JP4417414B2 - 直交周波数分割多重方式を用いる通信システムにおけるパイロット信号の送受信装置及び方法 - Google Patents

直交周波数分割多重方式を用いる通信システムにおけるパイロット信号の送受信装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、直交周波数分割多重方式を用いる通信システムに係り、さらに詳しくは、基地局及びセクターを区分するためのパイロット信号の送受信装置及び方法に関する。
次世代の通信システムである第4世代(4th Generation;以下、「4G」と称する。)通信システムにおいては、高速な伝送速度を支援し、且つ様々なサービス品質(Quality of Service;以下、「QoS」と称する。)を有するサービスをユーザーに提供するための研究が盛んに行われてきている。特に、現在、4G通信システムにおいては、無線近距離通信ネットワーク(Local Area Network;以下、「LAN」と称する。)システム及び無線都市地域ネットワーク(Metropolitan Area Network;以下、「MAN」と称する。)システムなどの広帯域無線接続(BWA:Broadband Wireless Access)通信システムに移動性とQoSを保証し、且つ高速サービスを支援するための研究が盛んに行われてきている。
有無線チャンネルにおいて、データの高速伝送に有用な方式としての直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、「OFDM」と称する。)方式が盛んに研究されてきており、上記OFDM方式は、マルチキャリアを用いてデータを伝送する方式として、シリアルにて入力されるシンボル列をパラレル変換し、それらを相互直交性を有する多数のサブキャリアに変調して伝送する多重搬送波変調(MCM:Multi Carrier Modulation)方式の一種である。
上記4G通信システムが高速、高品質の無線マルチメディアサービスを提供するためには、広帯域のスペクトル資源が必要となる。しかしながら、広帯域のスペクトル資源を用いる場合には、多経路伝播による無線伝送路上におけるフェージングの影響が深刻化し、伝送帯域内においても周波数選択的なフェージングによる影響が発生する。このため、高速な無線マルチメディアサービスのためには、符号分割多重接続(CDMA:Code Division Multiple Access、以下、「CDMA」と称する。)方式に比べて周波数選択的なフェージングに強いOFDM方式の方が一層大きなゲインを有するため、上記4G通信システムに積極的に活用されているのが現状である。
以下、上記OFDM方式を用いる通信システム(以下、「OFDM通信システム」と称する。)の送信機と受信機の動作を簡略に述べる。ここで、上記送信機は基地局であってもよく、上記受信機は加入者端末であってもよい。
上記OFDM通信システムの送信機において、入力データは、スクランブラー、エンコーダー、インタリーバを介してサブキャリア信号に変調される。このとき、上記送信機は、種々の可変データレートを提供するが、上記データレートによって異なるコーディングレートと、インタリーブサイズ及び変調方式を有する。通常、上記エンコーダーは、1/2、3/4などのコーディングレートを用い、バーストエラーを防ぐためのインタリーバのサイズは、OFDMシンボル当たりのコーディングされたビット数(NCBPS:Number of Coded Bits per Symbol)によって決められる。上記変調方式としては、データレートに応じてQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式と、8PSK(Phase Shift Keying)方式と、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)方式と、64QAM方式などを用いる。
一方、上記した構成により所定数のサブキャリア信号に変調された信号は、所定数のパイロットサブキャリア信号と加算され、また逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform、以下、「IFFT」と称する。)器においてIFFTが施されて、1個のOFDMシンボルとして生成される。上記OFDMシンボルに多経路チャンネル環境におけるシンボル間干渉(ISI:Inter Symbol Interference)を除去するための保護区間信号が挿入され、上記保護区間信号の挿入されたOFDMシンボルは、シンボル波形生成器を介して最終的に無線周波数(RF:Radio Frequency)処理器に入力され、上記無線周波数処理器では、入力された信号を無線周波数処理して空中に送り出す。
上述の如き送信機に対応するOFDM通信システムの受信機においては、上記送信機において行われたものとは逆の過程が行われ、同期化過程が加えられる。初めに、受信されたOFDMシンボルに対して、所定のトレーニングシンボルを用いて周波数オフセット及びシンボルオフセットを推定する過程を行う必要がある。その後、保護区間を除去したデータシンボルが高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform、以下、「FFT」と称する。)器を介して所定数のパイロットサブキャリア信号が加算された所定数のサブキャリア信号に復元される。また、実際の無線チャンネル上における経路遅延の現象を克服するために、等化器は、受信されたチャンネル信号に対するチャンネル状態を推定して、受信されたチャンネル信号から実際の無線チャンネル上における信号歪みを除去する。上記等化器を通ることでチャンネル推定されたデータは、ビット列に変換されてデインタリーバを経た後、エラー訂正のためのデコーダとディスクランブラーを通って最終データとして出力される。
一方、上述のように、OFDM通信システムにおける送信機、例えば基地局(BS:Base Station)は、受信機、例えば端末にパイロットサブキャリア信号を送信する。上記基地局は、データサブキャリア信号を送信すると同時に、上記パイロットサブキャリア信号を送信する。上記端末は、上記パイロットサブキャリア信号を受信することにより、同期獲得、チャンネル推定及び基地局の区分を行うことができる。すなわち、上記パイロットサブキャリア信号は、一種の基準サブキャリア信号で、一種のトレーニングシーケンスとして働いて送信機と受信機間のチャンネル推定を行うことができるようにし、また、上記パイロットサブキャリア信号を用いて端末が、端末自分の属する基地局を区分できるようにする。上記パイロットサブキャリア信号が送信される位置は、送信機と受信機との間に予め規約されている。結果的に、上記パイロットサブキャリア信号は、一種の基準信号として働く。
以下、上記パイロットサブキャリア信号を用いて端末が、端末自分の属する基地局を区分する過程を説明する。
先ず、基地局は、上記パイロットサブキャリア信号が特定のパターン、すなわち、パイロットパターンを有しつつも、上記データサブキャリア信号に比べて比較的に高い送信電力にてセル半径まで到達できるように送信する。ここで、上記基地局が上記パイロットサブキャリア信号を特定の1パイロットパターンを有しつつも、比較的に高い送信電力にてセル半径まで到達できるように送信する理由は、下記の通りである。
先ず、上記端末は、セルに入ったときに、当該端末が現在属している基地局に関するいかなる情報ももっていない。上記端末が、端末自分の属している基地局を検出するためには、上記パイロットサブキャリア信号を受信しなければならない。そのため、上記基地局は、上記パイロットサブキャリア信号を比較的に高い送信電力にて特定の1パイロットパターンを有するように送信し、その結果、上記端末が、端末自分の属している基地局を検出可能にする。
なお、上記パイロットパターンとは、基地局から送信するパイロットサブキャリア信号が生成するパターンのことである。すなわち、上記パイロットパターンは、上記パイロットサブキャリア信号の勾配と、上記パイロットサブキャリア信号が送信され始める開始点により生成される。このため、上記OFDM通信システムは、該OFDM通信システムを構成する基地局のそれぞれを区分するために、上記基地局のそれぞれが相異なるパイロットパターンを有するように設計しなければならない。また、上記パイロットパターンは、コヒーレンス帯域幅とコヒーレンス時間を考慮して生成しなければならない。以下、上記コヒーレンス帯域幅とコヒーレンス時間について説明する。
上記コヒーレンス帯域幅は、周波数領域においてチャンネルが不変であると仮定可能な最大帯域幅を示す。上記コヒーレンス時間は、時間領域においてチャンネルが不変であると仮定可能な最大時間を示す。このように、上記コヒーレンス帯域幅とコヒーレンス時間内においては、チャンネルが不変であると仮定可能であるため、上記コヒーレンス帯域幅とコヒーレンス時間の間単一のパイロットサブキャリア信号のみを送信しても同期獲得とチャンネル推定及び基地局の区分などを行うのに十分であり、しかも、データサブキャリア信号の送信を最大化させることができ、システム全体の性能が高められるようになる。結果的に、パイロットサブキャリア信号を送信する最大周波数間隔は、コヒーレンス帯域幅であり、上記パイロットチャンネル信号を送信する最大時間間隔、すなわち、最大OFDMシンボル時間間隔は、コヒーレンス時間である。
