明したように、コヒーレンス帯域幅201が6であり、コヒーレンス時間202が1であるとき、パイロットパターンのスロープが整数であると仮定すると、上記生成可能なパイロットパターンのスロープは、s=0(301)からs=5(306)まで6つになる。すなわち、このような条件で、パイロットパターンで生成可能なスロープは、0から5までの整数のうちのいずれか1つの整数値になる。このように、生成可能なパイロットパターンのスロープの数が6つである場合、これは、上記条件を満足するOFDM通信システムで、上記パイロットパターンを使用して識別することができる基地局の数が6つであることを意味する。また、図3に示す斜線を施した円308は、コヒーレンス帯域幅201だけ離隔しているパイロット副搬送波信号を示す。
ここで、上記パイロットパターンに対する生成可能なすべてのスロープを示すと、式(2)の通りである。
Figure 2006527965
式(2)において、svalは、OFDM通信システムにおいて、パイロットパターンで生成可能なスロープを示す。上記パイロットパターンのスロープが整数である場合が望ましいが、パイロットパターンのスロープが整数ではなければならない必要はない。また、式(2)において、Tは、時間領域で、コヒーレンス時間を構成する基本データ単位の個数を示す。図3において、上記コヒーレンス時間を構成する基本データ単位は、OFDMシンボルであり、従って、上記Tは、OFDMシンボルの個数を示す。また、式(2)において、Bは、周波数領域で、上記コヒーレンス帯域幅を構成する基本副搬送波単位の個数を示す。
実際に、パイロットパターンで生成可能な最大スロープの個数を示すと、式(3)の通りである。
Figure 2006527965
式(3)において、Sno_maxは、上記OFDM通信システムにおいて、パイロットパターンで生成可能な最大スロープの個数を示す。
図4は、従来のOFDM通信システムにおいて、コヒーレンス帯域幅を考慮せず生成されたパイロットパターンの誤推定の動作を概略的に示す図である。しかしながら、図4を説明するに先立って、図4に示すような円は、実際にパイロット副搬送波信号が送信される位置を示し、上記パイロット副搬送波信号の送信位置は、上述したように、(時間領域、周波数領域)の形態で示される。そして、図4では、図2及び図3で説明したように、コヒーレンス帯域幅201は、周波数領域で6であり、すなわち、コヒーレンス帯域幅201は、6つの副搬送波に該当する帯域幅であり、コヒーレンス時間202は、時間領域で1であり、すなわち、コヒーレンス時間202は、1つのOFDMシンボルであると仮定する。図4に示す1つのパイロットパターンの2つのパイロットチャンネルは、コヒーレンス帯域幅201を考慮せず生成される。
図4を参照すると、第1のパイロットチャンネルのスロープsが7であり(s=7)、第1のパイロットチャンネルのスロープs=7は、第1のパイロットチャンネルの最大スロープ5を超過する。また、第2のパイロットチャンネルのスロープsは7であり(s=7)、第2のパイロットチャンネルのスロープs=7は、第2のパイロットチャンネルの最大スロープ5を超過する。このように、パイロットチャンネルのスロープがパイロットチャンネルの最大スロープを超過する場合に、パイロットチャンネルのスロープが誤推定されることができる。これを具体的に説明すると、次の通りである。
まず、第1のパイロットチャンネルの場合に、第1のパイロット副搬送波信号は、(1,1)ポイント411で送信され、第2のパイロット副搬送波信号は、(2,8)ポイント412で送信され、第3のパイロット副搬送波信号は、(3,4)ポイント413で送信され、第4のパイロット副搬送波信号は、(4,11)ポイント414で送信され、第5のパイロット副搬送波信号は、(5,7)ポイント415で送信され、第6のパイロット副搬送波信号は、(6,3)ポイント416で送信され、第7のパイロット副搬送波信号は、(7,10)ポイント417で送信され、第8のパイロット副搬送波信号は、(8,6)ポイント418で送信される。
二番目に、第2のパイロットチャンネルの場合に、第1のパイロット副搬送波信号は、(1,7)ポイント421で送信され、第2のパイロット副搬送波信号は、(2,3)ポイント422で送信され、第3のパイロット副搬送波信号は、(3,10)ポイント423で送信され、第4のパイロット副搬送波信号は、(4,6)ポイント424で送信され、第5のパイロット副搬送波信号は、(5,2)ポイント425で送信され、第6のパイロット副搬送波信号は、(6,9)ポイント426で送信され、第7のパイロット副搬送波信号は、(7,5)ポイント427で送信され、第8のパイロット副搬送波信号は、(8,1)ポイント428で送信される。
しかしながら、図4に示すように、第1のパイロットチャンネルのスロープ及び第2のパイロットチャンネルのスロープは、第1のパイロットチャンネルの最大スロープ5及び第2のパイロットチャンネルの最大スロープ5を超過するので、受信器、すなわち、端末機は、第1のパイロットチャンネルのスロープ及び第2のパイロットチャンネルのスロープを誤推定することがある。例えば、第1のパイロットチャンネルのスロープが7であるとしても、端末機は、第1のパイロットチャンネルの第1のパイロット信号及び第2のパイロットチャンネルの第2のパイロット信号に基づいて、第1のパイロットチャンネルのスロープを推定し、これによって、第1のパイロットチャンネルのスロープが2(s1,wrong=2)であると誤推定する。このように、第1のパイロットチャンネルのスロープが、第1のパイロットチャンネルの最大スロープ5、すなわち、6のコヒーレンス帯域幅201を考慮せず、7に設定されるので、他のパイロットチャンネル、すなわち、第2のパイロットチャンネルのパイロット信号は、第1のパイロットチャンネルのパイロット信号と誤認される。これと同様に、第2のパイロットチャンネルのスロープが7であるとしても、端末機は、第2のパイロットパターンの第1のパイロット信号及び第1のパイロットパターンの第2のパイロット信号に基づいて、第2のパイロットチャンネルのスロープを推定し、これによって、第2のパイロットパターンのスロープが1(s2,wrong=1)であると誤推定する。このように、第2のパイロットチャンネルのスロープが、第2のパイロットチャンネルの最大スロープ5、すなわち、6のコヒーレンス帯域幅201を考慮せず、7に設定されるので、他のパイロットチャンネル、すなわち、第1のパイロットチャンネルのパイロット信号は、第2のパイロットチャンネルのパイロット信号と誤認される。
従って、上記パイロットチャンネルのスロープが整数であり、コヒーレンス帯域幅に制限される特性によって、上記パイロットチャンネルの正のスロープと負のスロープとは、式(4)のような関係を有する。
Figure 2006527965
式(4)において、sは、パイロットチャンネルの正のスロープを示し、sは、パイロットチャンネルの負のスロープを示し、式(2)を満足しながらペアー(pair)を生成する。
結局、上述したように、従来のOFDM通信システムにおいて、基地局を識別するために使用されたパイロットパターンは、コヒーレンス帯域幅及びコヒーレンス時間によって制限されて発生するので、その生成可能なパイロットパターンの数も制限される。従って、上記OFDM通信システムを構成する基地局の個数が増加する場合に、上記パイロットパターンで識別されることができる基地局の数は、生成可能なパイロットパターンの数によって制限される、という問題点があった。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、OFDM通信システムにおいて、基地局の識別のためのパイロットパターンセットを送受信する装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、OFDM通信システムにおいて、基地局の識別のためのパイロットパターンセットを生成する装置及び方法を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、OFDM通信システムにおいて、基地局の識別のためのパイロットパターンの数を最大化する装置及び方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の特徴によれば、複数の基地局を識別する基準信号を上記基地局から端末機へ送信する無線通信システムにおいて、上記端末機が属するセル内で、上記基地局を識別するための基地局識別パターンを生成する方法は、周波数領域及び時間領域で与えられた周波数−時間領域において、上記周波数領域を複数のサブ帯域に分割するステップと、上記複数のサブ帯域の各々で基準信号パターンを決定するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第2の特徴によれば、全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、上記サブ周波数帯域で基準信号を送信し、上記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおいて、上記無線通信システムに含まれた複数の基地局の各々を識別するための基地局識別パターンを生成する方法は、上記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割するステップと、あらかじめ設定された時間領域及びあらかじめ設定された周波数領域を考慮して、上記複数のサブ帯域の各々で生成可能な基準信号パターンを計算するステップと、上記複数のサブ帯域の各々で、上記計算された基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択するステップと、上記複数のサブ帯域の各々で選択された基準信号パターンを組み合わせ、上記基地局の識別のための基地局識別パターンを生成するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第3の特徴によれば、複数の基地局を識別する基準信号を上記基地局から端末機へ送信する無線通信システムにおいて、上記端末機が属するセル内で、上記基地局を識別するための基地局識別パターンを生成する方法は、周波数領域及び時間領域で与えられた周波数−時間領域において、上記周波数領域を複数のサブ帯域に分割し、上記時間領域を複数のサブ時区間に分割することによって、複数のサブブロックを構成するステップと、上記サブブロックの各々で基準信号パターンを決定するステップと、を具備することを特徴とする。