一方、相異なる勾配と開始点を有するパイロットパターンの数は、上記OFDM通信システムを構成する基地局の数と同数、あるいは、それ以上である必要がある。しかしながら、上記OFDM通信システムの時間−周波数領域において、パイロットサブキャリア信号を送信するためには、上述のように、コヒーレンス帯域幅とコヒーレンス時間を考慮する必要があり、該コヒーレンス帯域幅とコヒーレンス時間を考慮する場合、上記相異なる勾配と開始点を有するパイロットパターンの数には限界がある。上記コヒーレンス帯域幅とコヒーレンス時間を考慮することなく、パイロットパターンを生成する場合、相異なる基地局を示すパイロットパターン内のパイロットサブキャリア信号が混在してしまい、パイロットパターンを用いて基地局を区分することができなくなる。
以下、図1に基づき、パイロットパターンにて生成可能な全ての勾配について説明する。
図1は、通常のOFDM通信システムにおいて、パイロットパターンにて生成可能なあらゆる勾配を概略的に示している。
図1を参照すると、パイロットパターンにて生成可能な勾配とその数は、すなわち、パイロットサブキャリア信号の送信による勾配とその数は、コヒーレンス帯域幅100とコヒーレンス時間110によって制限される。図1において、上記コヒーレンス帯域幅100が6であり、コヒーレンス時間110が1であるときに、パイロットパターンの勾配が整数であるとすれば、上記条件下において発生可能なパイロットパターンの勾配は、s=0(101)からs=5(106)までの6個となる。すなわち、上記条件下において発生可能なパイロットパターンの勾配は、0から5までの整数のいずれかの整数値となる。このように、発生可能なパイロットパターンの勾配が6個であることは、上記条件を満足するOFDM通信システムにおいて、上記パイロットパターンを用いて区分可能な基地局の数が6個であることを意味する。そして、図1における線影円107は、コヒーレンス帯域幅100だけ離間しているパイロットサブキャリア信号を示す。
要するに、上述のように、OFDM通信システムにおいて、該OFDM通信システムを構成する基地局を区分するために用いられるパイロットパターンが、コヒーレンス帯域幅とコヒーレンス時間に制限されながら生成されるため、その生成可能なパターン数に制限がある。このため、上記OFDM通信システムを構成する基地局の数が増えた場合、生成可能なパターン数の制限によって区分可能な基地局の数に制限が生じるという不都合がある。
さらに、上記パイロットサブキャリア信号が同じ位相を有する場合、ピーク電力対平均電力比(Peak to Average Power Ratio、以下、「PAPR」と称する。)が高くなることがある。上記PAPRが高くなると、送信端が送信する上記パイロットサブキャリア間の直交性が壊れてしまうため、上記PAPRを極力抑えたパイロットサブキャリア信号を設計しなければならない。
そこで、本発明の目的は、OFDM通信システムにおいて、基地局及びセクターの区分のためのパイロット信号を送受信する装置及び方法を提供するところにある。
本発明の他の目的は、OFDM通信システムにおいて、相互間の干渉を極力抑えるパイロット信号を送受信する装置及び方法を提供するところにある。
本発明のさらに他の目的は、OFDM通信システムにおいて、基地局の区分のためのパイロット信号を1以上の送信アンテナを介して送受信する装置及び方法を提供するところにある。
上記の目的を達成するための本発明の一つの方法は、それぞれが1以上のセクターと1以上の送信アンテナを有する多数のセルを備え、全体の周波数帯域がN本のサブキャリア帯域に分割される通信システムにおける、上記セルと、セクターを区分するための基準信号を1以上の送信アンテナを介して送信する方法において、所定のウォルシュ・アダマール行列からセル識別子に相当する行を選択し、上記選択した行を所定の設定回数だけ繰り返すステップと、所定のウォルシュコードのうちセクター識別子に相当するウォルシュコードを所定の設定回数だけ繰り返すステップと、所定のシーケンスのうち、上記セル識別子及びセクター識別子に対応するシーケンスを選択するステップと、上記繰り返されたウォルシュ・アダマール行列の各行を所定のインタリーブ方式によりインタリーブするステップと、上記インタリーブされたウォルシュ・アダマール行列の各行と上記繰り返されたウォルシュコードを排他的論理和して得た信号と上記シーケンスとを連接して上記基準信号を生成するステップと、所定の基準信号送信区間において上記基準信号を送信するステップと、を含むことを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明の他の方法は、隣設する複数の基地局と、上記基地局によりそれぞれ占められる複数のセルと、上記セル内において移動する移動加入者端末と、を備える通信システムにおける、上記基地局のそれぞれから上記移動加入者端末にパイロットシンボルを伝送する方法において、上記パイロットシンボルの周波数領域において、基地局の区分のためのシーケンスを示す基地局区分サブキャリアを伝送するステップと、上記周波数領域において、上記基地局区分サブキャリアの伝送と共に、上記パイロットシンボルのピーク電力対平均電力比(PAPR)を減少するためのシーケンスを示すPAPRサブキャリアを伝送するステップと、を含むことを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明の装置は、隣設する複数の基地局と、上記基地局によりそれぞれ占められる複数のセルと、上記セル内において移動する移動加入者端末を備える通信システムにおける、上記基地局のそれぞれから上記移動加入者端末へとパイロットシンボルを伝送する装置において、上記パイロットシンボルの周波数領域において、基地局の区分のためのシーケンスを示す基地局区分サブキャリアを伝送し、上記周波数領域において、上記基地局区分サブキャリアの伝送と共に、上記パイロットシンボルのピーク電力対平均電力比(PAPR)を減少するためのシーケンスを示すPAPRサブキャリアを伝送する送信機を備えることを特徴とする。
本発明は、OFDM通信システムにおいて、ウォルシュ・アダマール行列と該ウォルシュコードを用いてセルID及びセクターIDを区分可能にするパイロット信号の送受信方案を提供することにより、上記OFDM通信システムにおいて区分可能なセルID及びセクターIDの数を増大することが可能であるという利点を有する。また、上記ウォルシュ・アダマール行列と該ウォルシュコードのみならず、PAPRの低減シーケンスを用いてパイロット信号を送受信する方案を提供することにより、パイロット信号のPAPRを低減することができるという利点を有する。さらに、本発明は、多重入力多重出力方式を用い、セクターの区分を不要とするOFDM通信システムにおいて、ウォルシュ・アダマール行列と該ウォルシュコードを用いて送信アンテナ及びセルIDを区分可能にするパイロット信号の送受信方案を提供することにより、区分可能なセルID及び送信アンテナの数が増大するという利点を有する。
以下、添付した図面に基づき、本発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。本発明を説明するに当たって、関連する公知の機能あるいは構成についての詳細な説明が本発明の要旨を余計に曖昧にすると認められる場合、その詳細な説明を省く。
本発明は、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing;以下、「OFDM」と称する。)方式を用いる通信システム(以下、「OFDM通信システム」と称する。)において、基地局(BS:Base Station)またはセクターの区分のためのパイロット信号を送受信する方案を提案する。特に、本発明は、上記基地局及びセクター区分を行いながらも、シンボル間の相互干渉を極力抑えることのできるパイロット信号を送受信する方案を提案する。
図2は、本発明の実施の形態によるOFDM通信システムにおけるパイロット発生器の内部構造を示す図である。
図2を参照すると、上記パイロット発生器は、ウォルシュ・アダマール行列発生器201と、選択器203と、ウォルシュコードリピーター205と、インタリーバ207−1、...、207−Uと、加算器209−1、...、209−Uと、サブキャリア割当器211と、により構成される。
先ず、セル識別子(ID:Identifier、以下、「ID」と称する。)は、セル、すなわち基地局(BS)を区分するためのIDであって、上記セルIDは、上記選択器203に入力される。また、上記ウォルシュ・アダマール行列発生器201は、各行がウォルシュコードであるウォルシュ・アダマール行列を生成する。上記選択器203は、上記セルIDが入力されるに伴い、上記ウォルシュ・アダマール行列発生器201において生成したウォルシュ・アダマール行列のうち上記セルIDに対応する行を選択した後、上記インタリーバ207−1、...、207−Uのそれぞれに出力する。ここで、上記選択器203から出力される上記セルIDに対応するウォルシュ・アダマール行列の行は、上記OFDM通信システムの特性に応じて1回のみ用いられてもよく、多数回繰り返し用いられてもよい。ここで、上記セルIDに対応するウォルシュ・アダマール行列の行を繰り返す基準は、パイロットシンボルの長さであり、上記パイロットシンボル長に応じて上記セルIDに対応するウォルシュ・アダマール行列の行を繰り返す回数が決められる。図2においては、上記セルIDに対応するウォルシュ・アダマール行列の行がU回繰り返されるとする。
このため、上記選択器203から出力する上記セルIDに対応するウォルシュ・アダマール行列の行は、上記U個のインタリーバ、すなわち、インタリーバ207−1、...、207−Uのそれぞれに入力される。上記インタリーバ207−1、...、207−Uのそれぞれは、上記選択器203から出力する信号を入力し、所定の設定インタリーブ方式によりインタリーブした後、加算器209−1、...、209−Uのそれぞれに出力する。ここで、上記インタリーバ207−1、...、207−Uのそれぞれが上記選択器203から出力した信号を上記設定インタリーブ方式によりインタリーブする理由は、上記ウォルシュ・アダマール行列の各行は特定のパターンの数字列が頻繁に繰り返される特徴を持つため、ピーク対平均電力比(PAPR:Peak to Average Power Ratio、以下、「PAPR」と称する。)が高いためである。すなわち、上記ウォルシュ・アダマール行列の行を構成するエレメントをインタリーブすることにより、上記OFDM通信システムのパイロット信号のPAPRを低めるように制御するのである。
セクターIDは、セクターを区分するためのIDであって、該セクターIDは、上記ウォルシュコードリピーター205に入力される。上記ウォルシュコードリピーター205は、上記セクターIDが入力されると、上記セクターIDに対応するウォルシュコードを所定の設定回数だけ繰り返して上記加算器209−1、...、209−Uに出力する。本発明の実施の形態においては、上記OFDM通信システムのパイロットシンボルの長さがNであり、上記ウォルシュ・アダマール行列の次数がNであり、上記ウォルシュコードの長さがNであるとする。この場合、上記ウォルシュコードリピーター205は、上記セクターIDに対応するウォルシュコードをN/N回繰り返して出力する。ここで、上記ウォルシュコードリピーター205から出力する信号の長さは、上記インタリーバ207−1、...、207−Uのそれぞれから出力する信号の長さNと同じである。上記加算器209−1、...、209−Uのそれぞれは、上記インタリーバ207−1、...、207−Uのそれぞれから出力する信号と上記ウォルシュコードリピーター205から出力する信号を排他的論理和(XOR:exclusive OR)演算して上記サブキャリア割当器211に出力する。
また、PAPR低減シーケンスは、上記OFDM通信システムにおいてパイロットシンボルのPAPRを低減するシーケンスであって、上記PAPR低減シーケンスの長さはNである。ここで、上記PAPR低減シーケンスは、上記セルID及びセクターIDに対応して予め決められているとする。上記長さNのPAPR低減シーケンスは、上記サブキャリア割当器211に入力される。上記サブキャリア割当器211は、上記加算器209−1、...、209−Uのそれぞれから出力する信号と上記PAPRシーケンスを該当サブキャリアを介して送信するように、サブキャリアを割り当ててパイロットシンボルとして出力する。ここで、上記サブキャリア割当器211から出力するパイロットシンボルの長さは、
Figure 0004417414
となる。
図3は、本発明の実施の形態によるOFDM通信システムにおける送信機の内部構造を示す図である。
図3を参照すると、上記送信機(基地局である場合もある)は、変調器301と、パイロット発生器303と、変調器305と、選択器307と、シリアル/パラレル変換器309と、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform、以下、「IFFT」と称する。)器311と、パラレル/シリアル変換器313と、保護区間挿入器315と、デジタル/アナログ変換器317と、無線周波数(RF:Radio Frequency、以下、「RF」と称する。)処理器319と、を備える。
先ず、伝送したいデータ、すなわち、情報データビットが発生すると、該情報データビットは、上記第1の変調器301に入力される。上記第1の変調器301は、上記入力される情報データビットを所定の変調方式により変調して変調シンボルとして生成した後、上記選択器307に出力する。ここで、上記変調方式としては、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式、若しくは16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)方式など種々の変調方式が用いられる。
また、パイロットシンボルを伝送したいとき、上記パイロットシンボルを伝送したいセルセクターのセルIDと、セクターID、及び上記セルIDとセクターIDに対応する所定のPAPR低減シーケンスが上記パイロット発生器303に入力される。上記パイロット発生器303は、上記入力されるセルIDと、セクターID及びPAPR低減シーケンスをパイロットシンボルとして生成した後、上記第2の変調器305に出力する。ここで、上記パイロット発生器303の内部構造は、図2における説明と同様である。上記第2の変調器305は、上記パイロット発生器303から出力する信号を入力して所定の変調方式により変調して変調シンボルとして生成した後、上記選択器307に出力する。ここで、上記変調方式としては、BPSK(Binary Phase Shift Keying)方式などが用いられる。
上記選択器307は、上記送信機が現在データシンボルを送信すべきデータシンボル送信区間である場合には、上記第1の変調器301から出力する信号が上記シリアル/パラレル変換器309に出力されるように制御し、上記送信機が現在パイロットシンボルを送信すべきパイロットシンボル送信区間である場合には、上記第2の変調器305から出力する信号が上記シリアル/パラレル変換器309に出力されるように制御する。上記シリアル/パラレル変換器309は、上記選択器307から出力するシリアル変調シンボルを入力してパレレル変換した後、上記IFFT器311に出力する。上記IFFT器311は、上記シリアル/パラレル変換器309から出力する信号を入力してN−ポイントIFFTを行った後、上記パラレル/シリアル変換器313に出力する。
上記パラレル/シリアル変換器313は、上記IFFT器311から出力した信号を入力してシリアル変換した後、上記保護区間挿入器315に出力する。上記保護区間挿入器315は、上記パラレル/シリアル変換器313から出力した信号を入力して保護区間信号を挿入した後、上記デジタル/アナログ変換器317に出力する。ここで、上記保護区間は、以前のOFDMシンボル時間に送信したOFDMシンボルと現在のOFDMシンボル時間に送信する現在のOFDMシンボルとの間の干渉を除去するために挿入される。また、上記保護区間は、時間領域のOFDMシンボルの最後の一定のサンプルをコピーして有効OFDMシンボルに挿入する「サイクリック・プレフィックス(Cyclic Prefix)」方式、或いは時間領域のOFDMシンボルの最初の一定のサンプルをコピーして有効OFDMシンボルに挿入する「サイクリック・ポストフィックス(Cyclic Postfix)」方式を用いて挿入される。上記保護区間挿入器315から出力する信号が結果的に1個のOFDMシンボルとなる。
上記デジタル/アナログ変換器317は、上記保護区間挿入器315から出力した信号を入力してアナログ変換した後、上記無線周波数処理器319に出力する。ここで、上記RF処理器319は、フィルタと前処理器などを備え、上記デジタル/アナログ変換器317から出力した信号を実際に空中を通じて伝送可能にRF処理した後、アンテナを介して空中に送り出す。
図4は、本発明の実施の形態によるOFDM通信システムの受信機の内部構造を示す。
図4を参照すると、上記受信機は、RF処理器401と、アナログ/デジタル変換器403と、保護区間除去器405と、シリアル/パラレル変換器407と、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform、以下、「FFT」と称する。)器409と、パラレル/シリアル変換器411と、選択器413と、復調器415、417と、セルID/セクターID検出器419とにより構成される移動加入者端末であってもよい。
先ず、上記OFDM通信システムの送信機から送信した信号は、多経路チャンネルを経てノイズ成分が加算され、上記受信機のアンテナを介して受信される。上記アンテナを介して受信された信号は、上記RF処理器401に入力され、上記RF処理器401は、上記アンテナを介して受信された信号を中間周波数(IF:Intermediate Frequency)帯域にダウン変換した後、上記アナログ/デジタル変換器403に出力する。上記アナログ/デジタル変換器403は、上記RF処理器401から出力したアナログ信号をデジタル変換した後、上記保護区間除去器405に出力する。
上記保護区間除去器405は、上記アナログ/デジタル変換器403から出力した信号を入力して保護区間信号を除去した後、上記シリアル/パラレル変換器407に出力する。上記シリアル/パラレル変換器407は、上記保護区間除去器405から出力したシリアル信号を入力してパラレル変換した後、上記FFT器409に出力する。上記FFT器409は、上記シリアル/パラレル変換器407から出力した信号に対してN−ポイントFFTを行った後、上記パラレル/シリアル変換器411に出力する。
上記パラレル/シリアル変換器411は、上記FFT器409から出力したパラレル信号を入力してシリアル変換した後、上記選択器413に出力する。上記選択器413は、上記受信機が現在データシンボルを受信すべきデータシンボル受信区間である場合には、上記FFT器409から出力する信号が上記第1の復調器415に出力されるように制御し、上記受信機が現在パイロットシンボルを受信すべきパイロットシンボル受信区間である場合には、上記FFT器409から出力する信号が上記第2の復調器417に出力されるように制御する。上記第1の復調器415は、上記FFT器409から出力する信号を上記送信機において適用した変調方式に応じて復調して、データ、すなわち情報データビットに復元して出力する。