本発明の第4の特徴によれば、全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、上記サブ周波数帯域で基準信号を送信し、上記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおいて、上記無線通信システムに含まれた複数の基地局の各々を識別するための基地局識別パターンを生成する方法は、上記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、時間領域を所定数のサブ時区間に分割することによって、複数のサブブロックを構成するステップと、あらかじめ設定された時間領域及びあらかじめ設定された周波数領域を考慮して、上記サブブロックの各々で生成可能な基準信号パターンを計算するステップと、上記サブブロックの各々で上記計算された基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択するステップと、上記選択された基準信号パターンを組み合わせて、上記基地局の識別のための基地局識別パターンを決定するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第5の特徴によれば、全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、上記複数のサブ周波数帯域のうちの少なくとも1つで基準信号を送信し、上記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおける基地局で、上記基地局を識別するための基地局識別パターンを送信する方法は、並列変換されたデータ信号を受信するステップと、上記基地局を識別するための基地局識別パターンに相当する基準信号を生成するステップと、上記基準信号を上記並列変換されたデータ信号に挿入するステップと、上記基準信号が挿入された上記並列変換されたデータ信号を逆高速フーリエ(IFFT)変換するステップと、上記逆高速フーリエ変換された並列信号を直列変換するステップと、上記直列変換された信号にあらかじめ設定された保護区間信号を挿入するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第6の特徴によれば、全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、上記複数のサブ周波数帯域のうちの少なくとも1つで基準信号を送信し、上記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおける端末機で、上記基地局を識別するための基地局識別パターンを受信する方法は、あらかじめ設定された区間で受信信号から保護区間信号を除去するステップと、上記保護区間信号が除去された信号を並列変換するステップと、上記並列変換された信号を高速フーリエ変換(FFT)するステップと、上記高速フーリエ変換された信号のうちから基準信号を抽出するステップと、上記抽出された基準信号から基地局識別パターンを検出するステップと、上記端末機自身が属した基地局を識別するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第7の特徴によれば、複数の基地局を識別する基準信号を上記基地局から端末機へ送信する無線通信システムにおいて、上記端末機が属するセル内で、上記基地局を識別するための基地局識別パターンを生成する装置は、周波数領域及び時間領域で与えられた周波数−時間領域において、上記周波数領域を複数のサブ帯域に分割し、上記複数のサブ帯域の各々で基準信号パターンを計算するサブ帯域及び基準信号パターン数計算器と、上記複数のサブ帯域の各々で、上記計算された基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、上記選択された基準信号パターンを組み合わせて、上記基地局の識別のための基地局識別パターンを生成するように決定する基地局識別パターン決定器とを具備することを特徴とする。
本発明の第8の特徴によれば、全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、上記サブ周波数帯域から基準信号を送信し、上記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおいて、上記無線通信システムに含まれた複数の基地局の各々を識別するための基地局識別パターンを生成する装置は、上記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、あらかじめ設定された時間領域及びあらかじめ設定された周波数領域を考慮して、上記複数のサブ帯域の各々で生成可能な基準信号パターンを計算するサブ帯域及び基準信号パターン数計算器と、上記複数のサブ帯域の各々で、上記計算された基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、上記複数のサブ帯域の各々で選択された基準信号パターンを組み合わせ、上記基地局の識別のための基地局識別パターンを生成するように決定する基地局識別パターン決定器とを具備することを特徴とする。
本発明の第9の特徴によれば、複数の基地局を識別する基準信号を上記基地局から端末機へ送信する無線通信システムにおいて、上記端末機が属するセル内で、上記基地局を識別するための基地局識別パターンを生成する装置は、周波数領域及び時間領域で与えられた周波数−時間領域において、上記周波数領域を複数のサブ帯域に分割し、上記時間領域を複数のサブ時区間に分割することによって、複数のサブブロックを構成し、上記複数のサブブロックの各々で基準信号パターンを計算するサブブロック及び基準信号パターン数計算器と、上記複数のサブブロックの各々で、上記計算された基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、上記選択された基準信号パターンを組み合わせて、上記基地局の識別のための基地局識別パターンを生成するように決定する基地局識別パターン決定器とを具備することを特徴とする。
本発明の第10の特徴によれば、全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、上記サブ周波数帯域から基準信号を送信し、上記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおいて、上記無線通信システムに含まれた複数の基地局の各々を識別するための基地局識別パターンを生成する装置は、上記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、時間領域を所定数のサブ時区間に分割することによって、複数のサブブロックを構成し、あらかじめ設定された時間領域及びあらかじめ設定された周波数領域を考慮して、上記サブブロックの各々で生成可能な基準信号パターンを計算するサブブロック及び基準信号パターン数計算器と、上記サブブロックの各々で、上記計算された基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、上記選択された基準信号パターンを組み合わせて、基地局の識別のための基地局識別パターンを生成するように決定する基地局識別パターン決定器とを具備することを特徴とする。
本発明の第11の特徴によれば、全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、上記複数のサブ周波数帯域のうちの少なくとも1つで基準信号を送信し、上記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおける端末機で、上記基地局を識別するための基地局識別パターンを受信する装置は、あらかじめ設定された区間で、受信信号から保護区間信号を除去し、上記保護区間信号が除去された信号を並列変換する受信器と、上記受信器から出力された信号を高速フーリエ変換(FFT)する高速フーリエ変換器と、上記高速フーリエ変換された信号のうちから基準信号を抽出する基準信号抽出器と、上記基準信号抽出器から抽出された上記基準信号の基地局識別パターンを検出して、上記端末機自身が属した基地局を識別する同期及びチャンネル推定器とを具備することを特徴とする。
本発明は、OFDM通信システムの全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割して、上記サブ帯域別にコヒーレンス帯域幅及びコヒーレンス時間を考慮して、パイロットパターンを生成し、上記サブ帯域別に生成されたパイロットパターンを組み合わせて、パイロットパターンセットを生成した後に、上記OFDM通信システムに含まれた基地局を上記パイロットパターンセットで識別することによって、識別されることができる基地局の個数を増加させることができる、という長所がある。
また、上記OFDM通信システムの時間−周波数帯域を複数のサブ帯域及びサブ時区間に分割してサブブロックを構成し、上記サブブロック別にパイロットパターンを組み合わせて、OFDM通信システムを構成する基地局を識別することによって、識別可能な基地局の個数を増加させることができる。結果的に、制限された無線資源、すなわち、制限されたパイロットパターン資源を効率的な使用のためにグループ化することによって、システム全体の性能を向上させることができる、という長所がある。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。なお、図面中、同一な構成要素及び部分には、可能な限り同一な符号及び番号を共通使用するものとする。下記説明において、本発明の要旨のみを明瞭するために公知の機能又は構成に対する詳細な説明は省略する。
本発明は、直交周波数分割多重方式(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;以下、“OFDM”と称する)を使用する通信システム(以下、“OFDM通信システム”と称する)において、基地局(Base Station;BS)の識別のためのパイロットパターン(pilot pattern)を生成する方法を提供する。特に、本発明の第1の実施形態では、OFDM通信システムで使用された全体の周波数帯域(frequency band)を複数のサブ帯域(sub-band)に分割し、上記複数のサブ帯域の各々でパイロットパターンを生成することによって、OFDM通信システムで使用可能な全体のパイロットパターンの数を最大化する。また、本発明の第2の実施形態は、OFDM通信システムで使用された全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割し、あらかじめ設定された時区間、すなわち、上記パイロットパターンの識別のために必要な基地局識別パターン時区間を複数のサブ時区間に分割することによって構成されたサブブロックの各々でパイロットパターンを生成し、これによって、OFDM通信システムで使用可能な全体のパイロットパターンの数を最大化する。
図5A及び図5Bは、本発明の第1の実施形態によるOFDM通信システムにおいて、パイロットパターンセットに基づくパイロット副搬送波信号が送信される位置を概略的に示す図である。しかしながら、図5A及び図5Bを説明する前に、上記OFDM通信システムにおいて、送信器、すなわち、基地局は、受信器、すなわち、端末機にパイロット副搬送波(pilot sub-carrier)信号を送信する。基地局は、上記パイロット副搬送波信号とともにデータ副搬送波(data sub-carrier)(以下、“データチャンネル”と称する)信号を送信する。ここで、上記パイロット副搬送波信号は、同期取得(synchronization acquisition)、チャンネル推定(channel estimation)、及び基地局識別のために送信される。上記パイロット副搬送波信号は、一種のトレーニングシーケンス(training sequence)として動作し、送信器と受信器との間のチャンネル推定を遂行するのに使用される。また、端末機は、上記パイロット副搬送波信号を用いて端末機自身が属した基地局を識別する。付加的に、上記パイロット副搬送波信号が送信される位置は、送信器と受信器との間にあらかじめ規約されている。
そして、上記パイロットパターンは、基地局から送信されたパイロット副搬送波信号が生成するパターンを意味する。すなわち、上記パイロットパターンは、上記パイロット副搬送波信号のスロープ及び上記パイロット副搬送波信号の送信開始点(transmission start point)に基づいて生成される。従って、上記OFDM通信システムは、上記OFDM通信システムを構成する基地局の各々を識別するようにするために、基地局の各々が相互に異なるパイロットパターンを有するように設計されなければならない。また、上記パイロットパターンは、コヒーレンス帯域幅(coherence bandwidth)及びコヒーレンス時間(coherence time)を考慮して生成される。上記コヒーレンス帯域幅は、周波数領域(frequency domain)でチャンネルが変わらないと仮定することができる最大の帯域幅を示し、上記コヒーレンス時間は、時間領域(time domain)で、チャンネルが変わらないと仮定することができる最大の時間を示す。このように、上記コヒーレンス帯域幅及び上記コヒーレンス時間内では、チャンネルが変わらないと仮定することができるので、上記コヒーレンス帯域幅及びコヒーレンス時間の間には、1つのパイロット副搬送波信号のみを送信するとしても、同期取得、チャンネル推定、及び基地局の識別のために十分である。結果的に、データチャンネル信号の送信を最大化することができ、これによって、システム全体の性能を向上させることができる。