一方、上記第2の復調器417は、上記FFT器409から出力する信号を上記送信機において適用した変調方式に応じて復調してパイロットに復元した後、上記セルID/セクターID検出器419に出力する。上記セルID/セクターID検出器419は、上記第2の復調器417から出力するパイロット信号を入力して上記パイロット信号に相当するセルID及びセクターIDを検出する。ここで、上記パイロット信号は、セルID及びセクターIDに対応して生成される信号であって、上記送信機と受信機との間に予め規約されている。
図5は、図4のセルID/セクターID検出器419の内部構造を示す。
図5を参照すると、上記セルID/セクターID検出器419は、パイロット抽出器501と、ウォルシュコードリピーター503と、U個の加算器505−1、...、505−Uと、U個のデインタリーバ507−1、...、507−Uと、U個の逆高速アダマール変換(IFHT:Inverse Fast Hadamard Transform、以下、「IFHT」と称する。)器509−1、...、509−Uと、比較選択器511と、により構成されている。
先ず、図4の復調器417から出力する信号は、上記パイロット抽出器501に入力され、上記パイロット抽出器501は、上記復調器417から出力した信号を入力してPAPR低減シーケンスを除去し、U・N個のシンボルを抽出した後、Nの長さを有するU個のシンボルに分割して上記U個の加算器505−1、...、505−Uのそれぞれに出力する。また、上記ウォルシュコードリピーター503は、上記受信機が区別可能な全てのセクターIDに相当するウォルシュコードを繰り返して出力し、上記全てのセクターIDに相当するウォルシュコードのうち順次に1ウォルシュコードを選択した後、繰り返して上記U個の加算器505−1、...、505−Uのそれぞれに出力する。
上記U個の加算器505−1、...、505−Uのそれぞれは、上記パイロット抽出器501から出力する信号と上記ウォルシュコードリピーター503から出力する信号を排他的論理和演算した後、U個のデインタリーバ507−1、...、507−Uのそれぞれに出力する。上記U個のデインタリーバ507−1、...、507−Uのそれぞれは、上記U個の加算器505−1、...、505−Uのそれぞれから出力した信号を上記送信機のパイロット発生器の内部のインタリーバ、すなわち、図2のU個のインタリーバ207−1、...、207−Uのそれぞれにおいて適用したインタリーブ方式と同じインタリーブ方式を用いてインタリーブした後、上記U個のIFHT器509−1、...、509−Uのそれぞれに出力する。上記U個のIFHT器509−1、...、509−Uのそれぞれは、上記U個のデインタリーバ507−1、...、507−Uのそれぞれから出力した信号を入力して上記受信機が区別可能な全てのセルIDに対応するウォルシュ・アダマール行列の各行と、全てのセクターIDに対応するウォルシュコードに対して相関を行った後、すなわち、IFHTを行った後、上記比較選択器511に出力する。
上記比較選択器511は、上記U個のIFHT器509−1、...、509−Uのそれぞれから出力した信号を入力し、上記U個のIFHT器509−1、...、509−Uのそれぞれから出力した上記全てのセルIDに対応するウォルシュ・アダマール行列の各行と、全てのセクターIDに対応するウォルシュコードに対して相関値のうち最大値を有する相関値を選択し、該選択した最大の相関値に相当するセルID及びセクターIDを出力する。
図6は、本発明の実施の形態によるOFDM通信システムにおける送信機の動作過程を示す手順図である。
以下では、上記送信機のパイロット信号送信動作だけを説明し、データ信号の送信動作については、本発明と直接的な関連性がないためその詳細な説明を省略する。
図6を参照すると、先ず、ステップS611において、上記送信機は、当該送信機のセルIDと、セクターID及びPAPR低減シーケンスを用いてパイロットシンボルを生成した後、ステップS613へ進む。上記ステップS613において、上記送信機は、生成したパイロットシンボルを所定の設定変調方式、例えば、BPSK方式などの変調方式により変調して変調シンボルを生成した後、ステップS615へ進む。上記ステップS615において、上記送信機は、上記変調シンボル変換されたパイロットシンボルをパイロットシンボル区間において送信した後、終了する。もちろん、図6に別に示してはいないが、上記パイロットシンボルを送信するに当たり、周波数オフセットを考慮すればよい。すなわち、上記パイロットシンボルが始まる位置をセル及びセクターごとに異ならせることができ、多数の送信アンテナを用いるシステムにおいて周波数オフセットを送信アンテナごとに異ならせて多数の送信アンテナを介してパイロットシンボルを送信することができる。
図7は、本発明の実施の形態によるOFDM通信システムにおける受信機の動作過程を示す手順図である。
以下では、上記受信機のパイロット信号受信動作だけを説明し、データ信号の受信動作については、本発明とは直接的な関連性がないためその詳細な説明を省略する。
図7を参照すると、先ず、ステップS711において、上記受信機は、パイロットシンボル区間においてパイロットシンボルを受信した後、ステップS713に進む。ここで、図7に別に示してはいないが、図6において説明したように、送信機において周波数オフセットを考慮してパイロットシンボルを送信した場合には、上記受信機は、上記周波数オフセットに対応するように位置を決めた後、上記パイロットシンボルを受信する。上記ステップS713において、上記受信機は、上記パイロットシンボルを送信機において適用した変調方式に対応する復調方式により復調した後、ステップS715に進む。上記ステップS715において、上記受信機は、上記復調されたパイロットシンボルを上記受信機において区別可能な全てのセルIDに対応するウォルシュ・アダマール行列の各行と、全てのセクターIDに対応するウォルシュコードに対して相関を行った後、すなわち、IFHTを行った後、そのうち最大の相関値を有するセルID及びセクターIDを上記送信機のセルID及びセクターIDとして検出した後、終了する。
図8は、本発明の実施の形態によるOFDM通信システムにおいてIFFTを行う際のサブキャリアとパイロットシンボルとのマッピング関係を概略的に示す図である。
図8中、上記OFDM通信システムにおいて用いられる全体のサブキャリアの数が2048であり、上記2048本のサブキャリアのうち実際に用いられるサブキャリアの数が1552本である場合、すなわち、−776番のサブキャリアから−1番のサブキャリアまでの776本のサブキャリアと、1番のサブキャリアから776番のサブキャリアまでの776本のサブキャリア、すなわち、合計で1552本のサブキャリアが用いられる場合を想定する。図8中、IFFT器の入力端の番号、すなわち、kは、上記OFDM通信システムのサブキャリアのインデックスを示す。
そして、0番のサブキャリアは、IFFTを行った後には、時間領域において上記パイロットシンボルの基準点、すなわち、時間領域においてDC成分を示すため、上記0番のサブキャリアにはヌルデータを挿入する。また、上記実際に用いられる1552本のサブキャリアと、上記0番のサブキャリアを除くサブキャリア、すなわち−777番のサブキャリアから−1024番のサブキャリアまでのサブキャリアと、777番のサブキャリアから1023番のサブキャリアまでのサブキャリアにも同様にヌルデータが挿入される。ここで、−777番のサブキャリアから−1024番のサブキャリアまでのサブキャリアと、777番のサブキャリアから1023番のサブキャリアまでのサブキャリアにヌルデータが挿入される理由は、上記−777番のサブキャリアから−1024番のサブキャリアまでのサブキャリアと、777番のサブキャリアから1023番のサブキャリアまでのサブキャリアが隣り合う周波数帯域を用いる他のシステムとの干渉を防ぐための保護帯域に相当するためである。
このため、周波数領域のパイロットシンボルがIFFT器に入力すると、上記IFFT器は、入力される周波数領域のパイロットシンボルを当該サブキャリアにマッピングしてIFFTを行い、時間領域のパイロットシンボルとして出力する。
図9は、本発明の実施の形態によるOFDM通信システムの時間領域におけるパイロットシンボルの構造を示す。
図9を参照すると、上記パイロットシンボルは、p長の、すなわち、NFFT/2の長さのシンボルが2回繰り返された形を有し、OFDM通信システムの特性から、上述のサイクリック・プレフィックス(CP)方式により挿入された保護区間信号が上記長さのシンボルが2回繰り返されたものの先端に付加されている。ここで、上記NFFTは、上記OFDM通信システムにおいて用いられるIFFT/FFT演算のポイント数を示す。
図10は、本発明の実施の形態によるOFDM通信システムの周波数領域におけるパイロットシンボルの構造を示す。
図10を参照すると、先ず、保護帯域(GB:Guard Band)、すなわち、保護区間1001、1007を除くサブキャリア区間は、大きく相関区間1003と、PAPR区間1005とに分けられる。上記相関区間1003は、相関値が大きなシーケンスの集合により構成され、上記PAPR区間1005は、上記相関区間1003を構成するシーケンスのそれぞれに対するPAPR低減シーケンスにより構成される。図5における相関値の計算は、上記相関区間1003に対してのみ行われる。
図10中、H128は、128次のウォルシュ・アダマール行列を示し、
Figure 0004417414