従って、通常的なOFDM通信システムでは、パイロット副搬送波信号を送信する最大の周波数間隔は、コヒーレンス帯域幅と見なし、上記パイロット副搬送波信号を送信する最大の時間間隔、すなわち、最大のOFDMシンボル時間間隔は、コヒーレンス時間と見なす。また、上記パイロットパターンは、上記コヒーレンス帯域幅及び上記コヒーレンス時間を考慮して生成されるので、発生するパターンの数に制限がある。
このように発生するパイロットパターンの個数が制限されるので、上記OFDM通信システムの基地局の数が増加する場合に、基地局を識別することができるパイロットパターンが不足して基地局を識別することができない、という問題点が発生する。従って、本発明の第1の実施形態は、上記OFDM通信システムの全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割し、上記サブ帯域の各々で独立的にパイロットパターンを生成する方法を提案する。さらに具体的に言うと、上記OFDM通信システムの全体の周波数帯域は、副搬送波に該当する複数のサブ周波数帯域に分割されることができる。従って、上記複数のサブ周波数帯域を幾つかのグループに生成し、上記サブ周波数帯域のグループは、上記サブ帯域となる。
すると、一番目に、図5Aを参照して、任意の基地局である第1の基地局(BS 1)に割り当てられたパイロットパターンセット(pilot pattern set)に相当するパイロットチャンネル信号の送信位置を説明する。
図5Aは、第1の基地局に割り当てられたパイロットパターンセットに従って、パイロット副搬送波信号が送信される位置を示す。図5Aを参照すると、全体の周波数帯域を第1のサブ帯域511から第bのサブ帯域517までのb個のサブ帯域に分割する。そして、第1のサブ帯域511から第bのサブ帯域517のb個のサブ帯域の各々で、コヒーレンス帯域幅501及びコヒーレンス時間502を考慮してパイロットパターンを生成する。図5Aでは、説明の便宜上、コヒーレンス帯域幅501及びコヒーレンス時間502の間に、1つのパイロット副搬送波信号のみを送信すると仮定する。そして、複数のパイロット副搬送波信号は、コヒーレンス帯域幅501及びコヒーレンス時間502の間に送信されることもできる。また、図5Aでは、第1のサブ帯域511〜第bのサブ帯域517のサイズが同一になっているが、上記サブ帯域の各々のサイズが相互に異なって設定されてもよい。
図5Aを参照すると、第1のサブ帯域511のパイロットパターンは、スロープsを有し、第2のサブ帯域513のパイロットパターンは、スロープsを有し、第3のサブ帯域515のパイロットパターンは、スロープsを有し、第bのサブ帯域517のパイロットパターンは、スロープsを有する。結果的に、第1の基地局を識別するために、端末機は、第1の基地局で生成可能なすべてのパイロットパターンのスロープセット(slope set)、すなわち、第1のサブ帯域511〜第bのサブ帯域517の各々で生成されたパイロットパターンのスロープのうち、第1のサブ帯域511〜第bのサブ帯域517の各々で選択されたパイロットパターンスロープのセット[s,s,s,…,s]に関する情報を有しなければならない。このように、送信器、すなわち、第1の基地局と受信器、すなわち、端末機との間に上記パイロットパターンのスロープセットをあらかじめ規約していると、端末機は、第1の基地局を識別することができる。以下、基地局を識別するために使用されるパイロットパターンのスロープセットを“パイロットパターンセット”と称する。すなわち、上記OFDM通信システムを構成する基地局の各々にパイロットパターンセットを割り当て、端末機は、複数のパイロットパターンセットのうち、端末機自身が属している基地局のパイロットパターンセットを識別する。すなわち、上記パイロットパターンセットは、基地局の各々を識別する一種の基地局識別パターンとなる。
端末機は、第1のサブ帯域511〜第bのサブ帯域517の各々に割り当てられたパイロットパターンのスロープを検出し、上記パイロットパターンのスロープのセット、すなわち、パイロットパターンセットを検出する。そして、端末機は、上記パイロットパターンセットに該当する基地局を検出し、上記検出された基地局を端末機自身が属している基地局、すなわち、第1の基地局として判断する。
図5Bは、上記第1の基地局とは異なる第2の基地局に割り当てられたパイロットパターンセットに従って、パイロット副搬送波信号が送信される位置を示す。図5Bを参照すると、全体の周波数帯域を第1のサブ帯域511〜第bのサブ帯域517のb個のサブ帯域に分割する。そして、第1のサブ帯域511〜第bのサブ帯域517のb個のサブ帯域の各々で、コヒーレンス帯域幅501及びコヒーレンス時間502を考慮してパイロットパターンを生成する。図5Bでは、説明の便宜上、コヒーレンス帯域幅501及びコヒーレンス時間502の間に、1つのパイロット副搬送波信号のみを送信すると仮定する。そして、複数のパイロット副搬送波信号は、コヒーレンス帯域幅501及びコヒーレンス時間502の間に送信されることもできる。以下、図5A及び図5Bのサブ帯域は、各サブ帯域で生成されたパイロットパターンのスロープのうちのいずれか1つのパイロットパターンのスロープを選択するかが相互に異なる。このように、上記各サブ帯域のパイロットパターンに対する相互に異なるスロープを選択してパイロットパターンセットを生成することによって、相互に異なる基地局を識別することができる。
第1のサブ帯域511のパイロットパターンは、スロープsを有し、第2のサブ帯域513のパイロットパターンは、スロープsを有し、第3のサブ帯域515のパイロットパターンは、スロープsを有し、第bのサブ帯域517のパイロットパターンは、スロープsを有する。結果的に、第2の基地局を識別するために、端末機は、第2の基地局に割り当てられたパイロットパターンのスロープセット、すなわち、第1のサブ帯域511〜第bのサブ帯域517の各々で生成されたパイロットパターンのスロープのうち、第1のサブ帯域511〜第bのサブ帯域517の各々から選択されたパイロットパターンスロープのセット[s,s,s,…,s]に関する情報を有しなければならない。このように、送信器、すなわち、第2の基地局と受信器、すなわち、端末機との間に上記パイロットパターンのスロープセットをあらかじめ規約していると、端末機は、第2の基地局を識別することができる。
まず、OFDM通信システムの全体の周波数帯域をb個のサブ帯域に分割する。上記b個のサブ帯域の各々で、コヒーレンス帯域幅及びコヒーレンス時間を考慮してパイロットパターンを生成する。例えば、上記サブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンの個数がMであると仮定する。すると、上記サブ帯域の各々で生成可能なM個のパイロットパターンのうちから1つのパイロットパターンを選択し、上記各サブ帯域から選択されたパイロットパターンのスロープセットをパイロットパターンセットとして生成する。このように上記パイロットパターンセットを生成する場合に、生成可能なパイロットパターンセットの個数は、式(5)によって決定される。
Figure 2006527965
式(5)において、‘number of pilot pattern sets’は、OFDM通信システムにおいて、生成可能なパイロットパターンセットの数を示し、smax は、OFDM通信システムの各サブ帯域で生成可能なパイロットパターンのスロープ数、すなわち、最大のパイロットパターンの数を示し、bは、OFDM通信システムのサブ帯域の数を示す。例えば、上記サブ帯域の各々で生成可能な最大のパイロットパターンの数が4であり(smax=4)、上記OFDM通信システムのサブ帯域の数が5である(b=5)場合に、上記OFDM通信システムで識別可能な全体の基地局の数は、1024個である(4=1024)。
図6は、本発明の第1の実施形態によるパイロットパターンセットを割り当てる手順を示すフローチャートである。しかしながら、図6を説明する前に、OFDM通信システムの上位レイヤー(upper layer)の制御器(controller)(図示せず)は、図6に示すような手順を遂行するために、上記OFDM通信システムを構成する基地局の各々にパイロットパターンセットを割り当てる。そして、制御器は、基地局の各々に割り当てられたパイロットパターンセットに関する情報を各基地局へ通知し、また、同一の情報を各端末機へ通知する。すると、各基地局は、基地局自身に割り当てられたパイロットパターンセットに従って、基地局の識別のためのパイロット信号を送信し、端末機は、受信されたパイロット信号のパイロットパターンセットを使用して、端末機自身がどのような基地局に属しているかを判断する。
図6を参照すると、ステップ611で、制御器は、上記OFDM通信システムの全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割する。ここで、上記OFDM通信システムの全体の周波数帯域を幾つかのサブ帯域に分割するかは、上記OFDM通信システムの特性に従って可変的に決定されることができる。ステップ613で、制御器は、上記分割されたサブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンを決定する。ここで、上記サブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンは、上述したように、コヒーレンス帯域幅及びコヒーレンス時間を考慮して決定される。
ステップ615で、制御器は、上記OFDM通信システムを構成する基地局の各々に割り当てられたパイロットパターンセットを決定する。ここで、上記パイロットパターンセットは、上記サブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンのうちのいずれか1つのパイロットパターンを選択することによって生成され、上述したように、上記パイロットパターンセットは、各サブ帯域別に選択されたパイロットパターンのセットを意味する。ステップ617で、制御器は、現在決定されたパイロットパターンセットの数NOBSが上記OFDM通信システムを構成する全体の基地局の数MAX_NOBSと同一であるか否かを検査する。上記検査の結果、上記現在決定されたパイロットパターンセットの数NOBSが上記OFDM通信システムを構成する全体の基地局の数MAX_NOBSと同一ではない場合に、制御器は、ステップ619へ進行する。ステップ619で、制御器は、上記現在決定されたパイロットパターンセットの数NOBSを1増加させた後(NOBS++)に、ステップ613へ戻る。
一方、ステップ617で、上記現在決定されたパイロットパターンセットの数NOBSが上記OFDM通信システムを構成する全体の基地局の数MAX_NOBSと同一である場合に、制御器は、進行中の手順を終了する。
図7は、本発明の第1の実施形態によるパイロットパターンセットを割り当てる装置の内部の構成を示すブロック図である。図7を参照すると、上記パイロットパターンセット割当装置は、サブ帯域及びパイロットパターン数計算器711と、パイロットパターンセット決定器713と、パイロットパターンセット割当器715とを含む。まず、サブ帯域及びパイロットパターン数計算器711は、上記OFDM通信システムの全体の周波数帯域を識別するサブ帯域の個数‘b’と、コヒーレンス時間と、コヒーレンス帯域幅とに関する情報を受信し、上記受信されたサブ帯域の個数‘b’と、コヒーレンス時間と、コヒーレンス帯域幅とを考慮して、上記b個のサブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンの数を計算する。例えば、上記b個のサブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンの数がsmaxであると仮定する。すなわち、上記b個のサブ帯域の各々では、s〜smaxのスロープ[s,...,Smax]を有するパイロットパターンが生成されることができる。
サブ帯域及びパイロットパターン数計算器711は、上記b個のサブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンの数smaxに関する情報をパイロットパターンセット決定器713へ出力する。パイロットパターンセット決定器713は、上記b個のサブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンの数smaxに関する情報を受信し、上記b個のサブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンのうちの1つを選択することによって、パイロットパターンセットを決定する。ここで、上記パイロットパターンセットの数は、式(5)に関連して上述したように、上記サブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンの数及び上記サブ帯域の数に基づいて決定される。
パイロットパターンセット決定器713は、上記決定されたパイロットパターンセットをパイロットパターンセット割当器715へ出力する。パイロットパターンセット割当器715は、パイロットパターンセット決定器713から出力されたパイロットパターンセットを受信し、上記パイロットパターンセットを上記OFDM通信システムを構成する基地局の各々に割り当てる。
図8は、本発明の第2の実施形態によるOFDM通信システムにおいて、パイロットパターンセットに基づくパイロット副搬送波信号が送信される位置を概略的に示す図である。しかしながら、図8を説明する前に、本発明の第1の実施形態は、上記OFDM通信システムの全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割し、上記複数のサブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンのうちのいずれか1つのパイロットパターンを選択することによって、パイロットパターンセットを生成する方法を提案する。これとは異なって、本発明の第2の実施形態は、上記OFDM通信システムの全体の時間−周波数帯域を複数のサブブロックに分割し、上記サブブロックの各々で、パイロットパターンを独立的に生成することによって、パイロットパターンセットを生成する方法を提案する。
上記OFDM通信システムの全体の周波数帯域は、副搬送波に該当する複数のサブ周波数帯域に分割される。本発明の第2の実施形態では、上記複数のサブ周波数帯域を所定数のグループに生成し、上記グループの各々に含まれたサブ周波数帯域を“サブ帯域”と定義する。ここで使用される上記“サブ帯域”という用語は、本発明の第1の実施形態で定義されたサブ帯域と同一の概念を有する。
また、上記OFDM通信システムの送信時間区間をあらかじめ設定されたサイズを有する複数の時区間に分割することができ、上記複数の時区間の各々を“サブ時区間”と定義する。
ここで、1つのサブ帯域及び1つのサブ時区間によって示された時間−周波数領域上のブロックを“サブブロック”と定義する。従って、本発明の第2の実施形態は、サブブロック単位にパイロットパターンを生成し、上記サブブロック単位に上記パイロットパターンを識別することによって、識別可能な基地局の個数を最大にする。
付加的に、図8において、横軸は時間軸を示し、縦軸は周波数軸を示す。すなわち、上記OFDM通信システムの時間−周波数領域を上記サブブロック単位に分割する。
図8を参照すると、まず、全体の周波数帯域は、第1のサブ帯域811〜第bのサブ帯域817までのb個のサブ帯域に分割される。例えば、図8では、上記サブ帯域の各々を8つの副搬送波単位に生成する。すなわち、32個の副搬送波を有する周波数帯域は、4(32/8=4)個のサブ帯域に分割されることができる。また、図8において、サブ帯域及びサブ時区間のサイズが同一に示されているが、上記サブ帯域及び上記サブ時区間のサイズが異なって設定されてもよい。例えば、上記サブ帯域のサイズは、第1のサブ帯域811が5のサイズを有し、第2のサブ帯域813が10のサイズを有するように設定されることができ、又は、第1のサブ帯域811が4のサイズを有し、第2のサブ帯域813が7のサイズを有するように設定されることもできる。すなわち、上記サブブロックの各々は、相互に異なるサイズを有するように実現されることができる。一方、本発明の第2の実施形態では、説明の便宜上、上記サブブロックの各々が同一のサイズを有すると仮定する。
上記時間−周波数領域において、全体の時区間は、複数のサブ時区間819,821,823,825に分割されることができる。例えば、図8において、8個のシンボル送信区間は、1つのサブ時区間を構成する。すなわち、基地局から端末機へ8個のシンボルが送信される度に、1つのサブ時区間が経過する。上述したように、サブブロック800の単位でパイロットパターンを割り当てることによって、パイロットパターンセットを割り当て、これによって、複数の基地局を区別することができる。ここで、上記サブブロックの時間領域での長さをサブブロックの長さ802と定義し、上記サブブロックの周波数領域での帯域幅をサブブロック帯域幅801と定義する。すなわち、図8において、サブブロックの長さ及びサブブロックの帯域幅は、両方とも8になる。
また、上記サブブロックの長さ及び帯域幅は、上記コヒーレンス帯域幅及びコヒーレンス時間を考慮して設定されなければならない。すなわち、上記サブブロックの長さ及び帯域幅が上記コヒーレンス時間及びコヒーレンス帯域幅を満足させることができない場合に、上述したように、パイロットパターン間の区別で誤動作が発生する。図8において、パイロットパターンセットは、相互に異なる8つのパイロットパターンS〜Sを構成する。
基本的に、上記独立したパイロットパターンS〜Sは、サブブロック800の単位で生成される。サブブロック800は、上述したように、時間領域でサブブロックの長さ802で示され、基本データ送信単位の整数倍に設定されることができる。また、サブブロック800は、周波数領域でサブブロックの帯域幅801で示され、上記OFDM通信システムの全体の周波数帯域がb個のサブ帯域に分割されるとき、そのうちの1つの帯域幅を占める。上記複数のサブブロックは、1つのパイロットブロック(pilot block)を構成する。ここで、上記パイロットブロックは、独立的なパイロットパターンをそれぞれ生成する複数のサブブロックから構成され、上記パイロットブロックを構成する複数のサブブロックの各々で生成されたパイロットパターンのセットは、パイロットパターンセットとして生成される。
ここで、上記パイロットブロックの長さは、所定数のサブブロックの長さを加算した値と同一であり、上記パイロットブロックの帯域幅は、上記OFDM通信システムの全体の帯域幅と同一である。すなわち、1つのパイロットブロックは、複数のサブ時区間及び複数のサブ帯域から構成される。例えば、図8では、1つのパイロットブロックが2つのサブ時区間及びb個のサブ帯域から構成されると仮定する。すなわち、1つのパイロットブロックが2×b個のパイロットサブブロックで構成されると仮定する。図8には、2×b個のパイロットサブブロックで構成された2つのパイロットブロックが示されている。
ここで、上記パイロットブロック単位で生成されたパイロットパターン、すなわち、パイロットパターンセットは、上記パイロットブロック長さの周期で繰り返し生成される。すなわち、図8では、パイロットブロックの長さが2つのサブ時区間と同一であるので、上記同一のパイロットパターンセットを有するパイロットブロックは、2つのサブ時区間ごとに反復される。
一方、基地局の各々を識別するためのパイロットパターンセットは、式(6)のように定義されたパイロットパターンセットマトリックスP(Pilot pattern set matrix)で表されることができる。
Figure 2006527965
式(6)に示すように、上記パイロットブロックで生成されたパイロットパターンセットは、行列の形態で示される。すなわち、最初のサブ時区間で各サブ帯域に対して、S,S,S,...,Sのパイロットパターンが送信され、次のサブ時区間で各サブ帯域に対して、S,S,S,...,Sのパイロットパターンが送信される。
図8において、第1のサブ時区間819では、第1のサブ帯域811にパイロットパターンSが送信され、第2のサブ帯域813にパイロットパターンSが送信され、第3のサブ帯域815にパイロットパターンSが送信され、このような方式にて、最後のサブ帯域である第bのサブ帯域817にパイロットパターンSが送信される。
また、第2のサブ時区間821では、第1のサブ帯域811にパイロットパターンSが送信され、第2のサブ帯域813にパイロットパターンSが送信され、第3のサブ帯域815にパイロットパターンSが送信され、このような方式にて、最後のサブ帯域である第bのサブ帯域817にパイロットパターンSが送信される。一方、上述したように、上記パイロットパターンS〜Sは、上記パイロットチャンネル信号のスロープ及び上記パイロットチャンネル信号の送信開始点に基づいて生成される。
図8において、1つのパイロットブロックが2つのサブ時区間ブロック、すなわち、2×b個のサブブロックの和で構成されるので、上記2つのサブ時区間の単位に同一のパイロットパターンセットが反復される。すなわち、第1のサブ時区間819及び第2のサブ時区間821のパイロットパターンを含むパイロットパターンセットは、第3のサブ時区間823及び第4のサブ時区間825のパイロットパターンを含むパイロットパターンセットと同一である。一方、上記パイロットブロック間のパイロットパターンセットが異なる場合には、該当基地局が相互に異なることを意味する。しかしながら、端末機が同一の基地局と継続して送受信する場合に、上記パイロットパターンセットは、パイロットブロック単位で反復される。
すなわち、上記パイロットブロック単位で基地局を識別するためのパイロットパターンセットを生成するので、端末機は、上記パイロットブロック単位で同一であるか、または相互に異なるパイロットパターンセットを受信することができる。図8において、端末機は、1つの基地局とのみデータを送信し、パイロットブロック単位で、同一のパイロットパターンセットを繰り返す。
また、上記パイロットブロックは、上述したように、複数のサブ時区間及び複数のサブ帯域で構成されたサブブロック単位で、相互に異なるパイロットパターンを生成する。すなわち、1つのサブブロックは、上記コヒーレンス帯域幅及びコヒーレンス時間を考慮して、式(3)のSNO_maxだけのパイロットパターンを生成することができる。
一方、本発明の第2の実施形態による生成可能なパイロットパターンの個数は、式(7)のように示すことができる。
Figure 2006527965
式(7)において、Smax は、最大に生成可能なパイロットパターンのスロープの数を示し、式(3)のSNO_maxと同一である。上記Smax は、1つのパイロットブロックを構成する複数のサブブロックの各々を区別することができるパイロットパターンの個数を示す。また、式(7)において、lは、時間領域で1つのパイロットブロックを構成しているサブ時区間の個数を示す。例えば、1つのサブブロック内で生成されることができる最大のパイロットパターンの数Smaxが4であり(Smax=4)、1つのパイロットブロックが3つのサブ帯域から構成され、時間領域で2つのサブ時区間から構成されると仮定する場合に、上記生成可能なパイロットパターンセットの個数は、式(7)に従って、43×2、すなわち、4096個になる(43×2=4096)。