は、長さ128のインタリーブ方式により上記128次のウォルシュ・アダマール行列H128の列をインタリーブする。また、図10中、W(・)は、ウォルシュコードマスキングを示す。上記パイロットシンボルは、下記式1で表される周波数領域シーケンスにより生成される。
Figure 0004417414
Figure 0004417414
上記式1において、IDcellはセルID(すなわち、基地局ID)を示し、sはセクターIDを示し、kはサブキャリアのインデックスを示し、mは
Figure 0004417414
シーケンスの実行インデックスを示す。本発明の実施の形態においては、全ての基地局とセクターのパイロットシンボルが同じ周波数オフセットを用いるとする。上記式1に示すように、周波数領域の
Figure 0004417414
シーケンスは偶数インデックスを有するサブキャリアにのみ上記式1による値が与えられ、奇数インデックスを有するサブキャリアには無条件に0の値が与えられるため、IFFT演算を行う場合、時間領域において同じシーケンスが2回繰り返される形を有する。
また、上記式1において、
Figure 0004417414
は、パイロットシンボルの送信電力レベルに上記パイロットシンボル区間以外の区間、すなわち、データシンボル区間において送信されるデータシンボルの送信電力レベルと同じ送信電力レベルを持たせるために設定される重み付け値であり、
Figure 0004417414
は、下記式2のように定義される。
Figure 0004417414
上記式2において、H128(i、j)は128次のウォルシュ・アダマール行列の(i、j)番目のエレメントを示し、i及びjは、0、1、2、...、127の値を有する。上記128次のウォルシュ・アダマール行列H128の第1行目は、全てのエレメントが1であるため、2番目の行列から用いる。また、上記式2において、
Figure 0004417414
は、
Figure 0004417414
番目のインタリーブ方式であって、上記
Figure 0004417414
は、
Figure 0004417414
よりも大きくない最大整数を示す。ここで、上記
Figure 0004417414
番目のインタリーブ方式とは、図2のパイロット発生器内のU個のインタリーバのうち、上記
Figure 0004417414
番目のインタリーバにおいて適用するインタリーブ方式を意味する。
図10においては、本発明の実施の形態によるOFDM通信システムの周波数領域におけるパイロットシンボルの構造について説明した。次に、図11に基づき、図2のパイロット発生器内のU個のインタリーバ207−1、...、207−Uの内部構造について説明する。
図11は、図2のパイロット発生器内のインタリーバの内部構造を示す。
図11を参照すると、上記インタリーバは、図示のごとく、生成多項式(X+X+1)から生成された擬似雑音(PN:Psuedo Noise)シーケンス生成器の7個のメモリ1101、1103、1105、1107、1109、1111、1113の値を10進数に変換して、図10における
Figure 0004417414
番目のインタリーバのインタリーブ方式
Figure 0004417414
を生成する。上記インタリーバのそれぞれに対するPNシーケンス生成器の初期値は、図11に示す通りであり、上記7個のメモリ1101、1103、1105、1107、1109、1111、1113のそれぞれには、1から127までの整数が1回ずつのみ記述される。このため、長さ128のインタリーバに対応するインタリーブ方式を生成するためには、
Figure 0004417414
は0に設定し
Figure 0004417414
上記インタリーブ方式は、下記表1に示す通りである。
Figure 0004417414
上記表1に示すように、インタリーブ方式
Figure 0004417414
は、上記128次のウォルシュ・アダマール行列の選択された行を構成する128個のエレメントを上記表1に示す順番に配置し、その結果としてインタリーブの効果を奏するものである。ここで、上記インタリーブ方式
Figure 0004417414
は、上記長さ128の周波数領域のシーケンス
Figure 0004417414
を構成する128個のエレメントのそれぞれを上記表1に示す順番にその位置を入れ替える方式であって、上記表1における各数字は、上記周波数領域のシーケンス
Figure 0004417414
を構成する128個のエレメントのそれぞれが一対一にマッピングされるサブキャリアのインデックスを示す。
一方、
Figure 0004417414
の値は、上記パイロットシンボルのPAPRを最小にするPAPR低減シーケンスにより決められるものである。下記表2に、セルIDとセクターIDに対応するPAPR低減シーケンスと上記セルIDとセクターIDに対応するパイロットシンボルのPAPRを示す。
Figure 0004417414

Figure 0004417414
一方、上述の如きパイロット信号の送受信方案においては、多重入力多重出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)方式を用い、セクターの区分を不要とするOFDM通信システムにも適用可能である。ここで、上記セクターの区分が不要であることから、上述のパイロット信号の送受信方案とは異なって、上記セクター識別子に応じて生じていた相異なるウォルシュコードを、所定のウォルシュコード、例えば、all 1ウォルシュコードとして同一に用いる。
また、上記OFDM通信システムの送信機、例えば、基地局がN個の送信アンテナTx.ANTを用いる場合、上記N個の送信アンテナのそれぞれを介して送信されるパイロットシンボルは、下記式3のように表わされる。
Figure 0004417414
上記式3中、nは、送信アンテナIDを示し、kは、サブキャリアのインデックスを示す。また、上記式3における
Figure 0004417414
は、下記式4のように定義される。
Figure 0004417414
上記式4中、シーケンスR(r)とT(k)は、上記送信アンテナの数Nと上記OFDM通信システムにおいて用いられるIFFT/FFT演算ポイントの数によって異なるように定義され、このため、上記
Figure 0004417414
もまた上記送信アンテナの数Nと上記OFDM通信システムにおいて用いられるIFFT/FFT演算ポイントの数によって異なるように定義される。
ここで、上記送信アンテナの数Nと上記OFDM通信システムにおいて用いられるIFFT/FFT演算ポイントの数NFFTによるR(r)と、
Figure 0004417414
について説明すると、下記の通りである。
上記送信アンテナの数が2つであり、上記OFDM通信システムにおいて用いられるIFFT/FFT演算ポイント数が2048である場合(すなわち、N=2、NFFT=2048)、上記R(r)は下記式5に示す通りであり、また、
Figure 0004417414
は下記表3及び表4aから4fに16進数で示す通りである。
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
上記送信アンテナの数が2つであり、上記OFDM通信システムにおいて用いられるIFFT/FFT演算ポイント数が1024である場合(すなわち、N=2、NFFT=1024)上記R(r)は下記式6に示す通りであり、また、
Figure 0004417414
は下記表5及び表6aから6dに16進数で示す通りである。
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
上記送信アンテナの数が2つであり、上記OFDM通信システムにおいて用いられるIFFT/FFT演算ポイント数が512である場合(すなわち、N=2、NFFT=512)上記R(r)は下記式7に示す通りであり、また、
Figure 0004417414
は下記表7及び表8aから表8bに16進数で示す通りである。
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
上記送信アンテナの数が3つであり、上記OFDM通信システムにおいて用いられるIFFT/FFT演算ポイント数が2048である場合(すなわち、N=3、NFFT=2048)上記R(r)は下記式8に示す通りであり、また、
Figure 0004417414
は下記表9及び表10aから10dに16進数で示す通りである。
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
上記送信アンテナの数が3つであり、上記OFDM通信システムにおいて用いられるIFFT/FFT演算ポイント数が1024である場合(すなわち、N=3、NFFT=1024)上記R(r)は下記式9に示す通りであり、また、
Figure 0004417414
は下記表11及び表12aから12bに16進数で示す通りである。
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
上記送信アンテナの数が3つであり、上記OFDM通信システムにおいて用いられるIFFT/FFT演算ポイント数が512である場合(すなわち、N=3、NFFT=512)上記R(r)は下記式10に示す通りであり、また、
Figure 0004417414
は下記表13及び表14aから14bに16進数で示す通りである。
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
Figure 0004417414