図9は、本発明の第2の実施形態によるパイロットパターンセットを割り当てる手順を示すフローチャートである。しかしながら、図9を説明する前に、OFDM通信システムの上位レイヤーの制御器(図示せず)は、図9のような手順を遂行するために、上記OFDM通信システムを構成する基地局の各々にパイロットパターンセットを割り当てる。そして、制御器は、基地局の各々に割り当てられたパイロットパターンセットに関する情報を基地局の各々に通知し、また、端末機の各々に上記のような同一の情報を通知する。すると、基地局の各々は、基地局自身に割り当てられたパイロットパターンセットに従って、基地局の識別のためのパイロット信号を送信し、端末機は、受信されたパイロット信号のパイロットパターンセットを使用して、端末機自身がどのような基地局に属しているかを判断する。
図9を参照すると、まず、ステップ911で、制御器は、上記OFDM通信システムの全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割し、上記パイロットパターンセット時区間を複数のサブ時区間に分割して、複数のサブブロックを構成する。ここで、上記OFDM通信システムの全体の周波数帯域及びパイロットパターンセット時区間を幾つかのサブ帯域及びサブ時区間に分割するかは、上記OFDM通信システムの特性に従って可変的に決定されることができる。
ステップ913で、制御器は、上記構成されたサブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンを決定する。ここで、上記サブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンは、上述したように、コヒーレンス帯域幅及びコヒーレンス時間を考慮して決定される。ステップ915で、制御器は、上記OFDM通信システムに含まれた基地局の各々に割り当てられるパイロットパターンセットを決定する。
ステップ917で、制御器は、現在決定されたパイロットパターンセットの数NOBSが上記OFDM通信システムを構成する全体の基地局の数MAX_NOBSと同一であるか否かを検査する。上記検査の結果、上記現在決定されたパイロットパターンセットの数NOBSが上記OFDM通信システムを構成する全体の基地局の数MAX_NOBSと同一ではない場合に、制御器は、ステップ919へ進行する。ステップ919で、制御器は、上記現在決定されたパイロットパターンセットの数NOBSを1増加させた後(NOBS++)に、ステップ913へ戻る。
一方、ステップ917で、上記現在決定されたパイロットパターンセットの数NOBSが上記OFDM通信システムを構成する全体の基地局の数MAX_NOBSと同一である場合に、制御器は、進行中の手順を終了する。
図10は、本発明の第2の実施形態によるパイロットパターンセットを割り当てる装置の内部の構成を示すブロック図である。図10を参照すると、上記パイロットパターンセット割当装置は、サブブロック及びパイロットパターン数計算器1011と、パイロットパターンセット決定器1013と、パイロットパターンセット割当器1015とを含む。
まず、サブブロック及びパイロットパターン数計算器1011は、上記OFDM通信システムにおいて、識別されるサブ帯域の個数‘b’と、最小のデータ送受信区間の長さと、パイロットパターンセット時区間の長さlと、コヒーレンス時間と、コヒーレンス帯域幅とに関する情報を受信し、上記受信されたサブ帯域の個数‘b’と、最小のデータ送受信区間の長さと、パイロットパターンセット時区間の長さlと、コヒーレンス時間と、コヒーレンス帯域幅とを考慮して、上記b×l個のサブブロックの各々で生成可能なパイロットパターンの数を計算する。例えば、上記サブ帯域の各々で生成可能なパイロットパターンの数がSmaxであると仮定すると、上記サブ帯域の各々では、S〜Smaxのスロープ[S,...,Smax]を有するパイロットパターンが生成されることができる。
サブブロック及びパイロットパターン数計算器1011は、上記b×l個のサブブロックの各々で生成可能なパイロットパターンの数Smaxに関する情報をパイロットパターンセット決定器1013へ出力する。パイロットパターンセット決定器1013は、上記b×l個のサブブロックの各々で生成可能なパイロットパターンの数Smaxに関する情報を受信し、上記b×l個のサブブロックの各々で生成可能なパイロットパターンのうちの1つを選択することによって、パイロットパターンセットを決定する。
ここで、上記パイロットパターンセットの数は、式(7)に関連して上述したように、上記サブブロックの各々で生成可能なパイロットパターンの数及び1つのパイロットブロックを構成するサブブロックの数に基づいて決定される。
パイロットパターンセット決定器1013は、上記決定されたパイロットパターンセットをパイロットパターンセット割当器1015へ出力する。パイロットパターンセット割当器1015は、パイロットパターンセット決定器1013から出力されたパイロットパターンセットを受信し、上記パイロットパターンセットを上記OFDM通信システムを構成する基地局の各々に割り当てる。
図11は、本発明の実施形態での機能を遂行するためのOFDM通信システムを概略的に示すブロック図である。図11を参照すると、まず 上記OFDM通信システムは、送信器装置、すなわち、基地局装置1100と、受信器装置、すなわち、端末機装置1150とから構成される。
基地局装置1100は、シンボルマッピング器(symbol mapper)1111と、直列/並列変換器(serial to parallel(S/P) converter)1113と、パイロットパターン生成器(pilot pattern generator)1115と、逆高速フーリエ変換(IFFT)器1117と、並列/直列変換器(parallel to serial(P/S) converter)1119と、保護区間挿入器(guard interval inserter)1121と、デジタル/アナログ変換器(digital to analog(D/A) converter)1123と、無線周波数(RF)処理器(processor)1125とから構成される。
まず、送信される情報データビット(information data bits)が存在すると、上記情報データビットは、シンボルマッピング器1111へ入力される。シンボルマッピング器1111は、上記受信された情報データビットをあらかじめ設定されている変調方式を使用してシンボルマッピング(変調)し、上記シンボルマッピングされた情報データビットを直列/並列変換器1113へ出力する。ここで、上記変調方式としては、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式、あるいは、16QAM(16-ary Quadrature Amplitude Modulation)方式が使用されることができる。直列/並列変換器1113は、シンボルマッピング器1111から出力された直列変調シンボルを並列変換した後に、パイロットパターン生成器1115へ出力する。パイロットパターン生成器1115は、上記並列変換された変調シンボルを受信し、上述したように、基地局自身に割り当てられているパイロットパターンセットに従ってパイロットパターンを生成し、上記生成されたパイロットパターンを上記並列変換された変調シンボルに挿入してIFFT器1117へ出力する。ここで、パイロットパターン生成器1115から出力された信号、すなわち、上記変調シンボル及びパイロットパターンに該当するパイロットシンボルを含む並列信号をX(k)と称する。また、上記パイロットパターンセットに従ってパイロットパターンを生成する動作は、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態に関連して説明した動作と同一である。従って、ここでは、その詳細な説明を省略する。
IFFT器1117は、パイロットパターン生成器1115から出力された信号X(k)のN−ポイント(n-point)IFFTを遂行した後に、並列/直列変換器1119へ出力する。並列/直列変換器1119は、上記信号を直列変換した後に、上記直列変換された信号を保護区間挿入器1121へ出力する。ここで、並列/直列変換器1119から出力された信号をx(n)と称する。保護区間挿入器1121は、並列/直列変換器1119から出力された信号に保護区間信号を挿入した後に、デジタル/アナログ変換器1123へ出力する。ここで、上記保護区間は、以前のOFDMシンボル時間で送信された以前のOFDMシンボルと現在のOFDMシンボル時間で送信される現在のOFDMシンボルとの間の干渉(interference)を除去するために挿入される。また、上記保護区間は、時間領域のOFDMシンボルの最後の一定のサンプル(sample)をコピーし、上記コピーされたサンプルを有効なOFDMシンボルに挿入する“サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix)”方式、あるいは、周波数領域のOFDMシンボルの最初の一定のサンプル(sample)をコピーし、上記コピーされたサンプルを有効なOFDMシンボルに挿入する“サイクリックポストフィックス(Cyclic Postfix)”方式で使用されている。そして、保護区間挿入器1121から出力された信号を
Figure 2006527965
と称する。結局、保護区間挿入器1121から出力された信号
Figure 2006527965
は、1つのOFDMシンボルとなる。
デジタル/アナログ変換器1123は、保護区間挿入器1121から出力された信号をアナログ変換した後に、RF処理器1125へ出力する。ここで、RF処理器1125は、フィルター(filter)及び前処理器(front end unit)を含み、デジタル/アナログ変換器1123から出力された信号を実際のエアー上で送信されることができるようにRF処理を施した後に、上記RF処理された信号をアンテナを介してエアー上に送信する。
端末機装置1150は、RF処理器1151と、アナログ/デジタル(A/D)変換器(analog/digital converter)1153と、保護区間除去器(guard interval remover)1155と、直列/並列(S/P)変換器1157と、高速フーリエ変換(FFT)器1159と、等化器(equalizer)1161と、パイロット抽出器(pilot extractor)1163と、同期及びチャンネル推定器(synchronization & channel estimator)1165と、並列/直列(P/S)変換器1167と、シンボルデマッピング器(symbol demapper)1169とから構成される。基地局装置1100から送信された信号は、多重経路チャンネル(multi-path channel)を経て、雑音成分
Figure 2006527965
が加算された形態で端末機装置1150のアンテナを介して受信される。上記アンテナを介して受信された信号は、RF処理器1151へ入力され、RF処理器1151は、上記アンテナを介して受信された信号を中間周波数(Intermediate Frequency;IF)信号にダウン変換(down converting)した後に、上記IF信号をアナログ/デジタル変換器1153へ出力する。アナログ/デジタル変換器1153は、RF処理器1151から出力されたアナログ信号をデジタル変換した後に、保護区間除去器1155及びパイロット抽出器1163へ出力する。ここで、アナログ/デジタル変換器1153から出力されたデジタル信号を
Figure 2006527965
と称する。
保護区間除去器1155は、上記信号
Figure 2006527965