なお、本発明の詳細な説明においては、具体的な実施の形態を挙げて説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内であれば、種々な変形が可能であることは言うまでもない。よって、本発明の範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲とその均等物によって定められるべきである。
通常のOFDM通信システムにおいて、パイロットパターンにて生成可能な全ての勾配を概略的に示す図。 本発明の実施の形態によるOFDM通信システムにおけるパイロット発生器の内部構造を示す図。 本発明の実施の形態によるOFDM通信システムにおける送信機の内部構造を示す図。 本発明の実施の形態によるOFDM通信システムにおける受信機の内部構造を示す図。 図4のセルID/セクターID検出器419の内部構造を示す図。 本発明の実施の形態によるOFDM通信システムにおける送信機の動作過程を示す手順図。 本発明の実施の形態によるOFDM通信システムにおける受信機の動作過程を示す手順図。 本発明の実施の形態によるOFDM通信システムにおいてIFFTを行う際のサブキャリアとパイロットシンボルとのマッピング関係を概略的に示す図。 本発明の実施の形態によるOFDM通信システムの時間領域におけるパイロットシンボルの構造を示す図。 本発明の実施の形態によるOFDM通信システムの周波数領域におけるパイロットシンボルの構造を示す図。 図2のパイロット発生器内のインタリーバの内部構造を示す図。
符号の説明
201:ウォルシュ・アダマール行列発生器
203:選択器
205:ウォルシュコードリピーター
207−1、...、207−U:インタリーバ
209−1、...、209−U:加算器
211:サブキャリア割当器

Claims (43)

  1. 信システムにおける、基地局のそれぞれから移動加入者端末にパイロットシンボルを伝送する方法において、
    前記パイロットシンボルの周波数領域において、基地局の識別子に基づいた第1のシーケンスにマッピングされる第1の組のサブキャリアを伝送するステップと、
    前記周波数領域において、前記第1の組のサブキャリアの伝送と共に、前記パイロットシンボルのピーク電力対平均電力比(PAPR)を減少するための第2のシーケンスにマッピングされた第2の組のサブキャリアを伝送するステップと、を含み、
    前記基地局の識別子に基づいた第1のシーケンスは、各行がウォルシュコードであるウォルシュ・アダマール行列を用いて生成し、該ウォルシュ・アダマール行列のうち特定の基地局識別子に対応する行が所定のインタリーブ方式によりインタリーブされ、該インタリーブされた信号が所定のサブキャリアとマッピングされて前記第1のサブキャリアとして生成され伝送され、
    前記基地局の識別子に基づいた第1のシーケンスは、下記式1のように定義されることを特徴とする前記方法。
    Figure 0004417414
    前式中、
    Figure 0004417414
    は128次のウォルシュ・アダマール行列を、
    Figure 0004417414
    は128次のウォルシュ・アダマール行列
    Figure 0004417414
    のインタリーブを意味する。
  2. インタリーブされた方式は、下記の1つであることを特徴とする請求項に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    前記表において、は0から127の値を有する。
  3. ルを区分するセクターが1個である場合、前記ウォルシュコードは、all 1ウォルシュコードであることを特徴とする請求項に記載の前記方法。
  4. 前記パイロットシンボルのPAPRを減少するためのシーケンスは、特定の基地局識別子に対応するように予め決められていることを特徴とする請求項1に記載の前記方法。
  5. 通信システムにおける、基地局のそれぞれから移動加入者端末にパイロットシンボルを伝送する方法において、
    前記パイロットシンボルの周波数領域において、基地局の識別子に基づいた第1のシーケンスにマッピングされる第1の組のサブキャリアを伝送するステップと、
    前記周波数領域において、前記第1の組のサブキャリアの伝送と共に、前記パイロットシンボルのピーク電力対平均電力比(PAPR)を減少するための第2のシーケンスにマッピングされた第2の組のサブキャリアを伝送するステップと、を含み、
    前記第1の組のサブキャリアと第2の組のサブキャリアを含む前記パイロットシンボルは、下記式2で表わされることを特徴とする前記方法。
    Figure 0004417414
    但し、前式中、
    Figure 0004417414
    は前記パイロットシンボルを示し、
    Figure 0004417414
    は基地局識別子を示し、n は送信アンテナ識別子を示し、mはシーケンス
    Figure 0004417414
    の実行インデックスを示し、kはサブキャリアのインデックスを示し、Nusedはヌルデータが挿入されていないサブキャリアの番号を示す。
  6. 前記
    Figure 0004417414
    は、下記式3で表わされることを特徴とする請求項に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
  7. 前記送信アンテナの数Nが2であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが2048である場合、前記
    Figure 0004417414
    は、下記式4で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表2に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  8. 前記送信アンテナの数Nが2であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが1024である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式5で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表3に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  9. 前記送信アンテナの数Nが2であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが512である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式6で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表4に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  10. 前記送信アンテナの数Nが3であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが2048である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式7で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表5に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  11. 前記送信アンテナの数Nが3であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが1024である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式8で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表6に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  12. 前記送信アンテナの数Nが3であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが512である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式9で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表7に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  13. 信システムにおける、前記基地局のそれぞれから前記移動加入者端末へとパイロットシンボルを伝送する装置において、
    前記パイロットシンボルの周波数領域において、基地局の識別子に基づいた第1のシーケンスにマッピングされる第1の組のサブキャリアを伝送し、前記周波数領域において、前記第1の組のサブキャリアの伝送と共に、前記パイロットシンボルのピーク電力対平均電力比(PAPR)を減少するための第2のシーケンスにマッピングされる第2の組のサブキャリアを伝送する送信機を備え
    前記第1の組のサブキャリアと第2の組のサブキャリアを含む前記パイロットシンボルは、周波数領域において下記式10で表わされることを特徴とする前記装置。
    Figure 0004417414
    但し、前式中、
    Figure 0004417414
    は前記パイロットシンボルを示し、
    Figure 0004417414
    は基地局識別子を示し、n は前記送信アンテナ識別子を示し、mはシーケンス
    Figure 0004417414
    の実行インデックスを示し、kはサブキャリアのインデックスを示し、Nusedはヌルデータが挿入されていないサブキャリアの番号を示し、
    Figure 0004417414
    は前記シーケンスを示す。
  14. 前記第1及び前記第2のシーケンスは、各行がウォルシュコードである所定のウォルシュ・アダマール行列を用いて生成し、該ウォルシュ・アダマール行列のうち特定の基地局識別子に対応する行を選択し、該選択した行を所定の設定回数だけ繰り返す選択器と、
    所定のウォルシュコードのうち、セクター識別子に相当するウォルシュコードを所定の設定回数だけ繰り返すリピーターと、
    前記繰り返されたウォルシュ・アダマール行列の各行を所定のインタリーブ方式によりインタリーブする多数のインタリーバと、
    前記インタリーブされたウォルシュ・アダマール行列の各行と前記繰り返されたウォルシュコードを排他的論理和する多数の加算器と、をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の前記装置。
  15. 前記送信機は、
    前記N本のサブキャリアのうち、DC成分と前記サブキャリア間の干渉除去成分に対応するサブキャリアにヌルデータを挿入し、前記N本のサブキャリアのうち前記ヌルデータが挿入されたサブキャリア以外のM本のサブキャリアそれぞれに前記パイロットシンボルを構成するエレメントそれぞれを挿入した後、逆高速フーリエ変換する逆高速フーリエ変換器と、
    前記逆高速フーリエ変換された信号を無線周波数処理して送信する無線周波数処理器と、を備えることを特徴とする請求項13に記載の前記装置。
  16. 前記パイロットシンボルのPAPRを減少するための第2のシーケンスは、特定の基地局識別子に対応するように予め決められていることを特徴とする請求項13に記載の前記装置。
  17. 前記セルを区分するセクターが1個である場合、前記ウォルシュコードは、all 1ウォルシュコードであることを特徴とする請求項13に記載の前記装置
  18. 前記シーケンスは、下記式11で表わされることを特徴とする請求項17に記載の前記装置。
    Figure 0004417414
  19. 前記送信アンテナの数Nが2であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが2048である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式12で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表8に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項18に記載の前記装置。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  20. 前記送信アンテナの数Nが2であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが1024である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式13で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表9に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項18に記載の前記装置。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  21. 前記送信アンテナの数Nが2であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが512である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式14で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表10に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項18に記載の前記装置。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  22. 前記送信アンテナの数Nが3であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが2048である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式15で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表11に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項18に記載の前記装置。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  23. 前記送信アンテナの数Nが3であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが1024である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式16で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表12に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項18に記載の前記装置。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  24. 前記送信アンテナの数Nが3であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが512である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式17で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表13に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項18に記載の前記装置。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  25. それぞれが1以上のセクターと1以上の送信アンテナを有する多数のセルを備え、周波数帯域全体がN本のサブキャリア帯域に分割される通信システムにおける、前記セルと、セクターを区分するための基準信号を1以上の送信アンテナを介して送信する方法において、
    所定のウォルシュ・アダマール行列からセル識別子に相当する行を選択し、該選択した行を所定の設定回数だけ繰り返すステップと、
    所定のウォルシュコードのうちセクター識別子に相当するウォルシュコードを所定の設定回数だけ繰り返すステップと、
    所定のシーケンスのうち、前記セル識別子及びセクター識別子に対応するシーケンスを選択するステップと、
    前記繰り返されたウォルシュ・アダマール行列の各行を所定のインタリーブ方式によりインタリーブするステップと、
    前記インタリーブされたウォルシュ・アダマール行列の各行と前記繰り返されたウォルシュコードを排他的論理和して得た信号と前記シーケンスとを連接して前記基準信号を生成するステップと、
    所定の基準信号送信区間において前記基準信号を送信するステップと、を含むことを特徴とする前記方法。
  26. 前記基準信号を送信するステップは、
    前記N本のサブキャリアのうちDC成分と前記サブキャリア間の干渉除去成分に対応するサブキャリアにヌルデータを挿入し、前記N本のサブキャリアのうち前記ヌルデータが挿入されたサブキャリア以外のM本のサブキャリアのそれぞれに前記基準信号を構成するエレメントのそれぞれを挿入した後、逆高速フーリエ変換して送信することを特徴とする請求項25に記載の前記方法。
  27. 隣設する基地局を含む通信システムにおける、基地局またはセクターを識別するための信号受信方法において、
    基地局の識別のための基地局識別用のサブキャリア及びパイロットシンボルのピーク電力対平均電力比(PAPR)を減少するためのPAPRサブキャリアを含むパイロット信号を前記基地局から受信するステップと、
    所定の変調方式によって前記パイロット信号を変換するステップと、
    前記変換されたパイロット信号を復調するステップと、
    前記復調されたパイロット信号からPAPRサブキャリアに対応するPAPR低減シーケンスを除去するステップと、
    所定の枝信号数に前記パイロット信号を分割し、該分割された枝信号に対してデインタリーブを行うステップと、
    前記デインタリーブされた枝信号に対して逆高速アダマール変換(IFHT)を行うステップと、
    前記IFHT処理された枝信号のうち、所定のウォルシュ・アダマール行列の行が最大の相関値を有する信号を基地局識別子として出力するステップと、を含み、
    前記信号はセクター識別のために用いられ、当該方法は、さらに、
    所定のウォルシュコードのうち、セクター識別子に相当するウォルシュコードを所定の回数だけ繰り返すステップと、
    前記繰り返されたウォルシュコードと、前記所定数の枝信号を排他的論理和するステップと、
    前記加算され、IFHTされた信号のうち、前記所定のウォルシュコードと最大の相関値を有する信号をセクター区分識別子として出力するステップと、を含むことを特徴とする前記方法。