から保護区間信号を除去した後に、直列/並列変換器1157へ出力する。ここで、保護区間除去器1155から出力された信号を
Figure 2006527965
と称する。
直列/並列変換器1157は、保護区間除去器1155から出力された直列信号
Figure 2006527965
を並列変換した後に、FFT器1159へ出力する。FFT器1159は、直列/並列変換器1157から出力された信号のN−ポイントFFTを遂行した後に、等化器1161及びパイロット抽出器1163へ出力する。ここで、FFT器1159から出力された信号を
Figure 2006527965
と称する。
等化器1161は、FFT器1159から出力された信号
Figure 2006527965
のチャンネル等化を遂行した後に、並列/直列変換器1167へ出力する。ここで、等化器1161から出力された信号を
Figure 2006527965
と称する。並列/直列変換器1167は、等化器1161から出力された並列信号
Figure 2006527965
を直列変換した後に、シンボルデマッピング器1169へ出力する。
シンボルデマッピング器1169は、基地局装置1100で使用した変調方式に相当する復調方式を使用して、並列/直列変換器1167から出力された信号を復調して、受信された情報データビットとして出力する。
そして、FFT器1159から出力された信号
Figure 2006527965
は、パイロット抽出器1163へ入力され、パイロット抽出器1163は、FFT器1159から出力された信号
Figure 2006527965
からパイロットシンボルを抽出し、上記抽出されたパイロットシンボルを同期及びチャンネル推定器1165へ出力する。同期及びチャンネル推定器1165は、パイロット抽出器1163から出力されたパイロットシンボルの同期及びチャンネル推定を遂行し、その結果を等化器1161へ出力する。ここで、同期及びチャンネル推定器1165は、上述したように、上記OFDM通信システムを構成する各基地局のパイロットパターンセットをテーブルの形態で含み、パイロット抽出器1163から出力されたパイロットパターンセットが上記あらかじめ設定されたパイロットパターンセットのうちのいずれかのパイロットパターンセットと一致するかを検査し、上記一致したパイロットパターンセットに該当する基地局を端末機装置1150自身が属している基地局として推定する。また、同期及びチャンネル推定器1165は、上述したように、OFDM通信システムのすべてのパイロットパターンセットを確認する。
以上、本発明の詳細について具体的な実施の形態に基づき説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び該記載と同等なものにより定められるべきである。
1つのパイロットチャンネルを使用する従来のOFDM通信システムにおけるパイロットパターンに基づくパイロット副搬送波が送信される位置を概略的に示す図である。 2つのパイロット副搬送波を使用する従来のOFDM通信システムにおけるパイロットパターンに基づくパイロット副搬送波信号が送信される位置を概略的に示す図である。 従来のOFDM通信システムにおけるパイロットパターンで生成可能なすべてのスロープを概略的に示す図である。 従来のOFDM通信システムにおけるコヒーレンス帯域幅を考慮せず生成されたパイロットパターンの誤推定の動作を概略的に示す図である。 本発明の第1の実施形態によるOFDM通信システムにおけるパイロットパターンセットに基づくパイロット副搬送波信号が送信される位置を概略的に示す図である。 本発明の第1の実施形態によるOFDM通信システムにおけるパイロットパターンセットに基づくパイロット副搬送波信号が送信される位置を概略的に示す図である。 本発明の第1の実施形態によるパイロットパターンセットを割り当てる手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるパイロットパターンセットを割り当てる装置の内部の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態によるOFDM通信システムにおけるパイロットパターンセットに基づくパイロット副搬送波信号が送信される位置を概略的に示す図である。 本発明の第2の実施形態によるパイロットパターンセットを割り当てる手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるパイロットパターンセットを割り当てる装置の内部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態での機能を遂行するためのOFDM通信システムを概略的に示すブロック図である。
符号の説明
711 サブ帯域及びパイロットパターン数計算器
713 パイロットパターンセット決定器
715 パイロットパターンセット割当器
1011 サブブロック及びパイロットパターン数計算器
1013 パイロットパターンセット決定器
1015 パイロットパターンセット割当器
1100 基地局装置
1111 シンボルマッピング器
1113 直列/並列変換器
1115 パイロットパターン生成器
1117 逆高速フーリエ変換(IFFT)器
1119 並列/直列変換器
1121 保護区間挿入器
1123 デジタル/アナログ変換器
1125 無線周波数(RF)処理器
1150 端末機装置
1151 RF処理器
1153 アナログ/デジタル(A/D)変換器
1155 保護区間除去器
1157 直列/並列(S/P)変換器
1159 高速フーリエ変換(FFT)器
1161 等化器
1163 パイロット抽出器
1165 同期及びチャンネル推定器
1167 並列/直列(P/S)変換器
1169 シンボルデマッピング器

Claims (80)

  1. 複数の基地局を識別する基準信号を前記基地局から端末機へ送信する無線通信システムにおいて、前記端末機が属するセル内で、前記基地局を識別するための基地局識別パターンを生成する方法であって、
    周波数領域及び時間領域で与えられた周波数−時間領域において、前記周波数領域を複数のサブ帯域に分割するステップと、
    前記複数のサブ帯域の各々で基準信号パターンを決定するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  2. 前記周波数領域は、前記複数のサブ帯域の各々が少なくとも1つのあらかじめ設定された周波数領域を有するように前記複数のサブ帯域に分割されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記あらかじめ設定された周波数領域の各々は、無線チャンネル環境が変わらない最大の周波数領域であることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 前記基準信号パターンは、無線チャンネル環境が変わらない最大の時間領域に相当するようにあらかじめ設定された時間領域を考慮して決定されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記基準信号パターンの各々は、前記各サブ帯域内の前記あらかじめ設定された時間領域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 複数の基地局を識別する基準信号を前記基地局から端末機へ送信する無線通信システムにおいて、前記端末機が属するセル内で、前記基地局を識別するための基地局識別パターンを生成する装置であって、
    周波数領域及び時間領域で与えられた周波数−時間領域において、前記周波数領域を複数のサブ帯域に分割し、前記複数のサブ帯域の各々で基準信号パターンを計算するサブ帯域及び基準信号パターン数計算器と、
    前記複数のサブ帯域の各々で、前記計算された基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、前記選択された基準信号パターンを組み合わせて、前記基地局の識別のための基地局識別パターンを生成するように決定する基地局識別パターン決定器と
    を具備することを特徴とする装置。
  7. 前記周波数領域は、前記複数のサブ帯域の各々が少なくとも1つのあらかじめ設定された周波数領域を有するように前記複数のサブ帯域に分割されることを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 前記あらかじめ設定された周波数領域の各々は、無線チャンネル環境が変わらない最大の周波数領域であることを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 前記基準信号パターンは、無線チャンネル環境が変わらない最大の時間領域に相当するようにあらかじめ設定された時間領域を考慮して決定されることを特徴とする請求項6記載の装置。
  10. 前記基準信号パターンの各々は、前記各サブ帯域内の前記あらかじめ設定された時間領域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項6記載の装置。
  11. 前記基地局識別パターンの各々は、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項6記載の装置。
  12. 全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、前記サブ周波数帯域で基準信号を送信し、前記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおいて、前記無線通信システムに含まれた複数の基地局の各々を識別するための基地局識別パターンを生成する方法であって、
    前記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割するステップと、
    あらかじめ設定された時間領域及びあらかじめ設定された周波数領域を考慮して、前記複数のサブ帯域の各々で生成可能な基準信号パターンを計算するステップと、
    前記複数のサブ帯域の各々で、前記計算された基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択するステップと、
    前記複数のサブ帯域の各々で選択された基準信号パターンを組み合わせ、前記基地局の識別のための基地局識別パターンを生成するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  13. 前記基準信号パターンの各々は、前記サブ帯域内のサブ周波数帯域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 前記基地局識別パターンの各々は、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項12記載の方法。
  15. 前記あらかじめ設定された時間領域は、無線チャンネル環境が変わらない最大の時間領域を示し、前記あらかじめ設定された周波数領域は、前記無線チャンネル環境が変わらない最大の周波数領域を示すことを特徴とする請求項12記載の方法。
  16. 全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、前記サブ周波数帯域から基準信号を送信し、前記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおいて、前記無線通信システムに含まれた複数の基地局の各々を識別するための基地局識別パターンを生成する装置であって、
    前記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、あらかじめ設定された時間領域及びあらかじめ設定された周波数領域を考慮して、前記複数のサブ帯域の各々で生成可能な基準信号パターンを計算するサブ帯域及び基準信号パターン数計算器と、