  28. 前記所定の信号変換を行うステップは、
    前記受信したパイロット信号を無線周波数処理するステップと、
    アナログ信号をデジタル信号に変換するステップと、
    前記デジタル信号から保護区間を除去するステップと、
    前記保護区間の除去された信号をシリアル/パラレル変換するステップと、
    前記パラレル変換された信号を高速フーリエ変換するステップと、
    前記高速フーリエ変換された信号をパラレル/シリアル変換するステップと、
    パイロット信号受信区間においてパイロット信号を選択して出力するステップと、を含むことを特徴とする請求項27に記載の前記方法。
  29. 隣設する複数の基地局が存在する通信システムにおける、前記基地局またはセクターの区分のための信号受信装置において、
    基地局の識別のための基地局識別用のサブキャリア及びパイロットシンボルのピーク電力対平均電力比(PAPR)を減少するためのPAPRサブキャリアを含むパイロット信号を前記基地局から受信するためのパイロット抽出器であって、前記パイロット信号からPAPRサブキャリアに対応するPAPR低減シーケンスを除去し、所定の枝信号数に前記パイロット信号を分割し、該枝信号を出力する前記パイロット抽出器と、
    前記所定数の前記枝信号のそれぞれをデインタリーブするデインタリーバと、
    前記デインタリーブされた信号を逆高速アダマール変換(IFHT)する逆高速アダマール変換器と、
    前記IFHTされた信号のうち、所定のウォルシュ・アダマール行列の行と最大の相関値を有する信号を基地局区分識別子として出力する比較選択器と、
    所定のウォルシュコードのうち、セクター識別子に相当するウォルシュコードを所定の設定回数だけ繰り返すウォルシュコードリピーターと、
    前記繰り返されたウォルシュコードと、前記所定数の枝信号を排他的論理和する加算器と、を備えることを特徴とする前記装置。
  30. 前記比較選択器は、前記加算され、IFHTされた信号のうち、前記所定のウォルシュコードと最大の相関値を有する信号をセクター区分識別子として出力することを特徴とする請求項29に記載の前記装置。
  31. 通信システムにおける、同期獲得とチャンネルの推定のためのパイロットシンボルを生成する方法において、
    前記パイロットシンボルをなすサブキャリアのうち、基地局の区分のための第1のサブキャリアにマッピングされる第1のシーケンスを生成するステップと、
    前記パイロットシンボルをなすサブキャリアのうち、前記パイロットシンボルのPAPRを減少するための第2のサブキャリアにマッピングされるPAPR減少シーケンスを生成するステップと、を含み、
    前記第1のシーケンスは、下記式18により定義されることを特徴とする前記方法。
    Figure 0004417414
    前式中、
    Figure 0004417414
    は128次のウォルシュ・アダマール行列を意味し、
    Figure 0004417414
    は前記128次のウォルシュ・アダマール行列
    Figure 0004417414
    の列をインタリーブすることを意味する。
  32. 前記第1のシーケンスと前記第2のシーケンスを当該サブキャリアとマッピングするステップと、
    前記マッピングされたサブキャリアを逆高速フーリエ変換して伝送するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項31に記載の前記方法。
  33. 前記インタリーブされた信号は下記表のように表わされ、は0から127の値を有することを特徴とする請求項31に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
  34. 前記基地局の区分のための第1のシーケンスは、各行がウォルシュコードであるウォルシュ・アダマール行列を用いて生成し、該ウォルシュ・アダマール行列のうち特定の基地局識別子に対応する行が所定のインタリーブ方式によりインタリーブされ、該インタリーブされた信号が所定のサブキャリアとマッピングされて前記第1のサブキャリアとして生成され伝送されることを特徴とする請求項31に記載の前記方法。
  35. セクターの区分を不要とする通信システムである場合、前記ウォルシュコードは、all 1ウォルシュコードであることを特徴とする請求項31に記載の前記方法。
  36. 前記第1のサブキャリアと第2のサブキャリアを含む前記パイロットシンボルは、下記式19で表わされることを特徴とする請求項31に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    但し、前式中、
    Figure 0004417414
    は前記パイロットシンボルを示し、
    Figure 0004417414
    は基地局識別子を示し、n は前記送信アンテナ識別子を示し、mはシーケンス
    Figure 0004417414
    の実行インデックスを示し、kはサブキャリアのインデックスを示し、Nusedはヌルデータが挿入されていないサブキャリアの番号を示す。
  37. 前記
    Figure 0004417414
    は下記式20で表わされることを特徴とする請求項36に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
  38. 前記送信アンテナの数Nが2であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが2048である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式21で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表15に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項37に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  39. 前記送信アンテナの数Nが2であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが1024である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式22で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表16に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項37に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  40. 前記送信アンテナの数Nが2であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが512である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式23で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表17に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項37に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  41. 前記送信アンテナの数Nが3であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが2048である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式24で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表18に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項37に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  42. 前記送信アンテナの数Nが3であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが1024である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式25で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表19に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項37に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
  43. 前記送信アンテナの数Nが3であり、前記通信システムにおいて用いられる逆高速フーリエ演算のポイント数NFFTが512である場合、前記
    Figure 0004417414
    は下記式26で表わされ、
    Figure 0004417414
    は下記表20に示す16進数で表わされることを特徴とする請求項37に記載の前記方法。
    Figure 0004417414
    Figure 0004417414
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