    前記複数のサブ帯域の各々で、前記計算された基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、前記複数のサブ帯域の各々で選択された基準信号パターンを組み合わせ、前記基地局の識別のための基地局識別パターンを生成するように決定する基地局識別パターン決定器と
    を具備することを特徴とする装置。
  17. 前記決定された基地局識別パターンの各々を該当する基地局の各々に割り当てる基地局識別パターン割当器をさらに備えることを特徴とする請求項16記載の装置。
  18. 前記基準信号パターンの各々は、前記各サブ帯域内のサブ周波数帯域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項16記載の装置。
  19. 前記基地局識別パターンの各々は、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項16記載の装置。
  20. 前記あらかじめ設定された時間領域は、無線チャンネル環境が変わらない最大の時間領域を示し、前記あらかじめ設定された周波数領域は、前記無線チャンネル環境が変わらない最大の周波数領域を示すことを特徴とする請求項16記載の装置。
  21. 複数の基地局を識別する基準信号を前記基地局から端末機へ送信する無線通信システムにおいて、前記端末機が属するセル内で、前記基地局を識別するための基地局識別パターンを生成する方法であって、
    周波数領域及び時間領域で与えられた周波数−時間領域において、前記周波数領域を複数のサブ帯域に分割し、前記時間領域を複数のサブ時区間に分割することによって、複数のサブブロックを構成するステップと、
    前記サブブロックの各々で基準信号パターンを決定するステップと、
    を具備することを特徴とする方法。
  22. 前記周波数領域は、前記複数のサブ帯域の各々が少なくとも1つのあらかじめ設定された周波数領域を有するように前記複数のサブ帯域に分割されることを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 前記あらかじめ設定された周波数領域の各々は、無線チャンネル環境が変わらない最大の周波数領域であることを特徴とする請求項22記載の方法。
  24. 前記時間領域は、前記複数のサブ時区間の各々が少なくとも1つのあらかじめ設定された時間領域を有するように前記複数のサブ時区間に分割されることを特徴とする請求項21記載の方法。
  25. 前記あらかじめ設定された時間領域は、無線チャンネル環境が変わらない最大の時間領域であることを特徴とする請求項24記載の方法。
  26. 前記基準信号パターンは、無線チャンネル環境が変わらない最大の時間領域に相当するようにあらかじめ設定された時間領域を考慮して決定されることを特徴とする請求項21記載の方法。
  27. 前記基準信号パターンの各々は、前記サブブロック内の前記あらかじめ設定された時間領域及び前記あらかじめ設定された周波数領域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項21記載の方法。
  28. 複数の基地局を識別する基準信号を前記基地局から端末機へ送信する無線通信システムにおいて、前記端末機が属するセル内で、前記基地局を識別するための基地局識別パターンを生成する装置であって、
    周波数領域及び時間領域で与えられた周波数−時間領域において、前記周波数領域を複数のサブ帯域に分割し、前記時間領域を複数のサブ時区間に分割することによって、複数のサブブロックを構成し、前記複数のサブブロックの各々で基準信号パターンを計算するサブブロック及び基準信号パターン数計算器と、
    前記複数のサブブロックの各々で、前記計算された基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、前記選択された基準信号パターンを組み合わせて、前記基地局の識別のための基地局識別パターンを生成するように決定する基地局識別パターン決定器と
    を具備することを特徴とする装置。
  29. 前記周波数領域は、前記複数のサブ帯域の各々が少なくとも1つのあらかじめ設定された周波数領域を有するように前記複数のサブ帯域に分割されることを特徴とする請求項28記載の装置。
  30. 前記あらかじめ設定された周波数領域の各々は、無線チャンネル環境が変わらない最大の周波数領域であることを特徴とする請求項29記載の装置。
  31. 前記時間領域は、前記複数のサブ時区間の各々が少なくとも1つのあらかじめ設定された時間領域を有するように前記複数のサブ時区間に分割されることを特徴とする請求項28記載の装置。
  32. 前記あらかじめ設定された時間領域は、無線チャンネル環境が変わらない最大の時間領域であることを特徴とする請求項31記載の装置。
  33. 前記基準信号パターンの各々は、前記サブブロック内の前記あらかじめ設定された時間領域及び前記あらかじめ設定された周波数領域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項28記載の装置。
  34. 全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、前記サブ周波数帯域で基準信号を送信し、前記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおいて、前記無線通信システムに含まれた複数の基地局の各々を識別するための基地局識別パターンを生成する方法であって、
    前記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、時間領域を所定数のサブ時区間に分割することによって、複数のサブブロックを構成するステップと、
    あらかじめ設定された時間領域及びあらかじめ設定された周波数領域を考慮して、前記サブブロックの各々で生成可能な基準信号パターンを計算するステップと、
    前記サブブロックの各々で前記計算された基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択するステップと、
    前記選択された基準信号パターンを組み合わせて、前記基地局の識別のための基地局識別パターンを決定するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  35. 前記基準信号パターンの各々は、前記各サブブロック内のサブ周波数帯域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項34記載の方法。
  36. 前記基地局識別パターンの各々は、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項34記載の方法。
  37. 前記あらかじめ設定された時間領域は、無線チャンネル環境が変わらない最大の時間領域を示し、前記あらかじめ設定された周波数領域は、前記無線チャンネル環境が変わらない最大の周波数領域を示すことを特徴とする請求項34記載の方法。
  38. 全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、前記サブ周波数帯域から基準信号を送信し、前記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおいて、前記無線通信システムに含まれた複数の基地局の各々を識別するための基地局識別パターンを生成する装置であって、
    前記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、時間領域を所定数のサブ時区間に分割することによって、複数のサブブロックを構成し、あらかじめ設定された時間領域及びあらかじめ設定された周波数領域を考慮して、前記サブブロックの各々で生成可能な基準信号パターンを計算するサブブロック及び基準信号パターン数計算器と、
    前記サブブロックの各々で、前記計算された基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、前記選択された基準信号パターンを組み合わせて、基地局の識別のための基地局識別パターンを生成するように決定する基地局識別パターン決定器と
    を具備することを特徴とする装置。
  39. 前記決定された基地局識別パターンの各々を該当する基地局の各々に割り当てる基地局識別パターン割当器をさらに備えることを特徴とする請求項38記載の装置。
  40. 前記基準信号パターンの各々は、前記各サブ帯域内のサブ周波数帯域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項38記載の装置。
  41. 前記基地局識別パターンの各々は、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項38記載の装置。
  42. 前記あらかじめ設定された時間領域は、無線チャンネル環境が変わらない最大の時間領域を示し、前記あらかじめ設定された周波数領域は、前記無線チャンネル環境が変わらない最大の周波数領域を示すことを特徴とする請求項38記載の装置。
  43. 全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、前記複数のサブ周波数帯域のうちの少なくとも1つで基準信号を送信し、前記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおける基地局で、前記基地局を識別するための基地局識別パターンを送信する装置であって、
    並列変換されたデータ信号を受信し、あらかじめ設定されている前記基地局識別パターンに相当する基準信号を生成し、前記基準信号を前記並列変換されたデータ信号に挿入する基地局識別パターン生成器と、
    前記基地局識別パターン生成器から出力された信号を逆高速フーリエ変換(IFFT)する逆高速フーリエ変換器と、
    前記逆高速フーリエ変換された並列信号を直列変換し、あらかじめ設定された保護区間信号を前記直列変換された信号に挿入して送信する送信器と
    を具備することを特徴とする装置。
  44. 前記送信器は、
    前記逆高速フーリエ変換された並列信号を直列変換する並列/直列変換器と、
    前記保護区間信号を前記並列/直列変換器から出力された直列信号に挿入する保護区間挿入器と、
    前記保護区間挿入器から出力された信号を無線周波数処理する無線周波数処理器とを具備することを特徴とする請求項43記載の装置。
  45. 前記基地局識別パターンは、前記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、あらかじめ設定された時間及びあらかじめ設定された帯域幅を考慮して、前記サブ帯域の各々で生成可能な基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、前記選択された基準信号パターンを組み合わせることによって生成されることを特徴とする請求項43記載の装置。
  46. 前記基準信号パターンの各々は、前記各サブ帯域内のサブ周波数帯域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項45記載の装置。
  47. 前記基地局識別パターンは、前記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、前記基地局識別パターンが適用される基地局識別パターン時区間を所定数のサブ時区間に分割することによって、複数のサブブロックを構成し、あらかじめ設定された時間及びあらかじめ設定された帯域幅を考慮して、前記サブブロックの各々で、生成可能な基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、前記選択された基準信号パターンを組み合わせることによって生成されることを特徴とする請求項43記載の装置。
  48. 前記基準信号パターンの各々は、前記各サブブロック内のサブ周波数帯域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項47記載の装置。
  49. 前記基地局識別パターンは、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項45記載の装置。
  50. 前記基地局識別パターンは、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項47記載の装置。
  51. 前記あらかじめ設定された時間は、無線チャンネル環境が変わらない時間を示し、前記あらかじめ設定された帯域幅は、前記無線チャンネル環境が変わらない帯域幅を示すことを特徴とする請求項45記載の装置。
  52. 前記あらかじめ設定された時間は、無線チャンネル環境が変わらない時間を示し、前記あらかじめ設定された帯域幅は、前記無線チャンネル環境が変わらない帯域幅を示すことを特徴とする請求項47記載の装置。
  53. 全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、前記複数のサブ周波数帯域のうちの少なくとも1つで基準信号を送信し、前記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおける基地局で、前記基地局を識別するための基地局識別パターンを送信する方法であって、
    並列変換されたデータ信号を受信するステップと、
    前記基地局を識別するための基地局識別パターンに相当する基準信号を生成するステップと、
    前記基準信号を前記並列変換されたデータ信号に挿入するステップと、
    前記基準信号が挿入された前記並列変換されたデータ信号を逆高速フーリエ(IFFT)変換するステップと、
    前記逆高速フーリエ変換された並列信号を直列変換するステップと、
    前記直列変換された信号にあらかじめ設定された保護区間信号を挿入するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  54. 前記基地局識別パターンは、前記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、あらかじめ設定された時間及びあらかじめ設定された帯域幅を考慮して、前記サブ帯域の各々で生成可能な基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、前記選択された基準信号パターンを組み合わせることによって生成されることを特徴とする請求項53記載の方法。
  55. 前記基準信号パターンは、前記各サブ帯域内のサブ周波数帯域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項54記載の方法。
  56. 前記基地局識別パターンは、前記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、前記基地局識別パターンが適用される基地局識別パターン時区間を所定数のサブ時区間に分割することによって、複数のサブブロックを構成し、あらかじめ設定された時間及びあらかじめ設定された帯域幅を考慮して、前記サブブロックの各々で、生成可能な基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、前記選択された基準信号パターンを組み合わせることによって生成されることを特徴とする請求項53記載の方法。
  57. 前記基準信号パターンは、前記各サブブロック内のサブ周波数帯域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項56記載の方法。
  58. 前記基地局識別パターンは、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項54記載の方法。
  59. 前記基地局識別パターンは、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項56記載の方法。
  60. 前記あらかじめ設定された時間は、無線チャンネル環境が変わらない時間を示し、前記あらかじめ設定された帯域幅は、前記無線チャンネル環境が変わらない帯域幅を示すことを特徴とする請求項54記載の方法。
  61. 前記あらかじめ設定された時間は、無線チャンネル環境が変わらない時間を示し、前記あらかじめ設定された帯域幅は、前記無線チャンネル環境が変わらない帯域幅を示すことを特徴とする請求項56記載の方法。
  62. 全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、前記複数のサブ周波数帯域のうちの少なくとも1つで基準信号を送信し、前記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおける端末機で、前記基地局を識別するための基地局識別パターンを受信する装置であって、
    あらかじめ設定された区間で、受信信号から保護区間信号を除去し、前記保護区間信号が除去された信号を並列変換する受信器と、
    前記受信器から出力された信号を高速フーリエ変換(FFT)する高速フーリエ変換器と、
    前記高速フーリエ変換された信号のうちから基準信号を抽出する基準信号抽出器と、
    前記基準信号抽出器から抽出された前記基準信号の基地局識別パターンを検出して、前記端末機自身が属した基地局を識別する同期及びチャンネル推定器と
    を具備することを特徴とする装置。
  63. 前記受信器は、
    前記受信信号から前記保護区間信号を除去する保護区間除去器と、
    前記保護区間信号が除去された直列信号を並列変換する直列/並列変換器とを具備することを特徴とする請求項62記載の装置。
  64. 前記基地局識別パターンは、前記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、あらかじめ設定された時間及びあらかじめ設定された帯域幅を考慮して、前記サブ帯域の各々で生成可能な基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、前記選択された基準信号パターンを組み合わせることによって生成されることを特徴とする請求項62記載の装置。
  65. 前記基準信号パターンは、前記各サブ帯域内のサブ周波数帯域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項64記載の装置。
  66. 前記基地局識別パターンは、前記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、前記基地局識別パターンが適用される基地局識別パターン時区間を所定数のサブ時区間に分割することによって、複数のサブブロックを構成し、あらかじめ設定された時間及びあらかじめ設定された帯域幅を考慮して、前記サブブロックの各々で、生成可能な基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、前記選択された基準信号パターンを組み合わせることによって生成されることを特徴とする請求項62記載の装置。
  67. 前記基準信号パターンは、前記各サブブロック内のサブ周波数帯域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項66記載の装置。
  68. 前記基地局識別パターンは、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項64記載の装置。
  69. 前記基地局識別パターンは、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項66記載の装置。
  70. 前記あらかじめ設定された時間は、無線チャンネル環境が変わらない時間を示し、前記あらかじめ設定された帯域幅は、前記無線チャンネル環境が変わらない帯域幅を示すことを特徴とする請求項64記載の装置。
  71. 前記あらかじめ設定された時間は、無線チャンネル環境が変わらない時間を示し、前記あらかじめ設定された帯域幅は、前記無線チャンネル環境が変わらない帯域幅を示すことを特徴とする請求項66記載の装置。
  72. 全体の周波数帯域を複数のサブ周波数帯域に分割し、前記複数のサブ周波数帯域のうちの少なくとも1つで基準信号を送信し、前記基準信号が送信されたサブ周波数帯域外のサブ周波数帯域でデータ信号を送信する無線通信システムにおける端末機で、前記基地局を識別するための基地局識別パターンを受信する方法であって、
    あらかじめ設定された区間で受信信号から保護区間信号を除去するステップと、
    前記保護区間信号が除去された信号を並列変換するステップと、
    前記並列変換された信号を高速フーリエ変換(FFT)するステップと、
    前記高速フーリエ変換された信号のうちから基準信号を抽出するステップと、
    前記抽出された基準信号から基地局識別パターンを検出するステップと、
    前記端末機自身が属した基地局を識別するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  73. 前記基地局識別パターンは、前記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、あらかじめ設定された時間及びあらかじめ設定された帯域幅を考慮して、前記サブ帯域の各々で生成可能な基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、前記選択された基準信号パターンを組み合わせることによって生成されることを特徴とする請求項72記載の方法。
  74. 前記基準信号パターンは、前記各サブ帯域内のサブ周波数帯域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項73記載の方法。
  75. 前記基地局識別パターンは、前記全体の周波数帯域を所定数のサブ帯域に分割し、前記基地局識別パターンが適用される基地局識別パターン時区間を所定数のサブ時区間に分割することによって、複数のサブブロックを構成し、あらかじめ設定された時間及びあらかじめ設定された帯域幅を考慮して、前記サブブロックの各々で、生成可能な基準信号パターンのうちの所定数の基準信号パターンを選択し、前記選択された基準信号パターンを組み合わせることによって生成されることを特徴とする請求項72記載の方法。
  76. 前記基準信号パターンは、前記各サブブロック内のサブ周波数帯域で送信された基準信号のスロープであることを特徴とする請求項75記載の方法。
  77. 前記基地局識別パターンは、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項73記載の方法。
  78. 前記基地局識別パターンは、前記選択された基準信号パターンが示すスロープのセットであることを特徴とする請求項75記載の方法。
  79. 前記あらかじめ設定された時間は、無線チャンネル環境が変わらない時間を示し、前記あらかじめ設定された帯域幅は、前記無線チャンネル環境が変わらない帯域幅を示すことを特徴とする請求項73記載の方法。
  80. 前記あらかじめ設定された時間は、無線チャンネル環境が変わらない時間を示し、前記あらかじめ設定された帯域幅は、前記無線チャンネル環境が変わらない帯域幅を示すことを特徴とする請求項75記載の方法。
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